安平町議会 令和7年第5回定例会 2025年6月18日
町は慎重な姿勢のまま今日まで終始していることからその後の経過と現状について
2025年6月18日、安平町議会の一般質問で、梅森敬仁議員が「町は慎重な姿勢のまま今日まで終始していることからその後の経過と現状について」質問し、企画財政担当課長 木林一雄、町長 及川秀一郎が答弁しました。
- 質問者
- 梅森敬仁 議員
- 答弁者
- 企画財政担当課長 木林一雄、町長 及川秀一郎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 梅森敬仁
11番梅森です。今日大きく2つの質問をしたいと思います。1番目のラピダス関係については他議員の質問もありましたので、できるだけ被らないようにお話をしたいと思いますが重なった点があればお許しいただきたい。1番目、ラピダス・ソフトバンクデータセンターへの対応についてはどうなっているのか。私は過去2年間令和5年、令和6年そして今回とそれぞれ同じ時期の6月定例会において同じ内容の質問をさせていただいていますが、なかなか前に進んでいるような回答を得られることができないということで残念に思っています。新聞報道によると北海道バレー構想が動き出し、千歳市のラピダスを基点として苫小牧東部開発地域のデータセンターを含めた先端産業の集積を目指すと報じられていました。過去の一般質問においてもスピード感を持った対応策を取るべきと質問及び提案を繰り返してきましたが、町は慎重な姿勢のまま今日まで終始していることからその後の経過と現状について質問をしたいと思います。(1)(2)それぞれ同じような内容ですのでまとめて言いますが、それぞれにラピダス・ソフトバンクのデータセンターに隣接している安平町として、この政策がなかなか見えてこないんだと先ほども言いましたが北海道の鈴木知事もスピード感が必要なんだというお話があったようです。(2)は以前の質問に対して情報収集、まだわかったばかりなのでこれからですという内容とか関係団体との協議を進めてともに要望を出していきたいんだという話はあったけれども、なかなか具体策が出てこない。その進捗状況はどのようになっているかについて説明をお願いします。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
高山議員の一般質問の答弁と一部重複しますことをお許しいただければと存じます。ラピダスの千歳市進出や苫小牧東部開発地域へのデータセンターの立地など震災以降の安平町を取り巻く社会経済情勢は目まぐるしく動いており、教育によるまちづくりの取り組みを進めてからは住宅需要に対応するため、民間空き地、空家の活用と併行させながら住まいの確保対策を展開しており、引き続き人口確保や住まいの確保対策、いわゆる移住定住については、民間賃貸住宅の助成や町有地等の分譲を継続する考えであり、特に千歳・恵庭方面のアパートの賃料の上昇もありますことから今議会で民間賃貸住宅等建設支援事業助成金1750万円を計上し、スピード感を持って対応させていただきたいと存じます。企業誘致については高山議員の一般質問の答弁と重複しますが現状を理解していただいた企業様に立地をしていただく考えでして、現時点においては新たな工業団地の造成は検討しておらず、繰り返しになりますが第2次総合計画期間中は移住定住施策について継続する考えです。2点目のご質問ですが情報収集の関係です。現状は報道機関からの情報と関係する市、北海道の担当者と会う機会があれば情報収集を行い、場合によっては必要に応じて直接企業様の方に連絡を取りまして情報を収集してきていますし、今後もそのような形で情報収集していきたいと考えています。また関係機関でございます千歳・苫小牧地方拠点都市地域整備推進協議会、1市4町の苫小牧地方総合開発期成会の動きについては先ほど高山議員の一般質問の答弁でお答えしていますので重複していますので、答弁を省略させていただきたいと思いますがそのようなことで考えています。
質問 11番 梅森敬仁
はっきり言って何をするんだというのが全然伝わってこないのですよね。確かに周辺の町と連携してともに頑張っていこうということだけれども、先達ても高山議員の質問の答えにもありましたが、これ要望を出しましたという答弁になっていたと記憶していますが、具体的に安平町としては、もしくは関係団体としてはどういう要望を具体的に出しているかの説明をお願いします。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
期成会で行っています要望活動の際の要望書の要望内容です、読み上げて答弁とさせていただきます。関連する周辺自治体における課題、インフラ整備、住環境の整備、企業誘致の促進などの解決に取り組むこと。それから投資促進のための必要な支援策について周辺自治体が享受できるようにすること。3つ目、企業誘致等を見据え現状において苫小牧地区へ供給が計画されている日20万tの水量を確保するため水量の保管手立てを検討すること。4つ目、将来的な苫小牧地区の工業用水確保については、あらゆる手段を検討し中長期的なビジョン・計画に基づいた対応をすること。これらの進捗について周辺自治体に対しきめ細かな情報共有がなされる体制の構築を検討することということで要望内容は大きく5点となります。
質問 11番 梅森敬仁
そういうふうに説明していただけると、なるほど少し前に進んでいるのかなという気がしてきました。ただ、私以前にも言ったのですが、この要望の中で令和5年の段階で当時の経産省の西村大臣が周辺自治体に対する優先的支援策として今おっしゃったような工業団地の造成とかインフラ、道路整備とか、人口増対策のための浄水場の建設と具体的にインフラ整備の内容について言及して周辺自治体に対して国が責任を持って支援をするので頑張って先んじて対応をしていただきたいんだという話がありました。まさに安平町は水が足りないところです。工業用水あるいは飲料水についてもそうだし、早来地区の浄水場もかなり老朽化してきてということで建て替えの話もあるように聞いていますが、まさに勿怪の幸いではないですか安平町にとっては。国の予算を注ぎ込んで先んじて対応できるのであれば、周辺の自治体とタッグを組んで頑張ることも大事だと思いますが安平町単独の事業としても立ち上げて先行することができると思うのですが、そういことについての予算の関係とか支援の関係で国とのやりとりをした実績はありますか。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
只今の梅森議員の大臣の発言の中でインフラ整備に対し国家予算で応援するという趣旨の制度をもって後押しするということでお話がありましたが、具体的にどういった補助金をイメージしているのかわからないのですがこちらで調べる限りは地域産業構造インフラ整備推進交付金という交付金制度のことを大臣がおっしゃられたのかなと思いますので、その関係の制度の説明をさせていただきたいと思います。名称は地域産業構造インフラ整備推進交付金です。目的は地域における産業構造の転換の加速化や雇用機会の創出に資する半導体等の大規模な産業協定に関するインフラ整備に取り組む地方公共団体が作成した計画に基づいた事業に充てるとなっています。対象は地方自治体ですので当町も対象になろうかと思います。要件ですが半導体等の大規模な産業を拠点整備のうち真に国策的見地から支援すべきプロジェクトであって、かつ当該産業拠点の関連インフラを整備する高度の必要性、緊急性があると認められるものとして選択されたプロジェクトです。対象事業ですが1つ目は工業用水道の整備、おおむね10分の3の補助です。2点目、下水道整備事業、2分の1です。3つ目が道路整備で10分の5.5となっています。令和6年度に採択されましたのは千歳市それから北上市、東広島市、菊陽町の3市1町です。いずれも先端半導体の生産企業を有している市です。関連する周辺の市が採択されたという実績はありません。今の4か所に総額90億円だと確か記憶していますが配分されています。あくまでも真に国策的見地から支援すべきプロジェクトであって当該産業拠点の関連インフラを整備するといった必要性・緊急性があると認められるものでありますので、当町から申請してもかなりハードルが高い事業ではないかと考えています。なお、国の方に直接連絡をやりとりした実績は私になってからはありません。
質問 11番 梅森敬仁
内容はよくわかりました。ハードルは高い部分があるのかもしれませんが隣の町の千歳市は採用になっているのですよね。私にしてみれば一心同体かなという気持ちはしていますが、千歳市で採用になっているのだから安平町もということで、ちゃっかりした考えを言ってしまって申し訳ないのだけども、そういう考え方も当然ありますよね。それといつも町長がおっしゃいますが、人口減の流れが、いろんな見方からすると収まって今までダウンダウンで来たのがある程度収まってきているということで非常にいい傾向にあると思います。理事者側の皆さんの活躍の結果だと思うのですよね。その中においても更に人口が増えることについては五十数年前の苫小牧東部の港の東港の開発その他で、当時早来が3万から5万ぐらいの都市になるのではないかという話があったけれども、五十数年を経てまた同じような状況。これから先恐らくこういうことは無いのではないかということで、これ本当チャンスだと思うのですよね。その中で様子見というか周辺とともに協力しながらというご意見ももっともだなと思って聞いておりますが、安平町独自で頑張っていくという施策の展開も必要なのかなと思っています。住宅に関しては先ほど説明がありましたが、早来地区でも旧仮設中学校の跡地とか避難所があった北進の地区でも計画がある。追分についても駅周辺の用地を交換してということでラピダスを見据えてそういう施策を展開しているということはもっと積極的に町民に知らせたらいいと思いますよ。町民はわからないので、何やっているんだという話になってしまうので。私からも一生懸命説明しているつもりではあるけれども時を捉えて町長とか理事者側からそういう施策については見据えてこうやって頑張っているんだという情報の発信はきちんとすべきではないのかなと。せっかく頑張っているのですからね、そう思っています。そういう中で具体的にじゃあもう一歩進んで、宅地・分譲地を用意していますよということについてラピダスとかソフトバンクのデータセンターの関連会社とのアピール、やり取りはしていますか。どうですか。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
町で持っています町有地で空いている土地とか利活用の可能な土地については、工事期間中だったと思いますが鹿島さんかな。そちらの方に情報提供していたかと思います。その後はしていませんしラピダスの社員さんは車での通勤が禁止ということで求めているのはJRの沿線に土地を求めていると聞いていますので、今状況様子見という感じになっています。
質問 11番 梅森敬仁
わかりました。そういうことをどんどん公表して町民に知らせたらいいと思うのですよね。あとこれで最後にしますが、私残念なのはもともと石狩バレー構想だとか今枠が広がって北海道バレー構想ということで先ほど言いました。新聞等に出ています。鈴木知事は石狩管内だけでなくて広く全道にこの効果が波及するように考えているということで事ある度にお話をしているようですが。この北海道バレー構想の中に胆振管内の苫小牧市も入りました、先ほど町長も紹介してくれましたが。これぜひ安平町も手を挙げてこの構想の中の市町の中で安平町っていうネーミングを何とか取り入れてもらって、ここに安平町があるんだということを全道的というか全国的に知らしめるいい絶好の機会だと思うのですが、ちょっと寂しい気がするのですよね。今まで国際空港に一番近い町安平町だってアピールしてきたじゃないですか。今は苫小牧とか北広とか札幌と比べたら安平町は特段近いのですよ、隣接しているのですよ。車で15分から20分のところに安平町があるということをアピールする絶好の機会だし、それこそ人口問題で今まで苦労してきたけれどもこれチャンスじゃないですか。遠慮することなくもっと積極的に安平町の名前をこの機会をもって取り組みの中にぜひ入れてもらえるような工夫はいかがですか。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
まずバレー構想とは何ぞやというところからお話させていただきたいと思います。北海道バレー構想はラピダスの千歳市への進出を契機にアメリカのシリコンバレーになぞらえて石狩から苫小牧市にかけて一帯に先端産業や研究機関の集積を目指す構想で、ラピダスの小池社長が提唱しているものです。この構想の実現に向けて北海道経済連合会や北洋銀行、北大、石狩管内の市町村など36団体が集まり今年の5月7日に千歳市で北海道バレービジョン協議会の設立総会が開催されたとの報道を拝見しています。当該団体の設立に際して事前情報はありませんでしたし打診もありませんでした。協議会加盟の打診は当該団体からありましたら当該団体の目的とか事業計画、内容といったものを精査して近隣市町の動きも視野に入れ加入に向けて検討していきたいと考えています。
答弁 町長 及川秀一郎
梅森議員おっしゃっているのは、もっとこの案件については安平町をPRしてもいいのではないかとおっしゃっていただきました。私は例えば前段の質問であったゼロカーボンも、ゼロカーボン宣言というのは取り組みを何もしなくても宣言できるのです。ウチは相当後に宣言したのですが、準備会やっていろんなさまざまな調査、計画を作ってゼロカーボン宣言をした1月23日、同日付で協議会を立ち上げて、そしてその後6回議論していきながら2回目のチャレンジで採択になって、これから具体的な事業というところでまさしくPRもできるかなと思っています。まさしくこの安平町のまちづくり、教育・子育てを柱にしながらCFCIも教育関係では浸透してきました。そういったまちづくりも一定程度評価いただいて社会人口増も結果も出てきた。今回、ラピダスの関係についても当然バレー構想の話もありましたが、安平町としての役割が本当にどこにあるのか。先ほど苫東時代の2万人3万人という、それが本当に安平町が目指す姿なのか、今7200人台の町に例えば2万人増加になった時に町が壊れてしまうのではないかというインパクトも場合によっては出てきます。当然水の問題だったり全てが、1万人は合併時のある程度目標としてありましたからそこは目指してもいいのかなとは内心は思っていますが、でもきちんと着実にできることを成し遂げながらラピダスまたその関連企業ですね、そこを自分としては視野に入れながらJRだけで通勤、新しい駅もラピダスに作ってもらうとか道路も直線でやってもらうとか、それを言えるような環境だったり状況も見据えてくれば国にアピールしてくことも重要だと思いますし、ただ今の段階ではまだ既存のいろんな町道の整備にきちんと促進してもらったり、また先ほど高山議員におっしゃっていただいた水とか電気の関係とかも安平町域を通っているわけですから、そういった中で重点的な場所であることは間違いないので、そういったことをきちんと捉えながら、いろんな場面がこれからも出てくるかと思いますから、これまでも水の問題だったり道路の問題だったり要望書に書いてなくてもそういった課題の話はしています。ラピダス来る前からしていますので何かこれをチャンスに変えながら突破できるのであれば最高だなと思っていますので、そこは常に意識しながらまたアンテナ張りながら、またきちんと総合計画に位置づけながら、そこは誰が変わっても方針がずっと続いていく重要なものだなとは自分はこの歴史的な転換点になる、もしかすると総合計画になる、安平町にとってですね、そういう転換だと思いますので議会基本条例の中できちんと議決案件になっている計画である、そこに位置づけてやっていくことが町と議会が両輪となりながら町民の方にも理解してまちづくりを進めていくといったことにもつながっていくのではないかなと思っていますので、まだまだPR不足だというところは肝に銘じながら、さまざまな町としての情報発信、私個人としてのさまざまなSNSの発信もさせていただいていますが、そういったことを通じながら取り組みの輪を広げていきたいと思っています。
質問 11番 梅森敬仁
わかりました。もう1点言い忘れたというか気になっている点がありましたので。先ほど高山議員の質問の中でプロジェクトチームを立ち上げたらいいのではないかということでラインワークスその他で対応していくという話もありました。考えてみると、目を転じてみると教育委員会では先達てからLPMですか、地域プロジェクトマネージャーとか1名から2名に増やしたり活躍してくれています。一時は教育長直轄のプロジェクトチームを作らせてくれないかという話もありました。また、いろんな協力隊員を投入して教育現場に派遣するとか橋渡し、幼稚園とか小学校とかいろんなことで民間の方たちの協力を取り入れて一生懸命やってくれているという結果が出ているわけですよね、成果を上げているわけですよ。そういった意味でこのプロジェクトチームというかラピダス対応のプロジェクトチームを大変重要なものだと思いますのでね、その点については先ほど高山さんが言ったと同じですが、ぜひ民間レベルを取り入れてしっかりとしたプロジェクトチームを作ってはいかがですか。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
先ほどの答弁でもありましたが、今現在情報共有をする会議ですが、課題が明らかになり協議すべきタイミングが来た時には今の体制を更に見直して、更に部会を作ったりしながら課題解決に向けて体制を見直しも検討していきたいと考えています。
質問 11番 梅森敬仁
しっかりとお願いします。