赤平市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月11日
オンライン診療について
2020年12月11日、赤平市議会の一般質問で、鈴木明広議員が「オンライン診療について」質問し、市長 畠山渉、あかびら市立病院事務長 井上英智が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木明広 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉、あかびら市立病院事務長 井上英智
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 4番 鈴木明広
次の質問に移らせていただきます。件名、オンライン診療について、項目1、あかびら市立病院におけるオンライン診療の拡充について。令和2年4月10日付の厚労省医政局医事課の新型コロナウイルス感染拡大に際しての電話や情報機器等を用いた診療等の時限的、特例的な取扱いが通達されたところでございます。初診においても問診や視診には不向きである症状や疾病等については、対面での診察を促すか診療可能な他の医療機関を紹介する等の指針を設けた上で認められました。報道では、厚労省は4月25日時点では全国で1万超の医療機関をホームページに掲載し、リストは順次更新する予定でございます。実際厚労省のホームページを閲覧しますと、道内842の医療機関においてはおよそ200の医療機関が初診からオンライン診療に対応しているようでございます。ただし、医療機関のホームページの閲覧だけでは、医療機関が標榜しているオンライン診療がいわゆるスマホやPC等の電子デバイスを専用のアプリにつないで医師と患者がビデオチャット式なのか、ただ単に電話等の通信機器を介するものなのか判別がつかないものが多いようでございます。新型コロナウイルスの感染拡大以降は、国内では院内感染を恐れて通院を控えたいと希望する患者さんがかなり増えたという報道もございます。そうした不安を抱く患者さんのためには、発熱外来の診察と並行して電話等による音声や文字だけでなくICTを活用し、患者と医師の双方向を画像でつなぐ医療体制の構築は急務であると思います。情報端末機器とアプリ活用でオンライン診療が行われている医療機関は、現時点では道内では札幌とその周辺都市部に偏在しているように思われますが、国策として推進されるデジタルトランスフォーメーションが進捗するに従いまして、患者の既往症や投薬データ共有やなりすまし患者の防止のために身分確認等の個人情報が強固なセキュリティシステムにより保護される可能性は高まると思います。また、視診、問診だけでなく、患者のバイタル等のデータも端末により自動的に送られ、技術革新は進んでいるので、オンライン診療による診察が可能になる疾病数が増加すると思います。私は、新コロナウイルス感染が終息後においても予約、事前問診、ビデオチャットの診療、また医療費のクレジット等の決済、薬の処方箋の配送までがワンストップで完結することは患者にとってメリットが高いので、診療サービスの差別化を図る経営戦略の観点からもこのシステムを医療機関が導入するのは喫緊の課題であると思われます。また、今後あかびら市立病院における地域包括ケアシステムICTソリューション整備では、オンライン診療システムは重要な役割を担うのであると考えますが、お考えを伺います。
答弁 市長 畠山渉
市立病院におけるオンライン診療についてでございますが、ご指摘のとおり本年4月、厚生労働省医政局医事課より再診はもとより、初診から電話や情報通信機器を用いた診療により診断や処方をして差し支えないこととする通達が出されたところでございます。当院におきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため電話による薬の処方、いわゆる電話受診を取り入れ、これまでに400件を超える方々にご利用をいただいているところでございます。また、医療費のクレジット決済につきましても平成25年4月よりご利用可能とし、昨年度は約800件、今年度に入りましても半年間で500件を超える方々にご利用いただいているところでございます。ご指摘のICT活用によるオンライン診療につきましては、現在本格的な検討には入っておらず、当院の医師たちの意見といたしましては五感を使った診察、特に視触診については診断において大切な要素であり、検査やレントゲン撮影なども行えない中、電話による薬の処方につきましても慢性疾患を有する定期受診患者で病状に変わりのない場合などに限らせていただくなど慎重に取り入れているところでございます。しかしながら、これからの地域における包括的な医療、介護との連携におけるケア体制の構築、とりわけ毎日施設職員に付き添われての入所者の外来診察や日々の訪問診療、訪問看護に取り組む中でその優位性や利便性も認められることから、関係機関からの意見も伺い、検討を始めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。
質問 4番 鈴木明広
決して後ろ向きではなくて、前向きに取り組んでいる姿勢だと思います。病状についても結構裾野が広がっていまして、限られた病気だけではなくて、触診が必要なものとか、そういうものは絶対ではないけれども、なるべく1回目は行ったほうがいいと、そういうふうになっている、どんどん広がっていると。病院事務長にお聞きしたいのですけれども、あかびら市立病院におきましてはこのICTソリューションについて詳しい医師並びに医療スタッフいらっしゃいますでしょうか。
答弁 あかびら市立病院事務長 井上英智(あかびら市立病院事務長は2021年6月まで)
お答えいたします。当院におきましては、医師の高齢化も結構進んでいる中でございますけれども、実は本年8月に採用になりました内科医にとりましては非常に興味を持って取り組んでいただいているところでございます。昨日の一般質問でもお答えさせていただきましたとおり、診療はもとより業務全般で取り組んでいると説明させていただいたところがそういったところでございます。現在地域医療連携室等々で施設の職員等、あるいは施設の職員の方々が付き添われての外来診療等々の姿を見る中でそういったことも非常に有益ではないかというご意見をいただいておりますので、先生のお力も借りながら、ぜひとも前向きに検討を進めてみたいと思っております。
質問 4番 鈴木明広
ぜひともそういう優秀な方がいらっしゃるので、進めていって地域包括ケアに役立てていただきたいと願っております。これで私の質問は全部終わらせていただきます。ありがとうございました。