浦河町議会 令和4年第8回定例会 2022年12月14日
(1)イチゴ生産農家のさらなるテコ入れと現在の課題検証指導確立を/(2)緊急浚渫推進事業を河川に活用しては
2022年12月14日、浦河町議会の一般質問で、櫛桁秀男議員が「イチゴ生産農家のさらなるテコ入れと現在の課題検証指導確立を」「緊急浚渫推進事業を河川に活用しては」について質問し、産業課長 長崎哲之、建設課参事 川越正浩が答弁しました。
- 質問者
- 櫛桁秀男 議員
- 答弁者
- 産業課長 長崎哲之、建設課参事 川越正浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
この議員がこの登壇で質問した件は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。
質問 6番 櫛桁秀男
通告に沿って2問質問をさせていただきます。今回の質問をするに当たっては、いろいろ自分としても悩んでの質問でした。というのは、いちごということで、今浦河町でも全国的にも夏秋いちごでは1番だということで言われているいちごのうれしい反面、また町民の中でもいろいろと心配されている人がいるという、私もそうなのですけれども、そういう立場で何とかもう一回農家の方に力づけていただけないかな、支援をしていただけないかなというような気持ちで質問をいたします。最近、よく聞かれることがあります。あちらこちらに空きハウスが目立ちますが、うまくいっているのですかと聞かれます。もちろん、いちごハウスのことであります。私はある程度のことは分かっているつもりですが、返答に困ることがあります。もちろん聞いている人もうわさ程度に空きハウスが気になるとのことでした。浦河町、いちご生産で日本一なのですね。私は、こんなときにこう答える。はい、ただし夏秋いちごですよと。いちごで日本一とはそんなに浦河でやっているのですかと、勘違いされている人がいるのですね。普通の食べるいちごというか、これも食べるいちごなのですけれども、主にケーキいちごなので。現在では、ひだか東農協、浦河町、様似町などで協働しまして、いろいろ課題などを解決するために共同で選果場の新設などもしてまいっております。そして、課題解決である程度生産量も4億円越えという新規就農事業も軌道に乗り始めておりました。浦河町のハウスリース事業は、2016年から7年目に当たると思います。空きハウスが目立ち、今後が心配されるところですので、私、その農家の皆さんでよいことも悪いことも共有して頑張っていただきたく5点について質問をいたします。イチゴ生産農家(新規就農者など)にさらなるテコ入れと現在の課題検証、指導の確立をとして、1項目めとして、いちごの新規就農は、何年前から開始しましたか。2点目で、現在までの就農件数と辞めた件数、辞めた理由は。3点目、成功する人は、目に見えない努力をしているとあるが、一利はあると思うが、よいことを皆さんで共有して所得向上に努めていただきたい。町の考えは。4として、新規就農研修終了後のサポートはどうなっているのか。北海道の農業改良普及センターですね、これはきっと。センターです、普及所ではなくて。現在日高振興局から転居してからの農業指導に影響を与えていないのか。現状は。自営業として始めたいちご農家が、安定経営までの間のサポート、お手伝いなど研修先の農家が軌道に乗るまでのお手伝いをしてはどうかと思うが。次に、2問目の質問をいたします。昨年の12月にも同じような題目でこの2問目の河川の土壌の撤去と言いますか、質問をいたしました。それについては、ある程度の前進があったのですが、いまだなかなか図りかねない中で、国会を見ていたときに私が今感じでそれで急遽質問をさせていただきます。緊急浚渫推進事業の河川に活用してはいかがということで、大雨による土砂災害、河川氾濫に備えた事前の防災工事と題して、昨年元浦川の上野深橋付近から野深頭首工の堆積土砂の撤去をお願いする。2として、ベッチャリ川と元浦川の合流付近の土砂の堆積の改善ということで質問をしました。このうちの町内河川については、町内というかベッチャリ川ですね、土砂の撤去はされ現在も河川の改修工事が行われております。ただ、元浦川の合流地点付近は土砂の除去はされず、これにより上流付近では、土砂撤去をされたのですけれども合流地点付近はされず、ベッチャリ川に再び大量の土砂が堆積されるのではないかと素人考えではありますが、想定されます。最近、国会中継を見ておりましたら、ある女性の議員が、緊急浚渫推進事業1,100億円の予算でやられていることを言っておりました。これにより河川氾濫などの浸水被害の防止などのための地方団体が単独で実施する浚渫事業は、令和6年までの事業と知りました。何とか、この事業のあるうちに手を挙げて早急にやっていただきたく、3点について質問をいたします。緊急浚渫事業の町内の河川に活用と題しまして、1点目として、昨今の相次ぐ河川氾濫などを踏まえ、地方公共団体が緊急かつ浚渫事業に取り組み、危険箇所を解消できるように令和2年度に緊急浚渫推進事業債を創設したとお聞きしましたが、事業の概要を伺いたい。国からの100%の事業とも聞いているが。2点目として、町内でこの事業での事業は何か所あるか。3点目として、昨年にもお願いしたが、元浦川の上野深地区の事業は、令和6年までに計画されているか。もしないのであれば、上野深橋付近から水門の間を土砂浚渫事業実施区間にしていただきたい。今までは、橋より上であり、橋脚の土砂堆積が大量と見える。また、水門頭首工、上野深橋間で土砂堆積を取り除くことで、自然と上流の川底が下がると考えるので、緊急浚渫事業があるうちにやっていただきたい。計画はあるのか。以上です。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
私のほうからは、櫛桁議員の質問の2点の質問のうちの1点目、イチゴ生産農家のさらなるテコ入れと現在の課題検証指導確立をについて5点の質問についてご答弁申し上げます。まず、質問の1点目、いちご新規就農は何年から開始したかということで、浦河町の夏いちごの栽培は、平成14年から始まり、当初は既存農家の3戸において公設栽培をスタートし、平成16年、17年に農協のグリーンサポートひだか東がハウスが整備された後から本格的に新規就農者の受入れが始まったところでございます。2点目、現在までの収納件数と辞めた件数、辞めた理由はということで、令和3年末現在の状況でお答え申し上げます。これまでのいちごでの新規就農者は、令和3年度末現在で31件で、そのうち残念ながら14件が辞めている状況です。いちご栽培を辞めた14件の理由としましては、体調不良が7件、経営上の理由が4件、その他の都合が3件となっております。令和4年度現在営農中の町内のいちご農家は、既存農家1件を含め18件となっております。3点目、よいことは皆さんで共有して所得向上を。町の考えは。というところでございます。議員ご指摘のとおり、成績がよい農家は、基本的な栽培方法などを取得した後でも、日々いろいろと研さんをしてよりよいいちごを栽培するための創意工夫をしているところです。栽培データをしっかりと取り、気候や温度なども踏まえた分析、それに対応した肥培管理、防除などを効果的に行う方もいれば、一人一人作業効率を高めるためにハウスの設備等を独自に改良する方ですとか、オリジナルの道具を自作する方などもいます。そうした個々の技術を共有するため、定期的に補助巡回を行っているほか、いちごの振興会等で行う出荷反省会、さらに、いちごの振興会の青年部では、栽培データを参考によりよい栽培方法を共同で研究するなどの取組も実施しているというふうに伺っております。また、関係機関のほうで組織するすずあかね生産販売戦略向上推進協議会で作成した当地域独自のすずあかね栽培マニュアルを、全いちご農家に配布するなど、議員ご指摘のようによい面は広く共有し、成績のよい農家だけでなく、苦戦している農家の底上げについても関係機関と一層連携して取り組んでまいりたいと考えております。そのほかの取組として、町としても町の試験ハウスのほうに設置したICTを活用した環境モニタリング機器を一般公開し、今後はそういう観測したデータを農家にリアルタイムで閲覧できるよう、見える化、いわゆるデジタル化を図り、より一層失敗しにくい栽培管理、施設園芸農業のスマート化のほうも研究してまいりたいと考えております。4点目です。就農後のサポート体制、北海道の農業改良普及センターの状況ということです。研修終了後のサポート体制は、先ほども説明した関係機関による定期的な補助巡回、すずあかね協議会が依頼しているいちごの専門の技術指導員による巡回指導を行っているところです。この定期的な補助巡回には、町や農協のほか、農業改良普及センターの指導員も参加しており、普及センターでは、このほか農家からの個別の電話相談ですとか、そういった相談にも対応している状況です。議員ご指摘のとおり、現在日高管内の普及センターは、新ひだか町にあり、担当の普及員は都度新ひだか町から当町に通っている状況です。業務や、その業務の内容は、早朝や夜間になるような相談や会議もあり、担当する普及員の負担も相当ではないかと思われます。こうした状況について、毎年日高管内の農業振興について、意見交換をする日高地域農業技術支援会議において、当町としても意見を述べる機会があり、日高地域全体の農業をしっかりとカバーするための体制整備や普及員の増員、夏いちごに詳しい普及員の確保などを要望いたしました。回答としましては、道内全体の普及員が不足しているという厳しい状況の中で、早期の対応は難しいとのことでしたが、意見を踏まえて対応は検討していくとのことでした。浦河町としても、これまで20年近く夏いちごの産地化に取り組んできた実績と現状の課題を踏まえ、農業指導に影響を及ぼさないよう、引き続き農業改良普及センターの体制整備などを要望してまいりたいと考えております。5点目です。いちご農家の研修先のサポート、お手伝いということです。就農した農家のその後の経過につきましては、浦河町担い手育成総合支援協議会において、毎年現状報告をし、重点指導農家として位置づけや経過観察など方向性を決定しており、サポートが必要だとなった場合は、指導に当たった農家が個別に相談対応するケースがありますが、議員ご指摘のような作業をお手伝いに行くというところまでの体制までには、現在は至っておりません。といいますのも、指導農家も実際は営農しており、最盛期には自分の圃場の管理をしながら、新規就農者の作業支援までには手が回らないといった現状もあるかと思います。とはいえ、そのような状況においても、自分の作業の空き時間に相談や様子を見に行っていただくなど、可能な限りのサポートはしていただいております。町としましても、当課のいちご専門職員が個別に相談対応をするケースや、その他事故ですとか、災害など、突発的な事態が発生した場合は、私自身も含め当課の職員を動員して、原状回復ですとか、支援をしたケースもございます。新規就農者が就農して補助金が終了するまでの期間は、その毎年の経営状況を各町もそうですけれども、担い手協議会で報告することが法律によって義務づけられておりまして、その各町の担い手協議会では、その報告に基づき、各農家の評価を行い、その都度協議対応を協議することとなっております。その協議結果に基づき、技術的な指導は普及センターやすずあかね協議会の技術指導員、町としてもいちごの専門職員がサポートし、指導農家の助言もいただきながら、議員ご心配いただいていますよう、新規就農した農家がしっかりと軌道に乗るよう、今後もサポートしてまいりたいと考えております。以上です。
答弁 建設課参事 川越正浩
私から、櫛桁議員のご質問の二つ目、緊急浚渫推進事業についての3点についてお答えいたします。1点目、2点目の緊急浚渫推進事業の概要及び実施した箇所でありますが、近年の台風や低気圧により、河川氾濫等の大規模な浸水被害が相次ぐ中、河川内の樹木伐採や、堆積土砂の除去については、喫緊の課題とされております。このため、国では、令和2年度から6年度までの事業期間において、地方公共団体が単独事業として、緊急的に河川の浚渫ができる緊急浚渫推進事業を創設しました。この事業は、一級河川、二級河川、準用河川、普通河川が対象となっております。氾濫状況や河道の状況、人家などの影響から緊急的に実施するもので、補助対象ではありませんが、事業者に対して、記載対象が100%、交付税として70%が措置される制度となっております。事業箇所の件ですが、町の管理河川では、令和3年度から6河川を実施しております。道の管理河川では、令和3年度から1河川を実施しております。3点目の元浦川の上野深地区の事業は、令和6年度までに計画されているのかというご質問ですが、河川を管理している北海道室蘭建設管理部に確認したところ、元浦川の河川全体を令和3年から令和6年まで計画区間としているということでございました。浸水被害が発生した場所や、河道の狭い場所等、緊急度の高い場所を優先して実施したいとのことでありました。町としましては、上野深橋周辺については、近年の大雨などの影響により、土砂が堆積していることを認識しており、緊急浚渫推進事業の活用や代行掘削を含め一刻も早く実施できるよう、今後も継続して要望してまいります。
質問 6番 櫛桁秀男
どうもありがとうございました。それでは、1問目のいちごのほうの再質問をさせていただきます。平成14年からやられて、当初3戸の農家がやられているということで、そのほとんどではないですけれども、辞められたのですよね、当初始めた農家は。この農家は辞められた理由は、どうだったのでしょう。年齢的なのか、何かどういった、詳しくまではいいですけれども、大体辞められた、採算が合わなかったのか、その辺を教えていただきたいのです。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
もともとのスタートした3戸の事業者のうち、1戸は代替わりがされて今でも経営されています。もう1戸はご本人さんの体調、もう1戸については、家庭の事情というようなことも含めてスタートした当時で3戸あったところが今1戸というような状況になっております。
質問 6番 櫛桁秀男
事情があってということで、私の近くだったものですから、よく見えていました。よく物もできていて、すごくうまくいっているのかなと思っていたところ、最近だったものですから、辞められたのが私はすごく残念でその空きハウスが毎日通るたびに、何もされず残っているという現状が町民の方も通る中でも目につくようであります。31戸の1件の農家が入って、そうすると14戸が辞められているということで、約半分なのですよね。もうすごくこのうまくいっていると思っていたのですけれども、その片方では、国のお金が大体5年間という任期が終わったら、大体辞められる方がいるというところに、何か昨日町長さんが言われていたのは、技術は持っているのだというようなことも言われていたのですけれども、その辺は何が一番原因だと考えられていますか。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
私、産業課に来てから、新規就農者というよりも、あの研修生は2軒ぐらいしかいなくて、その後は、ちょうどコロナのこともあって、その前の状態で企業がすごく求人を募集していて、研修生が少ないような時期だったのです。今、担当になってからは、どちらかというと辞めていく方のケア、できるだけ辞めないようにフォローしてきているというような状況もできました。どういう状況が分析として違うのか。いろいろご苦労されて我々もサポートをしながら、頑張って続けさせるような努力をしてきた中でいけば、最終的にやはり町長が答弁したように、新規就農したときの当初の1年目、2年目については、いい栽培をしてそれなりの成績も上げている方が多かったのですけれども、その後の経営のほうで行き詰まる。その原因を検証したり分析、関係者とも意見交換をしたところがあるのですけれども、やはり栽培技術というよりも経営能力ですね。例えば、いろいろな経費のかけ方、それから管理の仕方、そこの形がどうもうまくいかなくて、町もいろいろな支援をして補助金もあるのですけれども、それ以上に資金借入れをされていて、それがなかなか償還がうまくいかないですとか、本来であれば、うちのように施設を用意して大きな設備投資をしない形で入れる形のメニューを用意していたのですけれども、そういったうまくいっていない方の状況を分析すると、やはり借入れもそれなりにしていて、なぜかというと、やはりいろいろな新規就農の方の有利な優遇施策、無担保ですとか、金利も、そして就農してから5年間は償還しなくていいですとかというような形の有利な条件、すごく農業にありまして、その制度をフルに使われているのですね、そういった方は。やはりそこの償還が始まるというときの、営農継続のときに、思ったほどの収量が達成していないと。だから、使ったメニューはすごく使い切ってしまったのだけれども、そこの、では、実際就農を始めて、償還も含めていって長期的な展望に立ったときに、なかなかそこに行かなかった。当初、1年目、2年目のときに頑張っていた収量のところまでも取れなくなっていると。うまくいっている方の形を一方聞くと、手の抜き方、効率化がうまく行っていて、過剰な設備投資をせずにうまく管理をされて、経費をかけずにやった方は、きちんとした経営ができている。ですから、技術よりも農業経営の中長期的な部分が、なかなかプランが難しかったのかなというような分析をしておりまして、当初、うちとしても経営指導しなければならないというようなことで、農業公社等の農業相談所とかに経営診断を仰ぐとかというようなアドバイスもしたことがあるのですけれども、なかなかそれもうまくいかなかったというのが現状かなというふうに考えております。
質問 6番 櫛桁秀男
今言われたことは、そのとおりだと思います。ただ、うまくいっている、技術もあるということは、量は取れているという、私的には思うのです。ですから、あとは経営能力だったのだと分析されているということで、ただ町のハウスに限っては、多大な投資は基本的にないと思うのですよ。そこで、やはり研修先から自立して軌道に乗るまで車両を買い入れたとか、防除機を買い入れたとか、そういったものだと思うのですけれども、そういったところとか、あと、そういう身近な相談ができる人がそばにいればいいのかなと。それで私はサポート的に、昨日、武中議員の質問の中でも、身近で相談できる人がいればいいのだよなというような、浜のほうで、話が出ていたのですけれども、本当にそういうところが大事だと思うのです。一生懸命やっていても、ものづくりしていても、どこかで一人経営者であれば、あと奥さんがいれば奥さんにも相談できるのですけれども、そういったこともなかった人もいるのかなと。あと理由的には、体調不良というのがよくあるのですけれども、体調不良にもなるのですよね、基本的に。もう経営内容がおかしくなって、やる気力がなくなったときにですね。ですから、その辺のフォローを今後、まずすごく大事だと思うので、今度は研修に二人入られると思うのですけれども、入ってその後の、就農したとき、やはり今、現況を見ていますと、浦河も従来どおり、普及所も来て定期的に指導されているとか、すずあかねの技術指導員みたいな人を今求めているのだというのですけれども、技術的には結構、早くからやっている農家もいるから、マニュアルまで、作るのは当然いいのですけれども、持っていると思うのですよ、知っていると思うのですよ。そういうところとうまく連携をしてできないのかなと思うのです。ものづくりは特に普通の職種と違って、同じ条件なのですよ、みんな。馬屋さんだけはちょっと違うのですけれども、業種については。あとは的確なちょっとした肥料のやり方とか、そういった葉っぱの取る時期とかのずれによっては多少あると思うのですけれども、その辺をまず普及センターは、私は今まではそれもよかったのでしょうけれども、基本的に何年かしたら異動してしまうのですよね。普及センターの職員自身も1年生みたいなものなのですよ、来たら、いちごについて。そんなに全国指導して歩いているわけでもないでしょうから、それは無理だと言われると思うので、町あるいは元浦川のそういった施設にも、農協のJAにも専門の人がいたのです。その人は隣町へ行って、今も定期的に、月1とか週1とかでサポートに行っているのですね。そこではあまりそういった、今みたいに甘えられる方がまだ年数が少ないのかどうか知らないけれども、いないのですよ。ですから、浦河がたまたま体調の悪い人が多かったのか、経営能力のない人がたくさん入ったのか分からないのですけれども、今後、何とかこの辺をフォローして助けていただきたいと思うのです。町がやれる範囲というのは、もう指導まではやはり難しいと思うのです、なかなか。ですから、とにかく研修後の自立してからのサポートをしっかりしてもらえないのかなと思うのですけれども、その辺はどうでしょうか。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
ご心配いただきましてありがとうございます。実際、体調不良で辞められた方の多くが、やはり一人で就農した方で、体調不良になったときに、奥さんと二人での就農であればカバーもし合えるのですけれども、一人で就農している方も、うちの浦河でいけば二人就農というのを推奨はしているのですけれども、意欲的な方は一人でもということを認めてきた経過もあります。うまくいっている方ももちろんいるのですけれども、やはりそこで腰を痛めた、体調が悪くなったといったときに、せっかくいいいちごはできているのに適期を逃してしまうというようなことも、実際ありまして、やはりそこがつらくて、なかなか圃場にも来られなくてといったときに、うちの職員が家まで訪問して食料を届けたりして、そういったフォローもしながら「頑張れ、頑張れ」というのはやってきたのですけれども、結果的に、やはり心が折れてしまったというようなことも、反省点としてはあるので、そういったプライベートなフォローも含めて、町のほうがどこまでできるかというのももちろんあるのですけれど、可能な限り我々のほうでは生活面の支援ではないですけれども、相談支援というのはできるだけサポートさせていただきたいというふうに思っていますし、改良普及センターのほうについても、議員ご指摘のとおり、なかなか道内での夏いちごに詳しい普及員は、なかなかいらっしゃらない。いちご全体は分かるのですけれども、夏いちごに精通している方というのは、なかなかいらっしゃらない。ですから、ここにいる人を、できればずっとここにいてほしいのだというような要望もしたことがあるのですけれども、やはり異動がありますので。ただ、特徴的な産地化として、道内でも浦河のこの地区は新規就農ですごく一時期人数が多くて、道内の普及センターの中でも注目されていた。視察に来たり、分析したりというようなこともあったので、せっかくここまで産地として取り組んだので、ここの特色ある作物を支援するためにも、普及センターとしても、何とか専門職員とか詳しい方の確保をお願いしたいということは、引き続き要望してまいりたいというふうに思います。いずれにしましても、いろいろな、特に経営の部分に関しましては、先ほどいった専門的な経営の専門、なかなか我々行政では難しいところは、専門機関につなぐ。やはりあとは農協さんの営農部も含めて資金の支援、それから経営的な支援も、そこは担い手協議会の枠の中には普及センターも農協さんも入っていますので、その中で総合的に支えていくというようなことを、もう少しテコ入れをさせていただいて、バックアップをしたいというふうに考えております。
質問 6番 櫛桁秀男
大変、課長の今の言葉、身にしみて感じておりますので、どうかせっかくここまでやってきて、浦河町という名前が、ひだか東農協という三町の名前で売れているところですから、守っていただきたいなと思います。もう一つお願いがあるのは、浦河町の空きハウスに限らず、今、JA、ひだか東農協のハウスが、何軒か先に辞められた農家のハウスもそのままで手つかずにあるのですよ。この辺の対応も、JAさんとよく協議していただいて、投げておいたら自然と中の施設、機械が、誰か後で来ても、修理しなかったら入れない状態になるのですよ。ボイラーにしても配管にしても。ですから、何とかその辺も1年でも早く入って、誰かがそれが使える、何かそういった方法を考えて進めていただけないかなと思います。よろしくお願いします。答弁はいいです。次に、2番目の再質問をさせていただきます。緊急河川浚渫の事業についてということで、先ほど町に関しては本当によくやっていただいています。見たら本当に。ただ、そこにつながるところの水の出口といいますか、下のほうが取られないと、その部分、ある程度は取っていただいてはいるのでしょうけれども、どうしてもまた、取ったところ、大雨が出ると土砂が一気に流れてきますので、またすぐ埋まって、また町が取らなければならなくなるのかなというそういう心配もあるので、根強く行政の土木現業所といいますか、そちらの建設部のほうにお願いをして、あと令和2年度から6年までの元浦川の河川については、事業が組まれているというような先ほどの説明、ここで担当課のほうに言ってもしようがないのですけれども、私の持っている資料には、令和4年度までの土のうを取る立法図しか出ていないのですよ。5年、6年はゼロになっているのですよ。ですから、やらないのだなと思って見ているものですから。そうではなくて、やはりそういうふうになる前に、災害が出る前に何とかやっていただきたいなということで、もう一度、その辺の確認を。私の持っている資料は、ちょっとこれ建設部の管理部が出している資料なのですけれども、新しいか、古いかの違いもあると思いますので、できれば、ぜひとも一日も早く取っていただいて、上の被害の出た場所は今年もやっていたのです。民間のところに土のうが乗るからといって、その場所は取るのですけれども、取ってもその後、結局、またすぐそこに埋まってしまうのですね。それよりは、下を取ることによって自動で川底が下がっていくと思うので、どうかその辺ももう一度、担当課の方も結構今の方も一生懸命やっていただける方だと聞いておりますので、ぜひとも要望のほう、よろしくお願いいたします。答弁はよろしいのですので、どうかよろしくお願いいたします。以上で終わります。