みんなの議会

津別町議会 平成29年第2回定例会 2017年3月21日

役場庁舎建設の基本構想について

2017年3月21日、津別町議会の一般質問で、山内彬議員が「役場庁舎建設の基本構想について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
山内彬 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 ただいま議長の発言のお許しをいただきましたので、先に通告の一般質問につきましてお伺いをしたいと思います。今年の町政方針で、庁舎を含む複合施設の建設について今年度は「複合庁舎建設等まちなか再生基本計画」の策定を進めると町長は方針で述べております。また、新しい構成の議会になった3月2日、総務文教及び産業福祉常任委員会において、津別町役場庁舎建設構想(案)、中間報告でありますけども取り扱いのことと、今後の進め方― 27 ―について報告がありました。それを踏まえて、次の点につきましてお伺いしたいと思います。この中間報告につきましては、4回ぐらい開催された内部検討の中で示されたものであります。この中に書いてあるものの構想の策定の経緯、それから今後について書いてありますが、「構想の策定にあたり新庁舎の規模、建設場所、想定事業費等検討していますが、建設に着手する時期によって町民ニーズ、財政状況など変化が想定されることから、本基本構想をベースに新庁舎建設の詳細を定めるための基本計画策定に向け、今後も町民や議会との議論を深めるものであります」というふうに記述されております。そこでお伺いをしたいと思います。平成 25 年に役場庁舎の耐震調査を実施しております。平成 26 年5月 12 日開催の総務文教常任委員会において、その結果の報告があったところです。また、住民向けにつきましては、平成 28 年、昨年の 10 月に広報で町民向けにこの結果について報告があったところです。平成 26 年の年明けに津別農協理事者から役場庁舎の建て替えを行う際には、複合施設として一緒に建設参加したい旨の要望が出されているというふうに書いてあります。委員会での報告や町民向けの報告前に、なぜこのような口頭でありますが町に正式に要望が出されたのかお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

役場庁舎建設の基本構想(案)、これについてのご質問であります。まず、平成 26 年1月の津別農協理事者から要望概要についてのご質問がございました。現在の農協事務所は昭和 38 年に建設されまして老朽化が著しいことから、平成 25 年4月に策定しました「津別町農業振興計画」で、29 年度に農協の新事務所を建設するということにしていたところでありますけれども、同じく役場庁舎も老朽化が進んでいることから、庁舎の建て替えを計画する際には、複合施設として建設に参加できないかという考えが示されたものであります。これ以前におきましても、組合長とはTPP反対だとか、あるいは国営農地再編整備事業の中央要請等々あります。それから、JA内部でもさまざまな部会がありまして、これら部会の総会などで意見交換をする場所というのが相当数一年を通してあり― 28 ―ます。そうした中、組合長のほうから、3階建ての事務所が耐震改修促進法によりまして、道路閉鎖建物、これは特定建築物といいますけれども、として指定された場合の不安、それとグリーンマート経営者からの改築・新築の意向の相談があるというようなことは聞かされていたところであります。26 年の1月の要請時点では、まだ役場庁舎の耐震調査結果が出ていなかったこともありまして、耐震の強度が仮にないとなった場合は、補強工事の検討の範囲という程度のやり取りをしていたところであります。そのような状況であります。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 今お答えがありましたが、これは町長と組合長のやり取りの中の経過ではないかなというふうに思います。私がお尋ねしているのは、耐震の結果が出る前に、こういう形で口頭でいいのですけれども出されたと。これは、町からそういう情報を組合長に、こういう複合施設とか建て替えについて話がなければ、農協もこの話を役員で相談されて出されてきたと思うのですけれども、1月早々にこれを出される自体が一つは疑問に思うと。町長は、出向いて行ったかどうかわかりませんけれども、こういう話を具体的にされたのかどうか、再度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

石原さんの答弁みたいに記憶がございませんというのも変なのですけれども、たびたびありますので概要だけを説明させていただきたいと思います。何度もいろんな問題について農協、農協だけでなくて各界の方たちと丸玉産業の社長ともそうですし、いろんなところと立場上さまざまな会合がありますし、いろんな意見交換をしています。そうした中で、農協の組合長、農協も非常に建物として困っていましたので、これは活汲に移築するということも含めて農協自身の計画の中でも想定されていたということも聞きまして、ああ、そうなのですかと。町も相当、農協よりもまだ古いのですよね、ということがありまして、そういう意見交換というのは当然するわけでして、これは年に一度正式には農協の理事さんたちと年に一度は必ず意見交換会というのをやっております。これには議員の方も農業出身の方の議員の方もそれに参加をして、一緒に年に一度は必ずお互いに特に農協が抱えているさまざ― 29 ―まな問題というのをお聞きして、そしてそれに対してどういうふうなことが検討できるかというようなことはしています。そういう中でも当然話が出てきますし、それから先ほど言いましたように一緒に組合長とは東京にも行きますし、あるいは札幌にも行きますし、それからいろんなたくさんあります肉牛振興会だとか、タマネギ振興会だとかものすごい数の部会がありますけれども、そういったところの総会等々での組合長とのその後の懇親会等もありますので話等々がある。そういったところで、どっちが行った、来て、どうだということではなくて、お互いに困っていることを言い合いながら、それではこんなふうに今実は自分のところではこう考えているのだけれども、もし役場がそういうような計画をするのであれば、それはどうなのだろうねというようなことが出されています。そして、農協自身もグリーンマートさんからもやはり老朽化して、そこがつぶれてしまうと買い物難民という方たちがさらに増えるような形になってきますので、それに対する経営主としての困った内容というのを当然建物の持ち主である方に相談をしたり、今後のことについてお話をしているということもいろんな形で、より具体的に聞いたりしています。そういう中で、先ほども佐藤議員のほうにもお話しをしましたとおり、農協の土地というのは非常に魅力的な土地であります。これからまちなか再生をする上で、そういったこともやはり未来に夢を馳せるといいますか、未来の形を想定しながら意見交換をして、こういうお互いに困っているのであれば一緒にやるということも検討の範囲に入ってきますねということで、理事者から出てきたということです。ですけれども、一方で本当にこの建物自体に耐震があるのか、ないのかというのは、きちんと答えを出していかなくちゃなりませんので、それはこれを済んでからあれ、あれを済んでからこれということじゃなくて、お互いに抱えている悩みは率直に話し合う中から出てきたものというふうに理解していただければと思います。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 農協の役員含めて懇談する機会で話されたと。そういうところから今回の今質問した内容について出てきたというお答えですけれども、これは町長と向こうのやりとりの中である話であって、あとから考えれば既成事実をつくりながらの進め方になるのではないかなという疑問が出るわけです。これは、表― 30 ―に出さなくても町長と組合長との話で胸の中に収めればいい話ではないかなと思うわけです。次に、そういうことも踏まえて、昨年の 28 年 10 月 27 日、さらには 12 月8日に北見信金からこの複合施設の参加について文書で正式にあったと、そういう報告があります。これは先ほども佐藤議員の話の中でまちづくり懇談会が行われている最中というのですか、多分まちづくり懇談会の資料につきましては、相当早くから準備されていると思います。その中で 10 月 27 日に農協から出されてきたと。後に 12 月8日に北見信金と。まちづくり懇談会を目の前にして、この文書がきたと。そして終わったと同時に北見信金から出てきたと、そういう経過になっております。まちづくり懇談会のスライドをいろいろ議会にも示されて、まちづくり懇談会の皆さんに見ていただいたのですけれども、農協の老朽化した状況など写真にとって準備されてまちづくり懇談会に臨まれていると。そうした進め方についていかがなものかと。この関係について、どういう経過でまちづくり懇談会の資料づくりをされたのかお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

今のご質問の前に、先ほど既成事実づくりというお話もありまして、組合長と2人の話であれば胸に収めておけばいいのではないかというお話もありましたけれども、先ほどもお話ししたとおり、これはきちんとお互いに年に一度開催しています農協理事者と、こちらの議員さんも含めたしっかりした、きちんとした形の会合をとっています。それで意見交換をして、例えばTMRセンターの助成の問題だとか、いろんなことも出てまいります。酪農ヘルパーの確保についてだとか、さまざまな問題を抱えて、その中にこういう古い建物の取り扱いの問題も出てきていますので、私が組合長と何かをしたということではなくて、きちんとしたオープンな会議の中で議題として刷り物にしてきちんと出して議論しているということで、そこら辺はしっかりご理解をしていただきたいというふうに思います。それから、平成 28 年 10 月 27 日に農協から、それからさらに 12 月8日には、北見信用金庫から複合庁舎に入舎したいという旨の要望書が提出されたところであります。これはそれぞれ内容につきましてはコピーをそれぞれ皆さんにお配りしていますので、― 31 ―よくご存知かと思います。これは、それぞれの会社の思いによりまして、正式に書面をもって要請されたものでありまして、農協はまちづくり懇談会前に出されています。それから北見信用金庫は懇談会後に提出されたところです。これは、いずれもそれぞれの法人としての自主的な意思表示でありまして、このことについての良し悪しという問題ではないというふうに考えているところです。こういう動きは確かにありましたけれども、町民に今の時点で考えていることというのを想定イメージということでスライドを使いながらつくってお話をさせていただきました。それは、このような形でやっていきますということでスタートする前に全員協議会で議員の皆さんにもその内容をお見せして、そして意見を伺って、もし変えるところがあるのであれば変えてもというお話もさせていただいたと思いますけれども、そのままということで、その反応をまず見るべきでないかという白馬議員さんのご意見等々もあったのを記憶しております。そういう中で進めてきた経過がありますので、この書面で出したことがどうこうという問題ではないのではないかなというふうに思います。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 私が申し上げているのは、まちづくり懇談会をやって、その結果報告も出されていないと。そうした中で、前後こういう形で正式になぜ出るのかと。今の答弁ですと勝手に出されたというような言い方なのですけれども、やはり両企業ともそれなりの企業でありますから、まちづくり懇談会の結果報告が出されて、町の方針が出されてからやはりこういうものが出されるべきでないかと。ということは、解して言えば、町のほうから出してほしいと言ったのかどうかわかりませんけれども、やはりもし出したいという話があっても、これはちょっと待ってくださいと、まだ方針も出ていない町民の意向もまとめ切ってないと、そういうふうに対応するのが町の行政のやり方ではないかなと思いますが、再度この点についてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

それは考え方だと思います。方針が出る前にということで、方針はこれからきちっとした計画はこれからつくっていくわけですけれども、その動きがある中で、二つの法人がぜひその中に自分たちも組み入れられないかどうかとい― 32 ―うことを理由をつけて書面で要請をしてきたという内容ですから、それを今度その要請どおり受け入れられるものなのかどうなのかというのは、それはこれからの計画づくりの中で判断していくような形になると思いますので、要請書を出すこと自体にとやかくということにはならないと思います。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 通常私もそうなのですけれども、町民の皆さんはこの経過を見ると疑問に思うのは当然だというように私は思います。これは正しいという考え方ではないのではないかなと思います。なぜかというと、今回こういう中間報告の構想が出されたのですけれども、経過踏まえていろいろ書いてあります。この住民が中に入らないで構想をつくり上げていると。中間報告ですから、今後どういうふうにされるのかわかりませんけれども、やはりそういう町の、町民の声を聞きながら町としての方針を出されるのが筋ではないかと、そういうふうに思います。また、議会にも議論は何らされていないと。まちづくり懇談会の前のスライドを見せていただいたときには、ただ報告みたいな形で議論する場でなかったというふうに私は記憶しております。今日は、議論する場でないという、こういうふうにまちづくり懇談会を進めたいという話だけで今日まできているわけです。それで、こういう構想が出されたと、こういう経過があると。やはり、これはやり方、進め方について疑問に思うし、町民の方たちも不信に思うと考えられます。町長は、そういうことが正しいというのであればそれでよろしいのですけれども、また後でそのことについてまた進め方でお話をさせていただきたいと思います。次に、複合施設、公の施設の複合施設であれば自治法に則って建設されるのは、これは適法になるかと思います。そこで、民間の経済団体が複合施設に入るということで、この今回の基本構想の中に役場の検討委員会、昨年の4月につくられたようなのですけれども、そこの中で、この民間の企業が入ることについてどれだけ議論されたのかお伺いしたいと思います。それから、まちづくり懇談会含めて、この今回示された中間報告の基本構想を策定するとか否かとか、何ら町のほうから説明がなかったということも含めて地方自治法上、この行政財産の中に民間の企業の施設が入ることが地方自治法の 238 条の4、ま― 33 ―た施行令にもありますけれども、いわゆる貸し付け、交換、売り払い、云々とこういう条例になっておりますけれども、そのあたりの整合性がとれるのかどうか十分調べているのかお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

今地方自治法の関係だけの質問ということでとらえさせていただきたいと思います。地方自治法との整合性につきましては、法第 238 条の4「行政財産の管理及び処分」があります。これと地方自治法施行令第 169 条の3に「行政財産である庁舎等を貸し付けることができる場合」というのがございます。これによりまして可能であるというふうに考えているところであります。この条文につきましては、平成 18 年の地方自治法の一部改正によりまして行政財産である土地の貸し付け等に関する既成緩和が行われたという状況でありますので、これに基づいて行っているものであります。以上です。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 地方自治法で「行政財産の管理及び処分」という条項がありますけれども、この中に第4項で、いわゆる行政財産を建設含めてやられる場合に、床面積とか敷地面積に余裕がある場合は、これ今町長が言った部分について採用することはできるのですけれども、今町の考え方が今の役場の庁舎のどちらかになるかわかりませんけれども、町として建設予定している敷地が非常に狭いと。かつ、基本構想の中でもどれだけの面積が必要なのか、床面積が必要なのか含めて何ら検討されていない中で、農協が入ることは施行令では入って貸し付けると、そういう今答弁いただきましたけれども、これあたりきちっと調べた上で進めるべきでないかなと思いますけれども、再度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

面積的な部分でいきましたら、この建てる所のスペースと、それからあとは例えばもう少し隣地を買収していくのかだとかということもさまざまなことが検討されることになるかというふうに思いますけれども、今ある町有地の中で建てる場合、これが可能かどうかというようなことは当然出てきますし、横に広が― 34 ―らなければ縦に伸ばしていくだとかという方法も当然出てくるわけであります。そういう中で、これは 18 年に法改正がされたというのは、合併がどんどん進んできて、何々町の庁舎がどこかに統合されていくだとか、支所に変わっていくだとか、そういうようなことがどんどん進んでいって、そこの有効利用ということも含めて議論されてきて、そこに民間事業者が入るということが今まではなかなか難しかったわけなのですけれども、そういうところに商業の床というのですか、商業所を増やしていくだとか、そういう活用も考えられるということで法改正が公布されてきたわけですけれども、そういう中で今公共の施設と商業施設が一緒になっている所もありますし、それからスライドでもお見せしたとおり高知県の梼原町のように役場のほかに農協、それから商工会、それから高知銀行、そういった所も一緒になって一つの建物を形成しているという所もありますし、道内でも信用金庫と役場が一緒になって今建築を進める所もあります。あるいは郵便局と一緒になって建築を進めるというような所もあります。そうした所は既にもうあちこちで出ている状況の中で、それは、この法律を基にして進められているというふうに見ておりますので、これから実際に進める上で、とはいえ何かやはりいろんな問題ありませんでしたかというようなことを含めて視察の費用も新年度予算で組んでおりますので、調査をしながらいいものをつくっていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 この関係については十分調べて、なぜかというと後から財源について話ししますけれども、これを一歩間違うと今新しく制度化された国の起債制度の交付税措置の新しいものについて、そぐわない恐れが出てくるので私は申し上げているのです。重大な問題になるのではないかということです。次に、質問したいと思います。昨年の 12 月 21 日開催の「複合庁舎の建設に向けて」の全員協議会での今後の進め方、ここにちょっと質問したいと思いますが、この中で基本構想をいついつまでにつくるとか、検討委員会の回数含めて具体的に示されていないと。今回3月2日にこういう中間報告の案ということで示されたと。やはり、ここまでやってここにきているのだと、そういう計画含めて、こういう問題については議会含めて報告または意見を求めるべきでないかなと思いますが、この点についてお― 35 ―伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

昨年の 12 月 21 日に開催しました第6回議会全員協議会におきまして、基本構想案が一切示されず、今回両委員会で急に示されたとのご質問でございます。庁舎内に基本構想を策定する検討委員会を設置する考えにつきましては、ちょうど1年前の3月議会で白馬議員より質問がありまして、お答えしたところであります。その後、副町長を委員長に課長職をもって「役場庁舎建設構想検討委員会」を設置いたしまして、これまで調査検討を進めてきたところであります。庁舎建設につきましては、多様な課題を内包していますことから、「役場庁舎に求められる機能と具備すべき事項」について絞り込みまして検討を行ってきたところです。この経過と中間報告につましては、昨年 10 月 28 日に開催の第5回議会全員協議会におきまして佐藤議員からのご質問に対し総務課長から報告をしておりまして、その後まとまったものを先に両委員会において報告したものでありますのでご理解いただきたいと思います。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 今お答えいただいたことについては、そのとおりだと思います。昨年の 10 月 28 日、これはまちづくり懇談会前のいわゆるこういうふうにやりますという全員協議会の中身であったわけです。先ほども申し上げたとおり、そのときは協議ではなく、こういうふうにやりたいという話で開かれた会議だと、そういうふうに私は認識しております。ただ、そのときに総務課長が進めているという報告はあったのは確かです。やはり、具体的に進め方をこういうふうに、こういうふうにやると、年明けの3月には中間報告をきちっとした形で出したいという協議でも何かあればいいのですけれども、何もない中でいきなり3月に出されてきたと。これをもとに次の基本計画をつくりたいというように示されておりますけれども、解して言えば我々議会軽視であり、町民も軽視しているのではないかと、そういうふうに受け取れるのですけれども、再度お伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

昨年の 12 月に 10 月にまちづくり懇談会前に議員の皆さんに― 36 ―町民の皆さんに説明する内容をお伝えしました。そのときにご意見を何か、直すところ、あるいはもっとこうしたほうがいいというようなことがあればおっしゃっていただければというふうに出したわけですけれども、議員もご記憶かと思いますけれども、そこで理事者側に対するご質問された議員さんもおりますけれども、やはりそこで白馬議員さんのほうから、これは町民がこれを見てどう思うのかとか、どう反応するのかというのを聞くということで、ここは議論する場ではないのではないかと、それをまず聞いてからの話ではないかという話になったというふうに思います。そういうことで認識をして町民懇談会に臨んだという経過であります。その後のことについては、そのまちづくり懇談会からさまざまな意見が出ておりましたので、それをもとにして組み立てをしていこうということで、12 月 12 日のときに皆さんにお話をして、それから予算を組んで、そしてこういう方法で進んでいきたいのですけれども、決まっていない部分はもちろんあるのですけれども、例えばコンサルの選び方等々、こういう形で進めていこうということでご提案をしておりますので、順序は踏んでいるというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 まちづくり懇談会やられて、17 会場で百七十何人の参加だと。これは町長が町の町民の意見を聞きたいということで開催されているのですけれども、やはり自治会全体にこの話の結果だとか、今後の方針についてまた今これまで進めて、ここまで進んでいるとか、そういう自治会の代表を集めて、この重要な問題ですから、話すべきでないかと思うのですが、やられたのかどうかわかりませんけれども、そういうことも踏まえてやるのが筋ではないかと思いますが、お伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

今の部分、自治会のほうでは災害の問題でもいろいろありましたので、その説明等々、それから要望等々受けた…、1月 20 日のようですけれども、そのときに町のほうからも懇談会の内容等々をお話をさせていただきたいというふうなことで担当課長が出席させていただいています。ただ、内部で議論するから説明だけでいいよということで、戻ったというふうに聞いているところです。― 37 ―

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 次にお伺いをしたいと思います。今年の町の広報の町長の念頭のあいさつに、こう書かれてあります。庁舎問題ですけども、「役場庁舎と津別町農協事務所、これに健康福祉センターを合築させた複合庁舎の建設を進めたいと考えています」というふうに念頭のあいさつに書かれております。この念頭のあいさつというのは、町長が 29 年、まちづくりについて考えを述べるものなのですけども、その中で、先ほどから議論をしておりますけども、町民や議会を含めて、この議論形成のない中、なぜ二番目に津別町農協事務所と入るのか、すぐ見て、これは何かというふうに非常に疑問に思ったのですけれども、この書いた真意についてお伺いしたいのと、このとき既に北見信金からも同じ文書がきているのです。そこらあたりはどうなのか。それを含めてお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

今年の広報1月号の念頭あいさつの件についてですけれども、市街地の住宅整備がこの3月で一段落しますことから、コンパクトなまちづくりの第二弾として複合庁舎の建設を進めたいと考えていることをお伝えしたものでありまして、議員がおっしゃるような町民の皆さんや議会を軽視しているものではございません。念頭あいさつには、次のようにも書いたところです。読みますと、「懇談会では、さまざまな意見がありました。高齢者の方はサロン活動の充実を期待して健康福祉センターの早期建設を望む声が多く、反面、内容をさらに検討し建設計画にもう少し時間をかけるべきとの意見もあったところです。最短で二年後の建設着手を考えていますと伝えたところですが、さらに具体的に検討すべき課題があると判断し、まずは新年度予算に建設計画づくりの費用を計上したいと考えています。計画をよく練り、よく話し合い、そして納得のいくものを建設していきたいと思います。」としていますので、ご主旨を理解いただきたいというふうに思うところです。先ほども言いました北見信金の部分については、要望書を出されましたけれども、佐藤議員さんのところでもお話ししましたとおり面積のこと等々と、それと何でも入れていくと町並みがなくなってしまうのではないかという、まちづくり懇談会の中で― 38 ―も相当の方たちからいろいろ出てきました。ですから、いろんなものを一遍に何でも複合してしまうということは構成上どうなのだろうね、という意見も出されていましたので、これには、この時点では加えておりません。ただ、要望は出されていますので、計画の中では可能かどうかも含めて当然検討していくことになるかというふうに思います。以上です。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 1月広報の年頭のあいさつにつきまして、午前中、町長から答弁をいただいたのですけれども、私が言いたいのは、町長の新年度の年頭のあいさつ、いわゆる役場庁舎と昭和 38 年に建設した津別農協事務所、これに津別町では未設置の健康センターを合築させた複合庁舎の建設を進めたいと書いてあります。これはなぜ私は言ったのかと、この二番目に津別農協事務所が強調されて入って、これに付け加えて健康センターを考えるというふうに、通常の人でいったら感じるのではないかと。やはり、まだ先ほどから何回も午前中申し上げているのですけれども、まだ方針とかきちっと決まってない中で、なぜこの年頭のあいさつに具体的にこういうふうに示されるのか、そこらあたりの先ほどの午前中のお答えでは明確にわからないなと。やはりなぜか、既成事実をまたここで述べていると、そういうふうに感じてならないのであります。再度、町長はこれで 10 年、町長になって実績も踏まれてやられているのですけれども、慎重にこういう問題については町としては重要な問題なので、こういうふうに公に出される場合は、十分検討を踏まえて慎重に答えるなり、述べるなりしていただき― 39 ―たいと思いますが、再度お聞きをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

年頭あいさつの関係でありますけれども、議員がおっしゃいましたとおり、10 年がちょうど過ぎました。ということは3期目の中間を今回ったところでありまして、3期目のときの公約というのがあります。それは見ていただくとおわかりのとおり、役場庁舎と健康福祉センターを合築した複合施設というふうに書いています。そこに農協の表現はございません。しかしその間、いろいろ農協も困っていることは先ほどから何度も述べたとおりであります。そういうことを含めてはどうかということで、これ、そのとき言っただけではなくて、これまでの委員会だとか、それから全員協議会、それから議会の質問等々もございまして、それは頭の中にありますということでお話を進めていたと思います。そういうことでの表現ですけれども、しかし今言ったのは前段の話でありまして、今議員がおっしゃった部分は。その後のどういうふうに書いているかというのは、その後に、またしかしながらこういう形で懇談会ではさまざまな意見があったということで、そういうことを踏まえて新年度予算で計画づくりを進めていこうとしていますということですので、それでいけないのかどうなのかということ、過去のところのそういうやりとりのところでずっと議論をしていくのかどうかというところが、ちょっと自分には納得がいかない部分が逆にありますけれども、いずれにしましても、お互いに困っているところがございますので、協力し合えるところは、してしかるべきではないのかなというふうに思っています。ただ、進め方としては今言いましたような形で進めていきたい、今後については。そういう考えです。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 町長の考えはわかりましたけども、やはり多くの皆さんが疑問に思うことだというふうにお伝えしておきます。それで、この複合施設に津別農協の事務所が入るメリットというのが具体的に示されていないと。先ほど佐藤議員の答弁の中に、まちづくりの観点のことについて触れておりましたけども、公の施設の中に入るメリットというのは具体的に町民の皆さん含めて議会のほうにもきちっと説明されていないと。これは重要な問題だと思います。― 40 ―なぜ合築させるのか、それについてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

これは懇談会でもお話をしてきたところでありますけれども、合築することによって、供用部分が増えてまいりますので、その部分について一緒になることによって経費の節減だとか、そういうことは当然考えるだろうということです。給湯システムだとか暖房の関係だとか別々につくるというわけではありませんので、そういう共同でやることによって当然必要でない、あるいは料金をいただいていくというようなことで供用部分のメリットがあるだろうというふうに思いますし、それ以上に一緒になることによって何回も申し上げていますけれども、今の農協の跡地、ここも次の段階として大きな大事な場所になっていくということが、やっぱりそこをある種表現がいいかどうかわかりませんけれども、立ち退くことによって別な方がそこを使用することができるということも大きなメリットの一つではないのかなというふうに考えています。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 やはりまだ今の答弁ではメリットについて明確ではないなというふうに思います。なぜかと言うと、多分いろいろお答えの中で農協の建設費負担はないのかなと。貸し付けるような形で今いろいろ答弁を聞いておりますが、この建設費の負担というのは、基本的に農協が出すのか出さないのか、町が建設費を負担して貸し付けというのか、そういう使用をさせるのかどうか、その基本的な考えについてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

これまでの既に合築をしているところがそれぞれあります。市もありますし、小さな村の場合もありますしさまざまですけれども、そこをすべてを承知しているわけではありませんけれども、その庁舎研究を少なくともやった上においては、いずれも使用料ということでとっています。これは固定資産税をベースにして、何分の何というような形で、ほとんどの方がそういう財産条例をつくって徴収をしているということですので、それに倣った方法で使用料をとっていくという形になると思います。― 41 ―

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 ということは、農協さんは一銭も出さないという考え方でいいですか。いわゆる町がつくって、使用料をもらって貸し付けると、そういう考え方で間違いないですね。それじゃあ、あとでどういうことになるかわかりませんけれども、そういう町長の考えであるということはわかりました。それで、先ほども答弁の中で農協の今の3階建ての事務所の跡地について触れておりますけれども、もうあそこ町が買って云々という話まで水面下でやられているのかどうかお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

一般的な話を今させていただきました。ほかではそういうような形で、それは固定資産税の評価額を使って何分の何ということでやっているということですので、それは多分長い間、1回に払ってもらうのじゃなくて、ずっと払ってもらうような形になります。ですから、それによって建設費用は、いずれ何年かの時点でカバーされてくるのだろうというふうに、それ以降はお互いにまた使っているので、使用料としてもずっと入ってくるという形になっていくと思います。それから、跡地利用については、これはまちなか再生の中で、もっと何をしたらいいのか、いろいろ話は出ています。できるだけスーパーマーケットをつくってほしいだとか、それから、議員も参加されたかどうかわかりませんけれども、2月のまちづくりシンポジウム、その中でふらのマルシェの方も来られてお話を聞いたかと思いますけれども、そういったものを含めて、そこの一帯を農協だけではなくて、社会福祉協議会が移ってくるとなると、今の社会福祉協議会も必要なくなりますので、あの辺の一帯結構なまた敷地が出てきます。そうすると富良野のようなマルシェ的なもの、それはスーパーだけではなくて、農家の方たちの直売所も含めたことということも考えられていくのか、あるいは町民の方たちが何かを起業して、そこに入っていこうかというようなことも含めて、それはこれからいろいろ出てくるのだろうというふう思います。そういうやっぱり一番大事なのは、複合庁舎をつくっても、その後々のことがありますので、そして複合庁舎もこの先 50 年、60 年と使っていく建物ですので、今税金を払っていない人たちもどういうふうに意見を聞いていくか、その人たちが今度― 42 ―中核的に使うような形になっていきますので、そういうところの意見も吸い上げるような形にしていくべきではないかなというふうに思っています。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 町長の考えはわかりました。次に、この建設に係るいわゆる津別町の第5次総合計画、恐らく何回か質問したこともあるのですが、この総合計画の中にきちっとした形でこの計画、いわゆる建設計画について入っていないと。総合計画は、基本構想と実行計画と新しいつくり方で策定されておりますけれども、やはり住民の皆さんの総意のもとにつくられた総合計画であるので、中にはそれらしいことが書いてあるのですけれども、やはりきちっと見直しながら町民の皆さんの理解を得ながら進めるべきでないかなと、そういうふうに思いますけれども、それについて考え方をお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

総合計画上の位置付けの問題です。この第5次総合計画に役場庁舎の建設計画が示されていないため、見直しが必要との件でございます。先の「津別町役場庁舎建設基本構想(案)」には、次のように記載しているところであります。要約して申し上げますと、「平成 22 年4月にスタートした第5次津別町総合計画に役場庁舎を建設する記述はないが、当時の厳しい財政状況から、町民生活に密接する事業を優先すべきと考え、健康福祉センターのみを盛り込んだこと」「その後、翌年、3月 11 日に発生した東日本大震災により、耐震が社会の大きなテーマとなり、早期の対応が求められることになったこと」と書きまして、さらに続く記述におきまして、「総合計画には、行政の役割は、セーフティーネットや基盤整備などの範囲を明確にし、この基本構想の実現に向け、主役である町民の皆さんが地域づくりを実践しやすい環境を整えること」それから「その中枢基地となるのが役場庁舎であり、日常時や災害時においても行政が果たすべき役割を十分発揮する役場庁舎の建設を目指す」としており、この考え方を基本に庁舎建設の検討を今進めているところであります。以上です。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 答弁はわかります。ですけども、このことについ― 43 ―て、しかるべきやはり住民の方にきちっとこういう経過でこういうふうに進めたいということを理解を得て進めるべきでないかということです。ぜひ、こういうことは、簡単に済まさないでやっていただきたいなと思います。時間がありませんので次に進みたいと思います。林業研修会館と議事堂の関係につきましては、行政報告で報告がありましたので、これを飛ばしまして、最後に、今後の今回の基本構想含めて町民の信頼を得ながら進めていってほしいと。そういうことは、町長も昨年の1年前の一般質問で私も質問しておりますが、信頼を得ながら進めていきたいと、そういうように申し上げているところですが、この基本構想、中間報告ですけれども、まだ策定の途中だということで、その後、基本計画をつくりたいということで述べておりますので、この中間報告では、この基本構想というのはまだ段階的に言えば始まった段階の考え方しかないのではないかと。やはり基本構想できちっと町民が納得できる計画をつくって必要な面積だとか、財源のことだとか、いろんなものをこの基本構想の中にきちっとうたって理解を得ながら次の段階に進めていただきたいなと思いますが、今後の考え方についてお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

先ほど一つ、ここの耐震の前にお話しした件ですけれども、一つ付け加えさせていただきますと、平成 26 年の 12 月の二つの委員会にご報告している内容があります。それは、第5次津別町総合計画の半分を折り返すところの後期計画のつくりです。その部分について、これは総合計画ができ上がったときに、まちづくりセンター運営協議会、これを設置いたしまして、そしてそこが総合計画のチェックをしていく機関だというふうな位置づけでスタートしたわけですけれども、後期計画をつくる上で、中間地点の平成 26 年 10 月 10 日に協議会の委員の皆さんと役場の担当課で議論をしてどう向かうかということでしています。そこで確認されたことは、総合計画は基本計画、基本構想、実施計画で構成されています。基本計画、基本構想は、10 年計画の中で議会の議決を得て決められているので、今回見直すことは考えていませんと。見直そうとしているのは、躯体の事業の部分ですので、当初のように皆さんの意見を聞いて、その部分、つまり基本計画、基本構想まで見直すという考えではありませんということで、これはそのまま承認されています。それを基にしてこれ― 44 ―は議事録も含めて皆さんにお配りしております。そのあと、27 年度から 31 年度の中期財政計画の中に、いろんな事業をその後考えられる部分を載せていきまして、その中に庁舎建設を含めています。それは、庁舎建設の部分については、今の面積、執務している部分の面積を想定して、そのときの単価で大雑把でいくと 13 億程度でしょうということで皆さんにご報告していることをもう一度見ていただければというふうに思います。それから、今町民の信頼を得てこの計画づくりなのですけれども、これは最後の③の質問になっているのでしょうか。その前にありました財源だとか、その部分はよろしいですか。(「はい、時間がないので」と言う声あり)

答弁 町長 佐藤多一

はい。わかりました。それでは、最後の部分ですけれども、先の佐藤議員からのご質問にもお答えしましたとおり、まちなか再生協議会の委員の皆さんをはじめまして、多種多様な団体との意見交換を行い、その結果をもってまとめた基本構想(案)につきましては、住民説明会を実施しまして 12 月末までには基本計画をまとめていきたいと考えているところです。今回はバーチャルリアリティーという理解しやすい手法も取り入れて行う予定をしておりますので、わかりやすい説明ができるものと考えているところであります。以上です。

出典:津別町議会 平成29年第2回定例会 2017年3月21日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる