洞爺湖町議会 令和2年6月会議 2020年6月15日
住民生活を支援するという意味での支援策の点について
2020年6月15日、洞爺湖町議会の一般質問で、立野広志議員が「住民生活を支援するという意味での支援策の点について」質問し、町長 真屋敏春、健康福祉課長 高橋憲史、新型コロナウイルス特別対策室長 佐藤融、健康福祉センター長 金子信之、管理課長 末永弘幸、教育長 皆見亨、産業振興課長 田所昭博、副町長 遠藤秀男が答えました。
- 聞いた人
- 立野広志 議員
- 答えた人
- 町長 真屋敏春、健康福祉課長 高橋憲史、新型コロナウイルス特別対策室長 佐藤融、健康福祉センター長 金子信之、管理課長 末永弘幸、教育長 皆見亨、産業振興課長 田所昭博、副町長 遠藤秀男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 立野広志
おはようございます。5番、立野広志でございます。それでは、これから一般質問を行います。通告してありますように、今回、私が質問いたしますのは、緊急事態宣言後の町としてのコロナ対策、また、住民生活を支援するという意味での支援策の点について、大きくは2点にわたって質問をさせていただきます。政府が緊急事態宣言を出した4月7日から約50日間、町民は感染拡大を抑え込むために外出自粛や休業要請などに応え、生活の先行きに強い不安を抱きつつ、人との接触を極力減らすよう我慢と忍耐の生活を続けてまいりました。感染を減少させてきたのは、そういう意味でも、やはり国民、道民の大変な努力によるものでありますし、感染者数の急増で医療提供体制が逼迫していた地域でも何とか持ちこたえ、危機を乗り切りつつあるのも医療関係者が昼夜を分かたず尽力してきた結果だと考えています。特に北海道は、全国で初めて感染拡大の第2波に見舞われました。感染拡大が早く始まったこともあり、町民の暮らしや営業の苦労が長引き、耐え難いものになっています。5月25日、緊急事態宣言を解除しても暮らしと営業はすぐには戻りません。コロナ感染は長期化が不可避と言われており、補償と支援の仕組みの構築と一層の充実は欠かせません。町民が新たな生活様式を不安なく選択できるよう、政府に対して財政措置を強く求め、スピード感のある支援が実施されるよう、町としても引き続き強く働きかける必要があると思います。特に、今何より感染拡大を防止して住民の命を守ること。同時に、地域経済、そして社会活動の制限で生じた暮らしと営業の打撃と苦難を救済し、守るために全力を尽くさなければならないと思います。私たち日本共産党としても、これまで必要な施策実施のために制度と財源が不可欠であることから、国に対する要求・要望を強めつつ、北海道や自治体独自の努力、施策の実施を求めてまいりました。町内の事業者や事業者団体からの聞き取りや町民アンケートの実施、電話による相談活動など可能な取組を通じて、町民の苦難や要望を把握する努力をこれまでも行ってまいりました。こうした活動を踏まえ、町理事者の認識と対応について、これから質問をさせていただきます。新型コロナウイルス感染症対策による現在の町民生活及び事業者等の今の経済的影響をどのように認識されているかということについて、まず伺いたいと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
この新型コロナウイルス対策、本当にひどい状況が私どもの町だけでなくて北海道、日本国内、さらには世界中に今広まっているわけでございますけれども、私どもの町は、以前から申しておりますように、観光産業が主体で、そして農業、漁業が横についていると、そういう産業形態のところでございます。観光産業においては、やはりホテル、旅館あるいは土産店、そして飲食店、さらにはサービス業を営む業種もあるわけでございますが、特に宿泊施設においては、今年の2月から3月にかけて宿泊が相当キャンセルになっている等々で、たしか前に数値をお示ししたかなと思いますけれども、宿泊で約10億円程度の損失が出ているかな。これが4月、5月になりますと、宿泊業だけで約25億円程度の損害になっているかな。さらには飲食店あるいは土産店、それらの数値を入れますと、相当の額の損失額に陥っているな。ただ、国の今、融資制度、貸付け制度が3年間無利子無担保、それで償還は3年先ということで、今すぐどうのこうのということではないのですが、よく言われるのは、3年後、4年目、5年目になったらどうなるかということが非常に危惧される、そういうふうな今現状にある。その中で、私どもの町の政策として、これまでいろいろな各種団体等々と協議を重ねておりますけれども、本当の一時しのぎかもしれません。あるいは気持ちかもしれませんけれども、何とかこれで頑張ってほしいということを今、行政のほうとして各産業団体のほうにお願いしているところでございます。今現在はそういう状況かなというふうに認識しております。
議員の質問 5番 立野広志
今、町長がお答えになりましたが、特に観光産業について、宿泊や飲食、土産等の影響が、金額も含めてお話しになりましたが、全体としても、こういう産業に関わっていない住民の人たちも含めてですが、本当に今大変厳しい状況に陥っていると思うのです。その面で、これまでも様々な対策が打ち出されてきました。実は私、今年に入って、コロナ対策としてどんなものが、今まで国や北海道や町として出してきたかということを一覧表にしたのです。結構な量です。ただ、これというのは非常に該当しない人も結構いまして、そういった点では、支援はいろいろあるのだけれども、本当に支援の必要なところに支援がきっちりと行き届いているかどうかというのはまた別問題で、これからそのことについてお話もするわけですが、確かに様々な支援は行われてきました。そういう中で、実際に町民への支援という点で言いますと、この間、例えば生活福祉資金貸付けや総合支援資金特例貸付け、あるいは町民税、これは町がやるわけです。等々、あとは、新しく町自身がやっている対策もあります。民生関係の支援もあれば、あるいは経済支援含めて様々あるわけですが、一つには、生活福祉資金、総合支援資金特例貸付け、そして住宅確保給付金等の相談等々、あと、生活保護なども最近は相談者が増えてきて、生活保護を受ける世帯も今、全国的には増えてきているということなのですが、例えば生活保護、生活困窮者等の相談や申請状況についてはどうなのかということ、どういう状況なのかということを簡単に説明いただきたい思います。二つ目には、特に経済支援ですが、例えば雇用調整助成金、先ほど行政報告の中に出ておりましたけれども、雇調金や特別給付金、持続化給付金などの相談件数、申請状況あるいは決定状況がどうなっているのかと、この大きく二つについて、現状について説明をいただけるでしょうか。
町の答え 健康福祉課長 高橋憲史
ただいまのご質問でございます。それぞれの貸付金または給付金等に係ります相談及び申請の状況につきまして回答を申し上げます。まず初めに、生活福祉資金、緊急小口資金でございます。及び総合支援資金特例貸付けについてでございますが、6月8日現在におきます相談申請の総件数は36件で、うち支給決定のものが33件、審査中のものが3件と伺っております。支給決定のものの内訳についてでございますが、33件全てが生活福祉資金、緊急小口資金でございまして、総合支援資金特例貸付けはゼロ件でございました。次に、住宅確保給付金及び生活困窮等に係ります相談についてでございますが、6月8日現在におきまして、住居確保給付金に係る相談申請の総件数は3件で、支給決定のものが1件、審査中のものが2件となっており、生活困窮に係る相談につきましては、4月以降で8件とのことで確認してございます。また、生活保護に係る相談につきましては、5月末現在におきまして、コロナウイルス感染症の影響に伴います離職や世帯収入の減少を要因といたします申請につきましては、3月末の1件となってございまして、道における審査の結果、既に保護決定となっているところでございます。以上です。
町の答え 新型コロナウイルス特別対策室長 佐藤融
続きまして、雇用調整助成金、特別定額給付金、持続化給付金の相談件数等でございますが、まず、雇用調整助成金につきましては、相談窓口として、ハローワークと胆振振興局で対応しているところでございます。相談件数につきましては、胆振管内でございますが、4月600件、5月810件の合計1,410件となってございます。申請件数及び支給決定状況については、町で把握することができない状 況となってございます。続きまして、持続化給付金につきましては、相談件数につきましては、商工会で93件、会員80件、会員外13件でございます。町においても40件程度の問合せがあったところでございます。申請件数は、商工会で申請のサポートを行ったり、36件の実績がございました。また、給付を受けた事業者数については、町では把握できない状況となってございます。特別定額給付金につきましては、行政報告で6月5日現在の報告をさせていただきましたが、直近のデータで報告させていただきます。令和2年6月12日現在、対象世帯数4,867世帯、対象人数8,612人で、申請世帯数は4,637世帯、給付状況につきましては4,636世帯、8,265人に支給を決定し、4,613世帯、8,233人に既に給付を行ったところでございます。給付率は94.8%となってございます。相談件数につきましては5件ほどございました。以上でございます。
議員の質問 5番 立野広志
今、説明をいただいたように、例えば民生関係、本当に生活に困窮して、当座も生活資金を必要とするということで、相談をされた方が36件あったと。3件は審査中ということなのですが、審査中というのは、受けて今まだ日がたっていないから審査中なのか、もうずっと調べているのかよく分かりませんが、こういったことも、できるだけ早く決定をして、生活の支えになるように、これどっちにしても貸付けですから、原則1世帯10万円、条件によっては20万円までという貸付けでございますし、いずれは返さなくては行けないと。本当に困っていて、当座何とかしたいということですが、この先の生活に対する不安もあって、なかなか貸付けまで手が届かないということも実はあるようです。例えば総合支援資金なんていうのも、特例貸付け、収入減少や失業などで、ずっと借りる期間が3か月から12か月で、単身の場合は15万円、そして2人以上であれば20万円以内まで借りることができるということです。これもやはり貸付けで、当座、1年近くは収入の見込みがないと、こういうような場合に借りるのだと思うのですが、やはりこれも償還期間は、据置き1年あって、その後10年間の中で返すということにはなっているのですけれども、その辺がやっぱり、どうしてもこの先の収入の見通しというのがなければ、これもなかなか借りにくい。やはりそういった点でいうと、貸付け、それでもやっぱりこれだけ件数があったということなのだと思うのです。それと併せて、町独自の支援事業等についても、今、第1段そして第2段と出されているわけですが、その辺についても、今どういう状況になっているのか、ちょっと説明いただけますか。
町の答え 新型コロナウイルス特別対策室長 佐藤融
町独自の支援事業についてでございますが、まず、洞爺湖町店舗等家賃助成につきましては、令和2年6月12日現在、申請件数35件、支給決定は34件で、206万円の支給となってございます。続きまして、飲食店宅配サービス支援事業につきましては、令和2年6月12日現在で、利用回数50件、虻田温泉地区43件、洞爺地区7件となっております。共に相談件数については把握等はしてございません。以上でございます。
議員の質問 5番 立野広志
町のほうではまだほかにも事業が行われていますよね。店舗等の賃貸料の助成、売上げ20%以上減少した場合ということで、こういった事業も第1段のほうでは打ち出しておりますし、それから離職者支援、これも第2段のほうでは、離職者支援や、あるいは飲食店経営支援とかというのもありますよね。この辺についてどうなのですか。
町の答え 新型コロナウイルス特別対策室長 佐藤融
大変申し訳ございませんでした。離職者支援事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、会社の都合により離職し、就職が困難な方、離職を余儀なくされ、再開の見通しが立たない方などを町の会計年度任用職員として10名、2か月間雇用する事業でございます。6月5日まで募集を行いましたが、現在というか、期間中の応募はない状況となってございます。あと、新型コロナウイルス感染症対策助成金事業につきましては、宿泊施設、飲食店、観光事業、その他、四つのカテゴリーに分けて、令和2年2月から6月までのうち、一月の売上高が前年同月比で50%、その他は20%以上減少していることなど、一定要件を満たす場合に助成金を支給する事業で、申請期間は令和2年6月15日本日から令和2年8月31日までとし、1回目の支給は令和2年6月30日を予定しているところでございます。以上でございます。
議員の質問 5番 立野広志
第2段に入る部分は、5月の議会で採決された部分については、これからですから、まだ数値的には多くはないのかもしれませんが、そのときにも指摘しましたけれども、例えば離職者支援、これわずか2か月なのです。トータルでいえば335万9,000円で、10名を予定して、2か月雇用するというようなことで、あのときも指摘しましたけれども、ほかの地域、確かにこういう短い期間を定めて、離職者支援というふうに打ち出しているところもないわけではありません。この管内でも室蘭なんかもそういう支援の中身になっているのだけれども、働くところがなくてというのは分かるのだけれども、しかし、2か月の間に新たな就職先を見つけなければならないという状況もあって、なかなかこういう短期間の雇用によって、離職者支援になるのかというところも実は私は疑問に思うところなのです。できるなら来年の年度末ぐらいまでは採用するぐらいの対応があってよかったのではないかと思うのですが、今のところは募集はゼロだということであります。そして、せんだって、国の第2次の補正予算、32兆円が決まりました。政府は、新型コロナウイルス感染症に関わる国の予算が不十分だという批判の高まりを受けて、2020年度の第2次補正予算、32兆円を決めたわけですが、広範な世論と、そして国会の論戦が、この支援に後ろ向きだった現政権を追い詰めて、医療供給体制の拡充や中小企業支援、文化芸術支援などで一定の前進を生み出しました。第2次補正予算が、これが洞爺湖町にとっては、どの程度の規模と内容になるかは定かではないと思いますが、この政府の第2次補正予算に対する、まず、町長としての認識を伺いたいと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
第1次補正予算がたしか1兆円で、その中身として、やはりその地域のコロナウイルス対策に関連する事業等々というものがあったわけでございますが、私ども試算していた中で、かなり低く抑えていた感がします。1,500万円、2,000万円ぐらい来ればいいのかなというふうな思いがあったわけでございますけれども、開けてみたら8,300万円という金額が第1次補正予算で来たと。ただ、第2次補正予算におきましては、臨時交付金として、今2兆円を国のほうは用意しているようでございますけれども、どうも中身がまだよく、いまいち、私ども末端のほうまで届いていない。その大きな要因として、やはり医療・福祉の充実、施設あるいは対応、例えばお医者さんですとか看護師ですとか、あるいは医療器具ですとか、そういうものも含めていろいろ検討されているように聞いております。この中で、末端の自治体に来るときには、一つの基本として、人口が大きなウエートを占めてくるかな、前回もそうでございましたけれども、今回もそういうふうな状況があるかな。それと、感染者が出た市町村、あるいは出ていない市町村等々も、何か聞くところによるとカウントになるかもしれないだとかというお話があるわけでございますが、私ども国のほうに訴えているのは、感染者が出ていないところは、出ていないなりに一生懸命国内で頑張って寄与しているのだと、その努力を認めてほしいということを訴えさせていただいております。第2次で、恐らく私どもの町に交付がなるとすれば、今いろいろ算定はしておりますけれども、今の第1次の8,300万円に若干上積みになるような程度かな、1億2、3千万円来ればいいところなのかなというふうに思っているところでございます。これは、まだちょっと確定ではありませんので、この見込みが見えた段階で、私どもまた町民の皆様にどういうふうな支援策が講じられるのか、町の今現在の財政状況も踏まえながら検討をしてまいらなければならないというふうに思っております。町としてこれまで、第1次、第2次、今回、6月定例会議に第3次の補正予算を提案させていただいておりますが、決してこれで終わりではない。今後もやはり継続して支援策を考えていかなければならないなというふうに思っております。
議員の質問 5番 立野広志
それでは、一般質問を続けます。午前中に国の第2次補正予算についての町長の所見を伺いました。その中で、補正予算の中に様々な支援の中身もあるのですが、それとの関わりの中で何点か町の考え方や対応についても伺いたいと思います。最初に、感染流行の第3波、北海道で言えば第3波に備えて、医療と検査体制を抜本的に強化する必要があると思うのです。PCR検査センターを含めて、PCR検査など、感染の広がりを把握する、例えば抗体検査もそうなのですが、そういうものがしっかりとないと、結局感染の広がりもつかめない中で、また新たな第3波を生んでしまうというような状況にもなってくると思うのです。感染拡大防止には、何よりも医療体制の抜本的な強化と改善、そしてそのための財政的な補償が求められるわけですが、医療、検査体制の立ち後れの克服は、そういう意味でも一刻の猶予もありません。感染の全体像をつかむために、今もって増えないPCR検査の抜本的強化や、併せて地域医療体制整備の必要性についての認識を伺いたいと思います。
町の答え 健康福祉センター長 金子信之(健康福祉センター長は2021年9月まで)
ただいまのご質問についてお答えをさせていただきたいと思います。北海道におけるPCR検査体制の強化につきましては、5月29日に1,400人の体制に増加させるとの発表が北海道知事よりございました。以前の胆振管内は、室蘭保健所で10名程度の検体採取が行われる体制でしたが、新たに苫小牧医師会でPCR検査センターを設置し、管内では2か所での検体採取が可能となっております。これにより1日20件程度の検体採取が可能な状況となっております。また、室蘭市立病院では、発熱等の診療特別ブースが設置され、感染のおそれのある受診者受入れ態勢の強化がされているところであります。町といたしましても、引き続き広域圏での連携を図るとともに、検査体制の強化と医療体制の強化に向け、引き続き要望を行ってまいりたいと思います。以上です。
議員の質問 5番 立野広志
全道的には、検査センター含めて3か所ほど増えているようですが、今、説明いただきましたように、室蘭市立病院でも5月18日にはプレハブ型の専用診察室、待合室ということで、発熱などの診察特別ブースというのが設置されることになって、これは保健所などの依頼を受けて、帰国者・接触者相談センター、専門外来の受診が必要と判断された人等の検査も行うと、こういうふうにはなっているようです。とはいえ、今、苫小牧の話もありましたけれども、室蘭で言えば、室蘭市立病院の駐車場に1か所設置されている程度で、近隣でいけばです。そうすると、本当に全てのといいますか、要は発症者が出たときに、それと同じ職場の人とか、例えば施設であれば、同じ施設の従業員を、どの程度感染が広がっているかということを検査する点でいうと、まだまだ検査のできる体制が非常に弱いということです。実際にPCR検査が受けられないということは、この緊急事態宣言発令前から大問題になっていたことですけれども、今も実は万全とは言えないと。医師会とか自治体の努力で、今、設置が進められているPCR検査センターへの財政支援も実は非常に十分ではない。特に、第3波の端緒を早くつかむためには、それが可能になる検査体制の充実がどうしても必要だと。併せて、保健所に業務が集中するというのも大きな問題となっています。今、保健所自体も大変な苦労をしている状況ですが、こういう疲弊する事態を解消するための人的体制の強化を行うという点でも、今回の第2次補正の中身を見ますと、医療でいうと、これはコロナ患者の専用の病院、病棟の空床確保や設備・整備の支援ということになっていますが、あくまでもこれはコロナが発生した、そして発生して、そういった患者を受け入れることのできる病院に限られています。そしてまた、PCR検査センター、そして抗体検査実施では366億円予算がついていますが、PCR検査センターの設置には、日本医師会などは、その10倍以上の4,694億円要求しているのです。ところがそのわずか10分の1にも満たない検査センターの設置にしかなっていないと。コロナが発生して受け入れた病院だけではなくて、コロナによる受診抑制で、今、地域の医療機関も大変な経営危機に陥ってきていると。コロナが心配だから受診を控えようということで、地域の医療についても大変な今、負担になっている。こういうところへの財政支援というのは全くありません。そういう点で、PCR検査センターあるいは抗体検査の実情は、今、道の予算も示されていますけれども、これでもまだまだ足りないという状況なのですが、その点の認識についてはいかがでしょうか。
町の答え 健康福祉センター長 金子信之(健康福祉センター長は2021年9月まで)
それでは、まずPCR検査センターというところなのですけれども、今、議員がおっしゃいましたとおり、北海道なり国が医療機関のほうに要請をして、委託をしてということになるのですけれども、今おっしゃっていました3か所、札幌、函館、苫小牧等につきましては、検査センターが設置されたという状況にございます。また、道のほうでも今後、千歳、江別、旭川といったところに検査センターが設置されるというふうになっております。管内ということで、先ほどよりお話をいただいておりますが、管内の状況について、室蘭保健所のほうにお伺いをしたところ、今は前向きに室蘭の医師会のほうでもPCR検査センターの設置に向けて、前向きに検討をしていただいている状況にありますというふうにお話を伺いました。以上です。
議員の質問 5番 立野広志
設置するのは、自治体や医療機関などが中心になって設置するということになって、ただ、それに対する設置の費用、人件費、設備費含めて、こういったことも、うちの町としてもできるだけ近いところに、そういう多くの検査ができる体制を整えていただくことが大事だと思うので、洞爺湖町、壮瞥、豊浦あるいは伊達とか壮瞥などとも一緒になって、やっぱりまだまだ国の予算も足りないわけです。医師会としても努力するということは聞いていますし、当然そういう方向で今までも努力していただいています。ただ、いかんせん、人材確保だとか、それから財政というか、予算規模の問題もあって、なかなか設置にいかないというところもあるわけです。そういうこともあるから、行政としても国、道に対して、このことも含めて、PCR検査センター、抗体検査もできる、そういう器具も含めて、力強く要請していくということが大事ではないかということを述べたいわけです。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
現在の感染症に対する国の考え方といいましょうか、これが非常に我が国の場合には、ちょっと残念ながら少なかったのではないだろうかということは、これは言うまでもなく、皆さんご承知のことかなというふうに思っております。これまで医療体制の、このコロナウイルス感染症が始まるちょうど前だったと思いますけれども、病院の病棟数の削減等々の問題もありました。その折にも協会病院のほうにちょっとお邪魔して、ちょっといろいろお話を聞かせていただきました。地域医療をしっかり守っていく施設なのだと。それで、毎年1億円程度の赤字を出しているけれども、何とか道内の協会病院全体で、この洞爺の協会病院についても、今後も地域医療を守るために頑張っていくのだという力強いお話を聞いてきた中で、今回このような問題が発生してしまっている。保健所機能についても、以前から比べますと非常に縮小傾向にあったと。検査体制もままならない状況にあって、第1波のときには大変な思いをした。そして、そんな中で北海道は第2波が来たということで、北海道としてもやはり医療体制、それから検査体制、これらをしっかり充実していかなければならないだろうというふうに言われております。検査体制も最初の頃は、北海道は400検体、それが1,000検体あるいは1,300検体、1日1,400検体を目指しているということで、今、北海道も逐次でありますけれども、検体件数の増加傾向に出てきているかな。ただ、病棟数がやはり、患者を受入れする病棟数が非常にまだまだ少ない状況、これは否めない事実かなというふうにも思っております。そんな中、陽性患者ではありますけれども、比較的軽症の方については、民間ホテルのご厚意に準じて、今たしか930個の部屋数を用意しているというふうに聞いておりますが、ここにつきましても、医師それぞれ3交代で1名、そして看護師、さらには事務職員を北海道と、あるいは北海道大学、そして自衛隊のお力をいただいて、今、運営をしているというふうに聞いておりますが、いかんせん、やはりもっともっと分かりやすいような形で、道民の皆様あるいは地域の皆様にそれを知らしめてもらいたい。それは道のほうにも強く要望しております。6月3日に室蘭市におきまして、西胆振広域市町村協議会が行われました。そのときにも私ども洞爺湖町のほうから、PCR検査を含めた地域医療体制の整備、これについて何とかこの広域圏の中でも協議して、道のほうに申入れをしようというお話をさせていただいているところでございまして、この協議会、もっと充実させなければならないというお話もさせていただいたところでございます。ともあれ、室蘭保健所のほうにおきましては、以前、37.5度以上の熱が4日間続く、あるいは帰国者・濃厚接触者の疑いがある等々の関係でなければ検査を受けられないというふうなことで今まで進んできましたけれども、この間、厚生労働大臣がおっしゃったとおり、いわゆるそれはそれぞれの受け止め方の違いだぐらいのことであったわけでございますが、それ以降も地域医療、私どもの町にも実は小規模な病院がございます。そちらのほうに、そういう疑いのある患者が訪問したときにしっかり診てくださいというお願いをさせていただいております。私どもの町でも実は個人病院に通って、そして、どうも疑いがありそうだという方については、室蘭保健所のほうとも連絡を取り合いながら、室蘭市立病院のほうに検体検査で行かせていただいた事例も聞いております。それについては、室蘭市のほうとも連携をしておりますが、私どもの町で何件ぐらい行ったのですかということでお伺いしたところが、件数は具体的に教えていただけませんでしたけれども、どこどこの病院、どこどこの病院から依頼があって、その検体を調査させていただいております。そういう意味では、私どもの地域でも、万が一に感染者が発生、またはその疑いがあるというときには、まずは役場の健康福祉センターさわやかの保健師に連絡を入れていただく。そして、かかりつけの町内のお医者さんに診ていただいて、さらには、そのかかりつけのお医者さんが、どうもおかしいということであれば、新たな連絡先を調整していただいて、そちらのほうで検体検査を受けていただく。そういう体制は今できつつあるところでありまして、何とか伊達、そして壮瞥、豊浦、洞爺湖町と一体となって、室蘭のほうで検体が受けられるような段取りを今現在させていただいているところでございますが、なお強く、もっともっと検体検査ができるようなことは、この胆振のほうから道のほうにしっかり声を上げていきたいなというふうに思っております。ちなみに、私どもの町には、洞爺協会病院がございますが、皆様もご承知のとおり、協会病院の中では、余市協会病院、そこの院長先生が協会病院の理事長を務めておられます。山田先生でございますけれども、山田先生は、本当に内科の先生として力量を発揮されておられまして、何とか地域の医療を守りたい。そして、いわゆる病院の中に内装改造をしながら、検査ができる体制をつくる。それには、各近隣市町村の支援も頂きながら、そして器具等については北海道あるいは国の今現在の医療体制、支援制度を利用しながら進めていきたいということでお話を聞いておりましたが、残念ながら、やっぱりそれに携わる医師の方、あるいは検査・検体技士という方々のしっかりした見識がなければ、にわかにそれを設置してもなかなかうまくいかないところがあるのだというお話も聞いておりまして、私どもの町にも協会病院があるので、どうだろうなということで1回お話をさせていただきましたが、今そういう状況にはないのだということで、やむなく室蘭広域圏の中で今協議をさせていただいているところでございます。
議員の質問 5番 立野広志
特に、PCR検査センターを増やすという必要性は、PCR検査そのものを、どうしても保健所を通して医療機関のほうにつなぐという状況で、医療機関の受入れ側が今ベッド数が足りなかったり、あるいは重症患者の集中治療室のICUなども不足しているというような状況で、なかなか応え切れていないという状況もあって、だからもっと簡単に検査ができて、そして疑わしいか疑わしくないかという、そういう判断ができる検査センターや抗体検査というものを、やはりこれまでの規模以上に広げていかないと駄目だと。保健所を通さなくても検査ができる、そういう体制が必要だということで、特にPCR検査センターなどを含めて、設置が今急がれていると思うのです。そうしないと、介護施設とか病院とか、あるいは人がたくさん集まる場所で感染者が出たときに、その感染がどこまで広がっているのかということを調べていかないと、その広がりを把握した中での対策が取れないと。そういう人たちは自宅で待機してくださいだけでは駄目で、やっぱり積極的にこれからは受動的な検査から感染者の早期発見、調査、そして入院などによる積極的感染拡大防止戦略というものに転換していかなくてはいけないのだと思うのです。その必要性があると思います。そのためにもPCR検査センターやPCR検査の検査能力を、現在の、全国で2万件と一応政府は言っていますが、そんな規模では間に合わないのだと。私どもは10万から20万件検査できる体制は全国につくっていかなくてはいけないし、この地域でもそれにふさわしい検査の体制ができるように、これは行政としてもぜひ積極的に国や道に働きかけていただく必要があるのかなというふうに思います。併せて、さっき保健所の話がありました。ちょっと言いますと、保健所もこの30年間で全国で半数になりました。この間、エボラ出血熱、エイズ、SARS、MERS、新型コロナウイルスなど毎年のように新興感染症が発見されています。感染症への取組の強化は今や地球全体、人類的な課題なのですが、ところがこれまでの政治はどうだったかというと、医療費を削減する、社会保障費を抑制する。そして日本の保健や公衆衛生の体制というのは大きく弱体化されて、保健所はこの30年間で約半分に減り、職員は7,000人も減らされました。地方衛生研究所の予算とか人員も、そして国立感染症研究所の予算や人員も連続的に削減されてきている。こういう状況にあるわけです。ですから、全く今の実態と逆の方向に今、保健医療体制が進んでいるということを含めて、行政側から強く働きかけていただきたいと思います。次、第2次補正に関わってもう一つ、教育のことについて伺います。教育予算についてどうなっているかというと、再開される学校への支援では、教員の加配が打ち出されていますけれども、全国でわずかに3,100人加配すると言っています。全国に小中学校は約3万校あるのです。そうすると10校のうち9校が加配なしという状況です。こういう状況の中では、こういうコロナで大変教育、学校そのものが、運営もそうですけれども、子供たちの健康管理や学習の遅れを克服するために先生方も大変苦労しているという中で、10校に1校ぐらいしか加配がないなら、洞爺湖町には加配される見込みがあるかどうかと、ちょっとその辺を伺っておきたいと思います。
町の答え 管理課長 末永弘幸(管理課長は2021年6月まで)
今、議員からご質問のございました、当町に教員が加配される可能性があるかどうかに対する答弁をさせていただきたいと思います。国においては、学習保障に必要な人的支援策といたしまして、(発言の声あり)今回、国の第2次補正予算で計上されてございます。内容につきましては、各学校の最終学年となる小学6年生と中学3年生の授業の後れを取り戻すための配置という内容でございまして、感染症対策で、クラスを二つに分けるなどしまして、少人数編制で授業を行う学校を対象としてございます。このたびの教員の加配措置につきましては、一部の学年・学校に限られますけれども、増員することにより、きめ細かい授業により児童生徒の学習に対する理解を促進することができると認識しているところであり、当町としましても教員の加配について要望する方向で、現在、学校と調整を図っているというところでございます。しかしながら、小学6年生、中学3年生の学級につきましては、先ほど議員からもございましたとおり、全国で3万校、学級数につきましては約6万5,000学級であるのに対し、配置の人数は3,100名を予定しているというところでございまして、配置数の絶対数が少ないため、加配につきましては相当厳しい状況と思われますけれども、再開後の学習を進められる重要な支援策と考えておりますことから、教育委員会としましては申請を上げて、何とか人員の確保に向けて努力してまいりたいと考えているところでございます。
議員の質問 5番 立野広志
はっきり言えば加配はないと。コロナ感染対策のために少人数学級に編制したり、そういった対策を打っているところなのですね、対象としては、今説明あったように。そうすると10校に1校ですから、うちの小中学校合わせたってとてもその数にならないわけで。そうすると対策が、もし加配の対策がないとしても、当町において加配を独自に確保するというぐらいの教育的な対応が必要なのではないかと思うのですが、いかがですか。
町の答え 教育長 皆見亨(教育長は2022年6月まで)
今の学校の教員の加配の件でございますけれども、国がどのような基準でこれを決定するのか、現段階では不明な点でございます。今、管理課長が話しましたとおり、絶対数が足りないというような現状でございます。やはり厳しいものかなというふうに私も認識しているところでございますけれども、ただ、ちょっと別な方向で考えますと、具体的な要綱というのはまだ示されてはいないのですけれども、教員の加配のほかに、学習保障に必要な人材支援といたしまして、国のほうでは学級担任等の補助として学習指導員、これを全国で6万1,200名、今現在、2019年度の文科省によります学校基本調査では、小中学校合わせて2万9,960校でございますので、可能性としては、こちらの学級指導員のほうがあるのかなというふうに私も思っておりますので、これについて強く要望してまいりたいと。加配とはまた違いますけれども、そういったことで学習の保障をしていきたいなと。またもう一つ、参考としてでございますけれども、6月5日に文部科学省が定例記者会見を行っております。その中で、今回の加配の関係について、仮にさらなる要請が地元からあるとすれば、これはまた考えなければいけないと思っているというような見解が出ております。私どもといたしましては、他地域の状況、それから意見等もお聞きしながら、見極めながら、必要があれば道教委などを経由して、働きかけをしてまいりたいなというふうに考えているところでございます。
議員の質問 5番 立野広志
学習指導支援員ですか、加配と違って、結局学習指導、例えばTTであるとか、クラスでもう1人先生を教科に配置をして学習の支援をするというような中身になると思うのですが、いずれにしても、国の予算あるいは道の予算が決まるまで待つかと、具体的になるまで待つかという問題ではないと思うのです。実際に今日の行政報告にもありましたように、6月1日から通常の学校運営が始まって、そういう中で、短縮授業で1日に行われる教科も増えるわけですよね、学習が。そして夏休みも冬休みも多分短くなるでしょう。そして行事も制限される中で、子供たちにとってみれば、これまで以上にかなりの詰め込みになっていくという状況になることは明らかです。そういうことと同時に、学習には順序があって、あるいは学ぶ、理解できるまでに一定の期間もかかるわけです。そういうところをどうやってフォローするか、先生方が小まめに生徒と接して、そういった支援ができるような体制を独自に町自身が、今、学校現場の状況も確認しながら、こういった例えば支援員にしても加配教員にしても、すぐに手立てを打つということが僕は大事だと思うのです。国の予算、道の予算が決まるまでどうなるか分からないというのではなくて、その前に、今やるべきことを先々に手をつけていくと、対処していく。そして必要な支援、予算を北海道にも、国がやらないなら北海道にやってくれというぐらいのことを要望していくことが大事だと思うのですが、その点いかがですか。
町の答え 教育長 皆見亨(教育長は2022年6月まで)
まず、私どもの町の現在、先生のほかに、議員よくご承知と思うのですけれども、介護支援員、それから学習支援員、これらを配置してございます。5校合わせまして23名の配置をしているところでございまして、学校の教員のそれぞれのサポートを支援員並びに介護員がサポートしていただいているというような体制をとっております。そういった意味で、町独自といたしましても、こういった方たちの支援というのは、これまでも実施しておりますし、これからも実施していく予定としているところではありますけれども、前段で申しましたとおり、やはり国において、または北海道において、責任を持って子供たちの学びを保障していく、これは義務であるというふうに私も思っております。ですから、当町としてもこういった支援員等のサポートをしながら、さらに学習の支援を専門的に補っていただけるような学習支援員、いわゆる教員の資格がなければ学習指導員にもなれませんので、そういった方たちを1人でも多く配置していただくように、やはりこれは強く要望していかなければならないというふうに思っているところでございます。
議員の質問 5番 立野広志
ぜひ要請を続けてほしいと思います。このような今の予算の状況では決して十分ではないし、決してというより、本当に足りないのです。その辺を強く地域から上げていかなければ、今回の第2次補正だって最初はやらないと言っていたのだから、それがやっぱり国民の多くの声、国会での論戦の中で、ようやく第2次補正が今提起され、不十分であるけれども、決まったわけです。次、まだまだ足りない部分がありますから、国に対しても、そして道に対しても引き続き要請していただきたいと思います。さて、1項めの二つ目になりますが、特に事業者を含めた支援対策についてちょっと伺うわけなのですけれども、先ほど様々な支援の状況について、申請状況や決定状況を伺いました。それは改めて聞かないようにしたいと思うのですけれども、町内の事業者からは、大変なのはむしろこれからだという声が聞かされます。というのも、2月、3月、4月、そして5月と、ある面では資金や支援もありながら、それらも尽きて倒れるところがこれから出てくるのではないかというような声も聞かれるところです。必要な人に必要な補償や支援が確実に行き渡るようにしなければならないわけですけれども、例えば雇用調整助成金、雇調金なんかも申請している割には、決定している件数は本当にまだわずかな状況で、支給は申請に対して14分の1しかまだ支給がされていない。町内では、先ほどの説明もありました。こういうことで、いつまでも支援が遅れれば、コロナによる失業とか倒産がこれから町内でも増えていく可能性があるという点では、本当にこんなスピードでは救えないのだということだと思うのです。政府の休業要請に応えての減収補塡なども含めて、これら支援というのは政治の責任で行われなければならないというふうに思うわけですが、国の持続化給付金への上乗せとか、運転資金とか、あるいは家賃や固定費の減免や支払い猶予、そして地場産業応援の給付金など、自治体の町としての独自の施策もさらに取り組んでいかなければならないと思っております。これは本来は国がやるべきなのでしょうけれども、国がなかなかその点では重い腰を上げていただけないものですから、結局自治体が取り組んでいるというような状況ですけれども、政府の感染症対策は、諸外国と比べても桁違いに少ないという状況ですし、そういう意味で、町の追加支援をさらに行う考えがあるかどうかということをお答えいただきたいのですが。その前に、先ほど説明いただいたところで、なぜこんなに遅いのかなということで気になったので伺いたいのですが、さっきに戻りますけれども、子供世帯への定額給付やっていますよね、児童手当を受けているところ。これ実は受け付け開始が5月10日で、支給開始が6月10日となっているのです、今日の行政報告を見たら。つまり、受け付けから支給まで1か月なのです。6月10日ですから、今日は6月15日で、支給を始めたばかりなのです。1万円の上乗せでしたよね、たしか。公務員分でも子供の追加がありました。何でこんなに遅いのですか。それからもう一つ、店舗等の賃貸料の助成というのも、第1次補正、4月の会議で決まりましたよね。170件の店舗の賃貸事業者を想定していると。限度額は10万円と、1か月分。これが受け付け開始が5月15日、現在、受け付けたのが33件だというのです。130件を想定している中で33件、19.4%です。支給開始は既に5月21日から始まっているということなので。これもどうしてこんなに少ないのかなと。それを先にお答えいただきながら、政府のこれまでの支援と併せて、さらに町独自の追加支援というものを、これまでもやってきましたが、さらにそれに上乗せする形で、あるいは横出しする形で支援を行う考えがないかどうかを伺います。
町の答え 健康福祉課長 高橋憲史
私のほうから、ただいま子育て世帯への臨時特別給付金についての支給開始の時期というところでの質問についてお答えさせていただきたいと思います。こちらにつきましては、特別給付金のほうも同様ではあったのですけれども、申請は公務員の方に限っているということではあったのですが、あくまでも支給を希望しない方へ、こちらについて意向確認をしなさいということが国のほうから、Q&Aの中、それから申請書の中についても示されていたところでございます。こちらを踏まえまして、2週間以上の確認の期間を置きなさいといったところから、この期間を考慮いたしまして、第1回の支給時期でございます6月10日に合わせる形の中でご通知も申し上げ、ご理解をいただいて支給を行ってきたということでございます。以上です。
町の答え 産業振興課長 田所昭博(産業振興課長は2020年12月まで)
店舗等の賃借料の関係につきましては、5月15日から始めたということで、当初、5月11日に町内回覧及び新聞折り込み、それから6月1日に新型コロナウイルス感染症のお知らせということで、洞爺地区は各戸配布、虻田地区は新聞折り込みということで周知をしているのですが、今34件ということになっておりまして、商工会についても会員に対して個別に、店舗のあるところ等について確認しながらお知らせをしているという状況になっております。
町の答え 副町長 遠藤秀男(副町長は2021年3月まで)
店舗等の話をさせていただきたいと思いますが、私どもできるだけ早い支援をということで、いろいろな要望の中から、店舗等の賃貸の支援をさせていただきました。その中では、対象数が実は、正直言って具体的な数字は把握できていなかったというのも正直でございます。その数字を今回推計しましたのは、事業所統計というのがございます。その中から店舗等をまず打ち出して、そのうち約6割くらいが賃貸をしているのではないかという推計の下で、できるだけ最大限の数値を出させていただきました。正直私どもも実際この受け付けを始めた中で、いまだかつてまだ34件ということでございますので、少ないなというのが私も正直な気持ちでございます。商工会、それから町もしっかりと周知はしているのですが、まだまだ周知をして、まだ多分この内容をご存じない事業者の方もおられるかもしれませんので、その辺はしっかりと周知をしていきたいと思いますし、この予算、1,700万円ほど今確保していますので、ある程度の時期で、この内容についても再度見直していければなというふうに思ってございます。それと、子ども・子育ての児童手当の支給に併せて1万円を給付するという内容でございますけれども、6月10日が給付日なのです。その日に合わせたということで、ご理解いただきたいと思いますし、あとは、公務員の方は申請が必要なので、公務員の方の申請が整うまで、若干それが遅れるというふうにご理解いただければなと思っております。
町の答え 新型コロナウイルス特別対策室長 佐藤融
町独自の追加施策を行う考えはないかという部分でございますが、現在、洞爺湖町では様々な独自の支援策を実施しているところでございます。また、観光支援対策事業、プレミアム宿泊事業ですが、この事業予算につきましては、議案として提案をさせていただいているところでございます。今後の町独自の支援策につきましては、現在、地方創生臨時交付金の拡充で2兆円規模の国の補正予算が可決されたところでございまして、洞爺湖町としても新しい生活様式を踏まえた中で、地域の活性化につながる支援策を計画してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
議員の質問 5番 立野広志
時間が大分なくなってきたのですけれども、支援というのはやはり早く手元に届くようにしないと駄目だと思うのです。先ほどの児童手当の関係、支給日がいつも決まっているから、それに合わせて支給するのだという話なのですけれども、例えば4月の会議が終わった後、これ2か月に一遍でしたか、児童手当。6月が一番近いのか。その辺の迅速さというのは、果たしてそれでいいのかなというのはあるのですが。店舗の関係は、実は私が聞いた中で1件だけ、まだ出していないというところがありました。実は、持続化給付金の申請もしていて、それが終われば店舗を次に出す予定ですみたいな話もした。ところが持続化給付金が、計理士のほうに頼むと大変なのです。ああいうのは後に会計検査の対象になるので、そうすると税理士や、あるいは社労士や、そういうところも検査の対象になってくると、後で大変なことになって困るというので、いろいろあれも必要これも必要といって、何週間も前に申請書をお願いしているのに、さっぱり、まだ持続化給付の申請すらしてもらえていないのだと。店舗もこれからだと言うのです。そういうところはありますけれども、やはりまだまだ周知も足りないなという気がするのです。それで、先ほど170件、事業所という話、最初町が取り上げていましたけれども、これは申請しても全員に出すわけではないのだから、ちゃんと審査するわけでしょう。審査して支給するわけだから、逆に言えば、こういう制度がありますと。それで知らせていくというか、個別に知らせることができるのではないかと思うのです。別に知らせたから受けられるというものではないです。でも、通知しないとなかなか分からない。そういったことも小まめにやっていかないと、ただ町内回覧や新聞だとか、なかなか見ていない方も結構いるし、知らないままになっている方がいるようだなという感じがします。ですから、商工会がこれからそういう形で個々に連絡をするというような形で取り組んでいくという話を私は聞きました。商工会としての努力も非常に大変だと思うのですが、行政側もそういったことも踏まえて、最初から、そういう対象となる人たちに制度の内容を知らせるのが大事なのかなということで、まだまだその辺の取組というのは遅いのではないかと思っています。さて、新たな支援なのですが、これも私いろいろ事業者の方たちなんか回って見ますと、まず、温泉のホテル関係の事業者の方は、大変喜んでいたのは温泉使用料の減免、本当に助かると、2か月間減免してくれたので。ただ、これからが実はお客さんがいっぱい入って、負担が増えていく時期なのだと。何とかその時期に、もうちょっと温泉の使用料を、町だけでも、温泉組合にこれ以上負担はかけられないけれども、町だけでも減額の対応を取ってもらえないものだろうかという実は声も聞いています。確かにそうだと思うのです。観光地として、これから本当に観光客を迎え入れて、どうやって経済を活性化させていくかというときに、こういう事業者への支援というのは僕は大事だと思っています。それから、特別定額給付金の上乗せをしている町もあるのです。1人当たり10万円、これは国がやっていますけれども、それだけではなくて、自治体が例えば1万円とか5万円とかということで上乗せしながら、今の住民の暮らしを守っていこうということを取り組んでいるところもございます。そして一番は、もう一つ聞きます。何といっても、今までは自粛自粛で営業したくてもできなかった。だけれども、今度は営業していいと、その代わり3密で、これをちゃんと対策してやってくださいということになっています。そうすると、3密を避けて営業できる。そのためには資材の確保あるいは改修などが必要になってくると。例えば手洗いを徹底しようといったら手洗い場を増やさなければ駄目だ。隣同士の距離を離そうとすれば、パーテーションなり、あるいは仕切りなどを作らなければならない。そしてまた、非接触型の体温計を設置するとか、消毒、換気も大事だと。換気扇が今までは弱いからもっと強いものにしようとか、換気扇を増やそうとか、そういうこともやりながら3密を避けた形で営業ができる、そういう体制を整えていくために行政が支援をするということが大事だと思うのです。そのことを考えていく必要があるのではないかと思うのですが、その点について伺います。
町の答え 副町長 遠藤秀男(副町長は2021年3月まで)
国、それから北海道も様々な支援をして今いただいております。さらに町としましても、今考えられる支援というのはしっかりと対応しているかなというふうに思ってございます。ただ、これで万全とは私どもも思ってございません。今、この後6月の補正予算でも皆様にご審議いただきますが、ホテル、それから飲食店、買物等のプレミアム商品券も発行したいと思ってございます。さらには、先ほどお話ししました営業の持続に向けて、観光事業者、ホテル、飲食店、その他の事業者に対しても補助をしていくというような状況になってございます。今、議員がおっしゃられた幾つかの提案みたいな意見をいただいてございます。これからも本当に必要な対策はしっかりと講じていきたいなと思ってございます。本当に収束が見えない中にありますが、感染予防、非常に大切ですが、それに併せて社会、経済もしっかりと動かさなければいけないというふうに思ってございます。そういう意味では長期的な支援というのがどうしても必要になってくるのかなと思ってございます。ただ、取組というのは、今後の感染状況によってもまた大きく変わっていくのかなと思ってございます。再度の緊急事態宣言がないような形をしっかりつくり上げていかなければいけないだろうなと思ってございます。私どもの支援としましては、やはり生活支援であったり経済支援であったり、教育支援というのをしっかりと、今お話いただいたような形で取り組めたらいいなというふうに思ってございますが、特に経済支援につきましては、事業の継続支援、それと併せて今後の経済の活性化ということも見据えていかなければいけないなと思ってございます。本当にポストコロナを見据えた持続可能な行政運営もしっかりと検討していきたいと思っているところでございます。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
このコロナ対策の町内支援事業、これは今、副町長申したとおりでございますが、しかし、私どもも、議員方もご承知のとおり、財政的には非常に厳しい町です。恐らくこのまま続けば町が破綻してしまうかもしれない。町が破綻したら一番困るのは町民の皆様方でございます。そこら辺のバランスはしっかり取っていかなければならないなというふうに思っております。そのために、意のある予算になるのか、やはりそこがどうなのかというのはいろいろ議論していかなければならないところもあろうかと思いますので、その点は、議員方とまたよくご協議をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
議員の質問 5番 立野広志
今、答弁いただきましたけれども、やはり3密を避けて営業ができる支援というのが本当に今必要になってきていると私は思います。ちょっと時間がないので、本当は具体的に紹介しようと思っていたのですが、例えば北海道が6月に、宿泊事業者感染予防対策推進事業費補助金ということで、コロナ対策として、ホテル、旅館などの衛生管理機器の整備を支援しますというのが始まりました。これは申込みは6月30日までというふうになっているのですが、中身を見て、補助率はいろいろあるのですが、支援できる中身というのが、実はサーモグラフィーであったり、除菌・空気清浄機、除菌エアタオルなど、感染予防に関する衛生管理対策に必要な危機をホテルが購入する場合に支援しますというのです。これホテルのある経営者の方に見せたら、これ全然使い物にならないと言うのです。なぜかというと、実はこういうものを発注したときに、来るまでに3か月かかるのだそうです。今これから本当に必要なのに、こんな特殊なものをやらないで、自分たちのところは、それこそ手洗い場を増やした。それから、さっき言ったようにパーテーションを増やしたり、あるいはホテルのトングも、1回切りではなくて3回ぐらい回転できるようにトングの数も増やしたとか、それから脱衣場のかごを交換できるものも含めて大量に買い込んだとか、そういった感染予防対策をやっているのです。ところがそういうものは対象外になっているのです。こういうことでは、今、本当に3密を避けながら何とか、どうやったら営業が続けられるかということを今、地元事業者、ホテル関係もそうですが、取り組んでいる中に本当に必要な対策になっていないと。こういうことも町として、例えばこれまでかかった費用を含めて補助の対象にするとかといったことも考えながら、やっぱり進めていく必要があるのかなということを感じます。いずれにしても、ここで言ったからそうなるとは限りません。ぜひ事業者の声も聞きながら検討し、新たな支援というのを考えていただきたいと思います。