津別町議会 平成26年第4回定例会 2014年6月19日
若年女性の定住促進について
2014年6月19日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「若年女性の定住促進について」質問し、町長 佐藤多一、教育長 林伸行が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤久哉 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一、教育長 林伸行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 1番 佐藤久哉
次の質問に移りたいと思います。先日、新聞報道でもありましたが、日本創生会議の発表によると 2010 年度の国勢調査で津別町の 364 人となっている 20 歳から 39 歳の女性の数が 2040 年には 76.3%減の 86 人に減少すると資料に示されています。総人口の減少予測では 55%程度なのですが、子どもを産み、育てる世代の大半が、包含されている世代の減少率がそれよりも 20%多いことになります。今後、若年女性の定住化を促進する施策を講じていくべきと考えます。今年見直される総合計画の中でも議論の対象になるべきテーマではないかというふうに私は考えます。町長も驚かれたかと思いますが、私も大変驚きました。今後どのような対策を講じられていく考えなのかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
〔登壇〕 このご質問にちょっと答える前に、先ほど一つ私間違ってお話ししたようです。特賃住宅入りましたら、その後退去しなくてもいいように後ほど変えておりますので、そういう形であります。それでは、3つ目の若年女性の定住促進についてであります。今議員からお話がありました関係でありますけれども、先ごろ政府が発表いたしました「骨太の方針」におきまして、50 年後の人口1億人保持するという目標を設定いたしまして、人口急減、それから超高齢化への流れを変えるために従来の枠組みにとらわれない抜本的な取り組みによりまして結婚、妊娠、出産、育児への支援を行うことで、人口減少の対応を強化するとの方針が打ち出されたところでございます。この方針を策定いたしました経済財政諮問会議の中で、少子化担当大臣は少子化対策を進める上での3つの壁といたしまして「予算が少ないこと」、それから「都市と地― 18 ―方で課題が異なること」、そして「緊急性の認識に欠けている」というようなことを挙げております。また大臣は、若者が結婚しない2つの理由といたしまして経済的理由と出会いの場の不足を挙げているところでございますけれども、これは津別町にも当てはまるものと考えているところでございます。議員がおっしゃられました先日、日本創生会議が発表いたしました 20 代から 30 代の女性の将来人口推計につきましては、津別町の場合、2010 年をベースにしておりますけれども 364 人というふうになっておりまして、これが 30 年後の 2040 年には 76.3%減少し 86 人になるという予測が立てられているところです。こうした状況に対応するために、働く場の創設、出会いの場の創設、それから正規雇用化や住環境整備など結婚できる環境の整備、妊娠・出産・子育てなど子育て環境の整備などが必要だというふうに考えているところです。現在、町としましては、住環境の整備といたしまして特定公共賃貸住宅や町営住宅の整備のほか、持ち家住宅に対する建設補助を行っております。出会いの場の創出につきましては、昨年青年組織「and」が立ち上げられ、活動が始まったところでございます。また、今年度は子育て環境の整備といたしまして、認定こども園の建設に着手しており、働く場の創出としましては、特別養護老人ホームの民間移譲や小規模多機能ホームの開所などによりまして施設に勤務する職員の転入が進められています。町としましては、これら介護施設職員を確保するために有資格者に対する就労助成を開始したところでもございます。若年女性の定住に対する特効薬はございませんけれども、今後とも官民一体となり地味ではありますけれども、一つ一つ取り組みを進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 この問題は実は津別町にとっては本当に大変な問題だなというふうに私は思っているのです。現在、22 年で 364 人の女性が子どもを生む世代なのですけども特殊出生率を考えると 1.41 ぐらいですから、それを掛けて 20で割ると大体津別町で1年間で平均生まれる子どもの数が 25.5 人ぐらいです。2040 年になれば同じ計算をすれば創生会議の発表であれば6人になってしまうということな― 19 ―んです。同じように、よく町長が使われる社会人口問題研究所の数字でいきますと、人口移動が終息した場合ということで出ておりますけども 364 人がこの世代の女性が150 人になると出ております。ただし、これは高校を卒業して出て行っちゃうとか、それから若い世代の人たちがみんな大都市集中化といいますか、札幌や東京や近くの北見に出て行ってしまう、そうした流れが今の状況が緩和されたときの数字であり、最大そういうふうに人口移動の終息がなされた場合ということであって、やはり私は 86人とは申しませんけれども、それに近い 100 ちょっとくらいの数字が予想されるのではないかなと思っています。そうしたときにやはり一番困るのは若い世代の人たちがいないということは、高齢者の方たちに税負担が重くなったり、それから町の担い手がいなくなって、まちづくりというか町の快適性が失われるということではないかなというふうに思っております。こうしたことを考えますと、やはり若い女性が定住するような職場づくり、もしくは若い女性ということは、もちろん男の方も若者が必要なわけですから、若者が集まるようなベッドタウン化、そういったことが政策として必要になってくるのではないかなというふうに思いました。そこで若い人たちの定住化を図る各自治体の取り組みを私は調べてみました。7つ、8つ調べてみたのですけども、例えば若者定住プロジェクトなんていうふうな名前をつけて行政の各分野からアイディアを募り計画をつくっておりました。教育、子育て、雇用、そういったような各分野から出して例えば 30 項目、ある所では 20 項目のような項目をつくっておりましたが、私がチェックした限り津別町はそのほとんどの項目を実際に施策としてやっておりました。よそも考えることは津別もやっているのですね。じゃあ、なぜ結果が出ないかというと、やはり私は画竜点睛を欠いているのではないかなというふうに思います。それは何かというと、今言ったようなベッドタウン化とか若い女性が定住する職場づくりといったものを全面に押し出して、やはりトータルしたものをそれぞれの他の自治体というか、津別へ住んでいいと思っている人たちに訴えかけていくことが足りなかったのではないかなというふうに思っております。現実に津別町が例えばキャラバン隊を組んで北見の駅前で津別町にはこんないい制度がありますよ、津別町に住みませんかなんてチラシを配ったこともありません。でも僕はこれからはそういったアピールが必要になってくるのではないかなというふうに― 20 ―思いますが、今現在持っている施策に新たな施策を加えることは今の段階では別としまして、もう少しPRをしていくべきだというふうに考えますが、それもトータルしたPRをしていくべきだというふうに考えますが、町長はいかがお考えでしょうか。
答弁 町長 佐藤多一
非常に難問でして、なかなか思うとおりいかないというようなのが現実です。日本全体が人口減少している中で、一つの地域がそれをどんどん打破していくというのは極めて難しい状況になっているというふうには承知しているところです。中でも行政報告でもお話ししましたとおり、今6つほど企業回りを終了して、これからもまだ続けていくところなのですけれども、働いてほしい人を多く求めているのですけれども、しかも正社員を希望しているのですけれども、なかなか人数といいますか人口が減少しているっていうこともあって来てもらえないという実情が現実にあるということはしみじみ承知したところでございますけれども、そういったところであれば企業とどんな形で連携を図りながらこの町に住んで、そこで働いていただけるような状況をつくり得るかということが大きなテーマになってくるだろうなというふうに感じているところです。それと議員が資料を基にしてお話しされました将来の人口推計、それから 20 代、30 代の女性の動向ですけれども、オホーツク管内を見ますと斜里町さんが唯一 50%を切っているという状況です。あと5割台の所がそれなりにあるわけですけれども、その多くが海沿いの町が多くなっております。私も非常に不思議に思って、その首長さんに聞いたことがありますけれども、それは詰まるところ外国人労働者が 20 代、30 代の方が海産物の工場だとかそういったところ含めて 200 人とかそういう単位で来られていると、それがカウントされておりますので、それが大きな率を下げる要素になっているというお話をされました。そういうことを考えると今確か十数人の方が津別でも外国人の方が働いておりますけれども、そういったことが津別の中でもいずれ推進していかなくてはならない課題になってくるのかなというふうにも考えているところでございます。それからベッドタウン化ということでありますけれども、確かにそのようなこともいいなというふうに思います。実は昨年のNHKホールで開催されました年に一度の― 21 ―全国町村長大会の後、長野だとか九州、四国の町の首長さんとお話しする機会がございました。特に長野のあたりでは若者を中心とした、そういう若者タウンというものを自由につくっていただいて、そこに多くの人たちが移住を始めているというお話もお聞きしましたので、そういったところも参考にしながら、まちづくり、今やっていることも地味に進めて行きますけれども、そういったこともしっかり考えてまいりたいなというふうに思います。キャラバン隊等のPRもございますけれども、そういうこともあるのかなというふうに思いますけれども、それをやる場合は、やはり魅力をしっかり持っていなくてはいけませんので、そういう形で検討してまいりたいというふうに思います。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 実はその魅力づくりについてはあと 20 分ぐらいではとても議論できないので次の質問もありますし、9月にもう一回やりたいなというふうに思っておりまして、私なりにも今アイディアを模索しているところであります。もう一度その件については議論させていただきたいなというふうに思っております。ベッドタウン化につきましては、例えば北見の卸団地や工業団地の所へ端野から通えば 30 分かかります。津別町から通っても 30 分強です。であれば端野が衛星都市化というかベッドタウン化しているのは皆さんもご存知だと思います。津別町より人口が少ないのですけれども小中学生の数は 100 人ぐらい多いはずです。そういうことを考えるとやはり若い世代があの辺に定住しているんだと。施策として確かに向こうは密集地域と地続きですし、津別のように峠を越えて行かなきゃいけないという所もなくて、交通、時間だけで言えば大差なくても交通要件は少し悪いかもしれませんけれども、それを補ってあまりある津別町の良さがあるのではないかなと。また、そうした制度をこの次やりたいと思いますけど、考えていけばいいんではないかなというふうに思いますので、ぜひこの辺の考え方も今後の総合計画の見直しの中で検討していただければと思います。もう一つ聞きたいというか言いたいことがあるのですが、先ほど各自治体でもいろんな施策を打っていて、津別の町でもほとんどやっていると私申し上げましたけれども、ちょっと2つだけ弱いなというふうに思った施策があります。それは他の自治体― 22 ―でやっていることでUターン、Iターン、Jターンそうした方に対する働きかけと補助の施策が行われております。これについては津別町は前ちょっとありましたけれども現在ではほぼないのではないかなと、弱いのではないかなというふうに思っています。もう一つ大変重要なのは婚活の事業、婚活を行政として私は進めて行くべきだなというふうに思います。先ほどもお話ありましたように、丸玉産業さんで6年間で 120人、この恐らく 80%くらいは男の方だと思います。町職員を見ても、それよりは女性の比率が多いですけれども男のほうが多いと。それから農家の若手の方がここ5年ぐらいでやはり 20 人前後帰って来ていると思うのですが、これも当然跡取りですから男の方が多いということになれば、津別町の若者は非常に男の方があふれているということで、女性が少ないということになります。であれば、やはり昔の農村花嫁じゃないですけど、きちんと津別に例えば遊びに来てくださいというような婚活事業を開いてみる手はあるのではないかなと思います。森つべつなりを使って森林セラピーを楽しんで婚活パーティー出ませんかとか、そんな方法もあるんじゃないかなというふうに思います。ぜひこの事業については今後強く検討していただきたいと思いますが町長いかがでしょうか。
答弁 町長 佐藤多一
今議員から2つほどうちの町では足りない部分があるのではないか、よそと比較をして、そんなお話がありました。U・I・Jターンの関係につきましては農業分野についてはそれなりに持っておりますし、それから皆さんもご承知のまちづくりの補助、これらもそういったことで活用していただければいろんな形で使えるかなというふうに思います。またあれは見直しの期間がございますので、そういったことも含めてUターン、Iターン、Jターンの方たちに何をどうすれば効果的に動くのかというようなことも考えさせていただきたいなというふうに思います。それから婚活を行政でやってはどうかということでありますけども、今andという組織がようやくできまして、教育委員会が中心になって進めているところです。皆さんもよくご承知の佐呂間町さんは大きな婚活のテレビ番組を持って来てやっておりますけれども、ああいうことも一つの方法だなというふうに思います。今私のほうで前回の政策調整会議、月に一度開催しておりますけれども、関係部局― 23 ―のところが集まって政策の調整をするところでございますけれども、そこで私のほうから山形県山形市の教育委員会が取り組んでいる非常にいいなと思った婚活の取り組みがあるものですから、それをコピーをして課長に配付したところです。これは塾という形をとっていまして、今町でできたandでいけば1回の集まりでお互いに顔を見合わせるということでありますけれども、山形でやっているのは年間を通して確か9つかそこらぐらいのいろんな今いった料理教室なり、それから山に出かけてハイキングに行くだとか、いろんな形の、それからブライダルのホテルに行ってその衣装を着てみるだとか、いろんな取り組みがされていて、それが塾として講義というか一つ一つが授業形態になっているわけです。そして来年度はそれに参加した人たちがもう少しこういうふうなものも加えていこうということで、取り組みをされているのを見たところですけれども、それでいけば1回の集まりということではなくて、その方たちが何度も何度も少なくても2カ月に1遍だとか、1.5 カ月に1遍ぐらい出会うということになりますので、よく話ができるようになると思いますし、よく相手のこともわかってくるようになると思います。そういう連続性を持ったものというのはつくっていくべきだろうというふうに思っていますので、その辺はまたandの皆さん、それから社会教育が中心になってくると思いますけれども、そこで十分議論をしてもらうように進めていきたいというふうに思っております。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 andのお話も出たのですけれども、実はandは大変津別町にとっては希望の光だなというふうに思っております。昔の青年団復活というイメージですけれども、僕はそこに婚活を押し付けたくないのですよ。彼らが希望するのであれば別ですけれども、僕は逆に婚活事業の一部になってほしい、参加者になってほしいなというふうに思っているのですね。ですから、彼らに余分な負担はかけたくない、もちろん一緒にやることはかまわないと思いますし、向こうが望めば向こうに主導権を取ってもらうのもいいと思っているのですけれども、せっかく大事に育てていきたい団体なので負荷はかけたくないなというふうに思っています。そうした中で協力し合ってそうした事業を進めていただければいいなと思います。先ほど言い忘れましたけれども、実は大変晩婚になっておりまして 30 歳で恐らく男性の未― 24 ―婚率が約 70%、女性の未婚率が 60%ぐらいに達しております。晩産率というのがあるのですけれども、第1子を産む年齢ですね、何ともう 30 歳を超えているんですよ。ですから婚活事業等をやることによって早目に結婚していただいて、早目に子どもを産んでいただけば第2子、第3子の可能性も高まるのではないかなというふうに考えております。すみません、時間がなくなってきましたので、質問を打ち切って次の質問に入らせていただきたいと思います。津別高校は昨年度の入学者が 18 名と定員の過半数である 20 名を割り存続が危ぶまれる状況となりました。今年度も厳しい状況が懸念されましたが、教育長や学校長が先頭に立ち、関係各位の努力が実り 27 名の入学者が確保でき、私自身も胸をなでおろしたところです。しかし、来年度の町内の中学卒業者は 39 名と今年度より2名少なく状況はさらに厳しくなります。今後、入学者の確保に向けてどのような対策を講じていくのか考えをお聞きしたい。また、学校自体の魅力をアップするような新しい科やコースの設置のような改革案についてもお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 林伸行(教育長は2016年3月まで)
ご質問の津別高校の振興対策についてですが、はじめに平成 26 年度の津別高校の振興に向けた取り組みについてお話をいたします。平成 26 年度入学生の確保につきましては、津別高校が存続できるのかどうか厳しい局面にありましたけども、高校の経営方針に基づき関係機関や団体が一体となって、またそれぞれの立場で高校の取り組み内容の理解や存続につながるさまざまな活動に取り組んだ結果、入学者数 27 人、うち地元からの進学率は 53.7%とキャンパス校維持の基準をクリアしています。この基準数確保につながったと思われる主な要因としては、新たな取り組みとして中学生の意向を踏まえて高校が対応策を講じたことや、高校のPTAが中心となって中学校PTA及び教職員と交流事業を実施し、高校のこれまでの進学や就職への取り組みをしっかりPRできたこと。また、義務教育の校長会議、教頭会議に高校の校長、教頭が出席し、課題の検討や情報交換を密にできたこと。さらに町内はもとより町外に向けて町が振興対策協議会の意向を踏まえて支援してい― 25 ―る各種補助制度や、新たな給食提供などを有料広告媒体により周知したことなどが理解されたのではないかというふうに分析しているところであります。そこで、ご質問の今後入学者の確保に向けてどのような対策を講じていくのかということについてですが、平成 27 年度の入学者はベースとなる地元中学の卒業生が 39人で、前年度に比べて2人減、また、津別町が対象となるオホーツク中学区全体の卒業生も前年度に比べて 16 人減る一方、学区内の間口数は変わらないという状況であり、27 年度の入学者確保は 26 年度以上の厳しさが予想されます。こうしたことから 27 年度の入学者の基準数確保に向けて、高校としては 26 年度において一定の成果を上げた取り組みをさらに町内外に理解、浸透させるとともに、学校のイメージアップや進学、就職など、生徒の進路決定に対し個に応じた教育支援、また既設部活動の充実や新たな部活動の創設などにも柔軟に対応していく方針としています。次に、今後生徒数増に向けた改革案はあるのかというご質問についてお答えいたします。まず今後の高校存続の大きな鍵を握る地元中学校の卒業生の数、いわゆる進学対象者ですが、平成 26 年度の地元中学校の卒業生は 39 人、27 年度 48 人、28 年度 31人、29 年度 37 人、30 年度 30 人、31 年度 39 人、以降は 10 人台から多い年で 30 人台前半の人数ということになります。新たな高校教育に関する指針による地域キャンパス校の存続基準は、第1学年の在籍者が 20 人以上で、うち地元からの進学率がおよそ50%というふうになっておりますから、この先地元からの進学率及び入学者数を毎年20 人以上確保するということは非常に高いハードルというふうに受けとめています。こうしたことから高校は直近をにらんだ経営方針に加え、新たに向こう4、5年先をにらんだ中期経営方針を4月に打ち出しています。現在、高校ではキャンパス校であるがゆえの限られた教員配置でありますが、生徒個々の夢や目標の実現に近づけるため、生徒の進路目標に合わせて2年生からコース制を取り入れており、進学コースでは中位、上位の成績の生徒の学力を伸ばすため規定のカリキュラムで不足する部分は週3回の進学講習や夏期、冬期講習を実施するとともに、今年度から自分の学力の全国位置を知る基礎学力到達度テストを導入して課題を明確に把握し、生徒の進路希望実現のために必要な学力向上に一層力を入れることとしています。― 26 ―また就職希望者には、情報ビジネスコースにおいて情報処理能力やマーケティング能力、簿記会計能力などを身につける対策と資格の取得、実績づくりとあわせて社会で必要な基礎学力の向上に取り組むこととしています。高校ではこうした学力向上や就職に有利な資格取得などの取り組みなどを一層強化するほか、生徒のニーズが高い海外研修との連動など生徒にとって魅力的な学校経営となるような取り組みをさらに推進することとしています。なお、学校経営の主体である高校からは1間口の学校において新しい学科の配置や学科転換は極めて難しく、今後も普通科を基本としてコース制の特徴を最大限生かした学校経営を進めていくこととしているという説明を受けており、こうした高校の教育方針、経営方針に対し町並びに教育委員会といたしましては引き続き高校の取り組みをしっかりサポートし、この地域になくてはならない魅力的な高校として存続できるよう、さらに高校の経営に関係する機関や団体と連携を密にして対応してまいりたいと考えておりますことを申し上げてお答えといたします。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 少し時間がなくなってまいりましたので、私のほうで言いたいことを少し言わせていただきたいと思います。まず、今年度も十分な対策を打って来年度の入学者の確保をしたいということはよくわかりました。ただ、私のほうから一つ申し上げたいのは、口コミというのは大変恐ろしくて、特に今回は町外から来ている人たちがやっぱり先輩の意見を聞くということがかなりあると思います。であれば今年入学した生徒の満足度というのが大変重要になってくるのではないかと思います。そうした魅力として訴えたものがきちんと約束として果たされているか、そうしたことも例えばニュージーランドだとか、それから各種検定の指導だとか、それから部活動だとか、そうしたことがやっぱり入ってきた人たちが話と違うぞということになれば次の子たちは入ってきません。そうした満足度を調査して、いい数字が出たらもちろんPRするようなこともして、ますます津別高校に来てもらえるような形の努力を続けていただきたいというふうに思います。次に、新しい魅力づくりの部分では、学科は無理でコース設置については現在英語コースと情報コースだと思いますが、2つのコースが設置されていると思います。それから課外事業として学び直しのようなものもTTを使ってやっているかと思います― 27 ―が、あくまでも学校経営者は道教委と学校長たちであり、津別町は協力者だという立場になると、学校経営をしている道教委の意向がやはり1年ごとに変わるような状況ではコースの経営もままならないと。例えばコースに今現在2名加配されていると思いますが、その加配が来年になって打ち切られるようなことがあれば、当然我々が入学する子どもたちに対して約束したようなことも行われなくなるということで、そうしたものの例えば3年なり、5年なりの継続的な約束を取り付けるように、今後委員会としても高校と話し合って努力していく必要があるのではないかと思います。そうしたことについてお答えがあればお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 林伸行(教育長は2016年3月まで)
まず1点目の入学した生徒が満足しているかどうか、そういったニーズを調査する必要があるんじゃないかということであります。学校説明会、それから保護者説明会等でこういった取り組みもしたいといったことについて高校のほうでは今実践しておりますし、そういったことを今年度の説明会のときにもしっかり浸透させていきたいと。また、ポスター、パンフレット、リーフレット、そういったものにもそういった実績、あるいはその成果といったものをしっかり示して、正しく理解を得られるような、そういった説明をしていきたいなというふうなことを高校にもお願いしておりますし、私のほうもできる努力についてはしていきたいなというふうに思っています。それから新しい魅力づくりのためにということでありますけども、現在、公立高校の教員定数の配置につきましては、関係する法律によりまして1間口の高校は8人というふうになっております。国、数、社、理、英プラス今体育、音楽、家庭科と3人が配置されまして8人プラス国の加配の関係で商業、これは情報ビジネスコースを設けているものですから、その関係で商業、それから数学のTT、習熟度別の学習をするということで数学のTTを配置されていると、ただ、この数学のTTにつきましては、はがされたかどうかわからないです。一年一年状況どうなるのかわからないということがあります。コースの中身を充実させるというふうなこと、それから魅力的な高校にしていく、そして偏差値を上げるということは、これはやっぱり子どもたちにとって大事なことだというふうに思いますので、そういったことを実現するためには、― 28 ―やっぱり教員の加配、これをしっかり確保するということが大事なんじゃないかなというふうに思っています。町としても道に対して要請できるものについては、そういった内容について要請していきたい。そして魅力ある高校として存続できるように努力していきたいというふうに考えております。