みんなの議会

浦幌町議会 平成19年第3回定例会 2007年9月7日

まちづくり交付金事業について

2007年9月7日、浦幌町議会の一般質問で、福原仁子議員が「まちづくり交付金事業について」質問し、町長 水澤、産業課長 中川、まちづくり政策課長 佐藤、副町長 門馬が答弁しました。

質問者
福原仁子 議員
答弁者
町長 水澤、産業課長 中川、まちづくり政策課長 佐藤、副町長 門馬

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 福原仁子

次に、まちづくり交付金事業について、すでに同僚議員が質問し、重複は避けたいと思いますが、含む点がありましたらお許しいただき、私なりに質問をさせていただきます。本議会の行政報告の中にもありましたが、現在、産業交流施設準備委員会・浦幌留真温泉町民検討委員会が設置されています。それぞれ第 6 回、第 4 回と 7 月 30 日に開催されたようですが、それを含めて、今までに開催された準備委員会・検討委員会の内容を具体的に伺いたいと思います。また、新町長の体制のもとでの準備委員会・検討委員会が開催されましたが、その組織構成と出席者数はどのような状況か、お伺いいたします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

福原議員の質問にお答えいたします。1 点目の今までの委員会・検討委員会の内容についてでありますが、まちづくり交付金事業特集として、広報の 2006 年 8 月号と 9 月号で詳細にお知らせをしたところでありますが、その後の産業交流施設準備委員会につきましては、2006 年 8 月 4 日から 11 月 17日まで 5 回開催され、1、研修視察報告、2、施設の経営方法、建物の構造配置等について、3、施設の管理運営・組織化について、4、施設建設の平面図等について協議されました。次に、留真温泉町民検討委員会ですが、留真温泉の現状での問題点の整理、浴用・飲用水の活用の検討、整備計画の具体化等について議論をいただき、2006 年 8 月 28 日には、1、温浴施設の検討、2、宿泊施設の素案提起についてさまざまな提案をいただきました。以上が今までに開催されてきた内容であります。2 点目の新町長の体制下での委員会・検討会の構成と出席者数はというご質問でありますが、委員会、検討委員会の構成メンバーについては継続して委員の皆様にお願いをしております。私になってからの開催は、7 月 23 日に第 6 回産業交流施設準備委員会を開催し、委員 11 名中 6 名の出席をいただき、まちづくり交付金事業のスケジュールの一部変更と町の基本的な考え方について再度確認し、道の駅が町全体の起爆剤になるための施設を目指し、細部について今後も協議していくことで閉会しております。次に、留真温泉町民検討委員会につきましては、7 月 30 日に第 4 回の委員会を開催し、委員 21 名中 8 名の出席をいただき、スライドによる留真温泉の建設に対する基本的な考え方を説明し、委員より多くの建設的な意見をいただきましたので、今後の参考にしたいと考えているところであります。温泉施設が町民のためになる施設にすべく、より具体的な検討をするため、今後も適宜開催をしてまいりたいと考えております。以上、福原議員の答弁といたします。

質問 福原仁子

答弁の中で、さまざまな提案をいただきましたとありましたが、具体的に何か提案事項の中で、何らかの改善をしたことがあれば、検討委員会・準備委員会ごとに報告をいただきたいと思います。また、この会、6 回、4 回と開催された中で、出席者数が少なくて流会になったこともあったと聞いておりますが、何回流会があったのでしょうか。お伺いします。また、欠席者が多いということは、論議をされ尽くしていないということになるかと思います。任命する側に何か問題があるのではないかと思われますが、この点についてさらによいものにするため、組織を新たに考えるということは、再考できないでしょうか。その点についても、お聞きいたします。また、公債比率、財政力指数、ラスパイレス等、管内でも下から数えた方が早い状態で肩身の狭い思いをしているのが町民でございます。なおさら、この点についても一考要するのではないかと思います。この事業は、国土交通省が地域の歴史・文化・自然環境などの特性を活かした個性あふれるまちづくりを実施し、地域住民の生活の質の向上と地域経済・社会の活性化を図ることを目的に、平成 16 年度に創設したものでございます。17 年度 1,930 億円、18 年度 2,600億円の膨大な予算がつきました。ここに、まちづくり交付金の事前評価チェックシートがございます。本事業認可された時に、提出していると思いますが、この中で、一つとして、目標の妥当性はどうか。二つ目としまして、計画の効果・効率性の中では、目標と指数・数値目標や事業内容・計画地域の整合性が確保されているか。また、十分な事業効果が確認されているか。三つ目としまして、計画の実現可能性として、住民・民間事業者と協力して計画を策定しているか。また、合意が形成されているか等のチェック項目がありますが、これらの事前提出資料があったと思います。また、この事業を遂行するにあたり、問題点が生じた場合、これらを解決するための努力を、今後どのように展開していくか、町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 産業課長 中川(産業課長は2008年3月まで)

私の方からは、今まで開催されました留真温泉の町民検討委員会、産業交流施設の準備委員会の中で、さまざまな意見が出されております。そういう中で、取り入れた部分があるのかどうかということをお話したいと思います。一つ目の温泉につきましては、今まで 4 回開催をしております。最初、温泉の位置から留真温泉の現状の場所がどうなのかというお話から始まりましたけれども、町民の方からいろいろな意見をいただいた中で、当初、素案として温浴施設の大きさと休息所等の施設の提起をいたしました。そういう中で、町民の方から出た意見としては、あまりにも大きかったら、今後の維持管理等についても大変だろうし、経費もかかるということで、温浴施設については、一定程度もうちょっと大きく、現状の温泉よりもちょっと大きい程度でいいのではないかという意見をいただきまして、そういう中で、若干温浴施設については、大きさを広げたということがございます。それから、いろいろな周りの景観だとか、それからお客さんをどうしたら呼べるのかと、それから魅力のある温泉にするのは、どうしたらいいのかといういろいろな意見はいただいたのですが、それから経済的に経営できるのかということも含めて、経済効果もどうなのだろう、素人の考えよりも専門家のコンサルを入れてやってはどうかということも意見としてございましたので、一応、開発建設部の方にお願いをいたしまして、新聞にも出たかと思いますけれども、一応、温泉を中心としたコンサルに、今年度かけていただいております。まだ調査が始まったばかりでございまして、来年の 2 月までコンサルの期間がございますので、コンサルでいろいろなデータをいただく中で、またそれをもとに町民検討委員会の中で研究をしながら、また皆さんとご相談をしていきたいというふうに思っております。それから、意見の中にやはりお年寄りや体の不自由な方の町民の歓迎、保健福祉、そういう意味での温泉ということでやっておりますので、その辺ではいろいろな、リハビリの器具だとか、休憩施設の場所のとり方ですとか、いざという時の備えだとか、そういうことについてもご提案をいただいておりますので、今後、コンサルも含めてそういう中身の具体的な面も提起されておりますので、そういう点についても今後検討委員会の中で提起をしていければなと思っております。それから、道の駅につきましては、それぞれ委員さんも管内の道の駅の視察をしていただきましたので、そういう中で、浦幌に一番合った道の駅の建設が必要ではないかということで、一番意見として強かったのは、この釧路―帯広間で、やはり公共的なトイレがないということで、トイレを立派なものにしたらいいのではないかという意見もいただきまして、なんとかトイレがメーン、釧路と帯広の中間地点でありますので、浦幌でゆっくり休めるような休憩スペース、それは町長の答弁でも申し上げておりますが、裏のテニスコートの活用、これについても休めるスペースを設置したということで、それぞれ準備委員会の意見等を取り入れてやっているところでございますし、それから、今後、いかに多くの町民が道の駅に参加できるか、その方法についていろいろな意見をいただいておりますので、まだ決定をしておりませんけれども、そういう運営委員会的なものをきちっとして、やる人の責任者を決めて、早急に応募する方法を取りながら、道の駅を具体的に進めていった方がいいのではないかということが提案されておりますので、その辺は今後、具体的に進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。それから、道の駅と留真温泉の町民検討委員会の中で流会の数を教えていただきたいということでございますが、留真温泉の検討委員会については、何名以上いなければ成立するとか、しないとかという会議ではございませんので、ご指摘のとおり、少人数ではございますが、開催を 4 回にわたってやってきております。それから、道の駅の準備委員会については、4 回目と 5 回目が過半数に達しておりませんでしたので、お互い委員の中で、これは流会せざるを得ないということで、2 回ほど準備委員会の中では流会という形になっておりまして、今回、6 回目でより具体的に前へ進もうということになっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

答弁 まちづくり政策課長 佐藤(まちづくり政策課長は2010年3月まで)

つづきまして、まちづくり交付金の客観的評価基準シート、そちらの方は事前評価シートとなっているかもしれませんが、うちの方で協議させていただいて、ヒアリングを受けながら提出させていただいたのは、客観的評価基準シートというものでございます。目標の妥当性ということで、都市再生基本方針との適合性はどうなのか、本町のまちづくりの目標が、今回の都市再生基本方針と適合しているかどうかということで、ご質問がございまして、本町のまちづくり計画の中で観光・交流、それから交通の利便性という点の中で、3 本の事業等が適合しているということで確認させていただいております。それから、上位計画等との整合性が確保されているかということで、これも本町のまちづくり計画、市町村の総合計画ということでございますけれども、その中でうたわれているかということで、本町でもうたわれているということで適用されているということでございます。それから、地域への課題の対応ということで、2 点ほど、地域への課題を踏まえてまちづくりの目標を設定しているか、それから、まちづくりの必要性という観点から地域の位置づけが高いかということでございますので、これもヒアリング等、現地調査等も入りましたので、その中で説明させていただいて、現状の産業交流施設の近辺の様子、それから留真温泉の様子、状況等も確認していただいて、本町にとってなくてはならないものだということで、判断させていただいたところでございます。それから、計画の効果・効率性ということで、目標と事業内容の整合性はどうかということで、目標と指標、それから数値目標の整合性が確保されているかということでございますけれども、その他いろいろ仕様関係が並んでございますけれども、これも 17 年度の実際の留真温泉を活用した人数等が出ておりますので、その数値と今後、当時は 1 万 7,000人から 1 万 9,000 人だったのですが、それを 1.25 ということに 2 万 6,000 人という目標で進めますよということで、出してきました。それも新設されれば、それも効果が上がってくるのではないかということで、判断していただいております。それから事業の効果ということで、十分な事業効果が確認されているかということで、これはまだ進めてみなければわからないことですけれども、検討委員会、それから協議会の中でも進められて、いろいろな話も出てきております。そのような中でですね、期待感も大分高まってきておりますので、それも評価の対象として適正ということで、チェックされているところでございます。それから、計画の実現の可能性ということで、地元の熱意はどうだろうかと、まちづくりに向けた機運が浦幌町にあるか、それから、住民、民間事業者と努力して今回の計画を策定しているか、継続的なまちづくりの展開が見込まれるか、これはおそらく一番聞きたかったことだろうと思いますけれども、この計画につきましては、実際に検討委員会・準備委員会の中で、各種団体、それから一般の方たちも含めて計画を策定しておりますので、よろしいということでございました。まちづくりに向けた機運ということにつきましても、現状打破ということの中でですね、再生を求められるということで、強く要望してやっているところでございます。それから、円滑な事業執行の環境ということで、計画について住民等との間で合意が形成されているかということでございますけれども、これも昨年は、一般町民にも広報等を通じ、またホームページ等も通じて周知もいたしましたし、また検討委員会・準備委員会の中でも検討させていただいておりますので、形成されているということで、本要望、申請に移っていったわけでございます。以上でございます。

答弁 副町長 門馬(副町長は2015年3月まで)

欠席者の関係と今後の検討委員会・準備委員会の進め方ということでありますが、先ほど、答弁申し上げましたように、決して出席者が多いという状況の中では、これまでやられてきていない。なおかつ、2 回ほどできなかったというようなお話がありましたが、私ども変わりまして、それぞれ 1 回ずつやってきております。一つのこういった施設をやる時に、本当にこれまでと違ってですね、町民の説明会もそうですし、こういった検討委員会・準備委員会というものが、やはりこれだけやられてきたことが、今までなかったことなのかなと感じております。ただ、そういった中での、進め方等について、なかなか慣れない部分もあったと思いますし、また逆にその想いが強くてですね、なかなか一つにまとまらないということもあったのかなというふうに感じております。今後、新たに体制を作りなおすとか、そういうことは考えておりませんし、これまで積み重ねてきた討論した内容や実績というものを継続してやっていった方がいいというふうに感じておりますし、同じメンバーで継続してやっていくということも確認しておりますので、より具体的に、なおかつ町民にわかりやすい議論をですね、今後も続けていきたいなと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 福原仁子

いろいろと町側も努力をされていることは、重々承知しております。なぜ町民の関心がいまいち盛り上がらないということは、これは最初から官主導できていると、他の議員の答弁の中にも町民の熱意があったから、希望があったから、願いがあったからというようなことをおっしゃられますが、やはり官主導で、やっとこういう結果になっていくのではないかというふうに私は考えます。そして、この事業について、なぜ町民が消極的なのかなと考えた時にですね、国からの交付金の絡みがありまして、10%以上の町にとって交付金がですよ、また今後、交付金の増額が望めないという前提のもとで、コストのかかるハコモノの維持管理経費は、即町民に負担がかかってくると住民が気づいてきたからだと思います。10 年後を見据えた計画をと、理解を求められた住民も高齢化していく不安を覚えながらでは、なかなかこういう思い切った事業に飛び込んでいくのには、一時的な活性化の後にくる負担のことを考えれば、本当に二の足を踏んでいるのではないかというふうに私は思います。この点についてもお答えをいただきたいと思います。それから、終始一貫、建設ありきで町側の答弁がありましたが、これらの構想は、もしできるならば、どの事業も「さすが浦幌さん、個性豊かで頑張ったね」と、言われるような明確なビジョンを立てた上での建設、ハコモノであってほしいと念願いたします。この件についてお答えをいただきながら、私の質問を終わります。そして、流会の件ですが、私が耳にした所は、6 回中 3 回、半分は流会だったということも聞いております。その点についての答弁は結構ですので、今聞いたことの答弁をお願いいたします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

町民の皆さん、財政大変厳しい中でという心配をされているということでございます。このまちづくり交付金事業につきましては、17 年、18 年で議会の一般質問がありました。その時にも町長の答弁がありましたけれども、当初 16 年度からこのまちづくり交付金事業が開始されているというふうに議員からもご指摘がありました。まさに 16年度にできた事業であると。その中で、大変今浦幌町、今年 18 年度が公債費負担が 14 億円弱という大変厳しい財政状況であったということで、今年がまさにピークになっています。財政指数が悪いピークになっているということでございます。その中で、15 年度から財政再建の道を大きくハンドルを切りながら、町民の皆さん、そして議会の皆さんのご理解を得ながら、まちづくりを作っていったというふうに感じています。その中で、この 18 年を越えた後、公債費が大きく下がってくるということと、基金が大きく積みあがってくるという明るい兆しが見えてきているところでございます。平成 18 年、14 億の公債費でありますけれども、24 年には 8 億 6,000 万の公債費の減額、支払いがなるという数字になっています。27 年には、6 億を切ってくるという状況が見えてきているわけであります。その中で、基金も 21 年には 10 億を超える基金が積みあがってくるだろうという今、財政計画を持っている中であります。そういう中で、このまちづくり交付金、19 年度から 22 年度までの 4 年間でありますけれども、当初、20 年度の留真温泉の改築を 22 年に先送りをし、この今言った数字がはっきり見えてきた段階での改築に望んでいきたいというふうに考えているところであります。その時になれば、この財政指数もかなりよくなってきているだろうというふうに考えて、今財政推計を作っているところであります。その点、ぜひご理解をいただきたいと思いますし、また個性あふれる店、まさにそのとおりだと思います。道の駅、ご指摘にあったとおり、今、国道沿いにたくさんあります。実際に失敗しているところもあります。成功しているところもあります。この道の駅は、大きければいいというものでは決してありません。やはり個性あふれる、消費者のニーズをつかんだ商品を置くということが求められているのだろうと思います。そういう意味では、数社で実験的な店舗を構えながら、消費者にどのようなニーズがあるのかということも今やっているところだろうというふうに思います。そういう意味では、やはり大きくなくても、我々計画しているのは、それほど中札内のような大きな施設ではありません。小さな施設ではありますけれども、個性あふれる施設を作っていくということが今、準備委員会で進めているところであります。ぜひそのような個性あふれる商品づくりをしながら、そして、町の人たちの特産品を置いて、そして、最終的にはそこを拠点にしながら、町への導線づくりを作っていきたいというのが私たちの切なる願いでありますし、ぜひそのような形で成功に導いていきたいなというふうに願っているところであります。それで答弁に代えさせていただきたいと思います。

出典:浦幌町議会 平成19年第3回定例会 2007年9月7日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる