赤平市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月13日
人材交流のさらなる推進と取り組みについて
2012年12月13日、赤平市議会の一般質問で、植村真美議員が「人材交流のさらなる推進と取り組みについて」質問し、介護健康推進課長 斉藤幸英、企画財政課長 伊藤寿雄が答弁しました。
- 質問者
- 植村真美 議員
- 答弁者
- 介護健康推進課長 斉藤幸英、企画財政課長 伊藤寿雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 植村真美
通告に基づきまして、一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。それでは、大綱1、人材交流のさらなる推進と取り組みについてでございます。①、高齢者と若者が集う場づくりについてでございますが、さきの質問にもございましたが、やはり高齢化の高まりによりまして独居高齢者の孤独死の問題というのが大変問題視されてございますが、当市におきましてもそういった高齢者の方たちが集う場所というのを、ひきこもりにならずにみんなと交流する場所というのが今後大変重要な場になってくるのではないかという考えの中で、皆様にちょっといろいろと聞き込みをしてみましたが、やはり老人クラブや社会福祉協議会などで集まっている高齢者の集い、ふきのとうなど各町内会での高齢者の集いは市内にもあるのですが、現状といたしましては同じ人の交流の場になりがちで、その行事もマンネリ化しているということを伺っております。また、個人保護法によりまして近所に住む個人の情報がなかなかつかめない。そういった方たちをどうしても外に出す、ひきこもりがちな人をそういった場所に出す仕掛けづくりというのがなかなかとれない。それと、他団体との交流の場をつくるということがなかなかできないということが問題としてございました。そのような対策の中で、さきの質問にもありましたが、介護保険のボランティア制度を導入するということ、それとそういう中で介護施設や公共施設、教育の場においても高齢者がサポート役となるという事例もございまして、大変生きがいを持ってそういう場所に参加している高齢者の方も多くいると聞いてございます。それと、最近では子育ての世代の方たちと高齢者が交流するという場がありまして、そういった部分の中では各自治体が積極的に助成をするなどという事例もございます。そんな中でも空き家対策と一緒に連携させて、高齢者が一人で住んでいるところにそういったお茶飲み場であったりとか集う場所にしたり、また商店街の空きスペースにもそういった交流の場を置くであるとか、地域課題の問題と連携させて取り組んでいる地域も最近はよく見受けられます。また、先日も国土交通省の補助金を受けまして北見市の中におきましては、学生がいる地域なので、社会参加をする意味ということと高齢者の交流ということで、生活の不安を少しでも除こうということで除雪ボランティアの取り組みということで、地域通貨を協力者には与えながらということで、そういう政策も考えているという報道もありました。そのような高齢者と若者とが集うまちづくりの場の提供というのが今後当市におきましても大変必要ではないかというふうに考えておりますが、その点につきましてはいかがお考えでしょうか。
答弁 介護健康推進課長 斉藤幸英(介護健康推進課長は2017年12月まで)
お答えいたします。高齢者と若者の集う場ということでございます。ご指摘のとおりに当市におきましては高齢化率も非常に高い地域でございまして、人口減、さらには独居高齢者が多いという土地柄もございます。やはりご質問の中にもあったとおり家に閉じこもりという問題が非常に大きな問題となっております。お話の中にありましたふきのとうについてでございますけれども、社会福祉協議会のボランティアセンターに所属しておりまして活動するボランティアグループでございます。高齢者の閉じこもり防止のために町内会などの地域の団体に対し、いろいろ講話や食事の提供をしながら交流活動を行っているそういったグループでございますが、ご質問の中にもありましたとおりに各団体の参加者が固定化されているという傾向にありまして、今後新たな参加者をどのように引き入れていくかと、そういうことが大きな課題となっておりますので、行政側としましてもそういった方々の情報等も提供した中で、なるべく多くの参加者が出るように今後力を入れていきたいと、そのように思っております。また、ボランティアポイントについてのお話もございました。それにつきましては、前段の若山議員さんのご質問でもお答えをさせていただきましたが、65歳以上の方、高齢者を対象にしたボランティア活動をしていただいた実績に応じまして換金可能なポイントを付与するものでございますけれども、ボランティア活動を推進することによって地域の活性化、さらには住民同士のつながりも強化され、評価されていることもございますので、先行実施している自治体の例を参考としながら、今後検討させていただきたいと、そのように考えております。また、除雪ボランティアということでお話をいただきました。高齢者や障害者にとりましては、冬期間の除雪はとても困難な問題の一つになっております。現在社会福祉協議会へ委託事業としまして町内会等のボランティアにより行われた除雪に対し補助を行っておりますけれども、なかなか高齢化により対応ができない地域も発生しているような状況にございます。町内会の中のお話をお聞きしますと、地域に若い方が住んでいてもなかなか町内の活動には無関心で、協力が得られないというような現状もあるようで、年々活動が低迷する要因にもなっているというお話を伺っております。植村議員におかれましては、若い方々の団体に属され、指導的な立場でご活躍をされており、大いに敬意を表するところでございますことから、今後若い方々の活動が活発になり、ボランティア活動にも取り組んでいただけるよう引き続きご尽力をいただければと、そのように願っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。また、高齢者と子育て世代の交流についてということでございますが、私どもは介護予防事業の中で社会福祉協議会に委託事業として実施していますかえでというものがございます。市の子育て支援センターと合同で、その中で交流会を実施させていただいております。かえでの参加者、高齢の方なのですが、参加者にとりましても孫、ひ孫の世代との交流を非常に楽しんでいるというような状況です。また、あした14日には合同で恒例となっておりますクリスマスパーティーが開催されるということで、またここでも交流が進むのではないかなと期待しているところです。高齢者と子育て世代との交流につきましては、私ども介護健康推進課と子育て支援を担当しております社会福祉課とともにさらに交流が進められないか、先ほどお話にもありました高齢者宅を訪問してという、そういったものも含めて今後検討させていただきたいと、そのように思っております。以上でございます。
質問 3番 植村真美
いろいろと取り組み内容も振興されていることもお聞かせ願いました。今後いろいろと調べていただくという中でなのですけれども、マンネリ化をしているであったりとかなのですけれども、やはり老人クラブの方たちとかに聞いてもそれから何かをするとか発想を余り持ち得ていない部分があるかなというふうに思います。そして、自分たちのクラブだけの活動にやっぱり特化しがちなのですけれども、それを連携したりとか、全国的な取り組みの中でこんなことをしていますよとか、老人クラブだったり、それから町内会とかに指導するとか調整するとかという、これからそういった役目も必要なのではないかなと思うのですが、そのあたり行政側としてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。よろしくお願いいたします。
答弁 介護健康推進課長 斉藤幸英(介護健康推進課長は2017年12月まで)
老人クラブというのは任意団体でございまして、なかなか市役所の立場から指導というのは難しい部分も確かにあろうかと思います。ただ、いろんなアドバイス的な情報の提供ということは可能かと思いますので、そういったものを提供しながら、それらを参考にしていただいて、独自のいろんな活動につなげていただければと、そのように思っております。
質問 3番 植村真美
ぜひそういった情報提供、アドバイスのほどをよろしくお願いしたいと思います。続きまして、②、地域おこし協力隊の受け入れについてでございます。今当市におきましては、地元企業の若手の人材を集めた育成プロジェクト、飲食店のアイデアを結集させたE弁当など行政独自の企画力が盛んでございまして、大変力強く、喜ばしいことと思っております。しかしながら、人口が減りまして、まちの中にも人影が少なくなり、商店街の寂しい状態も見かけます。さらにこのまちの活性化対策といたしましては、まだまだ山積している問題があると感じてございます。その地域対策、地域活性化といいましても、事業の種類によりましては行政が手がけることよりも民間の視点で手がけたほうがいい事業形態もあると思います。発展的なまちといたしまして活性事業を定着させていくことの中では、そういった民間の視点、活力への変換も必要になってくる時期もあると思われます。一つの事例といたしましては特産品づくりのことだと思いますけれども、行政のほうで最初の導入の部分は力を入れていただいて、支えていただくことも多いかと思いますが、本業の店舗であるとか企業がやる気を持たないというふうになりますと、またそれも経済が回っていかないというところにもございます。幾らかでもみんなでやる気を持ってやっていくという方向性を導き出す部分でも民間への活力の変換というところが大変必要ではあるかなというふうに思っております。先日指宿市のPFIを見学させていただきました。道の駅のフードショップの部分についても説明がございまして、やはり民間運営をしていく中でそういったものも盛り上がっていく、スピーディーに事が運ぶという事例も紹介されておりましたので、そういった民間活力をどういうふうに輝かしいものにしていくかということもぜひ行政側としての仕掛けづくりというのもお考えいただきたいというふうに思っておりますが、しかしその民間の活力を導入するという部分におきましてもその調整役となる人材が当市にはちょっと不足しているのではないかなというふうに感じておりまして、各商店街におきましてもやはり店を取り持つだけで今は精いっぱい、まちづくりに協力している余裕がないという声を聞いたり、徐々に民間団体におきましても余裕のない部分が感じさせられます。こういった現状の中で、地域の情報発信や活力を見出すための人材づくりとして、今総務省で行っております地域おこし協力隊の事業がございます。これは、国から選定された地方自治体から委嘱を受けた者が地域協力活動に従事するといったものでございますが、その地域協力活動という中におきましてはいろいろなさまざまな分野が分かれておりますが、当市におきましては地域おこし支援の中でコミュニティ活動の応援、都市間との交流事業、地場産業の企画、PR、販売促進などを手がける人材の募集を行っていただきたいなというふうに思っているのですが、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 伊藤寿雄
まず、地域おこし協力隊につきましては、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方におきまして地域外の人材を誘致して、その定住、定着を図り、都市住民のニーズに応えながら地域力の維持、強化を図っていくことを目的として、平成21年度からスタートした制度であります。具体的には過疎地域や山村地域、離島地域などのいわゆる条件不利地域、これらの市町村が3大都市圏や政令指定都市、そして条件不利地域以外の都市地域の住民、これを受け入れ、隊員として委嘱をし、地域おこし活動の支援や農林漁業の応援、住民の生活支援、そして今議員がおっしゃられたようなまちづくり活動といったようなことで、地域の実情に合った協力活動に従事してもらい、あわせて定住、定着を図りながら、地域の活性化につなげていく、こういった事業でございます。国の財政支援としては、隊員1人につき報酬等が200万円、活動費が150万円、これらがそれぞれ上限となっておりまして、最長3年間特別交付税で措置されることになります。道内におきましても本年7月現在35市町村で74名が地域おこし隊として活躍され、全国的には観光や農業など地域の特性を生かした形でまちおこしや定住等に結びついた、こういった事例もございます。しかし、一方では隊員の中には事業途中でリタイヤするなど事業がとまってしまい、苦慮している市町村もございます。本制度は、募集によって隊員を決定することになりますので、どれだけのノウハウ、どれだけの意欲と責任を持って先ほど申し上げた報酬等の条件のもと活動していただけるか、この人選が非常に大きな鍵を握るというふうに思っております。そういった上では、当市といたしまして今後道内における実例を中心にしながら、課題や効果等、こういったものを十分に検証した上で赤平に適した事業が何であるか、こういったことを協議いたしまして、本制度の活用について判断をしてまいりたいと思っております。以上です。
質問 3番 植村真美
今前向きなお考えだというふうに認識させていただいておりまして、人材もぜひ、他の事例も見ていましてもやはり人材の募集のとき、人選のときにかなり苦労されているということも聞いていまして、当市におきましてもプロ意識をしっかり持ったというか、やっぱり情熱を持って赤平に定住していただける方をぜひ獲得していただけたらなというふうに思っておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。続きまして、赤平まちづくり学会の開催についてでございます。前質問にもありましたけれども、民間活力への支援対策といたしまして人材確保と同時に当市のさまざまな団体への支援も進めていただきたいというふうに思っております。当市もさまざまなまちづくり団体活動してございます。しかし、最近は人口減少によりましてどの団体におきましても会員の減少、事業規模の縮小などが見受けられまして、でもそんな事態だからこそさらなる民間団体の連携が必要な時期だなというふうに思っております。その対策といたしましてご協力いただきたいなというふうに思ってございますのは、まず互いの活動の情報交換を行い、共有する上で互いの活動を連携して行っていくことができないかなという発想のつくる場です。そんなところから物づくりの発想へもつながっていくのではないかなというふうに思っていまして、ことしにおきましても民間まちづくり団体で合同勉強会というのを実施していたことを聞いていまして、そんな中から祭りの部分で協力し合いながら、発展的に事業を展開されているということも聞きましたし、私もその団体に所属はしておりますが、いつも一緒にお互いまちの中で活動していても、なかなか情報共有という場が図られていないのだなというのを大変実感しておりました。先日もまちづくり講演会が開催され、講師の話だけではなくて、市内の活動団体にもパネラーとして参加していただいたという経緯の中で、より多くの市民が楽しんで学ぼうとするそのムードづくりができていたのではないかなというふうに感じております。そして、今後もそのようなまちづくりをしている方たちに多く参加していただきたいなという、そういう場をつくってほしいなというふうに思っていまして、市内まちづくり団体が日ごろ活動している報告や現状の悩み、課題などを情報共有できる場所ということで、赤平まちづくり学会と称しまして互いに取り組めることや、さらに効果的にまちづくりのあり方を考え、人とのつながりを見出す場所をぜひご検討いただきたいというふうに思っておりますが、この点につきましてはいかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 伊藤寿雄
まず最初に、行政のこれまでの動き出しといいますか、状況でありますけれども、まず市民のまちづくりへの参加意欲を高めるためにご承知のとおり春と秋の住民懇談会の開催、そして市長への手紙、こんばんは市長室、そしてまちづくり講演会においても先ほど議員のお話にありましたように地元企業や団体からパネルディスカッションに参加をいただき、さらに本年度からは市長と市内の団体が懇談する市長がおじゃましますということで題しまして実施をしているほか、必要に応じて主要な事業や計画策定等を行う際にも市民や団体の方々に市政に参加いただくなど、参加いただく機会という部分ではふえているというふうに思っております。しかし、議員が言われるように市内には多くの団体が存在いたしますが、残念ながら団体間における横の連携が余りなされておらず、どこの団体がどのような活動をされているのか自体を知らないケースもあるのではないかというふうに感じております。まちづくり学会とのお話でございますが、団体もまちづくり、地域、福祉、文化、スポーツ、こういったことなどそれぞれの活動の目的が全く異なりますので、幅広い意見交換の場となる利点がある反面、一方では目的分野から外れた意見等を発言しづらいといった難しさもありますので、テーマの設定に沿った形態で行うことが望ましいのではないかと思っております。また、団体同士がお互いを知るといったことが連携の第一歩ではないかと思っておりまして、そのため余り形式にとらわれずに、例えばパーティー等のような内容でもよろしいですので、まずご参加をいただき、そうした場の中で団体の紹介、活動を行っていただくと。少しでも理解を深める機会を設ける、そして次のステップといたしまして話し合いの場を設け、連携の道を探ることがまちの発展に結びつくのではないかと思っております。主人公は、あくまでも市民であり、団体でありますので、我々行政はそのきっかけをつくるために今後団体の皆様方に働きかけをし、ご相談をさせていただきたいと思います。以上であります。
質問 3番 植村真美
いろいろ前向きなご答弁いただきましたけれども、広報あかびらでも最近いろんな各団体の写真と活動が、大ざっぱに要点をあわせた中で写真とそういったものの紹介がある中で、こんなに赤平にも活動している団体があるのだということは大変理解するところでございますが、今後もそういった方たちが連携し合うような形というのをつくっていただきたいと思っております。それと、追加でなのですけれども、民間団体の連携ということだけでもすごくわかるのですが、そこに行政の方もぜひ加わっていただきまして、実は市民活動支援のための助成事業というのが一年を通していろいろと企画されていますけれども、未使用のまま1年間が終わってしまうというケースもあると思うのです。それが意外と市民団体の方たちに知られていないというところが今までも課題だなというふうに思っていたのですが、そのような支援事業に対しての説明の機会もそこで加えていただきたいなというものと、互いに理解し合っていないところはどういうところなのかな、その事業内容が余り使用しづらいというところもあるらしいというところも知っていただきたいとか、お互いにその情報交換の場というのがすごく必要、行政側と民間団体側ということですけれども、そういった事業促進を図っていただくためにもぜひ行政の支援事業に対する説明というものを加えていただきたいなというふうに思っておるのですが、その辺につきましてはいかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 伊藤寿雄
市といたしましては、現在も市ホームページ等を通じて市独自のまちづくり活動助成、あるいは国や道などのそういうまちづくり活動に対する補助制度などをお知らせをしておりますが、正直なかなか周知し切れない状況もございますので、市民団体の話し合いの場が実現されれば我々も積極的に参加をさせていただき、各種制度の紹介、あるいはご相談にも応じてまいりたいと思いますし、また一方では協働のまちづくりを進める上では行政から逆に市民にご協力をお願いするケースもあろうかと思いますので、こういったことも含めまして相互の理解が深められる場づくり、これらを一緒になって考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 3番 植村真美
よろしくお願いいたします。