津別町議会 平成23年第9回定例会 2011年12月20日
自治区域の見直しについて
2011年12月20日、津別町議会の一般質問で、村田政義議員が「自治区域の見直しについて」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 村田政義 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 村田政義
〔登壇〕 議長のお許しをいただきましたので、先の通告に沿いまして質問させていただきたいと思います。今日自治会の抱えている課題についてでありますが、自治区域の見直しについて質問させていただきたいと思います。それぞれ御承知のことと思いますが、現在の自治会に移行されたのが昭和 56 年というふうに、56 年の区長制から現在の自治会に移行されたというふうに認識をしているところであります。当時の区長制というのはそれぞれ 58 ありましたけども、その後それぞれの集落の過疎化と、あるいは市街地の統合あるいは統合によっての新設とか、いろいろな取り組みの中で 58 から 52 自治会として進んできております。しかし、この間もそれぞれの市街地の統合とか、あるいは過疎化によって 49 自治会というのが今― 65 ―日の 49 自治会という形になっているのではないかと思います。この間、非常に 30 年間を経過し、戸数やあるいは高齢化に伴い自治会の統合や自治会区域の見直しという声も今日出ているという状況であります。私も当時、4、5年前に自治会とのかかわりを持ちながら、この統合あるいは自治区域についての見直しについて議論した経緯がありますが、それから今日までなかなかこの関係について進んでいないというのが実態であります。今日の状況からすれば、現在自治連合会の中でもこの課題について協議をされているという状況でありますが、このあとどういった状況になっていくのかについて、考えをお聞かせいただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
〔登壇〕 それでは村田議員のご質問にお答えしたいというふうに思います。自治会の統合、自治会の区域の見直しについてということでございますが、まず、議員のほうも質問の中でおっしゃっておりましたけれども、区長制から自治会制度への移行の経過でございますけれども、これは昭和 29 年の4月に区の設置条例が施行されたところでございまして、それまでの駐在員を廃止いたしまして、町が任命する区長制度になったわけでございます。これが昭和 55 年の6月に新津別町総合計画が議会で可決されまして、その中で町民参加のまちづくりという項目が新設されたところです。それを受けて翌年、昭和 56 年の4月から、それまでの区名を自治会名といたしまして自治会制度が発足いたしました。このとき 52 の自治会でスタートしているところです。そのときに、初めて自治会長を住民が選出するという住民本位の活動体系に移行していったわけでございます。同じ月に、自治会の連合会も発足いたしておりまして、町もこの年に運営交付金を予算化して自治会の活動を支援していこうというふうにしてきたところです。その後、自治会の統廃合の状況ですけれども、昭和 40 年、50 年代の区制のときには、統廃合につきましては町が主体となって実施してまいりました。自治会制度に移行後は、自治会が主体となりまして実施してきておりまして、これまでに3か所が統廃合になってございます。一つは平成3年の6月に栄自治会と恩根第2自治会が統合いた― 66 ―しまして、恩根第2自治会になっています。そして、平成7年の4月には、先ほどの統合しました恩根第2自治会が、今度は恩根第3自治会と一緒に統合いたしまして恩根中央自治会ということになっています。それから三つ目は、平成 11 年の7月に活汲第2自治会と活汲中央自治会が統合しまして、名前は活汲中央自治会というふうになっておりまして、今これによりまして現在 49 の自治会があるということです。参考までに実は平成5年のときに、この町の自治会に対する運営交付金要領の中に、統廃合の際の交付金も一時設けたことがございましたけれども、効果が大きいとはいえないということで、平成 17 年の3月をもって、この統廃合の交付金については廃止しているところです。それから、自治会の統廃合の問題点なのですけれども、これからの分になりますけれども、人口減、それから高齢化等によりまして役員のなり手がいないということで、統廃合が必要だということが認識としてずっと出てきているということです。それから、統廃合に関するルールがないということでして、自治会連合会や町の立場というのが不明確なままになっているということです。それから、これは最近の例ですけれども、町営住宅を今建設中ですけれども、これがだんだん膨らんでいきますので、建設時に事前の相談等が自治会と不足しているというようなことも問題点として挙げられているところです。そういった中で今進めている内容ですけれども、自治会連合会の役員会、それから自治会連合会の三役会議、こういったところで協議をしてまいりまして、自治会の再編につきまして自治会統廃合ルール検討委員会、こういったものを設置したところでございます。この組織は、自治会連合会の役員、会長、副会長、事務局長の3人です。それから、町のほうは、住民生活課の職員ということで、課長、主幹、担当者、ここで自治会統廃合ルール検討委員会を発足いたしまして、検討する事項につきましては、自治会の統廃合等に関する基本的ルールの作成と、それから現在の区域を基本といたしまして協議する案件を明確化するということで検討を進めてきたところでして、あらあらなものはもう出来上がりまして、委員会で基本的ルールについて年明けに最終確認をするということになってございます。その後、今年度中に、来年の3月までですけれども、統廃合等の案件がある自治会、そこについては、町、それから連合会で― 67 ―聞き取り調査を行うというふうに予定をしておりまして、そこから先は、今度は一緒になる、あるいは新設するだとかというようなことが出てきましたら、今度はそこそこの単位自治会のほうで総会にかけたり、議論したりするということになりますけれども、当面、このルールの最終案を確認して、そして3月までに該当するところがあれば、そこに聞き取り調査を行うというところまで今来ているということで、ご了解いただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 4番 村田政義
今それぞれ自治会統合の区域の見直しとか、いろいろなことについて町長のほうからお話があったところであります。今の話の内容からすれば、このあと本当に本格的に進んでいくのかなというふうに認識はしているところでありますが、これは例えば今統廃合にかかわる問題でルール検討委員会というのを設置して、その中で今具体的に議論がされていると。そして、ほぼ出来上がりつつあるよということで、今お話がされているところであります。これは当然先の説明の中でもあったように、過去の統廃合の中ではそれぞれ自治会が主体となり実施をしてきたという経緯も私なりにも当時聞かされておりますが、ただやっぱり私が一番心配していたのは、やはりこの自治会の中で統合問題についても4、5年前にこういう話がありましたが、なかなかやっぱり自治会同士となればいろいろな弊害、いろいろな問題が生じてなかなか難しいのだという、こういう議論が殺到したというのが当時の状況でありまして、やはり自治会の中では、こういったことは難しいというのが現実的に話として出てきたのが現実であります。そういった意味で、今後この基本的なルールの作成の中で進めていくということでありますから、その辺は多少なりとも改善されるのかなということでありますけども、ただ私が心配しているのは、やはり町が主体的に各自治会の統合を含めてきちっと整備していく必要があるのかなということで考えていますので、その辺についてちょっともう一度お聞きをしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
基本的ルールをまずつくって、そこからスタートしていこうというふうに聞いてございまして、いろいろ議論して年明けに決定されるだろうというふうに思われるものが手元にございますので、こういうような考え方で進められて― 68 ―いくということでちょっとご紹介させていただきたいというふうに思いますけれども、まずこれは3つ項目がございまして、1つは区域についてです。これは、今の区域を基本といたしまして、区域の変更については、その原因、これは例えば宅地開発、道路の変更等々、こういった原因が発生が見込まれる際に対象地域の自治会連合会及び町が協議することとするというのが1つ。そして2つ目には、宅地開発または住宅建設が2つ以上の自治会にまたがるような場合には、対象自治会と連合会長が協議することとするということ。それから3つ目には、自治会を新設する際は、その区域の自治会と新設しようとするもの及び連合会長が協議をすることとするということで、区域についてはこの3点なのです。それから統廃合については、大きな2つ目ですけれども、統廃合については関係する自治会と連合会長が協議することとするということです。それから、大きな3つ目の自治会連合会の役割についてということで、協議における連合会とは、会を代表する三役等とすると。それから協議結果について、総会等の全体会議に報告し承認を得ることとするということで、こういったルールが多分今読んだことで決定されてくるのだろうというふうに思います。実際に区域の見直し、幾つかこことここはどうだというのも話の中では出ていますけれども、例えば、そこには警察官の派出所の管轄区域の問題と重なってくる部分があったりとか、町独自といいますか自治会独自だけで整理できない部分もあったりしておりますので、そういったことがこの基本的ルールの中で誰と誰がどんなふうに話して決めていくのだという大もとができますので、そこで協議されながら進めていかれるというふうに認識しておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 4番 村田政義
今それぞれ話がされました。こういった状況で進むのであれば問題ないのかなというふうに私自身も実は認識をしております。ただ、自治区の関係についても私なりに聞かされている部分については、やはり今町長のほうからお話がありましたように非常に自治区同士が入り混んでいて、非常にこの自治区については、こちらの自治会より隣の自治会のほうがいいのではないかとか、そういうふうに区域のつくりが過去の人口の多いときのくくりなものだから、これだけ人口減とか高― 69 ―齢化に伴って、非常に自治区が大きいところ、小さいところ、あるいは人数が多いところ、少ないところというのは、これはあり得ることなのですが、そういった部分でやっぱり自治区の見直しというのか、例えば例を挙げれば緑町もそうだし、共和もそうだし、例えば豊永の一部もそうですが、旭町もそうです。そういったところから、やっぱりうちの自治会はこちらの自治会のほうがいいのだよねとか、そういう声もよく聞かされるし、そういったところもぜひこの後の区域割の中で十分協議がされるというふうに私自身も今の答弁の中で理解をしたところであります。それから、また 49 自治会の中でも人数については、やっぱり一番多いところは 153戸数があったり、少ないところでは3戸のところもあります。平均すると 10 戸以下の自治区というのはやはり市街地外ですから、集落地ですから過去には 10 軒、20 軒あったところもやっぱり今日の過疎化の状況の中で非常に少なくなってきている。確かに、少ない自治会の中でも、何かあったときにはそれぞれお互いに3自治会なり、2自治会協力しながら進めているという現状でありますから、問題はないのですが、ただやっぱり本来の自治会の目的、そういったところからすれば、本当に少人数の中で活動ができるのかどうかというところもやっぱり私自身懸念していますので、そういったところもぜひこの後の見直しの中で進めていただきたいというふうに考えていますので、その辺についてもう一度お聞きをしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
自治会のほう、過去のままということでございますけれども、先ほど言いましたように一部統廃合がなっているところがございますけれども、150 から3戸の自治会まであるということで、聞き及んでいますには3戸というところもなかなか財産を持っていて、そう簡単に一緒になれないというものも何かあるように聞いておりますので、そこそこにはやっぱりそこそこの理由というか、一緒になれない理由というのもあるかと思います。今、聞いている範囲では、私も自治会の連合会の会議だとか、それから懇談会だとか、そういったところにも出ていますので、そこで聞かされている中では、今は達美自治会と緑町1が一緒になれないかどうかということと、旭町第2がだんだん膨らんできているので、これは新設ができないかどうかと。それから、緑町の第3、高齢化が非常に進んでいるということで、どこかとというこ― 70 ―とで、どことはないのですけれども、そういったところから今聞いている範囲では耳にしているところですけれども、いずれにしましてもこのルールが確立されて、そして多分この3つは聞き取り調査があるのではないのかなというふうに思いますので、そこで一つ一つ整理がつけられていって、そしてそのことがまた課題を抱えている自治会が、あそこでああいうルールのもとにしてこういうふうにやったのだと、であれば、次は私どものほうもということで、統合なり、あるいは新設なり、そういったことが次々進んでいくのかなというふうに思いますし、そこに対して町としてもできることは十分検討してまいりたいというふうに思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 4番 村田政義
多くを語るつもりはございません。ぜひこの後の自治区、あるいは自治会の見直しについて、このあと基本的なルールの作成から含めて具体的に進めているということでありますから、ぜひこの取り組みについても、単なる自治会だけにおんぶをするのではなくて、町としても最大限汗をかきながらいい方向に取り組んでいっていただきたいなというふうに考えています。いずれにしても、今自治会も過去にはやっぱり単なる行政の回覧の配布から含めて取り組みがされてきますけれども、今日ではやはりいろんなさまざまな行事、例えばごみの問題含め衛生問題含めて自治会が最適に今取り組んでいるというのが実態でありますから、そういった分でやっぱり町と共同した取り組みを自治会がしているということも十分に認識した上で、ぜひこのあと町のお力をぜひ自治会にお貸ししていただければと、そういった取り組みをお願いして私の質問を終わらせていただきます。
答弁 町長 佐藤多一
町としても十分それにかかわっていきたいというふうに思います。どうしても今までは、ある意味では勝手に地域の方たちでというようなニュアンスがあったのかもしれませんので、勝手にやってくださいということではなくて、町もしっかりその中で汗をかいていくということが必要だと思いますし、そうしたいというふうに思います。先ほど、その前のときに議員がおっしゃられました本来の自治会のあり方、やっぱり― 71 ―しっかり追及していくということで、実は、この自治会が昭和 56 年にできたときの基本目標というのと主要施策というのが、この新津別町総合計画の町民参加のまちづくりと、今もこれは言い続けていますけれども、これはこの当時から町民参加のまちづくりということで、さまざまなことが書かれています。例えばコミュニティー活動の推進を通して、人々の対話や温かい心の交流を進め、地域づくりの一員として自覚と意識の高揚を図るというようなことだとか、住民一人一人が真に参加して協調できる組織づくりに努めるというようなことがたくさん書かれておりまして、こういったところに原点がございます、区制から自治会にかわったというところの原点がありますので、ここもしっかり頭に入れながら今後進めていくというふうにしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。