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雨竜町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月10日

森林環境譲与税の今後の活用は

2024年12月10日、雨竜町議会の一般質問で、佐々木徹議員が「森林環境譲与税の今後の活用は」について質問し、町長 白川久純が答弁しました。

質問者
佐々木徹 議員
答弁者
町長 白川久純

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 佐々木徹

2番、佐々木です。森林環境譲与税の今後の活用はということで質問いたします。森林の有する公益的機能は、地球温暖化防止のみならず、国土の保全や水源の涵養等があり、適切な森林整備を進めていくことは国土や国民の生命を守ることにつながります。平成30年5月に設立した森林経営管理法を踏まえ、パリ協定の枠組の下における我が国の温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止等を図るため、森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保することから、平成31年3月に森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が成立し、森林環境税及び森林環境譲与税が設立されました。森林環境税は、令和6年度から個人住民税均等割の枠組を用いて国税として1人年額1,000円を市町村が賦課徴収するものですが、森林整備に関する施策と人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等の森林の整備の促進に関する施策に充てることとされています。本町の森林面積は総面積の70%であり、そのうち町有林を含む私有林は2,219ヘクタールあります。このようなことから、森林整備に関する施策は重要と考えますが、本町において森林環境譲与税を今後どのように活用していくのか町長に伺います。

答弁 町長 白川久純

ただいまの佐々木議員からのご質問にお答えしたいと思います。議員からお話のありましたとおり、平成31年3月に森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が成立し、森林保全を目的として令和6年度から森林環境税を個人住民税の均等割と併せて1人年額1,000円を町が賦課し、徴収している国税であります。今年度国では約600億円の税収を見込み、国から森林環境譲与税として全国の自治体に、これは都道府県も入ります。都道府県、市区町村に対して私有林の人工林面積、これは55%、それから林業就業者数、これは20%、及び人口割25%といった客観的な基準で配分されているところであります。また、森林環境譲与税は法制化された令和元年度から譲与を受けており、同年9月に雨竜町では雨竜町森林環境譲与税基金条例を制定しております。これにより、全額を基金に積み立てて年度ごとに目的に沿った各種事業の財源として活用させていただいているところであります。令和5年度を見ますと、国から354万2,000円の森林環境譲与税の譲与を受けて201万6,000円を基金から取り崩し、林道の維持補修工事、それから森林経営の意向調査費、また林業の担い手確保を目的とした北海道林業・木材産業人材育成支援協議会への負担金などに充当しているところであります。なお、この森林環境譲与税の使い道、使途は公表するということになっておりますので、現在雨竜町のホームページで公表しているところでありますけれども、今後は町の広報紙でも使い道をお知らせしていかなければならないと考えているところであります。今後の森林環境譲与税の活用でありますけれども、この森林環境譲与税の活用に向けた基本方針というのを令和6年3月に策定し、1つには地球温暖化や山地災害の防止に貢献する森林整備の推進、2つ目には新規就業者の確保、林業従事者です、この確保や通年雇用化の促進など林業就業者の安定的な確保に向けた取組、3つ目としまして町内の公共施設などの木造化、木質化の促進、また木質バイオマスの利用促進などによる木材の利用促進にも使いたいというところであります。さらには、森林の果たす役割や森林整備の必要性などについて普及啓発を進めていくということにしております。今後ともこの基本方針に沿って各種事業を進めてまいる所存であります。よろしくお願いいたします。

質問 2番 佐々木徹

令和6年度の基本方針の内容は理解しました。先ほども申し上げましたが、地球温暖化防止のためなどに森林環境譲与税は活用されなくてはなりません。本町はゼロカーボンシティーの宣言もされていますが、CO2など温室効果ガス排出削減のためには森林等の吸収源が重要視されております。例えば本町の町木でもあるトドマツの植樹祭を町有林などで行うなど未来に向けた環境整備を今後も考えていただき、町民が理解できる森林環境譲与税の活用を取り進めていく必要があると考えますが、再度町長に伺います。

答弁 町長 白川久純

再質問にお答えします。先ほどお話がありました雨竜町ゼロカーボンシティ宣言というのは令和5年3月に宣言をしております。カーボンニュートラルを目指す取組ということで2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとするというものでありまして、これは今全国の自治体でゼロカーボンシティー宣言をされているところであります。地球温暖化対策としての森林の果たす役割は議員おっしゃるとおり極めて重要であると認識しております。今年町有林、桂の沢北線の林業専用道の新設工事を行ったところであります。これは交付金事業でございますけれども。この工事が完成しますと、適齢期、いわゆる伐期を迎えた桂の沢町有林の主にトドマツの伐採を計画しているところであります。伐採後には、切った後には植えるということになろうかと思います。新たに植林を行っていくことになりますので、議員おっしゃるとおり町民が植樹祭などで森林に親しんでもらうということは普及啓発活動としてとても重要なことだというふうに考えております。また、今年の4月にですけれども、国有林を管理する空知森林管理署北空知支署と雨竜町桂の沢地域森林整備促進協定を締結させていただいたところであります。森林管理に関する専門技術などを参考にさせていただきたいということも含めて、水源涵養機能など多面的な機能を発揮する森林を将来にわたって守り育てていくために森林環境譲与税を有効に活用してまいりたいと考えています。以上です。

出典:雨竜町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月10日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる