浦幌町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月10日
災害復旧工事の進捗状況と今後の対応について
2006年12月10日、浦幌町議会の一般質問で、差間勝男議員が「災害復旧工事の進捗状況と今後の対応について」質問し、町長 八木が答弁しました。
- 質問者
- 差間勝男 議員
- 答弁者
- 町長 八木
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 差間勝男
2 項目めといたしまして、道道直別共栄線、災害復旧工事の進捗状況と今後の対応について質問をしたいと思います。道道共栄線の高波被害による災害復旧工事が終盤に入っております。しかし、今の工事では現状に戻すだけで、時化には高波が道路上に打ち上げられ通行止めになるのは目に見えております。予算の関係とは思われますが、大事な波返し、いわゆる高波がきた場合ですね、ぶつかってはね返るような装置でございますけれども、この波返しは、今の国道 336 号延長上になるトンネルの厚内側一部できております。これは大体道路より高さが 2 メートルくらいあります。それに波返しとなって、道路には波が上がらないという工事が実際には一部昆布刈石の方でやっております。現状では、何度も道路に被害が繰り返されることが予想されます。今後、抜本的な対策が必要と考えますが、その対応について考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)
差間議員の 2 項目めのご質問にお答えいたします。道道直別共栄線の災害復旧工事の進捗状況と今後の対応についてでありますが、道道直別共栄線は、吉野と直別を結ぶライフラインとして、また、国道の迂回路として欠かせない重要な道路であります。特に、今回災害復旧工事が行われている厚内から直別区間は、地域住民の生活道路としてだけではなく、厚内漁港の漁獲物を釧路方面に運搬する際の重要な産業道路としても位置づけられております。本工事区間は、平成 16 年 6 月 29 日から 7 月 2 日にかけて発生した台風8号によるうねりによって、7 月 2 日から 3 日にかけての沿岸部の大しけにより波返し擁壁の基礎が洗掘され、背後土砂の吸出しによる沈下、擁壁の転倒、道路の一部欠落などの災害に対する復旧工事であります。改修する工期は、平成 16 年 9 月から平成 19 年 3 月 20 日を予定しており、工法については、侵食対策工法の検討により、直立擁壁と緩傾斜護岸による比較検討の結果、経済性、施工性により緩傾斜護岸が最適な工法と決定され施工されておりました。しかし、本年 10 月 7 日から 9 日の低気圧による高波により、復旧工事が進められている区間において張り芝と舗装が剥離するという被害が生じたことから、帯広土木現業所より、このような被災が再度発生しないよう、工法の検討をする旨の連絡をいただいており、本町といたしましては、今後とも、災害防除について万全の対策を講じていただくよう道に対して要請して参る所存であります。以上、差間議員の 2 項目めの答弁といたします。
質問 差間勝男
たしかに海岸線、これは町長もわかっているとおり、すごく浜がなくなりましたね。今までであれば 100 メートルくらいは道路から今の 38 号線ですけれども、当時は 100 メートルくらい砂があったと。当然、これが侵食されて、現在であればほとんど無いと同じですね。ですから、これら時化るとこの間あたりでも私行って見ていますけれども、現在、壊れていない場所にばんばん波があがってくるのです。これはなぜかと言うと、擁壁の下に多少ブロックがあるようですけれども、それが一切効果ない状態でございます。私も現場の方々に何回か聞いているのですけれども、これを今この工事を完成したとしても、波は上がりますよと。上がるというのは、近い将来また壊れる可能性が十分含んでいると、これははっきり言っております。今、町長が言われたように、工法も一部変更するという話も聞いておりますしね、実際それがいつやるのかはわかりませんけれども、何にしてもお金がかかるので、これなかなか現場代人もしっかりしましてね、予算のことを言うのですよ。我々は、たしかに予算は大事ですけれどもね、あなたそう言うけど、我々はここを通る人間としての安全性をやはり一番考えるのだと。ですから、過去何年間 2~3 年前から私の先輩議員もこの問題を取り上げております。それは、いわゆる波がばんばん道路の上へ上がりますからね、そうしたら道路に亀裂が生じてきたと。それが今なって考えてみますと、これもあくまで予算がかかりますからね、消波ブロックを入れることによってこれだけの大きな災害が起きなかったのではないかなと、それも私なりに考えております。波が出ると昆布刈石方面、直別方面は通行止めになりますから、いわゆる今生活道路どうのこうのと言う前に、やはり多少時化でも通れる道路、これが道道だと思うのです。国道であろうと、道道であろうと時化たら通れない。日高方面の黄金道路と全く同じだと思うのです。道路というのは、一人のための生活道路であっても整備する必要があるというはっきりした原則がある中で、やはり道も考えが甘いと私はそう思っております。ですから、壊れる前に土木現業所のパトロールカーが常時来て見ていると。それにも増して壊れてしまったのですからね。私に言わせれば壊れるのを待っていたのではないかと、そう言っても過言ではないと思います。ですから、道路そのものの認識が土木現業所にそれだけあるかどうか、これは町長に言っても仕方ございませんけれども、私はそれだけ道路というものを大事だと、どうも認識が土木現業所は足りないのではないかなと、私は思っております。ですから、いずれ道道から国道に昇格となっても、やはり予算は当然金が無ければできませんけれども、その点町長の認識をきちっと聞いておきたいと思います。
答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)
再質問にお答えさせていただきます。この直別共栄線、災害復旧として取り組んだ内容のものでございます。災害復旧という中には、それぞれ復旧するための制限があると、制約があるという中で、北海道としては誠心誠意取り組んでいただいているというふうに考えているところでございます。現地もしっかりと何回も所長自ら来ていただいて見ておりますし、また 10 月 8 日は日曜日でありましたけれども、ちょうど今回の台風の後でございましたけれども、すぐに朝から職員を派遣していただいて現地対応をしていただいているところでございます。今回の低気圧は、何年か何十年に一回という非常に大きく発達したもので、波もそのように大きなものであったというふうに認識しております。その後、工法について先ほどもお答えさせていただいたとおり、工法について検討し、この問題についてはしっかりと対応していくということを連絡受けております。今後につきましても改修について万全の体制で挑まれますようお願いして参りたいと思いますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
質問 差間勝男
何回言っても同じことの繰り返しになると思いますけれども、やはり地元といたしましては、促進期成会は解散して現在ありません。しかしながら、これはやはり地元としては町長に頼るしかないわけです。ですから国道の昇格問題、もう 1 点は、道道直別共栄線災害復旧に対する今後の安全性、十分これを理解していただいて、これからの政務活動の中で強力に進めていっていただきたい、そういうふうに考えているのが地元の考えだと思います。最後にこの 1 点だけ確認をしたいと思います。
答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)
先ほどからお話しているように、土木現業所とも十分詰めて、その工法を検討しますということでお話をいただいております。今後も政務活動の中でしっかりと対応していきたいと思っておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。