みんなの議会

津別町議会 令和4年第3回定例会 2022年6月16日

支援の継続性について

2022年6月16日、津別町議会の一般質問で、渡邊直樹議員が「支援の継続性について」質問し、町長 佐藤多一、住民企画課長 小泉政敏、産業振興課長 迫田久が答弁しました。

質問者
渡邊直樹 議員
答弁者
町長 佐藤多一、住民企画課長 小泉政敏、産業振興課長 迫田久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 ただいま議長より発言のお許しをいただきましたので、先に通告している質問をさせていただきます。新型コロナウイルス感染症対策の取り組みの今後についてであります。津別町の新型コロナウイルス感染症に係る対策は、令和2年4月 23 日臨時会において、経済対策として、事業融資を受ける際の利子補給を目的とする融資制度が第1弾として開始されました。また、同月 28 日全員協議会で追加対策第2弾、翌5月 19 日全員協議会で対策の第3弾が協議され実施されてきました。令和4年度に入り、5月 11 日全員協議会におきまして、第9弾にあたる対策が協議され、財源は主に「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」となっています。現在は、コロナ禍がいまだに続き、コロナ後に向けても対策は継続して実施すべきと考えます。― 9 ―そこで、これまでに取り組んできた事業の効果と、支援の継続性についてお伺いしたいと思います。1点目です。これまでのコロナウイルス感染症に係る対策については、どのようにつくり上げられてきたのか。2点目です。これまで実施された事業についてお伺いいたします。一つ目です。お買い物割引券発行事業の目的と効果について。二つ目、森の健康館町民入浴券交付事業の目的と効果について。3点目、つべつ宿泊キャンペーン事業の目的と効果について。4点目、愛林のまち林業林産業原木等購入支援事業の目的と効果について。5点目、町内出身の大学生等への特産品支援事業の目的と実績について。大きく3点目です。今後、財源である新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金がない場合、これまで行ってきた支援策の継続性についてお伺いいたします。以上、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、渡邊議員の新型コロナウイルス感染症対策の取り組みの今後についてお答え申し上げます。はじめに、これまでの感染症対策をどのようにつくり上げてきたかについてでありますけれども、現在、取り組み中の対策を含め、感染症対策は、国が令和2年度に創設した「新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金(以下コロナ臨時交付金)」とお話しさせていただきます、これを活用して事業を展開しているところであります。コロナ臨時交付金の当初の基本的な考えは、感染症拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し、地方創生を図るために自治体が地域の実情に応じて、きめ細やかに必要な事業を実施できるよう措置されたものであります。事業の実施にあたって国は、各自治体に対し交付限度額を示し、対象とする事業は、感染症対策、事業継続への支援、地域経済の回復、住民生活の支援、そしてコロナ収束後を見据えた地域の魅力向上などとし、幅広く活用できるものとしました。― 10 ―こうしたコロナ臨時交付金の趣旨を踏まえ、各課において町民の生活実態や事業者への影響度調査、さらには関係機関等からの情報収集を行い、三役と管理職で構成する「コロナ対策本部会議」において、よりきめ細やかな対応を図るべく事業内容の協議と事業効果の検討を行い、議会とも協議して事業を進めているところであります。また、相次ぐコロナ臨時交付金の追加交付に対しましても、随時関係機関への聞き取り調査などにより実施事業の検証を行い、より効果的なものになるよう改善を図り、新規事業の検討も行ってきたところです。次に、これまで実施した事業の目的と効果についてのご質問ですが、各事業の目的につきましては、全員協議会等で説明し了承を得て取り組んでおりますので、実績と効果についてお答えいたします。まず、お買い物割引券発行事業についてですが、令和2年度の第1弾から本年5月まで6回実施し、1枚 300 円の割引券を5枚綴りにして延べ4万 2,672 枚を全町民に配布しており、全体の利用実績は 93.8%となっています。利用にあたっては、割引券の額の倍以上の購入を条件としていることから、経済効果は少なくとも1億 2,000 万円以上と思われ、コロナ禍の経済への影響緩和、町内消費の喚起と拡大、家計への支援に有効であったと考えております。森の健康館町民入浴無料券交付事業は、利用実績として大人と子どもを合わせて、令和2年度 4,622 枚、令和3年度 6,879 枚で、コロナ前の令和元年度と比較すると、令和2年度は 138%、令和3年度は 206%となっています。コロナ禍で自粛生活が続く中、施設の利用促進と町民にとって心身のリフレッシュを図る場として機能したと考えております。つべつ宿泊キャンペーン事業は、令和2年度が 394 人、令和3年度は 528 人の利用がありました。宿泊者が特に減少する 11 月から3月の閑散期を利用期間に設定したことにより、一定の利用者の確保と、町民による町内宿泊施設の魅力再発見につながったものと考えております。愛林のまち林業林産業原木等購入支援事業は、町内業者の事業規模からすると大きな額ではありませんが、12 業者に 2,250 万円の支援を行いました。この事業は他の市町村において類のない取り組みであり、対象事業者からは好意的な反応が多数あり、― 11 ―1社、丸玉木材株式会社様から感謝状もいただいたところです。この事業の効果測定は難しく、即効性はありませんが各社が原木等の確保が困難になっている中、経営の一助となったものと判断しております。町内出身の大学生等への特産品の支援事業は、令和2年度 72 件、令和3年度 50 件であり、効果については自粛生活が続く中、気持ちの面での応援という意味があったものと考えており、受け取った学生からは「ふるさと津別を思い出した」「お米はうれしかった」「親へ連絡し親との交流があった」などの感謝の声が直接聞かれたところであります。次に、コロナ臨時交付金がなくなった場合のこれまでの支援策への継続についてですが、コロナ臨時交付金は、先に説明しましたとおり、コロナ感染症及びその影響への対策として交付されているものであり、交付金の終了はコロナ感染症が収束、または影響がほぼなくなったということを意味します。アフターコロナにおいても、仮に継続が望ましいと思われる事業である場合は、その効果を再検証するとともに、財政状況を勘案し慎重に対応すべきものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 今、質問に対してのお答えをいただいたところであります。最後の部分のアフターコロナに向けてということが、私の今回の質問の最終的な到達点かなと思うわけですが、答えとしては、難しい判断なのかなというふうに思います。そこで、最初の部分からちょっと紐解いて再質問させていただきたいと思います。これまでに、コロナウイルス対応の臨時交付金、その部分の対象外となることで取り組めなかったという事業はこの間にあったのかお聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長 小泉政敏(住民企画課長は2024年3月まで)

ただいまのご質問ですが、これまで取り組めなかった事業というか、提案というか、各課で出してきた事業に対して取り組めなかったものがあるかということですが、そういうような事業はなかったかなと判断しております。― 12 ―

質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 今お答えいただいたところでありますが、私が今回取り上げたこの5項目については、今までこの間に複数回行われてきたものを主に取り上げています。林業林産業の支援については単品ではありますが、それ以前にも製造業持続化支援金ですとか、現在も原油高騰対策支援などという形で対象や内容は違えども直接支援というようなことで重なる部分もあるのではないかなと思い、取り上げております。そこで、町長に改めてお聞きいたしますが、総じて、この5項目について、取り組みの目的に照らして効果があったというふうに受け止められているのか、改めてお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、一定の効果はあったというふうに判断しております。

質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 それでは、ちょっと細かく聞きたいと思います。お買い物割引券ですが、現在、7回目を今後予定するという取り組みになりますが、町民への浸透度はどのようにお感じになっているかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

これも先ほどの答弁で申し上げましたとおり、90%を超えているという状況ですので、浸透はしているというふうに思います。ただ、中には、全ての世代というか町民に送っていますので、それは必要ないという方も中にはおられますので、100%になるというふうには最初から思っておりませんでしたけれども、93.8%は十分に浸透したなというふうに考えております。

質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 その上で、以前もこのお買い物券に取り組む中で、違う形のいわゆるプレミアム付きという形ではありますが、商品券というものも検討の課題にあったのかなと思います。この二つ、傾向は違うわけですが、そのお買い物券、今行われているお買い物割引券というものと、以前検討された、以前もいろんな― 13 ―ことでやられていますが、プレミアム付き商品券というものの傾向について、この違いについて町長はどのようにお考えになっているかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

これは、プレミアムでやってはどうかということを、当初、商工会からの要請活動にもあったわけですけれども、やはりいろいろ議論しているうちに、プレミアムだと買える人、お金のある人がそれを独占してしまうという傾向も他町村の中でもありましたし、そうではなくて町民全てに行きわたるというふうなことをやはり優先しようということで、それは議会との議論の上でスタートさせていただいておりますので、それはご承知されているという認識をしております。そして、最初の1回目については、やはり倍の1枚 300 円ですから、600 円のものに対して1枚 300 円使えるということですので、わかりづらいというようなお話も最初のうちは聞きましたけれども、これまで何回もする中で、もう既に使い方というのは十分浸透しているという認識をしております。

質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 以前に水道料金のお話しをした時に、料金がいろいろ多様になっていると、これも長く続けていくことで、私の中では疑義というか、違いの話をしたのですが、町長からは馴染んできたというような受け答えがあったかなと思います。私もこういう続けている事業、馴染んできたものをやはり続けてほしいということで、今回の趣旨にしております。町長に改めてお買い物券と商品券の違いについてお聞きしたのは、いわゆる目的と効果の対象が違うという部分を、購入する側から考えると、お金の消費、利用ということで同じなのですが、そういう趣旨の違いについて十分ご理解いただきたいというふうに思います。お買い物割引券は、今町長がおっしゃったように、広く町民に配布されているもので、いわゆる利用者側の利用の希望が大きいという制度なのかなと思っております。またプレミアム商品券については、いわゆる購入した方の利用促進ということはもちろんありますが、それを受け取る事業者側の多種多様な対応というものもありますので、今、先ほど私が言いましたように、いろんな制度を兼ねてやっていますので、事業者に対してもいろんな直接支援も含めて行われていますので、今後― 14 ―もそういう利用の目的の違いについて改めて把握した上で適時対応していただきたいと思います。ほかの項目についてですが、答弁にも重なる部分はありますが、入浴券につきましては、町民の休息や保養の場であり、いわゆる福利厚生的な配慮で利用促進や環境を今後も維持する必要があるのかなというふうに私は考えています。その意味でも、令和2年度からこの無料交付事業に取り組みまして、さらに年度初めに郵送配布という現状の形がまさに理想的なのではないかなと。宿泊キャンペーンについても、宿泊客減少への誘客効果とあわせて、町民への利用促進に向けた働きかけを今後も意識していただきたいというふうに思います。また、林業林産業製造業への給付金支援については、コロナ禍での対応に加えて、予算の規模の面からも考慮した結果ではないかなと思います。今後に向けて、現状の事業者や各種団体との情報交換や連携を図った対策の立案に期待するところであります。次の大学、いわゆる短大生、専門学生も含めた支援についてでありますが、これまで担当より学生を応援したいという部分の提案理由もあり、これまでとはまた形を変えてでも実施に期待するところであります。これ、まとめて今話ししましたが、町長からご意見があればお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

入浴券と宿泊キャンペーンの関係ですけれども、議員もご承知のとおり、特に大きく利用されるのはランプの宿であります。ここは公共施設ですし、それからみいとインつべつも公共施設です。そういったところを指定管理という方法をとって民間の方に経営を委託しているという状況です。ですから基本的には、そこで利益を上げて収益を上げて自分の会社のものにしていくというのは一向に構わないわけですけれども、そこが経営が困難であるということで撤退をされると、今度は町が即経営に直接乗り出さなくてはならないという、非常に難しい状況になってまいりますので、そこをやはり支援していくというのは、当然必要だろうなということで、こういう制度を使って進めてきているところです。町内には、そのほかにも宿泊キャンペーンでいけばゲストハウスのnanmо-na― 15 ―nmоさんだとか、あるいはでてこいランドさん、チミケップホテルも対象に加わってまいりますけれども、そこはそこなりに活用されていましたので、今回またそういう制度が7月1日からスタートしますので、ぜひ活用していただいて、経営の一助になると同時に、ぜひとも津別の知名度なり観光の楽しさというんですか、そういったものもこの地の中で味わっていただくといいますか、そういう形に経営者とともに、あるいは指定管理者とともに進めてまいりたいと考えているところです。それから原木の関係については、今もまだウッドショックという状態が続いております。これはコロナの影響というよりも、むしろ今、ウクライナとロシアの関係がさらに追い打ちをかけて、そういう状況になってきておりますけれども、これは原木を取得するのに助成金を出したということは、非常に感謝状をいただくほどですから、会社にとっては大変貴重なものだったんだろうなというふうに思っています。今度こういう状態が、それでは今はもう改善されているかというと、先ほど申しましたとおりウクライナ情勢等もあって、なお厳しい状況になっているというのが事実で、今聞くところによりますと、自分で家を建てても坪 100 万円するというようなお話も業界ではよく言われておりますけれども、そういう中で、おそらく今、参議院選挙が来月の 10 日に投開票がありますけれども、その後に大型のまた補正予算が組まれるのではないかという情報等も入っておりますし、新聞の中でもそういうものがちらほら出ていたりしています。そうなると骨太の方針がこの間決定して、それに基づいてということになると思いますけれども、この経済対策は少しウクライナ情勢も含めて、そういう予算が配置されてくるのだろうなというふうに思いますけれども、それはそれでまた活用させて、燃油の高騰等含めて活用させていただきたいと思うところです。基本的には、やはり地元に金融機関がありますので、そこの支店長等ともいろいろ情報交換を都度しておりますので、そういった情報も踏まえて、より効果的なものを打ち出していきたいというふうに考えております。それから大学生だとか専門学生、高校生もそうですけれども、町外に行っている子たちに支援をしてきました。令和2年度は 3,000 円相当のものということで、クマヤキサブレだとか、ロマンス製菓のキャンディ、それから農協でつくっています有機ミ― 16 ―ートソースだとかそうめん、あるいはまる太くんのエコバッグだとか、Kニットでつくられたマスクだとか、そういったものをセットにして送っています。令和3年度は 1,000 円アップして 4,000 円の内容で送っているところですけれども、この時は米も3キロほど入れたりということで、地元のあっぱれ米ですけれども、そういう形で有効に使っていただいているのではないかなと思います。もう大分学校も始まっていると思いますけれども、ひところは家の中で一度も大学にも行ったことがないというようなことがテレビでもよく出ておりましたけれども、今は少し落ち着いて学校にも行ける状態になっているとは思いますので、これは、ふるさとも君たちのことを応援しているよというメッセージになったのではないかなというふうに考えているところです。以上です。

質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 今、いろいろ5項目について町長からお答えいただきました。私もそう思いますし、十分価値のあるお言葉をいただいたと思います。その部分を受けて3番目の今後について少し話しをしたいと思います。今回、このいわゆる5項目というものですが、取り上げた項目については、先ほど私が言いましたように、当初の目的に対し成果を上げ、さらに複数回馴染んできたという話もありますが、行ってきております。ちょっと内容は違うかもしれませんが、財源に地方創生とついています。地方創生交付金、通常のものは地方が自主的、主体的で先導的に作成した事業実施に交付される交付金であります。言いかえれば、このコロナ対策として津別町が主体的に取り組んできた事業というふうにも言えるかと思います。国では、今町長からも話がありましたように、今後もコロナ対応の交付金の準備があるようにも聞こえてきますが、いずれそういうものが自主財源で行われなきゃいけないかなという部分も出てくると思います。現状のこの目的という部分、コロナという部分の目的という部分から、効果を踏まえて継続の選択には目的から役割というふうな考え方を追加させる必要があるのかなというふうに思います。今、町長がお答えになった話の中ですが、例えて言えば大学生等への支援についても、当初の目的はコ― 17 ―ロナ禍ということで、そこに津別町から支援を行っていたわけですが、これからは津別町と津別を離れた学生をつなぐ役割としての支援を検討していただきたいというふうに思います。津別の現状を学生たちに伝えて、また気持ち的な特産品をそこに添えて、故郷を思い出していただくそういう機会になれるような役割を与えていただければというふうに思います。町がこれまで主体的に複数回行ってきている事業について、私は優先度が高いというふうに思うわけですが、町長の受け止め方をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

最初のご質問でお答えしたかと思いますけれども、これは地方創生という名前はついていますけれども、いわゆる新型コロナウイルス感染症対策で影響がさまざま出ている部分についての、それぞれの市町村で対応を図ってほしいということで国から交付されたものでありまして、これまでトータルで5億円を超えるようなお金が交付されています。これからまた 5,000 万円ほど入るというふうに思いますけれども、それは燃油の高騰が続いているということで、そこのところに少しシフトされてくるというふうにも聞いているところでありますけれども、いずれにしてもコロナが一定の落ち着きを見せれば、この交付金そのものはなくなっていくんだろうなというふうに思います。かわりの部分として、それをさらに経済を盛り返していくというようなことで、別の形でおそらく交付金が用意されてくるのではないかなというふうに思います。そういったものを町独自でさまざまなことをやるということは、これから議員もご承知のとおり、まちなか再生事業を含めて大きなお金を用立てしなければならない状況になっておりますので、そういった津別町の財政全体の状況も見ながらやれること、それからこれはコロナ関連なので、それは終わったものは終わったものということで割り切っていくことも必要だというふうに思っていますので、それは今後、必要なものが出てくれば検討させていただきたいと思います。

質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 財政という話が必ず出てきますので、難しい問題― 18 ―かなというふうに思います。自治体の運営については。問答みたいな話になりますが、これまでのコロナ対策は影響を緩和するための支援ですとか、事業の継続や雇用確保などという目的が多くありました。これからコロナ過が続く現状では、そのコロナウイルスという社会の共存を意識したような、より現実的な支援の継続が必要だと感じます。そこで今、町長から言われたような財政という課題がぶつかってくるのではないかなと思います。地域の課題解決、これは通常でも当たり前の話ですが、また地域振興をより意識した対策を今後の施策に継続させていただきたいと思います。財源についてでありますが、今、私はこの地方創生臨時交付金というものは二つの側面があるというふうに思っています。一つ目はこれまでの支援という部分についての側面でありまして、もう一つは、今後に向けた施策へのチャレンジ的な側面なのかなと。今町長から、この地方創生とはついていても、これはコロナ対策だという話がありましたが、今までも地方創生とついている文言の中で、よくそういう過疎地域への活動のチャレンジというものがありました。よりよく考えていかないと、やはりちょっと詰まってしまう部分がありますので、このコロナ対応の交付金がない場合も、先ほど町長の答弁の中にも他町に類のない取り組みという話がありました。これは津別町が自主的に考えて行ったからそういう判断があるのかなと思います。現状と同規模な実施は難しいとは思いますが、目的にあわせた選択や規模や期間、また上限の見直しなどサイズ変更を行いながらも、可能なものはあるのかなというふうに思います。例えば林業林産業の原木の購入支援についても、例えば原木購入費、今回は 200 万円という上限を設けていますが、これを町で、例えば原木というものの基準を決めて、それを超過した部分については補助をするなどという、制度の立て直しというか考え方のチェンジというものができるのではないかなと思います。財源としても直接購入費という部分にはいかないかもしれませんが、森林環境贈与税など対象とした枠組みでの検討も、そういうくくりの中で可能ではないかなというふうにお願いもしたいと思っているところでありますので、その部分について担当課― 19 ―としてのお答えがあればいただきたいと思います。

答弁 産業振興課長 迫田久(産業振興課長は2024年3月まで)

今、意見をいただきたいということで、この実施しました愛林のまち林業林産業原木等購入支援事業というのは、目的についても効果についても先ほど町長のほうから答弁されたとおりでございます。今後の見通しの中で、継続というふうなところもありますけれども、これらについては、特にうちの林業全体におきますと、先ほど町長の答弁にもあったとおり、コロナというよりも今の世界情勢の中で右往左往しているというか、大変なことになっているところでございます。これを渡邊議員のほうから継続ないし別な形でというふうなその財源については、森林環境贈与税というふうなところでございますが、森林環境贈与税は贈与税として、今現在、皆さんにご審議いただきながら使う方向が大方決まっておりまして、森林の再整備というところで現在は計画をしておりますので、先ほど議員がおっしゃったような形の、新たな財源のほうになるかどうかというふうなのは、それが本当にうちの林産業、特に工場等々の底支えになるかどうかというふうなところは十分見極めていかないといけないのかなと思いますし、先ほど町長からもあったとおり、今後のコロナではなく、世界情勢に対しての経済対策の事業が多分新設で出てくるだろうと思いますので、そういったところも含めまして総合的に判断をしながら支援が必要だというふうになれば財源というふうなところも国の動向を見ながら検討しないといけないのかなと思っていますけれども、まず今後の動向と総合的な判断をしながら検討はしていきたいと思っております。以上です。

質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 ここで答えを出してもらおうということではないわけですが、例えば今、話がありましたように、この原木についてはコロナというより世界情勢ということがありましたが、使っている財源はコロナの財源であります。だから私が言いたいのは、方便というかチャレンジという部分について、これがまだコロナ交付金がこの後来るような予定があります。そういうものを時代にあわせた使い方でチャレンジしていただいて、それをこの後アフターコロナと言われているこの― 20 ―次の時代については、また自主財源なり新しい財源なりを活用して、今、私が言いましたように規模を小さくするとか、可能なことを検討しながら形を変えて組みかえていただきたいというふうに思います。最後になりますが、これまでお話をさせていただきましたが、現状のコロナ対策や支援は果敢に取り組んでいただき、今後の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が、この後ない時代、町長の答弁ではコロナという影響がなくなった場合、なくなる可能性もあるという話がありましたが、もうその境目がわからないものですから、こういうものがない場合に向けても、このコロナ支援から地域の役割という部分に消火させて、地域振興を主軸に続けていただけると私は期待しております。また財源についても、先ほど来上げましたが、例えばふるさと納税ですとか、今回の森林譲与税ですとか、ある程度自治体の裁量で使用判断の可能な財源の増収や積極的な活用も含めて視野に入れていただきたいというふうな部分もお伝えしまして、最後にさせていただきますが、町長から一言あればいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

コロナに関係する部分については、おそらくこれから収束に向かっていくのだろうと思います。ただコロナ庁みたいな感染省庁みたいなのをつくるという国の動きがありますので、おそらく次の全く新しい形の感染症が5年とか 10年のスパンで今までも出てきておりますので、おそらくまた違う形のものが、この先すぐにではないと思いますけれども出てくるのだろうなと思います。いずれにしても今回のコロナについては、多分収束の方向に向かって共存するという形に進んでいくのだろうと思います。最初のころの感染者が町内に出たというときは、本当にピリピリして死ぬかもしれないというような感じで、それぐらいの危機感がありましたけれども、今はそういう状況にもないということになっております。そういうことによって交付金がなくなっていく、あるいは形を変えていくということは十分考えられるのかなというふうに思います。ただ、今、国のほうでは地方創生交付金というのは、これは平成 27 年から出されていて、それも町としてもさまざまな形で活用させていただいています。それは町でま― 21 ―ち・ひと・しごと総合戦略というのを立てた上で、それに沿った町の発展に向けての地方創生をしていくための交付金として受け取ってきているところでありますけれども、今、岸田内閣にかわりまして、地方創生交付金は存在しているんですけれども、そこのシフトがデジタルへ向かっていきます。今回も今月に入ってからデジタル田園都市国家構想基本方針というのが出されました。さまざまなことが書いてありますけれども、この地方創生の中で進めていく形になりますけれども、今までの地方創生の交付金のあり方から、しっかりデジタルに将来の社会に向けて組みかえをしていくという意思がありありと出ていますので、これは道新の記事も載っておりましたけれども、そういう変化に市町村がなかなか対応しきれないという、前はこうだったじゃないですかというのがなかなか認められなくて、デジタルというものがその中に入っていなければ、なかなか認められないというそういう状況、それだけデジタルというものに対しては本気なんだなというふうに感じておりますけれども、それが今のテレワークの時代だとか、コロナによって普及し始めてきておりますけれども、そういったものの活用だとか、社会の構造が変化していくというものに対応していく時代に入ってきたなというふうに考えています。そこに、あと議員がおっしゃったふるさと納税だとか、森林環境譲与税、あと2年もすれば今の復興税から、今度は環境税ということで1人 1,000 円を国民からいただく部分が変わっていきますけれども、それに先駆けて国は譲与税という形で出しておりますけれども、そういったものをしっかり活用しながら町づくりを進めてまいりたいと考えております。

出典:津別町議会 令和4年第3回定例会 2022年6月16日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる