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洞爺湖町議会 令和2年9月会議 2020年9月10日

二つ目の質問について

2020年9月10日、洞爺湖町議会の一般質問で、立野広志議員が「二つ目の質問について」質問し、産業振興課長 田所昭博、副町長 遠藤秀男が答えました。

聞いた人
立野広志 議員
答えた人
産業振興課長 田所昭博、副町長 遠藤秀男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 立野広志

それでは、質問の2項目に移ります。二つ目の質問について、チャレンジショップ支援事業の運用ということに関して、質問をさせていただきたいと思います。最初にこのチャレンジショップ支援事業のことで今回取り上げる理由になったのは、たまたまこのチャレンジショップ支援事業を受けようとした方が残念ながら受けられなかったということがあったものですから、どういうわけなのか、その辺についていろいろ担当のほうの話も伺いましたけれども、やっぱり制度上の問題もあって担当の部署だけでは解決できない問題ではないかというふうに思いまして、今回一般質問で取り上げることにいたしました。どんなことがあったかといいますと、具体的に人の名前とか言えませんけれども、昨年の1月に起業したいという方が町の窓口にやってきたそうです。そのときには、もう既に1月ですから3月の年度末が近づいていたので、年度内に事業を終えなければならないという条件からいえば難しいと、新年度改めてきてほしいとこんなような話しだったそうです。それで新年度になって5月頃に来町した際には、もう既に先に1件申込みがあって、その方は6月議会で予算を補正しなければ支援できないので、6月の議会後に改めてどうでしょうかという話があったのですが、もう既に工事契約等を事業者との間である程度打ち合わせをしていたということで、実際に例えば6月議会が終わって支援を受けられるとしても7月頃になってしまうということになれば、事業者との事前の話し合いもまた変わってしまうので待てないということで事業に着手したという経緯がありました。そのために結局チャレンジショップ支援事業を受けられないと言ってきたわけです。何か聞きましたら、最初に申し込んだ方はその後辞退されているというような話も伺っているというのです。そもそもこの洞爺湖チャレンジショップ支援事業というのは、この町内で新たに空き店舗、空き家等を活用して事業を起こそうという人たちに、できるだけ起業しやすい環境を整えてあげる、それを支援するということで制度上できたものだと思うのですけれども、それがそういった実際に起業を希望している方がいてもなかなか制度上であったり、予算上のことで支援が受けられないということが出てくるということ初めて私知りまして、これでやはり内容をもっとこういった起業しようとする人たちに支援できる内容にすべきではないのかなということで、このチャレンジショップ支援事業の運用についての質問をさせていただきたいと思います。まず最初に、この間ここ3年くらいでいいのですが、例えば、チャレンジショップ支援事業を受けたいという相談がどれくらいあって、そのうち申請できたのが何件あって、補助申請ができたのは何件くらいあったのかというようなことをちょっと最初に説明をいただければと思います。

町の答え 産業振興課長 田所昭博(産業振興課長は2020年12月まで)

過去3年の実施状況でございますが、相談件数としましては3年間の間に41件となっております。この中で新規起業実績としては4件という実績となっております。

議員の質問 5番 立野広志

相談件数としてはそれなりの数があったのですね。事業計画、資金計画等しっかりしたものがなければ助成を支援するということは当然できないのでしょうけれども、これは例えばそもそもこの支援事業の目的に照らして、募集の条件の中にいろいろと制限があるわけですが、41件の相談件数で実質4件にしかならなかったというのは何か理由があるのでしょうか。

町の答え 産業振興課長 田所昭博(産業振興課長は2020年12月まで)

この相談件数ですが、電話もありまして窓口に来る方が少ない部分もあるのですけれども、開業するとなればやはり資金計画ですとか、その辺の洞爺湖町に起業してもらって継続してもらわなければいけないという部分で、かなりその内容を精査していただいて相談を受けて、その中で申請に至るという状況になっておりますので、41件の中でもなかなかそこまでの計画を詰めていけるという方が少ないというふうに認識をしております。

議員の質問 5番 立野広志

特に私がちょっと感じたのは、この支援の中身というのは、まず支援の上限額が全体で88万円ということで、改装費の補助が費用の2分の1で限度が50万円、備品購入についても開業に必要な備品購入で2分の1以内で30万円と、そしてあとは家賃については初年度は2分の1、限度額が5万円で2年目は限度額3万円と、こんなふうになっているのですが、これだけではなくて、例えば年度内に事業が完了しなければいけないという条件がついていますので、事業者との工事契約が明確で開業までの事業計画が年度を越えて実施される場合においても、私は補助を認めていいのではないかという気がするのです。それからもう一つ、大体年3回応募するというふうに伺っていますが、実は年間の予算は1件しか計上されていないと、そうすると年3回応募しても新たに応募があって2件を越える場合は、これは議会で補正予算を組まないとだめだと、こういうことなのですが、そういう場合は予備費を充当するなどの対策をとるなどして、柔軟性、迅速性を持って対応すべきではないかという気がします。この2点についてはどのようにお考えでしょうか。

町の答え 産業振興課長 田所昭博(産業振興課長は2020年12月まで)

議員おっしゃるとおり4月から10月までということで募集をしておりまして、現在まで募集期間に複数の支援相談等ありましたら、相談内容や事業計画の内容を聞き取りしながら補正予算で現在まで対応してきたということで、予算につきましては先ほど言われたように、3月末、年度内の事業ということで、募集期間は10月ですが柔軟にそのところの計画内容等について聞き取りした上で3月までに事業が終わるのであれば、対応してきたというところでございます。

議員の質問 5番 立野広志

それは今私も説明したわけですが、ですから、例えば工事契約、起業するのに内装工事だったり上下水道工事含めて何らかのそういった工事業者との関係もあるわけです。ところが事業者がなかなかほかの工事に手がかかって、そちらのほうに着手できないと、しかし工事の契約としてはもう結べるという状況があれば、限度を越えて事業を、事業が年度内に終わらなければならないという原則が、結局年度をまたいで事業をやるような場合には該当しなくなってしまうということですよね。そうではなくて、事業計画なり資金計画がしっかりしているものであるならば、工事が実際に年度を越えても、これを可能とするということができないかということを言っているのです。そのことを一つ。それから、補正予算を組んでという話、やっぱり出ました。年度には1件しか予算を組んでいません。そうすると2件、3件となった場合には、せっかくそういって起業したいという方が来たとしても、議会で予算を補正して、そしてその予算が決まってからでないと執行できないから、実際には交付申請許可がおりないと、こんなふうになってしまうとまずいなと、時期的にやっぱり起業する側だってそれぞれ資金の事情や計画上のこともあって、私はその辺のちゃんとした見通しが立っているものであるならば、その辺の例えば予備費などを充用しながら最高限度額は88万円でしょう。だから予備費から充用しながら2件でも、あるいは3件あった場合は3件でも認めて、この町の中で起業するそういう方々を本当に支援していける、そういう取組が必要なのではないかと思うのです。その辺ちょっともう一度お答えいただけませんか。

町の答え 産業振興課長 田所昭博(産業振興課長は2020年12月まで)

先ほどの、仮に10月以降予算がありまして対応したとしても、年度内という条件の中で工事等、かなり計画が詰まっていまして、それが新年度予算というか、計画今は創業支援計画というのを町でつくりまして、これにつきましては商工会、金融機関と連携して創業者の支援をするということになっておりまして、現在チャレンジショップの申請に関しましては、事業計画を商工会の指導経営指導員による経営指導を受けて、その中で計画を立ててもらいまして、持続可能な計画とした中で申請を行ってもらうという形にしておりまして、今、議員おっしゃられたとおり予備費を充用してということもありますけれども、年度内に終われない事業について、もし計画がきちっとなっているのであれば、計画を認めて新年度予算に4月なり早急に申請できるような体制づくりというのは可能かなというふうには思っておりますが、いかんせん年度内事業なので3月までにやっぱり事業を終えるという考えでおります。

町の答え 産業振興課長 田所昭博(産業振興課長は2020年12月まで)

予備費につきましては、緊急時とかそういう場合のときの対応となりますので、今、予備費の流用に関しては考えてはおりません。

議員の質問 5番 立野広志

私、そんなに難しいことではないのような気がするのですけれども、このチャレンジショップ支援事業を受けたい方が、まず行政側の窓口で相談すると、そしてその段階で予算上これがもし仮に1件目であれば、まず申請書上げてもらうと、申請書上げてもらうと、今度は商工会でいろいろ指導を受けながら資金計画や事業計画の指導を受けて、ひとまず商工会で指導を受けてくださいとなっています。そしてその後、開業受けるための申請書を町にあげるということで流れとしてはそうなっています。そういう中で、既にもう補助金交付申請書に添付書類として事業計画書等を産業振興課に提出して、その上事業計画、資金計画については、洞爺湖町商工会でも指導を受けるということになっているわけですから、その中身が良ければ、年度を越えたとしてもこれは起業するために認めていいのではないかと、私すごい単純に思うのです。そこまで審査しておいて、そして年度内に終わらないとだめだよというふうになると、物によっては例えば物品なんかだってすぐに手配できないものも当然ありますし、工事だって事業者との関係があったりするわけですから、だから要は商工会を含めてその指導も受け、そして行政側にはそういう添付資料、計画書等出しているわけですから、その段階で申請を受理して交付してもいいのではないかなと。それからもう一つ、これは仕方がないのかもしれませんけれども、事業に着手してからではもうだめだよというふうになっています。ですから、事業をやる前に計画書出さないとだめだと、だけれども、その段階でもう既に先に1件出ていたら、予算がないので議会に補正かけて次の次のときまで待ってくださいと、こうなってしまうというのも、何となく、せっかくこの町で起業しようとして頑張ろうとする人たちに、逆に門戸を狭くしてしまう、そういうことにならないのかなと。むしろ起業するために支援し、起業後にもさらにやっぱりきめ細かな援助をする、こういうふうにしてこの町での事業活動ができるように、私は行政として手助けするのは当然ではないのかなという気がするのですけれども、これちょっと担当課ではもう決まりがこうなっているからしようがないという話なのでしょうけれども、それでちょっと今日は質問させてもらっているのですが、町長いかがですか。

町の答え 副町長 遠藤秀男(副町長は2021年3月まで)

このチャレンジショップ事業、多くの方に活用していただいていると思ってございます。これにつきましても、要綱を定めまして一定のルールの下で事業を進めてきております。たしか平成23年度から事業が始まっているかなと思います。その中で、これまで大きな支障はなかったかなというふうに理解していますし、議員が最初におっしゃられた今回の質問のあった内容につきましても、その方には私担当のほうからは2回ほど町のほうに来られているのですが、その都度説明させていただいて、私どもの制度については理解していただいたというふうに聞いてございます。やはり一定のルールを定めたら、それに沿って事業を進めるというのがまず基本だろうなと思ってございます。そういう意味では、予算も議会を通していただいております。いろいろな事業者支援というのは当然しなければいけないのですが、これだけを予備費を使っていいのではないかという話にはならないのではないかなと思います。できるだけ迅速に補正等は進めていっていただきたいとは思ってございますが、やはり予備費につきましては緊急性がある場合とか不測の事態等があるときに、それを充用して事業を進めるというふうになってございますので、できるだけ今の要綱に沿った中で進めていくのが私は筋かなと思ってございます。ただ、そういう中にありましても先ほど議員のほうから言われましたように、計画がしっかりしているものについて、計画が例えば今年度であって実施が来年度ですよという話になるのであれば、それは来年度の事業として計画を受理するというのはできるのではないか、これは要綱の中でも変更しなくてもできる部分はあると思うのです。そういうことはしっかりと私どもも検討させていただきながら、できるだけこの要綱に沿った中で柔軟性を持たせる、これが今私どもがするべきことなのかなというふうに思っているところでございます。

議員の質問 5番 立野広志

例えば、チャレンジショップ支援事業として補助する時期というのは、これは事業が終了した段階で補助するのですか。それとも事業開始の段階で補助するのですか。補正予算が通らなければ事業の申請も受けられない、そういう内容になっているというのがちょっと私引っかかるのです。補正予算決まるのは臨時もありますから、毎月それはできるでしょうけれども、議会を通してその後やはり1か月くらいは実際にかかるのだろうと、しかし、その間に補正を組まなくたって、この後補正でやりましょうということで申請を受けて受理する、補助が決定することができると思うのです。何かその辺もすごく柔軟性がなくて、とにかく予算がないと、今、現に予算がないと受けられないと、こういうような発想自体もちょっと変えていかなくてはいけないと思うし、確かにやっぱり現状としてチャレンジショップ支援事業を受けられなかったわけです。だからいろいろ相談が来るわけです。納得していただいていますというのは、行政側の言い分です。だけれども、実際には支援してもらいたかったのです。ところが窓口の段階でもいろいろなステップがあって、まずは年度末だからだめですと、当然事業終わらないでしょうと、それで次は窓口行ったらもう1件目が来ていましたと、予算がないから補正が通るまで待ってくださいという話になった。ところがもう翌年度でという話になったから、ある程度事業者との間でも話をしていながら窓口に行ったという話なのです。ところがもうそれも受け付けられなかったと、もう既に事業者との関係で約束といいますか、人の手配とかいろいろあったみたいで、ではその時期やらざるを得なかった。だから、もう手がけたら今度はもう支援は受けられないと、それで結局諦めたというわけです。副町長は納得していただいたと言うかもしれないけれども、現にそういうことで、実はこういうことがありましたと、今さら支援してくれとは言わないけれども、そういう町の対応ってどうなのですかと、本当にこの町で起業しようとする人たちを応援するというような内容なのでしょうかと、何かすごくハードルが高くて、こういうことがあるからぜひうちの町で起業してみたらどうなんていう周りにそんな口コミなんかとてもできるような状況ではないというようなことまでちらっと言われまして、がっかりしたのです。だから、こういう不景気の中で、今回はコロナの問題ありますけれども、こういう中でこの町で人口がどんどん減る中で、少しでも起業化してそして町の経済活動を本人が起業することによって経済活動を少しでも高めていく、そういう大きな役割を持っているのだと思うのですが、そういうところに行政としてどんな支援するのか、どう心を込めて助けていくのか。税金ですから、それはちゃんとした計画や何かないとそれはだめです。支援しても途中で辞退してしまった、辞めてしまったとなればそれは意味がないことですから。その辺はしっかり審査しながらも、その審査が通ったものについてはやっぱりしっかりと支援する、私はこういう取組が必要なのではないかなと思うのですけれども、同じ回答であれば回答要りません。

町の答え 副町長 遠藤秀男(副町長は2021年3月まで)

行政としましても、この目的に沿って本当にこの町で起業してチャレンジする人たちを応援したいという気持ちではこれまでも進めてきておりますし、これからもそういう気持ちで進めていきたいと思っています。起業しようとする方からの思いも当然あるのですが、私どもとしてもできるだけルールに沿った形というのも基本に置かなければいけないだろうと、その中で先ほど申し上げましたように、要綱の中で柔軟に対応できるものはしっかりと対応していきたいというふうに考えているところでございます。

議員の質問 5番 立野広志

何か最後に柔軟にとは言ったのですけれども、結局今の決まった中身を要綱を改めて見直ししながら、その現状に即した形でできるだけ新たに起業する方々を支援できる内容にしようということで、ぜひ私は見直しをしていただきたいということを最後に、この点については求めたいと思います。

出典:洞爺湖町議会 令和2年9月会議 2020年9月10日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる