赤平市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月13日
公共施設等への自然エネルギーの導入について
2012年12月13日、赤平市議会の一般質問で、植村真美議員が「公共施設等への自然エネルギーの導入について」質問し、企画財政課長 伊藤寿雄、市立赤平総合病院事務長 實吉俊介が答弁しました。
- 質問者
- 植村真美 議員
- 答弁者
- 企画財政課長 伊藤寿雄、市立赤平総合病院事務長 實吉俊介
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 植村真美
それでは、続きまして大綱4、公共施設などへの自然エネルギーの導入についてでございます。①、雪と地中熱ヒートポンプの利用についてでございます。今衆議院選挙の各党からの公約におきましても原発の問題が大きく注目されております。また、電力の供給の問題や高騰する燃料の社会問題もございますが、これまでの当市の予算におきましても変動する光熱費によりまして補正計上を行うなどたびたび繰り返されておりまして、大変不安に思った部分もございます。そして、市民生活の部分にもそれは同様に考えられると思いますが、これからますます当市も人口が減っていくということが予想され、地方分権といった各自治体における行政サービスのあり方も進む中で、公共施設におけるランニングコストの維持管理も大変不安な部分がございます。先日も新聞報道で掲載されておりましたが、隣町滝川、市有地におきましてソーラーパネルを設置して税収を見込むといったような計画も載ってございました。また、北海道各地におきましてもいろいろな自然エネルギーを導入した取り組みというのが展開されております。そこで、当市におきましても今後消防の建設、病院の病棟の建てかえなど大きな公共施設の建設が控えてございます。病院の収支計画を見させていただきましたが、今後30年を見据えた中で人口減少とともに収入減は予想されている部分がございますが、経費とランニングコストが一定のまま、現状のままでは本当に不安な部分もございます。やはり施設を建設していただく際に経費節減を図れる施設のあり方をぜひご検討いただきたく思ってございます。消防施設も同様でございますが、当市においては赤平オーキッドさんにおいても前例がありますように自然環境にとても優しい地中熱ヒートポンプの利用、また今もたくさん雪が降っておりますが、ことしも雪害が大変心配されておりますけれども、雪害に困る地域柄の難点を利点に変える視点から雪を利用したエネルギーの構築など、今後建設される公共施設への導入を積極的にお考えいただきたいというふうに思っておりますが、この辺はいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
答弁 企画財政課長 伊藤寿雄
公共施設等への自然エネルギーの導入についてとのご質問でございますが、議員がおっしゃられました地中熱ヒートポンプにつきましては、赤平オーキッドにおいて既に設置され、その効果についても実証済みでございます。現在消防本部総合庁舎の建てかえに向けた基本設計を行っておりますが、地中熱ヒートポンプについては他の暖房器具に比べ設置費は高いものの、ランニングコストを含めた20年間のトータルコストで比較いたしますと一番安いという算出結果も出ておりますので、平成25年度に地中熱利用調査を実施した上で導入する予定であります。また、市立病院病棟建替事業の基本設計の中でも地中熱ヒートポンプを含めた熱源調査を予定しておりますので、その結果をもって最良のエネルギーを導入してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、自然エネルギーの活用に関しましては、今後さまざまな開発が進むと予想されますし、需給量の拡大によってコストが下がっていく可能性もあると思いますので、現段階としては公共施設の建てかえや改築の時期にあわせて導入方法を検討し、その他の事業については自然エネルギー等の導入後の検証結果、当市の財政状況も勘案しながら検討を進めてまいりたいと考えております。以上であります。
質問 3番 植村真美
まず、これから基本設計に入るわけですけれども、そういった建物に対する理解も含めて病院の事務長にもぜひお聞きしたいと思うのですが、そういった自然エネルギーを取り入れるお考えについてよろしくお願いいたします。
答弁 市立赤平総合病院事務長 實吉俊介
地中熱ヒートポンプ等の利用についてお答えいたします。病棟の建てかえにつきましては、建設後のランニングコストが維持管理には大きく影響し、病院の安定経営に対しても重要な要素となってくることから、より効率的な熱源の利用を考えていかなければならないと認識させていただいております。そこで、今後は深夜電力や低コストで済むGHP、ガスヒートポンプなどに加え、地中熱ヒートポンプにつきましても消防庁舎の建設の構想や設計などを参考にさせていただきながら、今般補正予算にてご案内させていただいております病棟建てかえの基本設計の中で十分検討してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 3番 植村真美
これから基本設計が始まる部分におきましていろいろと私のほうからもご提案させていただいたわけですけれども、さらにいろいろと専門の方から聞きますと、建設課長にも聞いておいていただきたいのですが、実は赤平オーキッドさんも灯油ボイラーのときよりもランニングコストが半分、CO2も3分の1の排出量で済むということでございました。また、日本においては余り事例がないということもお聞きしておりますが、病院の施設におきましても取り入れている部分もありますし、諸外国、アメリカなどでは、日本では百数カ所に比べてアメリカなどでは100万カ所に及ぶ地中熱ヒートポンプを利用している事例もありますしということでございました。それと、先ほど言っていた雪の部分ですけれども、倉敷中央病院におきましては氷蓄熱を利用したケースもございます。そういったことにおきましていろんな事例を参考にしていただくということが大切だというふうに思います。それと、私が今回雪と地中熱を組み合わせてご提案させていただいた部分におきましては、温風と冷風の切りかえの部分におきましては大変効率的な使用が可能になるという方法もあるということを聞いていますので、ぜひ地中熱と雪を組み合わせる電力の導入についてもお考えいただきたいなというふうに思っております。こういった事例が今後赤平に住む上で有効的な戦略にもなってくるのではないかなというふうに思っております。公共施設から地域暖房にも有効に使える一つの魅力的な政策に発展していく可能性もあるのではないかなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。