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赤平市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月12日

教育方針について

2019年12月12日、赤平市議会の一般質問で、北市勲議員が「教育方針について」質問し、教育長 高橋雅明、社会教育課長 野呂道洋が答弁しました。

質問者
北市勲 議員
答弁者
教育長 高橋雅明、社会教育課長 野呂道洋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 6番 北市勲

次移ります。件名2、教育方針についてお伺いいたします。新しく就任しました新教育長さんにはこれからの赤平の教育行政についての考え方をお聞かせいただきたいと思います。前任の教育長さんは、長年にわたり学力向上に努力をされてまいりました。しかし、なかなか成果が上がらない状況であったと思います。ことしの10月に広報で配られました赤平市の児童生徒の成績は、先ほど同僚の議員では若干の、クラスによってあるようなこと言いましたけれども、私どもに配られた資料の中では標準学力検査の国語、算数、数学、社会、理科については本市における数年間の学力推移を見ましても全て全国平均を下回っており、新しい教育長のもとで学力向上の成果を期待しておりますが、学力向上策として具体的にどのように考えているかお聞かせを願いたいと思います。

答弁 教育長 高橋雅明

議員が言われますように、多田前教育長は本市の子供たちの学力の向上を目指し、全力を傾注されてきました。そこで、毎年度公表しております全国学力・学習状況調査及び標準学力検査の結果についてでありますが、本年度も赤平市小中学校学力状況のお知らせといたしまして広報あかびら11月号に折り込み、市民周知をしたところでありますが、グラフにつきましては学校別ではなく、市内全児童を学年別にあらわしており、ほとんどが全国平均を下回っている状況となっております。しかしながら、公表しておりませんが、学校別に見た場合、全国学力・学習状況調査では一部の小学校において国語が全国平均を上回り、標準学力検査でも一部の小学校のほとんどの学年において算数が全国平均を上回るなど、わずかずつでありますが、着実に学力が向上しているものと考えております。学力向上の成果が出るまで時間を要しますし、また本市は要保護、準要保護児童生徒数の割合は全国、全道平均に比べるとかなり高く、いわゆる貧困傾向が高いと言わざるを得ない背景もありまして、学力が低い要因の一つではないかとを考えているところであります。そのためには市の社会福祉課及び介護健康推進課とも連携しまして、教育委員会といたしましても保護者に対する生活支援の一端を担ってまいります。次に、具体的な学力向上策についてでありますが、基本的には本年度の教育行政執行方針にのっとり施策を進めてまいりますが、新たな施策、または重点施策として現在考えておりますのが前定例会の一般質問において提言していただきました秋田県や福井県など先進地の視察への教員の派遣、支援員を増員配置しての効果的な事業の支援、公設塾を拡充させ、積極的な活用による家庭学習の改善、道事業でありますが、小学校外国語活動、巡回指導教員研修事業による教員の配置など学びの環境整備に努めてまいります。以上のことから、私も多田前教育長と同様本市の子供たちの学力の向上を目指し、教育行政を推進してまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 6番 北市勲

ありがとうございます。今新教育長から前任の多田教育長と同じくらい学力向上を目指して努力したいというふうなお言葉いただきました。これも先ほど同僚議員からありましたように、秋田県あるいは福井県の先進地を視察をして学力向上に結びつけたいという話もありました。この先進地視察を見ることで逆に赤平市が抱えている課題が見つけられることもあるだろうと、そういうことでぜひ視察を有効にしていただいて、学力向上に効果があらわれるように期待をしておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。項目2の要旨2の小学校1校となったときの通学における交通手段についてお尋ねをいたします。通学問題として、小学校が1校となったときの通学における交通手段についてどのように考えるかお聞かせいただきたいと。現在小学生は、スクールバスを利用し登下校されている。中学生には一部の生徒に路線バスの利用として通学助成を実施して、通学していただいている、こういう状況でありますけれども、一部市民の方から将来小中学校が同じ地区にあるわけだから、小学児童と中学生徒、同じスクールバスを利用し、通学させてはどうかと、そういう意見もありまして、検討してみてはいかがということで教育長の見解をお聞きいたしたいと思います。

答弁 教育長 高橋雅明

現在本市ではスクールバスを4台保有、運転業務、臨時職員を4名雇用し、小学校において一定の距離を超えた児童に対し登下校時のスクールバスの運行を行っております。また、中学校においては一定の距離を超えた生徒に対しましてバスの定期券を現物支給を行っているところでございます。なお、このバスの定期券につきましては、部活動などにより下校時刻がその日により異なったり、休校日の部活動などの際にも乗車できますことから、保護者の方から喜ばれているところであります。そこで、令和4年度、小学校統合後のスクールバス運行についてでありますが、児童が長時間バスに乗車することによる負担を軽減することを最優先に考えまして、またきめ細やかな運行も心がけ、検討し、現在保有している4台全てのスクールバスを運行するという案を小学校統合準備委員会に提案し、承認されたところであります。なお、小学校統合準備委員会の中でも委員の方から中学校の生徒も乗車させたらどうかとのご意見をいただいたところでありますが、令和4年度の小学校統合時の児童生徒数ではスクールバスに乗り切ることができない見通しとなっております。将来的に児童生徒数が減少し、スクールバスに乗り切ることができると判断した際にはバスの定期券の現物支給を廃止し、中学校の生徒も乗車させたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 6番 北市勲

そういう意味では、乗るバスのキャパシティーの問題もあると思います。これあと4年後の話なので、今ここで答え急がせてはいけないのですけれども、ただ最近の風潮見ると、小学生あるいは中学生もそうですが、登下校におけるいろんな事件が起きています。そういう意味で、安全な登下校をするにはやっぱりスクールバスが一番いいのでないかと、そういう考えもありますので、これはそのときになったときに乗り切れるニーズであれば実施したいということなので、これそのまま理解いたしたいと思います。どうもありがとうございます。次に、社会教育についてお尋ねをいたします。要旨の1で、郷土文化育成事業についてお尋ねをいたしたいと思います。今赤平市には郷土文化育成事業として指定されているのが住吉獅子舞保存会、それと、赤平火太鼓保存会の2つございますが、まず最初に住吉獅子舞保存会についてお尋ねをいたしたいと思います。この保存会につきましては、長年にわたり後継者がいなく、活動が停止しておりますが、今後この現状のままで保存、継承するのか、あるいは活動の再開に向けて後継者を育成していくのか、この辺の新しい教育長としての考えをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 教育長 高橋雅明

住吉獅子舞保存会により伝承されてきました住吉獅子舞につきましては、現在活動が停止されている状態であり、教育委員会としても過去に広報あかびらで獅子舞に挑戦する団体や興味のある方を募集いたしましたが、残念ではありますが、応募がございませんでした。また、市制施行60周年を記念いたしまして、交流センターみらいに獅子舞の道具を展示し、市民などに観覧していただいた経緯もございます。住吉獅子舞は、当市の無形文化財に指定されている貴重な郷土伝承文化であり、DVDに住吉獅子舞の映像が保存されているところでございますが、赤平市文化財保護委員会議などで今後の保存、継承のあり方について協議してまいりたく考えております。

質問 6番 北市勲

よくわかりました。1点だけちょっと確認させてください。過去にこの獅子舞に挑戦する団体や興味のある方を募集したというのですけれども、これは高等学校があった時代ですか、それとも高等学校がなくなった後ですか。ちょっとそれのところ、申しわけないけれども、どうでしょう。

答弁 教育長 高橋雅明

今から6年前ということであります。

質問 6番 北市勲

6年前ということで、高校はなくなっていると思いますけれども、これ中学生にはこの辺のところの要請はしたことありますか。

答弁 社会教育課長 野呂道洋(社会教育課長は2020年12月まで)

中学生については、特段要請はしておりません。先ほど教育長申し上げたとおり、広報あかびらで挑戦する団体や興味ある方を募集したということで、獅子舞自体がてんぐ役と、あと獅子を舞う人と、あと太鼓をたたく人、笛を吹く人、あと鐘ということで大人数になるものですから、こういうまとまった人が挑戦する応募に、募集に応じるということはなかなか難しかったと認識しております。

質問 6番 北市勲

1人や2人でできる話ではないので、わかりますけれども、中学校でこういうのやりませんかという声をかけていないとすれば一度声かけてみるのも一つの策かなと思いますので、考えてみていただきたいと思っています。次に、赤平火太鼓保存会についてお尋ねをいたします。赤平におけるいろんなイベントに赤平火太鼓保存会が協力をしていただき、非常に頑張っていただいたことは、私が言うまでもなく、皆さんご存じだと思います。しかし、火太鼓保存会も小学生から中学生、中には大人もいますけれども、そういう方々が長くやっていくにはそれなりの支援も必要であろうと。私どもも、私自身が後援会の会員として協力させていただいていますけれども、少なくとも市のほうからそれなりの支援がなければなかなか継続できないと、そういう状況になっておると思います。これから火太鼓保存会がさらなる活動の幅を広げるためにも行政の支援について一考を要すると思いますが、これについても教育長の考えをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 教育長 高橋雅明

赤平火太鼓保存会につきましては、市内外のイベントや大会などで長きにわたりご活躍されており、市といたしましても運営費の助成をさせていただいております。また、全国大会出場の際には、赤平市青少年基金を活用いたしまして助成を行っているところです。今後火太鼓保存会がさらなる活動の幅を広げるためにどのような支援が適切なのか火太鼓保存会と協議してまいりますので、ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。

質問 6番 北市勲

そういうことでひとつよろしく考えていただきたいと思っています。次に、炭鉱遺産の保存の観点で質問させていただきますが、北海道の産業遺産である炭鉱遺産の今後の保存、活用についてお聞きをいたします。旧住友小学校に保存されているこの貴重な炭鉱資料を早く旧事務所跡や自走枠工場跡に移して、展示できるようにするべきではないかと。具体的な計画があれば聞かせていただきたいのですが、先ほどの質問で炭鉱遺産については新たな、現状のあるものを活用するべきだと、こういうお話もございました。今旧住友赤平小学校跡に保存されている炭鉱遺産、炭鉱遺産のガイダンス施設をつくるときも将来は旧住友小学校に保存している資料を整理しながら展示したいという話もありました。それには私も今の旧事務所跡、ここを活用すべきでないかと、こういうことを言ってきたのですが、これについて教育委員会はどのように考えているかちょっとお聞かせ願いたいと思います。

答弁 教育長 高橋雅明

旧住友赤平小学校にある炭鉱歴史資料館につきましては現在休止中であり、炭鉱歴史資料館で展示していた炭鉱資料につきましては炭鉱遺産ガイダンス施設に厳選の上一部展示しているところでございます。炭鉱歴史資料館から事務所棟や自走枠整備工場に炭鉱資料を移設してはとのご提案ですけれども、事務所棟は雨漏りの影響により炭鉱資料の保存、展示に適しておらず、また自走枠整備工場につきましては自走枠機械などを展示し、ほぼ展示スペースがない状況となっております。現在具体的な計画はございませんが、貴重な炭鉱資料をごらんいただけるよう当面休止している炭鉱歴史資料館の臨時開館などを検討させていただきたいと思っておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。

質問 6番 北市勲

今臨時資料館とおっしゃいました。これは……。

質問 6番 北市勲

ちょっともう一度お願いします。

答弁 教育長 高橋雅明

現在具体的な計画はございませんが、貴重な炭鉱資料をごらんいただけるよう当面休止している炭鉱歴史資料館の臨時開館などを検討させていただきたいと思っておりますので、ご了承願いたいと思います。

質問 6番 北市勲

今旧事務所等が雨漏りの影響で使えないと。適さないと。では、あの建物、そのまま朽ち果てるのを待つのか、壊すのかわかりませんけれども、私はあそこの建物をやはりもっともっと活用すべきだと。雨漏りするので、普通であれば今すぐというわけでないけれども、計画的にあそこ補修をして、私はあの場所が一番立坑やぐらのそばであって、非常に資料を見るとしても適していると、こう思っておりますが、これについていかがですか。そういう計画を考える気はありませんか。ちょっと教えてください。

答弁 教育長 高橋雅明

確かに炭鉱遺産ガイダンス施設のすぐそばということもございまして、そういう資料を保存しておくには最適な場所かとは思っておりますが、雨漏りが程度によりまして補修に物すごくお金がかかるということとなりますと、また財政的な問題も出てきますので、その辺を考えながら検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

質問 6番 北市勲

よくわかります。今旧住友小学校に保管してありますあそこの借地料、実は住友石炭の会社に赤平市が借地料を払っている金額、教育長、ご存じですか。およそ1,000万です。これは、今のスポーツセンター、それから小学校、それからテニスコート、スキー場の一部、それから生活館の一部、これらを含めておよそ1,000万の借地料を払っています。そのうち小学校幾ら払っているかというとたしか約500万近いお金です。あそこを使わないで、屋根の補修で金かかるからとそのままにしておけば毎年お金を払わなければならないと。それを考えたときに私はやはり、あの資料全部展示しろと言う気はありません。やっぱり選択して、そして見せるものは見てみてもらうと。そうすることが今赤平市の炭鉄港の一施設として赤平市をつくってきた歴史を残す意味でも、継承する意味でも非常に意味があると、このように思っています。今のままでいけば、あそこだけではありませんけれども、住友地区で毎年1,000万円近いお金を借地料として払っていることについては、私の調べたことは間違っていないと思っています。それを考えたときにどっちがいいのかと。もっともっと有効に使うべきでないのかなと。新しく建てれというのではないのです。これは、やっぱりそういう意味で炭鉱でつくられたこのまちの歴史を大事にしていくべきでないかと思っています。私は初めからガイダンス施設つくるときもずっと教育の場であそこ活用すべきだと、こういうぐあいに言ってきたのですが、1つ、この間も実は副議長の仲介でシンガポールのジュニアハイスクールの生徒さんが見学したのが新聞に出ていましたけれども、北海道の産業遺産としての価値、これやっぱり今の小学生、中学生に見てもらうことが一番の勉強になるのです。そういう意味では、お金かかりますけれども、全道の小中学校の学校にパンフレットを送ってもいいと思うのです。そうすることがこの炭鉄港の一施設としての意義が継承されると、このように思っておりますので、ひとつ考えてみていただきたいと思っております。何かこれについて教育長、ありますか。

答弁 教育長 高橋雅明

ただいま言われましたパンフレット、リーフレットの活用なのですけれども、現在空知管内のほか札幌市、旭川市など管外の小中学校の利用もございまして、炭鉱遺産ガイダンス施設にお越しいただき、ガイドを利用していただくよう努めておりますが、さらに来場者の増につながるよう道内の小中学校へのリーフレットの郵送を含め今後検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 6番 北市勲

どうもありがとうございます。ぜひ施設をつくったのなら活用していきたいと、そういう気持ちでやっていただきたいと思います。これで私の質問全て終わりましたが、最後に一言市長さんに聞いていただきたいのは、市長さんは先ほど言いました。住民福祉の向上が私の願いだよと。これは、市長さんだけでないです。行政も議会も同じなのです。市民の福祉向上が我々の最終目標なのです。そこをやっぱり私はもう少し市民にそのことを含めてトップとしてのリーダーシップを発揮していただきたいと、それを切に願う次第でございます。私どもも決して協力しないわけでもない。やはり皆さんと一緒に住みよいまちづくりをつくっていきたいというのは、これ私ども議会も同じ気持ちです。そういうことできょういろいろと質問させていただきました。市長さん、それから教育長さん、ご丁寧な答弁いただきましたこと改めて感謝申し上げて終わります。どうもありがとうございました。

出典:赤平市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月12日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる