浦河町議会 令和7年第3回定例会 2025年6月25日
浦河町に新しいステージの「道の駅」を
2025年6月25日、浦河町議会の一般質問で、上新雅人議員が「浦河町に新しいステージの「道の駅」を」について質問し、企画課長 長崎哲之、総務課参事 久保朋也、副町長 松田有宏が答弁しました。
- 質問者
- 上新雅人 議員
- 答弁者
- 企画課長 長崎哲之、総務課参事 久保朋也、副町長 松田有宏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 上新雅人
発言通告書に基づきまして、一般質問を1件させていただきます。件名は、浦河町に新しいステージの「道の駅」をです。道の駅は、令和7年、今年ですね、今年1月の第62回登録で新たに9駅が登録され、全国で1,230駅、うち北海道は新たに1駅、古平町が登録され、道内で129駅になりました。旧建設省、現国土交通省が平成5年に道の駅制度を創設以来、今年で既に32年が経過しています。平成5年4月22日の第1回登録数は全国で103駅、うち道内は14駅で、それ以降道内各地に数多くの道の駅が登録され、廃止になった施設はほぼなく、初期に登録された古い道の駅は、新しいコンセプト、運営で、近年リニューアルも増え、地方創生・観光を加速する拠点となっております。北海道の129駅は全国の約1割、都道府県別の駅数では北海道は断トツの1位です。北海道は、他の都府県と比べて圧倒的に面積が広く、物流、ビジネス、観光の主な移動交通手段に自動車、バス、トラックが長距離で多く利用されているため、北海道の道の駅は、その数からも分かるように、車利用者にとって必ず立ち寄る地方の地域拠点として定着しています。北海道の道の駅だけを扱うガイドブックが発行され、道内観光雑誌の道の駅特集は、毎年恒例の人気特集になっています。「北海道じゃらん」北海道・道の駅ランキング2025で初めて堂々1位に輝いたのは、十勝の音更町「道の駅・おとふけ」でした。2022年4月に道東道・音更帯広ICのすぐそばに、朝ドラ「なつぞら」をテーマに移転リユーアルオープンし、3年足らずで来場者が400万人を超えました。新規開業、リニューアルなどで紹介される新しい道の駅は、注目度も高く、どこも大変なにぎわいを見せています。今年4月にも四つのリニューアル、うたしないチロルの湯、230ルスツ、南ふらの、しらぬか恋問館と一つの新規開業、129駅目、ふるびらたらこミュージアムがありました。リニューアルはいずれも初期、30年ほど前の道の駅を建て替え、古平にオープンした「ふるびらたらこミュージアム」に関しては、道内で生産量トップを誇る町の特産品たらこを前面に押し出し、レストランでは様々なたらこグルメを堪能することができます。北海道179市町村のうち、道の駅は129あります。札幌市、帯広市、小樽市など大きな観光商業施設がある大都市には道の駅はありませんので、逆に国道があるが、そのような大きな商業施設がない人口が少ない道内の市町村には、ほぼ道の駅があると言っても過言ではありません。しかし、日高管内においては、新ひだか町(平成7年4月、みついし)、日高町(平成8年8月、樹海ロード日高)、新冠町(平成9年4月、サラブレッドロード新冠)、この3町のみに道の駅があり、これに関しては、道の駅が多く建てられた初期の段階、約30年ほど前、28年から30年ほど前に登録された初期の道の駅になっております。日高東部3町には、一つもありません。その当時、アポイ山荘(平成9年4月)、風の館(平成9年6月)、アエル(平成10年4月)と、日高東部では立て続けにこれらの開業がされており、道の駅が登録が多くなされた30年ほど前は、日高東部3町では慎重となってしまい、道の駅を建てるということのタイミングを逃したのかもしれません。道内129駅の設置者は、2か所を除いて地元の市町村です。しかし、設置者が自ら運営、直営しているケースは少数派で、多くは第三セクターや地元の商工会、観光協会が運営に当たっているところが多いです。しかし、最近は指定管理制度を採用し、地元や地域外の民営企業が運営している、または域外企業が地域内に会社やNPOを設立して運営を任せ、成功している道の駅が増えてきています。例えばですが、そこに示したとおり、シダックスが、愛ランド湧別、えんべつ富士見、とままえ、真狩フラワーセンター。道の駅忠類、はぼろはアンビックス。道の駅おとふけ、しらぬかはオカモト。オカモトというのは、町内にもありますけれども、ガソリンスタンド、十勝を中心にやっているガソリンスタンドの会社ですね、オカモト。それから望羊中山は加森観光。ルスツ、美幌峠、ふるびら。ルスツ、美幌峠に関しては、今年の4月にリニューアルオープンしていますけれども、そしてふるびらに関しては、先ほど言いましたとおり、今年新たに129番目で新規オープンした道の駅になりますが、これに関しては、札幌のTAISHIという会社。それから、花ロードえにわ、これはアレフグループのデリシャスという会社が指定管理で、どこの道の駅もリニューアルをして大きく成功を収めている道の駅というふうに考えていいかと思います。国土交通省道路局において、市町村等からの申請に基づき、次の要件を満たすものを道の駅として登録しています。道の駅の登録条件ですが、1番は、無料で24時間利用できる十分な容量を持った駐車場、清潔なトイレ(原則、洋式)、子育て応援施設(ベビーコーナー等)があること。この三つ、一番大きなのは、無料で24時間、駐車場、トイレが使えるということがあります。それから、それ以外として、道路及び地域に関する情報を提供する施設があること。文化教養施設、観光レクリエーション施設など、地域振興施設がある。施設及び施設間を結ぶ主要経路のバリアフリー化がされている。これらのことが、これらを条件に要件として、道の駅の登録を国交省では行っております。一つの例としてですが、昨年9月、道の駅275つきがた、これは先ほどのふるびらの一つ前に登録された2番目に新しい道の駅ですが、この道の駅というのは、ご存じの方も多いかもしれませんが、この施設は、道の駅として建てた施設ではなく、当初より計画していた月形温泉、施設が古くなって、大規模改修をすることになり、宿泊棟も二つあったのですが、一つは潰す、そして一つはリニューアルするというような形で、月形温泉のリニューアルを計画していたのですが、道の駅として登録できるのではないかということで、別建屋で24時間利用可能なトイレのみを新たに追加して、道の駅として申請しました。そして、役場としても、実際にこれで通るのか通らないのか、通らなければ、道の駅の看板は捨てるつもりで登録申請したそうですが、結果的にそれで通りまして、道の駅として128番目の道の駅として登録されております。私もこの月形温泉にも行かせていただきましたけれども、ですから非常に温泉としては、昔の月形温泉で立派というか、きれいになったのですが、レストラン等も小さく、お土産を販売するところも非常に小スペースというような道の駅でした。ただ、トイレの前には、24時間、当たり前ですけれども自動販売機が、月形の特産品でありますトマトの缶ジュースが販売できる自動販売機が置いておりまして、24時間人がいるわけではないのですけれども、自動販売機というのは、非常に駐車場、トイレの利用は24時間多いということで、非常に自動販売機は、どこの自動販売機もお店が閉まっているときには、非常に使われているという話を聞かせていただきました。このように道の駅に24時間利用可能な大きな駐車場ときれいなトイレは必須となっていますが、それ以外の施設、建屋は自由ということなので、リスクが高い、先ほどの「おとふけ」のような、おとふけは400万人達成したのですけれども、こちらはレストランだけで九つある、そういうような物すごい大規模な道の駅ですけれども、こういうような大きなものを建てなくても、身の丈に合った道の駅というものは、検討できるのではないのかなというふうに考えております。国土交通省は、道の駅のコンセプトを三つのステージで考えております。ステージというのは、32年前から3段階で進化ということになります。できた当時、1993年からは第1ステージ、テーマとしては、「通過する道路利用者のサービス提供の場」、それから2013年からの第2ステージ、「道の駅自体が目的地」、それから2020年から2025年、第3ステージ、「地方創生・観光を加速する拠点」というようなコンセプトで位置づけており、第3ステージ、2025年までですが、これからできる新しい道の駅に関しては、さらに民間との連携、災害時の防災拠点、海外プロモーションの強化、子育て支援やイベントなどで利用する地元の地域センター、道の駅というブランド力の向上など、新しいステージの姿を求めています。また、国土交通省では、都道府県の地域防災計画等で、広域的な防災拠点に位置づけられている道の駅について、「防災道の駅」として選定し、広域防災拠点としての役割を果たすためのハード・ソフト両面からの重点的な支援を行うこととしています。第1回目として、令和3年6月に全国で39か所を選定されました。その第2回目として、令和7年5月、新たに40駅を追加して選定し、「防災道の駅」は全国で79駅になりました。このうち北海道ブロックにおいては、令和3年に4駅、今回3駅選定されて、道内には防災道の駅は7駅あることになります。以上、道の駅について、いろいろお話をさせていただきましたが、北海道内におきましては、今後も新たに新しい道の駅が今分かっているところで三つ予定されています。令和9年度に共和町で新規開業。令和9年度に道南の江差町、今あるものとは別に「かもめ島」という場所で開業。それから、令和12年3月に新得町で新規開業ということです。新得町に関しましては、いろいろ過去のを調べてみますと、令和2年9月に道の駅整備検討委員会を設立し、令和5年3月に道の駅基本計画を提出ということで、開業が令和12年になりますから、委員会をつくってから約10年がかりで開業を考えているというような計画になっています。以上、これらのことから、次の3点について町の見解を伺います。1番、一昨年度、旧浦河駅周辺利活用については検討プランが提示され、協議されました。道の駅についても、第7次総合計画基本計画で建設するか否かを含めて、方向性を官民一体となって検討・協議することになっておりますが、その進捗状況はどうでしょうか。2番、既設の道の駅を防災道の駅仕様に変更するよりも、新規に計画する道の駅を最初から防災道の駅基準で整備するほうが容易だと考えます。道の駅の検討・協議に当たり、防災道の駅をどのように考えていますでしょうか。3番、道の駅制度も32年が経過して、新しいステージに入っております。新得町の例を見ても、検討委員会が立ち上がってから開業まで10年をかけて計画しています。現在、浦河町に生きている駅がなくなった今、地域のために一刻も早い登録、オープンが期待される浦河町の道の駅、今後の検討・協議スケジュールは、どのようになっておりますでしょうか。以上、3点について質問させていただきます。
答弁 企画課長 長崎哲之
私のほうから、上新議員、1件のご質問の3点あるうちの1番目と3番目について、一括してご答弁させていただきます。まず1点目、浦河駅周辺の検討プランも含めて、今後の基本計画等、官民一体となった協議、その進捗状況はということでございます。上新議員本人は、令和5年9月議会においても、道の駅についてご質問いただいておりまして、今回、その後の状況についてご答弁させていただきます。議員ご承知のとおり、町内の産業団体や鉄路の利活用を検討する団体、また浦河高校や一般公募の方を含めた官民一体での協議の場として、令和5年度に旧浦河駅利活用検討会議のほうを5回開催し、その議論の最終結果につきましては、令和6年2月に総務産業建設常任委員会のほうで報告をさせていただいております。内容としましては、まず道の駅については、黒字で経営するところがなかなか少なくて、将来的な負担になるようなことは望ましくないとの意見、それから旧浦河駅周辺では道の駅としては狭いといった意見、年間を通じての維持管理、販売、商品などの確保はなかなか難しいというような意見がありました。物産館につきましては、浦河のお土産が1か所で購入できる、買ったものがその場で食べられる施設は必要だと、そういった意見。販売員が常駐しなくてもよい、先ほど上新議員からもありましたように、自動販売機の設置なんかはどうだろうかというような前向きな意見。もう一つ、観光案内所につきましては、観光案内やトイレなど、町外の方が入りやすい観光拠点は必要だというような意見集約となりました。町としましては、総合計画や地方創生の総合戦略を掲げて、道の駅や物産館、観光案内所などの具体化に向けて検討を進めてきたところですが、これまでの議論経過も踏まえた結果、残念ながら現時点では道の駅を整備できる有効な候補地や運営体制が見いだせないと判断しております。また、物産館や観光案内所につきましては、先ほどの浦河駅の検討会議の最終報告も踏まえて、現在、旧浦河駅の国有地と建物の譲渡に向けて、JR北海道と継続協議しておりまして、譲渡後には、多目的広場などイベントが開催できる町民の憩いの場としての活用のほうを検討しており、その中で、例えばICTを活用した観光案内ですとか、特産品の販売が可能な自動販売機の設置、キャッシュレスで決済ができるような無人のスマートストアなど、道内外を含めていろんな先進地の事例なども参考に、今後もそういったものにつきましては、引き続き研究のほうをしてまいりたいというふうに考えております。次に、3点目の今後の部分ということで、まず議員ご指摘のとおり、今や道の駅は様々な形態がありまして、その運営形態についても、いろいろあることは先ほど伺ったところでございます。町としても承知しております。浦河町としましても、これまでに平成22年度の勤医協横の空き地を候補地とした検討やこのたびの旧浦河駅周辺の活用した検討など、その都度、町内の関係機関ですとか、産業団体、そして議会の皆様とも長年にわたり様々な協議を行ってきております。浦河町での早期での道の駅の整備のほうを望む、議員ご指摘のような声もある一方、整備に当たっては慎重な意見があることも事実であります。これまでの全国各地の道の駅の状況を見ましても、行政だけで独断専行し道の駅を整備したとしても、年々多様化し競争が激化する中では、生き残るのはなかなか難しいと考えておりまして、整備している道の駅ほど、先ほど議員のほうにもご指摘いただきましたけれども、交通状況を踏まえた最適な立地、人を引きつける魅力的な商品やプログラムの提供、さらにはそれらを踏まえた経営が確立されているものです。経営ビジネスに関しましては、行政だけで旗を振っても、なかなか成功するものではないというふうに考えておりまして、例えば最低限の機能を整備した道の駅を簡素に整備することや防災に特化した道の駅、道の駅と他の施設を複合的に運営するなど、様々な形態がある状況の現在だからこそ、まず道の駅を整備することを目的化するのではなく、整備することにより、町として何を得て、町内でどういった効果をもたらすのか、そのために必要な投資や人材をどうすべきか、そうした議論を行政だけではなく、町内の関係機関や産業団体、議会の皆様ともしっかりと議論して、合意形成することが浦河町の特色を生かした身の丈に合った施設整備規模となると考えております。今後も道の駅を含めた幅広い観光、物産、交流の拠点の在り方につきましては、引き続き検討してまいりますので、ご理解のほうお願いしたいと思います。以上です。
答弁 総務課参事 久保朋也
ご質問の2点目、道の駅の検討・協議に当たり、防災道の駅をどのように考えているかについてですけれども、防災道の駅とは、大規模な災害等の広域的な防災拠点として、救援活動、緊急物資等の基地的機能、復興活動を担う拠点として、また一時避難所的な役割があり、より一層の防災機能が広がると思われます。一方で、先ほど企画課長が答弁しましたとおりで、防災道の駅を設置するにしても、場所について防災の観点を踏まえた選定も必要になってまいりますので、整備については、現状としては難しいと判断しておりますけれども、将来、防災に対する適地が出てきましたら、研究・検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。
質問 4番 上新雅人
ありがとうございました。私が質問した中で、ちょっと話をしたかった点が何点かありまして、まず慎重という言葉が何かさっき課長からあったのですけれども、確かに慎重、最初に書かせていただいたとおり、大きなまち、大都市には道の駅がなくて、中小、比較的小さなまち、国道があって小さなまちには、ほぼほぼあるという状況の中で、今、道の駅を浦河町が造ったとしても、遅かったということはあっても、早過ぎたということはないように思うのですね。これまで30年間考えて造ったのだなというふうに思ってはいただけるかもしれないのですけれども、今から30年たって慎重という言葉が、この道内にほぼ130も道の駅ができている中で、合うかどうかというのがちょっと一つ思っております。それから、黒字が少ないというお話もあったのですけれども、確かに道の駅でどれだけ黒字を出すかというのは、いろいろ考え方はあるとは思うのですが、建設費用も全部回収するのだというつもりで、それをもって黒字にしなければいけないということもあるのかもしれませんが、ただ、最初にもお話しさせていただいたとおり129できて、合併等でなくなった2か所を除いて、道の駅はなくなっているところがほぼないのですよね。そして、ほぼなくて、なおかつ25年から30年たった駅が次々とリニューアル、運営形態を変えてリニューアルしている。それというのは、逆に言うと道の駅というのは、もうかるとまでは言わないですけれども、かなりやり方を失敗しなければ、リスクが少ない施設なのではないかなというふうに考えております。リスクが少ないというよりも、そこを拠点として、いろいろ町にとってプラスとなること、新しいビジネスが生まれたり、新しい雇用が生まれたり、非常にプラスになることが多いのではないかなというふうに考えております。お時間いただいて、たまたまなのですけれども、今月、私、二つ、この道の駅について経験したことがあったので、ご紹介させていただきたいのですが、一つは、函館に今月初め出張しまして、そこで食品会社の工場を視察させていただいたのですけれども、そこの工場というのが、去年の秋に新しくできた工場で、何の工場かというと、液体昆布だしを作る工場でした。非常に先進的な工場で、幾らで建てて造ったかとは聞かなかったですけれども、数億円で造った工場だなというのは分かるような工場で、そこがどうして液体昆布だしにかじを切って、これを主軸にしていこうというふうに考えたかというと、間欠泉のあるしかべという道の駅があるのですけれども、その道の駅が新しくやはりリニューアルするに当たって、メインとなる物産を考えた。そのときに、一つ商品として注目されたのが、液体昆布だしだったということなのですね。そして、その液体昆布だしをその会社で作ったということなのですけれども、それがやはりたまたまテレビで、テレビ東京系で「ガイアの夜明け」という番組がありますけれども、それで取り上げられて、非常にその液体昆布だしで、年間約1万本売るというお話なのですけれども、その道の駅だけで非常に評判になったということで、結果的に何が起こったかというと、全国の道の駅から、自分たちのオリジナルの液体昆布だしを作ってくれということで、例えばあごだしを入れたものとか、それからかつおぶしを入れたものとか、そういうような、その土地その土地のオリジナル道の駅昆布だしを作ってくれというOEMのリクエストがどんどん来たと。そういうことで、その会社の社長が、これは液体昆布だしでいけるぞということで、新たにそれ専用の工場を造ったということだったのですよね。何か、そういうような形で道の駅がきっかけとなって、そのまち、それは鹿部の道の駅で会社自身は函館にある会社ですけれども、地元の物産の開発につながるとか。あるいは、もう一つ、これ本当に今月二つあったのですけれども、先々週、札幌に商談会行って、バイヤーの方が集まる商談会に行ったのですけれども、その席上で、これも本当に出会いだったと思うのですが、先ほどの古平町のふるびらたらこミュージアム、これ私この名称聞いたときに、ああ、これ面白い名称つけたなというふうに思っていたのですが、そのふるびらたらこミュージアムとネーミングした方と会ったのですね。バイヤーとして、その商談会に来ていたのですけれども、その方は、もともとは東京でファッション系のデザイナー、衣料関係の企画等をやっていらっしゃる方だったのですけれども、札幌に移住されてきて、今回は、さっきちょっとお話しさせていただきましたけれども、TAISHIという、もともとJTBの出身の方が社長をやっている会社ですが、そこの会社に企画プランナーということで、新しく道の駅を造る、道の駅をリニューアルするというときに、プランナーとして入っている方だったのですけれども、その方とお話しすると、やはり商品構成ですとか、それから道の駅自体のディスプレー、コンセプト、そういうのも全部その方がやっていらっしゃるということで、30年前は町でプランを考えて線を引いてというような道の駅だったと思うのですが、最近はもう民間がそういう形で入っていって、自分たちの責任でそこで販売する商品も集めてくる。実際、その方は、昆布の商品なんかを並べていたのですが、そういう商品をすぐに採用して、自分の関わっている四つの道の駅で扱うようにするというような、そういう責任まで持って商品を集めてくるような立場にいらっしゃって、そういう方がどんどん道の駅の中には入っていって、結構やはり昔よりリスクが少ないというか、先ほど黒字が少ないとか、慎重に考えなければいけない、全部自分でやろうとすると、そういうことになるのかもしれないのですけれども、いろんなことを考えていって、いろんな民間の力も借りながらいろいろやっていくと、その辺のリスクというのは随分軽減できるのではないのかなというふうに思ったのと、あと、最近は町内でも随分キッチンカーを使われている方が多いので、そういうキッチンカーを置けるスペースをうまく造ってあげれば、新冠なんかも狭い中にキッチンカーが何台か入っていますけれども、最初からキッチンカースペースをつくっておけば、幾つもの複数のレストランを使って人を雇うということをしなくても、そういう飲食系のものを置けるのではないかとか、いろいろ新しい形態というのは、道の駅で考えられるのかなというふうに思っております。最初の第1ステージ、第2ステージ、第3ステージのお話しさせていただきましたけれども、明らかに30年前と比べて、道の駅というものが新しく変わってきているので、確かに30年前、アエルを造った30年前に一緒に道の駅も造ろうという話をそれを思いとどまったというのは、いい判断だったのかもしれませんけれども、30年たってみて、今、道の駅を考えないといけないのかなというふうに思っております。私も浦河観光協会の事務局長として、10年前、浦河町に移住してきましたが、本当のことを言うと、10年前来たときに、ある方からもうすぐ道の駅か物産館できるからというふうに言われまして、ああ、できるんだなんていうふうに思ったのですけれども、10年たってみて、今、先ほど長崎課長が答弁いただいたとおりの状況で、ではこの10年の間に、もちろん先ほどお話しいただいたとおり検討は何か所かの場所、それから一昨年も駅の跡地ということで検討したのは分かっているのですけれども、では造るという方向で話が進んだかなというふうに思うと、それは進んでいないのかなというふうに思っております。新得町が10年かけて新たに造ろうとしているということを考えると、今、本気で造るぞと決めてからでも、それだけの年数がかかることを考えると、なかなか今考えておかないといけないかなと、今もう決断しなければいけないのかなというふうに思っております。それと、2年前に質問させていただいたときに、池田町長から順番があります、お金があればやりたいです、それからファミリースポーツセンターもあります、給食センターもありますというお話もありましたが、2年たって、ある程度そのとき出されていた案件が少しずつ片づいていくというふうに思っていて、そうなったときにこの道の駅というものを今やはり造るという方向で検討を進めるというのが、将来の浦河町にとって大きなプラスになっていくのではないかなと、私は信念として、そういうふうに思っているので、その辺について、今の現状、それからこれから先延ばしにするというか、今決めないでいると、はっきり言うと10年たってもできないのではないかなというふうに思っていまして、建てるぞという決心をどういうタイミングでするかというところも含めて、お聞きしたいと思います。建てるかではないですね、建てる、建てないかという決心を含めて。
答弁 副町長 松田有宏
これまで道の駅に関しては、上新議員のほうから、今いろいろな情報も含めてご提案していただいているところであります。これまでの答弁についても、あるかないかで言ったら、それはあったほうがいいし、やれるものならという、そこは今も変わっていません。ただ、やはり道の駅、今の状況ももちろん、上新議員がお示ししていただいた直近の情報も含めて、そこは町も同じ認識、情報として理解をしていますし、道の駅というのはうまくいけば効果があるものだと、そこは同じです。ただ、それはなぜうまくいったかといったところも、やはりしっかりと注目していかなければならない。道の駅、箱を造れば必然的にうまくいくものではないというのは、そこも共通だと思っているのです。だから、箱を造る。造ったら、そこをうまく活用して、大もうけという意味ではありませんけれども、しっかりと地域の中でやりくりができる体制をつくれるのかどうか。私はというか、町はそっちがまず大事であって、そこがある程度めどが立つのであれば、あとはどんなものを造るか、どういう手法、その手法の中には、先ほどおっしゃった防災道の駅というのも選択肢としては入ってくるかもしれませんけれども。現状、そこの浦河で道の駅を展開していけるのかといったところが、なかなか何ていうのですかね、見通せないというか、このプロジェクト、身の丈に合った施設整備だとしても、やはりそれなりの投資が必要になってくるので、取りあえずやってみましょうと、ほかの町は成功しているから造れば何とかなるのではないでしょうかではスタートできないなと。そこはやはり行政として、そういったスタンスは、決して私は後ろ向きとか消極的ではなくて、むしろ責任を持ってしっかりとやっていかなければならない、そのためにはそうせざるを得ない部分はあるというふうに思っていますので、そこはまずご理解いただければと思います。ですから、いつ造るので、造りたいので、さあ、皆さん議論始めましょうということではなくて、やはり道の駅浦河でやれるかどうか。結局、造るのは行政で造る。だけれども、運営はなかなかやっぱり直営というのは、新しいステージの道の駅というのであれば、なおのこと行政が造る、行政が直接運営というのは、私はあり得ないと思っています。それではうまくいかない。結局、商売を始めるということなので、やはり商売をやる方が浦河の道の駅なら、こんな展開ができる、できそうだ、やれるぞと、そこのこう盛り上がってこないことには、そこがある程度詰まってこないことには、なかなかやりますという、やることを前提に議論を始めますとは言えない部分もあるので、ですから、逆に上新議員のほうもいろいろと道の駅について、造詣、お詳しいですし、町の中に道の駅を造ったらこんな展開できそうだぞと言っている、例えば商売をやっている方とか、そういった方がいらっしゃるという情報もお持ちであれば、そこのところはぜひ日常的にも、町にも共有させていただきたいですし、先ほど長崎課長が言ったように、私も当時商工とか担当していたときに、ちょっと前ですけれども、いやいや、浦河で道の駅を造っても、結局そこで飲食だ何だ固まると、共倒れになるのではないかとか、お客さん引っ張られるのではないかと、そういう不安を持っていらっしゃる方もいる、これも本当に事実なので、そういったところが、道の駅を造れば、浦河全体としてもメリットがある、メリットを見いだす展開が可能になってくるのだというところを、行政も民間というか、町のほうでも、道の駅を使う方はそれはあったほうがいい、道の駅を商売として使う方々がやっぱり一番重要になってくるのかなと思うので、そこのところは、議員も道の駅については非常に強い思い入れを持っていらっしゃいますし、浦河町としても、今後何らかの方法で、いろんな方法を活用して、外からお金を引っ張ってくる、地域の経済を回す、その選択肢、コンテンツは必要だ、その中に道の駅というのももちろん今のところ捨てていないので、そういった姿勢は持っていますので、これからも何とか浦河で道の駅ができないか、できるためには何が必要かといった部分については、引き続き議論をしていきますので、そこについてはご理解いただきたいなというふうに思います。
質問 4番 上新雅人
副町長からお話しいただきました。理解させていただきます。ただ、何度も言いますけれども、道内で浦河より、失礼ですけれども人口が少ない、全部の道内の市町村の財政状況を分かっているわけではないけれども、よりもやっぱり予算的にも少ないようなまちにも道の駅というのはあって、なおかつ道内に130あって、それに関しては潰れていなくて、なおかつ30年たってリニューアルして、さらに大きくしようとしていてという、そういう事実関係から、これが例えば道の駅を造ったけれども、一応登録したけれども、やってみてやっぱり赤字でお荷物になって、もう30年たったら潰そうか、もうやめようかということで半分潰れましたというお話でしたら、やはり道の駅も慎重に浦河に必要かどうかということも含めて考えなければいけないのかなというふうに思うのですけれども、そういう実績、道内での実績ということを考えると、道の駅というものに関しては、非常にやっぱり皆が道内で定着していて、なおかつ道の駅をベースとしたいろいろな活動ということ、車を使った活動というのがされているということから、かなり低いリスクと言ったらあれですけれども、浦河町にも必要なものであるということが高いのではないかなと、必要性が非常に高いのではないかなと。そして、失敗しないという、そういうリスクも、失敗しない可能性も高いのではないかなと私は考えているので、うまくいくかどうかを慎重に慎重にと言っているかもしれないですけれども、もう今の時点で、先ほども何度も言っていますけれども、もう30年たっているのですから、慎重な時期というのはもう結構過ぎているのではないかなと。そして、私自身はアエルと一緒には建てられなかったから、そのタイミングではなくてとは思ったのかなとは思うのですけれども、それは事実かどうか、30年前、私いたわけではないので分からないですけれども、だけれども、今だったらいろんな周りの状況を見ながら、浦河町に合う道の駅というのは、ここの道の駅に近い道の駅だよねというようなモデルの道の駅というのは、130の中にはあるのではないかなというふうに思います。なおかつ最近建ったもの、あるいはリニューアルされたものの中には、参考になるものがあるのではないかなというふうに思っておりますので、その辺はぜひ前向きで検討いただきたいのと、あと、最近私、漁協が直売所を設けたり、それから「畑のうた」というような野菜の直売所があったり、そういうような、いっときほどですけれども、やはり道の駅にとって、そういう地元産品の直売所というのは結構大きなというか、魅力的なコンテンツの一つになっていますから、漁協のほうでも、国道より一歩入ったところ、目立たないところでやっているよりは、道の駅みたいなものがあれば、町民からも町外からも利用が増えるのではないかな。野菜に関してもそういうふうに思いますし、それから豊浦で見たときなんかは、豊浦もイチゴなのですけれども、イチゴ農家さんが持ってきても持ってきても、イチゴが次から次へ、そしてイチゴ農家さんが自分で値段を、あまりよくない傷ついたものに関してはお安くしたり、いいものに関してはお高くしたりといったら、どんどんどんどんもうイチゴが飛ぶように売れているところを見たことがありまして、ああいうのを見ても、浦河町のイチゴ農家さんが自分で直売できるような場所、そういう場所があればいいなと思いますし、人手がないというのであれば、誰かがイチゴ農家さんを回って、それを道の駅に持っていくような、そういうような売り方もできるかなというふうに思ったりもしています。私が今日一般質問でお話ししたかったのは、道の駅があればいろんなことが広がっていくというか、いろんな使い方、いろんなアイデアでいろんなふうに将来の浦河町にとってプラスになっていくと思うのですね。それというのは、さっき言ったように町外からお金を引っ張るということもありますけれども、町内、町民にとっても、さっき言った直売所なんかは、非常に町内の方、それから畑のうたの話なんかを聞くと、随分えりもから朝早くから買いに来る人が多いですみたいような、近隣の方、そういう方の利用というのも増えると思っていて、その中で東部3町の中に道の駅がない中で、このエリアで道の駅を造るとすれば浦河町かなというふうに思っておりまして、ぜひ浦河町に道の駅を、そういう思いでいたいと思いますし、逆に言うと、これから10年後の浦河町の絵を描いたときに、私の中にはもう道の駅はできているので、ぜひ道の駅の早期の検討をお願いしたいと思いまして、今回の質問を終わらせていただきます。以上です。