網走市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日
高齢者の除雪対策について
2019年9月10日、網走市議会の一般質問で、村椿敏章議員が「高齢者の除雪対策について」質問し、建設港湾部長 佐々木浩司、健康福祉部長 桶屋盛樹が答弁しました。
- 質問者
- 村椿敏章 議員
- 答弁者
- 建設港湾部長 佐々木浩司、健康福祉部長 桶屋盛樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 村椿敏章
次の2項目めの質問に移ります。2項目めは、高齢者の除雪対策についてです。市道の除雪についてですが、昨年松浦議員が行ったアンケート調査では約400件が返答されてきました。その返答された中のうち、「網走市が特に取り組んでほしいことは何ですか」という質問項目があったのですが、その中に除雪問題というのが155件ありました。書かれている内容は、やはり家の前に置いていかれる重たい雪ですね、これを何とかしてほしい、高齢者にはこの除雪が大変だという声です。ことしもこれから雪が降る季節が来ますので、その前に対策ができないかと思いまして、質問するものです。現在の除雪体制について、また除雪費用がどのようになっているか伺います。
答弁 建設港湾部長 佐々木浩司(建設港湾部長は2020年3月まで)
まず除雪体制についてでございますが、路線数につきましては651路線、延長で420.7キロメーターの除雪を行っております。市街地につきましては、土木の維持業務が全面委託になっておりますので、そちらで実施しておりまして、市の保有車両22台の貸し出しと、あと民間車両の借り上げで54台により対応しております。また、郊外路線につきましては、民間車両の借り上げ及び地域の営農集団、こちらのほう11台にて対応しております。次に、除雪費用についてでございますが、平成30年度の決算額で3億9,556万8,000円でございます。
質問 村椿敏章
今の除雪体制の保有台数、網走市が持っている保有台数が22台、それから民間が持っている54台と。その除雪機なのですけれども、この除雪機は除雪の先のほうですね、それが山型になったり、または形が変わったり、V型になったりするものか伺います。
答弁 建設港湾部長 佐々木浩司(建設港湾部長は2020年3月まで)
除雪機械のショベルの先端のブレードの部分の性能でございますが、市街地で今使っておりますブレードの性能につきましては、作業性が向上しておりまして、可変式のものが普及している状況でございます。
質問 村椿敏章
そうですね。私の住む明治でも、山型になったりV型にしたりして可変させて除雪しているのですけれども、それをすることで山型になっているときには道路の脇に置いていきますし、V型になったときには置かないで一旦ためることができるような除雪機なのですね。なので、それを先ほど言った間口に雪を置いていかないような形にするとすれば、間口がないところは山型、そして間口のあるところはV型にして、雪をなるべく置いていかないような形にできないかなと、私は思うのですが、それについてお伺いいたします。
答弁 建設港湾部長 佐々木浩司(建設港湾部長は2020年3月まで)
確かに除雪機のブレードの性能は向上しております。しかし、先ほどお示しした除雪路線ですが、早朝の午前3時半から午前8時半までの間に除雪を行わなければなりません。各戸の入り口を考慮しながら除雪するとなれば、時間的制約と堆雪スペースの確保から困難であると考えております。
質問 村椿敏章
現在のところ難しいということは理解しました。しかし今全部で76台ですか、除雪している市内ですね、76台で除雪しているとのことですが、先日除雪業者の方からお聞きしたのが、除雪機に乗り運転するオペレーターの方が高齢化しており、将来そのオペレーターがいなくなる、除雪することができなくなるのではないかという心配をされていました。いろいろ募集するのですけれども、なかなかオペレーターが集まってこないというふうに聞きました。私が思ったのは、今オペレーターを雇ったからといってすぐに除雪できるかというと、そんな簡単なものではないと思います。市は将来を見据えて、今後除雪業者にきめ細やかな除雪体制をつくる新しい事業を追加して、オペレーターを今後増やしていくように進めるべきだと思いますが、御見解を伺います。
答弁 建設港湾部長 佐々木浩司(建設港湾部長は2020年3月まで)
今後の継続した除雪体制の確保ということでは、今後のオペレーターの確保が最重要課題であるという認識はしております。しかし、そのオペレーターの確保において、入り口の除雪を確保するのではなく、バス通りの安全性ですとか、交差点の危険箇所の除雪体制の強化ですとか、その辺を重点的に安全第一という形で体制をつくっていきたいというふうに考えております。
質問 村椿敏章
今のところきめ細やかな除雪というところには行き着かないなということは、今わかりました。次に移ります。高齢者の除雪サービスについてです。現在、行われている高齢者の除雪・融雪サービス事業がありますが、それがどのようなものかお伺いいたします。シルバー人材センターで行う事業は、幅が人が通れるほどの幅ということですが、これでは車は出せません。車を利用する高齢者の場合はどのようになりますか。また、さらに民間による除雪事業があるということですが、その利用はどの程度ありますか、お伺いいたします。
答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)
高齢者等除雪・融雪サービス事業についてでありますが、除雪の労力を確保できない高齢者等世帯を対象といたしまして、通路確保による閉じこもり防止、また災害時における避難通路の確保による不安解消を目的とした事業でございます。除雪サービスにつきましては、非課税世帯向け、課税世帯向けがあり、シルバー人材センター、民間事業者、町内会等への委託により実施をしております。除雪の範囲につきましては、玄関から歩道、または道路までの通路確保が基本となりますけれども、課税者向けサービス、ここが民間事業者をやっている部分ですが、機械除雪となるため車庫前等を含めた広範囲の除雪に対応しているところでございます。平成30年度の実績でございますが、259世帯が利用し、内訳はシルバー人材センターが114世帯、民間事業者が101世帯、町内会等が44世帯となっております。
質問 村椿敏章
わかりました。今の町内会が除雪する事業というのがあるということなのですけれども、私はそこに少し力を注げないかなと今思っているところなのですけれども、第7期の網走市高齢者保健福祉計画が29年度に策定されていますが、その介護予防・日常生活圏域ニーズ調査、アンケートですね、そのアンケートの結果が107ページに載っているのですけれども、「日常生活でのあなたと周りの人の助け合いについて」というところでは、手助けしてほしいことが除雪と回答した方が24%と一番多いです。さらに手助けできることは何ですかと聞いたところでは、除雪がまたここでも24%。この調査から見えてくるように、高齢者は除雪について手助けしてほしいですし、また元気な高齢者の方は手助けできますよというところです。この点に市が助成していくことが、解決方法の一つとなり得ると思います。町内会への助成を増やす方向で検討してみてはいかがでしょうか。今、44世帯ですね。この44世帯というのは、何町内会で利用されているか、その辺についてもお伺いいたします。見解をお伺いします。
答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)
町内会の助成についてでありますが、町内会の委託につきましては平成16年度から実施しておりまして、平成30年度の実績につきましては13団体が取り組み、先ほども御説明したとおり、利用世帯につきましては44世帯という状況でございます。このことにつきましては、16年度以降、広報紙などを活用し、募集はしているのですが、なかなか受け入れ団体が増えていないという現状もございますけれども、今後も地域コミュニティーの観点から地域への事業周知に努めてまいりたいというふうに考えてございます。
質問 村椿敏章
わかりました。もう少し具体的に、この町内会の助成事業というのが、利用する方の負担が幾らなのか、その辺もお伺いいたします。
答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)
町内会等の実施に係る内容でございますけれども、町内会にお支払いする委託料につきましては1回1,200円、利用者負担は100円というような形で実施をしております。
質問 村椿敏章
自己負担が100円ということで、これだとお年寄りの方も利用されやすいのではないかと私も思います。先ほど町内会の何団体あるかという話が若干出たと思うのですが、そこでは200団体あるというふうになっていますよね。そのうちのまだ13団体しか利用されていないということですから、今後とも町内会への助成事業、進めていただけたらなと思います。最後に高齢化への対応です。現在高齢化率は31%、1万1,100人を超えています。今後さらに高齢化率は上がっていき、平成37年度には33%、1万1,400人を超えます。市として今後さらに増える高齢者がどうやって住みやすい町にしていくのかお伺いいたします。
答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)
今議員から御指摘のありました高齢化率が今31%を超えているというようなことで、今後も高齢化率は増えていくだろう、そういった見込みでございます。市としては、やはり高齢者のニーズ把握、高齢者の要望等々を含めて把握をしながら、地域と連携をしながらサービスの充実をさせながら、高齢者支援をしていきたいというふうに考えてございます。
質問 村椿敏章
わかりました。これで私の質問を終わります。