歌志内市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月18日
(1)住民サービス・定住について/(2)コンパクトシティ化について
2014年12月18日、歌志内市議会の一般質問で、女鹿聡議員が「住民サービス・定住について」「コンパクトシティ化について」について質問し、財政課長 松井敬道、総務課長 渡部一幸、建設課長 柴田一孔、教育次長 佐藤守、保健福祉課長 虻川善智、副市長 岩﨑雄逸、市長 村上隆興が答弁しました。
- 質問者
- 女鹿聡 議員
- 答弁者
- 財政課長 松井敬道、総務課長 渡部一幸、建設課長 柴田一孔、教育次長 佐藤守、保健福祉課長 虻川善智、副市長 岩﨑雄逸、市長 村上隆興
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 6番 女鹿聡
2件について質問させていただきたいと思います。一つ目、住民サービス・定住についてでございます。歌志内では、今、数々の住民福祉サービスの拡充と充実を行っております。さらなる住民サービスの向上を目指し、人口減少の歯どめを行わなければならない大事な時期に来ていると思います。子ども医療費無料化、高校生支援、温泉優待券、福祉灯油、肺炎ワクチンなど、行政としてさまざまな工夫や提案を行い、住民がいかに住み続けてよかったと思えるまちにするか、常に考えていると思われます。財政的に厳しかったときから見て、今は少しばかりでも財政はよい方向へ向きつつあります。これは職員の必死な努力と市民の方々の協力なくしてはできなかったことだと思っております。その協力してもらった市民に対して、少しずつでもサービスで応えていくことが今の行政の役割ではないかと考えます。そこで、三つお聞きしたいと思います。就学援助費(PTA費・クラブ活動費・生徒会費)と給食費の全額助成を行ってはどうか。二つ目、敬老パス(バス、タクシーを利用する方)の発行を行ってはどうか。③定住促進委員会がことし行われていたが、どのような話し合いが行われていたのか、伺いたいと思います。二件目として、コンパクトシティ化についてでございます。現在、当市では、コンパクトシティ化を目指し取り組んでおります。ホームページでは「歌志内市公営住宅等再生マスタープランに基づき、古い住宅を建て替えながら効率的な住宅整備を進めています」と書かれております。年々、人口が減る中で、市営・公営住宅の空戸問題を今後どのように進めるのかが重要な課題となってきていると思います。コンパクト化によって、電気代や除雪費の軽減、地域の環境整備、そして何より人とのつながりがより一層強くなると考えられております。桜ヶ岡や歌神二区などは既に転居の完了が進んでおります。今後はどこの地区をどのようにコンパクト化していくのか、当然空戸が多くなれば転居していただいて、解体、除去することが今後もされていくと思います。かなりの空戸の市営・公営住宅が存在している中で、今後はどのような計画で進める予定なのかをお聞きしたいと思います。一つ目、市営・公営住宅の中で、1つの玄関に対して1軒しか入っていない住宅は何棟あるのか、お聞きしたいと思います。二つ目、転居となれば、転居先はどの辺になるのか、伺いたいと思います。③桜ヶ岡は転居が完了されたと聞きますが、これにより経費(電気代や除雪費など)、これをどれぐらい抑えることができたのか、お聞きしたいと思います。─ 39 ─四つ目として、市公営住宅全てに手すりが取りつけられておりますが、空戸が目立つ市公営住宅の手すりを取り外して、必要とされている箇所につけかえることはできないか、伺いたいと思います。以上です。よろしくお願いいたします。
答弁 財政課長 松井敬道
私からは、件名の1、住民サービス・定住についての①と②について関連がありますので、一括御答弁申し上げます。当市の財政状況は、空知産炭地域発展基金の一括返済の影響による赤字決算や実質公債費比率が高く、早期健全化団体に指定された時期に比べますと改善をしており、これも市民の皆さんを初め、議員、職員の御理解と御協力によるものと深く感謝をしております。確かに、この当時に比べますと財政状況は改善されてはおりますが、地方交付税に大きく依存している財政構造は当時と変わりはなく、平成25年度決算では、一般会計に占める地方交付税の割合は55.0%になっており、自主財源である市税はわずか4.5%であります。平成21年度以降、国は、リーマンショック後の危機対応として、別枠加算といたしまして交付税を特別に上乗せしていましたが、平成26年度から別枠加算を減額しており、このような影響もありまして、当市の普通交付税は平成22年度以降は増加をしておりましたが、26年度は4,700万円、2.3%減額となっております。ここ数年、財政調整基金に積み立てすることができたのも、別枠加算の影響が少なからずあります。また、特別交付税につきましても、12月の交付決定額は前年度に比べまして6.2%の減となっており、さらに、国は地方交付税総額における特別交付税の割合を現在の6%から、平成28年度には5%に、29年度からは4%に段階的に引き下げ、普通交付税に移行することを決定しております。このことは、交付税の中でも特別交付税の割合が高い当市は非常に大きな影響を受けます。加えて、来年度実施されます国勢調査の結果により、さらに地方交付税の落ち込みが見込まれるため、予断を許さない状況にあると考えております。粗い試算ではございますが、今年度試算した財政推計では、国勢調査の人口を3,600人と見込み、一定の条件により試算した結果、平成28年度には約6,000万円の財源不足が生じ、以降、毎年度1億5,000万円から3億5,000万円の赤字が発生する見込みとなっております。推定人口を含めまして不確定な要素はありますが、このような状況の中でさらなる住民サービス向上として、恒久的に行うことを前提とする新たな事業や制度の創設は、市の財政状況を踏まえながら慎重に検討してまいります。いずれにいたしましても、今後の予算編成の中で検討、整理することになります。これまでも身の丈に合った人口減少対策は実施しており、今後も限られた財源を効率的、効果的に活用するため、事業の選択と集中を徹底し、財政の健全性を両立させながら、中長期的に持続可能な財政運営を進めていくことが行政の最大の役割と考えております。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
私のほうから、件名1、住民サービス・定住についての③について御答弁申し上げます。定住促進対策検討委員会につきましては、定住対策に関する課題を調査、検討し、定住対策を総合的に推進することを目的として、本年2月に設置したところでございます。これまでの具体的な検討内容といたしましては、定住促進としての住宅建設の受け皿となる─ 40 ─土地確保のための市有地の売却について調査、検討を、また、職員から提案のあった新たな施策やアイデアなどにつきましては、提案内容に関係する各部会において、具体的施策の実施の可能性や優先順位、効果などについて検討を行いました。現在、新年度予算への反映に向け、各課より提出されました施策候補について、市長等によるヒアリングを終えたところであり、今後さらに協議を進めることとしております。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
私からは、コンパクトシティ化につきましての2番につきまして、①から④につきまして御答弁申し上げます。①でございますが、現在、市営・公営住宅の中で1つの玄関に対しまして1軒しか入っていない住宅は何棟あるかということでございますが、御答弁申し上げます。1つの玄関に1軒しか入居していない住宅は8軒でございます。②番でございますが、転居となれば転居先はどの辺になるのかということでございますが、御答弁申し上げます。今後の集約の転居先につきましては、新築住宅への移転や他地区の市営住宅への移転が考えられます。次、③でございます。桜ヶ岡は転居が完了されたと聞くが、これにより経費、電気代や除雪費用などはどれくらい抑えることができたかということでございますが、御答弁申し上げます。桜ヶ岡地区は、9棟52戸の住宅がありました。11月末には全ての入居者の退去が終了いたしました。このことにより、ロードヒーティングや防犯灯の電気料金、除雪費や住宅修繕の費用等がかからなくなり、直接の経費抑制額は約400万円程度となります。間接効果としては、今後のインフラの更新コストが皆減するものと考えております。また、行政だけではなく、配送業などの民間業者もその恩恵を受けることになるものと分析しております。④でございますが、市公住全てに手すりがつけられているが、空戸が目立つ市公住の手すりを外して、必要とされる箇所につけかえることができないかということでございますが、御答弁申し上げます。現在空戸で、将来的に解体を予定している住宅の手すりについての有効利用ですが、平成7年以前の市営住宅には、室内には手すりが一切設置されておりません。必要とする場合には、入居者の負担で設置していただいております。なお、平成7年以降に建設した住宅には、室内も含め、要所に手すりが完備されております。以上でございます。
再質問 6番 女鹿聡
順次、再質問したいと思います。最初に、住民サービス・定住についてでございます。①と②で一括して答弁いただきました。前段でさっき僕が述べた、若干でも上向きつつあるということに対しての答弁をもらったのですけれども、主要の①、②の質問に対しての答弁─ 41 ─が、具体的な中身がなかったと思われます。財政的に確かに物すごい裕福だという状況ではないのは百も承知であります。これから私たちが提案していくものに対して、各議員からも多分いろいろ提案されると思いますけれども、最終的にお金がないからできないという話になったら、それはまた困ることであって、選択と集中を徹底して財政の健全化に向けていろいろ両立させていくということなのですけれども、①で聞いた就学援助費、私、決算だとか予算のときに毎回、援助できないのという話をさせてもらっているのですけれども、その中の答弁で必ず近隣の状況を見て検討したいという答弁がいつも返ってくるわけですよ。近隣の状況をどういうふうに把握しているのか、今ここでちょっと聞きたいと思います。よろしいでしょうか。
答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)
中空知の5市4町の中ではございますけれども、この中でこの就学援助費の議員がおっしゃっている対象費目につきまして実施しているところは、1市2町であります。
再質問 6番 女鹿聡
ちょっと僕が持っているやつ、これは25年5月の資料なのですけれども、空知管内でいえば24市町あって、その中でこの近隣ですよね、近隣の市町でやっているのが赤平、奈井江、新十津川ということになっております。近隣から見てもやっぱりやっていないところがまだまだあるということのデータも出ております。その中で、歌志内市として、やっぱり住民サービスを今後進めていくのであれば、ほかの地域が余りやっていないことも今後どんどん手をつけていかないとだめなことだと思うのですけれども、その辺はどうお考えですか。
答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)
先ほど答弁した中空知の5市4町の教育委員会の担当課長会議等も行われております。先般、先月も行われまして、今、議員がおっしゃっている就学援助のあり方についても、その会議の中で議論はしたところでございます。それで、他市町で行っている助成のあり方、例えば全額助成をしているところもございますし、一部的助成という形、また、費目をクラブ活動費、PTA会費、生徒会費等、そのうちの例えば一部というような行い方もされております。当市の場合、小学校では、PTA会費だけが対象費目という形になろうかと思います。また、中学校のほうにおきましては、例えば教育振興費の中で、クラブ活動の経費的な予算措置もしていたりする部分もございますので、他市ではない中で、例えば中体連の交通費等の部分につきましても、市のほうの協力によりまして送迎等を行っていたりしての選手派遣を行っているところでございます。そのような観点から、現在のところ、これらのところにつきましては、検討はしておりますけれども、まだ支給対象としてはいないところでございます。
再質問 6番 女鹿聡
この就学援助費ですね、やみくもに僕がいつも質問しているわけではなくて、助成してもいいよと多分言われている内容のものだと思うのですよね。それに対して市がどれぐらい積極的にやっていくかということでいつも質問させてもらっています。ちなみに、これ三つ全部やった場合、費用としてはどれぐらいかかるのか、教えていただきたいと思います。
答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)
今年度の認定者の部分での数値から割り返した形で御答弁させていただきたいというふうに思います。─ 42 ─小学校のほうにおきましては、今年度、認定児童数が35名、世帯でいきますと26世帯という形になります。PTA会費のほうでいきますと2,000円という形での世帯徴収で行っておりますので、その部分でいきますと26世帯分、2,000円という形になりますので、5万4,000円という形になろうかと思います。それから、中学校のほうにおきましては、PTA会費は同じく2,000円、それから生徒会費が1,000円、クラブ活動費が2,500円というふうにお伺いしております。これで5,500円の1世帯という形になります。今年度の認定数でいきますと、27世帯という形で、合計でいきますと14万8,500円という形になりますので、合わせて20万円ほどということになろうかと思っております。あくまでも今年度の数値でございます。
再質問 6番 女鹿聡
今の答弁ですけれども、金額にしたらそんなにそんなに本当に大きいものではないですよね。できるところからやっていきたいと言っているのであれば、実行できるような数字だと思います。ちなみに給食費、これ、全額助成を行った場合はどれぐらい費用がかかるのか、教えていただきたい。
答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)
これも今年度の認定件数でのベースで申し上げたいというふうに思います。小学生のほうについては510万円程度、それから中学校分のところにつきましては、1年生と2年生、3年生でちょっと違ってきますので、1、2年生の合計で294万円、中学校の3年生の部分で108万円、合わせますと約900万円ちょっとという形の数字になります。
再質問 6番 女鹿聡
今、給食費の分は市のほうでも何ぼか助成してもらって、消費税上がった分も市のほうに負担してもらっているという状況があります。ただ、やっぱり保護者からしたら、やっぱり少しでも出費が減るのであれば大変助かると思うのですよね。給食費はかなり金額的にもかかって、毎年毎年かかってくると思います。就学援助費のほうはかなり低額の料金で今後も進めていけると思いますので、その辺の検討を本当に早く進めていただきたいと思いますけれども、もう一度答弁もらってよろしいですか。
答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)
就学援助費の部分につきましては、先ほど申し上げたとおり、別件の部分での公費予算立てもしているところもございますので、それらの兼ね合いを見ながら検討をしてまいりたいというふうに思います。
再質問 6番 女鹿聡
ぜひ前進させていただきたいと思います。敬老パスなのですけれども、さまざまな自治体で今敬老パスだとかいろいろ行っております。札幌市を見ると、敬老パスというのを発行しているところがあるのですけれども、ここの札幌市のやり方としては、市と交通機関の会社とでお金を出して助成しているという実態があるのですけれども、利用できる人というのは高齢者の方々なのですけれども、これを見ると、ちなみにきのう聞いたら、利用したい人、1,000円払って1万円分のパスをもらえる、3,000円払って2万円のパスをもらえる、上限いろいろ決まっていて、1万7,000円払えば7万円まで使えるパスがもらえるという形になっております。病院に行くにしろ何にしろ、やっぱり足の問題というのは、移動の問題というのはかなりネックになってきている問題で─ 43 ─あって、それをどう対処していくかということを考えてのこういった敬老パスというものを考えてもいいのではないかなと思うのですけれども、その辺はどうでしょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
敬老パス事業につきましては、当市のほうでも平成12年ころにやっていて、廃止したという事業でございますが、当時の部分でいきますと、75歳以上の方にそういう敬老パスを交付していたという事業でございます。当時、市内で買い物というのを大体済ませられた時期かなというふうに考えておりますが、現在はなかなか市内で、商店の部分で買い物というか、そういう状況も変わっておりますので、移動範囲も市内だけで済むのか、またあるいは市外への移動を望んでいるのかという範囲も非常に変わってきているのではないかなというふうに考えております。また、市内までを範囲にしますと、また膨大な費用がかかってくるのかなというふうに考えておりますので、現在、敬老パス事業としてそれをやるという部分では、今のところ考えてはおりませんので、御了解いただきたいと思います。
再質問 6番 女鹿聡
市独自でやるのは確かに難しい問題も出てくると思われます。ついこの間、定住自立圏構想だとか、こういった広域の関係で、いろいろな面で中心都市と手を結んでいろいろやりとりをするということは今後いろいろされてくると思います。その中で、やっぱり周りの市町を囲んで、実態的にはどこも多分変わらないのだと思うのですよね。砂川、滝川はちゃんとしたお店もあるし、病院もあるからだと思うのですけれども、上砂川にしてもやっぱりそういったところ、当市と変わらないような状態であったりだとかしています。こういった広域の連携も視野に入れつつ一緒にやると、その企業も入って一緒にやるという話し合いもできるのではないかなと思うのですけれども、その辺はどうでしょうかね。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
今のとこそ、そういう広域でやるというような状況の話し合いの段階にはなっていないというところでございます。
答弁 副市長 岩﨑雄逸(副市長は2020年9月まで)
その辺については、歌志内の重要な課題だというふうには認識しておりますので、昨日か先日か2日前かあれなのですけれども、滝川市長のほうから、コミュニティバスについて定住自立圏構想の中で検討したいと言っていますので、それらの推移を見ながら、どういう体制をとれるか、コミュニティバスにするのか公共交通機関を使うのかというのはまた別な問題ですけれども、市民の足の確保を図る意味からも、この問題については積極的にかかわっていきたいなというふうには考えております。
再質問 6番 女鹿聡
今、大変興味深い答弁が返ってきました。ぜひ、いろいろな問題があるにせよ、やっぱり問題というのは、足の確保はかなり問題になってきているので、その辺、滝川のほうから出たということでありますけれども、前向きに本当に進めていってほしいと思います。敬老パスの話でいくと、今のところは実施する考えはないということで、コミュニティバス、いろいろな問題を絡めて今後進めていくということなのですけれども、今、免許証を持って運転している高齢者の方々というのはかなりいらっしゃって、ほかの、この辺ではないのですけれども、こういった事例もあります。もう乗らないので免許証を返しますと。その返した─ 44 ─かわりに、バスやタクシーに年間乗れるパスポートと引きかえにしてくれるという形の自治体も中にはあるようです。そういったことも視野に入れたり、話の材料として、今後進めていただきたいと思いますけれども、その辺はどうでしょうか。
答弁 副市長 岩﨑雄逸(副市長は2020年9月まで)
最近、高齢者の方が運転免許証を返納するということが各地で目立って多くなってきていまして、それぞれの自治体の中で、返納された方については、市内の交通機関を利用する方については幾らか助成しますとかということで支援活動の輪というか、事業が始まってきています。今、女鹿議員がおっしゃったようなことも一つの要素として、今後その辺の何かの事業として取り組めればということで、今後の課題としておきたいなと思っております。
再質問 6番 女鹿聡
よろしくお願いいたします。三つ目の定住促進委員会、9月の議会で私が、市外通勤者への援助を行ってはどうという話をしたときに、答弁の中で、検討委員会の中で出てきているという話がされておりました。やっぱり私のようなことを思っている方も職員の中にいたのだということで、そういったことを職員の中で話し合うという場が今までは多かったのか少なかったのかちょっとわからないですけれども、議会の中で答弁が返ってきたというのは私の中では初めてだったので、今までこういった話し合いの場というのが少なかったようにも感じるのですけれども、その辺はどうでしょうか。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
ことし立ち上げました委員会ですけれども、今のような部分ありまして、これをきっかけに各所管でこういう定住に関係する部分、広く言えば市の行政の部分ですね、関係について、各所管でいろいろ議論していただくということも一つの目的として入っておりましたので、これがきっかけとなっているのではないかということを感じております。
再質問 6番 女鹿聡
ちなみに、この9月のときに言った市外通勤者への援助の話、こういったものは今のところどういうふうになっているか、お聞きしてもよろしいですか。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
この該当者という部分で、国勢調査のほうに項目がございまして、市外の通勤者数を調べましたところ、中空知管内におきましては712名という方がいらっしゃいます。空知管内、中空知以外も全部合わせますと、全部で737名というような数値が出ております。例えば、この方々に月5,000円助成するとなると経費が4,422万円とかなり高額になってしまいます。また、対象者を半分にしたと見てもやっぱり2,000万円という部分になりますので、かなり高額な部分になりますので、27年度の予算については、これは考えてございませんが、何らかの形で支援の方法というのはこれからも考えてまいりたいとは思っております。
再質問 6番 女鹿聡
一番最初に財政課長から答弁いただきました。実際は結構厳しいのだよと、財政的には結構厳しいのだということは答弁もらって、その前からもわかっていたつもりではあります。その中で、やっぱりどういうふうにやりくりをして、今後、住民減少に歯どめをかけるかということで話を進めていかなければ、本当に進まないし、どんどん減少していく─ 45 ─一方だと思われます。やっぱりできるところからやるという市長の答弁も何回もいただいております。この質問の最後に、今までを通して、市長からの見解をいただければと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
通してということでございますが、私の考えは、最初に財政課長が答弁申し上げましたとおり、全てのベースは財政の環境にあると、このように思っております。歌志内の財政状況は、経常経費が85%近くを占めているということでございまして、実際に使えるお金というのは15%ぐらいしかない。そのお金のうち、これは地元の業者の皆さんに対して、最低限の保障といいますか、除雪経費も含めまして市民サービスを確保するという意味で、投資的な経費をそこにまた投入していくということを考えますと、使えるお金というのは、その都度いろいろなことを考えながら、その年次その年次、市民にとって必要な部分というのも出てまいりますので、自由になるお金というのはある程度確保しなければならない。ところが、今御提案のあったいろいろなものがあります。私もできることなら全てやりたいというのが本音でございますけれども、その中で、それをずっと継続して続けていくということになりますと、今申し上げました自由になるお金というのが非常に拘束を受ける形になりますので、長期的な視点に立って、どこまでそういうお金を確保できるかということを考えながら、行政というものを進めていかなければならない、そのように思っております。それと、来年は歌志内の先行き10年というまちづくりを考える大きな年になると思っております。ハードあるいはソフト、そういう事業も含めまして、その財政状況の推計を立てながら、今いろいろ御提案いただいた内容も含めて、歌志内のこれからを考えていきたいと、そのように思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
再質問 6番 女鹿聡
一つでも二つでも住民のサービス、減少に歯どめをかけることを、予算を見ながらということになりますけれども、ぜひ進めていってほしいと思います。2件目のコンパクトシティ化についてでございます。一つ目の1つの玄関に対して何戸入っているのですかということで、8棟という答えが返ってきました。今、1つの玄関に1世帯ということで聞いたのですけれども、上歌とか歌神の上のほうというのですかね、桜沢、こういったところはかなり空戸が目立ってきております。1つの玄関に対して、入っていても2人だとか、こういった状況になっております。上歌は元の浴場のほうに行くにつれてだんだん本当に入っている人たちが少なくなっているという状況であります。当然、市のほうで把握しているということは間違いないと思いますけれども、どこからどういうふうに集約化を進めるのか、今どの辺進んでいるのか、お聞きしたいと思います。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
集約につきましては、平成23年3月に歌志内市公営住宅等長寿命化計画、これに基づきまして、用途廃止とする住宅につきまして集約を図ってきておるところでございます。これまで、歌神第2団地、そして、本年度完了いたしました桜ヶ岡ということになっております。今後、既存の計画の中では、今、女鹿議員さんが言われたとおり、桜沢地区、これの改良住宅の用途廃止がこの計画にのっておりますので、桜ヶ岡が今終わりましたので、今後その地区の集約に向けて、地域の説明会等を踏まえながら進めていくことになります。また、長寿命化計画の中では、今後用途廃止はうたわれておりませんが、議員の皆様方の地─ 46 ─区別の懇談会を踏まえた中で、例えば日の出団地地区でございますが、この住宅もかなり老朽化が進んでおります。ここの地区内の集約ということも御提案をいただいておりまして、また、町内会ともこの集約について一定の御理解をいただいているところでございます。ここにつきましては、27年度に向けて予算を計上する中で、議員の皆様の御理解をいただいた中で進めていければなというふうに考えております。また、歌神一区地区につきましては、集約を進めている中で、今現在、2棟が残っておりまして、空戸状態になっております。この地区につきましては、全て移転完了しておりますので、あとは解体を待つだけということで、27年度に計画しているところでございます。こういったことで、長寿命化計画の既存の計画の中で、用途廃止すべく場所について優先的に今進めているところでございます。また、本年度、住生活基本計画を策定しておりますので、今現在、アンケートの集約を行いまして、市役所内の部会、あるいは委員会を踏まえた中で、またさらに集約すべき場所が発生する可能性もございます。こういった段階を踏まえながら進めてまいりたいというふうに考えております。
再質問 6番 女鹿聡
ちなみに、1つしか入っていない住宅、こういった方々との話し合いとかというのは、今はどういうふうになっているのでしょう。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
先ほどの8軒という内訳でございますが、上歌地区が4軒、そして、歌神第二地区が球場の付近の重ねの住宅が3軒、そして桜沢が1軒でございます。桜沢地区につきましては、個別に聞き取りといいますか、意向の調査を既に進めているところでございます。また、上歌地区につきましては、長寿命化計画では用途廃止ということではございませんが、今、女鹿議員さん言われたように、非常に空戸が多く発生しております。屋根につきましても、冬期間、住んでいないことにより損傷を来して、修繕という部分も発生しているのが現状でございます。ここの地区につきましては、アンケートの集約も含めて、町内会長さんとも連携をとりながら、どのような形がいいのかなということで協議といいますか、そういう形ではしております。アンケートの調査といいますか、長寿命化のアンケートでもそうでしたが、やはり地区内といいますか、そこの連携といいますか、そういうきずなが既に発生、何年もかけて構築されておりますので、そういった部分を大事にしながら進めていかなければならないかなと思っております。また、他の地区でございますが、日の出の団地につきましても、個々に意向の調査を進めているところでございます。以上でございます。
再質問 6番 女鹿聡
その移転先、転居先というところで、さっきの答弁では、新築住宅への移転など、あと市営住宅への移転と考えられるということなのですけれども、新築住宅というのはどういうふうにお考えになっていますか。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
需要が多いシルバーハウジングも今年度住生活基本計画の中で、アンケートでも、その必要性に対するアンケートの調査結果となっております。─ 47 ─また、シルバーハウジングにつきましては、入居についてもなかなかすぐに入れる状況でないという部分も踏まえますと、シルバーハウジングが今の計画では来年度設計で再来年度ということで、そういったことで新しい住宅にも移ることが可能だということで、新築住宅への移転ということで御答弁させていただきました。また、例えば、桜沢地区の移転の事業を進めるとなると、やはりその移転先というのは近くの空戸住宅、それを改修あるいは修繕しながら移っていただくということで、ある程度移転先も確保しながら話を進めていかなければならないなということで、転出人数と移転先の戸数という部分でバランスよく進めていきたいというふうに考えております。
再質問 6番 女鹿聡
シルバーハウジングの計画が2年後に、設計いろいろあって2年後にはということなのですけれども、ぜひ進めていただきたい案件ではあると思います。その移転先の内部修繕だとか、ことしはみどり団地だとかしらかば団地で行った住宅があります。もともと市外から来る人を招き入れて、そのために用意したような感じの住宅だったと思うのですけれども、そういったところにも多分転居してもらって入ってもらっているという状況というのはないのでしょうか。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
他の市外から来る方だけを目的としたストック、いわゆるあらかじめ用意しておく住宅5棟ということではございません。市内の条件が、いわゆる子供が生まれたとか、そういうことで大きな部屋が必要だとか、そういう方も移転の対象となっております。今回もいわゆる移転の対象となってそちらに行かれたという方もいらっしゃいます。5棟の改修工事を行いまして、2棟に今現在、改修したところに入っております。
再質問 6番 女鹿聡
移転してもらって入ってもらうというスムーズさをやっぱり要求するのであれば、両方ともちゃんとバランスがとれたように、入るところをちゃんとされていないとだめですし、それにはやっぱり改修したりだとか、いろいろ予算づけということも今後出てくると思います。1世帯しか入っていないようなところは、やっぱり周りの管理だとかもかなり大変だという話を聞きますので、できるだけ早く話を進めていってほしいと思います。経費、桜ヶ岡の転居が完了して、経費が400万円ほど、あとは見えないところでもかなり効果があるのではないかということで言われています。先ほど話しした歌神地区、山の上ですね、ああいったところも結構まだ、ロードヒーティングは多分していると思うのですけれども、ああいったところが今後転居した場合、どれぐらいの経費が生まれるのかとかという試算はされていますか。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
今現在、26軒の方が住んでおります。道路のロードヒーティングにつきましては、あそこは電気ではなくて、メーンは重油になっております。しかしながら、それを動かすためには電気も使うということで、電気代は約7万円程度ということで試算しておりまして、重油代が257万円ということで試算しております。あとは照明関係ですか、それが6万円という試算で270万円ということで、これは電気料金、重油代、これが都度価格が違いますので、時点によってかなり変わる要素でございます。270万円ということで試算しております。
再質問 6番 女鹿聡
道道からも結構離れていて、桜ヶ岡に似たような感じの地区ではないかなと思うのですよね。今現在住んでいる方々もいらっしゃいますので、僕の目から見ると、かなり生活しづらいような場所ではないかなと思います。こういったところも目配りして、話を進めるようにしていただきたいと思います。手すりの問題なのですけれども、さっき答弁で、課長から室内にという話をされたのですけれども、私、外側の、玄関風除入ってからの、自分の家に入るまでの間の外側、玄関風除の中というのですかね、そういったところの手すり、これが当初つけるときに予算として結構高額になるので、両側につけるということがなかなか難しいので、片側につけますということになって今ついていると思うのですけれども、両側にやっぱり、階段を登るときでも、登るときに利き手でつかんで、帰りは利き手ではないほうでつかまないとだめだという状況に今なっていると思うのですよね。それを両方につけないと、やっぱり手すりとしてちゃんとした機能、住民に対しての安全という面で確保されないのではないかなと思うのです。かなり空戸も目立って完了しているところもありますので、そういったところの外側についている手すりを外して、両側につけるだとか、そういった作業ができないのかなと思って聞いたのですけれども、その辺はどうでしょうか。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
まず、手すりの有効利用ということでございますけれども、今現在、質問の内容は既存の空戸ということでございますけれども、まず、今現在、解体する住宅はほとんど縦割りで、共同玄関なしでございますので、そうなると今の空戸ということになりますが、空戸で先ほど申し上げましたように1棟の中に1つの玄関で、8軒がまだ住んでいるということからしますと、それを取ってということにもなかなかならないのかなと思いますので、まず、必要な場所にそういうものがつけれる構造も含めて、あとはいろいろなものを運んだりする引っ越し業者も両方に手すりがあった場合にどうなのかということで、検証しなければならない部分があろうかなと思います。そういうことも含めて、今後、調査、研究といいますか、そういうことをしていきたいなと思います。
再質問 6番 女鹿聡
確かに両方についていると幅がちょっと狭くなって、大きいものを運んだりだとか、そういったことにかなり苦労するということも考えられます。ただ、今の時期とかはやっぱり靴に雪がついていて、その状態で入るとすごく滑るのですよね。そういった場合にどこかここかに手すりがついていれば、住んでいる高齢者の方々が安心できると思うのです。本当に下に2つしか入っていない住宅とかも多分あると思うのですね。その上に今後人が入ってくるのかと言われると、うーんという感じだと思うのです。そういうところの2階は使わないのであれば、そういったところの手すりが取り外せると思うのですけれども、そういったところを外して、2階に住んでいる高齢者がいるのであれば、そういうところの両側につけるだとか、そういったことを考えていくことも住民に対しては安心、安全という面でいいのではないかなと思うのですけれども、その辺はどうでしょうかね。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
平成7年度以降に建設した住宅にはいろいろな部分で手すりがついておりますけれども、それ以前の住宅となりますと50年代、60年代、住んでいる方も高齢になってきているということで、十分配慮した中でそういうことも考えなければならないのかなと思いますので、先ほど申し上げましたように、今後、調査、研究してまいりたいと思います。─ 49 ─
再質問 6番 女鹿聡
地域環境いろいろあります。コンパクトシティ化については今進めていただいているところもありますので、できるだけ早目に住民とちゃんとした話し合いを持って、理解していただいて、行っていただきたいと思います。以上で質問を終わりたいと思います。