みんなの議会

浦河町議会 令和元年第6回定例会 2019年9月10日

(1)ヨーネ病の町内、管内の発生について/(2)日高自動車道にトイレ設置を

2019年9月10日、浦河町議会の一般質問で、鎌田信一議員が「ヨーネ病の町内、管内の発生について」「日高自動車道にトイレ設置を」について質問し、産業課長 長崎哲之、企画課長 伊藤雅教、町長 池田拓が答弁しました。

質問者
鎌田信一 議員
答弁者
産業課長 長崎哲之、企画課長 伊藤雅教、町長 池田拓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

この議員がこの登壇で質問した件は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。

質問 13番 鎌田信一

今回は2件について質問いたします。1件目は、ヨーネ病の町内、管内の発生についてです。ヨーネ病は前回辻議員が質問していますが、もう少し詳しく質問したいと思います。ヨーネ病はマイコバクテリウム属のヨーネ菌の感染によって起こる慢性肉芽腫腸炎で感染症であります。感染動物に対する治療は行われず、屠殺されます。ヨーネ病の名前はこの細菌を発見したドイツの細菌学者による由来です。ヨーネ病は1971年に家畜法定伝染病に指定されました。対象家畜は牛、水牛、綿羊、ヤギ、また鹿なども対象になります。国内でも近年、本症の摘発頭数が増加する傾向にあるようです。感染経路は餌箱等の経口感染や排便が主である。また、母牛から子牛への感染が伝播経路として重要であるとされています。同居牛への水平感染で広がるおそれがあるそうです。ヨーネ病は牛、綿羊、ヤギなど反すう動物に、感染から発症まで数年を要し、数年間は明確な症状を呈さない不顕性感染状態、つまり感染が成立していながら臨床的に確認し得る症状を示さない感染状態で推移するということであります。発症すると慢性の頑固な間欠性の下痢、泌乳量の低下、削痩等を起こす。削痩ということはやせていくということです。妊娠や分娩など、ストレスが発病の要因ともされている。発症数カ月から1年以内に衰弱して死亡する家畜伝染予防法における法定伝染病で、搾乳牛及び種畜を対象に5年ごとの関係機関による検査が義務づけられています。予防や治療は現在実用的なワクチンがなく、化学療法も困難である。本病の防疫対策には、患畜及び保菌牛の摘発、殺処分及び汚染物質の徹底した消毒が有効であるとされています。ヨーネ病はこのように大変厄介な感染症であり、管内えりも町は平成25年12月に発生が確認され、令和元年8月19日現在までで繁殖267頭、育成120頭、計387頭の和牛が殺処分されています。このことは町内の基幹産業である畜産農家、現在肉用牛主要農家23軒においても非常に大きな影響が出ており、多頭数を飼養していた畜産農家を初め、数戸の農家が廃業を余儀なくされ、地域にとっては深刻な問題となっています。このことは他町の問題ではなく、町内においても4戸8頭の黒毛和牛がヨーネ病を発症し、殺処分されました。この和牛5頭は繁殖用に購入された牛と聞いています。ヨーネ病を発生した飼養農家は、飼養頭数3年間の検査をクリアしなければ解除にならず、大変な労力と心労になります。陽性牛が出た場合にはまた一からやり直しになるそうです。町内の第二基幹産業ともいえる畜産肉牛農家35戸や乳牛農家は大きな不安を抱えていると思います。和牛農家の人が繁殖牛を購入する場合など、特に気を使うと言っていました。またある農家は、ヨーネ病が出たら廃業だとも言っていました。黒毛和牛のヨーネ病の発生牛には国より評価額の8割が補塡されると聞いていますが、軽種馬生産と同じように繁殖牝馬、繁殖牛が子馬、子牛を生まなければ、生計が成り立たないのです。また地域でヨーネ病が大量発生すると風評被害もあると聞いています。このようなことから町はヨーネ病に対して真摯に指導していただきたいと思います。次の質問をいたします。1、ヨーネ病について説明してください。また、法定伝染病でありながら、牛の種畜に対しての検査期間、方法が一定でないと聞いたことがありますが、どのようなことなのか。2、町内のヨーネ病の発生状況はどうなのか。また、差し支えなければ、道内、管内の発生状況も教えてください。3、ことし、町内の黒毛和牛に発生したと聞いていますが、どのような対応を、また、どのような指導をいたしましたか。4、近年、えりも町で大量の黒毛和牛にヨーネ病が発生し、JAひだか東農協が支援策を承認、えりも町でも9月の定例町議会に支援策を提案するようです。老婆心ながら、仮に町内に発生した場合の町の支援策は考えられますか。続きまして2問目です。日高自動車道(道内)にもトイレ設置を。日高自動車道をネットで検索すると、北海道苫小牧字植苗を起点として、北海道日高郡新ひだか町を経由して北海道浦河郡浦河に至る延長約120キロメートルの予定の国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路、一般国道の自動車専用道路であると書かれています。1998年開通、管理者は国土交通省北海道開発局室蘭開発建設部となっています。昭和63年度から事業が着手され、起点苫小牧東インターから日高厚賀インターチェンジまで路線59.9キロメートル、厚賀インターは平成30年4月21日に開通いたしました。苫小牧、札幌方面などへの所要時間が大変短縮されるようになったと思います。これからも静内まで延伸されます。浦河町まで何十年先かわかりませんが、計画区間になっているようです。この長い路線にトイレがないことに大変不便を感じている人が大勢いると思います。今日では一般国道の市町村には道の駅や市街地の至るところにコンビニがあります。また高速道路にも数十キロメートル置きにはトイレの施設があると思いますが、なぜ長い距離の自動車道にトイレがないのか、非常に疑問に思います。今後も静内、ひいては浦河まで延伸した場合に、トイレの利用は欠かせないと思います。大変失礼だとは思いますが、自動車道を考案、設計した関係者はトイレ利用の考えはなかったのか不思議です。特に小さい子供や高齢者は自動車道に乗る前までは尿意を感じなくても、数十分後には感じてくることがあります。議場の皆さんも感じたことはないでしょうか。また、自動車道には駐車もできなく、大変だと思います。ひいてはインターチェンジをおりてコンビニ等に駆け込むといったようになります。これは現在において、長距離自動車道の本来の姿だろうとは思えないのです。トイレ一つを設置するのに、自動車道全体の経費から見てそんなに工事費が多額になるとは思えないのですが、道路規格上に問題がないような、立派なトイレでなくても簡易型に近いようなトイレを設置できないのか。どうしても問題があるのなら、各インターの出入り口の近い場所に設置を考えてはどうなのか。今地方は人口減に歯どめがかからない、移住人口等をふやす上でも、道路網は大事な要素の一つであると思います。このようなことから、自動車道にトイレの設置を関係機関に要請していただきたいと思います。大変失礼ですけれども、発言通告書の中に少し字の誤りがありまして、昭和63年から事業が着手され、起点苫小牧東インターから日高厚賀インターまでの間の路線59.9キロメートルが開通。これからも静内まで延伸される。この路線にはトイレがないことに不便を感じますが、小さい子供や高齢者には「自動車道に乗る前」と訂正してください。乗る前までは尿意を感じなくても数十分後には尿意を感じることも多く、駐車ができなく大変である。どこかの間に簡易型に近いようなトイレを設置できないか。問題があるなら各インターの出入り口に設置を要請できないか。ぜひ要請をお願いしたいと思います。以上です。

答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)

鎌田議員の1件目のヨーネ病の町内、管内の発生について、4点の質問にお答え申し上げます。ヨーネ病につきましては議員が冒頭詳しくご説明いただきましたとおりでございますので、少し重複するところもございますが、ご容赦いただければと思います。まず1点目ですけれども、ヨーネ病の説明とそれから検査期間についてのご質問です。ヨーネ病とはヨーネ菌という細菌を牛などの反すう動物が口から体内に取り組むことにより感染するため、議員ご指摘のとおり口からの経口摂取、それから出産直後の子牛が親牛などから感染することが多く、このヨーネ菌は感染した動物の体内でゆっくりと増殖するため、発症がわかるまでに非常に時間が長くかかるというのが特徴で、議員もご指摘いただきましたとおり、保菌しているだけでは症状になかなかあらわれにくいのが多いのですが、発症すると慢性の下痢を起こし、栄養状態が悪化し、最後は死亡に至るといった病気になります。現段階ではこの病気に対する有効なワクチンや治療法はないと言われております。ヨーネ病の検査などにつきましては、家畜伝染病予防法第5条の規定により、各都道府県により少なくとも5年に1度実施することが定められ、各都道府県の判断でそれぞれ検査が行われており、全国までは調べていないのですけれども、埼玉県や山梨県などでは4年ごと、北海道においては5年ごとに定期検査が行われております。定期検査の対象は24カ月月齢以上の繁殖牛及び雌雄牛であり、発生が確認された農場においては家畜伝染病予防法の51条に基づき、年1回から4回の再度の検査が実施されています。浦河町においては平成30年9月から10月にかけてこの法に基づく5年に1度の全牛の飼養農家を対象にした検査が実施されております。延べ48戸で1,021頭を調査しております。また、法定検査ではありませんけれども、道では独自に他県から牛を導入する場合には、遺伝子検査による着地検査を行っているというふうにも伺っております。二つ目、町内のヨーネ病の発生状況、それから管内の発生状況ということでございます。町内の発生状況は、昨年実施された5年ごとの全戸調査で4戸7頭、そしてことし、年がかわりまして2月に行われた3カ月後の再検査のほうでもさらに1頭が確認されており、合わせて4戸で8頭の発生状況となっております。これは浦河町におきましては10年ぶりの発生となっております。一方、道内の発生状況につきましては、北海道の公表資料によりますと、平成29年、これは1月から12月の期間ですけれども、48市町村、182戸、713頭。このうち日高管内、これは浦河は入っていませんけれども、管内1町で6戸、51頭というふうになっております。平成30年度につきましては、全道で40市町村、144戸、682頭、このうち日高管内、浦河を含めて3町、9戸、39頭となっております。ことし1月から7月末の現在では39市町村、113戸、549頭となっており、このうち日高管内は浦河町を含めて3町、9戸、177頭となってございます。三つ目のご質問です。ことしの発生した状況、どのような対応をとったかということでございますけれども、浦河町におきましては、昨年11月からことしの2月にかけてご指摘のとおり8頭の牛、黒毛和牛で発生が確認されました。これまでの対応としましては、昨年11月に浦河町家畜自衛防疫対策協議会が中心となり関係機関のほうを招集し、牛ヨーネ病発生緊急防衛対策会議を開催し、全牛の飼養農家に対する説明会の開催を決定し、11月26日に肉牛の飼養農家、27日に乳牛の飼養農家に対して現状の説明ですとか今後の各農家の自己予防対策の説明、徹底などをお願いしているところです。また、感染防止に向けた取り組みとして、全部の牛飼養農家に対し消毒槽と消毒薬を配付したほか、要望のありました発生した農家につきましては、町、JAひだか東を初め日高振興局など関係機関とともに職員を派遣して希望農家の牛舎の清掃、石灰の散布などを行っているところです。4点目、えりも町の状況に対して仮に町内で発生した場合の支援策はどのように考えているかという質問でございます。今回えりも町の状況につきましては、町としましても関係機関から情報の収集などを行っており、先般JAひだか東の支援策についても情報提供をいただいているところです。えりも町の支援制度としては、病気となりました患畜対象牛、発生に対する見舞金や新たな牛の導入に係る助成金などを実施すると伺っております。浦河町での今回の発生原因は、市場等で購入した導入牛が大半であったため、町のほうで既に実施しております優良繁殖後継牛の保留奨励事業等を活用し、各農家での自家保留をしていただくことも一つの有効な対策と考えているところです。そのほかいろいろな防除対策をとり行っても、仮にさまざまなそういった取り組みをしても、えりも町のような大規模な発生や感染拡大が起こってしまった場合は、当然JAひだか東農協や各関係機関からも町に対して支援要請があるものと考えておりまして、そうした要請があれば浦河町としましても必要な支援策を講じて対策を行っていく必要があるというふうに考えております。現状、浦河町としましては、ことし2月以降の発生は現時点では確認されておりませんが、このような状況を踏まえて、決してこの状況を楽観視せずに、えりも町の状況を含め各町の動向も注視しながら、引き続き関係機関と連携して町内での発生予防に万全を期してまいりたいというふうに考えております。以上です。

答弁 企画課長 伊藤雅教(企画課長は2023年3月まで)

私のほうからは、鎌田議員の2点目の質問、日高自動車道にトイレ設置をという質問に対して答弁させていただきます。日高自動車道は、昨年4月に厚賀まで開通となりました。計画区間の約半分を開通したところであります。日高自動車道を利用して札幌へ向かうときは、厚賀から高速に乗りますと、まず最初のパーキングエリアは約70キロメートル先の美沢パーキングとなります。パーキングエリアの整備条件は、道路構造令に出入り制限された道路には必要に応じて休憩施設を設けるものとするとなっております。しかし、明確な整備規定がないのが現状であります。室蘭開発建設部によりますと、日高道において現時点でパーキングエリアなどの整備計画はない。休憩についてはインターチェンジに隣接する道の駅、むかわの道の駅ですけれども、そちらを案内しているとのことでありました。日高道の整備につきましては、高規格幹線道路日高自動車道早期建設促進期成会、これは池田町長が会長となっていますが、その中で一日も早い早期の浦河までの完成を強く要望しているところであります。その中でパーキングエリアの設置も要請しているところでありますが、簡易トイレにつきましては、今後さまざまな機会を捉えまして、その部分につきましても要望については行ってまいりたいと思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。以上です。

再質問 13番 鎌田信一

1問目の再質問をさせていただきます。このヨーネ病の検査期間といいますか方法といいますか、もう少し詳しく説明していただけないでしょうか。何か発生した場合は3カ月、3年間は短くないかと考えたり、なかなか飼養農家としては大変な苦労が多いみたいですけれども、その辺わかればもう少し詳しく説明をお願いします。

答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)

まずヨーネ病の検査をもう少し詳しくということで、失礼いたしました。まず5年に1度の定期検査、これはスクーリング検査と言われまして、血液中、牛の血液を採って、それを検査してヨーネ病の抗体があるかないかを確認するものです。ですので、簡易的な検査で検査結果も早いのですけれども、要するに抗体ができた後でしか出てこないという部分なのです。要はやりやすい検査なのですけれども、というのが一つです。それでまず1回検査にひっかかりますと、疑陽性という扱いになりまして、いわゆるふん便をとって直接それを顕微鏡で見たり、培養したり遺伝子を検査するという2段階目の検査になります。議員ご指摘されたように、5年に1度の検査にひっかかった場合は3カ月、6カ月、12カ月、それから1年後、2年後、3年後と3年間5回を必ず年に4回、毎年ひっかからないようにという形をやって、5回ほど3年間に及んで検査結果で陽性が出なければ検査対象のほうから外れると。ですから議員ご指摘いただいたとおり、3年間は厳しく検査を受けると。もう1回、1回でも出てしまうとまた3カ月からスタートというような形になります。ちなみに検査の費用については農家さんは1回目の定期検査のときは1回当たり520円かかるのですけれども、先ほど言った培養検査とか詳しい検査のほうは費用負担はございません。そういった負担はないものと考えております。やはり一番の負担は、そこまでの間に牛舎をきれいにするですとか、次にその病気が出ないような対策ということで、一番は先ほど少しご答弁申し上げましたとおり、各牛舎とかのふん便が横のほうに並行感染する危険がありますので、それを防除するということで町としては先ほど関係機関に協力をいただいて春と秋の年2回、希望する農家があれば職員を動員して牛舎の清掃ですとか石灰の散布のほうを行っているというような状況でございます。

再質問 13番 鎌田信一

町もいろいろとご足労いただいて消毒のお手伝いなどをしていると聞きています。大変ありがたく思います。やはり病気が出ない、徹底した消毒を促すことが大事だと思いますので、よろしくお願いいたします。それでこの検査ですけれども、検査方法はいろいろあると聞いていますけれども、F1などは対象にならないという方法も聞いているのですけれども、やはり同じ牛ですから検査方法を全道、全国で統一してできるように、ぜひ国に要請をしていただきたいと思いますけれども、どうでしょうか。

答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)

私が先ほどお答えしましたのは、法に基づく法定の検査でございまして、議員ご指摘のF1、交雑種を対象とした検査、いわゆる例えば市場での検査、農家に対する検査法で縛られているのですけれども、各取引をするときの市場での調査というのは法に縛られていない法定外の検査となっています。それがいわゆるそれぞれ市場の考え方に基づいてやっているところがあったり、やらなかったりというところがあります。そういったところは今議員がご指摘のとおり、そういうところの検査体制をきちんとしていくといったこともいわゆる感染拡大を予防するということにもなると思いますので、まずは関係機関のほうからは国、道に対しても、今回のえりも町のこともきっかけに、要望書のほうは関係団体のほうから国、道に提出しているというようなことも伺っておりますので、浦河町としても事あるごとに関係機関にそのようなことも含めて要望してまいりたいと思います。

再質問 13番 鎌田信一

やはり遊動しますから、牛は。統一した検査方法をぜひ確立していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。2番目の発生頭数は、日本全国、また道内においても確認されております。これは頭数が大体わかりましたので、ただ、残念なことに管内のえりも町が非常に頭数が多頭数になっているということが心配、危惧されています。その中で3番目ですけれども、今回1農家一、二頭の発生で済んでいますが、これが多頭数の発生になりますと、いろいろな風評被害が出たりになると大変なことになります。やはり水際で防ぐことが大事だとは思いますが、先ほども言われましたけれども、やはり消毒が大事だと思いますけれども、この辺はどうでしょうか。

答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)

議員ご指摘のとおりでございまして、非常にこのヨーネ菌は厄介な菌でございます。非常に薬、消毒薬に対しても耐性が強くて、唯一効くのが石灰、それから酸性の消毒薬が効果が期待できると言われておりますので、そういったものを消毒槽、各農家の入り口近くには石灰をまいたり、牛舎に入るときには消毒槽で足をきちんと洗ったりとか、そういうようなことを配付して徹底するとともに、牛舎のふん便を介して、それをまたほかの牛が口を介して感染して拡大するということがありますので、牛舎の清掃もそうですけれども、一つにはこれは熱に弱い菌でもあるのです。堆肥の中には入るのですけれども、完熟堆肥の中では死滅するというようなことも言われていますので、一つの方法としてはしっかりと堆肥を完熟していただくとか、そういったことも有効な手だと思っていますので、家畜自防協議会のほうで農家のほうの指導も含めて情報提供もしてまいりたいと、水際対策の強化に努めてまいりたいというふうに思います。

再質問 13番 鎌田信一

余談ですけれども、今、本州中部で発生している豚コレラ、発生1年で愛知、三重、岐阜、福井4県を中心に13万3,500頭も殺処分されたといっております。その収束の兆しも見えず、廃業した養豚農家が7経営体、全体の19%出ていると書かれていました。やはり当町の畜産農家が安心して飼養していけるよう、ぜひ先ほど言われたような指導を徹底してやってもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、2点目に移りたいと思います。この自動車道ですけれども、もちろん早期の開通が望まれますが、やはり利用者の利便性も考えていただきたい。これからなおさら高齢化社会に向かって高齢者がふえていく中で、やはり自然現象がどうしてもつきものです。その中でこれは町で言ってもあれでしょうけれども、ぜひ要望していただきたいわけです。特に小さいお子さんなどは日高道ですと新冠で道の駅などでトイレを利用するわけですけれども、そのときには余り尿意がなくて、出ないとか言って、車に乗って自動車道に入って数十分しないうちにそういうおしっこということがよく聞かれるということです。そんな中で、ではどこでおりるのか、どこでトイレをするか、やはり1回自動車道をおりなくてはならない。おりてもすぐにそういう場所がない。自動車道はある意味で時間短縮の道路のはずが、すごくロスが出ると言うと失礼ですけれども、そういうことで何のための自動車道なのかわからないような気もしますので、そこら辺、ぜひ自動車道のインターからおりた出入り口、そういうところに確保はできないのか。これは町にお伺いしても難しいかもしれませんけれども、どうなのでしょうか。

答弁 町長 池田拓

日高自動車道に関して、やはり思いは鎌田議員と同じ思いで、要請活動のとき文書で明文化しての要請はしていないのですけれども、そういうやりとりの中で、やはりパーキングエリア、あるいは美沢のような休憩所というかトイレのついた休憩所、そういったようなものがここまで延長が延びてくると欲しいのですよねということは何回かお話はさせてもらっています。向こうのほうの答えは、有料の高速道路と違って、例えば富川、むかわはちょっと道の駅まで遠いですけれども、富川はおりるとすぐコンビニがあるので、そういったようなところでおりて乗っても、またお金がかかるわけではないので、当面はそういったようなことをやっていただきたいと向こうの答え。思いは一緒ですよ。でも向こうの答えはそういう答えなのです。もっと言えば、この限られた予算の中で早く延ばすほうがいいですか、それともそういうサービスをつくるほうにお金をかけたほうがいいですか、どちらか選んでください。私どもはどちらもなのですけれども、どちらかを選んでくださいと言われると、やはり早く浦河に来てほしいよねというのが偽らざる気持ちでもありますので、そこのところはご質問の趣旨は十分理解しておりますので、重ねてそういう機会があれば要望はしていきたいというふうに考えておりますけれども、今の段階での向こうの反応はそういう反応です。ですけれども、そこで諦めることなく訴えていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 13番 鎌田信一

僕もお話はよくわかりますけれども、先ほどのパーキングエリアの要請とありますので、やはりそこにあわせてトイレ、立派なものでなくても、どれがいいのかわかりませんけれども、そういう簡易的なものでもあれば小さい子供でもお年寄りでも利用できますし、あそこまで我慢すれば何とかとありますし、富川までとたしか言われましたけれども、それもわかりますけれども、やはりこの自動車道に、ひいては浦河まで延びた場合、どこかにつくってもらいたいと。この費用対効果は考えたらよくわかりませんけれども、一つつくるのにそんなに全体の工事費から見ると微々たるものと思うのですけれども、その辺はそれぞれの考えなのでしょうけれども、道路上でつくるとなるとそれなりに施設が要ると思うのですけれども、インターからおりたら結構敷地がありますよね。そこを車1台とまるくらいのをとめて、簡易的なトイレくらい置けないかなと思って質問しているのですけれども、これなどの要請は難しいですか。簡易型のインターからおりた場所の要請というのは。

答弁 町長 池田拓

要請自体は難しくないので、要請は、先ほどからお話していますけれどもこれまでもしてきましたし、これからもやっていきたいと思います。ただ、インターからおりてという、今度機会がありましたら、相手との懇談の中でそういったようなものはどうなのですかというようなことはお話をさせてもらいたいとは思いますけれども、この間の長い間の高速道路、高規格道路の運動をやっていれば、これは私が間違って受けとめているかもわからないですけれども、やはり設置する側にしては、やはり簡易なものでなくて、やるならしっかりしたものというふうになるのではないのかなという受けとめはしていますけれども、それは私どもの受けとめが間違っているかもしれませんけれども、そういったようなことを含めて、この次の要請の機会があったら要請はしたいと思います。重ねて言いますけれども、鎌田議員と思いは一緒ですけれども、相手が判断することだということはご理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 13番 鎌田信一

お話を伺ってわかりましたけれども、ぜひやはり小さいお子さんのためやら高齢の方々のためにも、町長、一生懸命その辺よろしく要請をお願いしたいと思います。以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:浦河町議会 令和元年第6回定例会 2019年9月10日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる