洞爺湖町議会 令和7年3月会議 2025年3月5日
とうやコイン(地域通貨)の進捗状況について
2025年3月5日、洞爺湖町議会の一般質問で、大久保富士子議員が「とうやコイン(地域通貨)の進捗状況について」質問し、企画財政課長 藤岡孝弘が答えました。
- 聞いた人
- 大久保富士子 議員
- 答えた人
- 企画財政課長 藤岡孝弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 大久保富士子
それでは、3点目のとうやコイン(地域通貨)の進捗状況についてお伺いいたします。洞爺湖町で1月14日より、地域通貨とうやコインが運用開始いたしました。1月の広報と一緒に利用ガイドが全戸配布されました。このガイドに、さらに簡単という公式LINEということで、私もこの洞爺湖町の公式LINEは情報が簡単に確認でき、使い勝手がいいと感じている一人でございます。私は、住民の方々、事業者の方々がこれなら使ってみようと思っていただけるシステムが大事じゃないかと思っております。そこで、とうやコインの進捗状況についてお伺いいたします。町民の皆様より、とうやコインの目的と住民に対してのメリットについてよく聞かれます。私も説明ができないので、そこで、とうやコインの目的とメリットについてお伺いいたします。また、地域通貨の取得から利用までの詳細についてお聞きいたします。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
とうやコインに関する質問をどうもありがとうございます。まず、とうやコインの目的、メリットですけれども、一つ目ですけれども、町内での消費を喚起し地域経済を循環させることです。町内のお店への来店の機会を増やし、町内店舗の事業継続を図り、町民の暮らしを守ります。人口が減少し、消費が低迷することで店舗が閉鎖してしまう。これにより交通の便のない、例えば高齢者などは買物難民になってしまうという負の連鎖、これを解消したいと思っております。二つ目ですけれども、地域の活性化、行政とのつながりを増やしていただくことです。とうやコインをためる活動によりまして、町民、特に高齢者の方の外出の機会の増加を図ることや町主催のイベント参加、それからアンケート調査など、行政とのつながり、関心を持ってまちづくりにも参加していただく機会としていただきたいと思っております。三つ目は、紙からデジタルに移行し業務を効率化することです。これまで紙の商品券で発行していた出産祝い金や住宅リフォーム券など、これをデジタル通貨であるとうやコインに置き換えることで、印刷や換金といった事務負担、これを軽減し業務の効率化を図ってまいります。以上の目的を達成するために、本年1月14日より、とうやコインの運用を開始したところです。次に、とうやコインの取得から利用についてです。まず、利用には、とうやコインへの会員登録、これが必要になってきます。会員登録は、スマートフォンでとうやコインに登録する方法と、カードタイプで登録する方法の二つがございます。スマートフォンで登録を行う場合は、スマートフォンから直接とうやコインのサイトにアクセスするか、今、紹介いただきました洞爺湖町のLINE、こちらからも登録していただけます。メールアドレスを入力していただいて、その後、メールに送られてくる番号を入力し、個人情報やパスワードの設定を行っていただいて規約に同意すると、会員登録が完了となります。また、スマートフォンをお持ちでない方向けのカードタイプでの登録につきましては、個人情報を申請書に記入し、役場の企画財政課の窓口、洞爺湖温泉支所、洞爺総合支所に提出していただき、カードを受け取って登録完了となります。次に、とうやコインをためる方法ですが、今現在は施設に掲示しているポスターのQRコードを読み取ることでたまる施設の来場コイン、講演会等のイベント参加でたまる参加コイン、従来の紙の商品券の代わりに配布する配布コイン、新たにクレジットカードからチャージする機能も今月中には開始する予定であります。たまったコインは、町内の加盟店で買物や飲食などで使用することができます。スマートフォンから、とうやコインを使用する方法は、加盟店登録している町内店舗のレジカウンターに設置してあるQRコードを読み取り、これを今日ちょっと持ってきているのですけれども、このようなスタンドを加盟店に設置していただきます。スマートフォンをお持ちの方については、店舗のレジにこのようなQRコードがついているのですけれども、これを読み取っていただいて、金額を入力してお店側に確認いただいて、買物や飲食などで利用できます。それから、カードタイプの方は、手続、このようなカードを発行しております。これをお店に持っていっていただいて、お店側からこのカードを読み取ってもらって買物や飲食に利用していただけるような、そのような仕組みになっております。以上が、とうやコインの目的、メリット、取得から利用までについてであります。
議員の質問 8番 大久保富士子
ありがとうございます。たくさん説明いただきまして、登録や利用は何回も聞かないと理解できないなというふうに思いました。町としてのメリットは分かりましたが、住民の方が登録、事業者の方が加盟登録することによるメリットなどについて再度お聞きいたします。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
加盟店と利用者のメリットですけれども、まず、加盟店になると何がメリットがあるのかというところですけれども、町民がためたとうやコインのポイントを利用先として選択していただくことで、まず売上げが見込まれます。それから、紙の商品券と比べて、決済、事務負担が非常に軽減される、集計も非常に簡単だと思っております。それから、ほかのキャッシュレス決済、PayPayだとか、クレジットカードとかいろいろありますけれども、そちらを使っていただくと、通常は店舗の売上げから数%の決済の手数料が引かれ、経費がかかっていると思うのですけれども、とうやコインの決済手数料については町が負担しておりますので、決済手数料はかからない、原則3年間はかからないような仕組みを今考えておりますので、導入しやすい仕組みとなっているかなと思われます。次に、利用者にとってのメリットですけれども、施設来場コインや町のイベント参加などの活動によりもらえる参加コイン、これでコインがたまり、町内でお買物に使用していただけます。また、コインをためる活動により高齢者の外出の機会が増え、健康的な生活を支えるきっかけにもしてほしいと思っております。また、キャッシュレス決済で、これまでの紙の商品券のように持ち運びは要らなくなり、1円単位でも使用していただくことができます。会計の時間の短縮も期待されます。将来的には、とうやコインをチャージする際のインセンティブ、これは例えば1万円をとうやコインにチャージすると、1%なのか2%なのか、これは検討しますけれども、そういったインセンティブも将来的には検討したい。それから公共料金等の支払いにも将来的には使っていただけるように検討したいと思っております。これは最後に、ちょっと多少長い目で見ていただきたいのですけれども、先ほど冒頭で答弁しましたけれども、洞爺湖町の人口がさらに減って、町の消費、これが低迷することによりまして売上げが減少し、事業の継続が困難となり店舗が閉鎖してしまう、足のない高齢者が買物難民になってしまう、こうした負の連鎖を解消するために、町全体でとうやコインを使って店舗を支えていただくことが将来の洞爺湖町民の暮らしや生活を守ることにもつながると考えております。まずは、とうやコインは多くの加盟店、町民の参加が必要不可欠です。まだ手続が済んでいない各事業所の皆様や町民の皆様には、ぜひこの機会にとうやコインへ参加いただきたいと思っておりますので、ご理解、ご協力のほどお願いいたします。以上になります。
議員の質問 8番 大久保富士子
様々な特典があるということで、今日初めて私も分かりました。多くの方に知っていただき、利用していただければというふうに思っております。町民において使い勝手がよいものではないと、長続きは困難であります。町民に受け入れられるようなものと思っております。そこで、住民の登録状況や使用状況及び事業者の加盟登録状況についてお伺いいたします。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
まず、住民の登録状況ですけれども、直近で現在741名の方に登録いただいております。運用が始まり1か月ちょっと過ぎましたが、施設来場コインをためたり、加盟店の買物、とうやのコネクトタクシーで利用される方がおられます。開始から1か月ほどで、施設来場コインは延べで1,800件ほど付与実績がございまして、2万5,000円ほど配布されている状況です。また、交通利用、買物状況のアンケート調査、これは今現在、町民の方に配布しておりますけれども、こちらに回答いただいた方については50円分のとうやコインをこれから配布いたします。また、3月31日に予定されております避難訓練後の防災の講演会、こちらに参加していただいた方などにも、とうやコインを付与する予定をしております。次に、加盟店の状況ですけれども、直近では現在60店舗でございます。役場のほか、洞爺湖町の商工会、洞爺湖温泉観光協会とも連携しまして加盟店の募集を図っている状況です。おおむね各事業所の皆様からは加入の意思をいただいておりますけれども、まだ手続が完了していない事業所も多いことから、4月に開始するプレミアム地域通貨発行事業の開始をお知らせするとともに、再度加盟店登録のお願いを行ってまいります。加盟店登録のお願いは、今週中に再度、4月のプレミアムの地域通貨発行事業の宣伝と併せて通知する予定で、加盟店募集を図ってまいりたいと思っております。以上です。
議員の質問 8番 大久保富士子
洞爺湖町において全く新しい分野の運用スタートであります。様々な困難があるかと思います。そこで、現時点で寄せられている住民からの問合せについてお伺いいたします。また、現時点で抱えている課題についてもお聞きいたします。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
とうやコインの問合せと課題についてですけれども、まず一つ目の課題は、1月にとうやコインの冊子、今ご紹介いただきましたこの冊子を配布しましたけれども、高齢者にはスマートフォンでの登録が難しいなどのお声をいただいており、スマートフォンの操作に慣れていない方の登録や利用について課題が多いと捉えています。その対策として、窓口での丁寧な説明とスマートフォンの操作の補助によりまして、とうやコインをスマートフォンで使いたい方へのサポートを行っております。4月には、とうやコインを使ったプレミアム地域通貨振興事業が始まります。とうやコインの登録希望者やコインの購入希望者が増えることを想定し、役場や、それから各店舗さんにもお邪魔させていただきまして、特設窓口を設置して登録手続をサポートし、安心してとうやコインを利用していただける体制を築いてまいりたいと考えております。二つ目は、スマートフォンでできることと、カードタイプではできないこととの差があると、このような声をいただいております。これは施設の来場コイン、現在、実証でスタートしておりますけれども、こちらが現状スマートフォンでQRコードを読み取らないとコインがたまらず、カードタイプの登録だと施設の来場コインが付与されないことに不公平感があるといったものです。カードタイプで施設来場コインを付与するには、それぞれの施設でカードを読み取る端末や通信環境の整備が必要であり、現状、多額の経費がかかりますことから整備を見送っている状況ですが、不公平感がないように、カードタイプの登録者にも施設来場コインを付与できるような仕組みを今検討しているところでございます。その仕組みが出来上がるまでは、カードタイプの登録だと施設の来場コインがためられないことを今現在は丁寧に説明させていただいております。その他にも、スマートフォンの機種によって操作がうまくいかない、買物でコインがたまらないのかといったような問合せや課題もあります。その他の意見としまして、施設ポイントにより外出の機会が増えた、今までスマートフォンを使いこなすのは自分には無理だと思っていたが、とうやコインの登録をきっかけにスマートフォンを使う機会が増えてスマホを持つ自信がついた、今まで話していなかった人ととうやコインをきっかけに話す機会が増えた、町からの広報、回覧も電子化になればよいのではないか、町のお店を活性化させたいという点は非常に理解できるといった、そのような声がございます。今後は皆様からいただきましたこうした意見を参考にさせていただきながら、改善可能なものについては随時改善して対応することで、とうやコインの普及、促進に努め、町の活性化につながるような事業になるよう全庁を挙げて取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。以上です。
議員の質問 8番 大久保富士子
今答弁を聞きまして、多くの方に受け入れられるのには、随時改善が必要かと思ったところでございます。町の活性化につながるような事業に取り組んでいくことは確かに大事であります。ですが、町民の興味を視点において取り組んでいくことが大事かと思っております。今回の一般質問は、町民の皆様にとっては大変に身近なことと思っております。このことに真摯に対応することで、町民より行政に対しての信頼を深める一つではないかと思っております。以上で、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。