みんなの議会

洞爺湖町議会 令和4年12月会議 2022年12月13日

除雪対策について

2022年12月13日、洞爺湖町議会の一般質問で、今野幸子議員が「除雪対策について」質問し、環境課長 仙波貴樹、健康福祉課長 高橋憲史、副町長 武川正人、町長 下道英明、経済部長 若木渉が答えました。

聞いた人
今野幸子 議員
答えた人
環境課長 仙波貴樹、健康福祉課長 高橋憲史、副町長 武川正人、町長 下道英明、経済部長 若木渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 今野幸子

日本共産党の今野幸子です。通告書に沿って質問をさせていただきます。まず最初に、除雪対策について伺います。除雪対策については、3月の会議でも取り上げました。また、雪の季節がやってきましたので重ねて伺います。今年2月の大雪、今までにはない災害級の大雪で、職員の方々も大変忙しく、休む暇もなく頑張っていらしたことは承知しています。同時に、多くの住民の皆さんたちから助けを求める声、そして玄関が開かない、透析を受けている方の家まで送迎車が向かうことができない、雪の捨てる場所がない、車を出せない、やっと動いた車もあちらこちらで立ち往生するなど、通勤や通学、そして通院などにも支障を与えました。早朝から幹線道路や車の多い通りなどは除雪車が入ってくれましたが、その道路まで出られる状況ではない。また公営住宅などでも、広い駐車場の雪かきで転んで腕をけがしたり、足をけがしたり、また雪かきで腰を痛めてしまったなどの声も少なくありません。皆さんもこれらは把握し、検証されたと思われます。その上で、改善すべき点やこのようにしたかった、こうすべきだったなど、2月の大雪を経験し気づかれた問題点や反省点などを少し上げていただきたいと思います。

町の答え 環境課長 仙波貴樹

ただいまの質問でございます。本年2月の大雪につきましては、我々もこれまでに経験したことのない短時間での降雪量となりました。これまで町では、直営の除雪車7台と委託の除雪車20台、計27台により実施してきたところでございます。本年2月21日の雪の降り始めから、それまでと同様の体制で懸命に除雪作業に当たっておりましたが、冒頭に述べましたとおり、これまでに経験したことのない短時間での異常な降雪量であったこと、また、町の除排雪業務受託事業者以外への支援要請体制が整っていなかったため、支援の要請に遅れが生じたことは反省すべき点として認識しているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

今、災害級で誰もが予想されてなかったことだと、住民さえも予想してないような大雪だったということで、支援の遅れがあった。それでは、支援の遅れに対して、今回はどのような支援策、そういう対策を取っていますか。

町の答え 環境課長 仙波貴樹

ただいまの質問でございます。町では、先ほど述べましたことから、町の除排雪業務受託事業者以外への協力体制を構築するため、町内建設協会を通じまして、本年2月のような大雪の際には、緊急応援要請への協力を申し入れたところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

申し入れの結果、どのような返事をいただきましたか。

町の答え 環境課長 仙波貴樹

ただいまの質問でございます。先ほど述べましたとおり、今年2月には、事業者ごとに個別に当たっていたため、計画的といいますか、統制の取れた除雪体制ができなかったということで、今年度から建設協会を通じて要請することとしました。これについては、うちの町には建設協会が虻田地区と洞爺地区にそれぞれございます。それに加盟している事業者が21社ほどございまして、その中で対応可能な重機を持って対応できるという事業者が全部で6社ございます。建設協会の会長も、この件については十分ご理解していただいた上で、建設協会内できちんと情報共有を図りながら、また、こういうような連絡体制が整いましたことから、今年の2月のように行き当たりばったりというような状況ではなく、あらかじめ先を見通した中で対応していただくよう申し入れているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

連絡の体制が取れたというのは、とてもいいことだと思います。ぜひ協力体制は多ければ多いほどいいので、町のほうも頑張ってください。助けを求める電話が役場にかかってきたら、きっとそこにいた職員の方が助けに駆けつけると思います。しかし何件に対応できるでしょうか。除雪車ではできない除雪、先ほど言いましたが、玄関から出られない、開かないといった除雪車が入れない場所の除雪には、人手が多く必要だと思います。職員が駆けずり回るということが結構あって、休む暇もなかったということも聞いています。それで体を壊すようなことがあっては困りますので、職員内でのそういった対策、そこの担当者だけがというのではなくて、どうするかという職員の中での体制もつくることが必要だと思います。あと、手助け隊が事業として支援に当たっているようですが、そのメンバーも高齢化している状態で、雪かきに参加できる方も減少していると思います。今年度、雪かき支援ボランティアとして動いてもらえる人は、何名ほどになりますか。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

ただいまの雪かき支援ボランティアの手助け隊ということでお話がございましたけれども、現在当町では、社会福祉協議会が実施しております有償ボランティア事業の手助け隊を通じまして支援者の登録が行われているということで確認してございますけれども、11月末現在におきましては、13名の方が登録をされているということで確認してございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

それと、職員の中の体制づくりも行うべきではないかと思うのですけれども、それについて、答えられたらお願いします。

町の答え 環境課長 仙波貴樹

職員内での対応についてでございます。先ほど議員もおっしゃいましたように、本年2月の大雪については、まさに災害級というところで、当時、私、防災の担当の課長であったものですから、防災としても災害の対応として全庁体制で当たっていたところです。あのときについては、警報が発令されていた中ということで、通常の大雪に限らず、大雨であったり、その他の風水害と同様の体制で、職員を招集して除雪に当たっていたということですので、既に2月の当時においても、職員の応援体制といいますか、そういった災害対応の体制の枠組を活用して対応してきたところでありますので、今後も引き続き同様の体制で除雪にあっても、災害級の除雪にあっても、そういった体制で防災のほうと連携しながら対応していきたいと考えてございます。以上です。

町の答え 副町長 武川正人(副町長は2023年3月まで)

2月の大雪ということで、私のほうから答えさせていただきます。このときの初動に当たっては、発生前の予測、それから発生時、それから発生後の復旧という体制になろうかと思います。このときは、気象庁からの予測がちょっとずれたというか、気象庁の予測とは違う形で初動が体制的に遅れたというようなこともございます。発生時においては、まず緊急度の順位というのを班編制しながら私ども考えました。一つは、独居老人等の排気の関係です。特に虻田地区の家から出る煙筒の高さが、洞爺地区だと比較的高いのですが、そこが大雪で塞がれてしまうと一酸化炭素中毒等、それで福祉のほうに全て連絡して当たらせた。それからもう一つは、人工透析される方が現実に大雪で出られないような状態になりました。これについては、職員が出て、雪をかくというよりもそりのようなもので出動寸前に消防が駆けつけて、事なきを得たというようなこともございます。緊急度の順位というのを、班編制を組みながら、組まないといけないのですが、当然二次災害というのも考えられますので、班編制に当たっては、決して1人では行動しないということを原則に、このときは体制に当たったということでございます。このとき、洞爺湖町の中でも洞爺地区においてはそれほどの大混乱というのはなかったということでございます。これは農業者のトラクターとかというもので活躍していただいたということがございますので、これからの体制については十分検証しながら、これはたまたまというよりも異常気象が連続して発生しておりますので、これらについては十分検証して、防災だけでなくて、町全体を挙げて、それから消防との連携も図りながら進めていく必要があると考えてございます。

議員の質問 8番 今野幸子

今も言われましたけれども、異常気象があって、今年度もまた大雪が来るかもしれません。そのときに災害級で予想もしていなかったということはもう言えないので、準備はできるだけ早めに取っていただきたいと思います。2月のような災害級の大雪のときに、地震や停電、津波、噴火といったほかの災害と重ならないということは断言できません。除雪の実施は、防災の訓練にもなります。雪かきだけのボランティアであっても募集が必要ではないか。それも幅広く、回覧板、そして広報、そのほかにも、例えばスポーツ団体や文化団体、サークル、企業、事業所、施設や学校、公共施設というところにチラシを置くだけではなくて、実際にそういうところに働きかけて参加を呼びかけることが必要だと思います。そしてボランティアに登録してもらえるよう、例えばどのくらいの時間をやるのか、1時間なのか5時間なのか、時間ですね。それから仕事の内容、ここのこういった部分の雪かきだけですよとか、屋根からの雪おろしですよとか、いろいろな雪かきの内容、それから何人でそういうことをするのかとか、いろいろな仕事の内容を詳しく知らせること、そしてボランティアの人が仕事しやすいように、参加しやすいような方法を取るということが必要だと思うのです。ただボランティアにやってもらいます、やってもらいますと言うだけではなくて、ボランティアをやる人ですから、何かを求めるということはないと思います。そういう人たちというのは、ありがとうの一言ですごく幸せになれると思うのです。もう本当に嬉しいと思うのですよね。だけれども、それだけではなくて、雪かきが終わった後に何かイベントのような楽しい食事会でも、何かそういったものがあって、これからのボランティアの継続といったつながりがそこで持てるようになる、持続性のあるボランティアができるのではないか、そういう体制をつくる必要があるのではないかと思います。雪かき支援のボランティア事業を立ち上げて、そして社会福祉協議会と連携を取り合って、大いに募集をするべきではないかと思います。雪かき支援ボランティアとして、中高生から、それから元気な高齢者まで幅広く呼びかけるべきではないでしょうか。何か人のためにできることがあるならやってみたいと思う人はきっといると思います。そんな人を引き寄せるような募集方法で呼びかけていただきたいと思いますがいかがでしょうか。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

ただいまの雪かき支援ボランティアに関わります中高生ですとか元気な高齢者へのというようなところで、幅広く参加を呼びかける、また意識づけを行うような取組をというようなお話だったかと思います。それで、町といたしましては、いわゆる災害発生時といったものではなく、通常時における積雪の範囲におけます考え方といたしましては、今の既存の手助け隊の事業の中におきまして、社会福祉協議会を通じまして、まず世代を問うことなく有償ボランティア事業への参加協力について、広く住民の方々へ呼びかけが行われているところでもございますので、そうした意識づけの取組につきましても、今後、社会福祉協議会のほうに働きかけをしながら、工夫のある取組については要望といいましょうか、働きかけをしてまいりたいなと考えてございます。しかしながら、いわゆる災害事のほうに限定した大雪の災害発生時におけるボランティアとしての呼びかけといった部分につきましては、ボランティアの方々の事故ですとかけがといった部分の危険性が大変危惧されますことから、なかなか困難なものではないかなと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

それに対してもう一回、後から質問します。雪かき支援をスムーズに行う、それから洞爺地区のようにあらかじめ支援が必要と考えられている対象世帯を確認しておくこと。分かっているというのと、こういうときはここに行くよという確認をするというのは、また違ってくると思います。こういうことが必要だと思います。対象外で支援を求める、雪かきの支援が分かっていて対象で上げられているところではない対象外での支援、これも必要とする人が大勢います。こういう対応がありますよという住民への周知も必要ではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

今ご質問の中でございました、まず対象者の方について把握されている部分につきましては、現在、当町におきましては、災害発生時の避難行動要支援者として登録者が対象となることを踏まえまして、大雪の災害発生時の対策として、個別に電話等によりまして迅速な状況把握に努めているところでございます。こちらにつきましては、今、議員のほうからお話があった、最初から登録になって分かっておられる方といった部分になります。それ以外の町としてまだ把握をし切れていないといいましょうか、そういった助けを求められる可能性のある方といった部分につきましては、支援を要する方ということで周知を図るべきであるということでのご指摘でございましたけれども、社会福祉協議会が実施しております、先ほどお話のございました、有償ボランティア事業の手助け隊を通じまして、まずは広く周知が図られているところでございます。しかしながら、当町といたしましても、地域包括支援センター、それから社会福祉協議会、自治会、その他の関係機関、警察、それから消防といったところの機関としっかりと連携の上、そういった方々を見逃すことのないよう日頃から情報共有を図りながら、さらなる周知、除雪対策に係る支援といったものに努めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

先ほど、通常では手助け隊といった方と連絡して対処しているとか言われますけれども、手助け隊の対象というのは、もうほとんど決まっていると思うのですよ。手助け隊を受けたいというのも、ちゃんとしておかないと、券買えないですよね、あれはたしかね。手助け隊の券は買えますか、そのとき。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

手助け隊の券につきましては、いわゆる作業、雪かき支援お願いをしたいと思われる方が、まず社会福祉協議会のほうでチケットを購入されまして、支援をしていただける方の関係の下で契約といいましょうか、その辺でお互いの状況の合致したもののところで作業が行われるということでございますので、買う部分について何か制約を受けるということは確認してございません。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

誰もが買えるわけではないですよね。条件があって、そこの条件に見合った人が、たしか買えるはずなのですよね。だから、雪かきのように、突如そうなったからといって、手助け隊の人たちが急にそちらのほうに行けるかというと、大体自分がいつも手助けをしている人たちで精いっぱいだと思うのです。それ以上は手が回せないと思う。それから、ほかの人が券を買っているわけではないのですよね。だから、そういう対応はすぐできない。いつも世話をしている人たち、手助けをしている人たちに対しては行くことはできます。最初に言いましたように、手助け隊の人たちもふだんはやっていますけれども、高齢化になって雪かきは無理だと、ほかの手助けはするけれどもという人も増えてきているのではないでしょうか。それで、大勢のボランティアを募集すべきだと今求めたのですが、保険のことを言われましたよね、けがしたらとか。そこで私が、先ほど社会福祉協議会と連携を取って、それを行ってもらいたいということを言っているのです。例えば、ボランティア活動支援保険、活動保険というのですか、そういうのがたしかあるはずなのですよね。そういうものに加入してもらうと。金額もそんなに高いものではありません。例えば災害も全部含めた形でその保険に入るとしても、年間で1人600円くらいです。300円くらいからあります。年間ですよ、一月ではなく。そういう保険もありますので、町がわざわざそのときに掛けるということをしなくても、そういった活動の保険をもって社会福祉協議会と連携を取ってやるべきではないでしょうか。それを言いたいのです。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

ただいまの既存の社会福祉協議会のほうとの手助け隊事業との兼ね合いの中でというお話をいただいて、事業の拡大といいましょうか、もう少し強化をというお話だったかと思いますけれども、先ほどお話しをさせていただきましたけれども、まず大雪のいわゆる災害発生時といった部分に限定しての対応につきましては、やはりボランテイアの方々の人命に関わる、今保険のお話もいただきましたけれども、事故やけがなど危惧されるといった点、それから町といたしましては、状況によっては自宅待機なども要請しなければならないといった場合なども想定されるところでございます。こうしたことを踏まえまして、町内関係や関係機関との連携によります、これまでの危険管理体制の下に安全確保に十分に配慮した迅速な対応に努めてまいりたいと。原則はそういった形での対応をしたいと考えております。ただ、社会福祉協議会とのお話合いの中で、既存の、災害発生時とはまた別な枠組の中での取組につきましては、働きかけをしながらどういったことが可能なのかといった部分については、今後お話を詰めてまいりたいなと考えてございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

今の返事だと、手助け隊の今の支援対策だけで、ボランティアを募集することはないということですか。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

手助け隊におきますボランテイア事業の募集に関しましては、年6回ほど発行してございます社会福祉協議会の便りの中で、年に二、三回のボランティア募集については行っているということでございますので、その中でしっかりと住民の方には平時の周知も含めまして、引き続きボランティアの方々、助けていただきたい方々につきましても募集をしていきますよといった部分については、周知、広報がなされているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

先ほども言いましたけれども、手助け隊が手助けできる人の対象というのは決まっているのですよね。それ以上に、たしかできないのですよね。間違っていますか。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

まず支援を要する方の利用対象者の方々の状況といったことでございますけれども、洞爺湖町内に在住の方で、おおむね65歳以上の方、障害者であって身体的に日常生活動作が困難な方、疾病やけが等により一時的に日常生活の支援を必要とする方などが対象とされているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

今上げられたように、本当に支援が必要な人、ふだんでもですね、そういった人に限定されているのです。今私が言いたいのは、大雪や何かのときに対して、それでは対応できないのではないかと。ふだんはちょっと痛いけれども、あちこちあれだけれども、買い物も1人で何とかできる、1人で生活できるという人はたくさんいます。しかし、雪かきはちょっと無理だという人もたくさんいるのです。要支援の人たちだけが大変なのではないのです。そういうときの対応のためにボランティアを募集しないのかと。私は手助け隊を大きくすれと言っているのではないのです。一般でも、そういったときに、一般と元気な人は別ですけれども、そういった要支援だとかといった福祉で上げられている世帯ではなく、それ以外に対応できる人数をそろえるべきではないか。そういう体制を取っておくべきではないかということを言っているのです。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

ただいまの利用対象者の方で、それに該当しないような方といった部分のお話がございました。こちらにつきましては、今現状の手助け隊の中におきましても、社会福祉協議会のほうでは、サービスの必要性が認められる方、いわゆる必ずしもこの要件に合致しなければ絶対だめよというお話ではなく、柔軟に対応していただいているというお話も伺ってございますので、まずはそちらのほうでしっかりと聞き取り、対応をしていただいた中で、それ以外どうしても困ったような該当にならないというものにつきましては、先ほど申し上げました社会福祉協議会との情報共有、連携の中におきまして、町といたしましてもしっかりと対応をしてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

もう一度聞きます。災害にボランティアとして参加できる人たち、これは本当に一般の人たちにも多く助けてもらいたいという人は出てくると思います。実際に、2月の除雪のときにもありました。そういったところへの対応をすべきボランテイアを募るべきではないかと。あくまでも手助け隊の範囲で募集して、果たしてできるのか。それ以外のことは、それ以外のボランティアとしては募集しないのか。これをはっきり聞きたいと思います。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

先ほどの答弁の中でも、町としての考え方といったものについてはご説明をさせていただいたかと思いますけれども、大雪の、いわゆる災害発生時、災害級のものといった部分の対応につきましては、人命尊重といった部分を配慮すべきというものの観点から、先ほども申し上げました、自宅待機を要請しなければならないといったような非常に困難な場合といったところも想定されますことから、町として、現時点においてボランテイア等を直接的に募集した中での事業展開といった部分については、今のところ考えてはいないところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

災害のときに困った人を手助けする職員も、本当に休む暇もなく動いていた。それ以上の体制を取るときに本当に取れるのか。住民をそのときに助けることはできるのか。本当に不安に思っている人はたくさんいるのです。だけれども、助けを求めることもできない。そんな状態で町の体制はそれでよしとすると、そういうことなのですか。町長の答弁をちょっとお願いします。

町の答え 町長 下道英明

今、今野議員のほうからございました、今回の2月23・24日は本当に災害級の災害であったかと思いますけれども、今、課長のほうからもありましたように、災害級の災害が発生した中でボランティアの方々の人命にも関わってくる。例えば事故やけがなどが危惧されるところでもございますし、また町民の方々には、例えば透析ですとか、それとまた例外といたしまして自宅待機を要請しなければならない場合も当然想定されると思うのですよ。必ずしも大きな災害があってすぐに除雪排雪をするということではなくて、災害ですから自宅待機という選択肢もあると思うのですよね。そういった中で、町といたしましても、庁内関係課、あるいは関係機関とも連携してまいりますけれども、ボランティアの二次災害、三次災害という危険性を考えたときに、果たして大雪の災害の中でボランティアに非常時だけに来てくださいというのはいかがなものかなと。例えば保険についてもそうですけれども、ましてや、そういったものに慣れていないということでありますと、そこでの責任も出てきますし、もし二次災害、三次災害ということになれば、さらなる被害ということになります。やはりそこは臨機応変に、その対応自体に対して自宅待機という一つの選択肢もあろうかと思いますので、ぜひそこら辺のところを議員もご理解いただければと思います。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

分かりました。大吹雪で、本当に前も見えないとか、そんな中にボランティアを呼ぶということは私も考えていません。ただ、吹雪が収まったときに雪が減るわけではありません。雪は残っているのです。そこから助けるということが必要なのです。一番吹雪いているときは自宅待機で構わないのです。ボランティアがいるから、必ずボランティアを出さなければならない。こんなことは誰も考えていません。その上で私はボランティアを募るべきではないかと言っているのですけれども、募る気もないと。今のままで行うというふうに受け止めてよろしいのですね。

議員の質問 8番 今野幸子

いいです。

議員の質問 8番 今野幸子

本当に残念です。いざというときの体制をつくらない。そういう状況で、けがしたら困るとかといった感じで、逃げているような。それではボランティアも手助け隊も皆同じです。手助け隊にしても、けがしたら困るのでそういうことになります。今回の質問は、その部分では何回も水かけ論になりますのでやめますけれども、ぜひ考えてください。吹雪の真っ最中に出る必要はありません。自宅待機で構いません。それが収まったら助けるボランティアが必要ではないかと私は言っているだけです。どうか後でもいいですので、ぜひ考えていただきたいと思います。これこそ住民の人命に関わることになるかもしれません。2番目の質問です。除雪に関しては、ボランティアに関しては、そういったことでやらないということを聞きましたけれども、よろしく。その後でもいいから考えてください。ボランティア以外で、一番最初に聞きましたけれども、除排雪作業が可能な除雪業務、委託業務への依頼といったことが先ほど話されました。ぜひそれも強力な体制で行っていただきたい。雪が降る前から連絡が取れるように、それで降ったときには即対応ができるようにお願いしたいと思います。あと、もう一つ大切なのが小型の除雪機の協力体制、個人的にも持っている人がいると思うのです。重機の協力をお願いすると同じように、小型除雪機を持っている方のところにも協力体制をお願いしていただきたい。幹線道路は除雪車がいち早くやってくれるのですよね。ところが、その後の歩道というのはまるっきり通れないのです。だから、歩くときには車道を通るような形になるのです。とてもこわいです。そして車が来てよけようにも、こちらに雪がありますから、すっとよけることはできません。そういった状況をなくすためにも、小型の除雪機の協力体制、ぜひ重機と同じようにやっていただきたいと思います。それについてのお答えをお願いします。

町の答え 環境課長 仙波貴樹

ただいまの質問でございます。歩道や道路の除雪につきましては、一般住宅における除雪を比べますと大変危険を伴う作業でございます。そういったことから、ボランティアといいますか、そういった協力体制、業をなしている事業者以外への協力については、町としては実施する考えはございません。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

公営住宅などでも、入居する条件なども重なってどんどん高齢者が増えてきています。2月の大雪で、一番最初に言いました。転んで腕けがした、足けがした、腰を痛めたという人もたくさん声を聞いています。3月の会議でも言いましたが、ふだんの積雪で除雪車が入ることのない公営住宅の駐車場ですが、2月のような積雪でも除雪車が入らないのは安心して住める環境とは言えません。高齢化が進んでいる今、災害級の積雪に限らずに除雪は必要となってきています。公営住宅等は、安全、衛生、美観といったものを考慮し、かつ入居者にとって便利で快適なものとなるよう整備しなければならないといった公営住宅の整備基準もあります。良好な居住環境の確保をするためにも、ぜひ除雪について考えていただきたい。高齢者が多くなった公営住宅の除雪対策は必要ではないでしょうか。

町の答え 経済部長 若木渉(経済部長は2025年3月まで)

ご質問がございました除雪の関係でございます。公営住宅の除雪問題でございますが、これにつきましては本年9月の一般質問におきまして、11番議員より同様のご質問をいただいたところでございますが、その際に答弁させていただいた内容と重複する部分もございますが、その後の進捗状況を含めましてご回答させていただきます。公営住宅敷地内の駐車場や共用部分の通路の除排雪につきましては、例年、「町で何とかしてもらえないのか」といった要望が寄せられている状況となってございます。入居者の高齢化も進み「昔なら自分たちで除雪ができたのだけれども、最近では除雪した雪山に雪を跳ね上げることすらできなくなってきた」というお話も伺っている状況ではございますが、町といたしましては、全ての団地の除排雪を平等に対応することが、可能なのであれば対応の余地もあろうかと思いますが、現時点で町が管理している町営住宅につきましては、定住促進住宅なども含めますと全部で48棟もございます。現実的に、全ての団地への対応が可能な業者も町の職員の作業員も確保できていない状況となっているとのお話を9月の会議においてさせていただいたところでございます。今年2月の大雪の後に、対応策の一つといたしまして、夏場の草刈り時期に草刈り機を貸出ししているのと同様に、町で手押しの除雪機を購入して、希望される団地へ貸し出しする案を検討させていただくという旨を答弁させていただいたところでございます。その後、庁内課内で検討した結果、試験的ではありますけれども、本年11月に手押し式の除雪機1台を購入いたしまして、町営住宅の入居者への周知を含め、貸出しに向けた準備を進めているところでございます。用意できた除雪機が1台ということで、使いたい時期が重なった場合は順番待ちが出ることが想定されますが、まずはどの程度需要があるのかを状況を見定めた中で、追加購入の必要性等も含めまして、今後の動向を注視してまいりたいと考えているところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

48棟あって、貸出しの手押しが1台、非常に少ない状況であることは確かです。こういったところにも、先ほど言ったボランティアの人が来てくれると、とても助かることなのですけれどもね。手押し除雪機がなくても、除雪車が入らなくても、そういった手助けができるということはあるのですけれどね。それさえもしないということですよね。2月、町長が町長になる前、下道議員だったときに、公営住宅の雪を見に行ったと。その中で、雪の状況を見て「何とかしなければ」ということを言っていたと公営住宅に入っている人たちが言っていました。何かいい対策を考えてほしい、何とかしなければ、何とかならないかということをもう一度町長にお聞きします。

町の答え 町長 下道英明

今、議員のほうからございましたが、町議のときに、ちょうど大雪のときに町営住宅のほうを回らせていただきました。それはちょっと置いておきまして、今回、大雪に対する緊急応援要請ということで、12月1日付でございますけれども、洞爺湖町建設協会にお願いをさせていただいたところでございます。昨年度に続き今年度も冬期間にラニーニャ現象とかといった気象変動もございますので、冬型の気象、気圧配置が強まって寒さが厳しくなってくると雪が多くなることが想定されておりますので、その点において業者の皆様に事前にご案内をさせていただいたところでございます。また、町営住宅の除雪問題につきましては、町道の除雪のみならず、今ご指摘ございました高齢化が進む一般家庭の除雪問題同様に、重要な課題であると認識しているところございます。また、今ご質問ありました町営住宅における手押し式の除雪機の増設につきましても、今は1台なのですけれども、先ほど担当課のほうから答弁ありましたように、今回は試験的な形で運用させていただいておりますので、状況を見ながら、予算等もございますし、そうした貸出し状況を見極めた上で、さらに検討してまいりたいと思っております。また、よりよい改善方法につきましては、現実的にすぐ除排雪対応が可能な人や機械を増やして対応するというのは極めて難しい状況ではありますけれども、あくまでも災害級の雪に備えた対応として、気候変動を見据えたこれらの時代において、やはり冬場には数日間家から出られなくなるおそれがあることを想定したような食料、備品等の確保が重要になると課内では考えているところでございます。大雪が想定される場合には、不要不急の外出を控えていただくことをお願いする回覧、あるいは配布も考えているところでございます。また、ある程度、町道の除雪が落ち着いてからになるかもしれませんけれども、除排雪の対応が可能な事業者の連絡先をお知らせするということも一つの有効な方法ではないのかなと思っているところでございます。今後の町の将来ビジョン、先ほど議員からご指摘いただきましたが、そういった面で、現実に私も2月の下旬には多く回らせていただいたのですが、やはりこの除雪問題というのは、北海道あるいは東日本北国の市町村にとっては本当に大きな重要な課題であると感じているところでございます。地域除雪活動として住民の安全な除雪作業が行えるよう、対策を実施の検討として、具体的には雪かきの技術指導や除雪作業の安全対策を含め学ぶ講習会を開催、或いは除雪機関連の事故も含めた潜在的な除雪作業の危険性の啓発を徹底して、平時からの地域全体による見守り活動も含めた総合的な安全対策の普及促進というのも考えていかなければならないと思っているところです。さらには、地域コミュニテイ単位の共助による雪処理活動の仕組みづくりにつきましても、先進地事例では、地域住民参加のNPOによる有償での除雪支援、あるいは雪処理を専属とする雪害対策救助制度というのが北陸のほうにもございますので、そういったところの取り組み方や先進事例をしっかりと確認していきながら進めてまいりたいと思います。雪処理の担い手の育成等のご支援、先ほどボランティアとおっしゃっていましたけれども、まさしく雪処理の担い手の育成と、そしてまた共助による地域除排雪体制の構築を進めるためにも、これは洞爺湖町一つの町だけではなく周辺市町にも声をかけながら、さらには関係省庁とも連携を取りながら、この大きな問題、これはこれからの排雪・除雪の問題というのは自治体の中でも本当に多く抱えている課題でございますので、ぜひ他の自治体等の知恵もいただきながら共有して前に進めていきたいと思います。以上でございます。

議員の質問 8番 今野幸子

本当に気候の変動というのは目に見えて分かっている、そういう体制で、今後また災害級の雪が想定されています。想定されている以上は、それに対応する対策を取るべきと私は思います。これから講習の開催だとかというところも必要ですが、ぜひ実際にボランティアを募ってやっているところがありますので、至急それを調べて、できるだけ早く体制づくりができるようにお願いしたいと思います。続いて、保育所の今後について伺います。

出典:洞爺湖町議会 令和4年12月会議 2022年12月13日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる