みんなの議会

浦河町議会 令和2年第6回定例会 2020年9月15日

(1)JR日高線廃止後の町内の公共交通と跡地利用について/(2)ふるさとテレワークでの新しい働き方について

2020年9月15日、浦河町議会の一般質問で、米谷友光議員が「JR日高線廃止後の町内の公共交通と跡地利用について」「ふるさとテレワークでの新しい働き方について」について質問し、企画課長 伊藤雅教、商工観光課長 真下修、町長 池田拓が答弁しました。

質問者
米谷友光 議員
答弁者
企画課長 伊藤雅教、商工観光課長 真下修、町長 池田拓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 12番 米谷友光

発言通告書に従い、次の2点について質問いたします。1点目は、JR日高線廃止後の町内の公共交通と跡地利用についてお聞きいたします。8月31日の総務産業常任委員会の中で、JR日高線が9月までにJR北海道と日高町村会の合意で廃線を目指すことになり、来年3月末で廃止し、4月から代替バスの運行に移行することになり、今後、バス事業者との正式協議に入ると報告がありました。6年近くもの長きにわたり日高線の不通状態が続き、代行バスによる運行が行われてきましたが、住民の生活に大きな影響があったと思います。特に苫小牧の病院へ通院していた方から、通院時間の長さや日帰りが困難などの要望があり、町として今年の6月より予約制で希望者に月2回ハイヤーによる運行を行っています。通勤・通学者、高齢者の買物や通院等に与えた影響はどの程度あったのか、お聞きいたします。また、毎年日高線を利用して車窓から見る海岸線や、のんびり草を食む馬たちの放牧地、アポイ登山や日高での観光を楽しんでいた方のお話を聞く機会があり、日高線が不通になり、小旅行をすることができなくなり、大変残念と言っていました。鉄道を利用して旅を楽しんでいた方が多くいることを知り、日高線の不通状態が観光客にも大きな影響を与えました。日高管内、町内の観光業への影響をお聞きいたします。今後、バス事業者との協議に入るわけですが、既存の代行バス路線で運行するのか、それとも新たな路線等に変更するのか、利用されている住民からはどのような要望があるのか、お聞きいたします。また、鉄道敷地、駅舎等の跡地を利用したい方も多くいると聞きますが、有効利用等の青写真はあるのかもお聞きいたします。町内の高齢者が通院や買物に公共交通を利用しようとしても、バスの待ち時間が長い、バス停が遠いなど弱者には大変厳しく、免許証を返納したくてもできないと言われます。より一層進むことが懸念される人口減少、少子高齢化など、町民には厳しいものがあります。日高管内の自治体でも路線バスを廃止してコミュニティバスやデマンドバスの導入、また、道内で乗り合いタクシーなど複合的な公共交通の形を取っている自治体もあります。町民のニーズに合った交通手段、ダイヤ改正等ができる体制は取れないのか、お聞きいたします。浦河町は文化会館を核とした元気ステーションが多くの子供から高齢者まで多岐にわたる年齢層の人たちに利用されています。人との交流、健康増進、にぎわいのあるまちづくり、活気のあるまちづくりのためにも、移動手段の確保には公共交通が必要と考えます。コンパクトなまちづくりを含めた中で、町としての公共交通を考えてみてはと思います。町民のニーズを聞くためにも、全町民を対象にアンケートを取ってみてはと思いますが、町の考えをお聞きいたします。以上のことから、次の質問をいたします。1、日高線が不通になったことにより、町民に与えた影響は。①通勤・通学者、高齢者の買物や通院等に与えた影響は。②観光業に与えた影響は。2、今後のバス事業者との協議内容は。①今までの路線を維持するのか、新たな路線を確保するのか。②線路、駅舎等の跡地利用の青写真はあるのか。3、今後の公共交通の在り方について。①コミュニティバスやデマンドバス、乗り合いタクシーなど複合的な公共交通が必要と考えるが、町としての見解は。②町内の人の交流、健康増進など、にぎわいのあるまちづくりへの移動手段の確保に公共交通の在り方は。③全町民対象にアンケートは取らないのか。2点目は、ふるさとテレワークでの新しい働き方についてです。ふるさとテレワークとは、地方のサテライトオフィスやワーキングスペースなどにおいて都市部の仕事を行う働き方のことで、地方の人材流出防止や雇用創出といった地域課題を解決するために総務省をはじめ国が進めるテレワークの形の一つです。都市部に拠点を置く企業が地方にサテライトオフィスを置くことによって都市部から地方へ人や仕事の流れをつくることが目的です。働き方改革が推奨される中で、猛威を振るう新型コロナウイルスの影響でテレワークが急増しています。テレワークで働き方のメリットとして、ワークライフバランスを高める、出産や育児により現場へ戻ることが困難な女性や家族の介護など家庭的な事情によりフルタイムで働けない人の雇用につなげる、災害や今回の感染症蔓延による通勤が困難な場合でも自宅等で平常時と変わらず業務が行われる、場所が限定されなくなる分、首都圏に集中している労働力を地方へ分散することができる、働く場所にとらわれないという企業制度を打ち出すことでライフスタイルの変化による離職防止や新たな労働力の活用ができるといったメリットがあるそうです。浦河町でも今年8月、移住交流テレワーク誘致推進室が開設されました。現状、テレワーク推奨の理由として、新型コロナウイルス感染拡大の防止というのは大きいところですが、コロナ収束を見据えたテレワークでの新しい働き方が見直され、地方で伸び伸びと子供を育てたい方や地方に住む親との暮らしを大切にしたい方々にとっても、地方で暮らしながら都市部にいるのと同じように仕事ができるというふるさとテレワークは、誰にとっても働きやすい環境づくりに適した施策です。浦河町でテレワークを推進するのであれば、都市部から来る人たちの環境づくりが必要と考えますが、見解をお聞きいたします。また、都市部から地方へIターン、Uターンした個人や企業が、サテライトオフィスや拠点にいながらITCツールを用いることで就労が可能になりますが、現在、町で行われてるIターン、Uターン者事業にも連動できないのか、お聞きいたします。また、最近インターネット詐欺が発生し、テレビなどで報道されていますが、テレワークを推進するに当たってセキュリティー対策が必要と考えます。各企業が対応するのが普通とは考えられますが、自治体としてどこまでできるのか、お聞きいたします。また、今後、浦河町テレワークの宣伝をしなければならないと思いますが、今まで浦河町で配信している動画などの活用をするのか、新たにテレワーク用の動画作成をするのか、お聞きいたします。テレワークにおける問題点として次のことがあるそうです。テレワークできる業務がない、環境の用意とセキュリティー対策が必要、コミュニケーションが希薄になる、正確な時間の把握ができない、仕事における評価がしづらいなどのデメリットが考えられるそうですが、浦河町としてどのようなデメリットを予想しているのか、お聞きいたします。今後、テレワークでの新しい働き方は、ネット環境の充実とともに浦河町で暮らしたくなるような環境づくり、例えば子育て環境の充実、自然環境と浦河町の魅力を最大限にアピールする必要があると思いますが、町の見解をお聞きいたします。以上のことから次の質問をいたします。移住交流テレワーク誘致推進室が開設されましたが、について質問いたします。1、テレワークのための町内の環境整備は。2、ふるさとテレワークの浦河町の配信は。3、インターネットのセキュリティー対策の考え方は。4、浦河町のテレワークに対するコンセプトは。5、テレワークのデメリットは。6、I・Uターン者に向けたテレワークの考え方は。7、ネット環境の充実とともに、浦河町へ来たくなる、例えば子育て環境の充実・自然環境等浦河町の魅力を最大限にアピールする必要があると思いますが、町の見解は。以上です。よろしくお願いいたします。

答弁 企画課長 伊藤雅教(企画課長は2023年3月まで)

私のほうから、1点目のJRの関係についてご答弁させていただきます。まず1点目、日高線が不通になったことにより町民に与えた影響について、一つ目、二つ目ありますけれども、まとめて答弁させていただきます。日高線運休前の利用状況を見ますと、1日当たり静内から東町間で約100人から200人、東町から様似間で約20人となっております。過去、平成29年に行った浦河高校生を対象にしたアンケート調査を分析しますと、JRの全体利用者の大多数が浦河高校生の通学としての利用となっております。その次に多いのが通院や買物の利用者、そして次に観光客などの順として分析しているところであります。それぞれの影響ですけれども、高齢者や体の不自由な方にとっては、トイレがあり、比較的ゆったり座れる列車を病院などの通院の足として利用、観光業においても鉄路があることによって利用していた外国人や日本人旅行客のことを考えると、一定程度の影響はあったものであります。しかし、日高線が不通になり、最も影響を受けたのはやはり高校生の通学と分析しているところであります。二つ目、今後のバス事業者との協議内容はの①今までの路線を維持するのか、新たな路線を確保するのかであります。路線については、一つ目として、代行バスを転換することによるダイヤと、既存のダイヤの見直しを行うもの。二つ目として、速達性を重視する便として当町からも要望しています苫小牧までの直行便、また、えりもから静内までの直行便は今のところ確保される見込みとなっております。②線路、駅舎などの跡地利用の青写真はあるのか。現在のところ具体的なものはありませんが、青写真までいくものはありませんけれども、今後、活用できるものについては有効活用していく予定となっております。三つ目、今後の公共交通の在り方についての①、今回のバス転換により一定程度の中長距離の移動については確保されますが、町内での移動についてはまだまだ不十分なところがありますので、空白地帯の対策も含め、コミュニティバスやデマンドタクシーなどを活用することについて検討が必要な状況と捉えております。②、町民の皆さんが健康で元気に生活していただくための手段として公共交通の役割は重要と認識しております。町民の皆さんにとって公共交通が利用しやすく、様々な活動の足となることが必要と捉えているところであります。最後の③、アンケートについてです。第2期の総合戦略策定前に町民アンケートを実施しております。その中の設問として、日常生活の移動、管外、道外の交通手段について聞いております。その結果として、日常生活の移動が47%の方がまあまあ満足以上。管外、道外の移動手段がまあまあ満足以上が38%となっております。その中の意見としては、例えば40代の方ですと、ほかの市町村への交通機関が不便である。苫小牧までの高速バスが必要だ。札幌、苫小牧、千歳へ行きやすいバスが必要だというお答えがあります。この中では、町内の足の部分についてはあまり言及されませんでしたけれども、担当課としては町内の移動についてもたくさんの要望があるという認識ではあります。また、この提案いただきましたアンケートの実施につきましては、今後、必要に応じて対応させていただきます。以上です。

答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)

それでは、米谷議員の二つ目の質問、ふるさとテレワークでの新しい働き方についてについて答弁させていただきます。まず一つ目のテレワークのための町内環境整備についてでございます。まずテレワーク、ワーケーションに必要なものとして第一に通信環境が整っているかということが挙げられるというふうに思います。当町につきましては、全域において光回線によるインターネット接続が可能になっております。次に、仕事をする場所についてでございます。平成29年度と令和元年度におきまして、ワーケーション誘致のモデル事業として貸し会議室やレンタルスペース等を用意し、実際にそこで仕事をしてもらった中で企業が求める環境の把握について行ってきたところでございます。現段階では、モデル事業でも使った4か所を確保してございます。今後、浦河町ならではの特色や利便性を検討しまして、本定例会でテレワーク拠点施設整備に係る補助の予算を計上したところでありますが、利用者ニーズに対応した環境整備を推進してまいりたいと考えております。二つ目のふるさとテレワークの浦河町の配信はでございます。早急に浦河町のテレワーク、ワーケーションをPRできるポータルサイトの立ち上げを行いたいと考えております。併せてプロモーション活動にも力を入れていきます。また、アエルの厩舎、再現厩舎の中にテレワークオフィスを整備できないかなども検討しまして、浦河町ならではのテレワーク像を明確に打ち出して、他地域との差別化を図っていきたいというふうに考えております。三つ目、インターネットセキュリティー対策の考え方でございます。こちらで用意するWi-Fiにつきましては、あくまでも一般的なフリーなものでありまして、強固なセキュリティーが必要な場合については利用者が自分のWi-Fiを利用す る な ど 、 基 本 的 に は 利 用 者 が セ キ ュ リティー対策を取るというようなことになってございます。質問の中で、自治体でどこまでできるかということでございますけれども、この辺につきましてはあくまでも一般的な携帯ですとかのそういったWi-Fiの部分についてはこちらが用意するべき。あとは業務で使う部分については、その会社のセキュリティーポリシーにのっとった形での運用が必要というふうに考えてございます。4点目、浦河町のテレワークのコンセプトでございます。浦河町の住みやすさを盛り込んだ浦河式テレワーク、ワーケーションの確立を目指しております。一つ目には、本州との差別化で、夏の涼しさ、また道内他地域との差別化で冬の過ごしやすさの環境面からのPR。二つ目は道内他地域との差別化でございますけれども、食品の豊富さからのPR。さらに3点目、馬産地ならではの乗馬や牧場風景などをPRを考えております。5点目、テレワークのデメリットにつきまして。小規模な自治体が生き残るために今取り組んでいることは、外貨獲得と地域内での経済循環です。具体的には、観光やテレワークの誘致により外貨を獲得し、そこで興味や関心を持ってもらう中でふるさと納税や体験移住によりさらに関係を深め、移住により地域内経済を回すほうになってもらいたいということを目指しております。テレワーク実施に当たり関係人口が増加することに浦河町へのデメリットはないと考えております。ご質問の内容から、会社のほうのデメリットというような視点からもご質問あったと思うのですけれども、この部分につきましては、ハード的な経費、パソコンですとか、そういった通信のハードを用意するについては確かにデメリットがあると思います。また、セキュリティーですとか勤務状況の把握という部分ができるのかという部分につきましては、現在そういったソフトがすごいスピードで開発されております。ですので、遠くに離れていても通常に隣で仕事をしているような感覚で話をするというような、そういったソフトもできておりますので、そういったことが使えていけるのではないかというふうに考えてございます。6点目でございます。I・Uターン者に向けたテレワークの考え方でございます。今申したとおり、テレワークやワーケーションの実施の先には、Iターン、Uターンで浦河町に移住、定住していただくことが最終目的であると考えております。そこにつながるように、まずは浦河町の魅力を感じてもらえるようなテレワーク環境をつくっていきたいというふうに思っております。7点目、ネット環境の充実とともに、浦河町へ来たくなる、例えば子育て環境の充実・自然環境等浦河町の魅力を最大限にアピールする必要があると思いますというご質問でございます。仕事がしやすい環境の充実はもちろんでございます。また、家族で来た場合の子供の受入体制や余暇活動の充実、浦河町の特色でもある馬を活用した体験活動、そして豊かな自然や豊富な食材など多方面からのアプローチは必要だと考えております。関係部署や機関と連携を取り、安心して過ごすことのできる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

再質問 12番 米谷友光

それでは、再質問させていただきます。日高線が不通になったということで、一番本当に影響を受けたのは高校生ではないかということで、そうではないかなと私も思いましたけれども、本当に今まで私、周りの方も聞いていたら、結構免許証を持っていない方というのが今結構いるということも分かりました。その中で、やっぱり免許証がないということは、やはり列車が動かなくなるに当たっても、やはり結構影響を受けていたという話を聞いて、それとやはりトイレの問題等があれば、どうしてもやっぱり列車のほうがいいというのが意見で、苫小牧に通っていた方なんかは、列車では行っていたのだけれども、今はバスではとても通えないみたいな話で、今回は浦河町で月2回、苫小牧の便を出していっていただいておりますので、それは大変喜んでいるかなと思っております。今後も、そういう中で今後なくなるわけですから、今後どうするかということなので、この今後のことを考えていかなければならないかなというふうに思っています。それで、今までの不通になったことの影響についてはそういうことでよろしいです。それで今後、バス事業者との協議内容なのですけれども、今までどうしても代行バスというかそのままにして、代行バスとしての路線を確保するのか、それとも本当に今、絵笛のほうとか、ああいうところとかどういうふうな形のそういう運行の路線のダイヤを組むのか、それはある程度そういう試案みたいなものはないのでしょうか。

答弁 企画課長 伊藤雅教(企画課長は2023年3月まで)

再質問に答弁させていただきます。ダイヤについては、今もう何十回という部分の中で担当課長レベルの中でこういうダイヤとかというのをキャッチボールしながら、今最終的にというか、今二つの事業者のほうにこういう形でという案で検討してもらっている段階です。おおむね、今の段階では対応していただけるような流れになっているのですけれども、その中で基本的には既存便については少し重複している部分があるので、そこを調整したりとかという部分でしたりとかしています。代行バスにしても、基本は代行バスのとおりではなくて、その部分の中で網羅した形のようなルート。それで一つ、まだちょっとあまり決まっていない部分なのであれですけれども、今までに通常の線ではなかったところも一部検討していただいている部分があるので、そこについてはそうやって決まっていけば、要は俗に言う空白地域の部分も一部もしできるのかなという部分もあるので、そこについてはいい展開になるかなとは思っていますけれども。ただ、ダイヤの部分について、今協議しているのですけれども、なかなか細かいところのまだ整理ができていない中なのですけれども、4月1日運行となっていくと、もうある程度タイムリミットがある状況があるのです。その中で、今の中である程度の部分で1回走っていきながら修正とかとなってくるのかなというふうには思っています。以上です。

再質問 12番 米谷友光

分かりました。できることであれば、細かく町民の利便性を考えながらやっていっていただければなというふうに思っております。それで、線路など、駅舎等の跡地の利用なのですけれども、今後、廃止ということになればそれをどのように有効活用するかということだとは思うのですけれども、今まで町民からそのような問合せ等、何か要望等がありましたらお願いいたします。

答弁 企画課長 伊藤雅教(企画課長は2023年3月まで)

跡地利用につきましては、具体的にというお話はないですけれども、いろいろな部分の活用の中で、今自分の使っている土地で隣接しているところと一緒にという部分の話は漏れ伝わっているところはありますけれども、まだ具体的にここをこういうふうに活用したいというのはまだ届いていない状況です。

再質問 12番 米谷友光

これは所有者がJR北海道さんですから、JR北海道さんのほうと、そういう何か協議なんかはしていないということなのでしょうか。

答弁 企画課長 伊藤雅教(企画課長は2023年3月まで)

跡地利用のJRとの協議については、まだ具体的なものはないですけれども、例えばこういうところを活用するのであれば協議させてください、できますよということはいただいているので、これからどこが、町として活用できる見込みがあるところがあれば協議できるという状況です。

再質問 12番 米谷友光

分かりました。よその話したらあれなのですけれども、他地区の自治体では、今まで路線バスとして利用していたところをコミュニティバスに変更したりとか、町民のニーズに合ったような路線並びにダイヤ改正をしているところ、本当に、仮に高校生がいましたら、そういう高校生のために1人でもバスを走らせる。高校生がもしも卒業したら、そこはもう本当に廃止というか、もうというような話も聞いております。ですから、そういうような形の中、コミュニティバスとかデマンド、また乗り合いタクシーを複合的に考えたことを考えられないのかなというふうに、私はそこが一番今回の質問の中でのちょっとポイントだったのですけれども、そういうことを考えていただくことによって、町民のニーズに合ったダイヤ等のことをしていただければと思いますけれども、もし考え方というかそういうのがありましたらお願いします。

答弁 町長 池田拓

町内の交通については、やはり今ご質問にあったような部分というのは時間をかけないで検討を進めていかなければならないのだろうなというふうには思っています。その一方で、今日もチラシに町内の会社がドライバー募集のチラシ入っておりましたけれども、ドライバー不足というのは、これは深刻な問題なのですよね。そういう中でもって、例えばご質問の趣旨にあったような、今ある既存のバス路線を、例えばデマンドにしました、コミュニティバスにしました、ドライバー確保できませんでした、そういったようなことというのは、やはり公共交通ですから安定的にやはり住民の皆さんに提供していかなければならないということを考えれば、そこのところというのはやっぱりかなり慎重に検討をしなければいけないのだろうなというふうに思っています。ただ一方で、やはり今のままでもって町内の中の移動が今の状態でいいのかというのは、皆さんも私も同じように非常に危機感といいますか問題意識を持っていますので、恐らくは皆さんが納得する回答はないのでしょうけれども、おおむね納得できるような何らかの方法というのは前から検討はしていますけれども、さらに検討は急がなければならないだろうなと。最大のネックは、言っていたそのドライバーの確保と安定的にできるかというのが一つと、それから国道部分、路線バスの認可を受けて走っている国道を抜かして走るという方法が非常に難しい。そこのところを、国道を、例えばコミュニティバス走らせるにしてもデマンド走らせるにしても、国道に何か所か降りなければどうもならないわけですから、それが今路線を持っている事業者とうまくすり合わせできるかどうかという、これまた大きな問題だというふうに考えていますので、簡単になかなかできないこともありますけれども、やはり何とかしなければならないという部分では、そんなに時間は置けないのだろうな、そういう中でもってあまり大きなお金をかけない、そして安定的に町民に利便性を高めていくという回答があるのかどうか、そこについてはいささか自信ありませんけれども、しっかりと検討していきたいというふうに考えております。

再質問 12番 米谷友光

現実的に言うと、きっとそうなのだろうと私も思っております。本当に大樹町でも無人バスの試行運行もしているように、その人手不足は本当に無人バス等が浦河町にも導入できるような体制ができることであれば一番いいのだろうというふうに思っております。それであれば、次にテレワークについて質問をさせていただきます。テレワークの一応環境整備ということで、通信環境、光回線というか、光回線が通っててパソコンを持っていれば大体どこでもそういうことができるだろうという考え方ということはよく分かります。その中で、斜里町のしれとこらぼという、皆さんもきっと知っているかと思うのですけれども、そういうところであれば今でも6名くらいの方がいて、結構年間合宿、企業の合宿をしたりとかなんかする中で、それに合わせてセキュリティーも関係あるか分かりませんですけれども、ある程度その建物的なものが必要かなと私も思っております。本当に環境といったら何なのだろうといったら、本当に通信環境をよくすること、本当に衣食住みたいな、あと建物を考えなければ、要するに斜里町のしれとこらぼ的な建物というか、そういう施設があればいいのかなというふうに思いもあったものですから、それであれば、では浦河町で、あれ、そういう施設というのはどこなのかなと思って、先ほどもアエルの何とか厩舎をこれから利用するということだったので、私もそれであればアエルのそういうどこか、本当に個人的に1人でもちろんすぐ使えるのであればセキュリティーの面でも非常にいいのではないかなという思いはあったものですから、それと柏陽館も利用することも、そういうことも一つ必要なのかなという思いもあったものですから、その辺はどのような、私の考えとは同じなのかとは思いますけれども、ちょっと答えをお願いします。

答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)

施設的な部分でございます。私たちが今までヒアリングして伺っている中には、自分の会社だけがその場所を占有しなければいけないという意見はないのです。ですから、例えば一つのところに机が三つぐらいあって、ここにA社、ここにB社、C社というような、そういった形でもテレワークは可能だというふうに、これまでの参加者の中からは言われている状況です。ですから、今回、今アエルの再現厩舎の中に馬房を改良してというようなことで一つとして考えているということを申し上げましたけれども、それ以外にも町内にレンタルスペースですとか、あと宿泊施設の中で集まれる場所というのが民間の施設の中にもありますし、また町内では乗馬公園のクラブハウスですとか、そういったところに何人か集まって使えるような、そういった共同で使えるような会議室といったところも想定できますので、そういったところをまずは最初の段階としてはPRしながら、利用者の確保に努めていきたいというふうに考えているところです。

再質問 12番 米谷友光

やはりその企業、企業によって、やっぱりセキュリティーの判断というのはちょっと違うのですね。やはりある程度そのセキュリティーに厳しい業種であれば、ほとんどテレワークは駄目だそうです。本当に自宅でやるなんかも、ほとんど認めてくれないというのが各企業の考え方だそうです。なぜかというのは、家族、知り合いが来て、やはりある程度重要なものを見られるなんかということもあって、そういうのは私が聞いた範囲内ではそこまでやっぱりセキュリティーの、ただセキュリティー、その業種によってはある程度緩いようなセキュリティーの業種であれば、ある程度認められるのだよというふうに私言われたものですから、今考え方がちょっと違うのだなと思って、私の、こう言っていた方とちょっと違うのかなと思いながら、同じことなのだろうけれどもそういうこともあるというふうに聞いたものですから、ある程度私としてはある程度個室的なものを必要ではないかなというセキュリティーも併せて思っていたものですから、そういうちょっと質問させていただいたのでした。そういうことなのです。分かりました。あと、今後、テレワークの中で何がでは一番有効的に使えるのだと話をしましたら、やっぱりIターン、Uターン、各自治体、浦河町もやっておりますから、それを要するにぜひ利用するというのが一番本当に浦河町にとっても一番いい事業ではないかと私も言われて、そういうふうに言われてみたら、事業もあるのであれば、Iターン、Uターン者に浦河町に住んでいただく、その環境をつくってやるのが一つの考え方で、先ほどの課長のほうからもそういうふうに言われていたので、それはそのように考えております。ですから、Iターン、Uターン者をどのように今後魅力を各企業にということになるかと思うのですけれども、Iターン、Uターン者の、そういうことで先ほどの答えと同じだから答えはいいです。あと、ではこれから本当にテレワークを進めていくというのであれば、本当に浦河町で何をしなければならないのだろうというふうに考えたときに、本当に正直言って、各企業にどのようにして配信、要するにパンフレットを作るのか、動画などでやるのか、また各企業回りでもしてするのか、そういうことなら私も必要かと思うのですが、その辺はどのような考え方を持っているか、お願いします。

答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)

どういったPR、配信、発信していくかということだと。まず北海道のテレワーク、ワーケーションというのは、先進地域は本当に5年も6年も前からそういったことをやっている地域があるのですけれども、それ以外のところというのは、もうこのコロナの環境からの横一線のスタートだというふうに考えています。その中で、これまでモデル事業で参加されたところの企業の方にも言われたのが、日本全国テレワークを、まだそのときはコロナの前でしたから、テレワークを考えていても実際にどういうところでどういったことをすればいいのかというのが分からないというようなことだったのです。そのときにその会社の人が言うには、うちの町ではこういった施設でこういうふうな環境をつくるので、これとこれとこれを持ってきたらすぐにでもできますということをまずPRしてくださいと。ほとんどの企業の方はどこでテレワークをするかというのは今ほとんどインターネットで探すと。なので、インターネットの中にテレワーク、北海道って入れれば浦河がばーんと上に上がってくるような、そういった仕組みが必要なのではないかというようなご提案をいただいています。ですから、今回補正の中でも、9月の一般会計の補正の中でも、この部分のPRの仕方、テレワークの部分のポータルサイト、インターネットのサイトの部分のつくり方については、ちょっとその辺を意識しながらつくっていきたいというふうに考えています。北海道の移住もそうなのですけれども、浦河の移住が始まってからずっとトップ3、4ぐらいの中にいるというのは、やはり最初のスタートダッシュで先進地といいますか、お客さんをいっぱい獲得したということがもう最初の大きなメリットで、その後、ほかの町が幾ら参入してこようとも、上位の何市町村かはほとんど変わらない状況でありますので、テレワークについてもうまくスタートダッシュを決めて、北海道でテレワークするなら浦河というのが、5本、10本の指の中に入るような形にしたいという意気込みで頑張っていきたいというふうに考えてございます。

再質問 12番 米谷友光

分かりました。ぜひ今後、先ほど課長が言っていた、馬、自然、食材をぜひ利用しながら、本当にテレワークでするのであれば浦河町と言ってくれるようなまちづくりにしていただきたいと思います。本日はどうもありがとうございました。

出典:浦河町議会 令和2年第6回定例会 2020年9月15日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる