みんなの議会

洞爺湖町議会 令和5年12月会議 2023年12月12日

道の駅の運営について

2023年12月12日、洞爺湖町議会の一般質問で、千葉薫議員が「道の駅の運営について」質問し、産業振興課長 仙波貴樹、町長 下道英明が答えました。

聞いた人
千葉薫 議員
答えた人
産業振興課長 仙波貴樹、町長 下道英明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 千葉薫

2番目でございますが、道の駅の運営についてということでございます。この件名を出して、担当の課と話しました。道の駅は、他団体というか、町の出先でもありませんし、町のあれでもないので、細かいところはなかなかお話しできない旨のお話をいただいたところであります。ただ、今の車社会の中で、道の駅というのは町の顔。みんな車で出かけて、どこへ行こうかと。また、道を知らない私どもは、やはり道の駅に寄って、あそこで、こんなもの売っているのだなと、こんな魚売っているのだなと。そうしたらその町の何だろう、産業ですとか人柄もかな、いろいろな写真がありますけれども、そんなものを推しはかれる道の駅が最近多いと思います。そんな格好で、町も施設を貸しているわけですから、その辺のところも厳しいような話も聞くものですから、ちょっと今回お聞きしたいと思って、質問をさせていただいたということでございます。当町では、虻田地区には「あぷた」、洞爺地区には「とうや湖」の道の駅があります。運営面ではどうなのかからお聞きしたいと思います。言える範囲で、どうぞお願いします。

町の答え 産業振興課長 仙波貴樹

ただいまのご質問でございます。当町には、「あぷた」と「とうや湖」と二つの道の駅がございますが、「あぷた」につきましては、売上げと入込数でお答えさせていただきますと、令和4年度で1億1,385万5,000円の売上げがございまして、入込数、これはレジを通った客のカウントになりますが、入込数につきましては10万6,387人。また、道の駅「とうや湖」につきましては、売上げは同じく令和4年度で7,325万円、入込数は10万3,096名というような状況になってございます。令和4年度におきましては、コロナによる行動制限が徐々に緩和された時期もございまして、前年と比較して売上げが平均で1.3%ほどの伸びを見せてございます。また、決算状況につきましては、物価の高騰や人件費の上昇など、経費面での大幅な増加が見られましたが、売上げに回復傾向が見られましたことから、両道の駅とも黒字決算という報告を受けてございます。以上です。

議員の質問 3番 千葉薫

黒字決算ですか。それは何よりだなと思います。どちらにしても、10万人を超しながら、洞爺地区は7,300万円といいことで、4,000万円弱ですか低いように売上げがあります。その辺のところから、また工夫してと思いますが、「あぷた」には以前、何年前かな、経済常任委員会か何かでお邪魔したことがございます。そこでいろいろな話を聞きながら、施設の狭さとか、いろいろな話があったのですが、そういった現況の中での施設の状況及び今後に向けての課題というようなことで質問用紙に書かせてもらいましたけれども、その辺のところはどのように捉えているのかお教え願いたいと思います。

町の答え 産業振興課長 仙波貴樹

ただいまの質問でございますが、道の駅「あぷた」につきましては、建築から約20年が経過しまして、老朽化が著しいことから、建替えの要望が出されているような状況であります。用地の問題等もあり、なかなか建替えが難しい状況であると認識してございます。また、道の駅「とうや湖」につきましては、過去に食堂スペースの増築をやった経緯があるのですが、さらなる増築の要望を出されているところでございますが、現在、食堂部門の人員不足によりまして、増築しても対応できないという状況もございまして、現在、要望は取下げられているという状況でございます。また、課題につきましては、両道の駅に係る共通的な課題といたしまして、人員不足と出品者の減少が上げられている状況です。人員不足につきましては、新たに人を雇い入れてインターネット販売事業に取り組みたいが、物価高騰や人件費の上昇などで経費面での大幅な増加によりまして資金に余裕がないため、インターネット販売事業に取り組むことが難しいということも聞いてございます。こうしたことから、地域おこし協力隊を活用することで、これらの課題を解決することができないか現在検討しているところでございまして、洞爺湖町道の駅につきましては、洞爺湖町の特産品のPR、また両道の駅の売上げ増加につなげることができるのではないかというように考えてございます。以上です。

議員の質問 3番 千葉薫

道の駅は、2番目にも絡みますけれども、人員不足というようなことがあって、ちょっと聞きますと、なかなか定まって働いていただけないというような話もありますし、大変不規則で厳しいお仕事にもなるのかなと思いますけれども、この辺のところの、ここは会社の内部事情の話になるかもしれませんが、取りあえず、うちの町としてはその辺のところは指導、指導までいかないのかな、関わっていかなければいけないのではないかなと思うのです、私は。そんなことで、2番目の質問を書かせてもらったのですけれども、働く方の待遇、またそういった、ブラックではないでしょうけれども、その辺のところの環境はどのように町としては捉えているのか。お願いします。

町の答え 産業振興課長 仙波貴樹

道の駅につきましては、企業組合がやっていることでございまして、他の民間事業者と同様に、町のほうとしてはそういったことにコメントできる立場ではないということをご理解いただきたいのですが、各道の駅の雇用状況については、我々も押さえていますのでご報告させていただきますが、まず、道の駅「あぷた」につきましては、給料はパート職員につきましては最低賃金を確保、正社員につきましては平均で約15万円のほか業績に応じまして賞与が支給されている状況でございます。就業時間は午前8時から18時30分の間の8時間程度で、休日は4週8休、雇用保険、厚生年金などの社会保険完備となっている状況でございます。また、道の駅「とうや湖」につきましては、給料はパートにつきましては最低賃金を確保、正社員については約22万円、就業時間は午前8時30分から午後5時30分までの間の8時間で、休日につきましては4週8休、健康保険、厚生年金などの社会保険は完備となっている状況です。以上でございます。

議員の質問 3番 千葉薫

大変失礼しました。しっかりと企業組合のほうで維持されているのかなと思います。給料の差はあるかもしれませんが、それなりにきちんとやっているのかなと思います。今後、道の駅は、ちょっと聞いたところでは、厳しさは変わらないというような話もあったのですが、今後の道の駅について町としてどのように捉えられるか、教えていただけますか。

町の答え 町長 下道英明

今後の道の駅の運営等に係る支援等も含めてということでよろしいでしょうか。これまで「あぷた」、「とうや湖」の両方の道の駅の様々な要望がございました。先ほど議員おっしゃったように経済常任委員会、私もそのとき経済常任委員会で一緒に、3年前ですかね、行かせていただきました。具体的には、道の駅「あぷた」については、トイレの一部改修をはじめ、冷暖房機器の改修、食堂スペースの増築、駐車場の一部改修、また「とうや湖」のほうにつきましては、駐車場の拡張、食堂スペースの拡張など、今まで実施してきたところでございます。また、家賃についても、生産者自らの運営に関わっている企業組合という形式を取っておりますので、毎年、年間30万円としているところでございます。そもそも全国において道の駅というのは、1993年ですから、30年前に現国土交通省が最初にこのシステムを使って103か所で始まったところです。直近のデータを見ますと、8月の段階で全国に1,209か所がございます。当初道の駅というのは、休憩機能、情報発信機能、そしてまた地域の連帯機能という三つの要素の中で道の駅が発足したところでございますけれども、実際には、そういった三つの機能というよりはロードサイド、洞爺湖町であれば37号とかという形になって、その中で地域の商品を販売したり観光拠点にしたり、地域活性化効果を狙っての施設であって、大事なことは消費者がわざわざ行きたいと思えるような運営にするかどうかに成否、黒になるか赤になるかというのはかかってくるかと思うのですが。また、昔はトイレ休憩などもできる貴重な場所ということで道の駅は使われていたところでございますけれども、今はご案内のとおり、例えばコンビニエンスストアーでも自由にトイレも使えますし、また、例えばうちの町の名産である「わかさいも」なんかも、コンビニで売っているという状況でございますので、そういった点で、非常に道の駅とコンビニ自体も競合化してきているという形もあります。そういった面で、最初、自治体が関与して税金で建てた施設が、失敗してしまったら、結局地域の重荷にもなってしまう状況もありますし、実際、道の駅の大家は自治体、私が充て職で町長が駅長という立ち位置でおりますけれども、実際の事業主、事業主体というのは企業組合がしているところでございます。こういった点でいくと、なかなか常任委員会のときもそうだったと思うのですけれども、私も今、駅長の立場でいろいろな意見を聞いているときに、行政の依存ですとか、いわゆる無駄な行政の頑張りとかということもあって、そういった面でいくと、そういった危険性もありますので、「あぷた」、「とうや湖」の道の駅とは、今後より一層連携しながら情報共有していきたいと思いますけれども、町の特産PRには大きく貢献していることは承知しておりますので、事業主体の各企業組合にできれば専従の職員を育てていただきながら、時代に合った経営をしていただきたいと思いますし、洞爺湖町といたしましても、今後、道の駅と協議しながら、町としてできるところをもう一度確認しながら支援してまいりたいと思います。先ほど来、冒頭でお話ししました要望については、何とか予算の中で対応させていただいております。伊達市と比較すると、どうしてもスケール的には小さいですけれども、小粒ですけれども、きらりと光るような道に駅に向けて協議して一生懸命連携してまいりたいと思います。以上でございます。

議員の質問 3番 千葉薫

道の駅が二つありまして、野菜を売ったり、加工品を売ったりと似たようなものを売っていると。でも、出店者数が減っているというような話もあります。そのほかにもうちの町には水の駅があると。みんなやっぱりそれぞれ頑張っているのだけれども、全部また町が応援していると。それぞれ要望があれば、それぞれ応援していると。何か合意ができないのかなと、上から見ると思ってしまうのですが、なかなか難しい問題かもしれませんけれども、やっぱり地場のものを外へ発信するというのは、数多いけれども大変なところも出てくるのだろうというような感じもするのです。その辺のところも、これから町としても施設を大きくする、増築する、食堂が少し人も増えたし地域おこし協力隊も2人も入ってきたら、これは手が回るから大きくしようなんてなると、どっちにしても、こんな話を聞いても町ですぐ対応できないと。まずお金がないということだろうと思いますので、優先順位も、今回、一般質問の中でもクーラーの話も出ましたし、給食費も出ましたし、いろいろな話で予算が絡んでくる問題が出てくるので大変だろうと思いますけれども、道の駅もお金がかかる問題ですから、三つある地場のものを売って外へ発信している。同じような格好でイベントもやったりしていますよね。その辺の三つの中でうまくやり合うような、将来的には一つのものになって動かすような、何かできないのですかね。最後にお聞きしたいと思います。

町の答え 町長 下道英明

今、議員のほうからご提案という形かと思いますが、水の駅自体はNPOで観光でやっているところですし、「あぷた」も「とうや湖」も企業組合ということで三つの団体になっていますが、今ご指摘のとおり、例えば農家の方が三つのところを行ったりしている形もありますし、漁師もそういったところもあると、加工会社もありますので、できればそういった方向性の中で、あとマルシェもございますし、業態としては四つ実はくくりとしてはあると思うのですよね、経営母体は全然違いますけれども。その中で、無駄なところは省いて、一つのワンストップの中でできるとか、そういったことも今後は必要になってくると思いますので、それは今、各企業組合のトップがおりますので、その三つの、あるいは四つの団体等も、今、議員からご指摘ございましたので、そういった大きな面での将来的な5年、10年先を考えたところの業界編成といったら変ですけれども、効率よく、おのおの個では動いていても経費が重複しているところは経費削減できないかとか、そういったことも今後研究させていただきたいと思います。貴重なご意見ありがとうございます。

議員の質問 3番 千葉薫

とんでもない話をしたかと思いますけれども、何でもやっぱりとんでもない話が今まともになるようなこともいっぱいあると思います。決算委員会かな、タクシーがないとき、自動のあれをどこかの企業と組んでやれないかとか、飛ばせないかとか、そんなことできもしないかもしれないけれども、そこから話し始めたら、もうやっているところもありますからね。そういった車でも。ですから、そんなことも考えながら、ぜひ執行部の方々には知恵を使っていただきたいと思います。以上で終わります。

出典:洞爺湖町議会 令和5年12月会議 2023年12月12日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる