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洞爺湖町議会 令和4年3月会議 2022年3月7日

除雪対策の拡充について

2022年3月7日、洞爺湖町議会の一般質問で、今野幸子議員が「除雪対策の拡充について」質問し、環境課長 佐々木勉、経済部長 若木渉、健康福祉課長 高橋憲史、町長 真屋敏春、危機管理室長 仙波貴樹、農業振興課長 片岸昭弘、副町長 武川正人が答えました。

聞いた人
今野幸子 議員
答えた人
環境課長 佐々木勉、経済部長 若木渉、健康福祉課長 高橋憲史、町長 真屋敏春、危機管理室長 仙波貴樹、農業振興課長 片岸昭弘、副町長 武川正人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 今野幸子

共産党の今野幸子です。通告書に沿って質問させていただきます。最初に、除雪対策の拡充について伺っていきます。2月の大雪は、私も長くここに住んでいますが、経験したことのないようなものでした。見たこと、聞いたこと、これらは本当に大変なものでした。まず、玄関を開けることができない、玄関を開けたものの一面に積もった雪、家の前から車を出すこともできない、歩くのも困難、雪をよけるにもどこへよけていいか分からないような状態、通勤や通学、そして通院などへの支障が生じていました。また、何台もの車があちらこちらで立ち往生になる状況が生まれていました。除雪に当たっては、休む暇もなく対応に当たった職員や協力してくださった企業の方に本当に感謝します。しかし、今後のことも考えると、これではまだまだ心配なことが多く感じられます。今回、除雪に当たり、何台の除雪車で、そして何名の運転作業員での作業をされましたか。また、手動の除雪機やスコップなどでの作業員、協力してくださった企業分についてもお聞きします。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

今回の大雪による除雪体制のご質問でございますが、21日から22日の大雪により、23日の除雪作業が一番多くの車両と作業員が除雪作業に携わったところでございます。その23日の状況で申し上げますと、洞爺湖町全域で出動した除雪車両台数としましては、町の直営の除雪車両として虻田地区、温泉地区、洞爺地区、合計で7台、委託の除雪車両としては20台、その他委託以外で協力いただいた企業が1社ございまして、その協力車両1台を合わせた合計28台により町内の除雪作業を実施させていただいたところでございます。また、作業員につきましては、こちらも23日の状況で申しますと、車両を運転するオペレーター、町の直営で7名、委託業者で20名、協力企業で1名の合計で28名。その他の作業員としまして、虻田地区の会計年度任用職員、歩道などの除雪員として4名、さらに23日は祝日でございましたけれども、環境課以外の町職員10名に応援を求め、国道と町道の接続部高低の段差の解消や支援を希望された高齢者の方の玄関先の除雪などを行っているところでございます。それらの人数を合わせまして、23日の作業員数は、車両オペレーター28名とその他の作業員14名、合計42名で除雪作業を行ったところでございます。24日以降も、委託、直営での除雪車両はフル稼働いたしまして、早期の除排雪に向けて努力してきたところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

今言われました除雪車の稼働時間というのは、どのような状態でしたか。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

稼働時間というご質問ですけれども、除雪する路線の状況や車両の種類など、それぞれの状況によって稼働の時間はそれぞれ違うのですけれども、まず委託での稼働時間の多かった車両の状況を申し上げますと、運行記録によりますと、22日午前4時から翌日23日の午前2時まで、途中30分の昼食休憩を挟んでおりますけれども、時間にしますと21時間半、その後4時間の仮眠休憩を経て、午前6時から昼食休憩を挟んで午後7時までの12時間半、22日から23日の間、合計34時間の稼働時間ということになってございます。また、直営による除雪も同様でございまして、22日の午前0時より同日午後7時半まで稼働し、その積雪が災害級であったことから、翌日の23日においても、多少の仮眠を挟み、午前0時より24時間近く稼働し、除雪作業を行ったところでございます。直営による除雪作業も、この二日間だけでも約38時間の稼働状況でございました。また、この大雪に起因する除雪作業は、その後の拡幅作業や路面の生成などもございますことから、24日以降も作業自体はしばらく続いておりまして、直営のオペレーターも体力的、精神的にかなり厳しい状況の中、住民生活になるべく支障が生じないよう頑張ってきたというところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

多くの委託されたところ、またはその他の協力してくださった、そういった除雪協力をこちらからお願いしたのは何か所くらいで、そして、得られた企業の方々の数というのはどういうものなのか。そしてまた、多分企業が受けられなかった理由というのも随分あると思うのです。そういったものが分かればちょっとお聞きしたいのですが。そして、本当に休む暇なく稼働している。そしてこれを聞くと、1人の人が1台に乗ってこれだけ動いてたら、本当に体を壊してしまう、倒れてしまうというような危惧も、そういった不安も感じられます。本当に大変だったと思います。1台をもっと有効に稼働させることができたら、そのためには作業員の確保が必要ですが、例えば今みたいに1台で24時間とか休む暇もない。それではもう一日やったら、本当は限界ですよね。そういうことがないように、できれば2人くらいでそれが作動できたら、本当にもう少し継続してできるのではないかと思われますが、そういった対策はどのように行われていますか。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

企業の協力要請の部分と運転作業員を増やしてという中身だと思ってございます。まず、運転できる作業員、オペレーターを増やして1台の稼働時間を増やすことが必要ではないかというご質問につきましては、まずオペレーターの運転資格の所持をしていても、洞爺湖町の道路の形状、その他の障害物の有無など、道路状況を把握し、さらに当町の狭い道路を除雪するための運転技術というのも必要となります。そのことから、それらの車両の免許を取ったということからすぐに運転できるものではないということでございます。また、稼働していない除雪車両もないので、車両のリースについても、シーズン当初の早い時期であれば契約を交わした上で車両を確保できる場合もありますけれども、リース会社のほうでは、緊急的な除雪車両を貸し出すためのストックもないということで確認してございます。そして、次に何か所の企業に協力要請を働いて、今回の協力を得られたのかというご質問でございますけれども、町内の12事業者に緊急的に応援要請を、電話でですけれどもお願いしたというところでございます。そのうち、先ほどの質問でもございましたが、1社の協力を得られたというところでございます。その後、事業者のほうの理由ということでございますけれども、やはり民間との契約もあって、そちらのほうの除雪作業もあるので、そちらのほうまで回らないという部分もございますし、当然、緊急的に作業員がそろわないというところもございました。さらに、建設業だからといって、除雪に関する重機車両を持っていませんという回答のところもあったところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

本当に作業員、運転手を増やすということが大変だということは説明も受けていますが、こういった運転手の養成支援というか、そういった企業や何かに対しても行って、企業での運転手も増やしてもらう。そして、そこに除雪車がなくても、いざというときに従業員を派遣していただいて、2人で台数を操作するとか、企業に対するそういった支援とか、または運転手、作業員ですね、そういった人たちの待遇も今後考えて増やしていく必要があるのではないでしょうか。そういった人材の協力というのも必要になってくると思うのですが、いかがでしょうか。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

ただいま、企業のほうの従業員ということでお話があったところでございます。企業のほうの従業員を増やすということは、たまたま今回すごい大雪でございました。ただし2年前は逆に少雪な状況でございました。その中で、企業のほうが人員を置いても、給与が発生しますので、大雪であればずっと稼働はできると思うのですけれども、そうではない場合もありますので、その辺については、なかなか企業のほうに人員を確保してくれというのは難しいのではないかということで認識してございます。

議員の質問 8番 今野幸子

例えば、町のそういった職員を増やすこともなく、例えば企業に協力していただけるような、企業の方々にとって、今働いている人たちですね、にとっていただけるような支援。そして、いざというときには除雪車がなくても、作業員を町が持っている台数を交代でできるような、そういった仕組みづくりはできないだろうか。そういう提案だったのですが、いかがなものでしょうか。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

企業のほうも今回の除雪作業については、実はオペレーターのほうもほぼフル稼働の状況で動いてございます。それで、余剰人員といったら、言葉にちょっと語弊あるかもしれませんけれども、そのような状況にはなかったということで聞いているところでございます。

町の答え 経済部長 若木渉(経済部長は2025年3月まで)

今ご質問ありました増員の関係でございます。以前、私、担当課長として除雪のほうを従事していた段階におきましても、企業のほうにはもうちょっと町が請け負っている部分を持ってもらうことはできないのかというご相談もさせていただいたことがございました。事業者にしますと、人を雇うということは、冬場だけの作業ということではなく、それに伴って夏場は何をさせられるのかという部分で、年間を通じた作業のスケジュールが立った上でないと、なかなか年間を通じて人を雇うということが難しいということも言われていたところでございます。また、昨今、町としても除雪のオペレーターの人員が不足していた段階において、町内回覧で募集を何度もかけさせていただいたのですが、なかなか担い手として除雪の免許を持った方がおられないということで、人員確保にも苦慮しているというのは、町に限らず、事業者のほうも同じ状況ということになってございますので、これについて、増員というのはなかなか難しいのかなということで考えてございまして、今回の除雪については、虻田本町地区だけではなくて、町全体の状況を見渡した中で少しでも早く終わることができた、例えば温泉地区ですとか洞爺地区ですとか、そういったところからの応援体制を確立した中で対応していた状況でございますので、そういった形で、何とか現有の勢力の中でカバーできる体制を構築していきたいというふうに考えているところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

例えば企業の職員を増やすとか、町の職員を増やすとかでなくても、今のような形で、今いる、企業で働いている方々ですね、そういう人たちに、こちらから支援をして、免許を取ってもらうという人材をつくってもらうという対策はできないだろうか。いざというときに除雪車がなくても人材を派遣していただけないだろうか、そういうことをちょっと言いたかったのですが。職員をわざわざ、運転できる人を増やしてくれというのではなくて、今いる従業員が取って、そういういざというときに支援してもらえるような対策は取れないでしょうかということなのですが。

町の答え 経済部長 若木渉(経済部長は2025年3月まで)

免許の取得の支援はどうかということでございますけれども、その事業者にしてみれば、免許を取ったらすぐ乗れるかというと、なかなかそうではないというのは、先ほど担当課長のほうからもご説明をさせていただきました。個人の能力といいますか、取得したらすぐ乗れるかというとなかなかそうではない中で、今、除雪業務に従事している事業者の中で、そういった業務ができる方については、ほぼほぼ既に免許をお持ちの方がほとんどではないかというふうに認識してございまして、これがちょっと難しいところで、誰でも免許取ったら乗れるのかというところが難しいところで、町の会計年度任用職員でも、免許があるから乗ってくれということで、以前ちょっとお願いして乗っていただいたこともあるのですけれども、やはり向き不向きというのが大きく出てくる業務でございまして、結局その方については、自分のほうから自分は向いていないので歩道除雪のほうに専念したいというお話もあった状況もございます。そういったことで、おっしゃるとおり、どんどん免許を取ることに支援したらどうかという話は確かにそのとおりかなという部分はございますけれども、それ以上に個人の向き不向きという部分で、当然事業者のほうもその辺は見定めた中で取得している方はおられるのではないかなというふうに思っておりますので、今後の課題としてちょっと検討する余地はあるのかなというふうに考えているところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

個人の不向きもあるでしょうし、免許取ったからすぐにできるというものでもない、それも理解できるのですが、まず免許がなければ始まらないというところもありますので、そういったところをぜひ今後考えて、免許を取った後に運転できるような対策を、まず免許がなければ増やすことも何もできないので、ぜひ今後考えていただきたいなというふうに思います。また、手動の除雪機、それから先ほど玄関先や何かのスコップなどでの除雪作業、通学路はもちろんのことなのですが、除雪車の入らないそういった玄関先、先ほども職員含めていろいろやっていただいたということなのですが、そういう除雪が困難な方がこれから今後どんどん増えると思います。そして、今回も多くの人が協力し、助け合って除雪に取り組まれていましたが、このような作業員の増員や協力体制、職員だけに限らず、多くの人の協力体制が今後ますます必要となるのではないかと私は思います。除雪車に限らず、そういった人たちの今後に向けての拡充については、どうお考えになりますか。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

今、歩道除雪の通学というお話がございましたので、そちらの点におきましては、小中学校の通学路の歩道除雪については、歩道の中で第一優先として実施しているところでございます。その他の歩道につきましても、その後順次行わせていただいているところでございます。ただ、今後の拡充というお話になれば、今回の大雪は1日で記録的な降雪量であったということで、住民の皆様には大変ご不便をおかけした部分もありますけれども、これを基準とするには、あまりにも想定外の降雪量となっておりますので、現段階においては、既存の体制の中でしっかりとそのときにおける状況を踏まえながら対応していきたいというふうには考えてございます。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

ただいまのご質問の中で、高齢者等のお宅といった部分につきましては、私のほうから。このたびの大雪警報に係る対応についてでございますけれども、危機対策を踏まえた積極的な町民の安全確保を図る観点から、まず、22日午前9時過ぎより、ただちに避難行動を要支援者の方に直接電話による状況確認を行いますとともに、併せまして、町内各自治会、それから民生委員児童委員の支援関係者の皆様にも、同様に電話確認を行ったところでございます。その際につきましては、安否確認に加えまして、FFストーブの排気口部分ですとか、それから玄関、通路等の除排雪など、お困りの状況について確認を行わせていただきました上で、必要な支援に努めたといったところでございます。高齢者等への除雪支援につきましては、当町では、現在、社会福祉協議会のほうで実施してございます有償ボランティア(手助け隊事業)といったものがございまして、こちらのほうを通じまして、簡単な作業に関するお手伝いとして、支援に当たっているところでございます。また町では、洞爺地区でございますけれども、65歳以上の独居の高齢者や障害者の方で、除雪の申請のあった方の状況を十分に精査させていただきました上で、洞爺地区福祉除雪事業によりまして、有償により重機での除雪を行っているところでもございます。町といたしましては、今後とも、こうした現行の効果的な取組をしっかりと継続していくことによりまして、高齢者等をはじめとしました支援を要する方々に、確実に支援が行き届きますよう努めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

本当に細やかに除雪していただいたところもあります。ただ、本当に苦労していて、近所の人に助けられたおうちも多いです。今、洞爺のほうで行われているような除雪といったことも、もし虻田地区でもできるのであれば、頼みたい人がいるのではないかと思うのですよね。そういったことがこちらでもできるような方法が取れたらいいな。そういう対策も含めて、ぜひ拡充につなげてほしいと思います。また、歩道の除雪、通学路は本当にきれいにできておりましたが、除雪される前というのは、本当に通るところがまるっきりなくて、車道を歩くしかないのですね。多くの生徒が通る通学路においてはなっていましたけれども、それ以外のところは本当に車道しか通れないような状況で、その車道も広くなっているわけではなくて、非常に危険な場所というのがたくさん見られました。主に通学に使われている通学路以外でも、車道と同様に、歩道の除雪、今回は片側だけやって片側ができていないというのがありましたけれども、それでもいいので、できるだけそういった片側でも除雪を素早くやっていただきたい。それは、以前の一般質問でも言いましたけれども、本当に大変なのです。それから、除雪のやり方とかいろいろな、歩いている道路、歩いているところだけ通るような感じになるのですけれども、歩道というのはこうなっているのですね。そこに雪が積もって、ますますこうなると、歩くのに車道側にこうなるような形なのですね。真っすぐ歩くのが大変な状況になるわけですよ。転ぶとしたら、車道側に転ぶようになる。非常に危険なので、もちろん幹線道路は必要ですけれども、それと併せて、それに含まれたような歩道に対しては全体を通して至急行っていただきたいと思います。こういった考えはどうでしょうか。歩道に関してです。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

今のご質問では、歩道の除雪に関して、歩くときに若干斜めになって滑るというお話なのかなと受けましたけれども、先ほど議員のほうからお話のあった歩道の取付けの構造上、どうしても雨水をためないために、多少の傾斜というのは最初からつけておりまして、また手動の歩道除雪機では、アスファルトが出るまで除雪するということは機械の構造上でいえば大変難しいところがございます。ご覧になったことあると思うのですけれども、除雪機にらせん状の回転の刃がついてございます。その部分はオーガと言うのですけれども、そこがアスファルトについてしまいますと回転刃がこすれて、すぐ駄目になってしまいます。その刃がアスファルトにつかないように歩道除雪を行っているところでございまして、そのためどうしても多少の雪は残ってしまいます。そのことから、そういう箇所が見受けられた場合は焼き砂、砂をまいて解かしていくなどの対応で考えていきたいと、そのように考えているところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

ぜひ、そういう滑らないような対応でも、取りあえず除雪、そういった歩ける体制をつくっていただきたいと思います。私は、今回のこの大雪、単に何十年に一度のものが起きた、たまたま偶然起きたとは思えないのです。これもきっと温暖化による異常気象の一つではないかというふうに考えています。もしそうであれば、今後も何十年後ではなく、毎年のように起きる可能性があるのではないかと思います。町長はどのような認識で捉えましたか。お聞きします。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

先ほど来、担当課長のほうから申しているとおりでございますが、今回の大雪は、私も本当にこの町に長いこと住んでいて、初めてかなというふうなくらいの雪でございました。21日から23日にかけて、非常に短期間で大雪が降ってしまった。それにも増して、町内の委託業者、そして私どもの直営で、よく今回は頑張ってくれたかなと。職員に労いの言葉をかけましたけれども、本当に職員は不眠不休で頑張ってくれたかなというふうに思っております。これがまた長期化するということになりますと、さらに民間委託業者、あるいは町内の重機を持っている方々へのお願いになろうかなというふうに思っていますし、住宅から出られないだとかというお話を私も聞いておりますが、出られないときには必ず役場に連絡してくださいと、必ず助けに行きますからというふうなお話をしております。職員だけで足りない部分は、当然、消防団員もおります。また、地域にご協力していただける方々もいらっしゃる。そういうものをやはりこれからフル活動していかなければならないのかなというふうに思っております。ただ、今までの一般論からいきますと、札幌も同じように大雪になってしまった。交通状態が麻痺してしまった。排雪等にもなかなか間に合わないがために、ふだんであれば10分、20分でいく道路が1時間も1時間半もかかってしまったとかということが往々にしてあったように聞いております。札幌の場合は北海道の大都市ですから、こういう大雪になった場合に、帯広のほうからですとか、あるいはこちら胆振のほうからですとか、除雪車あるいは排雪をするときのトラックがしょっちゅう出入り、そちらのほうにかき出されているというふうにも聞いておりますが、今回の大雪の場合には、やはり全道一円に雪が降ってしまったということもございまして、極力その地域、地域で対応せざるを得なかったという部分があります。これから先、議員、先ほどおっしゃられました地球温暖化というのも考えられなくもないということで、しっかりした対策をまた考えていかなければならないなというふうに思っておりますが、私どもの町は、この大雪だけでなくて有珠山噴火災害というものも抱えておりました。噴火災害のときには、職員それこそ10日、20日、下手したら1か月、不眠不休で頑張っていただきました。今回は2日、3日ということでございましたけれども、そのために私どもの町の職員は今回一生懸命本当にやってくれたかなというふうに思っております。今後、またそういうことも起こらないとも限らないので、そこら辺の対策はこれからもしっかり考えていきたいなというふうに思っておりますが、いかんせん重機は限られた重機しかございません。これは年度当初から契約でもしておけば、リース会社も何とか回していただけるかもしれませんが、今回のような場合には、うちの町だけでなくて、いろいろなところからやっぱり要望、要請が出てまいります。そんなこともあって、現有の力でやらざるを得ない部分があったかなというふうに思いますが、そこら辺のことも含めまして、今後の対応を考えて検討してまいりたいというふうに考えております。

議員の質問 8番 今野幸子

本当に一生懸命やってくださったということは、聞いていても分かるのですが、今回のこの大雪、これを検証、本当にどうだったのかな。対策、動くのにどうだったのかな。検証して、そして今後に生かせる体制づくりといったものが必要になってくると思います。それは、今回の災害レベルの大雪に限らず、これから高齢化対策としても除雪体制の拡充がますます求められています。前の質問とかぶるところも多いと思いますが、除雪体制の拡充についての考えはいかがでしょうか。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

大雪災害を検証し、今後に生かせる体制づくりということでございますけれども、先ほどの答弁と重なる部分もございますが、今回の大雪は、21日から22日、さらには23日の降雪で、1983年統計開始以来の1位の降雪量でございました。そのような特別な状況でございました。そのような状況の中、住民の皆様には大変ご不便をおかけしたというところではございますけれども、先ほども触れましたけれども、直営も委託事業者のほうも、現場作業は精神的体力的にも限界に近い状況の中で、降雪の日だけではなく、23日以降、降った雪を除排雪という作業も実はこなしてきてございます。現在、町内では8区画の路線を委託しているところでございますけれども、現段階においては、これ以上の委託とすることについては、先ほどもお話しさせていただきましたけれども、業者による車両の導入費用や作業員の確保も含め、難しい状況であるという話は聞いているところでございます。町が直接実施している除雪作業につきましても、財政的な問題なども含め、車両の導入費用や保守メンテナンス費用、一般車両とは大きく実は違い、維持費なども大きくかかってきます。また、先ほどと同じような答弁になりますが、重機車両の運転資格のある作業員オペレーターにつきましては、今年度、重機車両の運転資格のある方を会計年度任用職員として募集したところでございますけれども、応募者がいなかったという状況でございます。これらを踏まえまして、何らかの体制の構築というのは必要と考えているところでございますけれども、車両及びオペレーターの確保についても、それらを補完できる現在裏づけがないところでございますので、なかなか難しい状況であるということは認識しているところでございます。今後も除雪作業につきましては、環境課だけではなく、温泉支所、総合支所の庶務課と連携を図りながら今後も進めてまいりたいと、そのように考えているところでございます。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

高齢者等の部分につきまして、こちらのほうから答弁させていただきます。先ほどの答弁の中でも述べさせていただきましたけれども、町が直接実施してございます事業や、それから社会福祉協議会において実施している取組を通じまして、現在、除雪対策に係る支援に努めているといったところでございます。今後におきましても、先ほど議員おっしゃられておられましたように、災害時にとどまることなく、その時々の状況に応じました適切な対応が迅速に図られますよう、引き続き庁内関係課、それから社会福祉協議会等をはじめといたします関係機関との連携の下に、体制整備を図ることによりまして、町民の安全確保に努めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

先ほどの質問の続きでお聞きします。有償ボランティアの方々のお手伝いもあったということは聞いています。ただ、なかなか来てもらえなかったというところもあったようです。ボランティアの人たちもなかなかそこに行けなかった。ほかのところに追われていてですね。そういったところから、お助け隊みたいな、こういう有償ボランティアに加入してもらえれば、もっといいのですけれども、そうではなくて、臨時的にもボランティアしてもらえるような人を募って名簿化しておいて、いざとなったときにお手伝いを頼めないかというようなボランティアの名簿というのも今後必要になってくるのかなと。また、運転手がなかなか来ないということで、運転に関しては待遇も考えながら今後進めていくということも必要になってくるのではないかといったことも考慮して拡充していってほしいなという思いでいます。今回の大雪で被害が最初なかったと聞いていたのですが、今回またあったということで、被害があった場合はその状況に合わせて支援を行っていただきたい。実態と支援の考えをちょっとお聞かせください。また、洞爺湖町の除雪体制の拡充を進める上においても、道や国からの支援拡充を要請していただきたいと思いますが、それも一緒に併せてお聞きします。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

私のほうからは、今回の大雪の被害状況についてご説明いたします。今回の大雪による被害につきましては、これまで農業施設で3件の被害報告があったところです。詳しい内容につきましては、農業振興課課長より申しますので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。

町の答え 農業振興課長 片岸昭弘

このたびの大雪による農業への被害の状況でございます。洞爺湖農協管内では、豊浦町を中心に全体で12棟、525万1,000円の被害となってございます。そのうち洞爺湖町では、先ほどご説明申し上げたとおり、3棟で43万2,000円となっております。また、虻田地区において、ビニールハウスが全壊、一部損壊の被害を受けておりますが、虻田地区での被害は、過去の想定を超えるような積雪があったこと、それからビニールハウスの支柱の太さが洞爺地区に比べて強固なものでなかったということ、それからビニールハウス用の除雪機を所有していなかったと、ですから除雪が間に合わなかったことが予想されます。ハウス内に販売用の作物があった方は1名でございまして、農業共済に加入しておられますので、共済の給付対象となる見込みでございます。2名の方につきましては、農業共済に加入しておりませんが、ハウスが小さくて構造上比較的安価であるために、雪解けを待って資材を購入して改修する予定となっている状況でございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

今後の除雪対応が、できるだけ早く、そして広く、脇道も含めて行われる体制の拡充を目指していただくことを重ねてお願い申し上げます。また、道やなんかの要請も、ぜひこれも行っていただきたいと思いますが。

町の答え 副町長 武川正人(副町長は2023年3月まで)

本当に今回の大雪に関しては、大変な経費を含めて支出してございます。これからも町長を先頭に、議会の皆さんとも連携、協力をさせていただきながら、国、道への強い要望活動を進めていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

議員の質問 8番 今野幸子

よろしくお願いします。

出典:洞爺湖町議会 令和4年3月会議 2022年3月7日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる