浦臼町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日
JR札沼線の線路の今後の方針について
2022年9月13日、浦臼町議会の一般質問で、中川清美議員が「JR札沼線の線路の今後の方針について」質問し、町長 川畑智昭が答弁しました。
- 質問者
- 中川清美 議員
- 答弁者
- 町長 川畑智昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 中川清美
令和4年第3回定例会におきまして、町長の方に質問をさせていただきたいと思いますが、まず、JR札沼線の線路の今後の方針についてということでございまして、札沼線においては、令和2年5月7日、廃線予定であったんですが、新型コロナウイルスの感染症の拡大により、急遽、前倒しになりまして、4月17日をもって廃線となりました。その後、踏切の撤去作業が行われ、今年度からは本線の撤去作業も本格化すると思われますが、今後の予定について3点ほど質問をいたします。1点目としましては、本線の撤去作業の予定とその後の売却計画について、時系列での説明を求めたい。2点目としましては、レール、枕木撤去後に残る砂利の処分について、どのようにするのか聞きたいと思います。3点目といたしまして、全線を売却予定地とするのか、あるいは町が所有するために売却せず残す土地があるのか、また残すとするならその場所はどこなのか質問をさせていただきます。
答弁 町長 川畑智昭
中川議員のご質問にお答えいたします。1件目の撤去作業の予定とその後の売却計画についてですが、今年度の撤去作業につきましては、波止場線踏切から浦臼沢線踏切までの約6キロのレール並びに枕木を撤去いたします。駅舎は、札的駅、鶴沼駅、於札内駅並びに各駅のプラットホームを撤去いたします。橋梁につきましては、JR橋のトレフトシナイ川橋梁を撤去いたします。令和5年度につきましては、新十津川町境界から旧鶴沼小学校まで約3キロのレール並びに枕木の撤去を計画しております。令和6年度につきましては、旧鶴沼小学校から集治監沢踏切までの約3キロの撤去を計画しているところです。橋梁の撤去につきましては、北海道との河川協議が必要となることから、現段階での工事の施工時期や撤去場所は今後検討してまいります。売却計画については、レール並びに枕木を撤去しました鉄道用地は、購入を希望する隣接者への意向調査と現地調査を行い、譲渡が可能な場合は申請をしていただきます。申請内容の審査後、売買契約を締結し、譲渡代金を納入後、所有権移転登記を行い、土地の譲渡手続の完了とさせていただきます。2件目の撤去後に残ります砂利の処分についてですが、この件に関しては、利活用における説明会でもご意見をいただいたところですが、砂利の処分費用に関しましては、JRからの撤去作業に関わる支援金には含まれないことから、レール及び枕木を撤去した後の現状での引き渡しとさせていただきます。譲渡を希望する方への負担を配慮し、測量の代金や所有権移転に係る費用につきましては、町が負担することとし、土地についても低価格にて譲渡させていただきますので、砂利の処分については個人負担とさせていただく考えでございます。3点目の全線を売却予定地とするかについてですが、譲渡を予定している土地につきましては、線路用地に隣接する土地の所有者の方に有効に利活用していただきたいと考えております。なお、隣接地が町有地の場合は町の所有といたします。なお、売却しない土地につきましては、浦臼駅周辺、晩生内地区コミュニティーセンター、旧鶴沼小学校跡地周辺、道の駅、国などの長狭物などを予定してございます。以上です。
再質問 8番 中川清美
再質問をしていきたいと思いますが、まず、砂利についてなんですけれども、非常に町民の方がその土地を取得した場合においても、その砂利の処分というのが非常に大変な労力となって、足かせになるのではないかなという感じもするところでありまして、いろいろ使い道としましては、まず、第一に考えられるのは、どこかの工事現場での使用、もしくは埋めて使うとか、そういうような方法がいろいろあろうかと思います。本当にこれを一個人の方が処分するにも重機もなければ、運ぶ車両もないということにおいて、非常になかなか進まないのではないかなと思っているところなんですけれども、町内業者、土木業者さんもおられるわけでありますけれども、少し話を聞いたところなんですけれども、あの砂利によっては、工事現場での使用は十分可能だということの話も聞いております。これから浦臼町内でも河川の工事もありますし、そういったところで使用するのは可能ということであります。ぜひ、そういう話もあります。そしていろいろな工事現場で使えば、工事経費もかなり軽減されてくることになろうかと考えるところでありまして、一度、町内業者さんとそういう話し合いを持たれて、しっかりと進めてはいかがかなと私も考えているんです。そして、そのほか堆積場所も結構な場所がいるわけなんですけれども、あいているどこか町有地だとか、業者さんの所有地にあれば、そこら辺に一時堆積をして、希望者がいたら町内の人にでも分けてあげるよという使用方法も考えられるのではないかなと思っておりますので、ぜひそこら辺はもう一度考えていただきたいと思っております。これが最初の第1点目なんです。第2点目については、予定としましては晩生内の波止場線からずっと鶴沼までということになっております。以前、町長が1期目当選したときに少し聞いたんですけれども、国道を晩生内からの4車線化をできればやりたいんだという話も聞いたところであります。4車線化となれば、国道用地もそれなりに結構求められるところでもあります。幸い、晩生内からずっと札的までは非常に国道とJR線路が隣接しておりまして、4車線化するには非常にその用地も有効利用したら可能なことではないかなと考えているところでもあります。もし、これを希望者に譲渡をしてしまえば、その本人が元気なうちはいいんですけれども、20年、30年後にこの4車線化事業をやろうということになったときに、その所有者が残念ながら亡くなられて、そして相続されることになってくるんです。そうなったときに、相続者が町内にすぐいればいいんですけれど、本当に東京都だとか恐らく分散するということも考えられます。4車線化の事業を進めようとしたときに、その土地の購入について非常に今度大変な労力が必要になってくると思います。その相続の場合、1人の方だったらいいんですけれど、相続されていなかったら、そこの兄弟すべての方の同意を得なければ求めることができないんです。そうなったときに、非常にその一部分の土地だけが町としての所有にまたならなくなる。そういう事業があったときに足かせとなって、非常に将来に向けて大きな過ちを犯してしまうのではないかなという考えを持っているところであります。できれば、そういう非常に有効利用の高いようなところは町有地として全線残しておいて、本当に使いたいという人には譲渡ではなしに無償賃貸という形で対応していってもいいのではないかなと。また、鶴沼駅から新十津川町までの間は、そこは非常に農地としても利用価値も考えられますし、隣接農家の方の話を聞いたところ、土地を求めて農地としてもいろんな形で使いたいという話も聞いております。ぜひ、そういう今現在の視点でものを考えることでなく、将来的な見地を持って町有地として所有をするという考えではいけないのか、再質問とさせていただきます。
答弁 町長 川畑智昭
まず、1点目の砂利に関してですけれど、町内の説明会におきましても、同様のご意見をもらいまして、きょうの答弁したような内容でお答えをさせていただいたところです。用地の譲渡につきましては、当初は測量経費ですとか、土地そのものの値段ですとか、一定の金額を譲渡を希望される方からいただくという前提で私たちとしても考えてきたわけですけれど、それらの部分につきましては、JRからいただける経費の中で十分賄えるということで、その方向に転換いたしまして、唯一この砂利につきましては、処分するなり、しないなりは個人の方のご判断になろうかと思いますけれど、希望される方の負担でということで、この部分だけは何とかご負担いただきたいということで説明をさせていただいたところでございます。それに対するご提言といいますか、ご提案になるわけですけれど、今、この場ですぐ町で負担しますという回答はできかねますけれど、後利用が可能であるのであれば、民間事業者の方に比較的低価格で処理をしていただけるような可能性があるのか等、処理の方法につきましては町としても調査をさせていただきたいと考えています。今すぐ町でやりますというご回答はちょっとできかねますけれど、調査は進めさせていただきたいと考えます。2番目になりますけれど、将来の4車線化に備えてということで、例として上げていただきましたけれど、4車線化につきましては当初の要望の中に国なりに要望させていただいた経過がございます。ただ、275号線につきましては、当別町の高架下というのですか、高規格道路までの整備計画はあるけれど、それ以外につきましてはもう全くないという白紙の状態だということで、なかなか将来に向けて要望を受け入れてくれるという回答ではなかったという状況にあります。そのため、議員のお言葉にもありましたけれど、本当に数十年先の可能性というか、要望が仮に通ったとしても、本当に見通せないぐらい先の話になるということで、今回につきましては隣接地権者の方にお譲りするという方向で、話を進めさせていただいたところです。どこまで考慮すべきかというのは難しいところですけれど、将来の地権者が変わった場合の想定までするのは、ちょっと先を読み過ぎではないかという思いもありますけれど、可能性としては十分考えられるということでのご提言だと思いますけれど、今現在のところは地権者の方に低価格でお譲りするという考え方を持って、事業を進めさせていただきたいと思います。
再々質問 8番 中川清美
再々質問といたしまして、今の答弁の中に、将来をちょっと考え過ぎではないかなという意見もあったんですけれども、実際、現在浦臼町においても、農地の移動の際に、やはりそういう正式な譲渡がされていない、その後の売買についてもその子供たちの判子がないから売買ができないと。これは農業委員会の会長さんもおられるのでわかっていると思いますけれども、そういう現状があるんです。だから、やはりここは町の将来において、しっかりとした対応をとるべきだと私は思っておりますので、今ここでそうしますということにはなりませんけれども、そういったことも含めまして、もう一度再考していただきたいなと思います。再々質問としましては、いずれにしましてもJRの線路の跡地、希望者がおられれば譲渡という形でありますが、説明会のほうにも希望者が少なかったとは聞いておりますけれども、もしそういう譲渡をされたときに、その譲渡された人はその人がしっかり管理されると思います。残った土地については、以前の町議会との話のときに、町のほうで管理をしますよという話だったんですけれども、非常にそうなったらそのJR跡地の中でところどころ所有者が町民の方になると。そういったときに、その残りの管理についてなんですけれど、そのような虫食い状態の中での今後において、町の管理するに当たって、非常に支障を来たすことも考えられます。それで、このJRの線路というのは、先ほど言っておりますように、国道からもすぐ横で見えている状況であります。そこでしっかりとした管理をされないと、うっそうとした木が生えて、本当にアカシヤなどはすぐ生えてくると思います。実際、もうJRの線路を今見ますと、本当にもう線路が見えないぐらい草が生い茂っているような、廃線というのはこういうものかなとひしひし感じられるところであります。今後、そういうのをしっかりと管理されないと、もう林になって本当に非常に景観も損なうようなことも想定されるところでありますが、そこの残った町有地の管理について、どのような管理体制をするのかお聞きをしておきたいと思います。
答弁 町長 川畑智昭
管理体制についてのご質問になりますけれど、これまで廃線になられた先行している自治体等の調査といいますか、聞き取りなどをいたしますと、自然に帰すところは帰すという判断をされている部分もあります。ですから、すべての路線を線路があったときの状態のまま維持管理し続けているというところは、聞いている限りではございませんので、そこの判断になろうかと思います。管理をする部分としない部分を使い分けた判断をどうするかという部分が今後の課題になってこようかと思いますけれど、体制的な部分というのはどういう内容をお聞きなのか、ちょっと難しいところがあるんですけれど、必要な部分につきましては、最低限になろうかと思いますけれど、支障のない管理をしていくという基本的な考え方で今後とも進めていくことになりますので、体制というのはどういうことでしょうか、すみません、予算をつけて管理をしていくという。ですから、どこの町を聞いていましても、特別、本当にきれいな真っさらな状態に維持管理しているというところはなかなかないのが現状でございまして、本当に必要最低限の管理という形での進め方になっていくかと思いますけれど、今後とも中身を詰めて検討させていただきます。