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網走市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日

介護予防の取組について

2023年12月12日、網走市議会の一般質問で、古田純也議員が「介護予防の取組について」質問し、健康福祉部長 結城慎二、農林水産部長 川合正人が答弁しました。

質問者
古田純也 議員
答弁者
健康福祉部長 結城慎二、農林水産部長 川合正人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 古田純也

続きまして、介護予防の取組についてお伺いいたします。少子高齢化が進む中で、一人で暮らす高齢者世帯、いわゆる独居老人、増加の一途をたどっています。高齢者が一人で自立した暮らしを送ることは、同居のストレスを感じず、気ままに暮らしていきたいと考える人や子供に迷惑をかけたくないと感じている人も多いと予想されますが、しかし、健康なうちは問題がなくても、介護が必要になったり、人の手がないとスムーズに生活が送れなくなったり、一人暮らしの継続が困難になる可能性など不安材料も出てきます。先ほど午前中永本議員のほうから、網走市の高齢者単身世帯の質問をされて、御答弁いただいたので、私は同じ質問をここでする予定でしたが、そこは割愛させていただきます。高齢者の介護予防と生きがいづくりを促進するために、各地域でふれあいの家が開設され、ボランティア団体の創意工夫により多くの高齢者が楽しく過ごしています。老人クラブでは自主運営による生きがいづくり、健康づくり、仲間づくりの活動が行われています。コロナ禍を経て、活動が再開してきましたが、以前より参加者が減少してきた、ボランティアさんの担い手不足だという声も聞こえてきます。そこで、お尋ねいたします。高齢者が各地域で活動しているふれあいの家や老人クラブの参加状況、活動における課題についてお伺いいたします。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

高齢者ふれあいの家、老人クラブの参加状況についてでありますが、高齢者ふれあいの家は市内14か所にて開設をして、利用者、ボランティア合計の参加者は、令和2年度785人、令和3年度720人、令和4年度659人と、年々減少している状況でございます。また、老人クラブにつきましては、令和3年度37クラブから令和5年度は34クラブと3クラブ減少しまして、会員数は令和3年度1,435人、令和4年度1,330人、令和5年度1,279人と、こちらも年々減少している状況です。高齢者ふれあいの家につきましては、コロナ禍において休止など制限されていた活動も、昨年度よりコロナ前の活動に戻りつつあります。一方、老人クラブにおいては、活動が停滞したままのクラブもあるとお聞きをしております。このように、参加者や会員数の減少に加えて、運営をいただくボランティアや役員の高齢化による担い手不足が課題であると考えております。

質問 古田純也

やはり年々100人ぐらい参加者が減ってきているのだなというふうに確認しましたが、ここで、先日出ました研修会で脳科学者の茂木健一郎先生いわく「介護予防は運動と好奇心が必要だ」とおっしゃっておりました。高齢者が好奇心を抱くものの一つにデジタル活用があると私は思いました。なぜなら、社会全体がデジタル化しているからだと思います。網走市DX推進計画では、「誰一人取り残さないデジタル社会の実現」を目指し、高齢者などに向けたデジタル活用講座などの開設など推進されています。実際には、どのような取組が行われているのか。また、参加されている高齢者の関心度はどうなのか。また今後の取組について、お尋ねいたします。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

高齢者へのデジタル活用講座の取組状況についてでありますが、令和3年度より高齢者ふれあいの家や老人クラブなどにおいてスマホ教室を開催し、ビデオ通話、写真の撮影・送信、音声操作などの実演を市職員が行い、スマートフォンの利便性の実感や不安の解消を図っております。これまで60代から90代までの幅広い年齢の方に御参加をいただきましたが、その中でスマートフォンをお持ちでない方の理由としては、操作が難しそう、必要性を感じないという声が多く聞かれました。こうした声を受けまして、今年度につきましては、スマートフォンを直接触って利便性を体験いただく機会を設けるために、携帯キャリアに御協力をいただき、スマートフォンの実機を用意をしまして、興味のあることを検索したり、動画を見るなど、楽しみながら学べる講座を開催する予定となっております。また、講座の中では、LINEなどのSNSの利用についても体験をして、市からのデジタル情報の受け取る方法を学べる機会としたいと考えております。

質問 古田純也

やはり参加者がいろいろと楽しいことをやっているのではないのかなというところが重要な部分がありまして、大変楽しみながら取り組まれていることを認識いたしました。中にはまだデジタルに関心がないという高齢者にとって、少しでも興味を持ってもらうための一歩として、まずゲームから入るのはいかがでしょうかというふうに思っております。高齢者が家庭ゲーム機などによりeスポーツを通じて、介護予防や認知症などの健康維持や地域交流の促進を目的とするシルバーeスポーツが注目されています。ゲームには世代を超えて人と人、人と地域をつなぐ力があります。若い世代の方が高齢者にゲームを指導したり対戦しながら交流できる場として、シルバーeスポーツの導入について市の見解をお聞かせください。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

シルバーeスポーツの導入についてでありますが、近年若年層を中心にコンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉えるeスポーツが盛んとなっております。一方で、議員御指摘のシルバーeスポーツは、競技ではなくeスポーツを通じて介護予防や認知症対策などの健康維持や地域の交流の促進を目的とするものと理解をしております。国立長寿医療研究センターの調べにおきまして、社会的なつながりが多い高齢者は認知症リスクが4割減るとされておりますが、高齢者にとって取り組みやすい内容であれば、介護予防や認知症対策にも一定の効果があるものと思われます。加えて、取組の手法によっては、子供たちとの世代間交流のきっかけとなることも期待されます。現在、高齢者ふれあいの家や老人クラブなどの通いの場においては、歌や体操、お茶を飲みながらの談話など、それぞれの団体の工夫により様々な内容で活動を行っているところでございますが、今後このような取組も研究しながら、通いの場の活性化に取り組んでまいりたいと考えております。

質問 古田純也

昨年各コミセン、住民センター、しっかりWi-Fi環境も整えたので、新しい取組を期待しております。最後の質問になります。網走市在住の外国人について。網走市の11月末外国人の人口は、男性163人、女性267人、合計430人です。多くの方は技能実習生だと思います。技能実習生といえばアジアの国を想像しますが、もちろん技能実習生以外の方もいらっしゃるでしょう。現在、網走に在住されている外国人の方は何か国ぐらいの外国の方がいらっしゃるのかお尋ねいたします。

答弁 農林水産部長 川合正人(農林水産部長は2023年12月まで)

11月末におけます市内在住の外国人の国籍についてでありますが、現在11月末で24か国となっております。

質問 古田純也

その24か国、主にどのような国々の方が多いのか、お尋ねいたします。

答弁 農林水産部長 川合正人(農林水産部長は2023年12月まで)

議員御案内のとおり、技能実習生等が多いということもありまして、インドネシアやフィリピン、ベトナム、中国などの方が多く在住しております。

質問 古田純也

外国人を受け入れることは、企業だけではなく網走市の地域社会にとっても大きな利点があると思います。今24か国の国々の方が網走にいらっしゃるということで、例えば多言語や多文化に触れる大きなチャンスでもあり、もっと地域の住民と関わり合いを持てば、お互い安心して住みやすい環境も築けると思います。陽気な外国人の方が積極的に地域のボランティア活動に参加してくれれば、地域活動の活性化にもつながるのではないでしょうか。とはいえ、実習生や在住外国人から積極的に地域住民と関わり合いを持つのは容易ではないと思います。そこで、お尋ねいたします。外国人がもっと網走の人や文化に慣れ親しみ、網走に定住を希望する外国人が増えるような施策など、今後は市として検討されているのかお尋ねいたします。

答弁 農林水産部長 川合正人(農林水産部長は2023年12月まで)

現在、当市における外国人在住者は技能実習生や特定技能1号が半数以上を占めておりまして、慢性的な労働力不足を解決する貴重な人材となっております。一方、国におきましては、現在技能実習制度の見直しが進められておりまして、政府の有識者会議の最終報告では、同じ分野に限り転籍が認められる方向が示されておりまして、都市部への人材の流出が懸念をされているところであります。外国人材の流出を防ぐためには、当市に在住する外国人の方が働きやすく住みやすいまちとすることは必要であるというふうに認識をしておりまして、さらに議員御指摘のとおり、多言語、多文化に触れるチャンスや地域活動の活性化なども期待をしております。市といたしましては、関係機関と連携をしまして、情報収集に努めるとともに必要な対応、対策について、今後研究をしていきたいというふうに考えております。

質問 古田純也

大変期待したい事業だと僕も思っています。どの地域も担い手不足、またボランティア不足もありますので、ぜひこの網走がとても大好きだと言ってくれる外国人がまた増えてくることを期待したいと思います。私からは以上です。

出典:網走市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる