浦河町議会 令和元年第9回定例会 2019年12月12日
(1)2020年度から始まる小学校での英語の教科について/(2)中学校に通級指導教室の設置を
2019年12月12日、浦河町議会の一般質問で、荻野節子議員が「2020年度から始まる小学校での英語の教科について」「中学校に通級指導教室の設置を」について質問し、教育長 浅野浩嗣、教育委員会管理課長 三浦良一が答弁しました。
- 質問者
- 荻野節子 議員
- 答弁者
- 教育長 浅野浩嗣、教育委員会管理課長 三浦良一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 1番 荻野節子
おはようございます。座席は1番ですけれども一般質問は一番最後になっています荻野節子です。それでは、2点にわたって質問したいと思います。1点目は、2020年度から始まる小学校での英語の教科についてお尋ねしたいと思います。2020年から小学校の5年生、6年生は英語の履修が始まり、成績表の対象にもなります。指導体制は十分できているのでしょうか。現在、町内の小学校では、5年生、6年生は週2回英語の授業が行われています。3年生、4年生は週1回英語に親しむ取り組みが行われていると聞いています。教材は教師の手づくりが使われているのではないかと思います。これらの指導の中心は巡回指導教師が1名いて、四つの小学校を回って指導に当たっているということです。授業時間はこの指導の教師と担任、ALT、3人で行っています。この体制が毎回とは限らないということです。指導教師がいないときは担任が教えているということです。この指導教師も今年度限りということで来年度はどうなるかわからないということです。現在、指導をしているこの英語の教師は、浦河小学校の特別支援の教師ですが、中学校、高校の英語の免許を持っていたということで指導教師として全小学校を見ているということです。本当に来年度の新学期からこの各小学校の英語の教育はどうなっていくのでしょうか。今の実態を踏まえて、一つは小学校で英語を指導する、指導できる教師は何人いますか。②、5年生、6年生の英語の時間は週何回、年間の時間数、町内四つの小学校全体での時間数はどのようになるのでしょうか。三つ目は、ALTの役割はどのように位置づけていらっしゃいますか。四つ目ですが、教科書、教材はそろっているのでしょうか。五つ目ですが、5年生、6年生の指導の内容、到達点は何を目指すのでしょうか。六つ目、専任の教師が確保できなければ担任がすると聞いていますが、その体制はできているのでしょうか。⑦番目、教師の確保を最重点にしてほしいと思います。佐藤議員、飯田議員のプログラミング教育の中でも、これも来年から始まる。コミュニティスクールも進めたいなど、聞いていたら先生たちの働き改革どころか、する仕事がどんどんふえているのではないでしょうか。特に担任を持つということは大変な仕事がふえるということではないでしょうか。教師一人当たりの本当に労働時間は減るどころかふえていくのではないかと思いますが、そういう実態も私は英語だけ見ていたのですが、おとといからの一般質問の中で本当に大変だというふうに改めて思いました。町費での教師を確保してはどうでしょうか。今、教師は道教委から配置されるわけですけれども、プログラミング教育とか、それから英語のこの間私は浦河小学校の6年生の英語の授業を見せていただきましたが、そこでは子供はタブレット、それが大きな電子黒板にぱっと映っていく。それが映らないのが出てきているとか、答えを送れない生徒がいたら、担任の先生が回っているけれども、そのほかに英語の先生、それからALTの先生がいて、3人体制だから何とかやれる。29人だったと思いますが、そういう中で、これが担任一人でやるとしたら、子供の機械も見なければならない。指導もしなければならない。本当に大変です。そういう中で、これを補助できるような先生、それを道教委が加配を認めれば別ですけれども、そうでなければ町費で教師を確保してはどうか。今、浦河町は子育て住宅をふやして子育てしている親たちの応援をすると、こういう対策もとっていますが、一つには教育環境をよくすることではないか。私は学力テストの公表をああいうふうにするのは賛成ではありませんが、全国で北海道は下で、さらに日高は下でと、ああいう報道を見ると、本当に日高で子育てしたいというふうになるでしょうか。やはり日高で暮らせば環境もいい、学力も伸びる。こういうような町をつくっていくためにも、私は町独自ででも教師をふやして子供の学ぶ環境をちゃんとしていってはどうかというふうに思いますが、いかがでしょうか。答弁は短く、聞いていることに的確に答えていただきたいと思います。たくさん聞きましたので。二つ目ですが、中学校に通級指導教室の設置をということです。通級指導学級とは、通常の学級に在籍しながら、発達の程度に応じた特別な指導を受けることができる学級とか教室のことということです。浦河町では、浦河小学校にことばの教室があります。これが通級指導教室です。現在、14名の方が利用しています。特別支援学級というのとはまた違います。2020年には浦河高校にもこの通級指導教室の開設が予定されていると聞いています。ところが、町内、管内の中学校にはその通級教室はありません。現在、小学校や保育園、幼稚園などに子供が通学、通園する親世代の方々の中で、中学校に通級指導教室をの願いが広がっています。今、不登校などの子供もこの教室に行って何とか学校へ行けるようにしたい、そういうことで通級している方もいると聞いています。ぜひ小、中、高と一貫性ができるように町内中学校での教室の開設をして、小、中、高つながる体制づくりをしてはいかがでしょうか。この中で、日高教育局や浦河高校にも行ってきましたが、この教室をつくるには一定の人数が必要ということが言われていますが、浦河小学校にあることばの教室は、思い返せば私がまだ議員になって間もなくのころ、必要な子供がいてこの場で取り上げて実現して今に至っているということを今回改めてわかりまして、そのときは一人でも必要な生徒がいるということで始めたことだったと思っています。ですから、一定の人数がいないとできないということではなくて、一人でも必要な児童・生徒があるなら、そこに対応するということではないでしょうか。ぜひ中学校に通級指導教室を開設してほしいと思います。浦河高校では、人数ではなくてそういう必要な子供がいれば教室をつくっていくという、そういう考えで、今、準備に入っているということですが、お聞きしたところでは、来年は前期ではその準備を進め、そして実際に活動を始めるのは2年目からというようなことで準備を進めていて、そういう必要な子供が入学したときにも困らない準備を進めているということです。そういうことですから、ぜひ浦河町内の中学校にも通級指導教室を開設していただきたいと思います。以上です。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
おはようございます。荻野議員の英語の関係のほうについてお答えいたします。全部で①から⑦の質問があるのですけれども、①と⑥をあわせた形でまずお話ししたいと思います。小学校で英語を指導するというかできるということですか。できる教師は何人いるかということと、あとあわせて⑥番目、専任の教師を確保できなければ担任がというようなお話なのですけれども、荻野議員もご存じのように、中学校と違いまして、小学校は担任の先生が全部教えるということになります。小学校で、ですから教えるのは担任なのですけれども、できるということで免許を持っているかどうかということで町内の小学校4校ありますけれども、見てみましたら、浦小には、今、巡回の先生だけですね。その先生だけ一人。あと堺小には免許を持っている先生が一人、東部は今複式で講師で入っている先生が免許を持っています。荻小にはいないということになります。浦小の話なのですけれども、北海道教育委員会の小学校外国語活動巡回指導教員研修ということで、お話があったように、1年間だけになります。ですから、次年度についてはこの先生は浦小にいなくて町内の学校も巡回するということにはなりません、残念ながらです。専任の教師がということなのですけれども、実は道教委のほうで加配ということではないのですけれども、外部人材活用事業というのがあります。これは英語に限ったことではありませんけれども、英語についての部分でも免許を持たなくても外国語の力を持っていればということで、これは時間講師になりますけれども、そういった事業がありまして、昨年もことしについても、今、学校から要望が出て、町教委経由で申し込んではいます。去年についても申し込んでいたのですけれども、道教委で人材がいなくて結局うちのほうでも探したけれどもいなかったという、そういった経緯もございます。ですから、一番のところは人材不足かなということで考えております。できれば新年度から始まりますこういった英語、充実した体制の中で迎えればいいのですけれども、なかなか今厳しいというのが現状であります。②番目の5、6年生の英語の時間はということなのですけれども、5、6年生、今、浦小、堺小では60時間行っています。来年からは70時間になります。来年からは70時間ということで週2回というペースで行われることになります。荻小と東部につきましては50時間ずつ現在行っています。あと次、教科書、教材のことなのですけれども、教科書につきましては、来年から全面実施ということで5、6年生は教科書が与えられます。ほかの3、4年については、これまでもそうなのですけれども、文科省のほうの教材、それを使うことになります。ちょっと飛ばしましたけれども、ALTの役割ということですね。ALT、外国語指導助手、基本的に担任の先生の指導のもとで担任の教員が行う授業に関する補助をするということで、ですから授業での補助、また教材をつくるときの補助、そういったことを行います。そのほか、もちろん外国から来ていらっしゃいますので、その来た先の外国文化も子供たちに紹介する。そういったことも期待されているところであります。次に⑤番目の5、6年生、英語科なのですけれども、この到達点は何を目指すかということで、狙いとしてはコミュニケーションを図る基礎となる資質、能力を育成することということで言われています。内容的には聞くこと、読むこと、話すこと。話すこともやりとりするのと、あと発表、プレゼンテーション、こういった領域に分かれています。そして書くこと、この五つの領域にそれぞれ目標が学習指導要領の中で設定されています。来年度から使う教科書、もう決まりましたけれども、その内容を見てみますと、小学校5年の場合ですと、一番初めのレッスン1といいますか、そういったところでは、名前や好きなものを含めて自己紹介ができると。そういったところからまず始まっています。最終的に5年生の終わりのところでは、自分のまちの紹介をすることができるということで、そういった内容にもなっています。今度これが6年生になるとさらに進んで、たくさんの友達と自己紹介をすることができると。終わりに至りましては、もう中学校で頑張りたい部活動や学校行事、教科を発表することができると。またお世話になった人に感謝の気持ちを伝えることができるというような内容になっています。小学校の中で扱う単語数としては、全体で大体600から700語ということで言われているところです。授業のほうにつきましても、荻野議員ごらんになったように、オールイングリッシュまで行きませんけれども、かなりもう英語ばかりというような授業になっているところであります。あと、⑦番目の教師の確保、町費でというお話であります。先ほどもお話しましたけれども、道教委のそういった事業もあります。そこもうちは活用したいなと思っているのですけれども、人材が見つからなくてということで、今年度の分も今応募しています。ですから、道教委が基本的に募集を出すのですけれども、うちのほうでも人材が担保できるような形で応募したいとは思っているのですけれども、去年もなかなか見つからず、今年度につきましても厳しい状況でありますけれども、そこは努力してまいりたいと思います。都会のほうですと、英語の時間講師ということで、自治体で単独で募集しているところもあり、そこは人材が豊富なようでうまく回っているようでありますけれども、いずれにしても人材の確保ということが難しいということで認識しております。あと、仮に町費で丸々英語科の教員ということで雇うとなりますと、これまた人材のこともありますし、その方が浦河の教員だけで人生をという、何というのでしょうか、教員人生といいますか、ライフプラン、その方の兼ね合いもあるかなと思っております。あと人件費のこともあったりということで、いろいろな意味で人を見つけるのが難しいというのが現状であります。最後に、教育環境を整えることが子育て世代の定着、そしてまた移住といいますか、転入、それにつながるのではないかなというお話ですけれども、全く同感であります。子育て世代の定着、そういった転入にはいろいろな要因があると思います。生活環境の充実とか、医療、福祉の充実、こっちに来たときの労働環境とかあると思うのですけれども、教育もその一つかなと思っています。教育環境、ハードとソフト両面があると思います。社会教育の側面があると思うのですけれども、その中でも一番特に気になるのがこの義務教育の時期かなと思っておりますので、いろいろな意味で先生方、小学校の先生方、今大変な局面に来ていますけれども、今後、国のほうでも、そもそもが養成期間、学校で大学で養成しますけれども、こういった中で十分力をつけた者が今後は教員として出てくるのかなと思っていますけれども、この過渡期にありまして、先生方の働き方改革も含めながら人材の育成といいますか、確保また育成に努めていきたいと思っています。以上です。
答弁 教育委員会管理課長 三浦良一(教育委員会管理課長は2021年3月まで)
それでは、私のほうからは2点目の中学校に通級指導教室の設置をという部分についてご答弁申し上げます。1点目のご指摘の点につきましては、現在、小学校で通級指導教室を利用されている保護者を中心とした有志の方々より、当委員会にも中学校にも設置をという要望がされているところであります。このため、今後、中学校での利用者数についても一定程度あるものというふうに考えております。このため、教育委員会としても、来年度以降の通級指導教室の開設について北海道教育委員会に要望をしているところでありますので、今後のさらに利用者等の状況、専任の教諭等の配置等を見て進めていきたいと考えております。2点目の通級指導教室では一人でも設置をという形でということでございますけれども、現在の通級制度による教諭配置基準につきましては、対象となる子供が13人以上というふうにされております。先ほども荻野議員のほうからもお話をされてございましたけれども、現在、浦河小学校で行われている通級指導教室には14名の児童が利用している状況であります。このため北海道教育委員会から1名の専任の教諭を配置し対応をしているところでございます。先ほども言いましたけれども、議員のご質問については、一人でも対象児童がいれば通級指導教室の開設をという趣旨でございますけれども、町単独での教師の配置につきましては、教員の確保が困難、あと人件費の負担なども考慮して難しいかなというふうに考えております。ただし、先ほども述べたとおり、中学校での設置については、ある程度利用者数が設置基準以上になるものというふうに考えており、今後、北海道教育委員会を初め、保護者など関係機関とも協議して進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。
再質問 1番 荻野節子
それでは、再質問をしたいと思います。小学校での英語の指導する教師というのは、免許を持っている人が3人ということですけれども、浦小の今やっている先生は来年はどうなるかわからないと本人も言っていましたし、でもやはり小学校の先生は総合ですから専科という免許はとっていませんよね。その先生ばかりが、今、小学校にほとんどいて、たまたま、今、浦河町の小学校全部の英語の時間に行っている先生はたまたま中学、高校の英語の免許を持っていて、道からそのほかの先生の指導ということで進めているという話ですよね。今の担任の先生たちがちゃんと英語を指導できるように、今、その先生がモデル授業をやっているようなものなのでしょう。この間研究会もあって、私も見せてもらったし、先日は浦河小学校で英語の時間を見せてもらって、3人体制でああいうふうにやれると子供たちもいいし、すごくよかったと思いますけれども、これから来年から始まってああいう授業がどこでもやれるわけではないのだと思うのですよ。だからやはり来年の体制はできているのでしょうかと私はまず聞きたいのです。浦小ではこういうふうにやる。堺小はこうとかと。そこのところをまず英語の教師の体制はどうなるのか。だって教科書になって成績つけられるのですから、5とか4とかと。だけれども、子供たちの問題というより、まず新しい授業だから、先生がどんな指導をするかで子供たちも変わるのではないか、私は思っているのですけれども、来年の教師の配置はまずできているのかどうか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
体制といいますか、先生方の配置ということなのですけれども、荻野議員ごらんになった授業は、あれが3人で一番というか、ベストだと思います。担任がいて、ALTがいて、なおかつそういった指導ができる、今回の場合ですと外国語巡回指導教員ということでありますけれども、これがベストかなと思いますけれども、これもちょっと言いますと、昨年、道教委のほうから話がありまして、教育委員会のほうに、それではぜひともということでどこの学校がいいかな。浦河小学校に英語の専科を持っている先生がいましたので、その先生をそれにあてがうと。それを通しながら町内全体の小学校の先生方の次年度に向けてのどういった体制でしたらいいかなという授業の企画また指導について勉強する形で彼女がその巡回指導教員を入れています。新年度につきましては、なかなかその体制は全部組めません。小学校ですから、何回も言いますように、担任ができるできないというよりも教えなければいけません。もうそうなっていますので、それに向けてその巡回教員が行って研修をする。またプログラミング教育もそうなのですけれども、道、県、あとこの間は日高教育研究所の授業を見ていただきましたけれども、管内の研究所が行う研修授業、そのほか、各個別の授業を通じながら、あと学習指導要領の中には、こういった内容、あと教科書を指導する先生用の指導書もあります。そういった中で各担任が進めていくと。うちも小学校にALTは二人いますけれども、一人は中学校、一人は小学校ということで、ですから、全部の学校の授業にうちのALTがつけるわけでもありません。そこは4校で調整しながら派遣することになります。なおかつももう一人ということなのですけれども、ここの部分がなかなか難しくて、先ほど触れました、道教委の外部人材活用事業、これ今手を挙げていますので、こちらで人が確保できればありがたいなと。できなければ町の中でも臨時というか、そういった形で、ただ町内で確保できれば町内で見つけた人材を道教委の事業にあわせて活用できますので、ですから、まずその辺の人探しが大切かなと思っています。いずれにしましても、体制としては十分ではありませんけれども、担任が中心となってALTがその助手を確実に務めながら、なおかつプラスアルファでいる人材、こういった中で5年生、6年生、それぞれの学習目標にのっとってといいますか、目指して進めていくようなことで、今、各学校のほうでは準備をしているところであります。以上です。
再質問 1番 荻野節子
全く見通しがないというか、はっきりしていない。来年の4月から始まるのですよ。だから、ああいうちゃんとした指導できる先生がいてやれれば、この間、私見せてもらったときは、本当にその英語の時間は日本語を使ってはいけないのです。挨拶からお友達を呼ぶ、何をするにも全部英語、先生も英語で言ったら生徒がそれに答えて授業をする。そこにALTの先生が発音が違うと正しい発音はこうですと口をしっかり動かしてやると、日本人の口の動きと違うなと私は見てきたけれども、そういうふうにして指導して、答えのわかった子はタブレットを自分のところをきゅっと押すと大きな電子黒板にその答えがぴっと行く。おくれている子とか答えが書けない子は、そこが穴みたいに白くなってあいている。そこを担任の先生が一人ずつ回って、機械がだめだった子もいたのですけれども、答えがわからなかった子もいたりして、そういうふうにして授業もする。さらに、今、習ったことがちゃんと生かせるかというのをじゃんけんぽんしながらお互いに自己紹介を全部英語でやるのですけれども、じゃんけんぽんも英語を出したのですけれども、私はそこでおろおろしながら見ていたのですけれども、そうやってやると、子供たちも目、耳、体で覚えるというか、授業そのものは楽しくやられていて、そのときは浦河町のまちに何が欲しいかという授業、それを英語でやったのですよね。そして今あるものはというのは、先生が自分で、何というのですか、教材をつくって、常盤町のタコの滑り台とか、それからファミリースポーツセンターとか、今こういうものが浦河町にありますというのも全部英語で言って、このほかに何が欲しいかというのを子供たちが書いたり、手を挙げて発表したりという、そういう授業で、40分でしたけれども、本当に私も吸い込まれて、最後に感想を求められましたけれども、こんなに楽しく英語の勉強ができたら私ももうちょっと違ったかなといって感想を言ってきましたけれども、でもそういうふうに今はやられている。今の6年生はそれで中学校に行くからそれを基礎に英語の授業にすっと入っていけるけれども、来年5年生になる子、今、5年生も6年生ほどではないのでしょうけれども、やっているからいいけれども、5年生は全く初めてやるのに、今の答弁だと担任が中心で、小学校の先生たちは英語の免許も持たないわけですし、浦小でそういう経験を学んでいればすっと入れるかもしれないけれども、そうではないのではないか。私はやはり今のいる英語の今指導している道教委が任命したその先生をさらに残ってもらって、担任の先生たちの指導を別な時間でやってもらう。それくらいにしないと、担任の負担は大きくて担任はやりたくないということになったらどうなるのかなと思うので、やはり人探しも進めながら、ちゃんと英語の指導が教えるのは当たり前だというような答弁だったけれども、得手ではないものを教えるというのは相当のプレッシャーになるのではないかと思うけれども、ある程度自信を持って担任の先生たちの研修をしたほうがいいのではないかと思うのですけれども、そういう考えはないのですか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
先ほど申し上げましたように、いろいろな機会で研修はしています。荻野議員には本当に一番ベストな教室を見ていただいたかなと思っています。私もほかの学校のを見ています。例えば東部小学校の場合、人数も少ないこともありますけれども、担任の先生が一人でほぼ、発音はどうかなと思うのですけれども、オールイングリッシュにほぼ近いような形で授業をICT、電子黒板ではありませんけれども、そういったものを使いながら、発音の部分ではネイティブの方のビデオを流したりとか、そういったことをしながら、先ほどおっしゃっていたような、うちの町に何があって何があればいいなというような、そういった授業もしていましたので、先生方、やらなければだめだというそういったこともあるのですけれども、そこは先生方も積極的に研修に取り組んでいますし、これからの5年、6年で始まる英語科、これは中学校のほうにスムーズにつなぐような形で中学校も移行期間といいますか、動きながら進めていますので、もちろん先生方は一生懸命やってくれますので、そこは期待しているところであります。以上です。
再質問 1番 荻野節子
それと2番目のところなのですけれども、時間数なのですけれども、先ほど2020年からは5、6年生は70時間、それで荻小と東部小が50時間と言ったのですけれども、何で同じ小学校で時間が差があるのですか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
移行期間ということで、本年度と昨年度、この2年間が移行期間になって、国のほうでは50時間、これまで35時間行っていたのですけれども、外国語活動で、それにプラス15時間の50時間を移行期間で基本的に、それ以上してくださいねということで来ていました。実際全部の学校がそろえばよかったのですけれども、学校の事情に応じてということで、浦小と堺小は行くところが一中になりますので、そういったこともあり、そこをそろえながら、なるべく本番に近いような時数でということで、それぞれ学校の意見を聞きながら東部、荻小については50時間、来年からは当然もう70時間ということで進めていくことにしております。以上です。
再質問 1番 荻野節子
行く中学校が一緒だからそろえるのはいいけれども、四つの小学校の中で差があるというのは、幾ら移行期間とはいえ、では東部と荻小は50時間でよかったのですかと。学校の先生たちの希望とはいえ、やはりちゃんとそろえるのが、こんな20時間も差があるのですよ年間で。そういう差をつけてはいけないのではないでしょうか。それこそ学力テストは全部一斉なのですよ、全国一斉。いろいろな先ほども教育長言っていたけれども、都市では先生は確保できるけれども田舎はできないから、だから差がつくというのも本来はおかしいのではないですか。憲法のもとでもみんな平等なのですから、そこのところをやはり自分たちでできなかったら道教委に言うとか、やはりそういうこともしっかりやらないと、町内でこんな差をつけるというのは、私、時間聞いて全部一緒だと思っていたのに、先ほどの答弁聞いて、これは何と、やはりスタートラインでこんなことしたらだめではないのですか。だから、今度、新年度はちゃんと同じ時間になるのですか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
新年度からは全面実施ということで70時間になります。以上です。
再質問 1番 荻野節子
やはりスタートラインで差をつけたというのは私認めたくない。そういう子供の中に不公平なことを持ち込むのは絶対許されない。ちゃんとそれを同じようにするために頑張るのが教育長の仕事ではないかと思うので、もう終わったしまったことを取り返せないけれども、来年は一挙に70時間になる。そういう町内の中で差をつけるというのは、今後どんな場合でもあってほしくないので、そのことを厳しく言っておきたいと思います。三つ目ですが、ALTの先生の補助というのはわかりました。でも本当にやはり本場のきれいな英語を話す人がいると生徒たちの発音も変わるし、授業そのものも楽しくなってよかったと思いますので、この間新聞にはいろいろな、浦河はちゃんとルートを通して入ってきているけれども、そうではなくて、民間がやって、すごい給料で劣悪な条件で働かせているという北海道新聞の報道もありましたけれども、ぜひ楽しく働いて、子供たちにいい指導をしていただけるように進めていってほしいと思います。それから、④番目ですが、今は移行期間ということで正式な教科書はなかったので、今度は教科書ができるということなので、それを使うことになると思いますけれども、結局3年生、4年生はやはり先生の手づくりというか、一応文科省のものがあって、ファイルで綴じてあって、そこに生徒たちはファイルで綴じたものを使っていましたよ。そこに自分の名前が書いて、そこには指導する基本、きょうは何日、お天気は何とかというのをやっていくようなものがありましたけれども、それだけではだめなので先生たちが一生懸命教材をつくって、そして電子黒板とタブレットを使ってやっているということなので、これからは教科書がちゃんとできてくるけれども、3年生、4年生は楽しむということを教えるということですけれども、そこのところもこれからも今のような形で続けていくのですか、3年生、4年生。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
3年生、4年生は今回の学習指導要領で今までなかったのですけれども、5、6年のやっていた活動、外国語活動が3、4年ということで35時間、教科書はなくて教材、文科省から出されています「レッツ・トライ」という教材なのですけれども、それを使いながら行うと。必要に応じて先生方が今おっしゃられたような形で教材を使いながら進めていくと。3、4年については、5、6年の英語は五つの領域があったのですけれども、もう3、4年はもっと下の段階で、話すと聞く、話すも二つの領域がありますけれども、やりとりとプレゼンテーション、そういった5、6年の前の段階の英語に親しむという部分でのところに力点を置いた狙いになっているところであります。以上です。
再質問 1番 荻野節子
それで、やはり⑥、⑦にかかわりますけれども、やはり人材の確保ということで、3年生、4年生も学校に差をつけないでくださいね。ちゃんと同じようにみんながやれるように、担任の先生がやるにしても、ALTの先生が足りなければ、今、二人になって一人は小学校、一人は中学校だけれども、やはりちゃんと全ての学校に回って子供たちが差をつけないでできるようにしてもらいたいものだと思います。そこはやはり何といっても人の配置なのだと思うのですよね。だから、本当に人材確保が大変だと言っていますけれども、本当に真剣になって確保していかないとだめなのではないかというふうに思うのですよね。学力テストの結果も、英語は話す書くが課題となっていると振り返っているし、回答率も全国平均を2ポイント北海道は下回っているという課題が全道的にある中で、さらに日高では、日高のそれは出ていませんでしたけれども、やはりちゃんと差がないようにしていく。そのためには教師を確保するということなのだと思うのですよね。だから、先ほども言いましたけれども、英語も自分はちゃんと専科として勉強してこないけれども担任だから教えてなければならない。それにプログラミング教育、それからコミュニティスクールとか、もう次々課題ばかり来るけれども、先生たちはそのほかにほかの教科も小学校は全部見るわけですから、そういう中で本当に子供たちが楽しく学べるような環境をつくっていくというのはなかなか大変だと思いますけれども、本当に子供たちは大人が考えるよりももっと吸収力があるわけですから、ちゃんとした指導をすると。日高の子供たちもみんなちゃんと力がついていくと私は思っています、自分の子育てのときから。やはりいい教育環境があれば、本当にきちんと育っていくものだと思うので、人材確保が必要だというふうに思うのですが、私は、英語の教師、それからタブレット、それから電子黒板だとか、そういう私は全く不得意だからああいう機器を使いこなしながら子供たちを見ていくというのは大変だろうなと勝手に思っているのですけれども、そういうところにもうちょっと一人いれば、もっと先生も指導に専念できるのではないかというので人の確保が必要だと思うのです。今、浦河町では医師確保対策とお金もつけてやっていますよね。日赤ももちろんやっているけれども、浦河町でもちゃんとやっているわけですよね。だから、教師確保の対策室がチームをつくって進めていってはどうかなと思うのですが、どんなものでしょうか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
ただいまご提案といいますか、ありました、そういった確保のためのチームというか、組織ですね。これは多分うちの町でなくてほかの町でも同様な課題があると思います。また北海道自体でもそういったこともあるかなと思いますけれども、いずれにしろ、組織をつくるつくらないにかかわらず、人材の確保、道教委にもなかなか細かな人事といいますか、全体の配置については道教委のほうでするところでありますけれども、そういった中で教育委員会もこれまでも意見といいますか、お願いはしているところであります。そういった中である意味ピンポイントでのお願いをしながら、また基本的には学級担任、小学校はそうなのですけれども、教科担任を英語とか、何人か小学校に教科担任を置いていただければなというようなそういったことも思っています。管内の教育長方でも話していますので、どんな形かで道教委にも、特に英語については教科担任が必要ではないかなと思いますので、要望していきたいと思っております。以上です。
再質問 1番 荻野節子
教育長一人でなく、やはり複数でいろいろな意見、それからどういう方向に進めていくかということもチームでやったほうが私は進むのではないか。よその町の様子見ながらではなくて、そういうときは浦河がというくらいの思いで人材確保はしなかったら集まらないと思うのです。横並びでやっていたら、幾らか札幌に近いほうとか、そういう距離のこととか、先生たちだってやはりいろいろな人生設計があるだろうから。だから、私はチームでやって、しっかりつかんでいくということが大事ではないかなというふうに思うのです。先ほど到達点についてもはっきりおっしゃっていましたが、本当に英語に限らず、学習で大切なことは、何のために勉強をするのか。そういう目的がはっきりすることが必要だし、学ぶことが楽しいという、そういう気持ちを学校の中でも町の中でもつくっていくことが大切なのだというふうに思うのです。そのために、先生も子供たちもみんな元気に学んで自分たちが成長していく。そういう学校づくり、教育環境づくりをしていくために、みんなで力を合わせて取り組んで、子供たちに絶対差別を持ち込むようなことはしないで、本当に浦河で学んでよかった。そういう教育環境づくりに力を注いでほしいし、新しく始まる英語教育で落ちこぼしのないように、みんなが視野が世界に広がるくらいの楽しい授業を進めてくれるように力を尽くしていただきたいと思います。英語については終わります。二つ目のところは、中学校に利用者からも要望が出ているし、一定の方々も利用の必然性もあるように思うということで、来年度以降について要望もしているということなので、ぜひ一日も早くできるように最善の努力をしていただきたいと思います。きっとお母さんたちもそういう話を聞くと喜ぶと思います。しかし、一つ私は不思議なのは、その教室をつくるのに定数が必要だと、そこのところがなかなか、でも、今回調べてみましたけれども、文部科学省の特別支援学級及び通級による指導に関する根拠規定等とかを読むを、そこに人数の規定はどこにも書いてないなと思ったので、どこでこの定数を決めているのですか。道教委なのか文科省なのか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
道教委であります。道教委のほうで教育委員会を通して各学校のほうに加配教員配置希望というのが来まして、そういった中で具体的に言いますけれども、浦河第一中学校と、そういった地域から保護者から要望があるということで聞いて、中学校と相談しながら中学校経由でその希望を出したのですけれども、もともとの道教委の募集のといいますか、内容は13名以上ということで、ただしその限りでもないというようなただし書きもありましたので、ですから、実際、今回数字拾い上げた段階でそこには満たなかったのですけれども、今、町教委経由で道教委のほうには要望しているところであります。以上です。
再質問 1番 荻野節子
特別支援学級というのは、例えば手足が不自由とか、いろいろなはっきりしているそういう子供たちには特別支援学級で言葉のことだとか、いろいろな教室がつくられている。その子はそこに行く。だけれども通級というのは、基本的には普通教室に行っていて、さほど普通の学習には支障はないけれども、お友達とのコミュニケーションがうまくいかないとか、自分の考えをちゃんと言えないとか、そういうことが学校へ行きたくないことにつながるとか、そういう子供たちのよりどころとして放課後、今ある浦河小学校のことばの教室へ行っていろいろなサポートを受けてまたあしたも学校へ来よう。そういう指導をするのが通級学級というところなのです。そういうところに13人いなければだめだという、そういうふうにくくるというか、そういう子がいませんかいませんかと、集めるというのもおかしいのです。それで、私、文科省のところには書いてもいないし、浦河高校に行って聞いたら、来年度、中学校を卒業する段階から相談も受ける。それからに入試テストが終わった後でも相談を受ける。そういう相談を受けた中で必要であれば半年間準備をして、その後先生の確保、教室の確保だとかいろいろやって、2年生からつくっていきたいという浦河高校の先生でしたが、だから一人でも二人でもやるという体制なのですけれども、浦河教育委員会は13人いないとできないと言ったから、何でそういう13人と区切るのかなと。集団のスポーツをするとか、一定の数をそろえて講演会をやるとか、そういうときなら定数というのがあってもいいけれども、そういう子供たちの心とか、いろいろなところを援助するのに人が一定の数がいないとだめだというのは、すごく私納得いかなくて、今度、日高教育局に行って話に行ったら課長さんが出てきて、13人と決まっておりますと言われて、そこで今言ったようなことを言って、そういうふうに決めることがおかしいのではないかと言ってきましたけれども、そうなのですけれどもねと言われたので、そういうのは撤廃してやっていただきたいと言ったら、人の確保なのですよねと、お金もかかるのでねと。そういう問題ではないのではないかと言ってあそこの課長さんとちょっとやり合ってきましたけれども、そういうことでも今回やっていただける方向が見えたので、ぜひその方向で努力していただきたいということと、やはりどう見ても人材の確保が一番のネックのようですので、ぜひみんなで力を合わせて人の確保もして、子供たちを一人もおくれさせずちゃんと成長させるように組織で取り組んでいただきたい。そのことをお願いして終わります。ありがとうございました。