浦幌町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月12日
住みよい環境づくりと省エネ対策について
2009年6月12日、浦幌町議会の一般質問で、福原仁子議員が「住みよい環境づくりと省エネ対策について」質問し、町長 水澤、町民課長 鈴木、副町長 門馬が答弁しました。
- 質問者
- 福原仁子 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、町民課長 鈴木、副町長 門馬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 福原仁子
通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。住みよい環境づくりと省エネ対策について、お伺いいたします。昨年夏に大発生したマイマイガの卵が羽化したため、今年になりマイマイガの幼虫が大発生しています。この黒ゴマのような毛虫の幼虫は、糸を吐き出して風に運ばれ、家屋や洗濯物に付着し、好天にもかかわらず、洗濯物や布団も外に干せない状態が続き、駆除をしてきましたが、少なからず住民の生活にも影響がありました。3 年続きで、住民を翻弄させた地域もありまして、今年は、幼虫段階から役場からの回覧や地域住民も毎日駆除に躍起となっているのが現状です。10 年周期で大発生するようですが、これから 7 月から 8 月にかけて、繭から成虫になり、夜行性のこのガは、白い水銀灯に、あるいは白い建物に、また産卵をすると思われます。現在の水銀街路灯は、紫外線が含まれ、ガや昆虫が集中します。この白い水銀灯から黄色またはオレンジ色のナトリウム灯に変えることにより、害虫が寄りにくくなり、消費電力も少なく、CO2の削減にもつながり、省エネ対策にもなります。変更すると経費もかかりますが、町としての今後の取り組みをどのように考えているか、お伺いいたします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
福原議員のご質問にお答えします。現在、街路灯においては、防犯対策として町内全域に水銀灯と国及び北海道が設置したナトリウム灯を含め、約 1,200 基の照明灯を維持管理し、その対策を図っているところであります。このことは、地域の要望等を受け年次的に整備を進め、現在に至った状況であります。ご質問のマイマイガについて、白色の水銀灯に群がる習性があると聞き及んでいますが、その対策として、また、省エネ対策としてもナトリウム灯への器具の交換に関しては、その効果の度合いについて調査を行っておりませんが、何らかの効果があるものと思われます。ナトリウム灯については、市場調査によりその交換設置費が 1 基あたりおよそ 3 万円の費用がかかり、仮に防犯灯全灯数をナトリウム灯に交換設置した場合、その設置費用に約3,000 万円を費やさなければならないものです。電気料金についても現在の防犯灯で年総額約 1,270 万円に対し、ナトリウム灯に変えた場合、年総額約 900 万円で、その差額は 370 万円と算出するものであります。これをもとに試算をしますと、ナトリウム灯 1 基あたりの設置費用及び電気料金について水銀灯 1 基あたりの電気料金と比較した費用対効果からみて、およそ 10 年を過ぎるとナトリウム灯設置の効果が表れると考えられますが、ナトリウム灯は、その特性としてオレンジ色に点灯するため、白色に点灯する水銀灯と比較した場合、同じ光の量であっても視覚的には暗く感じられ、防犯灯の設置目的上、考慮する必要があると思われます。公共施設における照明器具についても同様なことが考えられ、今後、公共施設におけるナトリウム灯設置に係る費用対効果を各課横断的に検証するとともに、防犯対策上の問題点などについても検証して参りたいと考えております。以上、福原議員の答弁といたします。
質問 福原仁子
浦幌町の街路灯・防犯灯は、場所によりまして 50 ワットから 500 ワットの取りつけのようでございますが、今年の予算説明では、1,270 万円が計上されております。私の調査によりますと、水銀灯からナトリウム灯に変えますと、安定器を含めましても一番多い 400 ワットの水銀灯の消費電力は、同じ明るさで約 70%から 75%の削減のようです。ランプ寿命も約倍になるというデータも出ています。それから、設置金額も既存の電柱を使用すると、そんなに費用もかからないようなデータが出ております。また、視覚的には、暗く感じられるという答弁でしたが、昨夜の大通りと駅前通りの道を回ってみました。町内では、南町、東山町、北町の町営住宅の一部でナトリウム灯を使用しておりますが、そんなに暗いような感じは、防犯上問題があるとは思いませんでした。予算もありますが、これから変えられるのであれば、徐々にでもよろしいですから設置をしていっていただきたいというふうに思っております。それと今現在、LED、発光ダイオードという設置コストも高いようですが、長い目で見たらCO2の削減がされ、省エネになり、地球温暖化防止になると思いますが、この点についてはいかがでしょうか。また、費用の面も危惧されますが、国の動きも日々変化していますので、好機を逃さず設置の方向性を探っていただきたいし、これからつくる浦中は、太陽光発電パネルを使えば 50%の補助がつくようです。温泉、道の駅も含めて、ぜひ地球温暖化防止の建物としての効果を期待したいと思いますが、いかがお考えでしょうか。それと、街路灯ばかりでなく、庁舎を含め、公民館、各会館、学校、福祉施設、体育施設などの公共施設が予算とともに各課にあり、横断的に検証すると答弁にありますが、具体的などのような方法で検証されていくのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町民課長 鈴木(町民課長は2020年3月まで)
ただいまの福原議員のご質問にお答えさせていただきます。かかわりまして、防犯灯に関してお答えをさせていただきますけれども、ご指摘いただきました削減、または照明度合い、LED等の関係でございますけれども、ご指摘のとおりの分もございます。現在の水銀灯とナトリウム灯を比較した中では、データ的に申し上げますと、エネルギーの消費率、いわゆる消費効率のよい照明器具という部分での指数がございます。その指数が高いほど、エネルギー消費効率がよいとされているものでございますけれども、言いかえますと、省エネに対策にかなっているというような内容になるかと思います。水銀灯につきましては、5,700 ルーメンという表示、言葉になっておりますけれども、水銀灯 5,700 ルーメン、これは 150 ワットのものとなっておりますけれども、これに対してナトリウム灯が 100 ワットで 6,000 ルーメンということで、ワット数が少なくて、なおかつ照明のエネルギー消費効率がよいというふうにされております。エネルギー消費効率がよいということになりますと、当然、電気料金に換算がされますので、ただいまの水銀灯に関しましては、電気料金 1 カ月あたり 686 円ほど、ナトリウム灯につきましても、484 円ほどということで、その差が 200 円ほどあるというようなことで、たしかにご指摘のとおりの中で、エネルギー消費効率が高いということで、省エネまたはコスト的にもそういう形で成り立つというふうにはなっておりますけれども、先ほど、町長からの答弁にありましたとおり、防犯灯にかかわりましては、およそ 1,200 基ございます。これを全体の中で、一気に交換となりますと 3,000 万ほどの費用を要すると。これにつきましては、照明器具と安定器がどうしても必要なものですから、これは過大電流等の対応として、安定器が必要だというふうに説明がされております。これらを含めて交換をいたしますと、3 万ほどかかると、これは市場価格、見積もり等の中で調べた結果なのですけれども、そういった関係上、多額の費用を要するということでございます。また、照明の明るさ、人間の視覚的に訴える分としての照明の明るさでございますけれども、確かに水銀灯、ナトリウム灯にかかわりましては、各自治体でいろいろ検証と申しますか、検討しているのも事実でございます。本州の方の春日部市に関しましては、そのような検討の中で、最終的には水銀灯をもって防犯対策を行っていきたいというような回答もホームページ上でもされておりますので、そういったことも参考にさせていただき、今後の検証にあたっていきたいなというふうに思ってございます。また、公共施設にかかわりましては、先ほどの公営住宅等、それらにつきましては、所管課の関係ございますので、町長答弁にありましたとおり、各課横断的な中で、今後、検証を深めた中で、照明器具いわゆる建物内部、建物外部、それらを含めた中での検証対応を行っていきたいなというふうな考えでございます。
質問 福原仁子
本当に 3,000 万ということで、膨大な費用がかかっているということですが、単純に計算しまして 1,270 万、1,200 基、1 万円、その中の半分がもしCO2の削減につながるのであれば、私の試算では 600 万円の削減なのかなというふうに見ていたわけです。そうしますと、5 年間で 3,000 万の費用が出ていくのではないかというふうに考えていました。ただいまの答弁の中で、私は、予算とともに各課にある庁舎内で検討していただきたいと思いますことは、省エネ対策検討委員会を庁舎内に設置して、公共施設すべての省エネ検証の時期ではないかと思いますが、この件についてはいかがでしょうか。また、子どもたちにもすばらしい教育環境の中で、また勉強ができるのではないかなというふうに環境の勉強も含めてやっていけるのではないかなということも考えられますので、この件についても答弁をいただきたいと思います。
答弁 副町長 門馬(副町長は2015年3月まで)
ナトリウム灯の関係につきましては、今、いろいろとご議論あるところですけれども、全体的には国のCO2削減の大きな動きがあるのかなというふうには思っております。ただ、本町の場合、ナトリウム灯につきましては、特に防犯灯につきましては、1,200 基あるということで、それについても、やはり町民の方々が例えばナトリウム灯に変えた時に、暗くなったのではないかというようなことが後でですね、そういう話が出るとちょっとどうかなということもありますので、特に少しずつでもやり始めると、最後までやらないと景観上問題が出るということもありますので、防犯灯を先にやるというような状況にはないのかなと。ただ、公共施設全般について、検証していくということですから、これについては、いろいろな施設ありますけれども、特に水銀灯、寿命きているようなところについては、例えばナトリウム灯をつけて、その中で検証をしてみるということも考えてみたいなというふうに思っております。それと、省エネ対策の検討委員会ということでございますけれども、かつて平成 14 年に庁内で検討いたしまして、一つの省エネルギー対策という、一つの計画を持っておりまして、その中身については、例えば、庁舎内における照明器具の消灯と言いますか、できるかぎり無駄のないような取り扱いですとか、あるいは車についてもアイドリング、発進の仕方だとか、そういう内容含めての省エネ対策という計画は持っております。ただ、それが結構 14 年ですから、時間が費やしているということでありますので、今後、新エネルギーの検討委員会もつくっていきたいと思っていますので、できれば、兼ねて、新エネ、省エネ対策ということで、一つの検討するものを、組織を立ち上げて、総体的に考えてみたいなというふうに思っております。以上でございます。