みんなの議会

浦河町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月10日

浦河町の津波避難計画について

2024年12月10日、浦河町議会の一般質問で、上新雅人議員が「浦河町の津波避難計画について」質問し、総務課参事 葛西生昇が答弁しました。

質問者
上新雅人 議員
答弁者
総務課参事 葛西生昇

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 4番 上新雅人

議席番号4番、興和倶楽部、上新雅人です。今回は、浦河町の津波避難計画について1件質問させていただきます。1年前、令和6年1月に能登半島地震が発生しました。3月の定例会では、多くの議員の方が浦河町の防災対策について一般質問し、私もファミリースポーツセンター工事中の緊急避難場所の確保、それから、9月の大規模防災訓練について質問させていただきました。また、9月の定例会では、その防災訓練の評価、成果について質問し、答弁いただきました。9月の防災訓練は、防災イベントとしては防災教育や避難意識の向上のための啓発に、参加者及び関係者には、効果があったというふうに考えております。ただ、どうしても参加者だけだったりとか、場所が浦一中であったのですけれども、そこの場所に集まった方々にはイベントとしては効果があったと思うのですが、避難の経路の確認、訓練という点ではどうだったのかなというふうに考えさせることもありました。また、そのときに自分の命は自分で守る、自助の原則、そういう答弁もいただきまして、改めて自助、共助、その後に公助だというような意識も強く感じました。今回、質問に当たり、浦河町では、令和5年3月に浦河町津波避難計画というものを定めているというのを、改めて内容を確認しました。1年半前のお話ですが、その計画の中では、津波浸水予想地域、その地域イコールとして 、避難 対 象地域 として5, 325世帯、9,519人を対象というふうに書かれております。1年半前ですので、そのときから人口は若干減少していると思いますが、この人数というのは、浦河町民の大部分が避難対象であるということに改めて驚かされます。そして、高台や山がせり出ていて、平地が少なく、海に近い土地、埋め立てた土地、そういう海岸線から居住地が広がった。そういう地形的、地理的理由から、この浦河町というのは常に津波を想定しなければいけない街だと改めて思い知らされました。この津波避難計画では、避難先を避難目標地点(一次避難場所)、避難場所(二次避難場所)、緊急避難施設という三つのカテゴリーに分けており、避難目標地点は生命の安全を確保するための一時的な避難地点、それから、緊急避難施設は逃げ遅れた人が緊急避難する建物としております。私ごとになりますが、私は大通5丁目に住んでおりまして、この避難計画においては、市街地地区というエリアに分類されます。この市街地地区の避難目標地点は4か所ありまして、日高振興局付近、潮見ヶ丘球場、フレンド森のようちえん第2園舎、常盤町墓地周辺高台、この4か所です。それから避難場所は6か所。総合文化会館、ファミリースポーツセンター、潮見ヶ丘公園、浦河小学校、常盤公園、円久寺。それから緊急避難施設は1か所。浦河ウェリントンホテルの指定というふうになっております。私は今まで、住居近くの国道沿いに標識が立っておりまして、津波避難場所200メートル浦河小学校という矢印のついた標識が国道に立っております。その看板をよく見ておりましたので、自分がもし津波が来て真っ先に逃げる先は浦河小学校だというふうに考えておりました。しかし、先ほど言いました、避難目標地点という場所を自分の自宅からマップでたどってみますと、浦河税務署のすぐ裏手にあるフレンド森のようちえん第2園舎のほうが距離的に近いということが改めて分かりました。それで、足ではなかったのですけれども、車で下見に行ってきました。そうすると、第2園舎ということになっておりますが、皆さんご存じのとおり、この幼稚園は2022年に場所を移転しておりまして、旧幼稚園の場所には看板等何も立っておりませんでした。建物、それから園庭があったところに木造の古い遊具等は残っていたのですが、がらっとしたスペースの中で旧幼稚園の跡地が残っておりました。その建物の玄関入り口のガラスに標高23メートル浦河町という標識は貼ってありましたので、ここが辛うじて避難目標地点であるのかということは分かりましたが、そこに向かう途中に一切、看板等はありませんでした。昔、ここにフレンド幼稚園があったということをご存じの方は、ここは旧フレンド幼稚園だということは分かっているかもしれませんが、もし今、初めてここに来た人にとっては、ここがどういう場所なのかも分からないなというふうに感じました。それから、当然、高台ですので、途中上り坂なのですけれども、登っていく道も途中、砂利道ですが、整備されておらず、車でもガタガタというような感じでした。それから、夜間であれば、電灯もないだろうなと、夜間はちょっと行っていませんが、ないような道でした。そういう場所が私どもの近くの避難目標地点ということで定めておられるということに改めて驚いた次第です。その帰りに浦河小学校に寄りましたが、浦河小学校の出入口のところに標識が立っておりまして、グラウンドの高さは6メートルという表示がありました。浦河町は最大津波高を10メートルに想定しておりますので、6メートルという高さは、高さとしては足りないのかなというふうに思いました。ただ、浦河小学校は避難場所として指定されておりますから、今も補修工事等は進みましたけれども、多分2階、3階であれば10メートルという高さを超えて、そういうことで津波避難場所として指定されているのかなというふうに思いましたが、浦河小学校まで行けばいいと思ってグラウンドまで到達した人は、その高さでは足りないということを認識しているかどうかということを、改めて疑問に思いました。あそこの場所はすぐ上にファミリースポーツセンターがあるので、二次避難場所としては危ないということになればさらに、上に上がっていけばいいのかなとは思いましたけれども、避難場所と指定されている浦河小学校が避難場所としてどうなのかなというふうに感じさせていただきました。話は変わりますけれども、10月29日、総務産業建設常任委員会の行政視察で白糠町を訪問してきました。訪問の目的の一つであります、津波対策で導入した津波救命艇に実際に乗せていただき、そこでいろいろな今回導入した理由等の説明を受けました。設置している恋問地区は津波避難場所までの、こちらのほうも若い方々は高台まで徒歩で逃げるという、そういうルールになっているということで、そういう避難場所を決めているということでしたが、高台までの距離が少しあって、高齢者の方、足が不自由な方が津波が来るまで短時間で避難が困難だということで、そういう方がその地区に二十数名いらっしゃるということが分かったということでした。防災タワー等も検討されたということだったのですけれども、それも登るには足の不自由な方は難しいということで、結果的にこの二十数名が乗れる津波救命艇を導入するということを決めたと言いました。この救命艇導入ということも思い切った、考えた方法だなというふうに思いましたが、それ以上にそこで感じたことは、避難対象地域にどのような住民の方が住んでいて、そういうのをきちんと把握した上で、おっしゃっていた「町民を津波に1人として取り残さない」という、町の方の説明が非常に印象に残りました。津波対策に、前回もお話ししましたけれども、やり過ぎということはないと考えております。いつ、どのくらいの規模で発生するか、予想し難い津波に対して、全て完璧に備えるということは難しいと思いますし、限界もあると思います。浦河町では、防災ハンドブックの中で、防災の備えは自助、共助、公助の三つがあることを強調しております。自助、共助を促した上で、津波のいろいろな状況をシミュレーションして、津波避難訓練を実施し、浦河町が主導してやっていかなければいけない、津波への備えというものをこの津波避難計画に盛り込みながら遂行していってほしいというふうに考えます。以上を踏まえまして、以下6点について見解を伺います。1番、津波避難対象地域に何世帯、何人が居住しているか。それは町民全体の何%か。また、平日昼の時間帯、通勤・通学等で移動した先でどのようにその人口が変化しているか、把握しているか。その中で避難移動弱者、超高齢者、病気で寝たきりの方、歩行が困難な方、歩く速度が遅い方などは、それぞれの地区で何人程度いるか把握しているか。2番、平日昼間、役場庁舎には職員の方、会計年度任用職員の方、来庁者の方など多分この建物の中に200名以上の方がいらっしゃると考えております。津波避難計画では、役場がある市街地地区では最寄りの避難目標地点、一次避難場所は日高振興局付近というふうに書かれて、ここの一番近いところはそこというふうな認識ですが、もしこの昼間の時間帯に避難指示が出た場合には、町のマニュアル的には徒歩で振興局付近まで皆登って避難するということになっているのか。3番、津波避難計画にある三つの避難先、避難目標地点、避難場所、緊急避難施設の違い、場所がよく理解されていないのではないか。特に命を守る、生命の安全を確保するということで、真っ先に足を向ける先の最も重要な避難目標地点、一次避難場所が認知されておらず、誘導看板や案内看板も設置されていないのではないか。4番、NHKの防災を扱った番組で、徒歩での避難が困難な人に車での移動を認め、車を使って避難した場合の渋滞箇所、問題点を確認する実証実験の避難訓練をする街が取り上げられていた。浦河町では、原則徒歩による高台避難と考えているが、浦河町でも自家用車による津波避難を検討し、渋滞状況等の検証をしてもよいのではないか。5番、現在、改修中のファミリースポーツセンターが令和7年度5月より使用可能となる。町内最大規模の避難場所であるファミリースポーツセンターを使った津波避難訓練、防災訓練は令和7年度中に実施するのか。6番、津波避難計画には、訓練の実施時期について、避難行動に支障を来すと考えられる、冬季、夜間等の実施についても配慮すると書いてある。令和7年度の津波避難訓練のスケジュールはどのようになっているか。以上です。

答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)

ただいまご質問いただきました、浦河町の津波避難計画についての6点にお答えいたします。まず1点目、津波避難対象地域の世帯数についてです。今年11月末現在で町内の浸水想定予想地域には、5,256世帯、9,150人、町民の81.4%の方が居住しております。平日の昼間に浸水予想地域にどれぐらいの人がいるのかということについては、独自に調査をしたことはないのですけれども、町内の多くの人が浸水予想地域に居住していて、また、職場などについても、その多くが浸水予想地域にあることから、大部分の人が浸水地域内で移動していると想定しております。自分で避難が困難な方については、福祉担当から情報提供を受け、避難行動要支援者名簿により把握していますが、要支援者のリアルタイムでの現状ですとか、地図上での把握ができていないことが課題となっております。2点目、役場勤務時間中の避難先ですが、防災計画上、大津波により浸水することが予想される場合は、ファミリースポーツセンターに避難し、災害対策本部を設置することとなっております。このため、徒歩でファミリースポーツセンターに避難することになります。来庁者に対しても徒歩でスポーツセンターへの避難を誘導いたします。3点目、一次、二次避難の違い。場所が理解されていないのではとのことですけれども、これにつきましては繰り返しというか、ハザードマップ、それらの防災ハンドブック等で周知していくほか、実際の訓練等を通じて防災意識を高め、状況に応じて、どこに避難すべきか理解を深めてもらうよう努めてまいります。高台などへ向かう避難路の誘導看板につきましては、町内に24か所設置しており、現状増やす予定は考えておりません。また、今年9月に実施した避難訓練、堺町、井寒台、緑町地区を対象にした避難訓練を行ったのですけれども、こちらをやったら地域独自の判断でハザードマップの避難場所ではないところ、目標地点ではないところを私たちの一次避難の場所にしようというところが少なからずありました。このため、繰り返しになるのですけれども、訓練等を通じて、それぞれの地域において、どこに避難するか、理解が進むよう努めてまいります。4点目、車避難についてです。人口が多い地区においては、やはりどうしても渋滞等になってしまうので、車避難は現実的ではないと考えますが、車避難を検討、検証する前に、まず実際に歩いて避難場所の確認を行った上で、徒歩での避難がどうしても困難であれば、車避難やそのほかの避難方法についての検討を行ってまいります。5点目、ファミリースポーツセンターを使った訓練についてですが、令和7年度実施する予定でおります。最後、6点目、冬季、夜間の訓練、令和7年度の訓練のスケジュールについてですが、災害はやはりいつ起こるか分からないので、冬季期間、夜間の訓練の必要性も十分認識しているところです。来年1月に北海道が主催する冬季期間の防災訓練というのがあるのですけれども、そちらに担当職員が参加しますので、その経験などを踏まえて、冬季期間の訓練の実施方法等を検討したいと考えております。ですが、その一方で、やはり実際に自治会等の協力が得られるかどうかというのもちょっと大きな課題になっておりますので、その辺りも含めて検討してまいりたいと考えております。令和7年度町主催の訓練はファミリースポーツセンターの訓練を予定しております。時期、内容など詳細については今後決定する予定となっております。

質問 4番 上新雅人

ありがとうございました。1番目で、世帯数、5,256世帯、全体の町内の81.4%ということで、改めて浦河町にとってこの津波という対象者が多いということは感じたのですけれども、それをそれぞれの人が認識しているかなというのを「いや、うちは海から離れているし」とか、「ちょっと高いところにあるし」とかいうことで認識が足りないのではないかなということでは、少しでも多くの方に認識してもらう。もっとは、訓練等に積極的に参加してもらう。それをもう引き続きやらなければいけないのかなというふうに思っております。ただご存じかどうか分からないですけれども、今ちょうどテレビでCM、福山雅治さんが出ている通信キャリアのCMで、一番最初に出てくる言葉が「災害時に避難経路まで認識している」の数、16%という数をバンと出している。それも避難場所というふうな言い方をせずに避難経路まで分かっている人、把握している人16%というCMが今、流れておりますけれども、先ほど私も話したように何となく浦河小学校に逃げればいいなという場所は分かっていても経路が分かっていない。そして、先ほど町内に24か所という、そういう標識が立っていますよと。私も、前回の質問のときに、標識は国道沿いに標識立っていますというのは聞いていて、そしてどういう標識だろうということも確認して、多分、国道に立っている標識というのは、ほかの町でも同じ形、同じフォーマットで造られて場所と距離数が書いてあるものなので、あれは町で作ったというよりはどちらか統一して作ったものだと思うのですけれども、そういうものは多分あると思うし、200メートルというようなことでも、浦河小学校なら場所知っているよというのは分かると思うのですけれども、先ほど言いましたような避難目標地点、旧フレンド幼稚園、そして、なおかつ近くに寄ってもフレンド幼稚園のフの字もその周りには書いていない。だけれども、場所としてはフレンド幼稚園第2園舎というふうに書いてあって、それだと、やはり旧フレンド幼稚園とか、あるいはここが避難目標地点だという、分かるような標識的なものが必要なのではないのかなと。たまたま今回の24か所、すみません、私のほうでは、この24か所の看板がどういうフォーマットでどういうところにどういう誘導でついているのか分からないと思うのですけれども、やはり誘導看板であれば一つの場所を誘導するのに三つ、四つはつけなければいけないと思うし、そうなってくると、あそこのところに書いてあった、町内にある避難目標地点一つ一つ、一つの目標地点に三つ、四つ作っていくということであれば、とても24か所では足りないと思うのですよね。浦河小学校みたいにみんな、場所は分かっているよというところはいいと思うのですけれども、ほかのエリアの避難目標地点を見ても、この付近とか、こちら方面とか、本当に夜中2時、3時に地震があったときに逃げなければいけないといったときに、無理やりサンダル履きで走って高台に逃げようとしたときに、そういうふうにきちんと誘導されるような状況の看板ができているか。ふだんから訓練をしとけと言えばそれまでなのですけれども、やはり先ほど言いましたように、そういうのを認知していない人が引っ張っていく人に「こっち、こっち」と言って走って逃げるときにきちんと目標地点が分かるようになっているかというのはちょっと疑問を覚えまして、先ほどは24か所でこれ以上は増やすつもりはありませんということでしたが、特に避難場所には決まったフォームの看板がついていると思うのですけれども、避難目標地点、一次避難場所、そういうところを改めて点検していただいて、本当にその場所を知らない人が夜中に看板頼りでそこにたどり着けるかというような検証も含め、この24か所でいいかどうかというのを検討していただきたいと思うのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)

実際、災害が起こったときに、全てその避難経路を見ながら行くかどうかというところもまた疑問だと思うのですよね。まずは、災害時は本当にもうここに行くのだというところで、ふだんからの自助の精神といいますか、そこをもっと大事にしていただいて、それでもやはり足りないよというのであれば、こちらのほうでも対応は検討しますけれども、まずは災害が起こったときには自助というところで自分がどこに避難するべきか、それぞれが考えていただけるような訓練であったり、そのような場を設けられればと考えております。

質問 4番 上新雅人

確かに自助というのは分かっていて、私の知り合いでも近所で自分の家のすぐ裏が崖のような山になって高台になっていて、獣道みたいなようなふだん、自分ところの土地で自分だけが通るような、持っているような人は、もし津波が来たら俺はここへ逃げるけれども、隣の人は自分ちの土地だからどうのこうのというようなことも言っているような、そういうような、自分がもし津波になったら俺はここを通ってここに行くのだというのは分かっている人はいいかとは思うのですけれども、先ほど言いましたように、市街地地区で、そういうところまで理解とか、アパートに住んでいらっしゃる方とか、もっと言えば、もっと海側に住んでいて、すぐにでも真っすぐそこに向かいたい方とか、そういう方のために避難、先ほど言いましたように、看板があれば行けるのかというのは疑問だとは思うのですけれども、ちょっとすみません、私も自分のうちの近くの目標地点しか確認していませんが、町内それぞれきちんとそこの場所を知らない人が行けるのかなと事前に調べておけと言ったのですけれども、先ほどのCMも話したのですけれども、避難経路までは分かっている人16%という、そういうような実情というか、それは全国的な情報ですから浦河町に当てはまるかどうか分かりませんけれども、浦河町にとって、先ほど言いましたように80%以上が津波対象エリアであれば、もっともっとそこのところを丁寧にやっていく。そういう必要があるのではないかなというふうに思っております。また、先ほど白糠町の話をしましたけれども、救命艇があればいいとか、それから防災タワーがあればいいとか、いろいろな、あると思うのですけれども、すぐにはやはりそれはできないと思うのですけれども、一番はやはりそういう意識を高めていって場所を確認して、そして、そのためには分からない人でも分かるような標識を立てて、それなら津波のためにできることなのではないかなというふうに改めて思いましたので、そして、実際にそれから、あと時間的なものですね。海側に住んでいる人が津波が来るまで20分、30分と言われていますけれども、本当に20分、30分以内に高台まで移動できるのかどうか、先ほどの自動車の話もありましたけれども、そういうところの検証も含めて、自分が足が不自由な気持ちになって、ゆっくり歩いたときにどれぐらいかかるのかを測定してみるとか、そういうふうに歩いてみると、実際にここには看板必要だねというような場所も見えてくるかと思うので、ぜひ、確かに訓練を促すというのもあるのですけれども、実際にそういう訓練に一緒にできるだけ参加していただいて、看板等の不足がないかということについていろいろ検討していただければなというふうに思っております。それから、先ほど今年ファミリースポーツセンターの訓練を実施ということだったのですけれども、スケジュールに関してはこれからですということでしたが、6番でも言いましたとおりに、冬季、夜間等の話もありますので、そういうことを加味してスケジュールを立てていただきたいなというふうに思うのですが、あと、ちょっと話飛んでしまいますけれども、ちょっと戻りまして、2番のところ、目標地点、日高振興局付近というふうになっているのに対して、先ほどのお話では、皆がファミリースポーツセンターに避難する。その後のいろいろなことの対応のためということもあるのかもしれませんけれども、これは一次避難場所、二次避難場所の考えからいくとちょっと違うのかなと思ったのですけれども、そこは、どういう理由からファミリーに一番にということになっているのでしょうか。

答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)

徒歩で歩いていただけると分かるのですけれども、ぐるっと回っていかなければならないのですよね、振興局に行くとしたら。線路をすぐ横断できるのでしたら駅通りに行けるのですけれども、ぐるっと回るとなると、ある程度時間がかかります。ファミリーに向かってファミリーの遊歩道があるのですが、あそこを登れば時間的に振興局に行くよりも早く、津波が来る高さより抜けられる、そういう理由です。

質問 4番 上新雅人

そうすると、200名というか、当然、役場の方だけではなく、この市街地、築地の方々も含めてファミリーを目指す方が多いと思うのですけれども、皆さんがあの遊歩道、遊歩道はそんなに広くないしと思うのですけれども、何百人があそこを一斉に上がり出すということで想定しているのでしょうか。

答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)

遊歩道に限らず、あそこをずっと上に登れる坂道になっていますので、当然、実際そうなると、今回のファミリースポーツセンターの改築に合わせて遊歩道も整備はするのですが、当然渋滞はすると思うのですよね。なので、今、あくまでも想定ですけれども、元気のいい方は道路を上がっていったりですとか、もうあとは、お年寄りを連れて遊歩道を歩くですとか、その辺の状況によって変わってくると思います。

質問 4番 上新雅人

すみません、私の理解があれだったのかもしれないですけれども、そうすると一次避難場所、避難目標地点とは書いてあるものの、場合によっては二次避難場所に直接行く場合ももちろんあるということで、この辺はもう緊急時はもうその辺は命を守るためにはとにかく高台、津波が来ない場所まで避難するというような考え方ということでよろしいでしょうか。

答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)

とにかく浸水レベルよりも上に上がるということが、津波の避難のときは第一です。なので、まずは高いところを目指す。そうなった場合に振興局に行くところ、役場から行くところ、どちらにしても、ぐるっと回らなければならないのですよね。実際に歩いてみると時間もかかるのですよ。それであれば、ファミリーのほうを目指したほうが早いというような想定です。

質問 4番 上新雅人

あと、ちょっとこだわってしまいますけれども、先ほどの町内24か所についての看板というのは、ある程度フォーマットみたいなもの、形とか色とかそろっているものなのか、そしてそろっているとしたらどういうものがどういう箇所に立っていますというようなものをマップ等に落ちているものなのか。というのは、ちょっと隣の様似町の表示看板というか、そういう防災用の看板を見たのですけれども、それはオリジナルで様似町と書いてあって、場所とかの方向ですとか、そういうものを町内に多く立てるということで予算化して実際に立てているという話を聞いたものですから、浦河町においてもそういうそろった看板を24か所に立てているか。繰り返しになりますけれども、私は、町内24か所では非常に足りないと思うのですよね。24か所だったらほとんど目標地点というか、場所に立てているだけで誘導にはなっていないように思うのですけれども、ですから最初のポイント、ポイントのところに、こちら側だ、このエリアに関してはここが近いよ、こちら側だというのを示しているような看板というのは必要だと思うのですけれども、まずその24枚が同じフォーマットでできているかどうかをちょっと伺いたいと思います。

答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)

同じフォーマットでということですね。井寒台ですとか、そういうところに行っていただければ分かるのですけれども、避難路というようなのが道路沿いにあるのですよね。ここを登っていきますよというような看板になっています。

質問 4番 上新雅人

そういう看板であれば、私もファミリースポーツセンターのところで、こちらに矢印だけついて避難路と書いてある矢印なのですけれども、あれを見ても、確かにどこに行くのか分からないというか、確かに矢印はついているからこちらに逃げろというのは分かると思うのですけれども、あれをもってして、防災用の誘導路と言うのはちょっと無理がある。もっと言ってしまえば、あれは避難路ですから、とにかく遭ったときに逃げろなのかもしれないのですけれども、自分の目的地がファミリースポーツセンターなのか、球場なのか、公園なのかと思う。それは同じところにあるよとは思いますけれども、自分が逃げようとしている場所に合っているのかどうか、ふだんからそういうのを分かっていれば分かっているという、そういう方々が逃げるのですけれども、だけれども、その辺をもう少し分かりやすい看板にしたほうがいいのではないかと思うのですが、そこはいかがですか。

答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)

避難路はあくまでも高台に向かう、一次避難場所はここですよというところを指す場合だけではなくて、こちらに行ったら高いところに行けますよという看板になっています。なので、一次避難場所に向かうだけではなくて、いざというときに高いところに行ける道ですよという標識になっております。

質問 4番 上新雅人

そこにこだわっているのもどうかなというふうに思うのですが、皆さんが、町民の方が分かっているのであれば問題ないと思うのですが、たまたまですけれども、今回、先ほど書きましたように、旧フレンドの幼稚園の跡地ですとか、それから、皆さん、お墓には行くので、皆さん、分かっていると思うのですけれども、常盤町の墓地周辺ですとか、そういうような、本来はそういうところではない、高台に逃げようとしたときに、何もそういう意識がない方が行けるかどうかという観点で標識をつけたほうがいいのではないかなというふうに思っているので、その辺は、先ほども言いましたように24か所、私は、先ほどの葛西参事のお話でちょっと驚いたのは、避難路という矢印一つで24か所立っています、それで十分ですという、そういうお話だったと思うのですけれども、近隣の町の誘導看板、それがもうベストとは思わないですけれども、ちょっと参考にというか、見ていただいて、どういう看板がどういう箇所にどれぐらい立っているかというのは、本当にそれでいいかという検証も含めてしていただきたいと思うのと、それから、津波が想定されない町ではそんなことは考えなくていいと思うのですけれども、内陸の町では考えなくてもいいと思うのですけれども、浦河町というのは、さきに言ったように八十何%の町民が避難対象の町という、津波がいつあってもおかしくない町と考えたときには、ほかの町とは違う、手厚いというか、いろいろなシミュレーションをした看板ですとか、対策というのを考えていかなければいけないのではないかと思うのですが、特に今のお話を聞いていて、看板については、非常にちょっと疑問が残るところがあるので、今後含め、今の看板、津波避難時の看板が今で十分足りているか、町民に認識されているかというところを考えていただければというふうに思います。以上で質問を終わらせていただきます。

出典:浦河町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月10日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる