網走市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日
今後の情報共有と目指すべき課題について
2023年9月12日、網走市議会の一般質問で、里見哲也議員が「今後の情報共有と目指すべき課題について」質問し、市民環境部長 田邊雄三が答弁しました。
- 質問者
- 里見哲也 議員
- 答弁者
- 市民環境部長 田邊雄三
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 里見哲也
-登壇- おはようございます。希政会の里見哲也です。まず、7月下旬に開催されました、全国高校総体ボート競技ですが、全国から約2,000名の選手、関係者、そして地元ボランティア含む大会関係者、この皆様の力で大会を成功させました。感動しました。そして、大変お疲れさまでした。この2,000名の方が思い出の地網走に再び、三度とお越しいただけるとうれしいなというふうに思います。さて、今日は大きく二つ質問をさせていただきます。まず一つ目、ごみ処理の状況について、今後の情報共有と目指すべき課題について伺います。広報あばしり7月号で、これまでの総括がされており、本日は今後の目指すべき方向性について確認したく質問します。ごみ処理問題議論の一方で、違反ごみが増加してい ま す 。 6 月 議 会 の 答 弁で は 、 令 和 2 年 度 7 万3,100個ほど、令和3年度7万9,700個ほど、令和4年度は8万2,400個ほど。このごみは埋立ごみになりますから、これが増加している事実とその対応について、これまであまり議論をされてこなかった点は、市民と共有すべき情報としては、ミスリード、片手落ちの面があったかなと私は思います。確かに今までの議論で、広域化を含めた行政側の対応方向は進展していますが、差し迫っている課題の一つは埋立ごみを減らすということですから、これは全市民で意識共有して対策していかなければならない。ただし、今後は、誰が悪いというような犯人捜しではなく、皆でごみ問題を自分ごととして前向きに課題解決すべきです。そこで質問ですが、この違反ごみ、また埋立ごみを減らすために、市として今後市民にどのような周知を行っていく考えか伺います。
答弁 市民環境部長 田邊雄三
違反ごみの今年度の状況は、4月から6月の3か月で2万2,965個、一月当たり7,655個となり、単純計算の1年分は9万1,860個となり、令和4年度を上回るペースにあります。最終処分場の延命の取組を実施していますが、その一つに埋立ごみに含まれる資源物の資源化の促進を掲げており、家庭系ごみでは違反ごみを減らすことも含んだ取組としております。違反ごみの内訳としては7割が分別されていない、2割が曜日間違い、1割が袋の間違いとなっております。今年度の廃棄物減量化等推進懇話会では、指導員の配置や、24時間ごみを出せる場所の設置などの意見もあり、議論を進めているところです。また、今年度はインターネットモニターアンケートを予定しており、家庭や地域のごみ出し状況、ごみに関する意見を今後の取組の参考にしていきたいと考えております。違反ごみ、埋立ごみを減らすための市民周知については、現状を知ってもらう啓発やパトロール員による指導を続けるとともに、子供のころから環境学習の一環として、分別などに取り組んでもらえるよう、動画などの作成や行動経済学、ナッジ理論を取り入れた啓発を進めていくこととしております。
質問 里見哲也
今、違反ごみの7割が分別されていないというお話がありました。私先月、自宅で分別を実践してみました。まず、生ごみですけれども、これは堆肥になるので「よい堆肥になれよ」と願って分別してみました。この堆肥は結構人気があるということですから、利活用に役立つのだなと思いました。そして、容器包装プラや資源物は「リサイクルでSDGs」、持続可能な社会の実現を意識しました。そして紙おむつ類をわかるように分別すると、日常の生活では埋立ごみはほとんど発生しないのだなということに気づきました。あとは出す日を間違わないこと。これを続けられれば、埋立ごみが減って、市の将来の経費を削減できるので、これはみんなによいことだと考えます。ところで、このごみ問題で最近新キャラクター「のごみちゃん」が登場しましたが、私この取組に大きな期待を持っていまして、「○○ちゃんに叱られる」ではなくて、「のごみちゃんに褒められる」というような、いつもきれいに使ってくれてありがとうというような場面展開、行動の変容に生かせると期待するのですが、このあたりの意図をぜひお聞かせください。
答弁 市民環境部長 田邊雄三
網走市ではごみの分別、適正な処理については、毎日の生活に関わることであることから、親しみやすくするため、平成14年度より「エコピー」というキャラクターを用いて啓発を進めてまいりました。このたび作成した新キャラクター「のごみちゃん」は、ごみの処理に関わることに、現代の若年層をはじめとする皆さんに目を向けてもらうため、若手の職員の発想で作成したものです。今後はごみ通信やガイドブックなどの啓発資料、イベントなどでの啓発資材で利用するなど、様々な場面でのごみちゃんを目にすることにより、ごみ減量リサイクルが日常生活に浸透していくよう、キャラクターの活用を図っていきたいと考えております。
質問 里見哲也
若年層にアピールということで、効果があるだろうというふうに期待しますが、その運用について、ぜひ頑張っていただきたいなと思います。それからもう一つ、ごみ袋の色、袋の色ですが、これは以前の議論でも、透明にして収集業者さんの選別負担の軽減や、ごみを出す人にとっての一定の牽制に役立つのではという意見があったと思います。これは当市の現状では、黄色のごみ袋の取扱いに該当しますけれども、ほかの自治体では、透明が当たり前というところもありますので、参考ですが、網走市の今後の方向性について伺います。
答弁 市民環境部長 田邊雄三
網走市の指定ごみ袋の色ですが、現在の色は平成29年度からとなっていますが、それ以前の一般ごみの時代は、青色のごみ袋、ボランティア袋が透明を使っていたことから、今後混同を避けるため、それ以外の色でつくることとし、色つきでも中身が見える色の濃さとしております。また最近では他の自治体でも中身を確認しやすいように、透明のごみ袋を採用していると考えられます。今年度開催しております廃棄物減量化等推進懇話会の中でも、ごみ出し改善についてはごみ袋の透明化の意見も頂いており、また、現在1市4町の広域での焼却処理の検討に入っていることから、分別内容の検討をしておりますので、分別内容の変更について検討する際には、指定ごみ袋の透明化も含めて検討してまいりたいと考えております。
質問 里見哲也
ありがとうございます。広域のときの課題ということも併せて考えていくのだろうなというふうに思います。このごみ問題は、行政も市民も業者さんもみんなが当事者でありますから、自分たちのまちは自分たちできれいにするというような、そんな意識をみんなで醸成して、そのような行動につながる行政運営、取組をお願いしたいと思います。ありがとうございました。