浦河町議会 令和4年第8回定例会 2022年12月15日
(1)浦河高校に町外から進学する生徒に対し下宿等の確保支援を/(2)軽種馬産業のDX化の取り入れを/(3)円安、原油高等における農林業の影響は
2022年12月15日、浦河町議会の一般質問で、辻芳明議員が「浦河高校に町外から進学する生徒に対し下宿等の確保支援を」「軽種馬産業のDX化の取り入れを」「円安、原油高等における農林業の影響は」について質問し、教育長 浅野浩嗣、産業課長 長崎哲之、町長 池田拓が答弁しました。
- 質問者
- 辻芳明 議員
- 答弁者
- 教育長 浅野浩嗣、産業課長 長崎哲之、町長 池田拓
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 3番 辻芳明
おはようございます。今回は3点について質問させてもらいます。1点目は、昨日鎌田議員よりも質問がありましたけれども、ある面で同じような質問になろうかと思いますけれども、若干視点を変えた形の中で質問させてもらいます。1点目、浦河高校に町外から進学する生徒に対し下宿等の確保支援を。浦河高校は、募集定員に対し入学する生徒が少なく、令和3年度から1学年4クラスから3クラスという状況にあります。最近、来年度に進学する町外の中学生が下宿や寮があれば浦河高校に進学し部活をしたいという声があると聞きました。下宿等の環境を整えることにより、他の地区からの入学者を受け入れることが可能となり、生徒数の確保にもつながり、入学者が増えれば浦河高校の教育活動の充実はもとより、交流人口も増加し地域経済の活性化につながると考えます。よって、以下について質問したいと思います。①令和元年度からと、分かれば来年度の浦河町の中学生が何人いて浦河高校に何人が入り、ほかの高校に何人が入学し、また就職者は何人いるのか、この直近の、令和元年からの推移をお聞かせしたいと思います。2番目は、浦河高校に町外から、これも令和元年度からでよろしいのですけれども、来年度ことを含めて浦河高校には町外から何人ほど入学しているのか、お聞きしたいと思います。そして、町として町外からの進学者に対しどのような対応を今までしてきたのか、またこれからどのようなこと、対応を考えているのかお聞かせ願います。2点目、軽種馬産業のDX化の取り入れを。DXとは、デジタルトランスフォーメーションといい、デジタル技術を用いて生活やビジネスが変容していくことをいいます。これからの数年先は、あらゆる分野でAI、DX化が進み、これらからの遅れは地域や産業の衰退を招くものと考えます。そこで、まず軽種馬産業でのDXが可能ではないかと考えております。その理由としては、ここ十数年ほどサラブレッドは出産後、個体識別のため1か月前後にたてがみ付近に強制的にマイクロチップを入れております。このマイクロチップをあらゆることに利用することがより強い馬づくりの一助になると考えるが、町の考えは。また、当然便利な裏には不便利もあろうかと思いますけれども、そういう点で、今の時点でいいですけれども、リスク等のこともどう考えているのかお聞かせ願いたいと思います。3点目、円安、原油高等における農林業の影響は。この円安、原油高等は全ての産業、また生活者に多大な負の影響をもたらしておりますが、今回は競馬における国庫納付金のことについて正すことがありますので、農林業分野についてのみの質問となります。浦河町においての農林業各分野の影響とその対策をお聞かせ願います。以上3点、よろしくお願い申し上げます。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
おはようございます。私のほうからは、辻議員の大きな質問の1点目、浦河高校に町外から進学する生徒に対し下宿等の確保支援をということでご答弁申し上げます。まず1点目の令和元年から、そして来年度の中学生ということで、今何人いて浦河高校、その他の入学、就職等の内訳はということなのですけれども、町内の中学生の卒業生ですけれども、令和元年度はちょうど100人、令和2年度で97人、令和3年度で90人、今年度の卒業見込は95人であります。これらの卒業生が浦河高校へ進学した人数ということで、元年に卒業して令和2年度に入学ということになります、これが73人入っています。パーセントで言えば73%。3年度も人数は同じでした、73人。パーセントで言いますと75%。4年度、今年度につきましては63人で、ちょうど70%になります。今の3年生が今後進路をどちらに行くというのは、これから決めますのでまだ分からないところであります。そのほかの学校に進学した人数ということでは、高専とか特別支援学校も含みますけれども、令和2年度で27人、3年度で24人、4年度で27人となっています。就職した者は過去3年間おりませんでした。こう見ていきますと、町内の中学生の約7割が浦河高校に進学しているということになります。次に、浦河高校には町外から何人入学しているかということなのですけれども、先ほど元年からということでご質問だったのですけれども、すみません、今年度の分しかちょっと調べていなくて、大体これがこの3年間の傾向にはなると思うのですけれども、浦河高校は今年度は全生徒数は276人います。このうち、浦河から、浦河の中学校からというのが208人、様似が54人、三石地区が10人、静内地区が1人、えりもが1人、そのほかの道内からで2人います。これを比率で言いますと、浦河が全体の75%、様似が20%、両方を合わせますと95%、そのほかが5%ということになります。3番目のご質問ですけれども、今述べましたように浦河高校へはほぼ町内、様似、新ひだかのほうも合わせますと、ほぼ浦河高校には町内、管内から進学しているかなという状況でありまして、町内、管内の中学生の生徒数が減少しています。これと連動しまして浦河高校の入学者も減少し、現在は定員、定数といいますか、3学級で120人ということになっています。具体的な入学者数でありますけれども、令和元年が116人、令和2年度で98人、3年度は99人、4年、今年度になりますけれども89人ということで、近い将来には2間口といいますか、2学級になるという、そういった危惧もございます。現在の学級、定員数を維持し、浦河高校がこれまで同様の教育活動を行い、地域を担う人材、まちづくりを活性化する若い力の発信基地、そういった活動を継続してもらうためには生徒数の維持確保が必要であります。そして、そのために地元中学生の今大体7割ぐらいが浦高に行っているのですけれども、地元中学生の浦河高校への進学率、これを高めるとともに浦河高校は総合学科ということで全道のどこからでも受けられます。町外からの進学者を受け入れる、こういった対応も求められるところであります。ということで、現状での町外からの入学者への対応ということなのですけれども、様似からの浦高にやってくる生徒につきましては、もともとといいますか、平成24年に様似高校と浦河高校統合という経緯もありますので、様似町のほうで様似の生徒につきましては交通費への支援とか、今年からなのですけれども、一人1台端末ということでパソコン、自分で買って学校に持ってくることになっていますけれども、それの補助を様似町でも行っているところであります。うちの町としましては、この様似以外の浦河高校への入学者につきましては、この端末の購入費補助ということでは行っているところであります。今後ということなのですけれども、町外から自宅から通えない生徒たちへの対応ということでは一人で暮らすことになりますので、まして高校生ということもあります、食事のこと、あと安全安心な環境ということでそれが求められていますので、下宿や寮、この確保が必要かなということで考えているところであります。教育委員会に、えりものほうから中学生の保護者の方からのなのですけれども、下宿の相談もあったところであります。教育委員会のほうで町内の旅館されているところに下宿可能かどうかお聞きしたところなのですけれども、お金の問題とか、あとそこのところは場所が遠いので受入れは可能だけれども送迎に課題があると。あと、お弁当を作るといったときの対応とか、いろいろと課題がありまして、なかなか町内の既に宿泊業をされているところでは厳しいということでは伺っております。また、浦河高校同窓会のほうでも下宿が可能な会員がいないかということでも動いているようには聞いておるところではありますけれども、その最終的な情報のほうはいただいていないところであります。いずれにしましても、親元を離れ町外から浦河高校へ進学希望者を受け入れるためには、今申し上げました下宿とか寮とかということでの、昨日も鎌田議員のところでお話ししましたけれども、そういった環境づくりが必要かなと思っております。いろいろな方法があるかと思いますけれども、これまでもいろいろと検討してきましたけれども、さらに検討を深めながら具体化できるように進めていきたいと思っておりますので、どうぞご理解いただければと思います。以上です。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
おはようございます。私のほうからは、議員の2件目と3件目の質問についてご答弁申し上げたいと思います。まず、2件目、軽種馬産業のDX化の取り入れをという部分です。議員ご指摘のとおり、DXやAIなど現在国のデジタル推進の流れの中で様々なジャンルでこうした技術の開発や導入が進みつつあり、農業分野におきましてもスマート農業の推進の流れは年々加速しているところです。畜産では、特に酪農分野において先行的に導入が進んでおりまして、搾乳や牛舎管理のロボット化、牛の行動データなどからAIにより分娩時期を予測し、スマートフォンなどにリアルタイムに情報が送られてくるシステムなどが実用化され、導入が進んできているような状況です。一方、軽種馬産業におきましてはICTを活用した馬房の画像のリアルタイム監視やドローンを活用した馬場や装置の監視などの事例は伺っているところですが、牛のようにAIによる分娩予測はまだ研究段階であるというふうには伺っております。議員ご指摘のマイクロチップにつきましてはご説明のとおりでありまして、馬の個体判別を目的として当時海外で主流となっていたマイクロチップが日本においても導入されたもので、2007年から国内で生まれた競走馬に全てに埋め込まれておりまして、日本ではディープインパクト号が国産馬では初めて導入されたと言われております。このマイクロチップを活用した軽種馬産業でのデジタル化の状況について、日高振興局ですとか、JRA日高育成牧場のほうに紹介したところ、残念ながら現時点では個体管理以外に活用されている事例はないとのことでした。とはいえ、浦河町としてもスマート農業を推進していく観点から既に町営のいちご試験ハウスでICT機器を試験導入しておりますが、軽種馬の分野でも議員ご提案のとおりデジタル機器の技術の活用ができないかと、内部で検討したことはあります。具体的なアイデアとしては、あくまでアイデアベースですけれども、現在紙媒体である馬の健康手帳、これをマイナンバーカードのようにIC化して、馬の個体管理のマイクロチップと連動することで各種の予防接種の記録や発行手続の迅速化、またオンライン対応なども可能となれば急な馬の移動ですとか、市場への出荷などの手間もスムーズになるのではないかというふうに考えております。また、軽種馬市場のオンラインビットの普及とも連動し、馬の個体情報のウェブ公開などにも活用できるほか、町内の獣医師とのオンラインでの連携が可能となれば、獣医師の業務省力化にも資することが期待できるのではないかというふうにアイデアとしては考えて、そういったアイデアが一つありました。そのほか、町内の軽種馬生産者の方からは馬の昼夜放牧の際に自然災害ですとか野生鳥獣の被害から馬を守るために赤外線カメラを搭載したドローンですとか、遠隔監視システムなどがあればありがたいというような意見もいただいたことがございますので、そうしたデジタル技術の研究なども国やJRA、軽種馬協会などにも今後働きかけてまいりたいというふうに考えております。いずれにしましても、議員がご心配されるようにデジタル時代の流れに軽種馬産業が後れを取らないように馬産地として管内各町とも連携し、各種中央要請などにも努めてまいりたいと考えております。最後にリスクの部分なのですけれども、具体的な実現可能なものは今想定がなかなかできないので、主立ったリスクというのは考えてはいないのですけれども、一般的にデジタル化のリスクといえばデータの流出、これが伴うものがございますので、想定されるものとすればそういったものかなというふうに考えております。次に3点目、円安、原油高等における農林業の影響ということでご答弁申し上げます。議員ご指摘のとおり、農林業につきましては農機具や重機、トラック、暖房など様々な作業や設備が必要な産業でありまして、連日の報道にもあるように国産情勢ですとか、急激な円安は生産物の多くが市場価格で決まる農林業におきましては原油価格高騰などの生産経費の価格に転嫁することがなかなか難しく、その影響は大きいものというふうに考えております。浦河における現時点での影響の全体把握はなかなか難しい状況ですか、燃油は各種高止まりの状況が続いておりまして、令和3年2月と令和4年2月の道内の平均価格の比較では、ガソリンでリットル当たり25.5円、軽油で32.8円、重油の小型ローリーで25.9円、灯油で24.3円の値上がりとなっております。また、農業資材につきましてはひだか東農協の状況では、肥料につきましては例年の1.5倍から1.7倍に上昇し、配合飼料では1.2倍から1.5倍の上昇があるというふうに伺っております。また、林業につきましては飼料や肥料の影響はないものの、燃油高騰の影響は若干あると思われ、むしろ円安になることにより外国からの輸入材の調達にさらに影響が及ぶことが考えられまして、国内での木材価格等の高騰等の影響が危惧されるところです。こうした燃油、肥料、飼料等の高騰対策として、国では令和4年度予備費でコロナ禍における原油価格、物価高騰など総合緊急対策を実施しているところでありまして、内容としましては配合飼料、価格高騰緊急特別対策、国産の諸飼料利用拡大緊急酪農対策、飼料価格高騰対策事業、施設園芸等燃油価格高騰対策事業、施設園芸エネルギー転換促進事業などの事業が現在進められている状況です。浦河町としましても、11月議会にて承認のほうをいただきました国のコロナ交付金を活用した浦河町農業原油価格高騰対策支援事業により営農活動に使用する農耕用車両ですとか、家畜輸送等の車両対象とした支援金の支給を現在予定しているところです。円安、原油高などの先行きは今後の国際情勢ではなかなか見通せないような状況が続きますが、町としても農家の厳しい状況を国や道のほうにも訴え、産業団体とも連携しながら安心して営農活動が存続できるよう、各種中央要請等においても現状のほうをしっかり訴えてまいりたいというふうに考えております。以上です。
再質問 3番 辻芳明
浦河高校のことについてのことで再質問させてもらいます。今、ほぼ様似、えりも、あとは静内から若干来て、日高管外からは今のところ二人しかいないというご説明でありました。また、昨日のどなたかの質問で、今も教育長がおっしゃっていたのですけれども、全国を視野に入れて浦高に入学してもらいたいことをこれから発信していくのだということを述べておりました。一方、今二人お話があったのですけれども、一人は恐らく福井県の方、これはお母さんが来て対応していました。もう一人の方は、孫が早来におられて浦河に、そのお孫さんのため、もちろんおじいちゃん、おばあちゃんが世話をしていたと。そのおじいちゃん、おばあちゃんの今いる高校3年の妹の子が今中学2年生なのですね。やはり浦高に入りたいのだ、だけれどももう俺たちは体力がないから何とかしてくれという声も一方にあります。よって、全国視野に入れて浦高生を入れたいという思いがあるわけではありますので、今の状況ではまずいと思っているのですね。僕がいいと思っているのは、実は昨日、おとといに飯田議員より保育園留学のことをおっしゃっていました。今、3組の方たちが来られていたと、そして厚沢部の話をして、これよりステージを高める、その中でまだまだ課題が生じてあるのだというご答弁がありました。また、昨日に木下議員からの質問の答弁に、ワーキングホリデー、あとはワーケーション、うらかわ生活体験ちょっと暮らし等々のことがあって、もう50を過ぎている結構な方たちが来られている。また、米谷議員からは日赤の状況をおっしゃっておりました。今、日赤の寮は32年以上たってどうしようかということと、一方定数が30名の定数がどんどん下がってきているというようなことの答弁がありました。そして、昨日に鎌田議員のほうからは浦高生を対応する云々、JRAの施設を使ったらいかがかというような質問もされておりました。要は、浦高生のことをこういうふうに考えるのではなく、総合的に、グローバル的に今言った保育園留学のこと、ワーケーション、またはワーキングホリデー、ちょっと暮らし体験等々、総合的に見てどうしてもそういう人を受け入れる体制をつくるのだという大きなビジョンがある、そういうことをお考えになっているかどうかということを、ちょっともし案があるのだったらお聞かせ願いたいなと思うのですけれども、どうでしょうか、町長。
答弁 町長 池田拓
まさにそういったようなことは内部ではいろいろと議論、検討はしているのですけれども、役場が主体になってやるわけにはいきませんので、やってくれるところ、例えば一例ですけれども自分がやると、それに対して町が応分の支援をするのでといったようなことが手を挙げてくれる方がいらっしゃればまずは取り組みたいなというふうに思います。例えば一例ですけれども、広尾高校が今二間口を守るにえりも町とかほかから子供たちを呼んで懸命に努力されていますけれども、広尾高校ではとある会社が寮を建ててそこを受入先にしてやっている、そういったような例もありますので、いずれにしても町のほうがどういうサポート、支援をできるかどうかは別にしてやってくれるという方をまず見つけなければならないのだろうなというふうに考えています。このことは、例えば工事に来る方なんかも下宿屋さんとかというのは探しているのですけれども、なかなか町内的にはないということで大変苦労されていますので、交流人口だとか様々な観点からも一つの業種、業態、ご質問にありましたように高校生に絞るだけではなくて、あらゆることのための受皿として間違いなくニーズはあるのですけれども、確約ができていない。それであれば、例えば町のほうでもってこれを下回れば補填するよみたいな制度でもつくって支援をするとか、そういう仕組みをつくっていずれにしても民間でそういうやる気が起きるようなそういったような方法についてはしっかりと検討していかなければならないなというふうに思っています。浦高の馬術部で準優勝の報告にお見えになったときも、キャプテンの方が私は卒業するけれどもということでぜひともお願いしますという要望も受けておりますので、ニーズとしてはあるということは十分理解はしていますので、それをどうやって具体化、具現化していくか、それに町がどれだけのサポートができるか、ここのところはしっかりと検討させていただきたいというふうに考えております。
再質問 3番 辻芳明
実は、自分の勉強不足なところは多々あるのですけれども、飯田議員からの保育園留学が3組来ていたという、これを僕は初めてお聞きして、そういうことがあったのだ。また、ワーケーションとかワーキングホリデー、ちょっと記憶があれなのですけれども五十数名ぐらいの方が来ていたという。それは、若干何名かワーケーション、ワーキングホリデーで来たちょっと暮らし体験、知っている方はいるのですけれども、そんなにもいたのだというのは全く我々は把握していないのですね。ということは、浦高にこういう云々があるのだと、ちょっとした一部の人たちしか知らないのですよ。何を言いたいかというのは、発信してくれるのは、やはり行政でないと発信できないのだろうと思う。行政がやる、やらないというのはちょっとここに置いておいて、そういうようなこういうことで大いに取り組んでいて、今こういうふうに伸びてきているよということだと思う。そこにいろいろな産業としての云々はあるような可能性があるよとか、そういうような発信をし続けていってもらいたいなと思っています。それと、今町長がお答えしたようになかなか行政として旗を上げて、さあ、これをやるぞというのはそれはなかなか難しいというふうに自分も理解しています。けれども、行政ではできることはやはりあると思うのですね。例えば、逆転の発想ですけれども、とんでもない話になってしまうかもしれないですけれども、学校、大学を誘致するのだだとか、高校を違った意味でシュタイナーのような学校を誘致するのだとか、何かそういう一つの誘致をどんどんするというようなことの、突拍子もないような話ですけれども、そういうような形を取ったときにそれらのことをこういうふうにやっていけるという可能性はあると思うのですね。それに、企業誘致という形ではなくて学校誘致なんていうのも、例えば外人が東川町でやっているような、あれは町がやっているわけですね、日本語学校というのですかね、二つあるのですけれども、そういうようなことを正面切ってとは思いませんけれども、内部でそういうことを確実に進めた形と、町民とのいろいろなやり取りの中で大きなプレイ極点みたいなものを、思いの中でやっていってもらいたいなと思うのですけれども、そこら辺のことはどういうふうに、今の僕の質問に対してどういうお考えになるのか、ちょっとお聞かせいただければありがたいなと思います。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
辻議員の壮大なるといいますか、浦河でこういったことをしてみたいなというそういった教育関係の方がいらっしゃったらよくお話を聞いて実現可能であればといいますか、来ていただきたいというのはあるところであります。これは、浦高生の下宿、寮の問題、以前からくすぶっていたといいますか、そういったことがあると思うのですけれども、今この段階になりましていろいろと具体的なといいますか、お話も来ておりますので、先ほど町長のほうからもお話ししましたけれども、内部でもいろいろと検討はしているところなのですけれども、これをさらに深めてどういった形がいいかなということで改めてそこはスキームといいますか、具体的な計画までできればなと考えておりますので、そういった中で町外からまた新たなシュタイナー学校をやりたいのだとか、日本語学校とか、またこういった大学をということで、そういったことがあればまちの活性化のためにもすばらしいことだと思いますので、そこは積極的にというよりも、まずは浦高の維持存続といいますか、そういったことを中心に考えながら進めていきたいと思っております。以上です。
再質問 3番 辻芳明
非常に苦慮しているということは、一生懸命やっていてなかなかまだ現実的にはオーケーというような形にはなっていないということなのですけれども、これは、今大きな話はこちらに置いておいて、やはりすぐに対応していかなければならない、この二、三年後には。例えば、全国区に応募したときに、5人来ました、10人来ましたとなったときに、今の状況では断るしかないではないですか。このことはやはり早急に対応する必要があろうかと思います。それにはやはり住民たち、町民たちの協力も必要だろうし、行政もできることというのは一つの限られているということは重々自分も分かりますので、何とか早急にそれらのことを解決する方法を一生懸命頑張ってもらいたいと思います。これは答弁は要りません。2点目の軽種馬産業のDX化の取り入れについて、今スマート農業どうのこうのという形の中で、どうしてもここは何とかしていきたいと、酪農では結構進んでいっているのだと。僕も、本当にDXとかそういうものは全くの素人です。素人がこんなことを質問していいのかということを、ちょっと自分に対して疑問符は持つのですけれども、やはり世の中はこちらの方向に行かないと、地域が遅れることは紛れもない事実だと思います。先ほど、2007年という話の中でマイクロチップの話、単なるあれだけ痛い思いをさせて、本当に虐待みたいなものですからね、あれ。そういうことをしてマイクロチップを埋め込んでいるわけですよ。それで、やはりその個体識別だけでそれでいいのですなんていうのは、何かとてももったいないという気がしているのですね。大きな声では言えないのですけれども、僕あのJRA制約というのはすごく進んでいるのですね。馬の飼料をあげるだとか、いろいろなものにきちんとしたデータがあって、そのために生産もやったりトレーニングもやったりやっている。そのデータは物すごく持っているのだよね。そんな中で、我々個人の牧場にDX化のどうのこうのということはなかなかできないはず。だから、競馬会はいいということではないのですけれども、引退をする馬もたくさんいるわけよ、毎年何十頭、何百頭、ゴロゴロ。そして肉になる馬もいれば、乗馬になる馬ならまだいいのですよ。そんな中において、絶対可能なはずなの、やる気があれば。要するに、やはりDXということになったらそれの道のプロではないと駄目なわけですね。だから、そういう意味でちょっと話はそれるのですけれども、1週間前ほど前に地元の方が大きく新聞に、DXの関係の方が大きく載っていました。地元の方でした。そういう方たちのDXの、僕は分からないのですよ、いろいろと書いてありましたけれども、それがどういうことなのかということはさっぱり分からないのですけれども、地元からそういう人たちがいたら、その方たちと下の中で、勉強し合った形の中でその競馬会に対するそれらができないものかというのは、一発で答えが出ると思いますよ。だから、人任せにするのではなくて、たまたま浦河にそういう環境的なチャンスがあるのではないかというふうなことがあるもので、ぜひそこを実地していってもらいたいなという覚悟だけはお聞かせ願いたいなと思います。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
私も詳しいかというとあれでございまして、今回いろいろと調べさせていただいて、JRAの方ともお話しさせていただいて、JRAの中のほうでも話題にはなったことはあるのだけれどもという話はちょっと聞いたのです。ただ、やはり具体的な研究に、JRAもいろいろな研究事業をされています。JRAの補助事業の中で産地とともに取り組むようなことで、こういうことをすれば研究補助事業をつけましょうというようなこともメニューとしてはありますので、今辻議員がおっしゃられたように、やはりそこは現場の方がこういうものをこう使うと非常に生産地としては便利なのだという、何に使うかという目的、単にデジタル化すること自体が目的ではなく、デジタルを使ってこうしましょうというビジョンが出てくると、じゃあ、具体的にこれをやるかというふうになってくるので、それは我々行政側も苦手な部分ですので、やはりそうやって現場にいらっしゃる皆さんのいろいろな声を聞いた中で、じゃあ、これをやったら便利になるのではないというのが出てくれば、そこら辺を組み合わせて、お金をうまく組み合わせて、じゃあ、それが実際にできるの、じゃあ、JRAなのかな、どこなのかなというようなことも話をしながら進めていくのが、やはり畜産と酪農のほうと差があるというのは、酪農というのは全国各地でやっていてそれぞれ大学、研究機関、研究者の方が多いので、データの蓄積も早くて進んでいるのかなと思うのですね。やはり馬の部分は、この産地に特化しているところなので、周知はしているのですけれども、広域化になっていない部分というのがあるのかもしれません。その辺をやはり各町とも連携を図って、日高管内の一大産地でございますので、事あるごとにそういう機会、もしくはその各町とも話をしていろいろな方々、振興会の方からもいろいろな意見を聞きまして、具体化できるものについてはいろいろな形で働きかけをしてまいりたいというふうには考えております。
再質問 3番 辻芳明
ぜひ積極的に取り組んでいってもらいたいな、そしてあらゆるチャンネルを利用してより早く一歩進めていってもらいたいと要望しておきます。3点目の円安、原油高のことについてお尋ねします。おおむね25円とか32円とか、肥料は1.5から1.7%、また食べさせる飼料は1.2から1.5%、木材の価格はどうのこうの、一つ説明を受けたわけですけれども、一昨日に武中議員の質問で、平成12年から2年にかけての農業の分類が516から283、5割4分8厘に減ってしまった。それと、漁業は284から111の減少があった等々説明がありました。また、櫛桁議員の質問の中で、いちご農家が31件あったものが14件になっていってしまったと。ほとんどどんどん5割以上、約6割近い方たちが辞めていっているという現状を見たときに、今回のウクライナのことにおいてまだ日本は食べるほうの云々はないのですけれども、振り返ってみると日本の時給率は38%。北海道自身の時給率は二百二十数%。それらが日本の全部を買う。こう掲げているのですけれども、一方でこの十数年間で半分以上の方が減少している。そして、直近のいちごの話においても31戸のものが14戸辞めて、今年以降酪農した方がいて、今年以降チクを食らった方がいて18戸ということなのですが、これ以上の減少というか云々は絶対まずいのだろうと。そこで恐らくいろいろな手当をやってきたと思うのですね、それぞれにおいて。だけれども、やむなく辞めていっていることを聞くと、経営的なもの、要するに引算、足算の話の中のことにおいて辞めていっているのだということが、多くが辞めていく一つの要因であるというふうなことを、自分はこう捉えたのですけれども、農業予算というか農業の第一次産業に対する国の在り方、生かさず殺さずのやり方をずっとやってきているわけですよ。もうそこは、今残っている人たちにどうあるべきなのかと言ったときに、僕はその予算のつけ方、この仕事をやって嫁さんももらった、子供も生まれた、家も造った。今、牛、肉牛の方たちもここ20年、まだ十数年だと思うのですけれども、一つのちょっとかげりがあるのかなと捉えているのですね。大体三分の一後継者がいればいいのかなというふうな感じなのですね。あとはいないという方、息子さんたちがいるけど、ほかの仕事をやっているという。だから、今のこれから絶対に残ろうとしている人たち、そして今一生懸命頑張っている人たちが、そしてよそで働いている人が帰ってくるような、辞めないで維持させるというようなことを、それにはやはりきちんと施策、手当が必要だと思うのですけれども、僕は何が言いたいかというのは、去年競馬会は3兆5,000億円売っています、馬券を。3,500億円を国庫に納めたのです。四分の三は畜産に使えということになっています。恐らく相当なお金がほかのほうに流れています。そこら辺をきちんとチェックを入れる必要があると思っているのですね。そこら辺のことをちょっとこの田舎の議会でそんな話をしても、これは国会みたいな話なのですね、実は。とはいえ、田舎だからこそ現実が見えている。こういう話をせざるを得ないのではないかなと思っているもので、そこら辺のことについて、お答えにくい質問なのかもしれませんけれども、ちょっと考え方をお聞かせください。
答弁 町長 池田拓
国庫納付金、一次、二次を含めてそこのところでもってこの日高という地域が非常に大きな役割を果たしているということは、特に財務省に行って要請活動をするときは必ず言うようにしています。例えば、日高道にしても国に4,000億円近い財政的な貢献をしている地域ですよと、ですから日高道を早く延伸してくださいといったようなことには必ず使うようにしています。それから、もう一点は農水に行ったときになのですけれども、馬が稼いでいる国庫納付金、全部を馬に使わせるとは言わないからほかの畜産と同じように軽種馬産業についても使わせてください、それは馬が稼いでいるお金なのですよということは、農水の場合でも訴えています。基本的には、ご質問にもありましたように国のほうでもってしっかり議論してもらうお金だというふうには理解しておりますけれども、地域からはそういった声は機会があるごとに訴えていますので、いつかはその声が響いてくれるのではないかなというふうに思っています。軽種馬に理解のある国会議員の皆さんは、特にこの北海道出身、日胆にゆかりのある先生方はおおむねそこのところはご理解はいただいているのですけれども、七百何人のうちの北海道ゆかりの議員というのはほんの一つかみですので、なかなか声も大きな声にはなりにくいとは思いますけれども、稼いでいることは間違いないので、機会があるごとにこれからも粘り強く訴えていきたいと、このように考えております。
再質問 3番 辻芳明
今議長の言ったことが理解できなかったのですが、もう一度。
再質問 3番 辻芳明
僕は農林業のことを尋ねているのですね。農林業の中に、我々は軽種馬も入っていると思っているのですね、国は違いますよ。農林業と書いていますよ、僕は、質問しているのは。円安、原油高において。
再質問 3番 辻芳明
注意される必要はないと思う。大事な問題だ。これは譲れない。一回解いてくださいよ。大事な問題ですよ、これ。現実に、半分以上の人たちが辞めているのですよ、牧場とか酪農とか。そして、この円安、原油高がなおさら加速しているわけですよ、負の方向に。軽種馬は今いいのですよ。
再質問 3番 辻芳明
いや、ここでバトルをしてもしようがない話なのですけれども、僕は国庫納付金のことについては正すということを書いているわけですよ、ここで。これ、国庫納付の話を僕は今しているのですよ。ここに、通告に国庫納付金のことを正すことがありますので、今回は農林業にということを言っているのですよ、僕。きちんと国庫納付金のことと正しているではないですか、質問の中に。
再質問 3番 辻芳明
ちゃんと国庫納付金とここで正しているのですって。今回は、競馬における国庫納付の件のことについて正すことがありますのでということをただし書で書いているのですよ。こういうことを通告しているので、この貴重な意見を止めるのですか。ここでベルも押したことだろうし、これ以上議長とバトルをする気はありません。まだ今日門別競馬のことについて正そうと思ったけれども、これもやめろということなのでしょうけれども、非常に憤りを持って質問をやめさせてもらいます。冗談ではないですよ。