みんなの議会

赤平市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日

しごと・ひと・まち創生総合戦略の重点施策について

2016年12月15日、赤平市議会の一般質問で、御家瀬遵議員が「しごと・ひと・まち創生総合戦略の重点施策について」質問し、建設課長 熊谷敦、商工労政観光課長 林伸樹、学校教育課長 尾堂裕之、農政課長 菊島美時、介護健康推進課長 斉藤幸英が答弁しました。

質問者
御家瀬遵 議員
答弁者
建設課長 熊谷敦、商工労政観光課長 林伸樹、学校教育課長 尾堂裕之、農政課長 菊島美時、介護健康推進課長 斉藤幸英

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 9番 御家瀬遵

通告に基づきまして、質問させていただきます。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。昨日創生総合戦略の重点施策に対して報告、説明がありました。しかし、あえて再度質問させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。大綱1、しごと・ひと・まち創生総合戦略重点施策の進行状況について、しごと・ひと・まち創生総合戦略重点施策につきましては、昨年7月2日に総合戦略会議に諮問され、第1回定例会での市政執行方針の中で重点施策の進捗状況として報告があったところでありますが、①、平成28年度の進捗状況について、以下4点について質問いたします。ア、移住定住策の住宅関連事業についてお聞きします。移住、定住人口の増加、確保を図る目的で多くの住宅関連事業は行われています。従前のあんしん住宅助成制度や一般定期借地権制度に加え、平成28年度赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略の事業費として、当初予算で1億8,700万円を計上、その中で持ち家住宅の建設、土地購入、中古住宅購入助成や民間賃貸住宅については、建設、土地購入、リフォーム助成などを行い、また家賃助成として新婚家庭や市外からの転入者、平成28年度はひとり親世帯の助成にも取り組まれております。住宅関連で約4,000万円の予算を計上しておりますが、それぞれの事業について年度途中でありますが、進捗状況について伺います。

答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)

移住、定住施策の住宅関連事業についてお答えをさせていただきます。赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略における住宅関連事業の実績でありますが、まず持ち家住宅建設、土地購入、中古住宅購入助成事業につきましては、建設助成は市内在住者2件、市外からの転入者1件の計3件、中古住宅購入助成は市内在住者2件、市外からの転入者3件の計5件であり、土地購入助成事業は持ち家住宅用20区画のうち2区画、民間賃貸住宅用は4区画のうち1区画と、それぞれ西文京町地区の区画を購入いただいております。また、民間賃貸住宅建設、リフォーム、家賃助成事業につきましては、建設助成は今年度2棟18戸でありますが、制度を開始した平成26年度からの累計では4棟32戸の建設となっており、リフォーム助成は今年度は今のところ申請はありませんが、累計では11戸の実績となっております。家賃助成につきましては、今年度の申請件数はひとり親家庭家賃助成の1件を含め8件で、累計では25件の助成件数となっております。以上です。

質問 9番 御家瀬遵

これらの施策は、他市町村に比べて私は充実しているほうだと思います。特に家賃助成のように平成26年度から37名の移住者を数え、よい結果が出ている事業もあります。しかしながら、今年度から始めた土地購入助成制度については、持ち家住宅と民間賃貸住宅がそれぞれ3年以内に建設することを条件に、対象市有地を地価の1割相当で分譲するという目玉政策であります。持ち家住宅2区画、民間賃貸住宅1区画が売却済みという答弁でしたが、地区によってばらつきがありますが、売れない原因としてどのようなことが考えられますか。市民に周知方法についてですが、情報発信はどのようにしているのか、ホームページ、広報、その他について市内だけでなく、道内外に向けてどのような発信をしているのかについて伺います。

答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)

宅地の売り払い状況につきましては、土地は基準価格の1割相当と格安ではありますが、その後の建設に多大な費用を要することから、申請に当たっては慎重になるものと思われますし、宅地の個別の条件等については同様でありますが、周辺環境等が今回購入された方の判断の一つになっているのではないかと考えております。また、この事業の案内等についてでありますが、4月から市ホームページでの掲載、広報では4月号で概要説明、事業の開始にあわせ7月号では各区画の面積、金額等、詳細について掲載し、さらに9月号では売り払い状況を含め再度各区画の案内をしているところでありますし、地元建設業協会には5月の安全衛生大会において時間をいただき、制度の概要等について説明をさせていただいたところであります。また、道内以外の案内につきましても、市ホームページのほか、どのような効果的な方策があるか、移住、定住担当部署との連携を図りながら、事業のPRに努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。

質問 9番 御家瀬遵

次に、起業支援事業補助金について伺います。当市において新規の事業者を呼び込み、まちの活性化と雇用の創出、空き店舗対策を図るため、市内で新たな起業に要する経費の一部を補助する制度が本年度スタートしました。補助率2分の1で上限300万円とする支援制度は、本年度300万円の予算が計上されましたが、現在のところ目覚ましい執行にはなっていないようですが、残された課題と来年度以降どう執行しようとされているかについて伺います。

答弁 商工労政観光課長 林伸樹(商工労政観光課長は2019年3月まで)

起業支援事業補助金についてお答えをいたしたいと思います。赤平市におきまして、新規の事業者を呼び込み、まちの活性化と雇用の創出、空き店舗対策を図るため、市内で新たな起業に要する経費の一部を補助する赤平市起業支援事業補助金を今年度4月に創設いたしました。助成の内容といたしましては、事務所等の建築費や修繕費のほかに、設備や備品等の購入費、広告宣伝費、事業用の車両の購入などの新規起業に伴う経費が対象となり、かかった経費の2分の1以内で300万円を上限としております。今年度から始まり、現在まで問い合わせは2件あり、そのうち1件は商工会議所とも相談しながら、起業に向けた協議を行ってまいりましたが、最終的には起業に結びつきませんでした。今後におきましては、本制度のPRと空き店舗の情報発信を行い、新たな事業者の呼び込みを図ってまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 9番 御家瀬遵

では、続きまして、ウの人材育成・定住促進奨学金について伺います。当市は、すぐれた技術、技能力を持つ優良企業が数多く存在し、まちの経済と雇用対策に貢献してきましたが、近年においては人口減少や少子化の影響を受けて、新規就労者の確保が困難になってきております。このため、地元企業のPRや人材確保に努めることで、安定した企業体制づくりや移住、定住を促進していくために、本年度奨学資金貸付金返還免除の制度を新設しました。高等学校、高等専門学校、短期大学、大学に入学または在学した際の学費に対する奨学金貸し付けについて、Uターンして市内企業等に一定期間就労した場合に貸付金の返済を免除することで、地元雇用の拡大を図ることを目的としたもので、今まで相談ないしは申請件数はどのようになっているかについて注目しているところであります。29年度以降の方針とあわせて伺います。

答弁 学校教育課長 尾堂裕之(学校教育課長は2024年3月まで)

ウ、人材育成・定住促進奨学金についてお答えいたします。平成28年度から赤平市人材育成・定住促進奨学金制度を新設し、制度開始初年度のため、申請期限を通常年の4月末日から6月末日まで延長し、受け付けを行いました。申請者は高校生4名、専門学校生8名、大学生5名の計17名で申請者それぞれに対し、将来における赤平市での就労意思を確認し、申請者全員の決定をしたところです。返還金免除の要件は、市内に居住し、市内企業等に就労した場合は全額免除、市内に居住し、市外企業等に就労した場合は半額免除でありまして、毎年基準日による居住、就労状況に応じ、その年度分を免除いたします。なお、卒業後1年を経過した月からの返還としていることから、返還金の免除が発生するのは専門学校卒業の場合で平成30年度からとなるため、事業の効果、検証も当該年度以降になります。平成29年度につきましては、同様に事業を実施する予定でありますので、ご理解くださいますようお願いいたします。

質問 9番 御家瀬遵

続きまして、エ、AKABIRAベースによる地元PRについて伺います。AKABIRAベースについては、第3回定例会において、①、赤平市の観光情報の発信、②、特産品のPRと販売、③、赤平市の活性化について質問し、それぞれ答弁をいただいております。現在までに改善すべきは改善し、一定の成果を上げていると思いますが、事業実績並びに29年度に向けた努力目標について伺います。

答弁 商工労政観光課長 林伸樹(商工労政観光課長は2019年3月まで)

AKABIRAベースによる地元PRについてお答えいたします。AKABIRAベースの運営につきましては、特産品推進協議会が主体となり、赤平市におきましても協議会の事務局として、商工労政観光課、農政課が連携を図りながら運営をしておりますが、商工会議所、JAたきかわ、各農業団体、各商店の方がメンバーとして助言をいただいたり、農作物の呼びかけ、商品の出品、施設の管理等を行っておりますが、これまでに議会や住民懇談会においてさまざまな意見、ご要望をいただいているところでございます。今年度につきましては、軽トラ朝市を行い、農家さんが直接販売を行ったことにより、農家さんの中で次年度に向けてスイートコーンの作付を倍にふやし、販売を強化する動きが出るなど機運が高まってきていますし、お盆のお花の販売は認知度が高まり、多くの方に立ち寄っていただいております。また、AKABIRAベースが立ち上がったきっかけで、ホットレッグが新たな特産品として売り出されましたが、砂川のハイウエイオアシスにおいても販売が始まり、AKABIRAベースにおいても買い求めに来るお客さんが増加し、成果が出てきております。これから冬が本格化し、旅行客の出足も鈍る季節でありますが、クリスマス用のホットレッグの予約販売も行っているほか、スノーマンづくり、しばれ焼き肉、がんがん祭りなどを開催し、PRを行ってまいりたいと思っております。また、テレビドラマ「不便な便利屋」の第2弾がスペシャルドラマとして12月30日に放映されることとなり、市外からの訪問客が期待されるところであります。先日行われました赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略会議におきまして、AKABIRAベースについての効果検証を行っていただき、情報発信の強化、品数が少ない、スペースが狭い、農作物については冬にないので、加工品が必要ではないかなど、さまざまな意見が出されましたが、次年度以降に出された意見を参考に、少しずつでも解消していきながら、観光案内情報の発信、特産品のPR、販売のために大いに活用してほしいとのご意見をいただいたところであります。平成29年度につきましては、ドラマ「不便な便利屋」のコーナーを野菜の販売やイートインスペースとして使用するためスペースを広げるほか、各店舗の紹介やクーポン券を陳列するボード等を設置し、情報の発信と来場者の市内への誘導を図り、あわせて来場者の動向も把握してまいりたいと思います。また、誘導を図るための案内看板につきましても、設置してまいりたいと思います。現在地域おこし協力隊の募集を行っており、4月からは農家さんとのつながりを持って、農産品の地元農産物充実のサポートを行ってもらう予定であり、AKABIRAベースを活用した自主的な農産物の直売所としての機能強化を図ってまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 9番 御家瀬遵

ありがとうございました。次に、②、平成29年度予算編成方針について伺います。28年度の予算編成のときには予算が計上されなかった分ありまして、それについて伺っていきたいと思います。ア、食品加工センターの整備について伺います。当市には米やみそ、塩こうじ、トマトジュースなど評価の高い農産物や加工品が存在し、これらの営業生産と販売に向けた体制確立が求められているわけですが、今までのところ見えてきていません。平成29年度に向けて具体化していくために、解決していかなければならない課題について伺います。

答弁 農政課長 菊島美時(農政課長は2017年3月まで)

ア、食品加工センターの整備について答弁させていただきます。議員が言われますとおり現在の評価の高い農産物や加工において、営業生産と販売に向けた体制確立が求められているわけですが、このたびの総合戦略の重点施策の中の食品加工センター整備におきまして、構想案を作成し、農業生産者とJAたきかわ、JA女性部、市内飲食店、食品加工業者と何を生産して、どのような食品加工を製作していくことが可能か、事業計画等を構想中でありますので、構想が決まり次第、地域おこし協力隊などを交えて活用して、どのような予算が必要かについて関係機関と判断してまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 9番 御家瀬遵

続けて、イのサービスつき高齢者住宅整備についてお伺いします。総合戦略では、高齢者に必要な医療福祉サービスつき民間住宅並びに介護施設を整備し、3世代交流や健康づくり事業を進めることによって、高齢者が生きがいを持って安心して生活できる社会形成を目指すとされていますが、サービスつき高齢者住宅整備の平成29年度に向けた見通しについて伺います。

答弁 介護健康推進課長 斉藤幸英(介護健康推進課長は2017年12月まで)

お答えいたします。サービスつき高齢者向け住宅、いわゆるサ高住の整備につきましては、民間事業者が運営を行うバリアフリー化され、都道府県単位で認可、登録された賃貸住宅でありますが、設置に当たりましては居室の面積や附帯設備などの設置要件が定められています。また、常駐の生活相談員や介護サービスにかかわる従事者が必要とされることから、市内事業所においては運営上の人材確保が厳しいことから、建設計画がない状況にあります。サ高住では安否確認と生活相談や食事のサービスが提供されるため、入居費用が高額となっていることから、少しでも費用を定額に設定できるよう事業者の支援策を検討していますが、それらの施策の実施時期につきましては介護人材が不足し、確保がままならない状況では整備が進まないことから、まずは人材の確保につながる施策を進めた中で判断していきたいと考えているところです。以上です。

質問 9番 御家瀬遵

続きまして、今の質問とちょっと関連するところがありますけれども、ウの介護サービス専門職養成について伺います。介護サービス専門職養成については、第2回定例会において質問し、答弁をいただいているわけですが、現在までに関係機関との調整、立ち上げまでの見通し等についてどのようになっているのか、伺います。

答弁 介護健康推進課長 斉藤幸英(介護健康推進課長は2017年12月まで)

前段の答弁でも述べましたが、介護事業所では人材が不足し、確保に大変苦慮されている状況にあります。それらを少しでも解消するため、社会福祉協議会と協力して介護サービス従事者の確保を進めるため、在宅、施設を問わず、介護の知識と技術の習得を目指す介護職員初任者研修の実施に向け、検討を進めているところです。以前のヘルパー養成研修と比較してもカリキュラム数が多いため、担当する講師や実習場所の確保など課題は多数ありますが、29年度の開催に向け社会福祉協議会と協力しながら、事業計画の策定や予算要求等の準備を進めていきたいと考えています。以上です。

質問 9番 御家瀬遵

次に、宿泊施設整備について伺います。当市においては、中心市街地における宿泊施設は全て撤退しているため、近隣宿泊施設を利用せざるを得ず、各種事業展開や経済振興に影響を与えておりますが、施設整備に向けた情報収集がどこまで進んでいるのか、伺います。

答弁 商工労政観光課長 林伸樹(商工労政観光課長は2019年3月まで)

宿泊施設整備についてお答えいたします。当市におきましては、ホテルや旅館の廃業により中心市街地に宿泊施設がないため、近隣の宿泊施設を利用せざるを得ず、通過型のまちとなっており、まちの利便性や経済効果等を得るため、赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略においても重点施策として掲げているところであります。今年度につきましては、宿泊施設についてノウハウを有している金融機関から情報提供いただきながら、今後のあり方について協議を行っているところであります。宿泊施設整備につきましては、行政が建てるということになりますと、運営管理の形態や将来的な維持管理等の負担増が懸念され、民間で建設、運営をしていただくことが理想であることから、整備につきましては施設の規模や場所、運営形態等について十分に検討してまいらなければいけません。次年度につきましては、まずは宿泊者の潜在、ニーズ等の把握による施設規模の検討、利用形態等の把握による施設設備の検討、また建設、運営管理の手法、場所の選定等を総合的に判断するため、調査を実施してまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 9番 御家瀬遵

ありがとうございました。

出典:赤平市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる