網走市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月14日
公共スポーツ施設の今後の方向性について
2022年12月14日、網走市議会の一般質問で、小田部照議員が「公共スポーツ施設の今後の方向性について」質問し、社会教育部長 吉村学、教育長 岩永雅浩、学校教育部長 田口徹が答弁しました。
- 質問者
- 小田部照 議員
- 答弁者
- 社会教育部長 吉村学、教育長 岩永雅浩、学校教育部長 田口徹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 小田部照
-登壇- それでは、通告に従い順次質問に入ります。ドーハの悲劇から歓喜へと始まった今回のサッカーワールドカップは、1ミリの奇跡、絶対に諦めないプレーのほか数え切れないほどの経済的、教育的、社会的に世界中に影響をもたらし、大きな感動と勇気を与えていることは、さきのオリンピックをもしのぐほどのものだと私は感じております。改めて、スポーツの持つ力の偉大さを教えられているところであります。それでは、公共スポーツ施設の今後の方向性について伺います。公共スポーツ施設は、市民誰もが楽しみや健康のために実施される生涯スポーツ活動の場として、また、競技、大会など、少年団、部活動、一般市民やトップアスリートが競う場としてスポーツ活動には欠かせないものであり、このコロナ禍の環境であっても、またこれからもその重要性は変わることのないものだと私は考えております。しかしながら、急速な少子高齢化、人口減少が進み限られた財源状況で、公共スポーツ施設を含めた公共施設は、その在り方を見直す時期に来ているのだろうと思います。こうした状況の中、現在ある施設を最大限に活用し、現状に合わせた新しい公共スポーツ施設の姿を描いていく必要があるのだと私は思います。総合体育館など、社会体育施設は建て替えなどを含めた今後の在り方について検討しなければなりません。耐震化をクリアしていない体育館を今後どうするのか。野球場に関しては、市営球場と呼人の球場、市内には市営球場が二つあるのが現状であります。老朽化している市営球場を今後どうするのか。両球場にはそれぞれ電光掲示板の設置の要望やナイター設備の設置の要望、様々私のところには要望が寄せられておりますが、持続可能な施設整備が求められているところであります。この二つの球場の在り方についても議論する必要があると思いますが、市の見解を伺います。あわせて、オホーツクドームについては、人工芝が劣化しており張り替えの要望も出ておりますが、空気膜が耐用年数を超えていることから、この施設についても今後どのような整備をしていくのか、検討していかなければなりません。市としてどのような方向性なのか伺いたいと思います。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
総合体育館につきましては、昨日もお話ししましたが、築46年を経過をしておりまして、また、議員お示しのとおり、アリーナに耐震上の課題も有していることから、建て替えを含めた施設の在り方の検討が必要というふうな認識を持っております。総合体育館施設の在り方につきましては、現在社会教員委員による社会教育施設の在り方調査研修会において協議が行われておりまして、先進地の視察なども行いながら、来年6月頃をめどに意見をまとめ提言いただけるものと伺っておりますので、こうした社会教育委員の視点から頂いた提言も参考とさせていただいて、今後市の様々な施策との整合性、そして社会教育施設等の審議会、幅広い市民からの意見、提案などの集約などを進めていきたいというふうに考えております。市営、スポトレ、二つの野球場につきましては、今後二つの球場を維持して整備するのか、老朽化している市営球場を廃止し、呼人の球場に集約するかなど、今後の野球場の在り方そのものにつきましても検討していかなければならない課題であるというふうに考えておりまして、各種大会誘致のための球場の必要性、そして日常の練習会場の確保としての視点なども考慮しなければいけないというふうに考えておりますので、競技団体の意見もお伺いしながら検討を進めてまいりたいというふうに考えております。オホーツクドームにつきましては、これも議員がお示しのとおり、天井の空気膜が法定耐用年数であります15年を超えているというようなことから、施設の定期点検を毎年行っており、機能の維持について努めているところでございまして、人工芝につきましても、平成19年に張り替えを行ってから15年が経過をしているところでございます。ドーム自体につきましては、冬季間、特にフィールドスポーツの練習場所としても活用されているというような利用実態がございます。スポーツ振興の上では重要な施設であるというふうなことで考えておりますが、空気膜の経年劣化が激しいというようなことで、人工芝の張り替えという機能的維持のほかにも、建物本体の今後の方針を考え、空気膜の張り替えをするのか、ランニングコストが軽減される鉄骨製の屋根というような躯体についての検討をするのか、施設の構造などについても検討していかなければならないというような課題と考えているところでございます。
質問 小田部照
今御答弁いただいたとおり、体育館に関しては、来年の6月頃に提言が出される予定だということで、その頃にまた必要な議論をさせていただきたいと思います。野球場に関してもそうなのですが、様々な現在も、電光掲示板はつかないのかとか、いろいろな私のところには要望があるのが現状でありますが、持続可能な施設の在り方について、しっかりと協議した上で市の見解を早期の段階でお示しいただきたいと思います。あわせて、オホーツクドームに関してですが、御答弁あったように人工芝の張り替えから15年もたっているということで、何年も前から張り替えの要望が出されております。私もよくドームに足を運びますが、既に人工芝の様相を呈しておらず、硬い床に砂がまかれているような状態であり、非常に滑りやすくけがにもつながる大変危険な状態にあります。こうした中でも、こういった張り替えの要望にも応えることができていないというのが実情、現状であります。先ほどランニングコストのお話もされていましたが、年間約2,700万円程度ここにはかかっているのだと思います。ほとんど利用のない夏の時期でも24時間365日、この空気を送り続けなければならないというこのドームの構造上、建て替えに向けた議論をしているこの期間でこそ、コストを考えても早期に協議、検討に入っていただきたいと思います。次に移ります。スポーツ・トレーニングフィールドのフィールドエリアの近年の利用状況と、ナイターエリアの利用実態について伺います。トレーニングフィールドのフィールド面は合宿等で利用できない期間があるとともに、整備期間として合宿の前後など利用できない期間が多く存在しております。令和4年は高校サッカーの全道大会がこのフィールドで開催されました、今年度ですね。そのほか女子のサッカーチーム、プロサッカーチームが3チームほどでしたか、2チームでしたか、2チーム訪れてくれておりますが、7面あるこのフィールドの稼働率というのが実は調べさせていただきました。それぞれ1面が23%、2面が29%、3面が17%、4面が21%、5面が25%、6面が16%、7面が20%となっているのが現状であります。非常に稼働率が低いというのが今年度の実績なわけですが、これはラグビー等の合宿がなくなってしまったということと、芝生の管理、整備期間がほとんどで、つまり芝生が傷むからという理由で市民にも開放されてこなかった、利用させてこなかったというのがこの稼働率にもつながっているのだと私は思っております。シーズンの七、八割は、その期間は芝生の管理、整備に充てられ、市民利用させていないというのがここ数年の実態であります。このフィールドは市民のための施設であり、多くの皆さんに気軽に利用してもらうのが、公共スポーツ施設のあるべき姿だと私は考えております。可能な限り市民がフィールドを利用できるよう、整備期間の短縮など見直しをすべきだと考えますが、市の見解を伺います。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
スポーツ・トレーニングフィールドの関係でございますが、現在は委員おっしゃるとおり、ラグビーやサッカーなどの合宿受入れに備えて、使用予定のグランドについては合宿前の2週間、合宿実施後は2週間程度、整備期間というようなことで、開放をさせていただかないというようなことになっているのが状況でございます。しかしながら、ここ数年ラグビー合宿が実施されていないというようなことで、ラグビーが最盛期に合宿に来られていた以前に比べますと、市民の皆さんが御利用いただける期間が長くなってきているというようなことで、今年も、議員お示しのとおり、高校サッカーの大会なども開催されている状況となっております。フィールド面の利用につきましては、合宿の形態が以前とは変わってきているような状況も確かにございます。合宿で使用しない面の開放、整備の期間の短縮など、多くの市民の皆様にもスポトレを十分御利用いただけるように、これは芝生管理の事業者とも協議して進めてまいりたいというふうに考えております。
質問 小田部照
今の御答弁聞いていても根本的な基本的な考え方が、ここの施設は、今の答弁では合宿が来なくなったから多少市民にも使わせていますみたいなお話ししていましたけれども、ここの施設にあるのは第一義に市民の利用するための施設だと思います。そこに合宿が来てくれたらこんなうれしいことないですよね。たくさんの方が合宿に訪れてくれたら、例えば何百人もの全日本の合宿が来た、7面全部使いたい、そういった場合は、これ市民によく協力してもらって理解していただけることだと思います。この期間だけはどうしても使用できないのだけれども理解していただきたい。しかしですね、今年度のように、2チームのプロサッカーチームが来ました。しかし、1チームごと来たわけですから、7面あるのですから、1面、2面あれば十分なわけです。そのほかは、その前後2週間、1か月も市民に開放しない期間がある。これまず第一に、ここの芝生、年間大体4,000万円ぐらいかけて維持管理してもらっているのだと思いますけれども、目的が既に芝生が傷むから使わせない。芝生の管理がもう最終目的みたいになってしまっていて、芝生、それはきれいですよ、使わせないのだもの。これ毎日整備するのは、市民の方、合宿の方に利用していただきたいから整備しているのですよ。その過程でしかすぎないのですよ。ゴルフ場でも何でもそうですよ。毎日利用してもらって、毎日整備するのですよ。整備するのが目的じゃなくて、利用者に利用してもらうために整備するのですよね。これ全然本当に根本的な考え方を、第一義には市民の利用、それが大優先だということで確認しておきたいのですが、あまりにも合宿が優先、芝生が傷むのが優先、そんなふうに、今の御答弁、近年の利用状況を見たら、そんなふうに私は感じております。これちょっと教育長にお答えしていただきたいと思います。
答弁 教育長 岩永雅浩(教育長は2025年3月まで)
-登壇- 今、小田部議員から御指摘のあった、いわゆる一般市民の利用に関しましては、やっぱり十分ではなかったなという反省はございます。芝生の管理につきましても、そこがスポトレの売りということもありましたので、丁寧な養生をしてきたということはありますけれども、まず、今、議員から御指摘のあったように、一般の市民も実際にスポーツをされる方もきちんと利用できる。ラグビーフェスティバルなどを見に来られる市民の方も満足できる、そしてラグビーなどを支えていただける宿泊業や旅行業や運送業のいわゆる支える側の市民の方たちにも満足していただける、そういった多くの市民の方たちにスポトレが、何というのですかね、利益をもたらすといいますか、いい影響を与えるような整備、それから活用の仕方について、今後も御指摘の点を踏まえて運営をしていきたいというふうに考えております。
質問 小田部照
御答弁いただきました。単純に第一義には、この施設は市民のための、市民スポーツ活動のために利用してもらう施設だということを確認したかったのです。それで間違いないですよね。そこに合宿が来てくれればうれしいです。まずその順序をちょっともう一度、御答弁いただきます。
答弁 教育長 岩永雅浩(教育長は2025年3月まで)
なかなかどれが一番というのは、それぞれスポトレに関わる部分はありますけれども、議員がおっしゃるとおり、市民のための施設ですので、そこが一番、一番といいますか、重要だというふうに考えております。
質問 小田部照
市民が第一義、市民の利用が第一義にあるということで理解します。今後は根本的にそういった方向でしっかり考えていっていただきたいと思います。あわせて、このフィールドエリアには一部ナイター設備エリアがあります。こちらも合宿が入ると使用させてくれないそうです。そのために、市民スポーツ団体の皆さんは隣町のナイター設備のある施設をお借りして、送迎をされて練習をしているというのがここ近年の実態であります。合宿に入ったチームがナイター利用しているわけでもないわけです、日中しか使用しませんので。でも市民の声は何で使ってないナイターの夜の時間体まで貸してくれないのか。さっきと一緒ですよね。ここ数年の実態で非常に言われますよ。何でそんなことになるのでしょうか。今、日本一の芝生と時々何かホームページとかにも書いてありますけれども、今、利用団体とか父母の皆さん言っているのは、日本一市民に開放しない芝生です。そう言われていますよ。しっかりとそういうところを受け止めておいてください。そして、このナイター設備はソフトボール場を照らしているような照明となっております。ナイター設備エリアの利用実態はどうなっているのか、利用実態に合わせた照明設備が必要だと私は考えますが、市の見解を伺います。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
スポーツ・トレーニングフィールドのナイター照明につきましては、ソフトボール場の2面側に設置をされておりますが、利用の実態としましては、近年は小学生、中学生のサッカーの練習に活用されているというふうに認識しております。現在の照明設備につきましては、当初設置はソフトボールで利用するというようなことの前提で、照明の向きなども調整をされているところでございますが、議員のおっしゃるとおり、近年の利用動向を鑑みまして、実際の利用はサッカーのほうでナイターを使われているというようなことでございますので、サッカーで利用しやすい方向への照明の調整が可能と考えますので、そこの検討をしていきたいというふうに考えております。
質問 小田部照
しっかりとニーズに応じた、現状に応じたような施設整備、あわせて、第一義には市民のための施設ということで開かれた施設運営に努めていっていただきたいと思います。次に移ります。スキー場の管理運営についてですが、これも9月議会にも質疑させていただいておりますが、現在、食堂が2時までで閉店となり、その後何も食べるものがない状態であります。近くに買物ができる店舗等もなく、利用者にとって大変不便な状態が続いております。今シーズンの食堂の営業時間の延長や食料品の販売など、改善すべきだと私は思いますが、現状はどのような協議がなされて、どのように進んでいるか伺います。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
昨シーズン、スキー場の食堂につきましては、お話のとおり、午後2時で閉店ということで、今シーズンにつきましても、営業時間については同様の時間となる予定で現在調整をしているところでございます。昨シーズンにつきましては、食堂営業時間終了後を含めた食料提供について、自動販売機の導入なども昨年検討したところでございましたが、利用期間が短いことやコストの関係もございまして、昨シーズン導入には至りませんでした。本年度は、改めて自動販売機事業者へ食堂閉店時間の現状、スキー場利用者の利便性向上のためということで、御協力をいただけないか打診をしているところでございまして、現在のところ状況を理解していただき、閉店後の軽食やお菓子を提供できるような準備ができるようなところでございまして、現在準備を進めているところでございます。
質問 小田部照
軽食、簡単なお菓子とかを用意できないか準備を進めているということで、それが十分なのかどうかも含めて、この時期12月半ばとなってもこの雪の状態ですので、年明け一体いつオープンするのかもわからない自然任せな降雪機のないスキー場ですので、現場で状況を見ながら、利用者の意見もしっかりと、私も聞きながら、とにかくここは公共の市民に利用しやすい環境をつくっていくというのが我々の、行政の役割でしょうから、しっかりとそういったことも踏まえながら、また必要に応じて協議させていただきます。次に、スケートリンク管理運営事業です。こちらも9月の決算時にいろいろと質問をさせていただきました。今シーズンのアイスホッケーリンクの造成は一体誰がどのように行うこととなったのか。また、トイレやスピードスケートリンクとアイスホッケーリンクの一体化した運営など、今後の管理運営体制はどのようになって、どのように協議がなされているのか確認していきたいと思います。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
スケートリンクでございますけれども、本年度のアイスホッケーリンクの造成につきましては、これまでのアイスホッケー連盟への業務委託を行わず、基本的には指定管理者により造成をすることとして今進めております。しかしながら、ライン入れなど一部専門的な業務がございますので、そこについてはアイスホッケー連盟に御協力をいただきながら、リンクの造成を行うこととしております。トイレの利用環境につきましては、スケートを履いたままで利用できるよう、床面にゴムマットを敷くこととしておりまして、今月中に準備を進めることで行っているところです。リンクの一体化した利用につきましては、昨年に引き続き、スピードスケートリンクとアイスホッケーリンクの間にあります排雪の雪山を除去し、二つのリンク間で相互に往来をできるよう整備するほか、トイレの利用時間、照明の点灯などにつきましても、全てのリンク利用者に支障なく利用できる環境を提供できるよう、指定管理者と確認をしてまいります。
質問 小田部照
大体わかりました。今後、リンクの造成、維持管理を持続可能なものとしていくためには、技術はもちろんですが、それを支えるマンパワー、人員が必要であります。この人員の確保というのも現状大変きっと厳しいのだろうなと思います。今まで市役所ホッケー部の若手がマンパワーとして、たくさんの人の御協力の中、リンク整備が行われていたわけですから、急にそのような人間を指定管理者のほうで準備できるとは、この時期の関係も、冬のわずかな期間だけということでなかなか厳しいのが現状ではないかと私は思っているわけですが、人員の確保に替わる方法として北見や中標津もそうなのですが、リンク整備用の機械の導入をしております。こういったこともしっかりと検討していかないと、マンパワーに替わる機械化ですよね。こういうことはどこでもやっていることなのですが、そういうことも検討していくべきだと思いますがいかがでしょうか。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
リンクの造成、維持管理では、天候、気温により整備できるタイミングが限られ、また整備内容によっては一時的に人数が必要となる業務もあるなど、柔軟な人員体制、人材確保が必要となると認識しております。リンク整備用の専用機械であります製氷車につきましては、水まきや氷の表面を削る製氷、氷の削りかすや薄い雪を除去できるといったことがある機械でございまして、ほうきによるリンクの雪の除去等といった一定の人数を必要とする作業も1台で短時間に行うことが可能と考えますが、製氷車自体が高額であることや保管場所の設置など課題が多くあることから、人員確保による人件費と製氷車導入に係る経費、維持費、そのようなことも比較しながら、将来的なリンクの維持機能の確保に向けて、総合的に判断をしていきたいというふうに思っています。
質問 小田部照
いろいろと課題はあるようですが、今後ともしっかりと公共施設として持続可能な施設の運営にしっかりと努めていっていただきたいと思います。次に、学校体育施設の有効活用について伺います。学校体育施設は各校区に存在することから住民にとって最も身近なスポーツ施設であります。地域の学校体育館を積極的に地域スポーツの場、拠点として位置づけ、多くの人に利用してもらうことで、誰もが気軽にスポーツに親しむことができることが期待されております。スポーツ基本法においても、学校設置者は学校の教育に支障のない限り、当該学校のスポーツ施設を一般のスポーツのための利用に供するよう努めなければならない旨が規定されております。そこで、網走市の学校開放の事業の現状について伺いたいと思います。市内の小中学校全ての学校が学校開放なされているのか。また開放されてないのであればその理由を伺いたいと思います。あわせて、どれぐらいの団体、市民の方が利用されているのか伺いたいと思います。
答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)
学校開放事業につきましては、現在、市内小中学校14校のうち、3校を除く11校で25団体が利用しております。実施していない3校につきましては、学校施設と体育館で分離ができない構造となっておりまして、施設のセキュリティーが確保できないため開放できない状況となっております。
質問 小田部照
今利用団体は25、わかりました。学校開放は、市内の小中学校、構造上の理由からできない学校もあるというような御答弁がありました。25団体の方々が、団体の方が学校でスポーツを楽しんでいるという現状であります。市内の学校が活用されて、学校開放事業ですが、教育委員会として市民がスポーツを楽しむための学校開放事業、これの課題はどのような点にあると認識しているか伺いたいと思います。
答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)
さきに申しました構造上の問題のほか、冬季間の使用におきまして、市内4校におきましては暖房器具の入り切りの制御の関係から、学校職員退庁後の暖房操作ができない状況となっておりまして、暖房が使えない状況になっているところが大きな課題となっております。
質問 小田部照
実は私も多くの利用者、父母の方、関係者の方々に、この冬本当に暖房のつかない体育館と、本当に非常に寒いですし、けがにもつながりかねないということで、何とかならないのかというようなお話をたくさん毎年頂いております。そこで、今言った暖房を使うことのできない状況が課題だと、当市としても認識しているようですが、この課題の解決に向けては、どのように取り組まれていこうとしているのか伺います。
答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)
集中操作盤の改修を伴う改修につきましては、多額の経費が必要となるため、なかなか改修については難しい状況でございますけれども、今後の大規模改修などの改修に合わせて対応していきたいなというふうに考えております。
質問 小田部照
多額の費用がかかるということで、大規模改修に合わせてというような御答弁であります。少子化が網走はどんどん進んでしまって、子供昨年でいえば170人前後のお子さんしか産まれていないという現状を考えても、これからは将来に向けて、学校の統廃合なども検討していかなくてはいけない時代だというふうに私は認識しているところであります。そういった時期を見ながら、改修も含めて、またこれについては協議させていただきたいと思います。次に、日体大高等支援学校の一般開放について伺いたいのですが、こちらのほうも学校の開放当時から、何度も私も質問させていただいています。施設を利用する際の動線が生徒と重複する、教師の負担になる、様々な理由でなかなか全面的な一般開放ということには進んでいないのが現状であると思いますが、一般開放するよう動線を分ける工事をするですとか、セキュリティーの問題を解決するですとか、いろいろな様々な課題はあるにせよ、一般開放に向けた取組をしていっていただきたいと私は思いますが、市の見解を伺います。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
日本体育大学附属高等支援学校には、本市における社会体育の普及振興を図るため、陸上のNARSなど一部学校施設の市民開放に御協力をいただいているところでございます。現在も日体大高等支援学校の担当教員が対応できる場合については、一般利用についても御対応いただいているというふうに伺っております。学校施設を利用するに当たりましては、議員お示しのとおり、玄関やトイレなどの施設的な課題や対応していただいている学校職員の方の体制的な課題というものがございます。御提案のありました動線の確保のための改修工事につきましても、日本体育大学附属高等支援学校の御意見と御意向を踏まえなければならないものでもございますので、市民が利用するための方策について引き続き協議をしていきたいというふうに考えております。
質問 小田部照
前回と何ら変わらないような御答弁でありました。現在ある施設を最大限に活用し、市民のニーズに合わせた持続可能な地域スポーツ活動の推進という点で、私は国際規格の柔道場だったり、トレーニング機器、体育館も要していますし、ぜひ一般開放していって、地域に根づいた学校になっていっていただきたいと思いますので、今後とも協議させていただきます。
質問 小田部照
質問を続けます。