網走市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日
ごみのポイ捨てについて
2025年9月9日、網走市議会の一般質問で、石垣直樹議員が「ごみのポイ捨てについて」質問し、市民環境部長 田邊雄三が答弁しました。
- 質問者
- 石垣直樹 議員
- 答弁者
- 市民環境部長 田邊雄三
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 石垣直樹
ごみのポイ捨てについて伺います。網走市のごみのポイ捨ての状況について、市内ではいまだにごみのポイ捨てがあります。たくさんの市民の方が早朝や日中にごみ拾いを行ってくれております。また、様々な団体が定期的にごみ拾いを実施しております。しかしながら、いまだに市内の道路、歩道にごみがポイ捨てされている現状です。現在のごみのポイ捨てについての認識をお示しください。
答弁 市民環境部長 田邊雄三
ごみのポイ捨ては、御指摘にありますように、依然として市内各所において散見されているところです。原因の一つに、公共の場などにごみ箱が少ないといった声もありますが、一部の心ない方によるポイ捨てを完全になくすことに難しさもあり、苦慮しているところです。
質問 石垣直樹
ありがとうございます。次に、網走市が行っているごみのポイ捨てについてお伺いいたします。私が知る限り、のごみちゃんというマスコットキャラクターを活用した啓発、ごみ袋の提供、最近ではスマートフォンアプリのピリカを使い、多くの市民がごみ拾いをした報告を行うなど、様々なごみ拾いに対する事業が行われております。ピリカ上においては、コメント等でごみ拾いを行っている方同士がコミュニケーションを図っており、また、ピリカ上でイベントが行われ、一定回数ごみ拾いをすると景品がもらえるなど、様々な取組が行われております。しかしながら、これらの取組はごみ拾いをする方に対してのものであり、ポイ捨てを抑制する取組ではありません。そこで、伺います。現在、網走市が行っているごみ拾いをする方への取組、ごみをポイ捨てする方への取組についてお示しください。
答弁 市民環境部長 田邊雄三
ポイ捨てへの対応についてですが、ごみ拾いをする方への取組としては、従前よりごみ拾いをする方へボランティアごみ袋の配布のほか、ごみ拾い活動を行う団体との間で環境美化活動に関する協定を結び、清掃用具の貸与や保険加入などの支援を行ってきたところです。また、議員がお示しのとおり、昨年度よりごみ拾いSNS、ピリカの自治体版を導入し、多くの方にボランティア清掃に取り組んでいただいているところです。一方で、ポイ捨てする人への対応としては、道路管理者と連携し、警告看板を設置するなどの啓発活動のほか、悪質なケースについては警察へ相談し、原因者が特定できた場合は指導を行っております。
質問 石垣直樹
本日の道新に美幌町での不法投棄の話がございましたが、引き続き警察等と協力して取り組んでいただければと思います。次に、私がごみ拾いをした際には、分別のためにごみを確認いたします。そこで得られた私なりの考察では、ポイ捨てをされたごみの多くは、車内で発生しているごみの場合が多いということです。逆に、一般家庭で発生したと思われる生活ごみは、今まで一度しかありませんでした。このように、ポイ捨てされたごみを調べることで、ごみをポイ捨てする状況を考えることができ、それはポイ捨て防止に役立つヒントとなり得ます。近年ではクマが市街地へ出没し、本年は北海道内で2名の方がお亡くなりになられました。クマが市街地へ出没する要因としては、温暖化、夏の長期化によるブナなどの堅果類が大凶作となり、山に食べ物がないから市街地に出てきている。また、振興局職員の話によりますと、弁当殻が捨てられていて、それを食べたクマが味をしめてしまい、出没するなどと言われております。人間の食べる物は少量でたくさんのカロリーが得られ、それに熊が味をしめてしまう。ポイ捨てが市民の生命を脅かす可能性があるということだと思います。私の考えでは、過去にはコンビニにごみ箱があり、車内のごみはコンビニに捨てる、もしくは、家庭・会社で捨てる、道路上にポイ捨てするという3通りの選択肢があったのではないかと考えます。しかし、現在は家庭や会社で捨てる、道路上にポイ捨てするという2通りの車内のごみ処分方法となり、道路上にポイ捨てをする割合が増えているのではないか。もしこの考えが正しければ、車内で発生したごみを処分する選択肢を増やすことで、道路上へのごみのポイ捨てを減らすことができるかもしれません。また、自分の家の庭にごみをポイ捨てする人は少ないと思います。つまり、網走を自分の家や庭だという認識を持っていただく活動をすると、効果があるのではないでしょうかなど、様々な考えに至るわけです。そこで、伺います。現在、網走市ではポイ捨てされたごみのごみ質調査を行っているのか、もし行っているのであれば、そこからどのような考察が生まれているのか、また、ごみ質調査を行っていないのであれば、今後、行う考えがあるのかをお示しください。
答弁 市民環境部長 田邊雄三
これまでポイ捨てごみのごみ質調査を行ったことはありませんが、ボランティア清掃で集まったごみを確認すると、ペットボトルや缶など飲料の容器、たばこの吸い殻、菓子や食品のプラスチック容器が多く占めていると承知しております。現在のところ、ポイ捨てごみのごみ質調査を行う予定はございませんが、議員がお示しのように、まちを自分の家という認識を持っていただくことは大切であり、小学生のごみ処理施設見学などの機会を通じて、幼少期からの問題意識の醸成に努めてまいりたいと考えております。
質問 石垣直樹
最後に、網走市ポイ捨てゼロ条例について伺います。平成13年9月27日に施行された網走市ポイ捨てゼロ条例には、次のように書かれております。第1条、この条例は(中略)自らの生活環境の美化を通して、すがすがしい環境、快適な環境づくりを進めることを目的とする。つまり、市民自らが生活環境の美化を行うことを求めております。しかしながら、これらの認識が広まっていないのではないか。また、第7条では、自動販売機を設置して、飲食料やたばこ等を販売する者は、飲料容器等の散乱を防止するため、自動販売機の付近に別に規定で定める回収容器を設置しなければならないとされております。しかしながら、第7条はなかなか守られていない現状があるのではないでしょうか。さらには、第8条において美化協定というものがあります。町内会・商店街・学校・事業所・ボランティア団体、その他、地域の中で美化活動を実施しようとする団体は、市と美化協定を締結することができるとあります。この協定を締結したときは、その団体に対して別に定める支援を行うことができるとされております。今まで美化協定を結んだ団体はどの程度あるのか、また、最近はどのような傾向にあるのか、さらには、別で定める支援にはどのようなものがあるのか、お示しください。
答弁 市民環境部長 田邊雄三
網走市ポイ捨てゼロ条例は、市民みんなが協力し合い、ごみのポイ捨てなどをしない、させない、きれいなまちづくりを進めることを目的に策定いたしました。条例では、市・市民・事業者、それぞれの責務などが規定されており、平成13年の規定から20年以上経過し、実態に即していない部分もございますが、美化協定については今年度9団体と締結しており、毎年10団体前後に協力を頂いているところです。支援内容につきましては、先ほども申し上げましたが、清掃用具の貸与や保険加入など、その他、市長が認める支援として、例えばごみの回収など、活動団体からの要望を踏まえた支援を行っております。
質問 石垣直樹
この網走市ポイ捨て条例が、時間経過とともに市民に対して周知されていない実態があるのではないかと思いますが、網走市の見解についてお示しください。
答弁 市民環境部長 田邊雄三
時間経過とともに市民の認知度が低下しているのではとの御指摘につきましては、今後の啓発活動の中で改めて周知してまいりたいと考えております。
質問 石垣直樹
よろしくお願いいたします。終わります。