みんなの議会

浦河町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月16日

(1)町長選挙任期あと1年を迎えて、今後の考えは/(2)町道野深稲上線の整備・管理について

2020年12月16日、浦河町議会の一般質問で、櫛桁秀男議員が「町長選挙任期あと1年を迎えて、今後の考えは」「町道野深稲上線の整備・管理について」について質問し、町長 池田拓、建設課技術長 三上仁史が答弁しました。

質問者
櫛桁秀男 議員
答弁者
町長 池田拓、建設課技術長 三上仁史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 6番 櫛桁秀男

通告に沿って、2問質問いたします。1問目は、町長選挙任期あと1年を迎えて、今後の考えはと題しまして、質問いたします。今から十数年以上前に町長選挙に挑戦され、見事当選され現在3期、11年たちました。残すところ丸1年となりました。当時のローカルマニフェストによりますと、浦河を変えよう池田拓六つの約束と題しまして、その当時のを一部紹介をさせていただきますと、私は、再び浦河町長選挙に立候補することを決意いたしました。私たちのまち浦河は、大きな問題を抱えています。また、たくさんの課題が山積しています。その一方で、限りなく大きな可能性も秘めています。私は、浦河にはまだまだ夢を見る大きな可能性が残っていると信じています。目の前には、日本有数の、言わば日高山脈を背景に広がる田園地帯、この恵まれた自然を生かして町を発展させ、後世に伝えていくのは私たちの世代の責任です。未来の浦河のために共に手を携えて心を一つに前に進みましょう。未来の扉を開けるのは皆さんお一人お一人です。私は、浦河を思う皆さんの夢が本来の形になるように全力を挙げますと題しまして、六つ、大きな項目で、町民のための町政を取り戻します。子供たちの輝く未来を応援します。安心・安全な町を目指します。活力ある産業をつくります。浦河のすばらしい環境を守ります。アエル問題を解決します。あれから11年、町政を預かり課題が山積、またはその一方での可能性を生かし、どの程度実現できたでしょうか。私の一番印象に残るのは、日高線の災害復旧、存続の最後の最後まで一人になっても頑張る町長が思い浮かびます。今年はコロナで始まり、いまだ先が見えない世界的危機であります。また、私のうろ覚えではありますが3期町長というような記憶も聞いたような気がいたします。来年改選でもあり、今後の考えは、町長候補の後継者問題です。このことから改めて質問いたします。1として、3期目残すところ任期1年となりました。いつも聞いていたような気がするのですが、種をまいて育てて収穫するということで、大体3期になろうかと思います。認識していますがどうでしたでしょうか。2番として、以前のマニフェストで3期町長をとありましたが、来年改選であり、どのように考えておりますか。3といたしまして、町長候補の後継者を育てる考えはありますか。次に2問目であります。町道野深稲上線の整備・管理について質問に入ります。1番として、上野深稲見間の町道について、これは赤心の森近くの道路であります。最近運材の通行により舗装、路盤の沈下など傷みが激しいが、現在はその都度修理していると思われるが、この道路が傷んだときの修繕を誰がするのか。2番として、この地盤が悪い道路を通行しての森林事業について、運材の運行時期を変えていただいては。例えばしばれが入ってから運搬、仕事の発注を冬季にお願いするとかならないのか。以上です。

答弁 町長 池田拓

まだ1年あるなと思ったのですけれども、気の早いご質問ありがとうございます。マニフェストを立てて、ちょうど11年経過をいたしました。できたマニフェストもありますし、できなかったことももちろんございます。そういう中で、例えば医療・福祉で申し上げますと、浦河赤十字病院、あるいは荻伏診療所の改築や荻伏診療所の先生の確保。そして、また福祉分野では町民の皆さんから活発なご利用をいただいている元気ステーションの設置などがございました。また教育では、文科省の指導よりも早く全小中学校の耐震化を実施させてもらいましたし、同じように、タブレット等につきましても文科省の指針より4年早く、文科省は今年まででしたけれども、4年早く各学校に設置をして、少しでも学力の向上に行政側として環境整備をということで取り組んでまいったところであります。あるいは、社会基盤につきましては、堺町の国道拡幅は順調に終わりましたし、休眠状態となっておりましたまきば通の再開にもこぎ着けることができました。また、まだまだ浦河までは道半ばでありますけれども、三石までの高規格幹線道路の事業化のめどが立ったところであります。また産業振興においても、例えばいちご、当時は7戸ほどのいちご農家でしたけれども、今現在は25戸になって、様似、浦河両町でもって、ここ数年前から日本一の夏いちごの産地、そういったような状況になっているものもございますし、あるいは漁組のほうでは、漁業のほうでは船の巻き上げ施設ですとか、それから屋根つき岸壁の整備、漁組の市場を含めて取り組んで、産業振興に取り組んできたところであります。そしてまた、その基盤となる財政、これについては、ふるさと納税がたばこ税の今のところ1.5倍以上の収入の柱に育ちつつありますし、起債についても浦河町のピーク時の起債から3分の2と。ようやく他市町村と同じくらいのレベルまで財政的にも改善をしてきたのかなというふうに考えてございます。また環境についても、いち早く街路灯や防犯灯のLED化、あるいは今年から稼働しましたけれども、再生可能の木質バイオマスでもってのエネルギー供給などについても取り組んできたところでありますが、その一方で、やはりなかなか進めなかったことも率直に言ってございます。例えば、その一つが女性職員の管理職の問題、何とか私は男性、女性、世の中半分ずつなわけですから、役場の管理職にも女性を登用したいなということで、この間、複数の女性の方に声をかけてまいりましたけれども、なかなか事務屋さんのほうでもって、お引き受けをしてくれる方に行き当たっていない。ただ、3期以上、町議をやられている方はお気づきかと思いますけれども、当時の、この予算とか決算をご審議いただくときの、この後ろのほうの風景、当時と比べれば、かなり女性多くなっているのではないかなと、このことはご理解をいただきたいなというふうに思います。それから、またもう一つ気がかりになっているのが、自治基本条例、当時11年ほど前は、かなり全国的にも大きな話題になって取り組んでいる自治体があって、私も何とか自治基本条例、浦河にもと思って取り組んできたのですけれども、残念ながら、なかなかその木が熟さないうちに、全国的には、その先進自治体、今見てみますと、仏造って魂入れずといいますか、なかなか有効に活躍しているところがなくて、そこにそういったような取組が道半ばと、そういったようなのもございますけれども、12年前のマニフェストを全て今に金科玉条のごとくそのまま実現するとかそういうことではなくて、やはり世の中も変わってまいりますので、1期4年でもって町民の皆さんのご判断をいただくものかなと、そういうふうに考えておりますので、その点についてもご理解をいただきたいなというふうに思います。この12年間、私も3期12年という思いで、11年間全速力で駆け抜けてきた思いであります。また私を支えてくれている後援会の皆さんの多くも、私と同じように3期12年しっかり支えようということでやってきてくれている、そこの思いは同じではないかなというふうに今でも思っております。また、議員をはじめ何人かの町民の方からもうどうなのだと、そういったご指導やご助言をいただいているのも事実であります。その一方で、複数の議員さんや数多くの町民の皆さんから、まだ頑張れ。そういった声をいただいておりますし、また正式に幾つかの団体から続投要請も頂いております。このことも大変重いことだなというふうに私自身は受け止めておりますし、また今回のこのコロナ禍、世界中が大変でありますけれども、浦河丸が大海原で翻弄しているときに船頭が変わっていいのかなと、そういう思いもございます。いずれにいたしましても、まだ時間がありますので、早過ぎず遅過ぎない時期に私自身の考えを明確にしていきたいと、このように考えておきますのでご理解をよろしくお願いいたします。

答弁 建設課技術長 三上仁史

質問の2件目、町道野深稲上線の整備・管理についてお答えいたします。町道野深稲上線は、もともと山林の作業道、管理用道路として使われていた浦河町野深の高台地区と新ひだか町三石稲見地区を結ぶ延長1.5キロメートルの道路であり、昭和58年3月に町道認定をしております。主に林業や赤心の森の利用などに使われているものです。1点目の運材の通行により舗装、路盤の沈下など傷みが激しいが、傷んだときの修繕は誰がするかについてお答えいたします。この道路は、5月にも地域の方から道路が傷んでいるとの連絡を受け、現地を調査したところ道路の破損、沈下が確認されましたので、間伐材を運搬していた業者に対して路面の補修を指示し、運搬業者が補修をした経緯があります。また9月には地域の要望により建設課で舗装の修繕もしております。また令和2年9月から令和3年3月までの予定で間伐材の伐採、搬出作業が再開されるとのことから、事前に請負業者とは運搬車両が町道野深稲上線を通行すること、通行後には道路の復旧を行うことについて文書により確認をしております。2点目の運材の運行時期を変えてはどうか、例えばしばれが入ってからの運搬、仕事の発注を冬期間としてはという質問についてお答えいたします。事前に確認を受けた際に、請負業者に対して、道路を管理する立場として、こちらからも道路を傷めないようなルートには変更できませんか。しばれている時期に通行できませんかといったような要望をしております。しかし、今回行っている民有林の間伐事業は、国や道から補助を受け、森林所有者の意向により実施されており、補助金を受け入れる関係上、伐採や搬出する量や搬出する場所を考慮した上で時期やルートを定めて作業を行っているということで、冬期間のみの運搬は難しい旨、回答を受けておりますのでよろしくお願いいたします。

再質問 6番 櫛桁秀男

再質問させていただきます。町長の先ほど、ある意味では、私は決意表明なのかなというような捉え方したのですが、まだ残すところ、自分のやり残したこと、そして今のコロナという最中で、やはり辞めるわけにはいかないのかなというように聞こえました。ただ、その一方で、ここ4年間、5年間ですか、この日高線の問題では、かなりの不評があることも確かであります。というのは、最終的に結果が町長の思うようにいかなかったというところに、いつまでも、そこにこだわっていたという点が、それと先ほどの一般質問でもそんなようなことがありましたですけれども、町民への周知といいますか、経緯経過がもうちょっと詳細にされていれば、日高線については、だったのですけれども、どうも何かこう町長独断でやっているかのように言う町民がおりました。でも、私たちもその辺は分かっているので、ある程度、説明はするのですけれども、なかなかやはり感情的な、人間ってその使う人と使わない人によっては全然立場が違うものですから、そういったところがあります。できれば、今町長もそういう考えで意思をはっきりできるのであれば、選挙でありますので、もし誰が立つにしても間際になって立つということは、まず選挙では勝てないと、ましてや浦河町をしょって立つ人が出るということになりますと、相当の覚悟がいると思うので、その辺はっきりさせるとしたらいつ頃なのか、もし分かれば教えていただきたい。

答弁 町長 池田拓

今まさに冬で。冬になるとインフルエンザやらコロナも冬にはやるのだろうという時期であります。それが言われたとおり、インフルエンザは落ち着いていますけれども、コロナが第3波が北海道は来ているのではないか、そういう状況にあります。これが暖かい時期になると、このコロナの見極めもある意味つくのかなと、そういう期待もしておりますけれども、そういったようなことも見極めて、世間一般のこの現職の進退は、おおむね4か月から6か月くらいがいわゆる世間の相場というのでしょうか、何ていうか、そういうようなことであるようですので、そういったような世間の状況も見ながら、自分自身としては、出処進退は後援会ともよく相談し、また応援してくれている町民の皆さんの声もお聞きしながら明らかにしてまいりたいなという思いでおります。やはり自分自身、そして繰り返しになりますけれども、後援会も12年ということで、それを目標にして全速力で駆けてきたと、そういう部分もありますので、そういったようなことも考え、なおかつ、このしけの最中に船頭代わっていいのかという思いもあって、その辺のことでもって非常に熟慮をしている最中でありますので、なかなか明確なことは言いがたいのですけれども、いずれにしてもこの浦河がどっちにしても安定して行政が続いていけるような、そういった判断を見極めて議会のほうにも明らかにしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をよろしくお願いしたいと思います。

再質問 6番 櫛桁秀男

おおむね6か月ぐらいと私は勝手に解釈しているのですが、もし町長が次代、次の方に渡すとするならば、後継者を育てる考えはあるのかという質問には先ほどは触れていなかったので、もしそこも教えていただければ。やはり自分はここで船頭を代わるのには自分の安心できる、渡せる人をつくっていくのだという、そういう考えはあるのかないのかお聞きしたいと思いますけれども。

答弁 町長 池田拓

そこのところをご答弁するということは、出処進退とリンクしてくることなので、今ここでもってのご答弁は差し控えさせていただきたいなというふうに思います。

再質問 6番 櫛桁秀男

はい、分かりました。なかなか本音が聞き出せなかった。私としては聞き出せなかったと思っております。やるにしてもやらないにしても、全力で浦河町、まだまだ本当に大変な時期で、今も一人も出さないといったコロナも、これはどうにもならないことだと思います。浦河町が幾ら頑張ってもどこから菌が入ってくるか分からないという現状ですので、全力でその対策、対応を頑張っていただけないかと思います。よろしくお願いいたします。2問目の再質問に入ります。この運材という、林道という扱いであるということで、基本から言うと私の考えは、業者に直してもらうのが基本だとは思っていないのです。どこの林道でもかなり奥のほうに入るので、その運材が走ったからって、あれほどに傷む道路は、私もちょっとあまり見たことないですね。本当に山に入った山間部の中の作業道に入っては、それは、かなり浮き沈みがあると思うのですけれども、一般車がいつも通れるような道路で溝になって、雨降ると流れたりとか、今年天気もちょっと異常なような気象なこともあったのでしょうけれども、これは今後もそういった、走った人が壊したものは業者に直してもらう、使った人に直してもらうという、そういう考えなのでしょうか、どうでしょうか。

答弁 建設課技術長 三上仁史

お答えいたします。この道路は、議員もご存じのとおり、もともと山林の作業道、管理用道路といった、それを町道に認定をして、一部簡易舗装を施しております。そういったことでもともと路盤材も薄く、簡易舗装も施工してから20年以上たっております。かなり老朽しているということで、一応、基本的には町道ですので、破損した原因者には直してもらうというのは原則となっております。ただ、事前の確認をした際には、もともと舗装も薄いし、もうぼろぼろになっていたのは議員もご承知だったと思うのですけれども、当面そこの部分は私どもも承知しておりますので、当面舗装の部分も舗装に現況復旧するわけではなく、例えば砂利のまま、砂利を敷きならして、当面普通の乗用車が通行するには支障がないような形で復旧してくださいというふうなお願いをしております。

再質問 6番 櫛桁秀男

最終的には、管理していくに当たって、要するにふだんの管理によって道の中を水が流れるとか、そういった降雨によって、水たまりができることによって半分うんだ状態が発生することが、今回は私はそれが結構多かったのではないかと思うのです。溝になったところを、溝切りをしてあげるとそんなにうまないと思うのです。運材でも過積載でもしていれば別ですけれども、それなりのちゃんとした車でちゃんと運んでいて、ただその確かに言われたように、先ほど言ったように舗装については、もう本当に簡易舗装みたいな感じでしたので、その上に砂利を敷いて、地域の人によっては舗装だったのだから、その上に砂利を置いて、そのままかよというご意見もあります。確かに、せっかくあそこ赤心の森として、町民が花見をできるような、そして湖を残してという意味合いもあって造ったところですので、それに行くのに、今度、その簡単なアスファルトの上に砂利を敷くということは、それをできれば今まであったところの部分までは何とか以前のアスファルトのところまでは、私としては直していただきたいような気がするのですけれども、ただ、それを業者にやってくれと言ったら、それはとんでもない、何のために仕事をやったか分からないぐらいかかるのでないかなと思うので、その辺、何かの森林か何かの補助金でも、それこそ、いつも補助金で、補助金といってもそんなうまいのがあるかないか分からないのですけれども、使っていただいて、当てはめていただいてね、できるものなら、まだまだ仕事はまだあると言いましたよね。ですから、そういった方法もあるのかなと思います。それはどうでしょうか。その辺についてはそういう考えはあるのかないのか。

答弁 建設課技術長 三上仁史

当面、搬出作業も続くというふうに聞いておりますので、町としてできる限りの維持はほかの道路と同じように行います。今の稲上線につきましては、基本的には搬出作業が終了してからどのような形で直していくかということは搬出業者とも相談して行っていきたいと思います。よろしくお願いします。

再質問 6番 櫛桁秀男

最終的に終わったときは検討したいという考えで、捉えでいいのですね。あと、私がなぜこの2番目のことを言うかというのは、やる業者が本当に何のためにやった、仕事を捉えて受けてやって、お金のないような仕事をするのなら意味がないだろうと思うので、例えば、その同じ補助事業でも、山って私の覚えているのは、前に赤心の森のところの手前側、中間に道路ついているのですけれども、今やっている。手前も一度全部切られているのです。そのときは冬だったのですよ、やはり。道路も同じ道路なのですけれども、あんなには傷まなかったです、全然。ですから、やはり、その今のその事業のやり方をできればその辺から変えていただければ一番いいのですけれども、それは補助金の関係でできないとか、工事の完了期間でできないということであれば、今の業者は、本当に努力していると思います。今、後から来た業者ですね。道路に鉄の板を何枚も持ってきて敷いて、町道に。あんまりこういう光景は、現場の中での鉄の板を敷いているのは見たことあるのですけれど、町道に鉄の板を敷いて、ただ心配しているのは、これから冬期間に入って、アイスバーンに鉄の板ですから、一般車が走って、あそこも通るのですよ、たまに。その毎日通るわけではないのですけれども、車が通る道路なので、その鉄の板が何十枚ですね、結構何十枚という単位で敷かれています。びっしり敷かれているのですけれども、それがどう影響するのかなという、ちょっとその心配はしておりました。ですから、あとはもう一つは反対側に、今もう中腹辺まで行っていますので、反対の道道に出る道路も、道路というかあるのです、現実。重機が反対側から入ってきていると言っていましたので、ですから、そういう方法も取れるのであれば、今後業者とお互いに負担の少ない方法でできればなということで、答弁はいいです。きっと担当課ではないし、いろいろあんまり現場のこと分からないと思うので、もしあれでしたら、その辺努力できるものならそういう協議をしてやっていただきたいと思います。以上です。

出典:浦河町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月16日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる