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浦幌町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月14日

浦幌高校への今後の行政の対応について

2007年6月14日、浦幌町議会の一般質問で、河内富喜議員が「浦幌高校への今後の行政の対応について」質問し、町長 水澤が答弁しました。

質問者
河内富喜 議員
答弁者
町長 水澤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 河内富喜

私は、浦幌高校への今後の行政の対応について、一般質問をさせていただきたいと思います。浦幌高校の存続については、道教委が 2006 年に示した新たな高校教育に関する指針の存続条件を満たしていないことから、削減対象になっていたことは周知の事実であります。そのことを受け昨年来、国・道関係機関存置促進期成会が中心となり、通学困難地域の実情等を道教委に説明し、存続要請をするなど行政と振興会が一丸となって存続への取り組みをしてきたところであります。また先般、浦幌高校の 2008 年募集停止の方針が示されたことをうけ、行政が真摯にまた精力的に対応していることは、6 月 7 日の行政報告の中で説明を受けたところであります。しかし、最終決定はされていないとはいえ、今回の道の方針説明がもつ意味は、その根拠、流れを見た時、大変厳しいと受けとめざるを得ません。今後、存続のために道教委に地域事情を強く訴えていくことが必要だと思いますが、タイムリミットがあります。ここにいたっては、現実問題として、本当に説得力をもって訴えていけることは限られていると思います。今回の質問では、行政報告で説明がなかった部分も含めて何点か確認をさせていただきたいと思います。1 点目として、厳しいとはいえキャンパス校として生き残る可能性がないわけではありません。しかし、生徒数が 1 学年 20 人以上で地元進学率が高いことなどが要件になっております。このことについては、行政報告の中でも説明がありましたが、現実問題としてこのことをいかにクリアするかについて、そのお考えをお聞きしたいと思います。2 点目、町立移管の道もあると思いますが、このことについてどのようにお考えかお聞きしたいと思います。3 点目として、学科転換など、大胆な発想のもとで存続を図ることも道としてあると思いますが、このことについてどのように考えているか、その考えをお聞きしたいと思います。4 点目として、今後の状況を見た中で、浦幌高校に在校している生徒に不利益のないように、教育等の確保やさまざまなケアを強く関係機関に要請していくことが必要だと思うが、その点についてお伺いしたいと思います。以上、4 点についてお答えをいただきたいと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

河内議員の質問にお答えいたします。浦幌高校への対応についてでありますけれども、行政報告で述べさせていただきましたが、現段階では、浦幌高校の来年度募集停止の方針が最終決定ではないと言われております。先般、要望書を提出してまいりましたけれども、河内議員お見込みのとおり、道教委の姿勢は大変厳しいものであると感じてまいりました。しかし、経済的な理由等により浦幌高校にしか進学できない子どもたちがいる現状の中で、何としても存続してもらうよう訴えてまいりたいと考えているところであります。1 点目の生徒数が 1 学年 20 人以上で、地元進学率が 50 パーセント以上という地域キャンパス校化の条件は、現状では非常に高いハードルであると認識しておりますけれども、地域の事情を訴えながらこのハードルを下げていただくよう継続して要請活動を行ってまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。2 点目の町立移管の道でありますけれども、現在の要請活動は、浦幌高校を道立高校として存続するようお願いしているところであり、現段階で町立高校への移管という考えはありませんので、ご理解をお願いいたします。3 点目の学科転換による存続については、現時点では考えてはおりませんが、存続になった場合は、より多くの入学希望者を確保するために普通科からの学科転換が有効であるのかどうか、どのような学科があり得るのか等よく検討してまいりたいと思います。4 点目の在校生の教育等の確保やさまざまなケアについてでありますけれども、現在は、来年度の募集停止を計画している段階であり、正式には 7 月に行われる地域説明会後、9月に決定がなされると聞いており、前段でも申し上げましたように現時点では、何としても募集停止を撤回していただき、地域キャンパス校として存続してもらえるよう要請活動を続けてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。なお、仮定の話で申し上げることはいかがかとは思いますが、仮に 9 月に募集停止という決定がなされた時には、在校生に対する教育的配慮等の要請はもとより、その後の対応策等を含め、国・道関係機関等存置運動促進期成会及び浦幌高等学校振興会等と連絡をとりながら、協議してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。以上、河内議員の答弁といたします。

質問 河内富喜

ただいまご説明がるるあったわけでございますが、私は、行政は一生懸命このことについて真摯に対応をしているなと、そのようにとらえておりますが、残された可能性に知恵を絞り最善を尽くすのが行政及び議会の責務であると考えておりますので、質問にご理解を賜りたいと思います。報道によりますと、2008 年募集停止の対象校については、6 月 15 日開会の道議会に道教委が原案を示して意見を受け、同下旬から 7 月にかけて再度地域別検討協議会を開く運びであり、最終決定は 8 月以降の見通しになっています。当然、タイムリミットとしては、これ以降になってくると思います。今、そのことについての見通しについて、9 月くらいというご答弁をいただいたわけですが、また一番重要で一番難しい問題として、地域キャンパス校としてのハードルの緩和についてでありますが、このことについては、生徒数もしかりですが、特に地元進学率がネックになると思います。我が町は、上浦幌地域の特異性ということが現実問題としてありまして、ほとんどが本別圏ということで、実際は浦幌高校へ通学実績がほとんどないという実情があります。また、通学困難地域を抱えているということも現状であります。大変このことについて説得力を持って強く訴えていくことにも限界はあると思いますが、しかし、最後まで粘り強くこのことについては、道教委に要請をしていっていただきたいと考えております。また、今後署名活動等の存置運動も検討されているということも聞いておりますが、何分タイムリミットがある中でのことでございます。是非効果的な進め方を今後考え、進めていっていただきたいなと考えております。いずれにせよ、このハードルの緩和、これを実現しない限り存続は無理であると言ってもいいと思いますので、この辺について積極的に粘り強く努力をしてもらいたいと思います。また、地域キャンパス校としての存続ということで言いますと、報道などを見ますと、町民の中には町営移管が前提で地域キャンパス校があるのではないかというようなとらえ方をしている人がいるようでございますので、このことについて確認をさせていただきたいと思います。3 点目の学科転換については、今回募集が停止になった 5 校は、いずれも普通校であるということで、一面的なとらえ方ではありますが、今後検討の可能性があるのであればしていただきたいなと思っております。再質問として、タイムリミットを考慮した今後の存置活動についてと、キャンパス校は町営が前提となるのか、というこの 2 点について絞ってお聞きしたいと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

再質問にお答えをいたしたいと思います。キャンパス校は町営移管が前提なのかというお話でありますけれども、あくまでもキャンパス校は道立高校においてのキャンパス校ということでありまして、キャンパス校の条件としては、他の高校への進学が困難な地域を抱える高校、また地元からの進学率が普通校であれば 50%以上ある高校、それがキャンパス校としての要件になると。センター校からの先生の派遣も含めて、道立高校のままキャンパス校として存続をするというのが、地域キャンパス校の条件であります。したがいまして、町立高校への移管ということの関連は、全くないというふうに考えています。町立高校への移管につきましては、先ほど、答弁いたしましたとおり、現在、道立高校についての存続運動を積極的にやっているという段階でありますので、現在のところ、町立高校への移行ということは考えていないということでありますので、ご理解をいただきたいと思います。なお、タイムリミットを踏まえての検討ということでありますけれども、まさしく今、子供たちは進学校を決定するという大変重要な時期にあります。そういう意味で、今、統廃合の提案をされるということに対しましても、道教委に強く反対ということを表明したところでありますし、子供たちのことを考えますと、是非早い時期に今の募集停止というのを撤回していただきたいというふうに、強く要請活動を今後も続けてまいりたいというふうに思っております。現在、署名活動を続けておりますけれども、署名活動が集まり次第、再度教育委員会の方に、これは十勝になると思いますけれども、提出をしながら存続についての要請活動をしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 河内富喜

大変厳しく、今後の道のりは困難であることは予想されますが、一点突破、キャンパス校としての存置について全力でひとつ頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

出典:浦幌町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月14日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる