浦臼町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月17日
ふるさと納税から見た浦臼町の魅力
2026年3月17日、浦臼町議会の一般質問で、土屋慎一議員が「ふるさと納税から見た浦臼町の魅力」について質問し、町長 川畑智昭が答弁しました。
- 質問者
- 土屋慎一 議員
- 答弁者
- 町長 川畑智昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 2番 土屋慎一
私の方からは町長に、ふるさと納税から見た浦臼町の魅力ということで一般質問をさせていただきたいと思います。ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付することでその地域の返礼品を受け取り、税の控除を受けられる制度でありますけれども、浦臼町でもたくさんの方々より寄付をいただき地域の発展や住環境の整備に活用されています。そこで、次の四つを質問させていただきたいと思います。まず第1に、浦臼町の納税額について、この直近3年間の推移はどのようになっているかということ。2点目は、ふるさと納税をしていただくための取り組みは、どのような取り組みを行っているのか。3点目、北海道の多くの自治体で返礼品が重複している中、浦臼町が独自性を出すために何を推す方向で進めているのか。最後に4番目、単なる返礼品を受け取るためだけではなく、浦臼町を応援していただくための魅力は一体何だと町として考えているか、ご質問いたします。
答弁 町長 川畑智昭
土屋議員のご質問にお答えいたします。1点目の納税額の3年間の推移でございますが、いずれも申込ベースで令和5年度が4128万3000円、令和6年度が2億9232万6000円、令和7年度は4200万円の見込みでございます。2点目の取り組みでございますが、提供事業者数や返礼品数及び寄附サイト数の拡充を実施し、この2年間で事業者数は3件増の14件に、返礼品数は数量等の違いも含め93品から299品に、サイト数は連携サイトを含め12件増の17件となり、現在は町外事業者の参画も調整しているところでございます。また、昨年度からは2件のサイトにおきまして希望者へ無償にて毎月1回のメールマガジンを配信、うち1サイト内では有償の検索連動型広告を運用し、費用対効果は1400%超の結果が得られましたので今年度も同様の取り組みにて、特に寄附申込が増加する9月及び12月での露出を強化するものでございます。なお、寄附サイトの露出だけでは情報発信不足と認識しており、企画係や商工観光係と連携し、町のPRと併せてふるさと納税への認知活動を強化するものでございます。3点目は議員ご質問のとおり、返礼品重複は事実であり、「浦臼町ならでは」のストーリー強調に力を入れるものでございます。本町は、樺戸連峰と石狩川の恵みを受けた肥沃な土壌で育まれる農産物が誇りであり、魅力的な特産品に溢れています。「浦臼町ならでは」を強く打ち出すものとしては、例えば日本有数の広さを誇るワイン用ぶどう畑で栽培された鶴沼ワインや、道内の限られた地域で生産され入手困難な「幻のメロン」として知られておりますキングメルティーなどがございます。2つの特産品を例示いたしましたが、全ての特産品にそれぞれの歴史や背景がございますので、それをアピールすることによって類似や重複返礼品との差別化を図り、認知向上となるよう努めているところでございます。4点目のご質問でございますが、本来重要なことは浦臼町を応援したくなる「価値」を寄附者に示すことであり、寄附金がどのように活用されたのかを具体的かつ透明性高く報告・発信することで、「返礼品」でのつながりではなく「いつかは浦臼町へ行ってみたい」と思っていただけるファン獲得につなげていくものでございます。今後は現地体験型返礼品の導入検討のほか、本年度上期には後納型納税も開始予定であり、新たに飲食店等にも参画いただくことで浦臼町の魅力向上につなげてまいりたいと考えております。以上です。
質問 2番 土屋慎一
答弁ありがとうございました。そもそもふるさと納税ということを考えますと、原点は納税先にまつわる、住んでいる自治体以外にその個人がふるさとと呼べる、そのふるさとというのは生まれた所であるとか、ゆかりのある所、それから気持ち的に自分がふるさとだと感じる所がふるさとと呼べる所だと思うのです。そこに個人が納税できる制度というところから始まっているはずなのですけれども、最近の傾向を見ますと、当初のふるさと納税の意義から外れて現在は返礼品のすばらしさとか、自分が欲しい返礼品をポータルサイトを使って申し込むということが増えてきているようです。ですので、再質問で聞きたいのは、町としてはここ数年で上がったり下がったりしている納税額、寄付額というのをどういう傾向で捉えているかということと、上がったり下がったりすることに対して、どのように対応していったらいいかを考えているのかをまずお聞きしたいと思います。それから返礼品の導入によって、応援したい自治体に納税するという本来の趣旨は薄くなってきており、ふるさと納税というのは返礼品がもらえる制度みたいな、そういう考え方が世間一般では広がっているような気がします。しかしながら、その効果における地方にもたらすメリットは大きなもので、ご縁のなかった方々がふるさと納税で浦臼町の返礼品、メロンとか農作物を受け取ったときに、これはとてもすばらしいものだ、もっとふるさと納税を、それから納税とは全く関係なく浦臼の特産品、そういうものを購入したいという方が出てくる、そういう可能性を秘めている制度だと私は思います。これはまたとない切っ掛けにもなりうるということでございます。産業振興の役割を果たし広く波及効果をもたらす、そういう効果も期待できると思います。どのような点が魅力になるのか。それが寄付金額に結果として数字的に出るということで、わかりやすい評価につながっていくと私は思います。再質問でもう1点聞きたいことは何かというと、結局その答弁の中にもありましたけれども、ただ単に寄付を集めるだけの仕組みではなくて、それを通して浦臼のすばらしさとか浦臼のすばらしい農産物を、返礼品を通していろんな方に知っていただくまたとない機会が、そういうチャンスがこのふるさと納税にはあると思います。現状を聞くために、ここ数年のふるさと納税の推移を聞きましたけれども、本来であれば浦臼町の魅力を発信する媒体、それから浦臼町のすばらしい農作物をいろんな方に知っていただきたいということで、町だけではなくて関係団体、いろんな方を、ちょっと悪い言い方しますけれどもなりふり構わず活用して浦臼の宣伝につなげていったらいいと思うし、それを多い少ないで一喜一憂するのではなくて歩み続けるということが、1年2年では結果は出ないかもしれないけれども、この先、すばらしい浦臼を宣伝する一つのツールとして活用していけるのではないかということを考えます。再質問で聞きたいことは、まず、浦臼町としてはここ数年上下する寄付額についてどのような認識をしているかということと、それに対してどうしていくべきかということを聞きたいです。それから2点目としては、このふるさと納税をいろんな団体、それから町全体としてどのように巻き込んで、そしてふるさと納税という一つのツールを使って浦臼町が有名になっていく、そういう歩みを続けるためにはどのように進めていったらいいのか。その2点を再質問でお聞きしたいと思います。
答弁 町長 川畑智昭
2点のご質問にお答えをいたしたいと思います。ここ数年の上下動ですけれども、この点につきましては何度かご説明をさせていただきましたけれど、去年一昨年の米価格の大幅な高騰が全国的にも本当に影響を及ぼしていまして、やはりお米が確保できる所が有利に働いたというのが、本当に極端に出たここ数年だったかと思っております。私たち浦臼町としても一昨年はそれなりに大きい金額をいただいたところですけれど、やはり翌年は大幅に下がったということで、米の値段も先ほども少しお話しましたけれど、多分今年から落ち着いていくといいますか、低下傾向に向かっていくかと思いますので、米を中心としたふるさと納税というのは少し落ち着きを今後は見せてくるのではないかと考えております。そうなるとやはり、どうするのかという話ですけれど、次の質問にも関わってきますが、やはり浦臼町の特産品をどうアピールしていくのか、町をアピールしていくのかという部分に関わってくることに、そこがまた勝負の舞台に変わってくると考えているところです。2点目とちょっと被りますけれど、ふるさと納税の開始当初は私が一番最初の担当者として関わってきたのですが、私が用意した返礼品は町史でした。百年町史をご寄付をいただいた方にお返ししますということで始まったのが、浦臼町のふるさと納税のスタートになります。その頃はそういうものでよかったという時代でもありましたけれど、数年を経てやはりその特産品が中心になってきたというのが現状でして、その後どんどんそれが進化いたしまして、本当にいかにロットを用意して、いかに他者より安く出せるかというのが本当の勝負になってきているのが現状でございまして、なかなか町のイメージですとか特産品のストーリーですとかが前面に出にくい状況になってきているのも事実だと考えております。ただ、米が落ち着いていく中ではやはりそういう面も強くアピールポイントになってくるかとは考えておりますので、答弁の最後の方にも書かせていただきましたけれど、町を直接売るような、PRするような取り組みを今後取り組んでいきたいと考えているところです。以上です。
質問 2番 土屋慎一
ありません。