みんなの議会

洞爺湖町議会 令和元年6月会議 2019年6月17日

「助けを必要とする人々が不安な日々を過ごすことのないような支援対策、どのように今されているかをお聞きします」

2019年6月17日、洞爺湖町議会の一般質問で、今野幸子議員が質問し、総務部次長 皆見亨、経済部長 八反田稔、住民課長 佐藤融が答えました。

聞いた人
今野幸子 議員
答えた人
総務部次長 皆見亨、経済部長 八反田稔、住民課長 佐藤融

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 今野幸子

次へ行きます。障がい者や、障がいのある人や高齢者など弱者に優しいまちづくり、障がいを抱える人や助けを必要とする人々に、そして、それは住民の皆さん全員にとっても住みよい町になると考えています。今後、高齢化が進み、ますます高齢者が増え、足腰が弱ったり、視力や聴力の低下などの人たちが増えてくることははっきりしています。移動、買い物、その他、生活する上でも大変になっていきますが、こういって動けるうちはリハビリを兼ねて外出することも大切なことです。健康にも精神的にも良いと言われています。そのためにも、その人たちが必要とする補助をどのようにカバーしていくかが大切になってきます。助けを必要とする人々が不安な日々を過ごすことのないような支援対策、どのように今されているかをお聞きします。

町の答え 総務部次長 皆見亨

今、議員のご質問のありました件についてお答えをさせていただきたいと思います。初めに障がいのある人及び高齢者の方に対する優しいまちづくりとしての、現在の当町における主な対策状況についてお話をさせていただきたいと思います。多少お時間をいただきますことをご理解いただきたいと思います。最初に、障がいのある方への対応でございます。1点目は、訪問において自宅での入浴を可能とする訪問入浴サービス事業。障がいのある人の自動車改造に必要となる経費の一部を助成する自動車改造助成事業。軽度・中度等の難聴である児童に対して、補聴器の購入に必要となる経費の一部を助成する軽度中程度難聴児補聴器購入等助成事業。手話言語条例に基づき当町に住む人も、また当町に訪れる人も安心して来訪できる社会の構築のため、手話奉仕員の養成講座の継続実施と講演会などの開催による手話の普及活動。障がいのある人にかかわる各種マークの説明に記したチラシ、これを町内の全戸へ配布するとともに学校、金融機関、商店にご協力をいただき、ポスターを掲示して周知を図る障がいにかかわる各種マークの周知活動。役場本庁庁舎、町内16カ所の公共施設等に人工肛門や人口膀胱を造設した方のためのオストメイト対応トイレの設置。小中学校において特殊支援学級に在籍する児童生徒への学用品費などの助成事業など等でございます。また、高齢者への対策といたしましては、心臓疾患や高血圧症など、突発的な疾患により生命が危ぶまれる恐れのある疾患などをお持ちの方に、緊急事態に備えた通報装置を無償で貸与する緊急通報装置貸与事業。急病により万が一救急車を要請した場合、緊急隊員にその方の情報、病気の既往歴やかかりつけ医、家族などの連絡について、いち早くお伝えをする手段としての必要事項を記載した情報キットを無償で配付する緊急医療情報キットの配付事業。在宅で暮らす一人暮らし高齢者などが、毎日玄関に旗を掲げて自らの安否を近所に知らせる見守り活動を実施する自治会への支援として、幸せの旗無償貸与事業。GPSを活用した認知症徘徊高齢者への見守り・捜索支援活動を行うボランティア団体に対し、ドコッチを無償で貸与する徘徊高齢者見守り支援機器の貸与事業。町内民間事業者で自宅まで伺って業務を行っている町内事業者に協力をいただき、訪問先で配達員が普段と違った異変などを発見したり、感じたときなどに役場や警察、消防などの機関に連絡をいただく民間事業者による見守り支援事業。さらにはコープさっぽろ、セブンイレブン、北海道新聞、郵便局とは、見守り協定の締結。高齢者、または障がいをお持ちの方で公共交通機関を利用することが困難な移動制約者の方を対象に、洞爺湖町内及び伊達市内の医療機関に限り、ご自宅と医療機関の間を福祉有償運送法に基づき有料で移送する福祉有償運送サービス事業。満70歳以上の高齢者に、高齢者福祉証を発行して、町内区間に限りバスの乗車1回につき100円でバスを利用することができる福祉バス運行事業。洞爺地区のみですが、月曜日から金曜日までの週5日間、調理が困難な高齢者を対象に栄養バランスのとれた食事を提供する洞爺地区配食サービス事業など、これまで実施をしているところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

いろいろなサービスが行われている上、またボランティアのお助け隊の方々の本当に心温まるボランティア活動、そういったものには本当に感謝です。こういったボランティアさんに感謝し、しかし支援者がボランティアであるがゆえに、支援者が望む方とボランティアさんの日程が、時間などが一致しない場合、全ての方の要望に応えられないときなどがあるとも聞いています。ボランティアさんだけではなく、ずっと支援される、後続される、それも切れ目のないような、助けを必要とする人が必要としたいときに支援を受けられる。そんな支援対策、本当に多くの支援対策が行われている中ですが、やはりここからここへ移動する、ボランティアさんの中では、例えば停留所まではできないよ、ここからこちらはできるよということはあると思うのですけれども、そういったその規定の中からちょっとはみ出すところ、そういったところがまた別なボランティアさんにお願いして、それも埋めてくださっている、そう聞いています。しかし、これがずっと今、続くかというと、それも今度ボランティアさんがどんどん減ってくる中で、いかにそのボランティアさんを継続していくか、本当に真剣にそのボランティアさんを増やす手立ても考えていかなければならないと思いますし、またそのボランティアさんと支援を求める人の時間が合わないとか日程が合わないとか、ちょっとしたそういったすき間を埋める、その対策ができるようにするためには、やはりそのボランティアさんだけに頼むのではなくて、そういったところ、細かいところは何とか町で対応できないかな、そういう対策をつくる考えはありませんか。

町の答え 総務部次長 皆見亨

私が前段でご説明申し上げたのは、町の独自事業、町が実施している事業の内容でございました。今、議員がお話しをいただいた部分、これはボランティアの皆様の支援、これのお話だというふうに思っております。議員もご承知かと思いますけれども、当町の場合には有償ボランティア事業という事業が社会福祉協議会において実施をしてございます。その前にボランティアということなのですけれども、議員もご承知と思いますけれども、ボランティアというのは誰もが自分でできること、これを自分の周りで、自分の意思で周りと協力をしながら、無償を基本とした助け合い活動のことだというふうに私は認識しております。ボランティアは決して何々をしてあげるという活動ではないものだというふうに認識しております。地域の人みんなが平等で、平等な立場で協力し合える関係、これが本当に大切であって、ともに支え合うことだと思っている次第です。そのためには、お互いのやはり信頼関係、これが一番大事ではないかというふうに私個人としては思っているところでございます。今、議員のほうがご指摘をいただきました、必要としたいときに支援を受けられるシステムづくり、ボランティアのなり手の育成、ボランティアとボランティアの間をつなぐ役割等々、たくさんの課題等をご提示していただきました。町といたしましても、ボランティアセンターというものが町のボランティア活動の拠点という形で社会福祉協議会の中で設置してございます。そういったものについても、今後十分このセンターの中で協議をさせていただきながら、また行政ができること、それからボランティアができること、各々手を取り合いながら、助け合いながら一人の不幸も見逃さないまちづくりということを基本に今後も福祉行政のほう、福祉サイドとしては進めていきたいというふうに思っている次第でございます。

議員の質問 8番 今野幸子

本当にそういった支援をできるだけ進めていっていただきたいと思います。また、洞爺湖町は観光と福祉の町とも言っておられますが、これを胸を張って言えるように、さまざまな具体例を挙げてその対応策を講じていくべきと考えています。視力の低下で白い杖、白杖と言うのですか、それや盲導犬を頼りに歩く人たち。そして、足腰が弱く、車椅子を必要とする人。歩行補助者を必要としている人たち。また、聴力が低下により、車の運転などに恐怖を感じたり、情報の伝達を伝授、または受ける、伝える、これが難しい、こういった障がいを持っている人。高齢のための機能低下など、その人によってさまざま違う支援が必要になってくると思います。私は、その中でもちょっと歩道整備、これを取り上げてみました。自立を助けるための道路、安心して歩ける歩道の整備、また横断できる、その道を横断することができる、そういった歩道、音の出る信号機の設置。また、見やすくてわかりやすい道路標識や設置、こういったものを行ってもらいたい。歩道が斜めになっていて、車椅子やベビーカーの人たちが危険にならないような状況。特に狭い歩道には、特に勾配が強くなっているところが多く、またそれも車の出入りや何かがあって、仕方のないところが多い感じなのですが、こういったものも、どうにかその車を運転する人の話も考慮し、できるだけその勾配を直していくような、そういった施策、最善策を講じていただきたい。また、必要とする道路には点字ブロックの設置を計画していただきたい。いろいろな観光客も来ることです。こういったことも念頭に入れて進めていってほしいと思います。しかし、この点字ブロックもつけ方によっては、幅広くつけて車椅子の方のかえって邪魔になる、危ないことになってしまうということもあり得るわけですよね。そういった点では、やはり専門の方と本当に話し合って、どういう形が一番良いのか検討した上でそういったものもぜひ考えていただきたいと思います。まずここまでのことで、今、言った対策をどのように町は考えているかをお聞きします。

町の答え 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)

道路の、歩道の関係で答弁させていただきます。洞爺湖町におきましては、平成25年、最近のことなのですが、洞爺湖町高齢者障害者等の移動の円滑化の促進に係る道路の構造に関する基準を定める条例、ちょっと長いのですけれども、そういう条例が定めてございます。これは、この条例につきましては、今言われていた高齢者や障害者の方々が移動の円滑化の促進に関する法律という国の法律があるのですが、それに基づきましてこの道路の構造に関する基準を町にも定めているところでございまして、これに伴いまして新しい道路からなのですが、町道の新設や改良をする際には、それを基準に基づいて設計、施工を進めさせていただいているところでございます。また、もう1点申し上げますと、危険な道路というところのことを言われているのではないかもしれませんが、昨年より教育委員会と合同において、洞爺湖町通学路等安全推進委員会というのを立ち上げまして、実は町民の多くの方々、交通安全協会や各学校、それからPTAの方々等々、みんなで現地視察をバスで回っていただいて、危険と思われる箇所等々を、歩道の改良等はあまりないのですが、いろいろな一時停止の看板だとか、横断歩道がここに必要だよねというようなことも含めて、町としては一体となって取組みをさせていただいている状況にあります。以上でございます。

町の答え 住民課長 佐藤融(住民課長は2020年4月まで)

次に、音の出る信号機、歩道や道路の整備など、安心して歩行できる環境整備のうち、音の出る信号機の部分でございますが、正式名称は音響式信号機といいまして、信号が青になったことを視覚障がい者に知らせるため誘導音を出す装置が付いている信号機のことでございます。視覚障がい者の方が横断歩道を安心して横断するには、この音響式信号機が有効とされているところでございます。この音響式信号機にはメロディー式、音楽が流れるものと、擬音式、鳥の鳴き声など音が出るものの2種類がございます。警察庁によると、音響式信号機は平成30年3月末現在、全国で約1万9,790基設置されているところでございます。道内の設置状況でございますが、この音響式信号機を設置している市町村は33市35町でおよそ1,150基設置されているところでございます。また、胆振管内においては苫小牧市で26基、登別市8基、室蘭市23基、伊達市4基の計61基設置されている状況となっているところでございます。この音響式信号機の優先的に設置される場所の基準でございますが、3点ございます。1点目ですが、高齢者、身体障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律における重点整備地区内の主要な生活関連経路に係る横断歩道。2点目、視覚障害者の利用頻度が高い施設、駅、役所、視覚障害者団体等がある施設、特別支援学校、リハビリテーションセンター、病院、障害者スポーツセンター等の社会福祉施設等の周辺で、視覚障がい者の需要が見込まれる横断歩道。3点目です。歩車分離制御方式のうち、スクランブル方式及び歩行者専用現示方式の信号交差点の3点が優先的に設置される場所の基準となっているところでございます。ご質問の音響式信号機の整備につきましては、伊達警察署に確認をしたところ、仮に信号機の要望が出てきた場合、設置場所の基準に合致しているかを調査しないと、設置の可否については何とも言えないとのことであり、また信号機そのものの設置は設置基準、優先順位などからかなり厳しいとの回答を得ているところでございますが、要望等があった場合におきましては、その旨公安委員会等へ働きかけていきたいと考えているところでございます。以上でございます。

議員の質問 8番 今野幸子

信号機においては、すぐに設置というのは本当に難しいと思いますが、やはりこれも根気強く要請していってもらいたいと思います。また、盲導犬を使用するとなると、今度は音の出る、そういった信号でなければ渡れない。だから、そういったものがなければそちらへ行きたくても、せっかく盲導犬がいても渡ることができないといった現実にぶつかってしまいます。そういったことも考慮し、要請を強めていってほしいと思います。また、聴覚障がい者においては、情報の伝達がうまくいかないということがあって、見やすい、わかりやすい道路標識、街並みの案内表示、これも貴重なものになると思います。それと同時に、洞爺湖町としての、先ほど軽度の補聴器制度の一部が補助されているということでしたが、これも中程度の補聴器の一部支援というのは、どういった形で皆さんに周知してもらっているのでしょうか。それも合わせてちょっとお聞きしたいと思います。

町の答え 総務部次長 皆見亨

私が先ほど、障がいをお持ちの方の中で、現在当町が実施をしております支援の状況の中に、軽度・中程度の、これは児童に対してなのですけれども、補聴器の購入助成事業ということでございます。まず、この補聴器の補助制度については、北海道及び道のほうで補助金があるのですけれども、その補助金の要件に該当しない聴覚障がいをお持ちの児童に対して、その補聴器を購入する場合の助成事業という事業内容なのですけれども、周知活動については、これまで広報誌等においても周知をさせていただいておりますけれども、実は今月7月号から町の広報担当のほうとも協議をさせていただきまして、スペースは限られたスペースではあるのですけれども、福祉の何でもコーナー、ちょっと名称は私もちょっとどうしようかなと思って悩んではいるのですけれども、そういった福祉の専用コーナーを今後設けさせていただいて、そこで最新の情報等について皆様にお知らせをしていくというような活動をすることとしております。そういった中でも今後の対策等になりますけれども、こういった事業、障がいをお持ちの方、それから高齢者の方等に対する支援の内容というのも順次載せていくような計画で今おりますので、今後の対策というところで捉えていただければ、そういったところもご理解いただきたいというふうに思っているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

今、その一部支援ができている、それを今度は福祉コーナーみたいなところで周知させていくということなのですが、これを今度は高齢者のそういった聴覚の低下による難聴ですね。そういった児童に限らないところまで広げる予定はありませんか。

町の答え 総務部次長 皆見亨

ちょっと通告の内容に書かれておりませんでしたので、私も詳しくはお答えできないですけれども、高齢者となっても障がいになる方はもちろんいらっしゃいます。障害の手帳をお持ちになる。そういった場合には、先ほどお話ししましたように国や道からの補聴器購入に対する助成というのがあるのですね。高齢者の軽度の方に対する補聴器の制度というのは、現在のところありません。今のご意見としては、障がい児の方の補聴器の助成について、町の独自事業ですけれども、これを高齢者の方まで延長するお考えはないのかということですけれども、現在のところはそういった考えはないのですけれども、さまざまなところでまたいろいろなご意見を伺いながら考えていきたいというふうに思うのですが、何せ高齢者ということになりますと、人口が今、高齢化率41.1%というかなり管内でも高い状況でございますので、その方たちの中で今、言ったような障害者手帳に該当しなくて、でも耳がちょっと不自由で、でも補聴器が欲しい、そこら辺のラインというか線引きと言いますかね。そこら辺がちょっとやはり難しい問題の一つでもあるというふうに思いますし、財政的なものももちろん絡みますので、いろいろな方からやはりご意見を伺いながら、今後考えていかなければならない事項かなというふうに思っておりますけれども、というところで通告にはないご質問でございましたので、これで回答とさせていただきたいというふうに思います。

議員の質問 8番 今野幸子

私は高齢者、またそういった障がい者という大きな目でそれを言ったものですから、当然入っていると、その中には聴力もあり、視力もありというふうに私は捉えていたものですから、すみません。具体的にそれを出さなかったということですね。それについて、やはり国でやっている聴力の補助というのは、本当にこのくらいですか。これ以上離れたらもう聞こえないよ、それも大きい声で言っても聞こえないよという程度以上なのですよね。その補助が出るのは。もう何々ですよ、耳元で大きな声を出さなければ聞こえないという程度以上の人が受けられるということなので、できるだけそれ以下でやることによって、やはりその今は認知症になっていくというのも、それが大きな原因ではないかという、要因になっているのではないかということも言われていますので、そういった面からいけば医療費や何かの節約にもなるかもしれません。そういった面でも今後、できるだけ考えていって、一般のそういった高齢者にも広げることを考えていってほしいなと思います。それから、信号機において、今つけてくださいというのは非常に難しい。ただ、今あるその信号機を音の出る信号機に変えること、それを進めることはできませんか。

町の答え 住民課長 佐藤融(住民課長は2020年4月まで)

ただいまの既設の信号機に音の出る信号機を設置できないかというご質問でございますが、これも先日、伊達警察署に確認したところ、これも一応設置となるということで、新規の信号機と一緒の解釈だということで伺っておりますのでよろしいでしょうか。

議員の質問 8番 今野幸子

では、それも合わせて根気強く要請をしていってもらいますようにお願いいたします。先ほど言いましたが、盲導犬や何かについても理解を広めると同時に、そういった補助犬などが安心して渡れるような横断歩道、歩道の整備、対策、重ねて要求いたしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

出典:洞爺湖町議会 令和元年6月会議 2019年6月17日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる