みんなの議会

浦幌町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月7日

本定例会において、基幹産業の一つである漁業、これについて

2008年3月7日、浦幌町議会の一般質問で、差間勝男議員が「本定例会において、基幹産業の一つである漁業、これについて」質問し、町長 水澤、産業課長 中川が答弁しました。

質問者
差間勝男 議員
答弁者
町長 水澤、産業課長 中川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 差間勝男

私は、本定例会において、基幹産業の一つである漁業、これについて漁港の整備について、理事者に質問をしたいと思います。浦幌町まちづくり計画の中で、水産業の振興、特に基盤整備、今、岸壁が非常に 50 年、私が小学校 5 年生の時に始まった事業でございます。ようやく島提もできまして、船の出入りが非常に楽になったと、波が入らないわけですから、そういうような現状になっております。また現在、係留している船が 30 隻くらいおります。その中で 7~8 杯が現在、厳寒の中安全操業を心がけて操業の最中でございます。今朝聞きますと、流氷が沿岸に近づいているということもありまして、昨日、今日、操業がみんな押されて、これ危険ですからね、今朝そういうような話も聞いてまいりました。厚内漁港は、町長もおひざ元でございますので、特に管内 6 つの漁港がございます。この中で、広尾いわゆる十勝港、それから大津港、これは管轄が北海道開発局でございます。そのほか 4 港については、北海道土木現業所、町長、特にですね、この 6 港ある中で、船を上架する設備がないというのは、厚内港だけでございます。それで、地元漁民といたしましては、一時、上架設備があったわけでございますけれども、50 年を経ちますと、今現在おそらく影形がないのではないかなと思っております。その間ですね、いろいろ整備をしてきているのも知っております。しかしながら、安全操業するためには、やはり余裕をもって沖合で操業するのが一番大事なことでございます。そういう中で、昨年は、ししゃも漁が、これ何回も聞いておりますけれども、十勝と釧路の境界、これが漁場のためにトラブル起きた場合ですね、そこから大津港まで船を引っ張っていくと、これには 3 時間ないし 4 時間かかりますからね、やはり仲間と、これは海の常識でございますが、トラブルあった場合、1 杯の船が犠牲になって、大津港まで曳航していくと、そして、そのトラブルを解消する時間、曳航時間含めますとね、その船はお互いに操業を中止しなければならない。特に、今言ったししゃも漁というのは、時期的な漁種でございますので、ししゃもが川に上ったら、これで操業が終わるわけでございます。今言ったように、1 日 1 日が皆さん頑張るわけですから、仮に厚内に上架設備があったとすれば、直別を例に出しておりますけれどもね、30 分、1 時間で曳航して、そのトラブルを解消できると、これは紛れもなく浜、汽船漁業を中心としている漁師の念願でもございます。どうか漁民が熱望してやまない上架装置に対して、行政はどのように考えているか、質問したいと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

差間議員の質問にお答えいたします。漁港の整備についてでありますが、厚内漁港は第 1 種漁港として昭和 26 年 6 月 29 日指定されました。昭和 28 年 11 月の改修工事起工以来、第 1 次から第 9 次にわたる漁港整備長期計画及び平成 13 年度からの地域水産物供給基盤整備事業の第 1 次、第 2 次漁港漁場整備長期計画に基づき、北海道が事業主体となり改築工事が進められてきたところであります。漁港の改修工事にあたっては、潮流と漂砂の関係から難工事となっており、その時々の難題を克服しながら地域関係者のたゆまぬ努力により安全で使いやすい漁港を目指し、工事着工以来 60 有余年の経過をもって現在に至っているところであります。昨年からは、漁港内の漂砂防止、波の静穏確保及び老朽化した荷揚場の係留施設の補強改修を中心とした計画に変更し、今後事業を進める予定となっております。ご質問の漁港内設備の上架施設整備でありますが、現在、厚内漁港については、簡易な上架施設が設置されているところでありますが、大型船になると対応はできない状況下にあります。これを解消する上架施設が整備されることは、私としても否定するところではありませんが、利用頻度や漁業協同組合の設備投資に対する考え方、あるいは受益者負担をどのようにするのか等いろいろな課題を整理、調整する必要があり、地域の関係者や関係機関、関係団体が十分に協議を行い、検討を行い、総合的に判断することが必要であると考えております。以上、差間議員の答弁といたします。

質問 差間勝男

今、考え方をお聞きしました。現在ですね、上架設備、大型船が何隻かあがっております。いわゆる上架施設が設置されているところであると、町長の答弁にありましたけれども、これは別に道なり漁協が補助とか一切しているわけではないのです。3~4トンの船であれば、私もよくわかりませんけれども、タイヤのついた上架する装置を小型船の船主するその者が設備をしていると、これは別に土木現業所が補助したとか、行政が補助するという類のものではありません。これは斜路にですね、今現在でもそうですけれども、すべりを横に敷いております。船型によって、いわゆる洋型と、いわゆる洋型というのは、キール船でございます。船底がとがっているわけです。それから和式というのが、底が平らであると。こういう船の小型船につきましてはね、今言ったように、各自それぞれが自分のそういう上架設備を持っていると、こういうふうに聞いております。そこで、産業課長そういう話聞いているかどうか。いわゆる一人の船主が自分の船のために上架装置を持つと、これは今言いましたように、両方にタイヤがついて、そしてどこかでおそらく漁師の漁業者がよその地区を見てきて、そして、そういうものを用意したと思うのですよ。何台か私も見てきたけど、現在あります。その人に聞くと、やはり自分が注文して作ったのだと、そういう施設がある、なしにかかわらず、やはり揚げなければならないものですから、次の漁に備えて斜路に自分でその装置を用意して上架し、ペンキを塗って、船体のいろいろ整備をするというふうにやっているようでございます。ですから、今、町長も言われたように、やはり、何年も計画、これは当然かかると思いますけれども、小型船はいいと、いわゆる今言ったそれ以上の、俗に言うキール船という、船底がとがって、平らなところは、そういう上架装置がなければまけない。そして、今現在は大津港に持って行っている。やはり、当時作った造船場がどこにあるか、そういうことも含めて白糠港、釧路港と、そういうふうにいっているようでございます。私が言った小型船の上架装置、これ産業課長どうでしょうか、聞いたことありますか。それについてまず質問したいと思います。

答弁 産業課長 中川(産業課長は2008年3月まで)

私どもの方で上架装置ということで把握しておりますのは、漁組へ入ります入り口の右側に漁船用巻き上げ施設というのがございまして、これが中に巻き上げる装置がありまして、これらを漁組の方へ確認したところ、上架施設ということで判断しておりまして、管理等については、基本的には漁組なのですが、個人の方にお願いをして一定程度何隻かの船が巻き上げを、この施設でやっているというふうに聞いておりまして、その個人が持ってやっている上架装置というのは、どういうものなのか、ちょっと私の方では把握しておりません。以上でございます。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

今、上架装置については、課長が話したとおりでありますけれども、今、差間議員が言われているのは、巻き上げ施設ということではなくて、巻き上げるために船の下に置く船台が個人で所有しているということだろうというふうに思います。最初、この巻き上げ施設を作った時には、大きな木の船台というのがありまして、それは昔使っていたのですが、現在、老朽化したということと現在の仕様にあわないということで、それは使っていないということであります。個人で常時上げる人には、自分の船台というか、船を置く台を使いながら行っているということのようであります。現在、大津等へ曳航しているという状況も聞いておりますけれども、なかなか厚内に修理業者がいないということがありまして、すぐ修理するために、大津へ曳航しているという事情もあるように聞いております。いずれにしましても、6 トンくらいまでは、巻き上げることはできるというふうに聞いておりますけれども、それ以上の船になりますと、なかなか巻き上げることはできないということであります。そういう意味では、いろいろ地元の皆さん、そして組合の皆さんと聞きながら、この点についてどのような対策がいいのか、今後検討していく必要があるだろうというふうに考えているところであります。業者の関係、そしてまた厚内の港はどうしても干満の差があるものですから、今の斜路でその干満の潮が満ちるのを待つという時間の制限ということも、なかなかネックになっているということも聞いております。そういうことを含めながら、地元の皆さんと協議をしながら、今、差間議員が指摘されましたことを十分検討していきたいなというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 差間勝男

たしかに地元民は、船を巻いても修理業者がいない、これは巻き上げ施設がないからいないのか、あってもどうのといろいろありますけれども、私も地元で漁業やっていた関係上、その中身は十分把握しております。しかしながら、町長、考え方として六つの十勝にある港がですよ、この施設がないというのは、これまた不思議な現状ではないかなと思うのです。使用する、しないというのは、あれば使用するのですから、なければ頭から厚内に入らないでよそに行くということもあると思います。ですから、当然、漁業の振興を図るためには、やはり汽船漁業、定置漁業もありますけれども、汽船漁業の振興策を将来ですね、カニとか資源が回復してきたら、また当然操業に入ると思います。かつての厚内港は、非常に賑わいがあって、いろいろな水揚げもあったと。そういうことも含めますとね、やはり厚内港には、いつ行ってもこういう巻き上げ施設がある、ないとではね、全然地元の漁業者も考え方が違うと思うのです。そこで、やはりこの今すぐどうのこうのということにはならないと思いますけれども、厚内の今の現在の横の中でどの位置が、いわゆる船巻き上架施設を作るのが妥当か、現在の斜路を利用してやるのが妥当か、これは基本的に考えて道なりに、これは施設としてやってもらいたいというのが地元漁民の考え方ですからね、ぜひそういう方向に検討してもらって、やはり漁民のために、漁業の振興のために、私はやるべきであると、そういうふうに考えます。最後の今の言ったことについて答弁をお願いします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

今、ご指摘をいただきました。港管理含めて水産振興会がございますので、関係団体である水産振興会といろいろお話をさせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。

出典:浦幌町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月7日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる