湧別町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日
2つの項目につきまして
2025年3月11日、湧別町議会の一般質問で、高田映二議員議員が「2つの項目につきまして」について質問し、町長、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 高田映二議員 議員
- 答弁者
- 町長、教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 高田映二
私は、2つの項目につきまして質問いたします。まず、1点目でございますが、旭川紋別自動車道遠軽上湧別道路についてでございます。旭川紋別道においては、令和3年3月、遠軽上湧別道路3.8キロメートルの新規事業化が承認され、遠軽町豊里から湧別町南兵村一区間に遠軽インターチェンジ、遠軽中央インターチェンジ、上湧別インターチェンジ、これは今のところいずれも仮称でございますけれども、設置される見込みとなっております。高規格幹線道路旭川紋別道が完工することによって救急搬送の速達性、安全性の向上により地域の安心できる暮らしへの支援、災害時の道路機能、代替路の確保、安全かつ効率的な物流ルート確保による生産性向上の支援、定時速達性の確保による周遊観光の支援につながるものと思われます。今後湧別町から終点となる紋別市への全長約22キロメートルは計画中であり、まだ事業化されておりませんが、さらに延伸される場合においてどのようなルートが想定されますでしょうか。または、現況として北海道開発局等からの何らかの問合せあるいは調査等の依頼はありましょうか。お聞きをしたいと思います。2点目でございますが、デジタル教科書についてでございます。中教審は、紙の教科書の代替教材であるデジタル教科書も正式な教科書に位置づける方向性を示されました。教育委員会がどちらかを選ぶ方式を検討するとのことであります。今回示された方向性は、社会のデジタル化時代の趨勢でもありますので、教育も例外ではないと思います。ただ、情報過多となり、そしゃくし切れず、想像力が育たず、脳の発達や視力に悪影響があるなどの指摘もあるようであります。紙の教科書は、自分のペースで文章をじっくりと読んで理解を深められ、記憶を定着させ、思考力を得る効果は紙のほうが高いとの研究成果もあるようでございます。文科省は、学習端末の1人1台を表明して、これまでの教育実践とICTのベストミックスを図るとしておりますが、本町ではこれらを踏まえて、今後どのようにして教科書の在り方を模索していくお考えでしょうか。以上でございます。よろしくお願いします。
答弁 町長
髙田議員1点目の旭川紋別自動車道遠軽上湧別道路についてのご質問にお答えいたします。オホーツク圏と道央圏を結ぶ高規格幹線道路旭川紋別自動車道は、オホーツク圏域の産業、経済の発展に不可欠な道路として昭和63年度の事業着手以降着実に整備が進められ、令和元年12月には遠軽ICまで開通し、全体の75%が完成いたしました。その後、令和3年に遠軽ICから(仮称)上湧別ICが事業化されております。(仮称)上湧別ICから紋別間のルートにつきましては、調査中区間となっており、高規格道路旭川・紋別自動車道早期建設促進期成会において調査促進を要望している状況であり、現在のところ湧別町内のルート図は示されていなく、北海道開発局からの問合せや調査依頼などもありません。旭川自動車道の早期整備と一日も早い全線開通は、遠紋地域の農水産物の輸送効率化や広域観光の周遊性向上、緊急時の高次医療施設への救急搬送の速達性向上のほか、災害時における国道242号線の代替道路としても期待されるところであります。また、急激な人口減少や高齢化の進展など地域が抱える課題を解消し、国土強靭化を推進する上で大変重要であるため遠紋地域にとって必要不可欠な道路であり、一日も早い全線開通を望んでいるところでございます。以上、高田議員へのご回答とさせていただきます。2点目のデジタル教科書については、教育長よりお答えさせていただきます。
答弁 教育長
高田議員の2点目のデジタル教科書の在り方について、ご質問にお答えさせていただきます。デジタル教科書の特徴としては、紙の教科書と内容が同じでも文字の拡大や色の変更、文章の読み上げなどの機能があります。また、紙媒体の教科書と同様に繰り返し書いたり、消したりできるため、学習ペースや興味、関心に合わせた学習ができます。その他としては、背景色や文字色の変更、フォントの選択など、特別な配慮を必要とする児童生徒のニーズに応えられるという側面もあります。ほかには音声や動画再生など紙の書籍には備わっていない機能をつけることができ、さらに振り仮名の表示、非表示が選択できるため、漢字が苦手な子供や日本語指導を必要とする子供も文章の内容を捉えやすくなるなどのメリットがあります。また、デジタル教科書は、学習障害や視覚障害がある子供たちにとって学びやすくするだけでなく、子供たちの学習環境の改善にもつながることが期待されています。さらに、全ての教科書がデジタル教科書化となれば、タブレット1台を持ち歩くことで重たい教科書を毎日ランドセルに入れて運ばなくてもよくなるというメリットもあります。デジタル教科書が脳の発達や視力に悪影響があるという指摘があるのも理解しております。現在端末は毎時間必ず使うというものではなく、授業の内容によって使うなど、子供自身が必要に応じて使うものであります。また、発達段階に応じて使う頻度も異なります。そのため、今後現場の教員から使用頻度や使い方、子供の使用感などを聞き取っていく必要があると考えております。以上のことから、メリットとデメリットも含めて、さらには子供一人一人の特性を鑑み、紙媒体がよいのか、デジタルがよいのか、さらには町全体一律がよいのか、子供一人一人に合わせて個別に選択がよいのかなど、今後中教審や文科省、さらには他の自治体などの動向を見ながら検討してまいりたいと考えております。以上、高田議員へのご回答とさせていただきます。
再質問 高田映二
それでは、2点目のデジタル教科書について再度質問させていただきます。中教審によりますと、教科書の内容の一部を紙で学習し、残りを端末で学ぶというようなハイブリッド教科書という構想もあって、これを認めるかどうかということは検討中ということでございますけれども、私はこれ非常にいいのではないかと思うのですけれども、ある程度紙の要素を少しでも残したほうがやっぱり教科書として私はいいかなと思っております。そんなこともございますけれども、もしもそれが中教審でそういうデジタル教科書ということも一応採用してもよろしいとなった場合は、どのようにお考えを持ちましょうか。答弁お願いします。
答弁 教育長
昨年2月に中教審の作業部会においてこの方針が出されたということであります。紙媒体と、それからデジタル教科書、そして両方を使えるいわゆる今言われましたハイブリッド、この3つの選択ということが今言われております。先ほども申し上げましたが、この3つの選択をどういう形で湧別町が選択するのかということは先ほど申し上げたとおりでありますが、まだまだ協議しなければならない段階が多いものですから、まずはオホーツク管内どうするのかというようなこともございます。現状オホーツク管内においては、現在の紙媒体の教科書を選択するに当たっては、オホーツク管内は道内でいう第9地区の教科書採択教育委員会協議会という組織でもって今紙媒体の教科書を採択している、そしてオホーツク管内で統一して教科書を採用しているというような状況でありますので、今後今論議されているデジタル教科書も含めてどういう方法がいいのか、こういうことを統一するかどうかというのはまた別問題としてその協議会の中で十分練っていかなければならないと。まだ時間がかかる問題なのかなと。しかしながら、もう既に昨年からデジタル教科書を採用しておりますので、湧別町においても5、6年生の英語、算数、そして中学生においても数学、英語というようなことで既にもう採用しておりますので、今後全教科に全て採用するというようなことも含めて、そうすることによってどういうまた問題が出てくるのかと。やはり基本は子供たちが学びやすい方法はどこなのか、何なのかということを十分考えながら、今後協議していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
再質問 高田映二
分かりました。終わります。