みんなの議会

赤平市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月10日

市税等の市民負担の軽減について

2015年12月10日、赤平市議会の一般質問で、向井義擴議員が「市税等の市民負担の軽減について」質問し、企画財政課長 伊藤寿雄が答弁しました。

質問者
向井義擴 議員
答弁者
企画財政課長 伊藤寿雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 6番 向井義擴

次に、大綱の3、市税等の市民負担の軽減について、①、税、各種使用料の軽減の考え方についてお聞きしたいと思います。赤平市が財政再建のための市民負担の解消について広報であるとか行政懇談会でそれぞれ市民に周知されていると思いますけれども、市民の中にはその後の使用料の値上げなどでまだ解消されていないではないかと考える人もいるようであります。私は市民負担をお願いした直接の負担は解消されているというふうに思いますけれども、市民負担の中には市民サービスの低下という点での文化施設の休止、廃止もありますし、財政再建のもとに当然やらなければならない職員の補充など、先送りされてきた部分の解消という問題がまだ残っているかと思います。新たな文化施設というのも検討されているようですが、現在定住自立圏、地方創生など、情勢が変わりつつありますけれども、市が財政危機に落ちてから財政再建のための懸命な努力をされて、健全財政を維持しているところですが、財政再建以前に戻されたと理解する部分について市民負担を願った部分の再建前までの水準などについて検証してみたいと思いますが、現状はどのようになっているのかお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

市税等の市民負担の軽減についてでございますが、本市におきましては平成18年に市町村合併協議破綻によりますあかびらスクラムプラン、平成19年に産炭地基金問題によります赤平市財政健全化計画、平成20年に新たな財政健全化法による赤平市財政健全化計画改訂版と3段階にわたる計画を策定し、市民、議会、行政が一体となって行財政改革に取り組んできたことで財政健全化を維持し続ける結果となっております。そこで、税、各種使用料等の軽減の考え方でございますが、これまでも市民や議員の皆様にもご説明をし、ご理解を得てまいりましたが、まず税の考え方につきましては、これまでの財政健全化計画の中で軽自動車税を標準税率の1.5倍に、都市計画税の税率を0.2%から0.3%に引き上げ、入湯税を創設いたしましたが、これは平成25年度までに軽自動車税は標準税率に戻し、都市計画税は引き上げ後の税率自体が他の自治体と同様に平均的な税率であるために、税率の高かった固定資産税の税率を引き下げ、入湯税は他の自治体と同様に継続をさせていただいております。また、各種使用料等につきましては、公営住宅使用料や上下水道使用料、保育料等に関して財政健全化計画の中では平成6年の炭鉱閉山を要因として10年以上も見直しを行われていなかったものを受益者負担の原則や国の基準、他の自治体の状況等と比較をして料金を定めたものでありまして、本来もっと早い時期に見直すべきものが結果的に行財政改革の時期と重なったものであります。なお、保育料に関しましては、少子化対策の一環として段階的に軽減を行い、本年度から国の基準額の50%軽減となっております。そこで、今後の赤平市の財政状況の見通しについてでございますが、本年度策定する赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略、第5次赤平市総合計画後期実施計画、公共施設等総合管理計画などとの整合性を図りながら本年度中に新たな財政健全化計画を作成するための作業を進めておりますが、一般会計の歳入の50%以上を占める地方交付税は本年行われております国勢調査人口を基礎として算定されるために、来年度以降5年間で年間1億5,000万円以上の減収が見込まれますし、人口減少によりまして税や使用料等の経常的収入も減少してまいります。こうした歳入規模が縮小する中で、人口減少対策に向けた総合戦略施策などに対する財源確保も行ってまいらなければならず、健全化法に基づく財政指標は健全段階を維持しておりますが、財政課題は尽きない状況でございます。以上のことから、税、各種使用料等に関しましては現状として決して他の自治体を上回るような料金設定ではないこと、さらに今後の財政状況を見通すと軽減といったことは基本的に考えられないと判断をしております。ただし、先ほど来申し上げておりますとおり、総合戦略施策等の重点的施策の実行に伴う助成制度などは実施するよう努力をしてまいりたいと思いますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

質問 6番 向井義擴

こういう今までのとられた検証の中で税や使用料などについては赤平市だけの過重な負担がないということは理解いたしましたし、その後の職員の給与の削減もほとんどが解消されたと考えますが、一部まだ積み残しの部分があるのかと思いますけれども、これまでの市民負担、市民サービスの低下という点ではほぼ解消されたというふうに理解します。また、これで全てのものがもとに戻るということはないと承知しておりますし、財政再建が済んだ後に当然やらなければならない職員の補充など、先送りされてきた部分の解消という問題が今後もあるかと思います。これからも人口減少、少子高齢化に向かいながら、財政規模の縮小が避けられない中にも過去にない新しい市民サービスの向上を求められるということもあることから、財政運営をしなければならない、難しい取り組みを続けなければならないわけで、再建を果たした現在の財政運営には非常に高い評価がなされているところでありますし、常々おっしゃっておりますように、できることとできないことを市民に示しながら、また市民目線に立って今後もこの難しい財政運営を乗り越えられますよう微力ながら支援していきたいところと思うところであります。以上で私の一般質問を終えたいと思いますので、丁寧なご答弁ありがとうございました。

出典:赤平市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月10日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる