網走市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日
高齢者の除雪の現状、これについて
2023年6月20日、網走市議会の一般質問で、村椿敏章議員が「高齢者の除雪の現状、これについて」質問し、建設港湾部長 立花学、観光商工部長 伊倉直樹が答弁しました。
- 質問者
- 村椿敏章 議員
- 答弁者
- 建設港湾部長 立花学、観光商工部長 伊倉直樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 村椿敏章
次の質問に移ります。次は玄関前除雪についてです。今高齢化が進み、高齢者の日常生活は大変であります。年金が減って収入減、またそういう収入が減っている中で除雪を事業者に依頼することも厳しいという現実があります。今後も高齢化率は進みます。そして、町内会もだんだんと維持できなくなってくるような状況が増えています。高齢者の除雪の現状、これについては福祉部のほうでやっていられていますがなかなか進まない、そういう状況であります。今高齢者には除雪は苦痛であり、市民の皆さんは玄関前除雪を本当に望んでいる状況です。今市の除雪の体制の中で、この高齢者向けの玄関前除雪、これをやる必要があると思いますが、網走市の考え、やる気があるのかどうか伺います。
答弁 建設港湾部長 立花学
玄関前除雪についてでございますけれども、当市の道路除雪方法につきましては、道路の両脇に雪をかき分けるかき分け除雪を基本として行っております。そのことからどうしても道路脇に雪が残ってしまう状況でございます。広報等で市民の皆様に御理解、御協力をお願いしているところでございますけれども、市民の皆様から玄関前の置き雪に関する問合せが多く寄せられております。特に高齢者のみの世帯等の除雪困難者に対しては外出のための通路確保も必要であると認識しており、高齢者等除雪サービスを実施しているところでございます。一方で、人口減少、高齢化の影響から、道路除雪のオペレーターの担い手不足に加え、事業者の減少により道路除雪が現行体制の中でできるか調整を現在しているところでございます。道路除雪の担い手や事業者の確保を第一優先に進めなければならない状況でございます。そのため、玄関前除雪につきましては、現時点の現行の道路除雪の体制では対応できない状況であり、除雪困難者に対しては高齢者等除雪サービスにおいて対応してまいりたいと考えているところでございます。
質問 村椿敏章
今まで答弁していただいた部分とほぼ同じかなとは思うのですが、私は4年前のときからずっとこれは言い続けているのですけれども、今後、今後というか何度も高齢者除雪についても質問させてもらいました。そこについて充実も、業者さんを増やしたりとか充実もされているというのはわかっていますが、高齢者の除雪自体はなかなか進んでいないというのは現状です。そこで、またちょっとお聞きしますが、なぜ今回事業者が除雪事業から撤退したのか理由を伺います。
答弁 建設港湾部長 立花学
事業者の撤退の理由についてでございますが、除雪作業員、それから除雪作業車のオペレーターの確保が非常に難しくなったこと、それから除雪作業車などの車両維持や更新に係るコストが大きいことが主な理由であるとお聞きしているところでございます。
質問 村椿敏章
そういうところでしょうね。それでは、この撤退によってどのような影響があるのか伺います。
答弁 建設港湾部長 立花学
撤退の影響についてでございますが、撤退した事業者が担っていた道路除雪の路線につきましては、道路、歩道、そのほか通学路の階段など多くの除雪路線を担ってございました。そのため、現行の体制の中でできるように現在調整をしているところでございます。このことから、現在現行の体制以外の事業者への働きかけを含めて、担い手確保に取り組んでいるところでございます。
質問 村椿敏章
早速影響のないように動いているというところをお聞きしました。要はオペレーターが高齢化していなくなっている、技術者不足、育成の取組というのがこれから大事になってくると思いますが、どのようにして進めようとしているのか伺います。
答弁 建設港湾部長 立花学
オペレーターの高齢化に伴う対応についてでございますけれども、一日でも、現在除雪業務に携わっていただいております事業者並びにオペレーターの方々に本年度、20年以上携わっていただいた事業者それから功労者への表彰を本年度実施をしたところでございます。このようなベテランのオペレーターが新たなオペレーターであるとか農業者、漁業者などのアルバイトの方への指導に取り組んでいきたいと考えているところでございます。そのほか、除雪業務への興味関心を持っていただけるような広報活動の実施、それから除雪機械に必要となる各種資格取得に対する助成を活用していただくために積極的に周知をしていきたいということで考えているところでございます。
質問 村椿敏章
農業者や漁業者など協力していただける方を何とか確保していきたいと。ほかの業種の方々もあるのかなと思うのですが、農業者、漁業者以外にはどんな事業者があるのですか。
答弁 建設港湾部長 立花学
現在、農業者、漁業者以外には塗装業者もアルバイトとして担っていただいている状況でございます。
質問 村椿敏章
塗装事業者も案内していると。さらに広く調査していってほしいなと思います。ところで、このオペレーターに支払う賃金、これが一体どれぐらいもらえるものなのか。これから若い人たちが働こうと考えるときに、そういうことについても市民に周知していくのも必要なのではないかと思いますが、実際月額幾らぐらいもらえるものなのか伺います。
答弁 建設港湾部長 立花学
オペレーターの賃金についてでございますけれども、オペレーターに支払われている各事業者の賃金の聞き取りでは、業務の内容や年齢によって異なりますけれども、30万円から60万円程度の月額と聞いているところでございます。
質問 村椿敏章
これが12、1、2、3、4か月くらいの期間というふうに考えればよろしいですか。
答弁 建設港湾部長 立花学
期間につきましては、今議員からお話があるように12月から3月までという4か月間、そのほかに事業者によっては手当を支給しているというところもあるとお聞きしてございます。
質問 村椿敏章
わかりました。ここもこれから示していけたらなと、示していったほうがいいのではないかと思います。今の労働者の状況ですけれども、そういう担い手の方をどう集めていくかというところでお聞きしたいのですが、網走市がやっている労働実態調査によると季節労働者、夏に多い仕事の場合は冬は仕事がないという状況であります。例えば魚を運ぶトラック運転手なども冬は仕事がないと聞きました。季節労働者の多い職種、それはどのようなものなのか伺います。
答弁 建設港湾部長 立花学
季節労働者への調査の実施についてでございますけれども、当市におきましては市内企業の振興と安定、労働条件の改善、労働力の確保・定着を図るための資料とすることを目的として、市内事業者を対象とした労働実態の調査を隔年で実施しているところでございます。同調査におきましては、雇用形態別の従業員数や臨時、季節労働者を雇用している事業者数などを調査しており、その中で建設業が最も季節労働者が多い業種と把握、公表しているところでございます。また、現在、冬場の仕事について土木業者以外の建築業者、電気業者、設備業者、塗装業者、測量業者など幅広い業種にも実態調査を行っているところでございます。
質問 村椿敏章
そういう事業者が季節労働者で、冬除雪に携われる可能性があるというふうに受け取ります。ぜひ、そういう事業者への働きかけもぜひ進めていただきたいと思いますが、この除雪のオペレーターをする場合、資格は何が必要なのか。また、資格取得に対する助成はあるのか伺います。
答弁 建設港湾部長 立花学
オペレーターの必要な資格についてでございますが、除雪作業車の種類にもよりますけれども、大型免許、大型特殊免許が必要となります。道路除雪を行う場合には、さらに車両系建設機械の資格が必要となります。資格取得に対する助成につきましては、建設業に従事する若年技術者・技能者の育成のために資格取得支援に取り組む建設業者や個人に対する助成する制度がございます。
質問 村椿敏章
今の、例えば大型特殊免許、これを取るには経費というのはどれくらいかかるのでしょうか。把握していませんか。いいです。すみません。議長。
質問 村椿敏章
私が調べたところでは、約9万円ぐらいかかるというふうになっているようです。斜網地域の協議会というところで、助成を半額しているということなのですが、これは季節労働者に対して助成する制度なのです。ただ、季節労働者ではない方が市の除雪に加わっていきたいといった場合、ちょっとこの助成は受けられないとなると思うのですが、そうであるなら、季節労働者でなくてもこの資格を取れるような、そういう制度もぜひ市のほうで検討してもらえたらなと思うのですけれどもいかがでしょうか。
答弁 観光商工部長 伊倉直樹(観光商工部長は2024年12月まで)
今除雪関係のオペレーターの関係の助成の関係でお話がございまして、それで村椿議員のほうから工事以外の助成というか支援の方法の在り方ということの御質問だというふうにございますので、商工労働課のほうで若者技能者人材育成・地元定着支援事業というのがございまして、この部分につきましては若者技能者、年齢でいきますと40歳未満の方になりますけれども、例えば今除雪に関してですと、大型特殊自動車免許等の資格に必要になる、そのときに必要な費用ですね。例えば技能講習受講経費とか、こういった費用を負担している事業者に対しまして、経費の一部を2分の1以内、上限額は5万円になりますが、この範囲で助成をしているという実態がございます。
質問 村椿敏章
わかりました。そういう若い人たちに技術を身につけてもらうための助成があるということで、そういうのも活用してオペレーターを増やしていただきたいなと思います。それができないとなかなか今の玄関前の除雪をやろうと思っていてもできない。または、道路の除雪も大変苦しい状態になってしまうと、そういうことを私も認識しましたので、今後高齢者に対して玄関前除雪できるように、網走市はぜひ取り組んでいってほしいと思います。