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洞爺湖町議会 平成29年3月会議 2017年3月6日

(仮称)大滝風力発電事業に対する町行政の対応について

2017年3月6日、洞爺湖町議会の一般質問で、立野広志議員が「(仮称)大滝風力発電事業に対する町行政の対応について」質問し、環境課長 若木渉、町長 真屋敏春が答えました。

聞いた人
立野広志 議員
答えた人
環境課長 若木渉、町長 真屋敏春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 立野広志

6番、立野広志です。それでは、早速、質問に入りたいと思います。今回は、3件の質問を提出させていただきました。最初に、(仮称)大滝風力発電事業に対する町行政の対応についてということで、質問をさせていただきたいと思います。通告にもありますように、今、2020年の着工を目指して計画中で、仮称ということになっているのですが、大滝風力発電事業は、発電出力が最大で9万1,200キロワット、1基当たり3,200から3,800キロワットという風車で、国内の中でも最大級の風車であるそうですが、これが24基建設されようとしています。風車の高さが136.5メートルから143.5メートルで、さっぽろテレビ塔の高さが147メートルをちょっと超えるぐらいですので、さっぽろテレビ塔並みの風車が24基建設されるのです。今、国が定める環境影響評価も、配慮書の段階を過ぎて、現在は方法書の縦覧と審査が行われています。この間、住民への説明が行われてきましたけれども、健康や環境に与える影響の認識や調査がまだ不十分だという意見が多数出されたところです。今後、行政としてもこの計画に対しての意見が求められることになるわけですが、まず、町長として、この事業に対してどのような認識をお持ちになっているのか、お答えいただきたいと思います。

町の答え 環境課長 若木渉(環境課長は2019年6月まで)

ただいまご質問をいただきました(仮称)大滝風力発電事業に対する町行政の対応についてでございます。今現在、外資系で再生可能エネルギーを扱う民間事業者のインベナジージャパン合同会社による大規模な風力発電事業が当町の敷地境界に沿う形で、隣接する伊達市大滝区から留寿都村村にかけて24基の風車を設置する計画で、環境影響評価法に基づく手続が進められている状況となってございます。当初の事業計画では50基の風車で、このときは3,200ワット掛ける50基で16万キロワットの計画で建設する予定でございましたが、伊達市大滝区の住民理解が得られずに、現在の24基、9万1,200キロワットまで規模が縮小された状況となってございます。事業化に向けた手続としましては、先ほど議員もおっしゃっていたとおり、配慮書、方法書、準備書、評価書という4段階の手続がある中で、今現在としては、2番目に当たる方法書の縦覧まで終了している状況となってございます。環境省が平成28年11月に取りまとめた「風力発電施設から発生する騒音等への対応について」という資料がありますが、この資料の中では、これまでに国内外で得られた科学的知見を踏まえると、風車騒音が人の健康に直接的に影響を及ぼす可能性は低いと考えられておりますけれども、当町の認識といたしましては、実際に事業を実施した先進事例地におきまして、風車を設置した直後から周辺住民からうるさくて眠れない、耳鳴りがする、頭が痛いという訴えも出ておりまして、海外では、医学者が風車症候群とか、風車病などという呼び方をしましておりますが、風車が停止すると改善すると報告している実態があるという新聞報道がなされております。それらのことを考慮したとき、現在進められている計画に基づく調査が、これらの懸念を完全に払拭できた状態で進んでいるとは認識しておりません。また、当町は、羊蹄山麓を背にした洞爺湖を有する風光明媚な景勝地として、北海道を代表する観光名所の一つとして、国立公園にも指定されておりまして、洞爺湖温泉の名前は、全国的にも知られているところでございます。この洞爺湖の景色を楽しみに訪れる観光客の方々も大勢おられることから、今回の大規模風力発電事業実施により、温泉街から眺める景色の中に、数多くの風車が映り込んでしまうことに対しましても、観光事業者等への影響を懸念しているところでございます。今後の対応といたしましては、環境影響評価法に基づく手続が進められていく中におきまして、北海道から意見照会を求められる段階におきまして、これらの懸案事項について払拭されるような計画となるよう、意見要望をしてまいりたいと考えているところでございます。

議員の質問 6番 立野広志

今、担当課長から答弁をいただきましたが、今、私は、答弁いただいた点を整理してみました。今、まちの姿勢として3点あるのかと思っているのですが、それを改めて確認したいと思います。まず、一つ目は、環境省が、人の健康への直接的影響はないとしているけれども、これについては懸念をしているのだということです。それから、二つ目は、現状の計画で、懸念を完全に払拭できた状態とは認識していないということなのかどうかということです。三つ目は、こうした懸念事項について、払拭されるよう意見要望をする考えであるということで、今、この3点についてについてお答えいただきましたけれども、改めて、そのような答弁だったのかどうか、確認させてください。

町の答え 環境課長 若木渉(環境課長は2019年6月まで)

先ほど答弁した内容につきましては、今ご指摘があったとおりと認識しているところでございます。

議員の質問 6番 立野広志

町行政としては、非常に懸命な判断だと私は思います。実は、この最初の1点、環境省が人の健康への直接的影響がないというふうに、この風力発電施設から発生する騒音等への対応ということで、昨年の11月に出したわけですが、本当にそうなのかといえば、とんでもない状況になっているということがわかってきています。先ほど、事例の具体的なことは言っておりませんけれども、この間、国内でも、これほどの規模ではないのですけれども、三重県の伊賀市、これは2,000キロワットで、200メートルから300メートルの住民の方々なのですが、1週間で住民全員8戸の夫婦で、16人に睡眠障害などの症状が起こっているということです。また、和歌山県の由良町、あるいは広川町ですが、このようなところでも同様の被害が起こっています。これも、 2,000キロワットや1,000キロワットです。そして、静岡県の東伊豆町の熱川というところでは、1,500キロワットの風車が10基あるわけですが、ここでは、風車から大体1キロメートル以内の方が80%、500メートル以内では90%以上の人が昼夜を問わず、いらいらや不眠、吐き気、頭痛、鼻血、肩凝り、血圧上昇などの心理的・生理的被害を受けているということで、今、問題になっています。さらに、私は、いろいろと調べてみてわかったのですけれども、全国の弁護士連合会でも、風車による健康被害で全国各地に訴訟が起こっているということで、政府に対して、風車の建設基準をしっかりと立てなさいということで意見を出しています。その意見書は町のほうでもごらんになっているかと思いますが、環境省が風力発電施設から発生する騒音などの問題で、これは人への健康に直接的な影響を及ぼさないということを言っているようですが、実際にはそうではないということを全国の事例、あるいは世界的な事例もそうですが、起こっています。二つ目は、現状の計画では懸念を完全に払拭できる状況にあるのかということです。これもご存じのように、現在建設されようとしている場所が尻別岳山麓の部分に、ちょうど洞爺湖町との境界の部分に建てられるらしいのですが、その一番近い洞爺湖町の部分でいうと、富丘地区なのです。そこは牛も放牧していますし、農地もありまして、住民が常に生活している場所でもあります。距離数にすると、住宅までは4キロメートルほどだそうですが、畑などは、もっと近い場所にあるということです。そのような状況もありまして、風車の規模が大きくなればなるほど、実は風車から発生される低周波音というのは、レベルが高くなるということです。デシベルという表現を使うのですが、レベルが高くなって、特に低周波音というのは、距離が多少あるからといって、すぐに減衰しない、下がっていかないということです。電波でもそうですが、遠くまで届くのですね。ですから、10キロメートル、あるいは15キロメートル範囲でも健康に影響を受ける方は、いないわけではないそうです。ただ、そのように表に出てこない部分というのはあるようですけれども、そのような点からいいましても、現在の状況では、完全にこのような懸念を払拭できる状況にないというふうに思われます。3番目の、懸念事項について払拭されるように、町として意見要望をするということなのですが、それは、当然していただかなければならないのですけれども、実は、町がこのことに関して意見要望をするタイミングといいますか、今回出されているものについてもそうなのですが、現在は、町として、この方法書の段階から提示することができるわけですけれども、行政の立場からの意見表明というのは非常に重要です。それによって計画を変更しているところもありますし、実際に、行政側がどのような姿勢でこれに臨んでいくのかということは、非常に大切なことだけに、この辺の問題を行政側としても、積極的に捉えながら取り組んでいただきたいと思っているわけです。50基が24基になって規模が縮小されたように見えますけれども、1基当たりの出力が、それまでの3,200から今度は3,800へと拡大されて大型化されます。風車の発電出力がふえれば、発生する低周波音のレベルが上がって、影響を与える距離が長くなるということはよく知られていることであります。ですから、先ほど言いましたように、富丘地区あるいは岩屋地区の方々への影響というのは、心配がないということには決してならないということになるわけです。先ほど、弁護士連合会の話をしました。もう一つは、低周波音による国内の被害事例として、これは北海道新聞ですが、昨年の5月12日の夕刊、「聞こえぬ音、健康に影響も」ということで記事が掲載されました。あるいは、同じ北海道新聞ですが、昨年の11月12日の朝刊には、風車騒音にガイドラインということで、環境省が一応ガイドラインを示しているけれども、実は、そのガイドラインも非常に不十分だという指摘をしている専門家の先生もおいでです。その辺のことについて、どのように受けとめているか、改めて、今、3点について、懸念される内容や現状はどうなのかということも含めて、質問をさせていただいたのですが、町側の認識としてお答えいただければと思います。

町の答え 環境課長 若木渉(環境課長は2019年6月まで)

ただいま答弁いただいた日本弁護士会が発表した低周波音被害について、医学的な調査研究と十分な規定基準を求める意見書が出されましたが、資料を見て勉強をさせていただいたのですけれども、やはり被害の実態を踏まえたまま疫学的調査を実施して、今、環境省が定めた基準を廃止して、新たに風力発電施設の立地基準を策定すべきだという申し出があったということでございます。風車の設置によりヒグマ等への生態系の影響も懸念されまして、生息地を追われたヒグマが近くの農作物を荒らしたり、付近住民へ被害を及ぼす可能性があるのではないかという心配や、低周波音が人体に与える影響を懸念する声があるということについては、町としても把握しております。先ほどの、環境省が取りまとめた「風力発電施設から発生する騒音等への対応について」の資料によりますと、先ほども申しましたが、風車の騒音が人の健康に直接的に影響を及ぼす可能性は低いと考えられているところでございます。しかし、一方で、風車騒音に含まれる特徴的な音の成分により、煩わしさ、これは、アノイアンスというそうですが、これが増加する傾向があることが指摘されております。風車の騒音が35から40デシベルを超えると、その煩わしさの程度が上がり、睡眠への影響やリスクを増加させる可能性があることが示唆されているところでございます。これらの調査結果を踏まえて、環境省では、風力発電施設の騒音評価の考え方として、残留騒音、これは測定地点の環境には本来ない特定の音、例えば工事の騒音やクラクションの音などを取り除いた音のことですが、この残留騒音からの増加量がプラス5%程度におさまるように設定することを新たな目安として、ガイドラインを検討しているようでございます。当町の場合、富丘地区の住民の方が住んでおられる箇所が、風車からおおむね4キロメートル程度の距離にあるということで、これから事業者のほうで騒音測定等を継続実施していく予定であると伺っております。これらの調査結果を注視して、この先に控える準備書の段階においても住民へ健康被害が及ばぬよう、しっかりと意見提出をしてまいりたいと考えております。

議員の質問 6番 立野広志

今、環境省が示した風車騒音のガイドラインの中に、煩わしさという表現が含まれているというお話がありました。煩わしさという問題ではないのですね。煩わしいというのは、気になるか気にならないかという程度の問題です。ところが、実際に、この風車による低周波音の影響というのは、気になるとか気にならないではなくて、健康を害するということなのです。不眠症になったり、自立神経症になったり、あるいは、吐き気を催したり、健康に与える影響が大きいのです。ですから、風車病は公害病なのだということです。環境省が言っている、このガイドラインは、そういう概念ではないということを、これは北大の大学院の工学研究員の松井利仁さんという特に風車と健康被害について研究されている先生なのですが、そのように指摘をされています。それから、弁護士連合会の意見書の最後に、このように書いてあります。「環境省は、騒音、低周波音による直接的な生理的影響があるという明確な証拠は認められないとしているが、多くの調査結果から判断して、低周波音による生理的影響は否定できない」と。これは、日本弁護士連合会の意見書の最後のほうに、まとめとして表記して国に提出されているのですね。ですから、単なる人の好みで、好きだ嫌いだというような問題ではないのだということを、まず、この低周波音については理解していく必要があるのかと思います。2月9日に、富丘集会所で環境影響評価方法書の住民説明会が開催されました。事業者や環境影響評価調査を行っている日本気象協会のいわばコンサルタント業務を担当している専門家の方が来られて、住民のさまざまな意見に対して回答するような形で行われたのですけれども、この富丘地区で行った集会所での説明会に何と16名も集まってきたのですね。人口が非常に少ない地域でありながら、非常に多くの方が関心を持っておられるということがわかりました。出席された方から、環境や健康などを心配する声が相次いで出されました。相次いで出されたにもかかわらず、事業者側からは、調査中です、あるいは、新たな調査をするのかと言えば、それもわかりませんということで、貴重なご意見として受けとめさせていただきますという程度で、指摘された調査あるいは疑問に対して、その場での回答はほとんどなかったということであります。そして、日本気象協会のコンサルタント専門官が、医学的な知見での健康への影響は、実はわからない。ただ、一般的には健康への影響は少ないと言われているということで、そのことについて、実際に調査するようなそぶりもないわけです。このように、住民の不安や疑問にほとんど答えることができない、現在の環境影響調査の結果を待って公表するとしておりますけれども、その時期は、環境影響評価のこれからの第3段階の準備書に記載すると答えています。その時期はいつかといいますと、ことしの12月ごろだというのですね。住民から出された意見は、先ほど、課長がお答えになったように、健康への影響だけではなくて、風車建設のために地中深く基礎が打ち込まれることによる地下水脈の遮断とか、水質悪化、あるいは土砂災害への懸念はないのか、そういう調査はするのかという質問がありました。それから、先ほど出ていましたが、この山麓はヒグマの生息地となっているが、この生息地を追われたヒグマが周辺地域に出没するおそれがある、そういうヒグマの生態について調べているのかと言ったら、調べていないと答えていましたね。調べる気もあるのかどうか、はっきり答えませんでした。それから、世界ジオパーク認定地として景観を損ねるのではないかという意見なども出されたわけです。いずれにしても、先ほど言いましたように、貴重な意見として参考として受けとめておきますという答えであったわけで、具体的な調査を実施すると明言されないままこの計画が進んでいく可能性があるわけです。そういうときだけに、特に、近くには住宅があり、畑地があり、そして、放牧地があるわけです。そういう場所でもあるだけに、町としては、ただ意見を述べるというだけではなく、具体的な住民の声も聞きながら、積極的に働きかけていく必要があるのではないかと思うわけですけれども、その点については、いかがお考えなのでしょうか。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今までの話を、私もずっと聞かせていただいたところでございます。国のほうは、今、再生可能エネルギーの導入、これは、今、我が国の重要なエネルギー政策の一つであると言われております。特に、風力発電は、大気汚染物質や温室効果ガスなども排出しないということで、大変進めているようにも思っているところでございます。最近は、私どもも隣の市または隣の隣の市のほうへ買い物あるいは会合等々で、お邪魔するときに、山の上のほうに随分風車が立っているという感がしてならない。さらには、私どもまちのことではないしと、心の中ではそのようなことも思いながら、今日まできたわけでございます。今、原因となっているところ、当初、大滝のほうで問題が発生しました。当時、3,200キロワットで50基を建設の予定が、地域のほうからいろいろと声が出まして、24基になったということです。しかも、それが建つ場所は、私どもの行政区ではないのですが、私どもの地域から意外と見えるところであります。この問題は、話しが来たときに、実は担当課のほうに、地域の方のご意見を十分に聞くようにという指示を出したところでございまして、今、ややもすると、富丘の集会で16人の方が来たというお話も聞いたのですが、地域のほうからの声がなかなか上がっていないというのも現実問題でございます。そんな中、今、お話が出ましたジオパークの地域でもある洞爺湖温泉は、国立公園指定なり、風光明媚な景勝地として、私どもは、これまで観光地として育ってきたというものもございます。ですので、このようなことも、しっかりと加味しながら、道に対して、やはり意見を言っていく必要があるだろうというふうには思っております。今、国策上の問題で、再生可能エネルギーを国内にどんどんふやしていくということでございますが、私ども町といたしましては、何よりも地域に住んでおられる方々がいらっしゃる。このことを第一に考えていかなければならないなと。特に健康被害や生態系への影響などの懸念を私どもが持っているのは事実でございます。そんなことから、このたび、民間の方々が、低周波音に対する権威のある方を呼んで見識を深めようというお話も聞いておりますので、ぜひそれらを支援していきたいと思っております。いずれにしましても、私どもから道のほうに意見を述べるチャンスがあると思います。万が一、それがなくても、私どもが道に対して心配していることをしっかりと述べて、この地域に住む方々の健康問題を第一に考えていきたいと思っております。

議員の質問 6番 立野広志

町長がそういう決意を持っておられるというのは大変心強いのですが、町として意見を述べられる機会、求められる機会というのは、この環境影響の制度でいきますと、今、行われている方法書の後、次に行われる準備書の後の2回だけなのです。これは、地域の自治体の側から意見を述べる機会です。その後、大臣認可を受けて建設が進められていくという状況になっているわけですから、特に、1回目の意見提出であるこの方法書への意見は、今の時期、大変重要になっていると考えていただきたいと思います。まちの意見をつくる上では、地域の意向や影響をしっかりと受けとめて提出していただきたいと思っています。私も、最初、風車というものをよく知らなかったときは、風力発電ですから再生エネルギーとしては好ましいだろうという意識を持っていました。ところが、風車によって病気になっておられる方々や、そのようなことで取り組んでいる方々の話を聞くと、再生エネルギーの施設だから100%大丈夫なのだということがないのだということがわかったわけです。むしろ、再生エネルギー施設は、どんな施設でもそうですけれども、今、太陽光発電もその反射する光によって影響を受けているというものもあるそうですから、どんなものにもリスクは必ずあり、そのリスクを最小限にして推進していくことが肝心なのです。ところが、今、国策と言われました。再生エネルギーを進めること、原子力をとめろ、やめろということはそれ以前の問題ですけれども、再生エネルギーに転換して、それを大いに進めていこうということで、今、国策として取り組んでいます。国策の取り組みだから、国も積極的に前のめりでやっているわけです。今、それに、さまざまな事業所が乗ってきているわけです。それは何のためかといったら、環境ということを前提にしながら、実は利害、利益なのです。当然、利益が上がらなければやりませんよね。今回のように、アメリカに通じる資本の企業が、国内でも最大級の風車を建設すると。そして、住民の環境影響評価法の基準に基づいて4回にわたって、それぞれ出すわけですが、それは、あくまでも手順であって、これを過ぎればもう認可されるというような、単純な気持ちでいるのであれば、とんでもないわけです。だからこそ、地域の行政としても、再生エネルギーはいいけれども、リスクもしっかり除外して、そうしなければ認められませんということを強く主張してほしいと思います。そのことを改めて町長にお願いしたいと思うのですが、いかがでしょうか。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

私どもは、地域住民の命と暮らし、これを守るのが責務だと考えておりますので、その辺はしっかりと対応していきたいと考えております。

議員の質問 6番 立野広志

払拭されないような懸念が残るようであれば、それは、行政としても、最後まで意見を述べ続けていただきたい。何がしかの具体的な行動も、当然とっていただきたいということを、この点の最後に要望したいと思います。

出典:洞爺湖町議会 平成29年3月会議 2017年3月6日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる