みんなの議会

津別町議会 平成27年第8回定例会 2015年12月17日

津別高校の振興対策について

2015年12月17日、津別町議会の一般質問で、山内彬議員が「津別高校の振興対策について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
山内彬 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 ただいま議長の発言のお許しをいただきましたので、先に通告の質問について順次お願いをしたいと思います。最初に、津別高校の振興対策の関係でございますが、津別高校はご存知のとおり少子化の問題もありますけども、入学者が大変厳しい状況にずっと続いているということは、私どもも認識していることでございます。そこで、津別高校の振興対策というのは、いわゆる津別の中学校から津別の高校へ入学させるという観点から、それぞれいろんな政策を立てながらこれまで経過しているということでございます。それに介して同じように、生徒の数から言うと大体同じ数が町外の高校等へ通学をしていると、そういう今現状にあるわけでございます。そこで、町外の通学生徒には何ら支援が平成 16 年あたりから行われていないというふうに認識をしております。この関係については私も何度か一般質問をさせていただいております。そこで、時代が相当変わってきていると、その時代から含めて。町、それから国含めて、この人口減少問題含めて地域がどういうふうにそれぞれ対応しながらまちづくりを進めていくかという観点が非常に重要視されているかと思います。そこで、町外通学の高校生等に交通費助成をすべきでないかと思いますので、この点についてお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

この件につきましては、平成 21 年の6月議会と 12 月議会におきまして同様の質問をお受けしたところでございますけれども、基本的に私の考えとしては、それ以降変わってはおりません。平成 16 年3月 31 日をもちまして終了しました町営バス通学に対する補助要綱と、翌日4月1日からスタートしました津別高校に在籍する者に限って通学費等を助成する津別高校通学費等補助要綱につきましては、当時、社会文教委員会で多くの議論が行われて決定されたというふうに聞いているところでございます。町外の通学生に対する助成につきましては、心情的には理解するところでありますけれども、平成 16 年度以降も、ご承知のように津別高校はさらに厳しい状況に置かれております。存続に向けて関係者一同、今粘り強い努力が続けられていることは議員もご承知のとおりかというふうに思います。オホーツク管内で、津別町と同じくキャンパス校のあります興部町におきましても、町外から雄武高校に通学する生徒には、通学費の助成を行っておりますけれども、町外への通学者に対しての助成は行っていないと聞いております。また、同じくキャンパス校のある清里町は、来年度に向けて町外からの通学生に対する助成を検討しているというふうに聞いているところでございます。このように地元高校の存続と大きく関係した事項でありますことから、やはり町外への通学者に対する助成はなかなか困難であるというふうに考えているところでございます。以上です。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 以前とあまりお答えは変わらないようにお聞きしたところですけれども、この私が申し上げているのは町外に通う子どもたちの、なぜ町外に行くかという意思は子どもがほとんど決めていると。いわゆる子どもが津別であれば津別高校しか選択の道がないのですけれども、やはり教育環境のいわゆる町としては、一つの考え方として子どもたちの選択をある程度持たせるというのか、そういう広い視野も必要ではないかというふうに考えるところです。そのことから、今津別高校振興対策は、ますます振興対策へのいわゆる支援策が拡大しつつあると、いわゆる、また恐らくこのことについて来年度考えるものがあるのではないかと思うので― 61 ―すが、通学費だけでしたら、あまり通学の保護者についてはあまり町に対して、このことについて異論を唱えるものはなかったのですけれども、ますます格差が出てくるということは、やはり町の納税者の一員として町外に通う学生にもそれなりの支援を考えるべきでないかなと思います。教育基本法ではないのですけれども、教育の機会均等という中に第4条にうたわれておりますけれども、この法の基本精神からすると津別町の教育支援の一員として、町外の通学者にもそれなりの支援をすべきでないかというふうに考えられますので、再度この点についてあわせてお聞きをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

おっしゃることは理解もできるわけなのですけれども、しかし、その通学費補助を町外の高校に通う子たちにやりますと、これ今まで振興対策をやって、かつては二間口を何とか守っていこうということで頑張った対策として始まってきているわけなのですけれども、そういう中で、そして一間口になり、さらに危機的な状況に今あると。そこを何とか地元に高校がなくなると、みんながよそ行かなくちゃならないということを回避するために、今それぞれのところで頑張っているところと思います。そこに対して、ある種はしごを外すような形になっていくのは、ちょっと私としても不本意だなというふうに思うところであります。そして、このキーポイントになったという時期が、平成 16 年の3月 31 日にそれまであった部分を廃止いたしまして、そして翌4月1日からは今の制度になって、そして拡充しながら今日に至っているわけですけれども、ちょうどこれは偶然ですけれども、このそれを廃止するときに社文の委員会でいろんなご議論をされて決められたというときには、議員がちょうど企画財政課長をされておりましてね、その中の議論がしっかりされたのだというふうに思っています。その翌日の4月1日から私が企画財政課長になった状況でありますけれども、そういった厳しい議論というのは 16 年の3月 31 日に切れましたけれども、恐らくその1年前、2年前にもたびたび委員会で議論されてきたのではないかなというふうに思います。その思いというのを今私も引き継いでいるということで、そして何とか津別高校を存続させたいと思うところから、ここに助成制度を拡充しながら今進めているということでご理解をいただきたいと思い― 62 ―ます。そういう中で、もう一つの通う高校生たちにというのも教育上というか、家庭環境上にもわからないわけでもないですけれども、存続に汗を流している人たちを思うと、そう簡単なものではないなというふうに思っております。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 私は、現制度の津別高校の振興対策のその部分を云々というわけで言っているわけではありませんので、やはり津別の町民の子どもをいかに教育支援の先ほど言ったとおり一員として両立できる支援策がないのかということを早く言えば申し上げているわけです。やはり、町の戦略プロジェクトの中にも書いてありますけれども、人口減対策が非常に重要な課題になっていますけれども、町外から津別に移り住んで来るとすれば、先ほど言ったとおり津別から町外に通う子どもたちがいても、それなりのある程度こういう支援策があれば津別に住んでもいいなと、そういうことも起きるのではないかと思います。津別高校が存続してほしいのは私も重々存じておりますけれども、先ほど言ったように子どもが自分の意思で自分の将来含めて自分の人間形成のために選択するということから考えると、もう少し考えていただく部分があるのではないかと思いますので、できれば今後の地方創生絡み戦略プロジェクト含めた中に、これあたり議論していただくようにお願いをしたいと思います。この点について考えがあればお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

議員も津別高校を存続させようということについては一生懸命であるということは私も承知しております。その承知した上で、やはり通学費を助成するということは、そこに与える影響というのもまた一方であるということを、またぜひ認識していただきたいというふうに思います。支援策がいわゆる交通費だけかということではなくて、先ほど議員がお話しされましたように地方創生の中で、大学に行ったり、その先、そういうところに先ほど佐藤議員さんに対してのご質問にもお答えしましたように今一時金として例えば入学金の一部をみてあげるだとか、あるいは奨学金を今確か大学2万 5,000 円ぐらいでしたか、それをこちらに戻って来るときは返済不要だとか、そういったことも含めて今検討を行っておりますので、町外に通― 63 ―ってその先行く子にも何らかの形がこれから出てくると、対応されるというふうに思っております。ただ、交通費の部分については、先ほどから申し上げましたとおりということでご理解いただければと思います。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 わかりました。それで次に、この関係の二点目でございますが、こういう今議論した中身を町外通学の高校生の保護者に理解していただくと、そういうことも必要ではないかと、そういうように今考えております。いろいろ保護者にも聞いたのですけれども、何らあまりわからないと。振興対策はそれなりに打ち出して、それなりにわかるのですけれども、町外者に対する支援をしない中身というのですか、町としての考え含めて、そういうものがないのだと。私たちも言い分を述べるところがないと。義務教育の範囲では、中学校ならPTAありますし、津別高校もPTAがあると。町外の通学の保護者については何ら組織がありませんので、保護者としての思いとか子どもたちへの思いとか、そういうものを懇談する場がないのだと。やはりそれが町のいわゆる町政を執行にあたって丁寧さが失われるのではないかと思われますので、ぜひともこういう機会をつくっていただきなと思いますので、考えがあればお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

この件につきましては、定例的な意見交換の場をということでありました。以前の 21 年の 12 月議会でもお話しをいたしましたとおり、津別高校の振興対策協議会については、先ほどの議員からご質問を受けた部分につきましては、すぐに直近の津別高校の振興対策協議会の場でも、このようなご質問があったので皆さんいかがでしょうかというお話をさせていただいたところ、それはもう 16 年で決着済みですからという結論になったところです。そうした中で、これとは別に町外に行っている方の支援ということを話し合う場をということだろうというふうに思います。この支援策がないというのではなくて、これは津別高校を存続させるために支援制度を今つくっているということで、それに対する助成制度だということで、特定されたものだということで、ぜひご理解いただければなというふうに思います。そういう話し合いの場所というのは、できることなら、もちろん教育委員会でそういうことをつ― 64 ―くる場も場合によってはあるのかもしれませんけれども、まちづくり懇談会などで、ぜひ出席されている方たちと、ああ、そういう意見もあるのかと、だけどこういう意見もあるぞということで意見交換をするような形が、一つの方法として考えられるのではないかというふうに考えているところです。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 町長とちょっと認識が違うのですけども、町長毎年行われているまちづくり懇談会で、この問題については話し合われる問題ではないのではないかと。私先ほど質問したとおり、やはりそういう子どもたちを抱えている保護者については、いろんな思いだとか、将来子どもたちのことについてだとか、将来津別に対する愛郷心だとか、いろいろ思いがあるのではないかと思います。町政懇談会に個人が出席して、この問題について発言することは非常に難しいのではないかなと思いますので、そういう場も町長みずから話を聞くと、そういう場を設けてほしいと、そういうことで町政の丁寧ないわゆる進め方というのですか、そういうものを認識しながらやっていただきたいと思いますので、再度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

丁寧なやり方というのは自分も心がけているつもりです。ですから、毎年引き続いて直接懇談という方法をとっているわけですけれども、行政報告の中でも人数的なものもお話ししましたけれども、減ったからといって、またやめるということにはなりませんし、本来であればまちづくり懇談会なものですから、まちづくりのためにいろいろお話をするというのが、そのために考え方として設けたものです。決してその場が陳情の場であったりとか、要請活動の場ということではなくて、協働のまちづくりをどうやって進められるのかということを本来は目的としているところでありますけれども、そこに必ずしもそういう意見を出される方ももちろんおりますけれども、どちらかというと陳情の場、それからできればこのことは町民の皆さんにも知っていただきたいなということを、あえてテーマにしてお知らせをしているところです。ああ、そうだったのかというようなことが、それで理解されていっているというふうに考えるところでありますけれども、例えばそういう項目の中に、そういうご父兄の方たち、父母の方たちがテーマに入れてほしいと、それは、こうい― 65 ―う観点で議論してみてほしいということがありましたら検討させていただきたいというふうに思います。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 この問題については、十分私どもも研究しますけれども町としても研究していただきたいと思います。

出典:津別町議会 平成27年第8回定例会 2015年12月17日 議事録 PDF(60ページ) 間違いを知らせる