みんなの議会

浦幌町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月16日

まちづくり交付金事業について

2009年3月16日、浦幌町議会の一般質問で、差間勝男議員が「まちづくり交付金事業について」質問し、町長 水澤が答弁しました。

質問者
差間勝男 議員
答弁者
町長 水澤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 差間勝男

私は、本定例会におきまして、まちづくり交付金事業について、2 点にわたり項目別に質問をさせていただきます。1 項目め、留真の里交流整備事業についてであります。安全安心なまちづくりを旗印とし、また交付金事業については、実施するにあたり、「住民に対して十分な説明と意見を聴かせていただきながら判断する」としておりますが、今まで説明会 5 回 4 地区で参加人数は 100 名。この中で住民理解が進んでいないことが改めて浮き彫りになったなど、先日マスコミが報道しております。町政のかじ取りをゆだねられた町長として、十分な説明責任を果たされ、住民の意見を真摯に受けとめて、事を進めていると思っているか、甚だ疑問があり、住民に不安を与えている点、どのように考えているか、まずお聞きいたします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

差間議員の質問にお答えいたします。留真の里交流施設整備事業について、住民に不安を与えている点をどのように考えているかというご質問でありますが、ご承知のとおり住民説明会につきましては、行政区回覧、広報誌及び町のホームページ等により町民の皆さんに開催の案内をさせていただき、今月2 日から 4 日までの 3 日間、町内 4 会場で 5 回にわたり開催をいたしました。参加人数につきましては、一昨年 8 月に開催した説明会の 49 名を上回ったものの、総計で 100 名に満たない 93 名でありましたが、参加された町民の皆様からは、さまざまなご意見をちょうだいすることができました。その内容といたしましては、建物を建設した後、町民負担が増えるのではないかという維持費等施設運営に関する心配や不安といったものもありましたが、建設にあたっては、食堂の整備や太陽光エネルギーの活用、お年寄りが温泉に行けるようバスを運行してほしいなどのご意見もいただいたところであります。私は、住民説明会でもお話をさせていただきましたが、留真温泉は、町の貴重な資源であり、財産であると認識しております。このことについては、留真温泉の再整備に向け、町民の 10 代から 80 代の方 600 人を対象にして、先般、実施しましたアンケート結果においても多くの町民の皆さんの思いと共通の認識でありました。この温泉の再開発につきましては、第一義にお年寄りをはじめ町民の福祉と健康増進を目的として整備をし、あわせて観光資源として町外からお客様を呼べる施設として活用して参りたいと考えております。また、事業を進める上で、今進めているまちづくり交付金事業は、現在ある国・道の補助制度の中でも極めて有効な補助制度であると認識をしているところであります。この機会を逃すことなく、この事業を活用して町の活性化を図って参りたいとの思いを出席された町民の皆様に十分お伝えできたのではないかと考えております。なお、事業実施にあたっては、浦幌留真温泉町民検討委員会と協議を進め、町の負担をできるだけ最小限に抑えるよう新エネルギーの導入など、運営経費の削減について検討を進め、事業内容の詳細が決まった段階で、再度、町民の皆様に説明をさせていただき、ご意見を賜りたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。以上、差間議員の答弁といたします。

質問 差間勝男

今、町長の言われた、町民の皆さんに十分お伝えできたのではないかと考えております。町長、これ実際どうなのでしょう。いわゆる、マスコミ報道が新聞には、私の質問の中身がどうも理解されている、そういう感じも私はとっております。これから 3 点は、私、ホームページ、最近、パソコンを覚えまして、事あるごとに利用できるようになったわけでございますが、平成 19 年 1 月 30 日、これは留真温泉について、公聴会をやるべきですと。またこの答弁が 19 年 2 月 13 日に答弁されているのが、このたび、今言いましたように、ホームページの部分を運用しておきたいと思います。ようやく、この浦幌町が箱物行政から少し脱却し、まだ公債費としても 88 億、財政調整基金も約 9億、これを見ますと、十勝管内では最低の我が町であるわけでございます。しかしながら、年を追って減っていくということですから、これには大した私は問題には思っておりません。しかしながら、この前町長、八木町長が当時ですね、この留真温泉については、財政の見通しが立たなければ手をつけませんと、そういうことを言ってすぐやめてしまったものですから、あと水澤町長がその後頑張っていると、これは私も認めております。過去町長が就任した間もなく、私は浦幌町の代表であるから、前向きで一生懸命頑張るべきだと、そういう私も経過がございます。しかしながら、今考えてみますと、この浦幌町が、そのちょっと前だったと思いますけれども、管内の再建団体、これは道新に載っておりまして、広尾町と浦幌町、要注意であると。しかし、これは水澤町長の判断で乗り越えてきたと、私は確信をしております。しかし、このホームページの平成 20 年 3 月 27 日、これは留真温泉・道の駅の計画を撤回すべきではという、行政に対してこの答えが同じく 20 年 4 月 1 日、この中で、留真温泉・道の駅・町道の改良を国の交付金を使って整備を進める、そして、町民の皆さんからいろいろな意見をちょうだいしながら、町議会の議決をいただき整備を進めているところです、この中を見ますと、既に議会が通っている、私は、行政の答弁にそういう確認をしております。しかしながら、平成 21 年 2 月 3 日、私たちは次世代に負担が残らないか心配していますと、こういう行政に対して質問をしております。21 年 2 月 25 日、回答しております。この中では、この問題に対して産業交流施設道の駅建設計画につきましては、建物は交付金を活用し、町民説明会やパブリックコメントを行い、議会の承認をいただいて道の駅を建設する事業であります、ですから、随分このニュアンスは、私だけではないと思うのですよ。議会の承認をいただいて、道の駅を建設すると。しかし、その前のいわゆるホームページの答えには、町議会の議決をいただいて、整備を進めているところですと。同じような意味ではないと私は思うのです。いわゆる、議会が承認をして進めているのと議会の承認をいただいて、道の駅を建設する、さも議会が通ったと、しかしながら、翌年の 21年 2 月 25 日には、議会の承認をいただいて、いただいてという、これはある程度未来形があるのではないかなと思うのです。その点、どのように町長考えていますか。答弁をお願いしたいと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

まちづくり交付金事業につきましては、3 点ございました。1 点については、健康公園通り舗道の整備であります。2 点目が留真温泉、3 点目、順番は違いますけれども、それぞれ道の駅産業交流施設整備事業、3 点セットで行っているところであります。それぞれ予算につきましては、議会の皆様に提案しながら進めておりました。昨年、公園通りの舗道整備については、終了させていただいたところであります。その都度、私どもとしては、交付金事業にかかわる予算を議会に提案し、承認をいただきながら事業を進めて参っているというふうに認識をしているというふうに考えているところであります。

質問 差間勝男

町長ね、今、町長答弁されたのは、私は正解だと思います。しかしながら、今年の 2 月 3 日、そして答弁が 2 月 25 日、これ町長言われたとおり、議会の承認をいただいて、道の駅を建設する、これはちょっと関連ありますからね、ダブったような形になっておりますけれども、20 年 4 月 1 日、町議会の議決をいただき整備を進める、その点、同じとは思わないのです。議決あったと言うのと、これから議決をいただくと、その違いはあるのではないかなと思います。これ 3 回の質問ですから、これはこれでいいと思いますけれども、ぜひそういう判断、これ予算委員会がありますから、それでまた質問をするといたしまして、いわゆる留真温泉、たしかに私は大事、大事でないと言うよりも、我が町は温泉ありませんから、町長の考えることはよくわかります。しかしながら、この指定管理者制度を設けて年間 370 万、さらに 9 年にわたって 900 万でしたか、そして、1,000 万ちょっとの 9 年間はこれだけ必要になるわけでございます。しかし、介護保険料を値上げし、管内では 1、2 であると。もう少し、その点をお考えすることができないかどうか。私は、そういう片方では値上げ、片方ではこういう施設を作る、そして町の持ち出しもそれだけあるわけですから、必ずしも町民のためになるかどうかを考えた場合、私はどうもその点納得がいかないわけですが、町民、地域住民の方々も町長あれですよ、新聞報道が正しいか正しくないか、町長一番わかっていると思いますけれども、やはり住民に不安を与えるような行政ではよくないと思うのです。せっかくいい方向で進んできている中でね、最初言いましたように、過去に箱物行政でひどい目に遭っているわけですから、そして、再建団体にほとんど近いような話も出ていた、これも事実でございますから、私は、地域の住民・福祉、産業の活性化もよくわかります。私は、その点何とか今よく言われておりますね、不況で 100 年に一度の何とかと言っていますけれども、私は無理して今やるのが来年やるのが、正しいのかということは、これはだんだん過疎化につながっている浦幌町が、将来に向かって必要なものかどうか、あと10 年間そこらしますとね、このマスコミ報道でよりますと、4,000 人台になると。そうした時に、住民負担が介護保険料とか水道とか浦幌町値上げしてきております。そういう中で、たしかに人口が少なくても、これは住民負担が多くなるのは当然だと私は思っております。その点、町長には何とか今の時期、延ばせるものは延ばす、景気がよくなってきたらまたその時点で考える、そういう腹が何とか私はほしいと思っております。これ 3 回目の質問ですから、まだまだ言いたいことたくさんありますけれども、とりあえずこの点、そういう腹が何とか示せるか、示せないか、これだけ確認をしておきたいと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

このまちづくり事業計画を先延ばしできないかというご質問だろうというふうに思いますけれども、当初、留真温泉の改築につきましては、平成 14 年の町民検討会議で報告をされました。当初、最初の計画では、平成 15 年に計画をし、平成 16 年に宿泊施設を含めて改築をするという、町民検討会議からの報告でありました。その後、財政的に大変困難な状況があるということで、この報告はできないということになりました。まちづくり計画に平成 22 年に後期計画で載った経緯があります。その後、平成 18 年にまちづくり交付金事業ができたということで、20 年に計画を繰り上げたという経緯がありました。しかし、私が町長に就任して以来、財政健全化の道がまだはっきりしないということから、平成 20 年から 22 年に繰り延べをした計画変更をさせていただきました。そういう中で、22 年、ようやく町の財政が明るい兆しが見えてきたということで、このまちづくり交付金事業を使いながら、22 年に実施計画を行うという計画を今立てているわけであります。このまちづくり交付金事業は、再三、申し上げていますとおり、4 割の補助があるという中で、残りの 6 割を過疎債が使えるという、町にとりまして、極めて有利な事業であるということから、この事業を使わなければ、今貴重な浦幌町の財産である留真温泉の改築ということは、到底できないだろうという判断のもとで、ぜひ今、財政健全が見えてきている 22 年に実行したいというふうに考えているところであります。また、介護保険料の値上げというお話がありました。これにつきましては、町民の皆様にも理解をしていただかなければなりませんけれども、3 年ごとの介護保険料の保険料改定がありました。前年は 3,600 円ということで、改定をいたしませんでした。そういう中で、基金の取り崩しをしながら、今回、給付金の大幅なアップがあったということで、どうしても町からの 12.5%以上の一般財源を繰り入れることができないという中で、介護保険料の値上げをせざるを得なかったという事情があります。そういう意味では、町民の皆様に、その点については、ご理解をいただかなければならないというふうに考えておりますけれども、留真温泉の経過については、そのような経過をたどりながら、平成 22 年に実行していきたいというふうに考えておりますので、ぜひご理解をいただきたいというふうに思っています。

出典:浦幌町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月16日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる