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安平町議会 令和5年第4回定例会 2023年6月22日

今日は5点について

2023年6月22日、安平町議会の一般質問で、工藤秀一議員が「今日は5点について」質問し、政策推進課長 渡邊匡人、町長 及川秀一郎が答弁しました。

質問者
工藤秀一 議員
答弁者
政策推進課長 渡邊匡人、町長 及川秀一郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 工藤秀一

1番工藤秀一です。今日は5点について質問させていただきます。初めにラピダス対応についてということで今大変話題になっていますけれども、次世代半導体の量産を目指す世界的で壮大なこのプロジェクトは千歳市の美々ワールドに新工場を今年9月に着工すると発表されていて、また多くの関連企業が集結するようです。隣接自治体として安平町はどのように関わり、対応していくのか方向性について伺いたいと思います。1つ目に半導体関連企業を安平町に積極的に誘致しようとしているかについて伺います。新たに工業団地を作ってでも多くの企業に来てもらいたいと考えているかについて伺います。

答弁 政策推進課長 渡邊匡人

まず最初になりますが、昨日も同じようなご質問をいただきまして重複するところがあろうかと思いますがご答弁させていただきたいと思います。日本、北海道経済、コロナ禍の中で低迷していた世界規模になる可能性を潜めるこのラピダスの次世代半導体事業については、安平町としても隣接する町として大いに期待をしている事業です。反面5月22日に説明会があったばかりで、正直何から手を付けていけばいいのか模索しているところです。最初のご質問については企業誘致関係になりますので、現段階での考え方として説明をさせていただきたいと思います。一部追分地区に工業適地はありつつも工業団地としては既に完売しており、近年の企業様のニーズから個別に条件にマッチングする土地情報を提供しながら対応しているのと、苫東の3期計画に合わせながら一体とした取り組みとして苫東と誘致活動をしていく考えです。ただ、九州を例に見ても半導体事業についてはサプライチェーン含め立地に期待を持てる事業でありますので、現在土地情報の収集や工場までの導線になる道路、インフラなどの課題、当然ゼロカーボンの時代に電力供給の課題などもあり、安平町として協力をできることについて調査を始めているところです。以上です。

質問 1番 工藤秀一

今、ここだけでなくて半導体工場進出ということで熱狂続く熊本という見出しがよく見られまして、今熊本県にも台湾のTSMC社の半導体工場が今年の秋を目指して建設されていて工業用地の需要が大きく関連会社においては取得が難しい状況になっていると。工業用地を確保するため市街化調整区域の見直し等に取り掛かったり、工場用地、住宅建設ラッシュ、道路の渋滞など様々な問題に直面しているようです。ラピダスについては200社と言われる関連会社の建設など行先はどうなるのかと思いますが、九州と違うところは、北海道は面積が広く千歳や苫小牧には大きな工業団地があります。土地だけで言うと特に苫小牧東部地域いわゆる苫東にはホームページからすると4000ヘクタール以上の分譲中の土地があります。これには遠浅地区の苫東用地も含まれていると思われます。更に恵庭や長沼も圏内に考えると関連会社の行先は言葉が悪いかもしれませんが、ある意味奪い合いになるようなことも考えられるという状況かなと思います。そんな中で人口増加や町に賑わいをもたらすには地元に会社ができることが大きな要因かなと思っています。そういう意味において、昨日の他の議員さんの質問からもありましたように安平町は工業団地ももう埋まっていてほとんど苫東地域の遠浅地区以外はどうも埋まっているようですので、そういう意味において誘致しようとすると市街化調整区域を見直してでも積極的に企業誘致に取り組む必要があるのかなと思います。そうでなければ安平町は農業の町なので、その大きな企業誘致は求めないで現状維持を決め込んで子育て政策中心に移住者を募っていくのかと。そのような方向性を決める選択が必要になってくるのではないかなと思います。周りの自治体がどうあれ安平町としてどうしたいのか明確にしていかなければならないと思いますが、この辺いかがですか。

答弁 政策推進課長 渡邊匡人

昨日と繰り返しになるかもしれませんが、今の段階では両方を睨みながら戦略的には立てていきたいと考えています。ただ、議員がおっしゃいますとおり土地が少ないというのは九州を例にしても市街化調整区域、これがやはり大きな課題となっていまして、国や北海道、この辺の考え方がまだ示されていないのが私どもが捉えている段階ですので、そうした状況に素早く対応できるように広い土地だったり、これは工業用の誘致に向けた土地であったり、あとは住宅用の土地だったり、安平町は4地区ありますので各地区ごとにどういった住宅誘致をしていくとか、定住移住につながるような誘致として提供できるか、そういったところも少し考えながらやっておりますので、もう少し国、道の情報を見ながら、熊本、九州の状況については議員がおっしゃるような課題点もあったり今対応に追われているとお聞きしていますので、そういった先進事例をきちんと押さえながらこの後検討していきたいと考えています。

質問 1番 工藤秀一

工業用地とか私も最近よく調べてみますと、苫小牧とか千歳とか恵庭とか比較すると土地の価格でいうと低価格で提供できるような状況にあるのかなというか、安平町でもし提供するのであれば熊本でもそうですが土地の高騰が問題でなかなか入手できない状況にあるようなので、そういう面では安平町が誘致活動をするのであれば大変有利な状況になるのかなと私は考えていますが、そういったところも鑑みながら周りの自治体の様子を伺っているだけでは出遅れてしまうことも考えられるので、昨日もありましたがチームラピダスの早い決断を望むところであります。次の質問に移りますが、ラピダス周辺に移住してくる従業員とかその家族等についての移住定住に向けて積極的に安平町に誘導することを考えているかどうかについて伺います。

答弁 政策推進課長 渡邊匡人

2つ目のご質問になりますが、震災後復旧復興事業を中心にまちづくりを進めて参りましたが、その中でも総合計画の柱として子育て教育というところを柱にしながら子育て世代に選ばれるまちづくりを進め、安平教育プラン義務教育学校の建設や起業創業の取り組みなどがまちづくりにとって良い方向に結びつき、昨年より社会人口の増、起業創業の増加、移住等の問い合わせ、こちらが昨年の倍ぐらいありまして現在対応しているところです。本議会でも主に早来学園のこうしたニーズの関係になりますが、補正予算にて早来地区の分譲地造成に向けた予算を計上しているところです。こうした気運と今回のラピダスの動きも当然視野に入れながら取り組みを進めていきたいと追分地区、安平地区、早来地区、遠浅地区の4地区ごとの住居情報の提供に向けた取り組みをするための情報収集作業を行い一定程度現在取りまとめているところです。

質問 1番 工藤秀一

今、一定程度まとめ上げているということでしたが、件数等についても大体件数というか分譲地であるとか、居住できる件数といったものも押さえているのかどうか伺います。

答弁 政策推進課長 渡邊匡人

現在戸数的なところは押さえていないと、資料は別にありますので後ほど面積とかを測れると大体どの程度か見えるのかなと思ってはいますが、ただ色々各地区ごとに選定しているところには諸条件が付いてくるものですから、役場内で全体的な共有ですとかそうした課題の整理がまだできてはいないところもありますので、一定程度この後整理しながら庁舎内で取り進めていきたいと考えています。

答弁 町長 及川秀一郎

1番目の質問と2番目の質問と当然関連ということで今の状況でありますが、渡邊課長が答弁したとおり、まだ情報が得られていない部分もあったり、広域的な枠組みを中心としながら情報共有をして、そして安平町が得意な分野であったり、安平町内も4地区それぞれ特性がありますので、そういったことは基本的に考えています。また先般、職員研修をちょうどやった時に北大の山中先生に来ていただいて様々なお話をいただいたのですが、その中で半導体の話もありました。これから作る半導体だけではないのですが、例えば作るにあたっても当然エネルギーがいるわけですよね、電気だったり。それが例えば化石燃料による電気を使って作り上げたものか、再生エネルギーを使って作り上げたものか。同じものが同じコストでできたとしてもそれはやはり再生エネルギーで作り上げたものでなければ国際的に利用もできないという差ができている、そういったお話もいただいていましたので。ですから安平町はメガソーラーが、これから今回の補正予算でも出していますとおり再生エネルギーの関係で様々な計画を作っていく、その内々示もいただきながら今進めている、計画の策定の予算ですね、そういったことも進めているわけですが。そういったエネルギー関係の分野でも場合によっては直接ラピダスになるのか、その関連企業になるのか、いずれにしても水だったり電気だったりを大量に使うと聞いていますので、そういったことも一つの検討課題であったり、また安平町がこれから進めていくもので大きく貢献できるのではないかなと考えています。また、住宅団地の関係については昨年の総合計画の中でご説明していましたとおり我々は移住定住を教育を柱に、移住定住を拡大していく進めていく方針はずっと一貫していまして、その中で緩やかに住宅団地も必要になってくるだろうと、昨年の12月時点ではそういう考え方で総合計画をまとめています。ですから短期的には例えば6区画ぐらいとか数十、10から20ぐらいの区画、そういったものを視野に入れながら町有地、また町の方で町が取得した土地に公共になるのか民間の活力を導入してPPP方式になるのか、民間活力を導入して建てていただいてその後の管理は町がやっていくのか。様々なパターンで計画を立てながら当然打ち合わせを内部でもしている、民間を含めて内部でもしているわけです。今回のラピダスの関係も受けてそれを中長期的に少し置いていたものも、これは早めていかなければならないだろうということで当然検討も入っていますし、これは当然町だけで何億も掛けてやっていくような大型の分譲の従来方式もありますが、スピード感ということでいけば民間の力を借りてやっていく方向性が一つあるのではないかなということもありますので、場所的には複数ありますが一番大きな早来学園の話も出ましたが、早来中学校の仮設校舎が建っていたあの場所。今教職員の駐車スペースとして活用されていますが、あそこが一番近いわけですので、そこを何とか住宅地にできないかは今検討させていただいているところです。当然、同時に教職員の駐車スペースの問題が出てくるわけですので、今外構工事の周辺になっています場所で十数台、また元々飯場が建っていた場所等々で若干不便になるかもしれませんが、短期的なところでスペースを確保しながら早来学園周辺の環境整備も含めて進めていかなければならないと。ですからラピダスが来る前に様々なことを考えていますが、今回のラピダスの話を受けて住宅地の考え方はというご質問でしたので、今現在の大きな流れだったり、庁舎内での検討状況についてご答弁させていただきます。

質問 1番 工藤秀一

ありがとうございます。今回のラピダスの話が出る前から安平町内でも中古住宅含めて借家も不足しているというか住居が少ない、分譲地も少ないというお話もありまして、新しい家が多く建ってきているのはこのラピダスの話の前からあったことでもありますので、住居不足のところは現状もあるところですが、このラピダスの話があってまた更に移住希望者が今後増えてくることを考えると、住むところの数以上には人口は増えないわけです。人口増加で見ると今熊本の4市町で言うと既に人口が1%以上上昇していると。その4つとも全国の上位を占めているような感じですが、そういったことも想定しながら住居をこれから考えていかなければならないのかなと思っていますが、そういった意味で3つ目の質問になりますが、新たな分譲地や町営住宅の整備等を今後考えていかなければならないと思いますが、その辺いかがお考えですか。

答弁 政策推進課長 渡邊匡人

3つ目のご質問については町としては現在ラピダス関連で5月22日以降いくつかの企業様より問い合わせをいただいていますので、独自の分譲造成という考え方もありますが企業とのパートナーシップによる団地造成も含めて模索しているところです。また、町営住宅については25年の試作稼働の後の27年以降の量産がスタートすると従業員の増加も増えて参りますので検討の目標値をそこに据えて庁舎内で検討していく必要があると認識しています。また、先般地元の建設協会、商工会などと連携した住宅供給についても一部オフィシャルとまではいきませんが、そうした話を両会長ともお話する機会もさせていただいています。以上です。

答弁 町長 及川秀一郎

1点補足させていただきます。民間アパートの建設助成事業、これは昨年度また一昨年度も物価高騰であったり資材高騰等で手を挙げていただける事業者、民間企業の中でなかったのですが、今年度おかげ様で1件ありまして、そこの支援決定もさせていただきましたので1棟8戸ですかね、これが早来地区の早来学園に近いところにこれから1棟建つということがあります。これから内部でその予算は今年度、従来は2棟分を見ていたのですが今回1棟分だったので。8戸ですから若干は予算残が出てくると思いますが、今後増額に向けてまた9月以降補正予算含めて補てんさせていただきながら民間のアパート建設についても町が支援をしていきながら住宅の確保、早来地区は今100%に近い数字でアパートが埋まっている状況、追分は一部空いているところもありますが、そういったところも状況も掴んでいますので、そういった支援策も引き続き講じて参りたいと考えています。

質問 1番 工藤秀一

これからそのラピダスが2年後試作を開始して4、5年後には操業を開始するのかなと思いますが、そういったころには関連企業が出来てきて安平町内でもどこが通勤圏になるかというと、ほとんどが通勤圏なのかなと思いますので。どこということなく安平町内、住居建設とか用地の関係を今から準備を進めていくのがいいのかなと思っています。今年になってこの話が出るまでは人口減少を抑える対策を一生懸命考えていましたが、180度転換して人口増加対策を考えていかなければならないようなことですが、大きなチャンスではありますので素早い舵取りを今後ともお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

出典:安平町議会 令和5年第4回定例会 2023年6月22日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる