みんなの議会

洞爺湖町議会 令和元年9月会議 2019年9月11日

誇れる地域特性を生かしたまちづくりをと題しまして、宿泊税や観光税の目的税導入に向けての理事者の考え

2019年9月11日、洞爺湖町議会の一般質問で、下道英明議員が「誇れる地域特性を生かしたまちづくりをと題しまして、宿泊税や観光税の目的税導入に向けての理事者の考え」について質問し、経済部参与 鈴木清隆、町長 真屋敏春、洞爺総合支所長 毛利敏夫、健康福祉課長 高橋憲史が答えました。

聞いた人
下道英明 議員
答えた人
経済部参与 鈴木清隆、町長 真屋敏春、洞爺総合支所長 毛利敏夫、健康福祉課長 高橋憲史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 下道英明

次の質問に入らせていただきます。次の質問は、大きなテーマとして、誇れる地域特性を生かしたまちづくりをと題しまして、宿泊税や観光税の目的税導入に向けての理事者の考えを伺ってまいりたいということでございます。今、北海道の市町村で、観光振興に向けた新たな財源として、宿泊税や観光税の導入を検討する動きが大変活発化しております。先般、6月の道議会で鈴木新知事が、多様化する観光需要に対応するため、法定外目的の導入による安定的な財政、財源確保が必要だと、新税をめぐる北海道の立場を説明し、また、導入に向けて検討を加速させる考えを示しているところでございます。また、新聞報道では、宿泊税の導入、検討する自治体が北海道、札幌市、函館市、小樽市、富良野市、美瑛町、釧路市、ニセコ町などに広がっているところでございます。また、先般の新聞報道にもありましたように、11月からは倶知安町が町内の宿泊施設に泊まる際に、料金の2%を徴収する、いわゆる定率制をとると。そしてまた、具体的に宿泊税の使途として、観光客の防災、具体的には、リゾート客向けの防災備蓄物品の購入などに充てるとの報道がございました。北海道と複数の市町村では、観光の新税の検討が同時に進んでいく現状でございます。北海道と市町村による二重課税という問題も出てくるでしょう。そしてまた、温泉資源を有する自治体の入湯税とのかかわりなど、導入には多くの課題があるのが現状だと思います。特に、当町におきましては、温泉資源を有している入湯税の目的税が既にございます。時代の要請もあり、段階的に使途目的が追加されていっているというのは確かあると思いますが、本来は環境・衛生施設、また、鉱泉源の保護管理施設の整備、そして消防施設、その他消防活動に必要な整備、また、観光施設の整備を含む観光振興に使われていると思いますけれども、当町においての入湯税の使途比率がどのような状況になっているのか、今一度お伺いいたします。

町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)

地方税法、目的税であります。入湯税につきましては、議員がおっしゃるとおり、環境・衛生施設の整備、鉱泉源の保護管理施設の整備、消防施設、その他消防活動に必要な施設の整備、観光振興に要する費用に充てるため、鉱泉浴場における入湯に対して、入湯客に入湯税を課すものとなっております。洞爺湖町においては、平成30年度においては69万9,344人の入湯者より、入湯税として1億315万3,000円を、ホテル・旅館になりますが、特別徴収義務者を通して徴収をしております。この入湯税の使途でありますが、環境・衛生施設の整備として、全体の経費の中では14.5%になります。公共下水道事業の費用として使っております。また、観光施設整備として20%になりますけれども、公園の整備や足湯管理、散策路等の管理業務に使途しております。また、観光振興においては65.5%でありますが、観光協会補助金、イベント事業への補助、観光パンフレット作製などに使用しており、使途比率としては、全ての入湯税を目的に沿った利用の仕方としております。以上です。

議員の質問 9番 下道英明

わかりました。目的税ですから、広い意味での観光振興ということで、今、使途比率についても細かくお示しいただきました。当町にとって入湯税は、観光振興の主たる財源としているわけなのですけれども、大都市においては、法定外目的として、宿泊税が2002年に東京都が導入を開始して、2017年、大阪府、昨年は京都がもう既に導入しております。そして、今年の4月から金沢市が導入をしているところでございます。簡単に資料の中で見ると、東京都がちょうど平成14年10月にしておりまして、1万円から1万5,000円未満が100円と、1万5,000円から200円という形で、京都のほうも去年、やはり観光地ですから、京都は大体200円、500円、1,000円という形で、ホテルもピンキリな形がありますので、それに合わせた形だと思います。今年の4月、金沢市が200円と500円という形で、今回、宿泊税をつくっているわけなのですけれども、入湯税のないところはそういった形なのですが、入湯税を導入する市町村には、やはり宿泊税導入により、二重税になるのではないかという意見が常にあるわけなのですが、ただ、調べていくと、宿泊税を導入しようとしている自治体に関していけば、二重課税というのは、課税標準、つまり、税額計算の基礎となる金額または数量を同じくする場合を言いますけれども、入湯税は、入湯行為だろうと。また、宿泊税は、宿泊行為に課税の根拠を見出すと、そういった観点から二重課税に当たらないという見解もあります。いずれにしても宿泊客への負担は変わらないわけで、二重課税ではないと、行為が違うからということで言われても、支払う観光客にしてみたら皆同じような形かと思いますけれども、その中で、また、特別徴収義務者、いわゆるホテル・旅館などの宿泊施設業者にとっては、消費税は上がっていく、入湯税のいわゆる徴収事務に加えて、煩雑な宿泊税の徴税事務が強いられると。そういった面では本当に非常に負担が多いと思うのですけれども。そこで、大変ストレートな質問をさせていただきますが、現状の北海道が抱えている宿泊税に対する当町の考え、また、当町において、将来的に入湯税に加えた新たな目的税に対する見解と、導入の可能性というのをお伺いさせていただきたいと思います。

町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)

北海道においてでありますけれども、観光税という形の中で徴収をすることを今考えておりまして、方法としては、一つは、航空機または新幹線、フェリーなどにより北海道に入ってくる場合の入域課税という、そしてもう一つ、議員おっしゃるとおり、ホテル・旅館、簡易宿泊所等に宿泊された方に徴収する宿泊税、まだこちら二つとも決定はしていないところでありますけれども、今の流れの中では、北海道としては、宿泊課税という形の中で徴収を考えているようであります。当町の考えでありますけれども、北海道が宿泊税を徴収することにつきましては、洞爺湖町としては反対の立場であります。議員がおっしゃるとおり、入湯税と宿泊税は二重課税に当たらないとの見解で進めているようでありますが、宿泊者においては、宿泊税と入湯税を徴収されることは、見解は別として、二重課税と思われるところでございまして、洞爺湖温泉のホテル・旅館において、宿泊者に入湯税と宿泊税に関してのアンケートをとっているところでありますが、宿泊者においては、多数の方が二重課税と感じるとの結果が出ております。洞爺湖町の目的税の入湯税においては、宿泊客1泊につき150円となっており、考え方としては、二重課税になると考えているところであります。また、北海道が観光税を徴収して、さらなる観光振興に利用していくとのことでありますが、その中には、Wi-Fi等の通信環境の整備やバリアフリー化など、洞爺湖町においては、国の観光局などの補助事業として既に行ってきたものもあり、使われ方においても気になるところでありますので、北海道が観光税を徴収していくことには、いかがなものかと思っております。ただ、これから洞爺湖町の観光振興に関して、さまざまなことを行い、観光客に満足いただける観光地にしていかなければなりません。それなりの財源が必要になりますし、既存の入湯税だけで事業を執り行っていけるものかと感じているところでもございます。洞爺湖町においては、将来的な新たな目的税に対する見解でありますが、法定外目的税として徴収していくこととなれば、既存の入湯税が最善の策ではないかと考えております。ただ、しかし、導入に関しましては、やはり支払っていただきます宿泊客の方々もおりますし、この部分につきましては、ホテル・旅館の皆様のご意見をいただきながら進めていかなければならないと考えておりますので、いろいろな機会でお話し合いを進めてまいりたいと考えております。

議員の質問 9番 下道英明

今の答弁でいくと、要は結論としては、今、北海道が考えている宿泊税に対しては、洞爺湖町としては反対の立場をとっていくというふうに捉えさせていただきます。今、洞爺湖町の姉妹都市である神奈川県の箱根町なのですが、昨年から町議会の行財政改革調査特別委員会というのが、おそらく皆さんもご案内のとおりだと思うのですが、町内に宿泊する観光客を対象とした宿泊税の導入を検討しているということで、あの箱根町が宿泊税導入を検討していると。これは、議会の中で特別委員会をつくって、5年以内を目途に宿泊税の導入の可否を判断するということでございます。また、いろいろ調べていくと、今年の4月から九州の別府温泉で、大分県別府市も今年の4月から実は入湯税を上げております。これは、今年の4月、宿泊または飲食料金が6,000円以下の入湯税の場合は現行の150円と、しかし、6,001円からある程度行くと150円から250円に入湯税を上げていると。そしてまた、5万円以上、宿泊の中で高額、高級旅館あるいはホテル、ここら辺が一気に500円。150円から500円に引き上がってしまったと。これを見てびっくりしたのですけれども、その中でも、先ほどありましたように、非常に入湯税収だけで3億円と、値上げで1.5億円の増収予想と。ただ、これは市役所の職員も、またホテルや旅館の関係者というのは大変な苦労をしているのではないかなと思います。特に、入湯税を4月に上げて、これから消費税、そしてまた、九州自体も、福岡がやれば大分も宿泊税をやっていくと。そうすると、ダブル、トリプルの形になってくると思うのです、そういった面ではかなり、これから税金という面では厳しくなってくるのかなと。ただ、さらに言えば、今年はまた、27年ぶりに新しい税金ということで、観光に関する税として、1月7日に、日本から出国する際に、国際観光旅客税、これは1人1,000円、出国税ということでやっております。そういう面では、最近の観光を取り巻く流れの中では、やはり安定的・自立的観光予算の確保に向けて、来年の2020もありますけれども、そういった面で、私たちが気づかないところで、税金の使い道、特に目的税に対するものを一生懸命やっていこうと。そして、例えば姉妹都市の箱根町がもしゴーというふうになれば、あるいはいろいろな観光地がそういった形になれば、おそらく、取るやり方というのも、みんな情報交換していきながら実施していくのではないかなというふうに思うのですが、今現在としては、当町としては、とにかく反対。これは僕も納得するところと、一方で、先ほどお話ししたように、自立的観光予算というその担保を考えるならば、これからもう少し考えなければいけないのではないかな。ただ、箱根町もあったように、今後も議会と関係団体と協議をする場を設けていきながら、冒頭にお話ししました洞爺湖町の誇れる地域特性を生かしたまちづくりを進めていただきたいと思うのです。そういった面で、町長、一言、いろいろあると思いますが、ぜひお考えの一端をお示しいただければ幸いでございます。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

まず先に、北海道のほうが今回、観光税あるいは宿泊税を何とか徴収できないかということで、ただいま総務省のほうとも協議しているようでございますが、しかし、この問題、今から約3年前にも話がありました。当時は、ちょうど高橋はるみ知事が知事の時代でございまして、観光税もしくは宿泊税に類したものをという計画もあったようでございますが、なかなか徴収方法をどうするのか、あるいはどういうものに賦課するのか、問題も多々ありまして、なかなかそれが尻切れとんぼに終わってしまったという経緯がございます。今回、新しく知事が代わりまして、唐突として、今回また宿泊税云々の話が出てきたわけでございますが、今、新聞紙上でも私どもは確認しておりますけれども、具体的に各市町村のほうに、道は今こういうことを考えているという説明会等々があったわけではありません。道がたまたま開く、地域の方々、興味のある方々に来てください。そういう会議はやったようでございますけれども、各市町村、179市町村に対して、こういうふうなことを道は今考えていると。それに対しての賛否はどうでしょうという問い合わせは今ところ一切ございません。私どもそういう情報があるものですから、胆振総合振興局、道の出先機関ではありますけれども、そちらのほうにも今、問い合わせをしながら、今後の推移、そして情報がわかり次第、各市町村のほうにも、この問題についての経緯、あるいは考え方、こういうものを示してもらいたいということを言っております。ただ、先に情報を収集している市町村では、先ほど議員もおっしゃっていただいたような市町村が、もう既に宿泊税、今までの目的税であります入湯税は別として、新たに宿泊税あるいは観光税みたいなものをそこそこ検討しているように聞いております。総務省に北海道が出向いて帰ってきた後、これは情報でございますけれども、各市町村でも今こういうふうな動きがあるので、道のほうとバッティングしないような対策はどういうふうになっているのですかというふうなことは、お問い合わせがあったというふうなことで聞いておりますので、今後いろいろな意味でこの論議が加速してくるかなというふうに思いますが、私どものほうといたしましては、北海道の、特に今インバウンドのお客様が相当来ている観光地等々については、やはり外国資本が入ってきて、そしてホテル・旅館の質の高さと言いましょうか、逆に宿泊料金が非常に高いところが増えてきていると。そういうところは、意外と取りやすいのかなと。先ほどこれもおっしゃっていただきましたけれども、東京、大阪、京都にしても、日本の一大観光地でございます。今そんな中で、日本の業者がそれぞれホテル・旅館を維持するために、さらには、今どうもホテル・旅館の中でも格差が出てきているのかなという気がしてなりません。高額な料金をいただいているホテル・旅館もあれば、こつこつこつこつ今まで積み重ねてきたものを一生懸命守っていらっしゃるホテル・旅館もあります。私どもの地域は、今までたび重なる噴火災害、被害もあって、それの改修等々も進めながら、この地域に根付いた観光地として栄えてきたわけでございますが、その間には、やはり相当のご苦労もあったと思います。そんな中で、金額をある意味抑えながら、そして観光客の皆様に喜ばれる観光地を目指して今まで来ていたかな。そんな中、単なる数合わせ、数字あわせ、いわゆる金額が増えてくるから、収入源が増えてくるからだけで論議が進んではいかがなものかなと。北海道が考えている、今、賦課をして徴収をする、その使途についてもまだ明確なものが一切聞こえてきません。そんな中、私どもの地域で賦課したものが、私どもの地域で使わせていただける、そういうふうなものは今ほとんど限りなく小に近いというふうな話も、噂ではございますけれども、聞いております。そんなこともいろいろ検証しながら、私どもの地域としては、この宿泊税、道が今考えようとしている宿泊税については、なかなか難しいという立場から、今現在、先ほど担当部長が言いましたけれども、反対の方向で今動いているところでございます。ただ、それに合わせて、うちの町だけが反対ではなくて、ここには室蘭開発期成会あるいは登別洞爺広域観光圏の一員でもありますので、首長方がちょこちょこ顔を合わせることもございます。そんな中で、私どものほうから、今こういう動きがあるようなのだけれども、この地域としては、一致団結して道に話をしていきましょうということで話を進めさせていただいておりまして、その考え方としては、今、私が言ったようなことを地域の首長さん方と理解を深めているところでございます。ただ、もう一つ、今、私どもも入湯税として、入湯する方から150円徴収をさせていただいております。先ほども、これも部長のほうから、どういう使途で使われているのだということの説明をさせていただきましたが、金額的には、今お話ししておりませんでしたので、観光協会あるいは観光関係事業には、私どもの町では、おそらく年間2億円程度の費用がかかっていようかと思います。ただいま入湯税として入ってきている金は1億300万円前後でございます。それを足し算、引き算すると、相当の費用を観光資源のほうに私どもはかけているということはご理解していただけるかなというふうに思いますが、これもやはり私どもの町の財源も限られております。そんなことから、地元の関係機関のほうと今後十分協議をして、宿泊税は別して、目的税である洞爺湖町の入湯税、今後のそのあり方と言いましょうか、こういうものは少し関係機関と調整をしていかなければならないなというふうに考えております。ただ、何回もくどいようですが、今、北海道が考えている宿泊税については、私どもは反対の立場。ただ、北海道が、これも前段で担当部長のほうから申しましたが、北海道に入ってくるとき、そういうときに何らかの形で賦課をして、そしてそれを北海道の観光資源のために使うという内容等々になれば、これは私どももただ反対だけではなくて、しっかり内容を確認しながら、北海道と歩調を合わせていくこともあり得るかなというふうに思いますが、今どうも情報で入ってくるものは、宿泊税を課して、そしてそれから上がってきた収益を北海道全体の観光資源に使わせていただきたい。そういうふうなニュアンスで、ニュースとして耳に入るものですから、そういう面では、いかがなものかな。ということは、胆振西部のほうの首長方では一致した考え方を持っているところでございます。

議員の質問 9番 下道英明

今、町長のほうから説明ありましたように、わかりました。いずれにしても、こういった情報共有というのは、関係団体と自治体の幹部だけではなくて、ぜひ議会とも連携を密にしていただきながら、いずれにしても特別委員会、いろいろな立ち位置が出てくると思いますので、ぜひ将来的には情報共有をしていただきたいと思います。次に入ります。最後の質問でございます。虻田地区の高齢者の皆さんから、「洞爺湖温泉の入浴施設に通うのは、下道君、ほんと大変だよ」と。今、バスで松の湯というのが火曜と金曜日、運行しておりますけれども、その中で皆さん大変だよと。お風呂場にも知らない方も多いし、人口の多い虻田地区に公衆浴場、小さくても良いから公衆浴場が欲しいという意見がございました。今回、いみじくも一般質問で4番議員も同じような趣旨の質問が予定されているところでございます。やはり虻田地区の皆さんにとっては、入浴施設ということは一つの大きなものなのかなというのを改めて感じているところでございます。特に、近年の社会環境の変容あるいは少子高齢化の時代の流れを踏まえて、公衆浴場が果たすべき、また、果たすことができる役割というのは、私は多岐にわたると期待しているところでございます。入浴施設には、健康増進はもとより、利用者同士の交流の場であります。特に、高齢者の地域福祉の一環として、小規模でも公設型の公衆浴場を建設できないのかなと考えているところなのですが、当然、温泉掘削とかになりますと膨大な費用がかかりますし、そういった面で、夢物語かもしれませんが、洞爺地区の温泉スタンドを改良して、都会のスーパー銭湯のように、あるいは洞爺湖サミットの会場があったホテルも今、温泉をタンクローリーで運んでいるところでございますが、そういったことを工夫しながら、小規模でもつくれないのかなという、夢のあるお話をさせていただきたいのですが、まず最初、私の予告時間に対して時間もある程度押してきていますが。洞爺地区の温泉スタンドを利用して、タンクローリーで温泉を運ぶことは可能なのかどうか、まずそこら辺のところをお聞きします。

町の答え 洞爺総合支所長 毛利敏夫(洞爺総合支所長は2020年3月まで)

洞爺地区の源泉の現状につきまして説明いたします。現在、洞爺地区には4本の源泉がありまして、まず、1号源泉でございますけれども、洞爺いこいの家の付近にありますけれども、これにつきましては、洞爺いこいの家のほうに配湯を行っております。2号源泉につきましては、温泉スタンドがある場所でございますけれども、洞爺いこいの家や洞爺温泉病院などに配湯しております。3号源泉につきましては、財田地区にある源泉でございまして、財田の野菜栽培施設に配湯を行っております。最後の4号源泉でございますけれども、町の中のある源泉でございまして、洞爺ふれ愛センターのほうに配湯を行っているような状況でございます。今、ご質問がございました温泉スタンドが設置されております2号源泉につきましては、洞爺いこいの家や洞爺温泉病院や民間の事業者のほうに配湯を行っている状況でございます。また、町内の事業者からは増量の要望がありますけれども、汲み上げる量と契約量の関係でお断りをしている状況でございます。他の三つの源泉につきましては、タンクローリーに給湯できるような設備にはなっていない状況でございます。以上でございます。

議員の質問 9番 下道英明

洞爺地区は、今、支所長のほうからお話があったように、それでは、洞爺湖温泉にある温泉利用協同組合のタンクローリーでの温泉輸送というのは可能なのかどうか、大変稚拙な質問でございますが、いかがでしょうか。

町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)

洞爺湖温泉利用協同組合の施設においてでありますけれども、現在、温泉スタンドなどの設備がありませんので、現段階では難しいところであります。また、議員がおっしゃいます温泉をタンクローリーで虻田地区に運搬するとなると、温泉使用料、そして運搬費用を合わせると、温泉の経費だけで2,000万円以上になるところでして、建物の建設費は別として、ランニングコストが多額になる状況でございます。収入においてでありますけれども、平成30年度の一般、老人を含めた入浴券の収入につきましては、1,000万円に満たないところでありまして、スーパー銭湯のように入浴料を高額にしていくわけにもいきませんので、採算性を考えると難しいところではないかと考えております。

議員の質問 9番 下道英明

わかりました。だんだん気持ちがぐーっと落ち込んでくるのですけれども。ただ、全国的に見て、こういう公設型の小規模の公衆浴場を建設するような、例えば国ですとか、北海道はないのでしょうけれども、そういったいわゆる補助的なもののメニューというのはないのですか、それをもう1点。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

ただいまの国、道等の補助のメニューというご質問でございます。公衆浴場を新たに整備するに当たりましての国または北海道の補助メニューについてでございますが、道本庁の保健福祉部を通じまして、国のほうにも照会をしたところでございますが、既存の公衆浴場の施設整備についての補助制度はあるように聞いておりますけれども、現状におきまして、新設の施設整備に係ります補助制度はございませんということでした。虻田地区におきまして、公設型の公衆浴場を建設するとなりますと、主に自主財源での整備になるものと考えられるところでございます。以上です。

議員の質問 9番 下道英明

次の質問もしようと思ったのですが、かなり厳しいなと思いますので、公設型の小規模浴場の建設というのは夢物語かもしれませんけれども、しかし、私ももうちょっと勉強して、資金調達、PFI方式ですとか、あるいはリビオ方式。最近、本州地区であるリスパック方式など、もう1回勉強して具体的に提案できるような形でもう1回再挑戦させていただきたいと思います。公が果たすべき役割というのは、やはり地域を活性化させていく。そこに住む人たちが豊かで生きがいのある暮らしを送れるようサポートすることだと信じておりますので、ぜひ、夢物語ではありますが、議会に出ている者はみんな、夢物語を語りながら現実に実現していくのが大きな仕事だと思っておりますので、引き続きこの公設については質問をさせていただきたいと思います。以上で、私の一般質問を終わります。本日はありがとうございました。

出典:洞爺湖町議会 令和元年9月会議 2019年9月11日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる