赤平市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月12日
ふるさと納税について
2019年12月12日、赤平市議会の一般質問で、安藤繁議員が「ふるさと納税について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 安藤繁 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 2番 安藤繁
通告に従いまして、質問いたします。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。件名1、ふるさと納税について、項目1、ふるさと納税に係るインターネットサイトについて、要旨1、ふるさと納税に係るインターネットサイトの活用の現状と今後の活動方針について伺います。ふるさと納税の寄附金は、当市が人口減少に伴い市税、使用料並びに国からの交付金などの収入が減少していく中、今後とも非常に貴重な財源であると考えます。寄附金は、今年度統合中学校新築に5,600万、市立病院の医師や看護師の確保に4,650万、火まつりの運営費や花火大会に770万、その他まちづくり事業に1,900万円と大変有意義に使用されております。ふるさと納税については、以前住民懇談会において質問と提案させていただきました。当時はふるさと納税を始めたばかりであり、4月から10月までの寄附金が7,000万円ほどであり、返礼品の数は余り多くなかったと思います。私は、できるだけ多くの品をそろえ、その中からセットでも単品でも自由に選択させたほうが申し込みがふえるのではないかと提案したことを記憶しております。平成29年度のインターネットでの北海道の市町村別ふるさと納税ランキングサイトにおける調査結果では、第1位は根室市で39億7,000万円、人口2万6,750人、第2位の森町は29億8,000万円、人口1万6,029人、3位の白糠町は18億6,000万円、人口8,171人、4位の上士幌町は18億6,000万円、人口4,854人、第7位の寿都町は13億3,000万円、人口が3,051人となっております。赤平市は、2億8,000万円の寄附額であります。上位のまちの返礼品を調べてみますと、漁業や酪農のまちであり、カニやエビ、イクラ、また牛肉や乳製品であります。このような人気上位の返礼品の資源のない中で、全道179市町村の中で34位の順位は当市の担当者並びに返礼品を提供してくれている関係者各位が協力し、頑張ってきた成果だと高く評価したいと思います。このランキングの結果を見ると、寄附額の多少は市町村の人口の多い、少ないではなく、やはり返礼品の魅力やいかにPRするかなどの創意工夫にあると感じております。次に、北海道新聞の平成30年度の空知管内の寄附額を見てみますと、第1位、滝川市8億1,000万、2位、岩見沢市6億3,000万円、3位、秩父別町5億6,000万円となっており、続いて夕張市3億5,000万円、砂川市3億5,000万円、そして6位に赤平市3億4,000万円となっております。次に、深川市3億2,000万円、芦別市が2億1,000万円、そして第9位に歌志内市が548万円となっております。ちなみに、1,000万円未満は四捨五入いたしました。平成29年度の寄附額は1億8,000万円であった滝川市が30年度には4.4倍の額となっております。従来の申し込みサイトに加え、昨年5月に大手仲介サイト、さとふるを追加し、同サイトの申し込みが寄附額の7割以上を占めたとのことです。また、先々月から新たに楽天ふるさとを始めたとのことであり、ANAは2年前から利用しているとのことです。増加率が5.3倍と一番高かった深川市もサイトを拡充しており、ふるさとチョイスや楽天ふるさとに加え、ことしの10月からさとふるも追加したということです。さらに、砂川市も2.5倍と寄附を伸ばしております。ふるさとチョイスを初め11のサイトを活用しているとのことです。例ですが、管内2位岩見沢市、3位の秩父別町では、ちなみに9割の人が米の返礼品を選んだということでございます。当市のことし9月議会の寄附金の補正予算では、補正前の額2億5,000万円、補正額が4億5,000万円で、補正後の合計が7億円となっております。30年度の決算額3億4,000万円から3億6,000万円の増加で、昨年度に比べ2.1倍と大幅に伸びております。今年度の当初のふるさと納税の返礼品の紹介パンフレットを見ますと、お米を含み多種多様な品物が掲載されており、説明もよくできており、担当されてきた職員の方々の努力の痕跡が見受けられます。そこで、質問ですが、ふるさと納税に係るインターネットサイトの活用の現状と今後の活用方針について伺います。
答弁 市長 畠山渉
本市のふるさと納税についてでございますが、おかげさまで平成27年度よりご寄附に対しまして返礼品をお送りし、さまざまな工夫を凝らしながら飛躍的に寄附額を伸ばしているところでございまして、議員おっしゃられるとおり、現在は本市の貴重な財源として各種事業に充当されているところでございます。議員ご質問のインターネットでの申し込みサイトについてでございますが、規模の大小はありますが、現在5つのサイトからふるさと納税の申し込みができる状況となっております。また、今後の活用方針はということでございますが、恐らく安藤議員のご質問の趣旨といたしましては申し込みサイトをふやして、さらに寄附額の増加を図ってはどうかということと推察いたしますけれども、本市といたしましても今年度の初めに大手1サイトを追加したところ、確かに大きく寄附額も伸び、おっしゃられるとおり、9月議会において補正予算を議決していただいたところでございます。当然それだけの申し込みに対する対応についても現在企画課が担当しておりますが、特にふるさと納税が集中する10月から12月にかけては非常に忙しく業務をこなしているところでございまして、さらにサイトをふやせるだけの体制が整っていないというのが現状でございます。あわせて私どもの体制のほかに、ふるさと納税は返礼品にご協力いただいている事業者あっての制度でもございまして、サイトをふやすことによって事業者にも負担を強いることにもつながってまいります。したがいまして、申し込みサイトをふやす、増やさないにつきましては、事業者とも相談しながら慎重に判断してまいりたいと考えております。
質問 2番 安藤繁
答弁によりますと、今年度初めに大手サイトを追加し、5サイトとよく頑張っていると思います。当市の実績も含め、滝川市、深川市や砂川市のようにサイト申し込みをふやしますと、寄附額も確実にふえております。費用対効果は十分にあると思います。今後も、優良サイトを検索し、できればふやしていったほうがよいと考えます。一方、返礼品は生産に限度があり、返礼品事業者の過度な負担とならないよう事業者ともよく相談し、品数限定品や品数の限定や受け付けの終了広告を出すなど無理のないように十分配慮しなければならないものと思います。現在サイトをふやせるだけの職員体制が整っておらず、事務作業が大変ということですが、先ほども申しましたけれども、費用対効果は十分あると推察され、滝川市のように専属の職員の配置、または臨時職員などをふやすなど適正な職員配置もあわせて検討すべきと思います。ちなみに、ふるさと納税の担当職員ですが、滝川市は専属職員1名、兼務職員3名の合わせて4名、深川市は兼務職員3名から4名で対応、そして砂川市は兼務職員4名とのことです。以上、提案をいたします。続きまして、項目2、ふるさと納税に係る協力依頼について、要旨1、ふるさと納税のPRについて、市民や市内各種団体への協力依頼を展開してはいかがか伺います。東京赤平会については、担当者が出張し、ふるさと納税に係る協力を依頼しているということですけれども、市民や市内の各種団体などへの協力依頼についてももっとアピールしていったほうがいいのではないかと思います。市民もふるさと納税の内容をよく知らない、詳しく知らない人が多いと考えられます。年に1回は市民向けにふるさと納税に係る簡単な内容説明と申込書を発行し、これは町内会の回覧版等でもよいと思いますけれども、親戚や知人、同窓生への連絡をしてもらったり、また町内会連合会、老人クラブ連合会や各種団体にも紹介の協力を求めるなどしていってはいかがでしょうか。伺います。
答弁 市長 畠山渉
議員がおっしゃられる件につきましては非常にありがたいお話で、これまでも何度か職員あるいは議員の皆様方より同窓会があるので、市外在住の出席者にふるさと納税の返礼品のカタログを配りたいという申し出がございまして、お言葉に甘えて、大変感謝申し上げるところでございますけれども、あくまでも寄附金という性質上、市民の皆様方に積極的にお願いするということは私自身非常に心苦しく思っている次第でございます。したがいまして、これまで同様に自発的にご協力いただける方につきましては大変ありがたく、よろしくお願いいたしますという気持ちでございますけれども、安藤議員がおっしゃられる部分につきましては非常に消極的にならざるを得ないということをご理解いただければと思います。
質問 2番 安藤繁
寄附金という性質上なかなか難しい点があるということは理解できますけれども、市民も団体も自分たちのまちの活性化のための資金がふえるわけですから、意を酌んで協力してくれると思います。援助して消極的になる必要もないのではないかなという気がします。協力を押しつけるということでなく、ふるさと納税の趣旨を理解していただき、協力していただける方には協力してもらうということでありますので、よろしくご検討をお願いいたします。続きまして、項目3、ふるさと納税の返礼品について、要旨1、当市の中で開発された特色を生かした赤平ブランドの返礼品としての活用について伺います。福岡県田川郡赤村では、地名にちなんで赤い特産品に着目した返礼品をそろえ、好評であるとのことです。例として、完熟トマトケチャップ、トマトジャム、イチゴ、赤霧島、赤村の米を原料にした日本酒、焼酎などがあります。赤平市も、既にパンフレットに掲載されている返礼品も含めますが、赤平の赤や黒いダイヤの黒など、当市の地名や地域の特性を生かした返礼品、例えばトマトの加工品、赤じゃがかりんとう、黒かりんとう、赤平トマトスープカレー、赤や黒色のかばんやベルト、塊炭飴、らんまんじゅう、クマゲラの木工品、さらに最近鈴井貴之さんがプロデュースしたベル食品の赤×黒カレーと赤平で開発されたこだわりのブランド返礼品の活用を考えていってはいかがでしょうか。伺います。
答弁 市長 畠山渉
議員よりご提案いただきました件につきましては今後の参考とさせていただきますが、先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、ふるさと納税は事業者の協力あっての制度でもございますので、そのあたりは十分事業者と協議した中で地元産品をPRする場でもございますので、今後も工夫を凝らしながら魅力あふれる返礼品を取りそろえてまいりたいと考えております。また、あわせて報道等でご承知かと思いますけれども、昨今ふるさと納税制度は総務省により厳格化されてきております。返礼品につきましても例えば赤平市内で生産や製造、加工されたのか、あるいは原材料は赤平産なのかなどパッケージではなく、中身での判断となることもご理解いただければと思います。
質問 2番 安藤繁
適正な回答ありがとうございます。今後とも赤平市に特化した魅力あふれる返礼品についても考慮いただきますようよろしくお願いを申し上げます。ふるさと納税は、赤平中学校の建設では統合で心が沈みがちな生徒に真新しく明るい施設で勉学にいそしむ場を提供するとともに、建設に係る労働者の働く場を確保いたしましたし、市民アンケート調査で68.5%で最も重要とされた地域医療の充実にも大きく寄与しております。火まつり、そして5,000発の花火大会は、人口減で財政が厳しい中でもまだまだここまでやれるぞという自負と希望を市民に与えてくる事業でございます。ふるさと納税の寄附金が今後とも多くの課題の解決に向け、市勢の振興と活性化に寄与することを願うところであります。職員の皆さんには、業務も大変なこととは思いますけれども、市民に明るい希望と夢を持っていただくためにも今後とも頑張っていただきますようお願いし、ふるさと納税についての質問を終わります。