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赤井川村議会 令和2年第2回定例会 2020年6月16日

本村における国旗の掲揚について

2020年6月16日、赤井川村議会の一般質問で、辻康議員が「本村における国旗の掲揚について」質問し、村長 馬場希、教育長 根井朗夫が答弁しました。

質問者
辻康 議員
答弁者
村長 馬場希、教育長 根井朗夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 3番 辻康

お許しをいただいて、一般質問させていただきます。まずもって、予期せぬ新型コロナウイルスの犠牲になられた方々に心からお悔やみを申し上げるとともに、罹患された多くの皆様にお見舞い申し上げます。そして、感染の危険を顧みず、日々治療に当たられている医療関係者の皆様に心から感謝申し上げる次第であります。本定例会は、提案いただいている議案から見ましても、新型コロナウイルスに対する赤井川村の提案を理事者側と議会がいかに村民にとって有効な施策をするのかを協議する議会であると考えています。幸い、我が赤井川村では今のところ感染者は報告されておりません。今後の赤井川村の新型コロナウイルス対策については、同僚議員から質問があろうかと思いますので、私は最近気になっている本村における国旗の掲揚についてご質問いたします。質問通告書に基づき、村長と教育長に質問いたします。まず、馬場村長にお聞きします。村長ご存じのように、国旗及び国歌に関する法律は、平成11年8月13日に公布、即日施行されました。第1条、国旗は、日章旗とする。第2条、国歌は、君が代とする。附則として、この法律は、公布の日から施行する。条文2条と附則から成る非常にシンプルな法律であります。私は、今回赤井川村における国旗の掲揚が他町村の現状と違うという素朴な疑問から質問するのであって、法律がどうであるとか村としてどうすべき、あるいはどうあるべきといった質問でないことをまずお断りしておきます。その上で、以下の4点について村長のお考えについて質問いたします。1つ、村内公共機関での国旗掲揚の現状と、村としてのその取扱い指針があればお聞きしたい。2つ、北後志5か町村の役場で国旗が掲揚されていないのは赤井川村役場だけですが、その理由をお聞きしたい。3つ、通告書では3月11日、東日本大震災犠牲者への追悼で半旗を掲げ、議会定例会でも黙祷をささげましたが、その後国旗を収納したのはなぜかと表現していますが、お聞きしたいのは収納することの是非でなく、せっかく国家を象徴する国旗で半旗を掲げ弔意をささげたのに、その後継続して国旗を掲揚するという選択肢はなかったのかということであります。4つ目、過去赤井川村では今までどのような場合に半旗を掲揚し、弔意を表したのか。例があれば教えていただきたいと思います。そしてまた、1番目の質問とも重複しますが、赤井川村に半旗掲揚の指針があるのか、それとも国等から要請があった場合のみ行うのかをお教えください。村長に対する質問は以上でございます。次に、根井教育長にお聞きします。同じく北後志5か町村、ほとんどの小中学校は国旗を掲揚していますが、赤井川村の現状をお聞きします。赤井川村小中学校で掲揚していないとしたら、その理由は何かお答えください。学習指導要領あるいは通達、方向はいろいろ示されていると思いますが、赤井川村における国旗への教育の現状と赤井川村独自の取組があればお教えいただきたいと思います。以上、質問をいたします。

答弁 村長 馬場希

それでは、ただいま辻議員からの一般質問についてお答えさせていただきます。役場庁舎における国旗掲揚の現状と村としての国旗掲揚に関する指針についてのご質問でしたが、北後志5町村において赤井川村役場庁舎だけ国旗が掲揚されていないとの点ですが、かねてより村においては慣行として国民の祝日など祝意を表す日に庁舎前の掲揚ポールにて国旗掲揚を行っております。また、弔意を表明する場合ですが、3月11日の東日本大震災の日に半旗の掲揚を行っております。村においては、国旗掲揚、半旗掲揚ともに村としての取扱いの指針はなく、先ほど申し上げましたように慣行として、また特別に祝意または弔意を表する場合には、総務省からの通知により対応を行うとともに、村主催の表彰式、敬老会などの式典等において国旗の掲揚を行っているところであります。今後においても、これまで同様の運用を図っていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。

答弁 教育長 根井朗夫

学校における国旗の掲揚についてお答え申し上げます。まず、考え方から先に申し上げますが、児童生徒が将来国際社会において尊敬され、信頼される日本人として成長していくためには、我が国の国旗と国歌の意義を理解させ、これを尊重する態度を育てるとともに、諸外国の国旗と国歌も同様に尊重する態度を育てることが大切であると考えてございます。小中学校についてのご質問ですが、別としてのお話もありましたが、義務教育については公教育であり、法令に基づいて行われるものであることから、教育内容に関わる規定は学習指導要領に基づきます。学習指導要領では、例えば社会科で国旗及び国歌の意義を理解させ、尊重する態度を育てるよう配慮すること。特別活動では、小学校の文面では、入学式や卒業式などにおいては、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに、国家を斉唱するよう指導するものとするとなってございます。これにより規定されているところでありますが、これに基づき本村の小中学校においても儀式的行事の入学式、卒業式では校舎外掲揚塔と会場内正面に掲揚するほか、運動会、学芸会などの行事においても掲揚塔外のところに国旗を掲揚している、そういう計画しているところです。また、国民の祝日には祝意を表するために国旗を掲揚していますが、その他私が就任してからではありますが、昨年天皇の即位の日、それから即位礼正殿の儀の行われる日、5月1日、それから10月22日に祝意掲揚、また弔意掲揚につきましては東日本大震災の3月11日に通知を受けまして、弔意を表すために半旗を各学校でも掲揚してございます。北後志の状況についてなのですが、積丹、古平では全ての学校で平日掲揚されてございます。余市、仁木町については、平日掲揚の学校とそうでない学校がありますが、これらいずれの町村も町村の指針があっての掲揚ではなくて、校長会で確認し合う、あるいは校長の判断で決定しているとのことでございます。赤井川においては、都小学校が今年度から平日掲揚してございますが、特別な日を意識するための取出しの指導の効果と日常化を意識した指導の効果は各学校ごとの実態に応じた学校の教育計画であります学校全体の教育課程編成により変わるものと考えてございます。私としても、前述の狙いを達成することの考えについては揺るがないものでありますが、このことを校長にも伝えているところですけれども、村政の方針に準じながら、その具体の方法は教育課程編成権を持つ校長の経営判断に委ねると考えているものでございます。以上でございます。

再質問 3番 辻康

再質問させていただきます。まず、村長にお尋ねしますが、答弁では慣行という表現を使っていらっしゃいます。私の質問では、村長はどう考えるかという質問したつもりですが、いわゆる村長の考え方も自分の意思ではなくて慣行に従っていくと、そう捉えていいかということをご質問します。それから、もう一つ、教育長、それから村長に併せてお尋ねするわけですけれども、教育長も昨年でしたか、それから村長もいわゆる今年は残念ながら中止になったオーストラリアへの研修旅行に引率として参加されていたと思いますが、オーストラリアで感じた国旗、国旗の取扱い、そして我が村の現状と比較したとき、何か考えることがあれば教えていただきたいと思います。感じることがなければ、ないで結構でございます。それから、先ほど教育長のご答弁の中に積丹、古平、それから余市、仁木という例が出ていましたけれども、私の見るところでは仁木は全校掲揚していると。余市は、学校によって掲揚していない学校もあるのかなという感じがしておりますけれども、学習指導要領では、いわゆる幼稚園の段階から学年別にこういう教育をしなさいよと定められているわけですけれども、赤井川村においては先ほど申しましたけれども、指導要領とか通達以外に何か独自の取組をしていることがあれば教えていただきたい。なければないで結構でございます。以上、話が前後したりしましたけれども、村長と教育長に再質問いたします。

答弁 村長 馬場希

今村長の考え方ということで、慣行という考えが村長の考え方なのかというご質問ですけれども、特に役場経験の仕事の中で今までそういった総務省からの通達だとか通知だとかと祝意を表す場合にというようなことで、特に余り意識をしたことがなかったので、そういったお祝い、行事のときにはきちんと上げるものだという認識でいましたので、慣行というような言葉を使わせていただきました。ただ、そういった中でも役場内の行事なんかでも国旗を掲揚したり村旗を掲揚していないという行事というか儀式的なものもありました。そういう部分については、例えば職員の辞令交付だとか、そういったような部分のときもきちんと国旗と村旗を上げて辞令を交付するだとかというようなことで、余り表に出る話ではないのですけれども、そういった形で位置づけて、改めて取り扱わせてもらっているということは行っております。また、オーストラリアに行ったときに、では向こうの国の状況から見て、そういった国旗だとか何かという部分ですけれども、そのときも余り意識はしませんでした。向こうへ行って日本の国旗を振ってもらうだとか、こっちでオーストラリアの国旗を振るだとかということもなかったので、余りそういった国旗とかということは意識しなかったですけれども、ただ帰ってくるときにオーストラリアの空港でお土産品の中に国旗がいろいろあったときに、日本の国旗を見たときに、ああ、日本に帰るのだなというような意識をしたのを覚えております。以上でございます。

答弁 教育長 根井朗夫

オーストラリアでの受け止め方のお話ありましたが、先ほども申し上げましたこととダブる部分がありますが、国際化がどんどん進んでいる中において、我が国の国旗と同様に他国の国旗、諸外国の国旗を同様に尊重する態度、これは非常に大切なことというふうに、ますます国際化が進むこの世の中において重要になってくることというふうに認識してございます。そこで、先ほど仁木の話ございましたけれども、教育委員会に確認、照会したところ、今現在4校中3校が常時掲揚、1校については行事のときのみの掲揚ということで回答いただいておりますが、本村においても各校長には今のような考えは私自身も伝えているところなのですけれども、先ほどの申し上げたところにも重なりますが、指導の方法としてはその意識をさせるために特別な日を取り出して、そのとき、そのタイミングをもって指導する、指導の効果の有効性を感じている校長先生と、日常掲揚することで子供たちに国旗がそこにあるということを意識させる、そういう指導と、2タイプお話を聞いています。それぞれの方法論については、子供たちに対して今の意義を、あるいは尊重する態度を養うという観点では共通の考え方を校長先生方は持っていらっしゃるという部分もありますので、それぞれの子供たちの発達段階や、それから現状の実態に応じながら、その方法論として校長の判断に委ねて、身につけさせる手だてをとっていただいているというところでございます。

再質問 3番 辻康

教育長のご答弁の中で我が国の国旗と国歌の意義を理解させるとか諸外国の国旗と国歌も同様に尊重する、非常に大事なことだと思います。自分のところの我が国の国旗を尊重できないで、どうして外国の国旗を尊重できるか。法律にも外国の国旗を損壊したら罪に問われるという条文もあります。私の経験でも、例えば団体で海外に視察なんか行くと、視察先の工場は、例えばアメリカであればアメリカの国旗と並べて日本の国旗を掲げてくれます。フィンランドに友達3人と丸太の仕入れに行ったときの、普通の企業ですけれども、やっぱりフィンランドの国旗と日本の国旗を上げてくれました。そのような、非常にやっぱり国旗というのは尊敬されるものでないかと思っています。そして、先ほど、くどいようですけれども、オーストラリアの研修旅行、本当に赤井川村ならではの単独の事業だと思っておりますけれども、そういう機会を十分に活用して、国旗に対する子供たちの啓蒙というか、そういうものを進めていっていただければと思います。そして、村長に再々のご答弁いただいてありがたいとは思うのですけれども、私は前段申し上げたように、どうすべきだとかこうすべきだとかという質問でないということを申し上げておりますけれども、祝祭日、記念日、それだけでなくて、ふだんも国旗が掲揚されている役場であればいいなと、そういうことをお伝えしながら質問を終わりたいと思います。

出典:赤井川村議会 令和2年第2回定例会 2020年6月16日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる