みんなの議会

歌志内市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月12日

(1)生活保護費引き下げについて/(2)フッ化物洗口について

2013年9月12日、歌志内市議会の一般質問で、女鹿聡議員が「生活保護費引き下げについて」「フッ化物洗口について」について質問し、保健福祉課長 虻川善智、教育次長 小玉和彦、市長 村上隆興、教育長 森塚勝敏が答弁しました。

質問者
女鹿聡 議員
答弁者
保健福祉課長 虻川善智、教育次長 小玉和彦、市長 村上隆興、教育長 森塚勝敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 6番 女鹿聡

今回、2件にわたって質問をさせていただきたいと思います。まず、生活保護基準引き下げについてからです。8月1日から、生活保護引き下げが行われました。そこで、何をすべきか、今、各自治体、いろいろ取り組みを持って問われております。ある資料によると、13年度の予算案決定直後に、ある市の福祉事務所で職員の意識調査を行ったところ、生活扶助基準引き下げに賛成と答えた職員が47.8%、反対8.7%、どちらとも言えないが43.5%、医療費の一部負担賛成と答えた人が78.2%、扶養困難と答えた親族にその説明を求めることへの賛成として56.5%という結果が出たそうです。福祉事務所が社会保障の第一線を担っているという、大事な意識が低下していることによる結果と受けとめなければならないデータだと思われます。私たちが、今、何をすべきかということは、生活保護制度の利用に罪悪感や劣等感を負わせることなく、必要な人たちにきちんと制度を行き渡らせることが重要で、そのためには、まず、私たちが社会保障のあるべき姿を学習し、国や政府が社会保障にかけてきている攻撃の本質を正しく理解することが必要と考えます。自治体が住民のよりどころ、防波堤として、きちんとした機能をしなければ、生活困窮者を救うことができないと思っております。そこで、三つ伺いたいと思います。生活保護基準引き下げを、市はどう捉えているか。生活保護者に、どのように周知したのか。生活保護者の反応はどうかを伺いたいと思います。続きまして、フッ化物洗口についてでございます。虫歯予防のためにフッ化物を応用する、この是非は、化学的な見地を持って判断すべきと考えられます。異見ある団体の推奨があったとしても、それは、過去の薬害等の歴史を振り返ればわかるとおりに、絶対的なものではないということです。現に、1994年、WHOは、6歳未満のフッ化物使用は強く禁止する通告を出していて、日本弁護士会も、2011年に、集団フッ化物洗口、フッ素塗布中止を求める意見書を出しております。フッ化物応用について賛否の議論がある中、安全、有効とする推進派のみの情報だけが教育現場や保護者に入り、危険、無効とする情報がきちんと入ってきていないのが現状だと思われます。子供の健康、発育、安全を守る教育行政ならば、違う立場からの情報にも耳を傾けていただきたいと思います。そこで、二つ質問をさせていただきます。フッ化物洗口の安全性の根拠を伺いたい。フッ化物洗口の取り組みは、どのような状態で行われているか。また、洗口液の取り扱いなどはどうしているか、伺いたいと思います。お願いします。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

1番目の、生活保護引き下げについてでございますが、①か─ 99 ─ら③まで関連がございますので、一括してお答えいたします。1番目の、生活保護引き下げを、市はどう捉えているのかにつきましては、このたびの基準引き下げは、国による生活保護法の基準変更でありますので、当市におきましても、生活保護法に準じて生活保護業務を行ってまいりたいと考えております。2番目の、生活保護者への周知につきましては、8月1日基準日前の家庭訪問時に、担当ケースワーカーより説明を行うとともに、全世帯に対しましてお知らせを送付しております。3番目の、生活保護者の反応につきましては、家庭訪問時及び電話等におきましても、特に苦情のようなものは聞いておりません。以上でございます。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

件名2の、フッ化物洗口についてお答えいたします。まず、①の安全性の関係でございますけれども、当市では、平成24年11月から幼稚園で、本年5月から小学校において実施しており、これまで、全国の多くの自治体で実施されてきております。その安全性は、国内の実践事例で確認されていることに加え、当市はもとより、近隣の実施自治体におきましてもトラブルは発生しておらず、子供たちが、将来にわたり健康で丈夫な歯を保つための有効な手段であると認識しております。次に、②の洗口液の取り扱いの関係でございます。フッ化物洗口の取り組みに当たりましては、本年2月、小学校、4月に幼稚園で保護者説明会を開催して、実施方法や効果を説明の上、希望された場合に参加していただいており、本年度から開始した小学校では、ぶくぶくうがいの練習を経て、学級単位で週1回、帰りの会終了後に1分間のうがいを実施しています。なお、洗口液は、歯科医師の指示により、薬剤師が分包したフッ化ナトリウムを職員が水で希釈し、児童一人一人の紙コップにポンプから10ミリリットルを注ぎ、うがい終了後、残った洗口液は廃棄しております。

再質問 6番 女鹿聡

生活保護のほうから、再質問をしたいと思います。①番はちょっと抜かしまして、②番、どのように周知したのかということで聞きたいと思います。8月1日基準日前の家庭訪問でということなのですけれども、全世帯、ちゃんと生活保護者に会われて話はなされているのですか。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

家庭訪問でありますので、全て網羅したかと言われますと、また、なかなかお答えしづらいのですが、まず、8月の支給日前に、8月から生活保護の支給額が変わりますということで皆様にお知らせということで、実際に生活扶助の見直し例も入れまして、どれぐらい、額的には変更になりますよというものも含めて、お知らせしたところでございます。また、家庭訪問その他でも、同じように、そのお話をしながら対応したというところでございます。

再質問 6番 女鹿聡

何件か、生活保護者の方の自宅に訪問させてもらったのですけれども、まだ来ていないのだよねという方が、僕の行ったところではありました。それで、紙が入っていたということなのですけれども、支給額が変わりますということで、紙が置いてありましたということで言われていたのですけれども、これですね、よく見ると、生活保護費がどのように変わるか詳しく知りたい方は、担当ケースワーカーまで御連絡くださいと書いてあるのです─ 100 ─よね。いなかった人には、これを置いてきている、いた人にも当然置いてきているのだと思うのですけれども、いない人にこれを置いてきて、そのままの状態になっているのではないかと思われるのですよね。その辺どうですか。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

既に、もう8月分は支給されておりますので、支給につきましては、直接お渡しする形をとっておりますので、その段階で、もし何かあれば、当然お話ししていただけるというふうに考えております。

再質問 6番 女鹿聡

となると、全員に会って話がちゃんとできているということで、よろしいのですか。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

支給日に、それぞれ皆さんが、会計のほうの窓口、または出張所のほうに取りに来ていただけるということになっておりますので、ケースワーカーもその席に同席しておりますので、その中で、何かあればお話を聞けるという状況にはなっております。

再質問 6番 女鹿聡

3番目にもつながるのですけれども、そのときに、もう支給されているときに、今後、期末一時扶助の見直しだとかもいろいろ書かれていますよね、これに、幾ら減りますよということで。そういったことで、そのときに、話とかというのは全然なかったのですか。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

担当ケースワーカーのほうから聞いておりますところは、先ほどお答えしましたように、特に苦情と御意見等は聞いていないというところでございます。

再質問 6番 女鹿聡

これを見ると、400円、あと、前回質問をさせてもらったときに、子育て世帯30代夫婦で、小学生、4歳の子供、4人家族ですね、この家族で、1世帯で1万1,000円減額ということをおっしゃっていましたよね。これ、該当する家族、世帯というのは、結構少ないのだと思うのですけれども、少なからず、ほとんどの人が多分、減額になっていると思うのですよね。それで、みんな、国がやっているから仕方ないと思って何も言ってきていないのか。それとも、言えない状態なのか、どう捉えていますか。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

その一人一人、どういう状況で言わないのか、言っていないのかというのは調査したわけではございませんので、簡単にはお話しできませんが、やはり何というのでしょうか、国の進める施策という部分もございますし、金額的には、今回の削減というのは、それほど大きなというか、何百円単位というのが多かった部分もあるのかなというふうには考えております。

再質問 6番 女鹿聡

月500円だから仕方ないのかなとかという考えになりがちなのでしょうけれども、実際、生活保護を受けている人は生活に困っているわけで生活保護を受けているのですよね。それが、月500円でも下がれば、やっぱり生活していく上では、かなり厳しいものになってきます。物価が下がったから引き下げに至ったという国の見解ですけれども、実際は、物価下落しているのは電化製品だとか高価なものですね。一番生活に直結している食料─ 101 ─品、燃料、電気料金、こういったものは逆に値上がりしているわけですよ。月500でも下がっても、やっぱり食料品、レタス1個でも、今は250円とかします。そういったことを踏まえると、やっぱりケースワーカーの方でしょうか、ちゃんと行って、生活の実態をちゃんと把握するというのは、しなければならないことだと思うのですけれども、その辺どうでしょうか。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

ケースワーカーの訪問につきましては、やはり決められておりますので、ある期間ごとに訪問しているというところでございますので、その中で各世帯の状況については把握しながら業務を行っているところでございます。

再質問 6番 女鹿聡

大きいこの引き下げの率、1世帯、家族のいる、子供のいる1万1,000円というこの額、そして、期末一時扶助手当の見直しですよね、4人家族で2万5,600円も減額になるのですよ。6人家族だと4万5,000円ですよね。もし、子供がいる世帯であれば、やっぱりいろいろ勉強しないとだめだと、自分の部屋にこもって勉強しないとだめだと、それで光熱費がかかるだとか、いろいろ、そういうことも出てくると思います、冬の間は。だから、そういうことを、きちんと、ケースワーカーが保護を受けている世帯に定期的にちゃんと行って、ちゃんとした実情を把握をしないといけないと思うのですけれども、もう一度、ちょっとその辺、どう考えているか。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

担当ケースワーカーが家庭を訪問するというのは、やはり、その家庭の状況についてを把握しながら生活指導等を行うというのが目的でございますので、その辺については、先ほどの年末一時金も含めて、生活指導についてはしっかりやっていきたいというふうに考えております。

再質問 6番 女鹿聡

よろしくお願いしたいと思います。今、盛んに、僕、言っていますけれども、子育て世帯ですよね、1万1,000円引き下げということなのですけれども、これが子供の教育や成長にも支障が出てくるのではないかなという声も多くあります。その辺、どういうふうに捉えているかお聞きしたいのですけれども。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

やはりお子様が、例えば複数人、2人、3人いる家庭では、保護費の生活基準においても、換算しながら支給されているわけですけれども、やはりそれも、先ほどと重なりますが、ケースワーカーの生活指導、また、それらの相談等について、しっかり受けとめながら対応をしていかなければならないというふうに考えております。

再質問 6番 女鹿聡

あと、1番の、市はどういうふうに捉えているかということなのですけれども、今回、引き下げに伴って、各種制度には影響が出ると考えられているということで、6月に答弁されていました。各種低所得者負担軽減策に影響の及ばない対策は、各自治体が考えて行うようにということになっておりますけれども、その辺の対策は、今どういうふうに考えているか、お聞きしたいのですけれども。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

このたびの生活保護費引き下げに伴いまして、各関係省庁に対しまして、それぞれに影響ないようにということが通知されておりますので、それぞれの所─ 102 ─管におきまして、いろいろな基準の部分について整えるように対応をしているというところでございます。

再質問 6番 女鹿聡

市がどういうふうに捉えているかということなのですけれども、国がやるものなので、それに従ってやっていきますということなのですけれども、ちょっと何問か簡単に質問をしたいと思うので、簡単でいいので答えていただければありがたいのですけれども、生活保護を利用していない人には関係ない、そういうふうに思っておられますか。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

生活保護を利用されていない方につきましては、新聞報道等で、生活保護基準が下がるということは、皆さん承知しているのではないかなと思いますし、いろいろな方がおりますので、それについて、生活保護費が下がることについて、関係ないというふうに思っている方がどれだけいるかというのは、ちょっと把握はしておりませんが、全く関係ないということではないと考えております。

再質問 6番 女鹿聡

生活保護を受ける方が全国的にふえているので、引き下げはやむを得ないと思っているかどうか、聞きたいと思います。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

これにつきましても、先ほどと重なりますが、どうしても国の施策というところがございますので、社会保障審議会等で審議された内容をもとに今回の引き下げというところになっておりますので、私どもとしましては、国の方針に基づきまして、関係法令に基づきまして対応をするというところしかございませんので、御理解いただきたいと思います。

再質問 6番 女鹿聡

引き下げは仕方ないのかなという形で捉えます。三つ目です。生活保護者は、十分な生活保護費をもらっているので、そんな引き下げに大きな影響はないと思われていますか。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

やはり今回の生活保護費引き下げは、約6.5%程度を3年間にわたって引き下げられるというところでございますので、やはり、生活保護を受給されて生活されている方にとっては、引き下げについては、やはり厳しい部分ではないかなというふうには考えております。

再質問 6番 女鹿聡

生活保護基準を引き下げれば、財政負担が減ると思われていますか。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

国の部分で言いますと、やはり影響額というのは聞いておりますが、今回の部分につきましては、市の立場からしますと、この生活保護事業自体が、国の4分の3の補助金をもらいながら実施している事業でありますので、その辺については、国がそういうふうな方針であるというところで考えております。

再質問 6番 女鹿聡

生活保護、今回の引き下げ、憲法25条の精神と、私はかけ離れている─ 103 ─のではないかなと思うのですけれども、その辺、市としてどう考えていますか。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

憲法25条につきましては、最低生活を保障するというところでございます。先ほどの答弁と繰り返しになりますが、これにつきましては、やはり国の施策に基づきまして行われていることでございますので、その辺については、御質問の内容に対してのお答えというのは、非常に難しいかなというふうに考えております。

再質問 6番 女鹿聡

今、質問をさせてもらった中で、保護費引き下げで、保護者は影響があるかないかという質問をさせてもらったのですけれども、少なからず、あるということなのですよね。やっぱり、この引き下げ自体が、よくないのではないかなということだと思うのです。国がしているから仕方なくということもあるのでしょうけれども、それを除いて、引き下げ自体が生活困窮者に打撃を与えているという事実は把握しているわけですよね。それを、歌志内市から上のほうに、もっと、これはよすべきだ、やめるべきだという発信を強くしていくことだと思うのです。歌志内市独自でやっても力がなければ、近隣の自治体と手を組んで、これ、まずいのではないのと、国のほうに強く要望することもできるのではないかと思うのですけれども、その辺、どういうふうに考えているか、市長、お願いしたいと思います。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

生活保護費の引き下げにつきましては、御承知のとおり、随分長い間、マスコミの論調、あるいは国会で論議があったことは御承知のとおりだと思います。そういう過程を経て今回の改正につながったものと考えておりまして、歌志内としては、生活保護法に基づく基準に乗って支給せざるを得ないというところは御理解をいただきたいと思います。また、御指摘のあった、引き下げによって影響があると、これは、誰もが理解するところではないかと、そのように思っております。また、この引き下げについて、国のほうへの要請についてはどうかということについては、私どもの組織として、全道市長会とか、あるいは上部組織の全国市長会等々がございまして、そういう中で、また議論される内容になるのではないかと思っております。この近隣で、改めて、この生活保護費引き下げについての国への要望という形での議論は、今のところ行われてはおりません。

再質問 6番 女鹿聡

わかりました。あと、今後にかかわってくる問題なのですけれども、一度廃案になった生活保護法改正案と生活困窮者自立支援法、これは、一回否決されて出されなくなりました。再度、またもう1回、新しい自民党政権になって、再度国会に出すという意気込みをなされているらしい、今回、それが出されれば、二つの法案通る可能性が非常に高いと言われております。この法案二つ通れば、本当に今までの生活保護、この引き下げ云々とプラスして、またより一層、生活困窮者に打撃が与えられるということになり得ます。その辺、歌志内市として、住民の生活を守るために、さっき言いましたけれども、市民の防波堤にならなければならないと思うのですけれども、その辺、どういうふうに思っているのか、伺いたいと思います。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

廃案になりました法律等につきましては、今後の動向を見ながらということになりますが、やはり私どもとしましては、これから生活保護を申請される─ 104 ─方々、また、生活が困窮されて困っている方々に対しましては、窓口において真摯にお話を聞きながら、適切に対応をしていきたいというふうに考えております。

再質問 6番 女鹿聡

実態が、やっぱり、何百円、何千円、何万円引き下げられて、みんな、生活保護を受けている人たちは困っております。そういう人たちの心のよりどころとして、ちゃんとした構えを持って、国がやっているから仕方ないということではなくて、親身になって話を聞いてあげて、心のよりどころとして機能していただきたいと強く思います。続いて、フッ化物洗口についてでございます。安全性なのですけれども、とりあえず、トラブルはないと言っておりますが、歌志内市でフッ化物洗口をやっている、フッ化物洗口のこれは、フッ化ナトリウムで洗口をしていると言っておりましたけれども、これは毒性はないのかどうか、伺いたいと思います。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

毒性はないというふうにお聞きしております。

再質問 6番 女鹿聡

恐らく間違いであります。フッ化物洗口とか言われるフッ化ナトリウムですね、これは、毒性の所属、一群、二群、三群、四群ありまして、三群に属するものだということが書かれております。それで、もし間違って胃の中に入ってしまうと、三群よりもっと上の二群に繰り上げされまして、フッ化水素酸になると書かれております。このフッ化ナトリウムの致死量というのが、体重20キロの子供なら0.22グラムで死亡する可能性があると言われているほど強いものです。それでも、毒性はないと思われますか。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

申しわけございません。説明不足ですね。フッ化物洗口となる、当然、今、学校歯科医から指示書をいただいて、また、学校歯科医から薬剤師も指示をいただいた中で、洗口液の濃度、必要量、回数、こういうものを医者から指導した中で、このフッ化ナトリウムを希釈して使っているということについては、体に影響はないというふうに聞いております。

再質問 6番 女鹿聡

ちゃんとしたものが来ているのではないかということなのですけれども、このフッ素の安全性、それでトラブルがないと言われておりますけれども、フッ素の急性中毒量、こういうのは、体重1キログラム当たり何ミリグラムなのかとかというのは、御存じですか。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

お聞きしているのは、急性中毒の心配はないと。歯のフッ素症もないというふうに聞いておりまして、また、骨のフッ素症は8ppm以上の飲料水を20年以上飲み続けた場合に生じるということでありまして、今回のようなフッ化物洗口の微量なものであれば、問題はないというふうに聞いております。

再質問 6番 女鹿聡

そういうふうなことになると思います。保護者の説明会ですね、これでも、フッ化物洗口液をがぶがぶ飲まなければ体に影響はないというような説明をしたと、保護者のほうから聞きました。本当にこれで体に影響はないのかと言われますと、そうでは、恐らくないと思われます。週1回、小学校では用いられているのですけれども、このとき、0.2%の濃度のフッ化ナ─ 105 ─トリウムを、学校側では10ミリリットルをぶくぶくしていると、洗口しているということなのですけれども、これは、口に残る量、間違えて少し飲んでしまう量とか、こういったことも実験の結果から出ているわけで、そういったときに、6歳未満の子供とかというのは、多く見て25%ぐらいが、間違って少し飲んでしまうという実験結果が出ています。この10ミリリットルの洗口をしたときに、急性中毒量になる確率というのが、間違って飲んでしまったりだとかした場合、21.1%から42.1%ということで、体に少なからず急性中毒の割合があると言われています。間違って全部飲み込んでしまった場合、こういった場合は、急性中毒量の147%から211%ぐらいまで、どんとはね上がるわけです。こういったことが、いろいろ取り沙汰されて、よくないのではないかと言われております。そういうことについては、どういうふうに捉えているか、お聞きしたいと思います。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

保護者説明会、学校への説明会等、いろいろ進めてきておりますけれども、その中で、北海道福祉部の、ここら辺で言うと空知振興局の保健福祉部になりますけれども、こちらの歯科医師、医学博士でございますけれども、この方が来て、保護者説明会とかに説明をしながら進めてきたところでございます。この方からの御指導をいただきながら我々も進めているところでございますが、その中で、やはりフッ素というのは、さまざまな食品に含まれていると。1日、1から2ミリ程度のものは、日々摂取しているという状況だと。その中で、たとえ間違って、全量、今回、フッ化物洗口液を飲み込んだとしても、健康被害は発生することはないということで、お聞きしております。

再質問 6番 女鹿聡

化学的な根拠からいって出された数字が、今、僕言った数字になっております。急性中毒量、急性中毒症ですね、こういったものが、全部飲んでしまったときに、よだれだとか吐き気、下痢、ひどくなれば、けいれんだとか、いろいろ症状が出てきます。こういった症状は、なかなか、出ても、神経的なものだとか、その日の体調に関してちょっとよくなかったのではないかという解釈がされるのが多いらしいのですけど、その辺、どういうふうに捉えていますか。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

今、議員さんおっしゃったような内容のほかに、例えば、インターネットでもよく見ますけれども、いろいろな団体、個人のフッ化物の洗口にかかわる危険性があるというような意見も見ております。その中で、先ほどお話しした、振興局の保健福祉部の歯科医師からも説明会の中で説明されておりますけれども、やはりフッ化物洗口については、学会で認められていると。その中で、いろいろな危険性があるという部分の意見というのは、化学的根拠に基づいたものではないと、学術的にも理解されていないと。やはり、今、言論の自由がある日本という中で、当然、安全性を危惧するという方もいらっしゃるだろうということで指導を受けておりまして、そういう部分も、当然、そういう意見もあると。だが、やはり、このフッ化物洗口については、安全性はちゃんとしていますよという中で、北海道教育委員会、それから北海道保健福祉部と連携して、北海道口腔の健康づくり8020推進条例、それから、北海道歯科保健医療推進計画に基づきまして、我々も指導されながら、フッ化物洗口を推進してきておりまして、昨年度末において、道内では、179市町村のうち153市町村が実施していると。これからも、どんどん実施されるというようなことで、予定は聞いております。このような状況の中で、安全性はあるということで御指導をいただいているところでございます。─ 106 ─

再質問 6番 女鹿聡

歯科衛生局、いろいろ、そういうところが推進しているということなのですけれども、これも、いろいろ中身がありまして、歯科医師の中では、やっぱり、フッ素が直接的に虫歯に関係しているかどうかという疑問を持っている方も多くいらっしゃるらしいのですよね。フッ素自体が、歯医者さんによれば、結構いいお金が回ってくるという話も聞きます。普通の歯の治療をしただけでは、一回終わったら、また悪くなったら来てくださいと言って終わりかもしれないですけれども、フッ素塗布ですね、こういったことを3カ月に1回行ったほうが歯が丈夫になりますと言えば、定期的に患者さんが3カ月に一遍ずつ来るわけです。そういったことを、フッ素を営利目的に行っているところがかなり多いと言われています。その営利目的で行っているところが歯科医師会に入って、歯科医師会は、そのフッ素を推進していますと、そういうふうな話もされております。そんな中、新潟県、以前、おっしゃっていました。新潟県、フッ素を取り組んで一番早かったのではないかなと思われるのですけれども、日本としては、一番虫歯が少ない場所だと言われておりますけれども、これは、本当にフッ素に関係して虫歯が少ないと思われていますか。どうでしょうか。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

新潟県については、40年間、フッ化物の洗口を続けていて健康被害がないということで、十分な効果があるというふうには指導を受けております。

再質問 6番 女鹿聡

これも、フッ素を取り組んでいる、新潟県が一番、全国で虫歯が少ない地域だと言われています。その次が、広島県と言われているのです。その広島県は、フッ素洗口を行っていない市ですよね、実際。埼玉、神奈川、東京、これも、ほとんど実施していないと。なのに、虫歯の少ないトップテンに入っている。佐賀県は、新潟県と同じぐらいのフッ素の実施をしていますけれども、虫歯の多い県だと言われております。だから、フッ素が歯質を強くすると、今まで多くの関係者から言われてきましたけれども、これは、1938年に発表された、高濃度フッ素が含有する歯は虫歯になりにくいといった、ちょっと間違った報告で、それが出回っておりました。ただ、2006年になってから、化学的にそれが解明されまして、生体アパタイト結晶形成機構とフッ素イオンによる影響と証明されましたということになっております。こういった化学的な根拠からいっても、フッ素洗口というのは、そんなに、取り組んでも取り組まなくてもいいものではないのかと。そんなに影響が、虫歯にあるのかと言われれば、そうではないのではないかと思うのですけれども、その辺どうでしょうか。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

今、効果のお話しだと思いますけれども、効果の関係についても、十分効果はあるというふうに指導は受けております。その中で、フッ素塗布、これについては、歯科医のほうに行ってお金がかかって大変だということの中で、今回のフッ化物洗口につきましては、やはり集団で、学校なり幼稚園の中でやることによって、長期間継続して、みんなで実施するということで、容易にできるということで、個人でやるよりも、やりやすいというようなことで、このフッ化洗口により虫歯の予防効果が得られやすいということでの指導を受けております。また、学校保健安全法第5条に規定されている学校保健計画、これに学校としては位置づけられておりまして、学校における保健管理の一環ということで実施されているところでござい─ 107 ─ます。これらは全て、国のガイドライン、それから道の条例に基づいて、我々もそれに基づいて行っているというところでございます。

再質問 6番 女鹿聡

今言われた学校保健法云々という話なのですけれども、これは予防についてということで、いろいろ書かれていると思います。この予防については、蔓延し得るものに対しての対策で、予防と言われています。インフルエンザだとか、そういったことが蔓延しないように、それを予防するものであって、この虫歯というのは、蔓延するものではなく、各個人個人、ちゃんとした知識を持って歯磨きをすれば広がらないものです。それと照らし合わせて、このフッ化物洗口をやるというのは、ちょっとどういうふうなものなのかなと、私自身は疑問を感じます。それで、この洗口液の取り扱いなのですけれども、これは、とりあえず、医師の指示によって薬剤師が分包したフッ化ナトリウム液を、職員が水で希釈してやっていると、一人一人に渡してやっていると言われておりますけれども、薬剤を人体に使用するとなれば、医療行為ではないかなと思われます。そうなれば、最低でも歯科医師の指示を受けた歯科衛生士の立ち会いが必要なのではないかなと思われるのですけれども、その辺どうでしょうか。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

指導されている内容といたしましては、学校医の指示書に基づいて、フッ化ナトリウム医薬剤、これを教職員が規定された量の水に溶解させ、希釈させて、担任教師などが実施できる方法で、毎回、歯科医師など専門職が立ち会う必要はないということで聞いております。

再質問 6番 女鹿聡

これですね、薬剤ではないかなと思うのですけれども、その辺の、僕の認識と、ちょっとわからない部分もあるのですけれども、その辺、きちんともう一度、ちゃんとした機関に相談してやらないといけないことではないかなと思います。先生が水で薄めているということなのですけれども、問題なのは、その先生、先生方で、ちょっと多かった、少なかったということは、実際起こり得ることだと思うのですけれども、その辺どうなのですか。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

医師の指示に従って、適正に処理されているというふうに考えております。

再質問 6番 女鹿聡

あと、その薄めた液をポンプに入れて、そのコップに移しているのですよね、多分。そのポンプというのは、多分、よくシャンプーとかで使われる、ああいったポンプだと思うのですけれども、ああいうポンプは、ちゃんとした量が1回のプッシュでちゃんと出るかというと、その人その人の力かげんによって、浅く押ささったり、強く押ささったり、あとは、ちょっと話をしていて2回押しちゃったとかということも考えられるのですけれども、こういった人為的なミスというのも、多分、多くあると思われるのですけれども、その辺どうでしょうか。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

医者の指示から薬剤師に指示されておりますけれども、分包されております。その分包されたものに対して水を加えるということですので、何か調合してとかそういうことではなくて、分包されたものを水で溶かすと、適正な量がありますけれども、それにするということで、それについては適正に処理されるのではないのかというふうに考えて─ 108 ─おります。

再質問 6番 女鹿聡

あと、子供がうがいをしていますよね。1分間うがいをしていて、ちょっと隣にいる子供とふざけながらぶくぶくしていて、つつき合ったり、ちょっと押されたりだとかということで、全部飲み込むということも考えられるものだと思うのですよね、液体なので。そういった危険性というのは、一回水でぶくぶく練習したから大丈夫だではなくて、いざ、その現場で、そのときにあった状況というのがいろいろあるわけで、そういったことは当然踏まえて行っているということでよろしいのですよね。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

練習として、事前に水でずっと練習して、できるようになってから、今回のフッ化物洗口を始めているところでございますけれども、洗口するときには、当然、教職員がついているという中で、ぶくぶくとやって、そのコップにもとに戻しますので、それを先生方が確認できるということで、飲み込んでしまったという場合の対応はできるかなと思います。それで、先ほども申し上げたとおり、仮に全量を飲み込んだとしても、直ちに健康被害はないということでお聞きしておりますので、そこら辺は、実際の現場の教職員の指導のもと、事故が起こらないように適切に進めていくべきものというふうに考えております。

再質問 6番 女鹿聡

現場で、やはり、いざ起こり得る事故というのは、本当に突拍子もないことが起きるわけで、はかり間違いで人為的なミスだったりだとか、間違って子供が飲んだとか、そういったことも考えられます。さっき、おっしゃっていましたけれども、インターネットとかで、今私が言っているような危険性を言っているホームページだとか、いろいろあるとおっしゃっていましたけれども、さっき、ちょっとちらっと言っていましたけれども、実際、閲覧とかは、したことはありますか。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

閲覧したこともありますし、それから、日本弁護士連合会ですか、これの関係の書類も見ております。

再質問 6番 女鹿聡

そのときに、とりあえず、危険性があるものだと認識して見ているのかどうか、ちょっとわからないのですけれども、見ていて、本当は危険なのかなと思って見ている部分も多分あると思うのですよね。ただ、それを、今もまだ現場ではちゃんと続いているのですけれども、こういう危険性がありますよということを、教育委員会なり学校の中でだったりだとか、そういったことは話はされていないのですか。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

保護者と学校の教職員の説明会を行っておりますけれども、教職員の説明会の中でも、そのような危険な意見があるということでの話も出ておりました。その中で、先ほど言った、道の歯科医師が、事細かにですね、学術的に問題はないよということでの、化学的に立証されていることなので問題はないということでの指導がされているということで、現在に至っているということでございます。ただ、やはり、いろいろな意見があるということで、安全だということにあぐらをかくのではなくて、やはり、いろいろな事故等も想定されないとは言えないことですので、やはり、学─ 109 ─校現場、それから私たち教育委員会においても、細心の注意を払いながら、続けてまいりたいというふうに思っております。

再質問 6番 女鹿聡

推進をしている人の話を聞いて、こういう危険性があるのではないかと、それはこういうふうに安全ですと言われるのは当たり前のことで、危険性を訴えている人とちゃんと話をして、それで、安全だ、危険だということのはかりを、ちゃんとしたところでかけないとだめだと思うのですよね。これは、子供がやっていることなので、小さい子供になればなるほど影響は出ると、やはり書かれています。全部飲んでしまったりだとかすると、病気になったりだとか、1週間1回ですけれども、濃度は高い濃度でやっているはずなのですよね。毎日やるより、1週間1回のほうが濃度が高いと書かれています。そういう中で、保護者と、もう1回、危険だという意見もある中で、保護者と教員の方々が、ちゃんとした話し合いの場を持って、どうやって進めていくのかということを話し合わなければならないと思うのですけれども、その辺どうですか。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

幼稚園は、昨年から行っております。昨年、導入時に、いろいろな、保護者への説明会を行っておりましたけれども、今年度、新たに、年度が変わりまして、また4月に市の保健師さんに来ていただいて、安全性なり、いろいろなものを説明して進めているということでございます。必ず毎年度、4月になりますか、3月の末になるか、ちょっとそこら辺、今後いろいろ詰めていきますけれども、市の保健師さんのお力をかりながら、安全性のことを保護者に周知しながら進めてまいりたいというふうに思っております。

再質問 6番 女鹿聡

最後にしたいと思います。教育長にお伺いしたいと思います。今の一連の話を聞いて、絶対安全かと言われると、私はそうではないと思うのですよね。その中で、子供の教育、将来、命を考えた中で、どういうふうな議論を進めていくかということは非常に大事な問題だと思うのです。それについて、教育長の考えを、もう1回お聞きしたいと思うのですけれども。

答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)

お答えいたします。まず、私はやっぱり、学校を預かる者にとって一番大事なことは、私は、常日ごろから危機管理であるというようなことで、全てのことに関して、やはり、大丈夫だというようなことではなく、常に危機意識を持ちながら進めていかなければならないことだと思っております。そういう部分でも、これらの一つ一つの事柄について、想定外というようなことにならないように、万全を尽くしていきたいというふうに考えております。以上です。

再質問 6番 女鹿聡

質問を終わりたいと思います。ありがとうございます。

出典:歌志内市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月12日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる